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エレン「おーい、ベルベルト」ベルベルト「呼んだ?」ヒョコッ ベルトルト「」※短編
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- 1 : 2016/04/14(木) 20:05:49 :
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・短い
・2作目
・ゆっくり更新
・短い(大事な事なので2回)
どうも私です。以前書いたエレンチートもの、原作漫画が完結したら続き書こうと思ってるんですが。
全然終わりそうにないので続編全然書く気しません。
暇だったので適当に思いついた短編書きました。つまんなかったらごめんね☆(
他作品
エレン「………」ゴゴゴゴゴ※エレンチート
http://www.ssnote.net/archives/37777
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- 2 : 2016/04/14(木) 20:11:15 :
エレン「さーて。今日の対人格闘はっと……」
エレン「アニに教わった技試したいな……でもアルミンだと怪我とかしそうだし……」
エレン「ミカサだと普通に効かなそうだし……ライナー……はサシャと組んでるし……」
ライナー「(予想外の肘……!)」グラ…
サシャ「……フッ」ドヤァ
エレン「うーん。誰かいないかな。」
ベルトルト「(誰か組んでくれないかなー)」ウロウロ
エレン「お。ちょうどいい所に。よし、あいつに頼もう!」
エレン「おーい、ベルベルト!」
ベルトルト「!?」
ベルベルト「呼んだ?」ヒョコッ
ベルトルト「」
エレン「」
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- 3 : 2016/04/14(木) 22:38:21 :
エレン「べ……ベルベルトが……増えた……!?」
ベルベルト「増えてないよ?ベルベルトは一人だよ。」
ベルトルト「(……え?……え?何これ?どっから出てきたのこの僕……!?)」
ベルトルト「(……いや僕の名前ベルベルトじゃないからこれは僕じゃなくて……え……!?)」
エレン「い、いや、どう見ても二人いるだろ!同じ顔で、同じ背丈で!」
ベルベルト「本当だ。同じ顔で同じ背丈だね。でも僕はベルベルトだよ。」
ベルトルト「え、え、これ何の冗談?怖いんだけど。そもそも僕の名前は」
アルミン「あ、エレーン!さっきミカサが呼んで……」
ベルトルト「あ、アルミン」
ベルベルト「あ、アルミン」
アルミン「」
アルミン「」
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- 4 : 2016/04/14(木) 22:40:32 :
アルミン「……え?何?双子?」
エレン「双子……?お前双子の弟がいたのか?」
ベルトルト「いないよ!えっ、ちょっと何この状況。」
ベルベルト「こっちが聞きたいよ。」
アルミン「でも同期にいたら気付くよね……こんなそっくりだと……」
エレン「ん……?双子の弟じゃないってことは……」
エレン「兄か?」
アニ「エレン、呼んだ?」ヒョコッ
ベルトルト「あっ」
ベルベルト「あっ」
アニ「」
アニ「」
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- 5 : 2016/04/14(木) 22:43:31 :
エレン「ああ、アニか。いや、アニを呼んだつもりじゃなかったんだが」
アニ「え……?何……?これどうなってるの……?」
ベ×2「「えっと……これはその……」」
アルミン「うわ……同時に喋ったら壊れたスピーカーみたいだ……」
ベルベルト「ひどくない?」
ベルトルト「思ったけどさ。せめて僕に言わせてよ」
アニ「え……?え……?何で……」
アニ「何でベルトルベが二人いるの……?」
ベルトルト「」
ベルトルベ「呼んだ?」ヒョコッ
ベルトルト「」
エレン「」
アルミン「」
アニ「」
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- 6 : 2016/04/14(木) 22:44:24 :
ベルトルベ「ねぇ、アニ今呼んだよね。」
アニ「(ふえた)」
エレン「さ……三人になったぞ……」
ベルトルト「どうなってるのこれ」
ベルベルト「どうなってるんだろうね」
ベルトルベ「でも僕アニに呼ばれたよね」
アニ「」
アルミン「(アニが……考える事を放棄している……!!)」
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- 7 : 2016/04/14(木) 22:45:01 :
アルミン「……!冷静に!冷静に考えてみよう!!」
エレン「お、おう。」
アルミン「まず、どこから出てきたとかそういうのは置いといて!」
エレン「置いとくのか;」
アルミン「さっきエレンがこう、双子の兄 みたいに言ったら」
アルミン「自分が呼ばれたと勘違いして、アニが来たよね。ヒョコッと」
エレン「お、おう……」
アニ「(あ、あれ呼ばれてなかったんだ……)」ションボリ
