この作品は執筆を終了しています。
アニ「憧れだったプロポーズ...」テレ
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- 1 : 2013/12/09(月) 00:21:08 :
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※ネタバレ&捏造注意
巨人対人類の壮絶なる戦いは幕を閉じ、世界は平和になった。
人類を攻めていたアニ達三人だが、多くの命を犠牲にしたと言うにも関わらず、全くといっていい程人類から三人へのおとがめはなかった。
というのも、そもそもこんな残虐な戦争へと導いたのは誰か?と問われれば、それは紛れも無い、人類なのだから、である。
本来ならばその事実を知った時点で巨人側から人類へと裁きがあってもいいが、それがないのは巨人という生物は大変おおらかであり、人類を襲った当の三人とて、尊い命を自分たちの手で亡き者にしてしまったという罪悪感があったのだろう。
まぁ、要するにお互い様、ということだ。
そんな犠牲を経て、世界は平和となる。
そして使命を終えたライナー・ベルトルト・アニの三人は故郷へ帰ろうとしていた。
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- 2 : 2013/12/09(月) 00:21:39 :
という設定の、アルアニ(とベルアニ)です。
一応途中まで書き溜めてあるのでバンバン投下していきます。
ギャグなのかなんなのか、自分でもわかりません。
あと、同郷がどうしても書きたかった...
ではいくぞ!
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- 3 : 2013/12/09(月) 00:23:57 :
ライナー「やっと、終わったんだな」
ベルトルト「長かったね...」
アニ「...ようやく、お父さんに会える」
ベルトルト「そうだね。ねぇ、故郷に着いたらさ、僕たちがよく遊んでいた広場へ行こうよ」
アニ「あそこ、何もないでしょ」
ライナー「帰ったらまず家族に会うのが普通だろう」
ベルトルト「もちろん、その後だよ。色々と落ち着いたらさ」
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- 4 : 2013/12/09(月) 00:27:58 :
アニ「それよりかうちの近くにあるファミレス行きたい。あそこのチーハンが食べたい」
ライナー「...腹減ったな」
ベルトルト「いいよ、行こう。でも、広場も行こうね」
アニ「あんたはどうしてそんなにそこにこだわるの」
ベルトルト「え、アニ覚えてないの?」
アニ「?」
ベルトルト「ライナーは?」
ライナー「何かあったか?あそこに」
ベルトルト「えっ、二人とも忘れたの?帰ってこられるようにおまじないって、自分の宝物を埋めたじゃないか」
アニ「...あー、埋めたわ」
ライナー「...そ、そうだったな!確か一番大きい木の下に」
ベルトルト「...滑り台の下だよ、ライナー」
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- 5 : 2013/12/09(月) 00:30:14 :
ライナー「そ、そうだった!あははは!この歳になると物忘れが激しくて」
ベルトルト「病院行った方がいいよそれ。若年性アルツハイマーの疑いがあるよそれ」
ライナー「...」
アニ「わかったよ、行こう。でもファミレスもね」
ベルトルト「うん、もちろんだよ!」
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- 6 : 2013/12/09(月) 00:35:01 :
ベルトルト「明日、出発だね」
ライナー「...そうだな」
アニ「...」
ベルトルト「ちょっと寂しいけど、元から決めていたことだから」
アニ「そうだね」
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- 7 : 2013/12/09(月) 00:39:49 :
ベルトルト「もし、やり残したことがあるんなら、今のうちに」
ライナー「クリスタに会いたい」
ベルトルト「...」
アニ「...」
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- 8 : 2013/12/09(月) 00:43:39 :
ベルトルト「...ライナー、昨日も、会いにいったよね」
ライナー「...」
ベルトルト「一昨日も、その前も、会いにいったよね」
ライナー「...」
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- 9 : 2013/12/09(月) 00:49:54 :
- 支援
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- 10 : 2013/12/09(月) 00:50:16 :
ベルトルト「ライナー、病院」
ライナー「俺はアルツじゃねぇ!クリスタに会いたいんだよぉぉお!結婚したい!故郷に連れて帰りたいいぃぃいい!」
アニ「...見苦しい」
ベルトルト「ライナー落ち着いてよ!」
ライナー「うるせぇ!お前はいいよな。好きな奴と離れなくて済むんだからよぉ!」
ベルトルト「!」
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- 11 : 2013/12/09(月) 00:51:47 :
- >>9
ありがとうございます!
