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苗木「うわっ、霧切さんの匂いだ!」

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  1. 1 : : 2013/12/08(日) 21:40:16
    苗木(モノモノマシーンでもやろうかな)ガチャガチャ

    苗木(……えっ?)

    苗木(KIRIGIRI KYOKOって書いてある箱が出てきた。なんだろう?)

    苗木(オードトワレって書いてある…香水?)

    苗木(ちょっと使ってみよう…)シュッ

    苗木「!?」

    苗木「うわっ、霧切さんの匂いだ!」

    苗木(霧切さんの近くを通ると、時々香るあの大人っぽい匂い…まさかこれは)

    苗木「霧切さんの匂いの香水!?」

    苗木(…間違いないよ)

    苗木「これは、良いものだ」
  2. 2 : : 2013/12/08(日) 22:32:43
    香水www
    期待してます!
  3. 3 : : 2013/12/09(月) 16:23:18
    ―苗木の部屋―

    苗木(…ちょっとベッドに香水をふりかけてみよう)シュッ

    苗木(そして、ベッドに横になる)バフン

    苗木「!!!」

    苗木(うわわわわ! ま、まるで霧切さんに抱きしめられてるような…霧切さんと添い寝しているような感覚!)

    苗木(すごいよ! グッジョブ! グッジョブだよモノクマ!)モゾモゾ

    苗木(……なんかちょっと興奮してきちゃったな)

    苗木「」チラッ

    監視カラメ「」ジーッ

    苗木(ええい! 構うもんか!)モゾモゾ

    舞園「苗木君、いますか?」ガチャ

    苗木「うわあああああああああ!!」←急いでズボンを履く
  4. 4 : : 2013/12/09(月) 18:04:29
    ノックくらいしろよばばあ!!
  5. 5 : : 2013/12/09(月) 22:03:23
    舞園「ど、どうしたんですか?」

    苗木「ななな何かな舞園さん? あの出来ればノックしてから入ってきて欲しいかななんてハハハ」

    舞園「あ、ごめんなさい。苗木君なら大丈夫かなって」

    苗木(何が大丈夫なんだよ!)

    舞園「…」クンカクンカ

    舞園「なんだか女性の匂いがしませんか?」

    苗木「え゛っ」

    舞園「んー、この匂いは…あっ、そうです! 霧切さんの匂い!」

    苗木「き、気のせいじゃない?」

    舞園「馬鹿にしないで下さい! ということは霧切さんはさっきまでここにいたんですか?」

    苗木「え? えーっと…」

    苗木(どうしよう、このままじゃ霧切さんの匂いで興奮してた変態という事がバレてしまう…ここで諦める訳にはいかない!)

    苗木「そうなんだ、実はさっきまで霧切さんがここにいて…」

    霧切「何の話かしら?」

    苗木「」
  6. 6 : : 2013/12/09(月) 22:44:54
    舞園「あ、霧切さん。こんにちは」

    霧切「ええ、こんにちは。それで苗木君、さっきまで私がここにいたという事を言っていたようだけれど、それは本当かしら?」

    苗木「あ、え、えっと何といいますかその」

    霧切「私はさっきまでランドリーで洗濯物が洗い終わるのを待っていたの。朝日奈さんとね」

    舞園「あれ? ということはおかしいですね苗木君」

    霧切「私が分身の術でも使えない限り、ここにいたというのはあり得ないという事よ」

    苗木「じゃあ、分身の術じゃないかな?」

    霧切「おい」
  7. 7 : : 2013/12/10(火) 01:19:57
    初めまして、面白くなってきましたね。
    楽しく読まさせて頂きます。
  8. 8 : : 2013/12/10(火) 03:13:17
    霧切「ところで、何でそんな話になったのかしら?」

    舞園「この部屋、何だか霧切さんの匂いがするんです」

    霧切「私の匂い…?」

    霧切「」クンカクンカ

    霧切「…よくわからないわね」

    舞園「自分自身の匂いは自分ではわからないって言いますからね」

    苗木(クンカクンカしてる霧切さん可愛い)

    苗木「そういえば舞園さんはボクに何か用なの?」

    舞園「そろそろお昼ごはんの時間なので、一緒にどうかな? って思ったんです」

    苗木「そっか。じゃ、行こうか!」

    舞園「何サラッと逃げようとしてるんですか!
  9. 9 : : 2013/12/10(火) 03:13:33
    >>7 ありがとうございます><
  10. 10 : : 2013/12/10(火) 09:53:51
    霧切「苗木君、この香水は何かしら」

    苗木「えっ、いつの間に」

    舞園「香水なんて苗木君には不釣合いな物、どう考えても不自然です!」

    苗木「そ、そんな事無い…と思うんだけど」

    霧切「私の名前が書いてあるのだけど、これは一体どういうこと?」

    苗木「うぅ…」

    舞園「まさか霧切さんの匂いを部屋に振り撒いてお楽しみ中だったとか言いませんよね?」

    苗木(バレてる…でも、ここで諦めちゃ駄目なんだ…!)

    苗木「じ、実はモノクマがイタズラで霧切さんの匂いのする香水を持ってきたんだ! それで勝手に振り撒いてったんだよ、ホント迷惑だよね!」

    モノクマ「何その全部ボクのせいにしておけば解決みたいな風潮」

    苗木「」
  11. 11 : : 2013/12/10(火) 11:22:12
    モノクマ「いやぁ、苗木君の希望があまりにも見苦しかったから出てきちゃったんだ」

    苗木「モ、モノクマ! さっきはよくもやってくれたな!」

    モノクマ「何の話? ボクはクマだから、よくわかんないよ」

    苗木(話合わせて! お願いだから!)ヒソヒソ

    モノクマ「苗木クン、大人しく正直に話して絶望しようよ。その方が皆の為だよ」

    舞園「さっき苗木君が言ってたのは本当なんですか?」

    モノクマ「いやいや、嘘だよ。だってボクは見てたもん」

    モノクマ「苗木クンはベッドに霧切さんの匂いのする香水を振り撒いて、獣のようにナニを擦りながら興奮してたんだ!」

    苗木「それは違うよ!」

    苗木「ボクは匂いを嗅いで興奮してただけだ! まだ擦りつけてなんかいない!」

    舞園「………あ」

    霧切「……ふーん?」

    苗木「…………ん?」
  12. 12 : : 2013/12/10(火) 11:25:14
    苗木「すみませんでした」ドゲザー

    舞園「残念です、やっぱり苗木君は変態だったんですね…」

    苗木「で、でもよくよく考えたら霧切さんの私物を盗んでその匂いを堪能していたならまだしも、これはボクがモノモノマシーンで当てたやつなんだから良いじゃないか!」

    霧切「そうね。けれど、言ってくれれば私の匂いなんていくらでも嗅がせてあげたのに」

    舞園「は?」

    苗木「えっ」



    おわり
  13. 13 : : 2013/12/10(火) 16:23:20
    乙です。
    香水の話は新鮮でした!
  14. 14 : : 2014/01/12(日) 13:21:04
    お、おおおおお!!
  15. 15 : : 2016/08/19(金) 18:50:55
    おつ
  16. 16 : : 2016/08/20(土) 11:14:17
    ぐっじょぶ

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azumi4869

苗木と霧切のソテー

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