アルミン「そういう風にヒョコッと出てきたように見えたんだけど……」
アルミン「まず、二人目はどういう風に出てきたの?」
エレン「あー、いや、俺が対人格闘で、相手探してて」
エレン「それで偶然そこにいた、ベルトトルと組もうと思って……」
ベルトトル「呼んだ?」ヒョコッ
エレン「」
アルミン「」
アニ「」
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- 8 : 2016/04/14(木) 22:45:46 :
エレン「……また増えたんだが」
ベルトトル「でも呼んだよね?」
アルミン「お、落ち着こう!落ち着いて考えるんだ!」
エレン「でかいのが4人もいると目立つな……」
アニ「私小さいから威圧的だな……」
ベルトルベ「ごめんねアニ。そんなつもりじゃないんだ」
ベルトトル「僕に言わせてよ」
ベルトルト「僕のセリフだよ」
エレン「全員一緒だろ」
ベルベルト「酷いこと言うなぁエレン。そもそもエレンが僕を呼んだんじゃないか」
アルミン「……!!そうか!エレンに呼ばれたのは誰?」
ベルベルト「僕だよ」
ベルトトル「僕だよ」
ベルトルベ「……」
ベルトルト「……」
エレン「アルミン、何か分かったのか?」
アルミン「……うん、とりあえずエレンに呼ばれたのが二人。アニに呼ばれたのは?」
ベルトルベ「僕だよ。」
アルミン「なるほど。つまり誰にも呼ばれてない君が鍵だ。」
ベルトルト「アルミン、分かってくれたかい」
アルミン「うん。他の3人は呼ばれてから出てきた。つまり誰にも呼ばれてない君こそが最初からいる……」
アルミン「ベルベトルだ!!」
ベルトルト「」
ベルベトル「呼んだ?」ヒョコッ
ベルトルト「」
アルミン「」
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- 9 : 2016/04/14(木) 22:47:05 :
エレン「……5人になったぞ」
ベルベトル「でも呼んだよねアルミン」
アルミン「違う、僕は……!」
ベルトルト「アルミン……信じてたのに……」
アニ「5人目……どうしよう……」
アルミン「うわあああ!ごめんあああ!!ああでも謎解けた!!原因は分かんないけど!!」
エレン「本当かアルミン!!」
アルミン「多分僕はべ……彼の名前を間違えた!違うかい!?」
ベルベトル「合ってるよ。僕は呼ばれたよちゃんと」
ベルトルト「間違ってるよ!そうだよ!」
エレン「うわあややこしい!」
アルミン「誰にも呼ばれてない方!手あげて!」
ベルトルト「……」ノ
アルミン「そう!!君の名前を間違えた!!」
ベルトルト「そうだね。間違えたね。傷付いた」
アルミン「ごめん!!つまりべ……彼の名前を間違える度に、一人増えるんだ!!」
ベルトルト「思い出せてないね」
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- 10 : 2016/04/14(木) 22:48:00 :
エレン「名前を間違えると増える……?なんでまたそんな事に;」
アルミン「だから、原因は分かんないって。」
アルミン「つまり、これ以上彼の名前を呼んじゃ駄目だ。間違えたらまた増えてしまう」
アニ「なるほど。よく分かんなくなるもんね。影薄いから」
ベルトルベ「ひどいなアニ。」
アルミン「だからみんなもう呼んじゃ駄目だ。正確に覚えてる人以外は……」
アニ「フン、馬鹿馬鹿しい。間違えなければいいんだろ?」
アニ「ねぇ。ベルトトン。」
ベルトトン「呼んだ?」ヒョコッ
アニ「」
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- 11 : 2016/04/14(木) 22:48:55 :
ベルトトン「ねえ、呼んだよね?アニ今僕呼んだよね?」
アニ「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」ブツブツ
エレン「謝っても仕方ねぇぞ……早く弔ってやらないと」
ベルトルべ「死んでないよ」
ベルトルト「……精神的には殺された気分ではあるよ」
アルミン「とにかくこれで分かったわけだ。べ……彼の名前を呼ばなければとりあえず事態が悪化する事はない」
エレン「そうだな……べ……こいつ6人になっちまったもんな……もう呼ばないようにしないと」
ベルトルト「正しく呼んでくれれば大丈夫だと思うんだよ」
アニ「でも間違って覚えてたら仕方ないじゃないか……それは自分で間違えてると思ってないんだから……」
アニ「私だってまさかべ……アンタの名前を間違えて覚えてるとは思わなかったよ……」
ベルトトン「でもアニ僕呼んだよね」
ベルトルベ「いやアニに先に呼ばれたのは僕だよ」
アルミン「ごめんちょっと黙って」
エレン「まぁとにかく、呼ばなきゃいいんだ呼ばなきゃ。ああ解決した。ははは」
アニ「そうだよ。呼ばなきゃいいんだよ、ははは」
アルミン「6人いること自体が問題だけど、これはまたゆっくり考えればいいか。ふう」
ライナー「おーい、お前ら。サボってたら教官に……」
ライナー「……!?おい……なんでベルトベルがこんなにいるんだ……!?」
エレン「」
アニ「」
アルミン「」
ベルトルト「」
ベルトベル「呼んだ?」ヒョコッ
エレン「」
アニ「」
アルミン「」
ベルトルト「」
ライナー「」