アニ「えっ?ベル。あんた誰か連れて帰るつもり?」
ベルトルト「違うよ!というかライナー!それ以上言ったら」
ライナー「お前はずっとアニのこと見てたもんな!羨ましい!」
ベルトルト「ライナァァアアアァアア!!!」
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- 12 : 2013/12/09(月) 00:57:32 :
アニ「私?...え?」
ベルトルト「君が言ったんだろーが!故郷に帰ってから言えって!それなのにどうしてここでカミングアウト!?自分の言った言葉に責任を持てよこの若年がぁあ!」
ライナー「うるさい!俺はアルツなんだからそんなこともう忘れてる!あーいいなあ!ベルトルトは好きな奴と一緒に帰れてー」
ベルトルト「黙れぇ!この悪魔の末裔がぁああ」
ライナー「悪魔って言った方が悪魔だ!」
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- 13 : 2013/12/09(月) 01:01:42 :
ベルトルト「僕は悪魔の末裔って言ったんだよ!君みたいなちんけな奴が悪魔になんかなれると思うな!」
ライナー「聞き捨てならねぇ!クリスタを呼んでこい!どっちが悪魔に相応しいか決めてもらおうじゃないか!」
ベルトルト「はぁあ!?君は何を言ってるの?馬鹿なの死ぬの?」
ライナー「やるのか!今!ここで!」
ベルトルト「あぁ!やってやんよ!」
アニ「(早く帰りたい。そしてもうこいつらと関わりたくない。...お父さん)」
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- 14 : 2013/12/09(月) 01:05:30 :
アルミン「ちょっと待ったぁあああ!」
アニ「!?...アルミン?」
アルミン「やぁ、アニ」ニコ
ミカサ「もしかするともう会うことが出来なくなるかもしれない。ので、挨拶に来た」
エレン「そんな寂しいとこ言うなよミカサ!会おうと思えばいつだって会えるだろ?」
アニ「ミカサ...エレンも...」
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- 15 : 2013/12/09(月) 01:11:36 :
ベルトルト「こんの!若年!」
ライナー「俺は悪魔だぁあ!」
アニ「ちょっと、あんたたち。そんなくだらない争いやってる場合じゃないよ」
ライナー「くだらないだと!?アニ、男はな、何にだって熱くなれるんだよ」
ベルトルト「そうだよアニ。いつだって少年の心なんだ」
アニ「変な所で意気投合しないで。それより、ほら」
ミカサ「出直して来た方がいいのだろうか」
アニ「いや、ミカサは悪くないよ。悪いのはこいつらだ」
ライナー「あ」
ベルトルト「あ」
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- 16 : 2013/12/09(月) 01:13:06 :
エレン「挨拶に来た。お前らとは、色々あったけど...こうして和解できてよかったと思ってる。...悪かったな」
ライナー「いや、謝るのは俺たちもだ。いくら使命だったとは言え、たくさんの命を無下にしてしまった...。もっと他に方法があっただろうに、俺たちは...」
ミカサ「確かに、たくさんの命を無くした。それは忘れてはいけないこと。でも今は、違う。私たちは手を取り合うことができた。もうあんなことにはならない」
ベルトルト「僕たちが出会ったのが君たちでよかったと思うよ。じゃなければ、今頃こうしてはいられなかったと思うから」
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- 17 : 2013/12/09(月) 01:18:38 :
アニ「そうだね。ほんとに、そう思うよ」
アルミン「でもそれは、僕らにも言えたことだ。ここへ来たのが君たちではなく、別の誰かだったら...。こんな未来は無かったのかもしれない。...出会ったのが君たちでよかった」
エレン「なんか、しおらしくなっちまったな。...中々会えなくなるが、元気でやれよ」
ライナー「あぁ、お前もな」
ベルトルト「エレン、ありがとう。君もね」
アニ「...あぁ(...あれ?エレンが目を合わせてくれない)」
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- 18 : 2013/12/09(月) 01:25:15 :
ミカサ「あなたたちには、幸せになってほしい。ライナー、ベルトルト、元気で」
ライナー「ミカサもエレンと上手くやれよ(...アニは?)」
ベルトルト「ありがとう。君も幸せにね(...アニは?)」
アニ「...うん(...私は?)」
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- 19 : 2013/12/09(月) 01:27:58 :
アルミン「こんな言葉じゃ足りないけど、今までごめんね。そして、ありがとう。絶対に忘れないから」アクシュ
ライナー「アルミン、ありがとう」アクシュ
ベルトルト「僕もごめん。ありがとう」アクシュ
アニ「」スッ
アルミン「じゃあ、そろそろ...」
アニ「!?(...え...え?)」
ライナー「えっ」
ベルトルト「え」
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- 20 : 2013/12/09(月) 01:31:24 :
ミカサ「そうね。ライナーたちにもやることがあるだろうし、長居するのはよくない」
エレン「もっと話したかったが、仕方ないな」
アルミン「元気でね」
エレミカアル「」スタスタ
ライナー「」
ベルトルト「」
アニ「」
アニ「...ひど」ウル
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- 21 : 2013/12/09(月) 07:09:17 :
期待
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- 22 : 2013/12/09(月) 08:08:50 :
- アニミンミン!
