このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
シトラスの恋煩い
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- 1 : 2016/04/22(金) 00:57:10 :
- 五月蠅いくらいに蝉が泣き叫んでいる。
溶け出し始めた棒アイスを齧ると、
本日何度目かの頭痛が襲ってきた。
前を歩く彼女の長い髪が揺れ、
青い草の匂いと共にシトラスの香りが漂う。
夏だった。
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- 2 : 2016/04/22(金) 01:00:42 :
- どうも、時雨と言います。
この駄作はオリジナルの百合となっています。
苦手な方はバックしてください。
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- 3 : 2016/04/22(金) 01:10:40 :
- 雨宮「あー…、あっつい」
制服の袖で額の汗を拭いながら、誰に言うのでもなく呟く。
教室には容赦なく紫外線が降り注ぎ、殺人的な暑さになっていた。
ついさっき、クラスの中心グループの子たちが
連れ立ってトイレに向かった。
(どうせ汗で落ちたメイク直しでしょ。)
明らかに男を意識した奇抜なメイクは、
学校生活では目に痛かった。
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