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I'm a wetty ghost
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- 1 : 2016/04/10(日) 04:44:25 :
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今迄進撃の巨人に関わるss的な物しか書いた試しが
無かった気がいたしますが、今回のコレはそれらより
更に幼稚で稚拙な自己解釈の産物ですので、
万が一閲覧される方は以下の点にだけ気を付けて
いただければ幸いです。
・凄まじく短いです
・私的な解釈が非常に強いです
・文章力や段落のつけ方、行調整が猛烈に変です
・とある曲のイメージが膨張した末にできた単なる駄文です。
・厳密には唄の中で描かれている以上”彼女”は私の
オリキャラなどではありません。・・・・・が、
結局のところほぼ私の自己解釈で書いてる人間性ですので
この際そうした方が良いと判断し、タグを頂きました。
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- 2 : 2016/04/10(日) 04:45:42 :
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――私が自ら閉じたこの一生の中で。
生きながらでは結局何度
頭を抱えたって分からなかった、
“私が
生きる
意味”
誰もが必ず何度も考える事だと理解して
けれどそんな事は何度考えても
結局答えに辿りつける事はないと
それならいっそ生きる事を止 めてしまえばと。
私をこんなに苦しめるものの一つ位には
けじめをつけて、私も自らこの命を
止めてしまえば、少しは何かが報われると
・・・・、そう思っていた。
それをしようとするのには、
人それぞれ必ず理由がある。
“もう死にたい”
そう考えた事くらいなら・・・・
老いも若いも男も女も関係なく、
誰だって一度は必ずある筈だって、
私は思う。
勿論この言葉は、
そう思っていない当事者以外にとっては
至って愚かで、
早計で、
度し難く、
軽薄かつ滑稽な言葉にしか聞こえない。
きっとそう。
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- 3 : 2016/04/10(日) 04:47:53 :
それが正しいのか
正しくないのか
そんな事は、
今私があなたに言いたい事とは全く
関係が無い事だから別に
どうでもいいけれど・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・けれど私は。
そんな事を、
上っ面だけで平気で言える人の事を
否定もしないし嫌悪もしない。
――――ただ、
“気をつけて”欲しいとだけ願う。
理由は簡単な事、
『本気でそれをやろうとする
人の中には、平気で“道連れ”を
探している人だっているから。』
――――この私がそうだった様に。
死んだら何も無くなってくれると
本気で思っていたし。悲しい思いも
しないで済むと思っていた。
死にたいと思うのには・・・
誰にだって理由がある。
私の場合、これ以上苦しい思いを
したくなかったから。
そうすることで・・・
このうんざりするほどいつまでも
巡り続ける輪のような悲しみが
止まってくれるとそう信じたから私は・・・
彼を刺して、それから
自分の手首も切った。
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- 4 : 2016/04/10(日) 04:49:03 :
信じていたのに・・・
・・・信じていたのに
しかし私の望みは叶うことなんてなく、
ただこの狭い浴室 に閉ざされる。
私が手ずから閉じた、短い一生を終える
前まで在った“この”悲しみは。止 まるのではなくて・・・
留 まるだけだった。
あれから2ヶ月は経っているこの部屋 が
――――此処 が私の死に場所。
今は勿論私も居なければ、次に部屋を
使っている人も居ない、
締め切られた湿っぽいこの浴室 。
例え水道が通っていても、ここを使う
人が居ない限りこの浴室 が湿っぽく
感じる事なんて無いはずなのに
私が私の一生を締め切った最期の
この場所が、どうして今でも
こんなに湿っている様に感じるのか。
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- 5 : 2016/04/10(日) 04:51:09 :
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―――それは
私の人生が、あの時此処で
止まってしまったから。
私自身の手で留 めてしまったから。
だから、何も変わらない。
彼を刺し貫いた安いステンレスの刃で、
自らの手首を撫で払ってから
意識と命を失うまでのその間。
42℃のシャワーを浴びながら
極彩に揺らぐ世界に嗤ったあの日から
何も・・・・
何も変わらないから。
湿ったままの、この私
そうする直前、
自分で刺した彼の携帯が鳴動しながら
画面に明滅させる着信アイコンと
“母”の文字を目にして。
私にあんな酷い仕打ちをした彼にも
その身を案じる家族が居たと識 った時。
それに対してやってくる贖罪の意思や
自身に向ける悔恨よりも何より先に
二度目の刃を彼に突き立てた―――