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- 23 : 2013/12/09(月) 17:23:07 :
- 支援
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- 25 : 2013/12/09(月) 20:22:08 :
ベルトルト「あ、アニ!あれはきっと...な、何かの間違いだっ!」アセアセ
ライナー「そ、そうだぞ!」アセアセ
アニ「ううぅ...何で私だけ...。そりゃあ酷いこともたくさんしたけど...なんで...私っ、だけ」ウルウルウル
ベルトルト「あ、あれだよ!そう!....あれだよ!」
ライナー「ひ、ひどい奴らだな!あいつら」
アニ「...っ」グス
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- 26 : 2013/12/09(月) 20:25:33 :
ベルトルト「...アニ」
ライナー「...」
アニ「...帰ろ」グス
ライベル「...うん」
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- 27 : 2013/12/09(月) 20:30:05 :
オ-イアニ- アニナニシテルンダ-
ベルトルト「ん?何か言ってるよ?」
ライナー「あ。アルミンが戻って来たぞ」
アルミン「アニ、何してるの?置いて行くよ?」
アニ「...え?」グス
アルミン「どうしたの?どうして泣いてるの!?」アセアセ
アニ「いや...だって...え?」
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- 28 : 2013/12/09(月) 20:35:39 :
アルミン「あ、そっか。ごめんね、気を回せなくて。離ればなれになるんだから、二人ともっと居たいよね。じゃあ明日、また迎えに来るから、それまで」
ライナー「離ればなれ?」
ベルトルト「迎えに来る?」
アニ「ちょっと待って」
アルミン「?」
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- 29 : 2013/12/09(月) 20:39:04 :
アニ「ちょっと、待って」
アルミン「うん。...どうしたの?」
アニ「いや、どうしたのじゃないよね」
アルミン「えっ」
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- 30 : 2013/12/09(月) 20:46:18 :
アニ「さっきからおかしいでしょ。エレンは最後だって言うのに目を合わせてくれないし、ミカサは名前呼んでくれないし、アルミンに至っては、無視?それでライナーとベルと離ればなれって、一体どういうこと?」
アルミン「だって君はここに残るでしょ?」
ライナー「」
ベルトルト「」
アニ「」
アニ「は?どうしてそうなるの?」
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- 31 : 2013/12/09(月) 20:59:19 :
ライナー「アルミン。俺たちは、和解したよな?」
アルミン「そうだけど。...ライナーたちは、そうは思ってくれてない、の?」
ライナー「いや、思ってる。だから俺たちはやるべきことが済んだから、故郷に帰るんだが...」
アルミン「うん」
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- 32 : 2013/12/09(月) 21:06:53 :
ライナー「あれ?」
アルミン「?」
ベルトルト「どういうこと?」
ミカサ「私にもわからない。これは一体どういう状況なの?」
アニ「いや、私が一番わからないよ。どうして私だけここに残るの?」
エレン「え、じゃあアニは帰るのか?」
アニ「そうだけど」
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- 33 : 2013/12/09(月) 21:07:27 :
アルミン「!?ちょっと待ってアニ!まさか僕が気付かないうちになんかした!?」
アニ「え!?なんで!?」
アルミン「だって君が帰るって言うから!」
アニ「帰るさ!故郷に帰って何が悪いんだい」
アルミン「そ、そんな!だって普通...、そもそもこの考えは古いのか?」ブツブツ
ミカサ「アニ。アルミンが何かしてしまったのなら、謝る。ごめんなさい」
エレン「なんでミカサが謝ってるんだよ」
アニ「そうだよ。謝られる意味がわからないよ」
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- 34 : 2013/12/09(月) 21:16:32 :