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- 12 : 2016/04/14(木) 22:54:20 :
エレン「ああああああまた増えたああああああ!!!」
ベルトベル「え?でもライナー呼んだよね?ね?」
ライナー「何っ!!また増えた!おいアルミン!どうなってるこのべr」
アルミン「うわあああああああ!!ライナー!!ストップ!!」
アルミン「べ……彼の名を呼んではいけない!!呼ぶな!!」
ライナー「お、おう。」
ベルトルト「まさか……ライナーまで僕の名前を正しく覚えてないなんて……」
ライナー「いやいや!覚えてる!そう!お前はべr」
アニ「シッ!!」バキッ
ライナー「」ドスゥン...
アルミン「ありがとうアニ。増殖を防げた」
エレン「確かにこれ以上増えたら困るな……」
コニー「お。なんかベトルルトいっぱいいるな。どうしたんだ?」
全員「」
ベトルルト「呼んだ?」ヒョコッ
全員「」
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- 13 : 2016/04/14(木) 22:55:42 :
☆ ☆ ☆ しばらくして ☆ ☆ ☆
キース「それで……私に報告しにきたと。」
アルミン「はい……」
エレン「どうしましょう……」
マルコ「困ったな……」
アニ「……」
ベルベルト「僕は別に困ってませんけどね」
コニー「そうなのか?本人が困ってないならいいか。な、ベルグランデ!」
ベルグランデ「呼んだ?」ヒョコッ
サシャ「違いますよコニー!ベルトロイカです!」
ベルトロイカ「呼んだ?」ヒョコッ
ベルトルト「本人じゃないし増えてるしやめて」
キース「ふむ……状況は分かった。だが……」
ベルベルト「どうしようねこれ」
ベルベルべ「どうもしなくていいんじゃないかな」
ベトベトン「そうなのかな」
ベトルルト「わからないね。僕には自分がないから」
ベルトーチカ「それを言うなら僕等には、じゃないかな」
ベルカッター「うまいこと言うね」
ベルリーニ「このままいくと僕等の身長が普通になるんじゃないかな」
ベルルスコーニー「そうなったらもうノッポとか言われないよね」
ワラワラ ワラワラ ヨンダ? ヒョコッ
キース「…………報告が遅すぎやしないか。」
アルミン「…………今思いました。本当にすいません」
キース「………今、何人いるんだ?」
アルミン「は……それが、ベルディナンド訓練兵は現在も増殖を続けており、具体数の把握は不可能です」
ベルディナンド「呼んだ?」ヒョコッ
キース「怒るぞお前」
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- 14 : 2016/04/14(木) 22:57:49 :
キース「……あれだ。彼の苗字は言えるか。」
アルミン「!!フーバーです!」
ベルトルト「(それは覚えてるんだ)」
キース「……よし、増えないな。ではフーバー訓練兵、として全員をひとまとめに扱う」
キース「彼らの事を総じてフーバーと呼ぶように、総員に伝えろ。」
アルミン「了解しました!」
コニー「さすが教官だぜ!これでもうベラルーシが増える事もないな!」
ベラルーシ「呼んだ?」ヒョコッ
コニー「あ」
☆ ☆ ☆ さらにしばらくして ☆ ☆ ☆
ミカサ「それにしても、どうしてベルバトフが増えるようになってしまったんだろう」
ベルバトフ「呼んだ?」ヒョコッ
エレン「うーん。原因はどーしても謎なんだよなぁ。」
ミカサ「どうせならエレンが増えればいいのに。エレンの名前を間違えてみよう」
ミカサ「……エルン。」
エレン「…………」
ミカサ「…………」
ミカサ「増えない。がっかり」
エレン「まぁ、増えなくても俺がいるからいいじゃねぇか」
ミカサ「エレン……///」
ジャン「ミサカ……!くそ増えねぇ……!ミクサ!……マカサ!!」
マルコ「ジャン。気持ち悪いからやめなよ。」
ライナー「クリステ……クリスト……」
ユミル「クラスタ……クロスタ……」
クリスタ「怒るよ?」
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- 15 : 2016/04/14(木) 22:59:01 :
- 名前ないとややこしいww期待です
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- 16 : 2016/04/14(木) 22:59:23 :
- 期待ありです
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- 17 : 2016/04/14(木) 23:00:14 :
結果発表
主席 ミカサ・アッカーマン
2位 ライナー・ブラウン
3位 フーバー
4位 フーバー
5位 フーバー
6位 フーバー
7位 フーバー
8位 フーバー
9位 フーバー
10位 フーバー
ジャン「憲兵団行けねぇじゃねぇか!!納得できねぇ!!」
マルコ「うーん。元々ベルゼバブは能力は高いからねぇ。こうなっちゃうよ」
ベルゼバブ「呼んだ?」ヒョコッ
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- 18 : 2016/04/14(木) 23:02:45 :
