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1. 1 : 名無しさんjtnqjTHVKE : 2016/04/10(日) 18:39:31

   
   
   ―『女、好きだ！』
   
   
   
   ―『え…！ほ、ホント…！？///』
   
   
   
   ―『ああ…。付き合ってくれないか…？///』
   
   
   
   ―『はい！もちろん…！
   
   ……その代わり…絶対に浮気しないでね…？』
   
   
   
   ―『そんなの、するわけないだろ！』
   
   
   
   ―『良かったぁ…。じゃあ、指切り！♪』
   
   
   
   ―『指切りって…俺達もう子供じゃねぇんだぞ？』
   
   
   
   ―『良いじゃない！』
   
   
   
   ―『ハハ…分かったよ！』
   
   
   
   
   可愛いなぁ……なんて思った。
   
   
   でも、これは…
   
   
   
   
   『指切り拳万嘘ついたら…』
   
   
   『針千本飲ーます…。』
   
   
   『指切った♪』
   
   
   
   
   悲劇の始まりだった。
   
   

2. 2 : 名無しさんjtnqjTHVKE : 2016/04/10(日) 19:02:19

   ￣￣￣￣
   ￣￣￣￣￣￣
   ￣￣￣￣￣￣￣￣
   
   
   男「おい……女……ｯ！」
   
   
   女「なぁに？男♪」
   
   
   男「何じゃねぇだろ…！何だこのテープは…！？」
   
   
   
   手首、足首に何重にも巻かれたガムテープ。
   
   目を覚ますと、この状態になっていた。
   
   
   
   女「テープ…？私が巻いたのよ！」
   
   
   男「何考えてんだ…！？テープを剥がせ！」
   
   
   女「無理よ。」
   
   
   男「は…！？」
   
   
   女「だって貴方は…
   
   
   
   約束を破ったんだから…。」
   
   
   
   男「約束…？」
   
   
   女「……私、見たんだよ…？貴方が…私の知らない女とキスして、ホテルに入っていったの…。」
   
   
   男「！！」
   
   
   男「あ、あれは違うんだ！((「分かってる」
   
   
   女「付き合って、もう２年も経ったのよ…。たまには他の女としたいのよね…？」
   
   
   男「お、女……聞け…！」
   
   
   女「貴方は、約束を破った。」
   
   
   男「約束って…何の事だよ？」
   
   
   女「忘れちゃったの…？浮気しないって約束したじゃない…」
   
   
   男「…！ああ…すまなかった…！！もう二度としない！！」
   
   
   女「ふふ……ねぇ、あの女とどんなことしたの？」
   
   
   男「何もしてない…！」
   
   
   女「ウソ。私には分かるわ。…例えば…」ｽｯ…
   
   
   男「！…ん…！？」
   
   
   
   ﾁｭｯ……ﾁｭｸｯ…
   
   
   
   深いキス。
   
   舌も絡んでくる…。
   
   
   
   男「はぁ…！おい女…！」
   
   
   女「最近、キスしてくれないから欲求不満なのよ？」
   
   
   男「…！！」ｿﾞｸｯ…
   
   
   
   ―女『ねぇ男！これ見て～♪』ﾆｺｯ
   
   
   
   いつもの女じゃない…！
   
   頭おかしくなったのか…！？
   
   
   
   男「……女、すまなかった。俺は、お前の事を愛してる。」
   
   
   女「男？」
   
   
   男「だから…このテープを剥がしてくれ。それから、お前の事を…」
   
   
   女「…嬉しい…」
   
   
   男「！」ﾎｯ…
   
   
   
   良かった……これで……
   
   
   
   女「でも」
   
   
   
   女「それは、お仕置きの後ね♪」ｽｯ…
   
   
   
   男「…！？」
   
   
   
   女が出したのは、かなり大きな箱だった。
   
   
   その中には……
   
   
   
   大量の針…。
   
   

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