ミカサ「では、どうしてアニは故郷に帰ると言ったの?」
アニ「そんなの、故郷だからだろ」
ミカサ「?...わからない」
ベルトルト「ライナーわかる?」コソ
ライナー「いやわからん」コソ
アニ「とにかく、私は帰るよ」
エレン「待てよ」
アニ「なに」
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- 35 : 2013/12/09(月) 21:29:13 :
エレン「確かに、俺たちは一悶着あった。それはもう思い出したくもないくらいにな」
アニ「...(急になんだ)」
エレン「でもな、それを乗り越えて今は平和になったんだ。やられたことも、やったこともお互い様だ。だから後ろめたく思わなくていい」
アニ「...(何が)」
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- 36 : 2013/12/09(月) 21:44:58 :
エレン「お前は幸せになってもいいんだよアニ!故郷に帰って反省するのもいいが、ここで幸せを掴んでもいいんじゃないのか!?」
アニ「...ごめん。言ってることが全くわからない。あんたらわかる?」
ライナー「」ワカラナイ
ベルトルト「」ワカラナイ
アニ「だよね。私もわからない」
エレン「どうしてわかってくれないんだよ!」
アニ「だからさっきから言ってるよね!?私がここに残る意味!通じてる?」
エレン「は?そんなの決まってんだろ」
アニ「幸せになるためとか言ったら承知しないよ」
エレン「...」
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- 37 : 2013/12/09(月) 21:46:29 :
ベルトルト「ねぇ」
エレン「なんだ」
ベルトルト「アニがここに残ることがどう幸せに繋がるの?」
エレン「どうって...どうだ?」
ミカサ「新しい家族を手に入れる。それはとても素敵なこと」
アニ「新しい家族って、私にはもうお父さんがいるんだけど」
ミカサ「私にもかつてお父さんとお母さんがいた。だけど失った。でも、エレンが家族になってくれた。とても幸せ」
アニ「ミカサ。前から言ってたけどちゃんと対話してよ。理解するのが難しい」
ミカサ「はて、そんなこと、言われただろうか?」
アニ「言った!一日一回は言ってた!」
ミカサ「...思い出せない」
アニ「医者行きな」
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- 38 : 2013/12/09(月) 21:55:23 :
ベルトルト「新しい家族って、誰?」
ミカサ「そんなの決まっている。アルミン」
ライナー「ん?どういうことだ?アニとアルミンが、家族?」
ベルトルト「それはつまり...結婚?」
アニ「」
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- 39 : 2013/12/09(月) 21:59:08 :
ミカサ「さっきからそう言っている」
アニ「言ってないよね!初耳だけど!」
アルミン「やっぱり僕が間違ってたのかもしれない」
アニ「間違いだらけだよ」
アルミン「アニには家族がいるもんね。僕にはもういないから。だったら僕がアニのところに嫁いだほうがいいのかもしれないね」
アルミン「アニには、僕の姓を受け取って欲しかったんだけど...。アニの姓をもらうのも悪くないよ」
アニ「...あんた。さっきから黙ってると思ってたらそんなこと考えてたの」
アルミン「そんなことって、これは重要なことでしょ!?」
アニ「重要なことはもっと他にあるだろ!?頭おかしいよあんた!」
ミカサ「まだ結婚もしてないのに夫婦喧嘩とは気が早い」
エレン「それ夫婦喧嘩って言わないだろ。ただの喧嘩だ」
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- 40 : 2013/12/09(月) 22:06:55 :
ベルトルト「まず、どうしてアニと君が結婚することになったの?アニは否定してるけど」
アニ「当たり前だよ。私はそんなこと一言も聞いてないからね」
アルミン「そ、そんなぁ!アニは頷いてくれたよ!」
アニ「いつ」
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- 41 : 2013/12/09(月) 22:12:41 :
アルミン「君が水晶体の中に居るときさ。僕、アニにプロポーズして...それでアニは、うん、って」
アニ「え、アレ夢じゃなかったの」
アルミン「え、夢?」
アニ「そう。私は眠ってる間に夢を見ていたんだ」
アニ「誰かが私に向かって結婚してくれって叫んでるんだけど、巨人の私にそんなこと言ってくれる奴なんて現実にはいないだろうから、つい嬉しくなって...」