―――あの日のままの“ この私 ”
こんな私が言っていい事じゃないけど
あなたがもしどうしても死にたいのなら、
もう一度考えてみて欲しい。
そこであなたが死んでしまって、
本当に楽に終われるのかを。
体がどうなっても
たとえあなたの人生はそこまでで
終わってしまえたとしても
それは、ただ“留めてしまう”だけの
処置だから。
死んで身体が燃えたならすべてが
消えるなんて事はない。
其処 には必ずそこまでの
人生が、遺 る。
いっそ死んでしまいたい程・・・・
ついでに愛した事だってある人を
平気で刺せてしまうほどイっちゃってる
こんな心境が、
貴方にとっての
“最後の感情”になってしまって・・・・
・・・・それで本当にいいのか。
ただそれ だけを考えて欲しい。
それが少しでも嫌 だと思うなら・・・・
“生きて”欲しい
“生きて”さえいれば、変えられるから。
良くも悪くも今“生きている”
あなたならどうにだって変われるから。
“死んで”しまえば
いよいよ何も変えられない。
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- 6 : 2016/04/10(日) 04:54:48 :
もしあなたにも
本気で死にたくなるくらい
不満が
苛立ちが
悲しみがあるのなら
生きる事で何とか
そんな色々に抗ってみて欲しい。
“死んでしまえば何にもならないから”
だなんて、大分乾いた 言い方にしか
聞こえないかもしれないけど
・・・それでも私のように、湿っぽい 思いをするより
ずっとずっとマシだと思うから。
だから、
最期と呼ばれるその時まで、
せめて生きて欲しいと私は謳う
この湿った浴室 で、いつまでも謳う
こんな私と
同じ思いをして欲しくないから。
“湿った悲しさしかないこんな浴室 に
私はあとどれだけ
縛られなければならないの?”
・・・それしか考えられない世界なんて
あなたには知って欲しくないから。
湿っぽいのは嫌いでしょ?
―――――だから、
あなたには
生きて 欲しい。
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- 7 : 2016/04/10(日) 05:19:09 :
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~~~あとがき的な何か~~~~
はい。というわけでとても短かったです。
曲イメージからの駄文となっておりますが
色々ありそうな気がしたのでタイトルはそのまま使わず
なんか適当な感じにしました(´・ω・`)
..タイトルの引用なら確か平気だった
ハズですけどね。
いきなりこのようなモノを書いてしまうと、
何、そんなに疲れてるの・・・?と
思われてしまいそうな気がしてなりませんが、
御安心ください。妙な気を起こさない程度の疲労には
留まっております故(;´・ω・)
さて、今回のこれは・・・曲そのものを知っている人なら
ほぼその内容が歌詞からの引用と想像だけでできた
どうしようもない物だと即座に看破出来る事請け合いだと
存じますが・・・何故そのようなものを態々こうして書いたのか。
それは、単純に、とても心に刻まれたから、だと思います。
この曲を初めて耳にしたのはもう相当前となっておりますが
ともかく、初めてこの曲の歌詞を聞いて、
真っ先に抱いた印象は・・・
"怖ッッ!!"
と言った感じでした。それくらいに歌い出しから
ぶっ飛んでいる歌だったのですが・・・・
単調且つおっとりとしたテンポも然り、
誰もが必ず考える事を至ってシンプルに纏めた歌詞もまた然り。
聞けば聞く程180度以上曲への解釈も、
歌詞から感じるメッセージも当初とは違う物へと
変貌を遂げていき、今ではすっかり
お気に入りトラック上位入りの一曲です。
そんなこんなで、今おススメのシンガーソングライター、
黒木渚さんの一曲からの駄文でした。
まあ、おススメはしても音楽と言うのは非常に
感受性に左右されますから、気楽に"聞いてみて!"などとは
言い辛い所もありますが(;´・ω・)
毎度の事ですが、こんなどうしようもない物を
最後までご覧いただき、誠に有難うございますm(_ _)m
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- 8 : 2016/04/10(日) 08:05:08 :
- 乙でした。素敵です。
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- 9 : 2016/04/11(月) 19:39:51 :
- 素敵ですね
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- 10 : 2016/04/12(火) 03:04:52 :
- >>名無し さん
衝動と印象だけに任せて書いた
斯様なものにまでレス頂き、本当に有難うございます(°_°;)
まさかレスを下さる人が居られるなどと
思ってもいなかったので
かなり驚いています。
>>ルイ さん
そのような高評価はもったいなさすぎます、、おまけに御星様まで。。
...ですが、曲そのものに対するイメージ
としてなら私も同感ですね。
歌詞の内容だけを簡単に見ると敬遠されがちな歌い始めですが、
ゆったりとした曲調とそこに込められた
メッセージが徐々に染み渡ってくる感じが気に入っています。
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