エレン「……しっかし、どーすんのかなーこれ。」
アルミン「巨人が出てきたら戦えると思うよ。ベルトロールアクションは兵士としては優秀だから。」
ベルトロールアクション「呼んだ?」ヒョコッ
エレン「まぁ、そう考えればいいか……でも、あいつらのうち何人調査兵団に入ってくれるか……」
ミカサ「全員、思考は大体一緒だった。入るなら全員でどこかに入るだろう。」
ミカサ「3位~10位のベルカ式魔法少女は憲兵団かもしれないけど。」
ベルカ式魔法少女「呼んだ?」ヒョコッ
アルミン「ミカサ、今のわざとじゃないかい」
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- 19 : 2016/04/14(木) 23:03:59 :
エレン「俺は調査兵団だな。何割かでいいから、ベルフォーレが入ってくれれば人類に貢献できるんだが……」
ベルフォーレ「呼んだ?」ヒョコッ
ミカサ「私も調査兵団。確かに、たくさんベルグランヴァスが入ってくれればエレンの生存率も上がる。」
ベルグランヴァス「呼んだ?」ヒョコッ
アルミン「……僕も、調査兵になろうと思ってるんだ。足手まといにはならない。ベトベターには負けないよ」
ベトベター「呼んだ?」ヒョコッ
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- 20 : 2016/04/14(木) 23:04:56 :
マルコ「卒業時には訓練兵の9割を超えてるってどうなんだろう。」
ジャン「どーもこーもねーだろ。」
コニー「たくさんいた方が楽しいんじゃねえか?ベルトコンベア。」
ベルトコンベア「呼んだ?」ヒョコッ
サシャ「でも、食料は限られてるので増やさない方がいいかもですね……ベルグリーンワイズ。」
ベルグリーンワイズ「呼んだ?」ヒョコッ
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- 21 : 2016/04/14(木) 23:05:51 :
アニ「……どうする ライナー」
ライナー「……できれば壁内人類は殺したくないな。」
ライナー「ベルセルクがこんなに増えても受け入れてくれたんだ。温かい。」
ベルセルク「呼んだ?」ヒョコッ
アニ「そうだね。なんとか恩返しをしたいね。ベルメゾンもそう思うだろ?」
ベルメゾン「呼んだ?」ヒョコッ
ライナー「恩返し……か……」
その時だった。
未知の巨人が現れ、ウォールローゼを破壊した。
人々は5年前の恐怖の再来に、生きることすら諦めかけた。
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- 22 : 2016/04/14(木) 23:06:57 :
しかし、
全フーバー「僕等に任せて。」
ローゼ壁上だけでは全員が収まりきらないほど増殖した全フーバーたちが、一斉に壁外に飛び出た。
そして、フーバーたちは一斉に超大型巨人と化した。
人々が驚きで動けない中、超大型巨人群は圧倒的な物量差で未知の巨人を押し潰し
そのままウォール・マリア内を横一列に行進し
領内の巨人を踏み殺しながら
ちょうどウォール・マリアとウォール・ローゼの境で停止、一斉に硬質化
新たな壁を作り出した。
彼らは、増殖する自分たちを受け入れてくれた心優しい人類への恩返しとして、活動領域を少しだけ取り戻してくれたのだ。
そして新たなるその壁は、彼の名から「ウォール・フーバー」と名付けられ
人類反撃の新たなる希望となったのだった。
それから―――――――
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- 23 : 2016/04/14(木) 23:08:23 :
―――― ウォール・フーバー壁上 ――――
エレン「あれから……もう半年も経つんだな……」
エレン「俺たち調査兵団は……この壁を足がかりにして、ようやくシガンシナへの帰還ルートを構築したよ……」
エレン「もう少しだ……もう少しで人類は勝つ……」
エレン「……………」
ミカサ「エレン。こんなところにいた。寒いから風邪を引く。」
エレン「ああ、ミカサか……」
ミカサ「団長も兵長も待っている。ライナーやアニ、ユミルの巨人の力を借りて、マリアを奪還する作戦が近い。」
エレン「……そうだな。分かった。すぐ行くよ。」
エレン「…………………」
エレン「……俺たちは勝てる……だが……勝ってもお前はもういない……」
エレン「……名前……覚えてやればよかったよ……お前がいない勝利も……味気ないものだな……」
エレン「できれば……もう一度、お前の長身や、お前の寝相をからかいたかったよ……」
エレン「……なあ……ベルタルト……」
ベルタルト「呼んだ?」ヒョコッ
――――Fin.
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- 24 : 2016/04/14(木) 23:10:46 :
これで終わりです。わあみじかい。
ゆっくり更新とか言いながら日付け変わる前に終わってしまいました。てへぺろ(殴
はい。すいません。感想とか頂けたら嬉しいですが、頂けなくても嬉しいです
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- 25 : 2016/04/14(木) 23:31:21 :