アニ「出来心で。その、私、乙女だからさ...」テレ
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- 42 : 2013/12/09(月) 22:14:18 :
ミカサ「アルミン、よかった。アニが眠っている間、」
ミカサ(アルミンボイス)「僕だよアニィィイイ!アルミンだよぉおおお!そこから出て来ておくれよぉお!そして僕と結婚しようアニィィィイ!」
ミカサ「と、アルミンが眠るアニの前であげていた雄叫びが届いていたということだ」
エレン「あれには正直まいったぞ。みんなどん引きだった」
ミカサ「もちろん私はそんなことしない。私たちは、幼なじみっ、だから」ウルウル
エレン「俺もだっ!」グスッ
アルミン「ふ、ふたりとも...」ウルウル
エレアルミカ「うわぁああああん」ダキッ
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- 43 : 2013/12/09(月) 22:37:52 :
ライナー「なにこの友情」
ベルトルト「なにこの壊せない壁」
アニ「...プロポーズ、された...」テレ
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- 44 : 2013/12/09(月) 23:00:22 :
ライナー「おい、まさか受けるつもりかアニ」
ベルトルト「えっ...えっ」
アニ「だって」
ライナー「お前さっきまでアルミンに散々言ってたよな?なのにプロポーズされてたと知ってころっと態度変えやがって」
アニ「だって」
ベルトルト「アニ!嘘だよね!嘘だと言って!」
アニ「...」
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- 45 : 2013/12/09(月) 23:05:49 :
アルミン「アニ...改めて、もう一度言わせて?」
アニ「...アルミン///」
アルミン「アニ...僕と、結k ベルトルト「ああああああああああぁぁああ!」
アルミン「結k ベルトルト「ああぁあぁあああぁああぁあ!」
アルミン「けっ ベルトルト「あぁぁああああぁああああぁ!」
アルミン「うるさいよっ!」
ベルトルト「言わせない!!」
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- 46 : 2013/12/09(月) 23:26:39 :
ライナー「落ち着けベルトルト」
ミカサ「ベルトルト、静粛に」
ベルトルト「ミカサ。君はそう言うけどね、もしエレンが他の女の子に取られそうになったらどうするの」
ミカサ「削ぐ」
ベルトルト「そうだよ!削げばいい!」
エレン「何が言いたいんだ」
ミカサ「つまり、あなたはアルミンを削ぐということ?」
ベルトルト「あぁ!そうだ」
ミカサ「それはいけない。私の幼なじみに手を出すなんて、許せない」
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- 47 : 2013/12/09(月) 23:33:14 :
アニ「ちょっと待って。状況が把握できないんだけど」
エレン「俺もだ」
ライナー「頼むから落ち着いて」
アニ「私へのプロポーズはどうなったの?早くプロポーズされたい頷きたい」
ベルトルト「アニ、結婚しよう」キリッ
アルミン「あぁっ!ちょっと」
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- 48 : 2013/12/09(月) 23:34:57 :
アニ「うん。ずっと待ってたよ、ベル...トルロ......あごめん噛んだ。やり直して」
ベルトルト「え」
ミカサ「ベルトルロ。やり直し」
ベルトルト「え?」
ミカサ「プロポーズは雰囲気が重要。ので、やり直し!」
ベルトルト「いや、今のはアニが」
アニ「結婚する気あんの?」
ベルトルト「ごめん。じゃあもう一度...」
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- 49 : 2013/12/09(月) 23:38:53 :
ベルトルト「アニ、僕と結婚しよう」
アニ「うん。ずっと待ってたよ、ベルトルト...」
ベルトルト「アニ...」
アニ「ベル......ごめんもう一回。ずっと待ってたっていうのは少し違う気がするね」
アニ「...その言葉が聞きたかった?いや、それじゃ同じ意味だ」ブツブツ
ベルトルト「」
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- 50 : 2013/12/09(月) 23:46:45 :
アニ「......よし、決めた。来な!」
ミカサ「3、2、1...」パン!
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- 51 : 2013/12/09(月) 23:48:38 :
ベルトルト「...アニ...僕と、結こ アルミン「…あのね、僕、ずっとアニが好きだった」
アニ「...!」
ベルトルト「え」
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- 52 : 2013/12/09(月) 23:57:38 :
アルミン「アニを知っていくうちに、どんどん好きになっていった。って言っても、アニはあまり自分のことを話してくれなかったけどね」ハハ
アニ「...」
アルミン「でもね、それでもよかったんだ。自分で見つけようって、思ったから。アニの良いところとか、悪いところも。だからアニから聞くよりも、よっぽど信憑性があったよ!…なんてね」
アニ「...」
アルミン「...ごめん、冗談だよ」
アニ「わかってる」
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- 53 : 2013/12/10(火) 00:01:17 :
アルミン「だからさ、見つけてしまった。君の過ちを」
アルミン「信じられなかった。信じたくなかった。何かの間違いだって。きっと僕の頭がおかしくなったんだって、思いたかったんだ」
アルミン「...君を巨人だと推定して作戦を立てたのは僕だ。それで、君の潔白を証明したかった。...でも」
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- 54 : 2013/12/10(火) 00:03:18 :
アルミン「君が巨人だとわかったとき、僕はどうしていいかわからなくなったよ。言い出したのは自分なのに、真実を知った僕はそれでもまだ現実を見ようとしていないことに気付いた。目の前で、君が巨人になるところを見たのに」
アニ「...」
アルミン「だけどね、以前に、何かを変えることができる人は、大切なものを捨てることができる人だって、そう教えてもらったことがあったんだ。それに君も、そうなんだって思った」
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- 55 : 2013/12/10(火) 00:09:14 :
アルミン「だから僕も、変えたいと思ったから!自分の運命を、変えたいと思ったから…決意したんだ」
アルミン「それから君は水晶に入り、暗い地下室へと収容された。そこへ行く許可が降りてからは毎日通ったよ。いつかこの水晶が壊れて、君が目を覚ますことを毎日思い描いた」
アルミン「もし目を覚ましたらどんな話をしようか。外で見つけてきた綺麗な石を見せてあげたら喜ぶかな、とか」
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- 56 : 2013/12/10(火) 00:09:54 :
アルミン「でも、もし君の目がもう開くことはなかったら...。もし、もうこの世にいなかったら...。そう思うと、すごく怖かった」
アルミン「色んなことを考えたよ。まだ僕たちが訓練兵だった頃のこととか、アニがどうしてあんなことをしたのかとか、今どんな夢を見ているのだろう、とか。頭の中を埋め尽くすのは全部、君のことだよ」
アニ「…っ」ポロ
アルミン「ごめんね、責めてるつもりじゃないんだ。こんな話を引き合いに出すのは間違ってると思う。でも、これが僕の本心だから」
アニ「」コク
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- 57 : 2013/12/10(火) 00:11:37 :
アルミン「でも今は、違う。僕たちは、自由に生きることができるんだ。何も縛るものはない」
アルミン「僕はアニに出会えたことを感謝してる。こんな暖かい気持ちを知ることができたのは、アニのおかげだから」
アニ「...アルミン」
アルミン「僕は、今でも君が好きだ。君が巨人と知っても、この気持ちは変わらなかった」
アニ「」グス
アルミン「アニ、僕と、結婚してくれませんか?」
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- 58 : 2013/12/10(火) 00:15:04 :
アニ「...私も、ずっと、アルミンが好きだったよ」
アニ「...今も、好き。出会えて...よかった...っ」グス
アニ「結婚、しよ」
アルミン「アニ!」ギュゥウ
アニ「」ギュ
ベルトルト「」
ライナー「ドンマイ」
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- 59 : 2013/12/10(火) 00:16:31 :
ベルトルト「...うぅっ。ずっと長い間、アニを見てたのは、僕なのに」グスッ
ミカサ「人と人が愛し合うのに、時間の長さは関係ない。ので、ベルトルトの負け」
エレン「よかったな!アルミン!」
アルミン「うん!ありがとうエレン」
ライナー「アニ」
アニ「何?ライナー」
ライナー「お前本当にアルミンのことが好きなのか?」
アニ「もちろん」
ライナー「だが、さっきから見てるとお前はただプロポーズされたいだけのように思うが...」
アニ「何言ってるのさ。そんな訳ないでしょ。私が戦士になれなかったのは、アルミンがいたからなんだから」
ライナー「え」
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- 60 : 2013/12/10(火) 00:22:04 :
アニ「私がアルミンを殺せなかったのは、その、好きだったからからだよ///」
ライナー「あぁ、そう」
アニ「うん」
ライナー「な、なら、さっきベルトルトのプロポーズを受けてたのは」
アニ「練習だよ」
ベルトルト「」
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- 61 : 2013/12/10(火) 00:24:08 :
ライナー「...ベルトルト。哀れだ」