- このベルトルト達全員敵だったらと思うとゾッとすんなww乙です!
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- 26 : 2016/04/15(金) 02:36:40 :
- 夜中に読んでて吹いちゃいましたw
おもしろかったです!お疲れ様でした!
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- 27 : 2016/04/15(金) 10:54:38 :
- これはww酷いwww
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- 28 : 2016/04/16(土) 17:35:15 :
- いいなぁこれもww
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- 29 : 2016/04/16(土) 18:19:10 :
- wwwwww乙
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- 30 : 2016/04/16(土) 22:50:47 :
- 皆さん読んでくれてありがとうございます。
またアホな事思いついたら書きたいと思いながら
どうせまたしばらく思いつかないんだろうなと思います(
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- 31 : 2016/05/26(木) 18:10:33 :
- 面白いです!
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- 32 : 2016/07/27(水) 13:48:18 :
- 珠「ベルトルトでしょ」
ベルトルト「やっと覚えている人がいた(ヤッターーーヒャッホーーーヨッシャーーー)」
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- 33 : 2016/07/27(水) 13:49:28 :
- ふざけ過ぎたごめんなさい
面白いwwwwwwwwww
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- 34 : 2016/07/28(木) 13:59:48 :
- 乙
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- 35 : 2016/09/11(日) 17:45:38 :
- 無限に壁を作れるなwwwww
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- 36 : 2017/02/11(土) 09:01:53 :
- 面白かった(๑´ლ`๑)フフ
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- 37 : 2017/06/21(水) 17:18:26 :
- 何回読み返しても笑える
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- 38 : 2017/06/21(水) 17:30:17 :
- ベルモット、ベルガモット、ベロベルト、ベアトリーチェ、ベクター、ベルシャイン、アルベルトがいない、やり直し
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- 39 : 2017/07/26(水) 01:42:15 :
- >>38 出てないフーバーも居るよ
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- 40 : 2017/07/29(土) 17:10:09 :
暇だったのでまた短編書きました。よければどうぞ
アルミンの憂鬱※短編
http://www.ssnote.net/archives/54875
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- 41 : 2018/02/12(月) 13:42:02 :
- おもw
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- 42 : 2018/08/09(木) 13:46:47 :
- 続き見たいんだけどな❓
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- 43 : 2020/04/15(水) 20:42:22 :
- これはさすがにベボタスチンべシル酸塩が可哀想w
ベボタスチンべシル酸塩「呼んだ?」ヒョコッ
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- 44 : 2020/09/22(火) 02:36:38 :
- »43
ベポタスチンベシル塩酸ですよwwwww
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