アニ「ベルトルト、付き合ってくれてどうもね。いい仲間をもってよかったよ」ポン
ベルトルト「」
ライナー「...哀れだ」
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- 62 : 2013/12/10(火) 00:27:28 :
ベルトルト「...行こう、ライナー。もう見てられないよ」グス
ライナー「...」
ベルトルト「...ライナー?」
ライナー「俺もクリスタに結婚を申し込む!」
ベルトルト「!!?」
ライナー「待ってろクリスタ!」
ベルトルト「だ、ダメだ早まるなライナー!クリスタにはセコムがっ!...行ってしまった」
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- 63 : 2013/12/10(火) 00:29:08 :
アルアニ「」アニアニ アルアル キャッキャッ
エレミカ「」ノデノデ ワカッタカラ
ベルトルト「」
ベルトルト「」グスッ...
ベルトルト「もういいや、帰ろ」
おわり
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- 64 : 2013/12/10(火) 00:37:27 :
ほんまに何が書きたかったかわかりません(笑)
内容めちゃくちゃでしたが、ここまで読んでくれた方、
コメントくれた方、ありがとうございました!
書き溜めてたやつは全て投稿したので、もう手持ちがない...
ので、書いてきます!ss書くの楽しいね!
次のができたら投下します\(^^)/
よろしければまた読んでください。
では、ありがとうございましたー!
-
- 65 : 2013/12/10(火) 01:25:14 :
- 安定の腰巾着(笑)
次作も楽しみにしてます!!
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- 66 : 2013/12/10(火) 01:36:02 :
>>65
ベルトルトをオチに使ってしまうというww
何処まで腰なんだ...(泣)
ありがとうございます!
すごく励みになります(//∀//)
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- 67 : 2013/12/10(火) 10:43:18 :
- 乙!大変良いアルアニでした!
ミカアニが仲良くしてるアルアニは好き。
ベルさんは可哀想くらいが丁度良い!
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- 68 : 2013/12/10(火) 21:19:27 :
>>67
ありがとうございます!
私も仲良しミカアニ好きですそしてアルアニはもちろん(*^^*)
ベルトルトwww乙wだが同意!!
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- 69 : 2013/12/11(水) 22:03:25 :
- この投稿は削除されました。
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- 70 : 2013/12/11(水) 22:36:27 :
>>69
乙です!ありがとうございます!
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- 71 : 2013/12/12(木) 19:59:34 :
- いいねぇ
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- 72 : 2013/12/12(木) 20:05:47 :
- >>71
ありがとうございます!!
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- 73 : 2015/12/15(火) 16:51:19 :
- 帰るんかいwww
乙です!
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- 74 : 2017/12/25(月) 19:09:04 :
- アニレオンハートはゴミクズ以下のゴキブリだ。
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- 75 : 2017/12/30(土) 19:34:04 :
- アニレオンハートを削げばいいですだぜ。
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- 76 : 2018/01/04(木) 19:44:25 :
- ジャイアン一等兵さん軍隊を集めてくれ。
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- 77 : 2018/01/04(木) 19:44:48 :
- 音楽は制圧します。
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- 78 : 2018/01/04(木) 19:46:06 :
- 俺は荒らし被害を受けたから荒らしをするのは反対だ。
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- 79 : 2018/01/05(金) 12:56:15 :
- チャーチルさん軍隊を今すぐ集めさせてもらいます。
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- 80 : 2018/01/19(金) 15:58:06 :
- チャーチルさんわしら武田騎馬の四百万人向かわせる。
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- 81 : 2018/01/21(日) 11:39:52 :
- チャーチルさんわしら上杉軍も加勢しますぞ。
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