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  1. 1 : : 2016/04/04(月) 19:18:28
    暇つぶしの初投稿ですね。はい。
  2. 2 : : 2016/04/04(月) 19:26:39
  3. 3 : : 2016/04/04(月) 19:43:18
    ~エレンの世界~

    超大型巨人「…」

    エレン「……よう、5年ぶりだな…」

    超大型巨人「…」ゴゴゴ






    >>1の世界~

    >>1「…」

    旧友A「……よう、5年ぶりだな…」

    >>1「…」

    旧友A「いや~しっかし、久しぶりだな~!>>1ってどこの大学行ってんだっけ?俺は一応KO大学ってとこに通ってんだけど」

    >>1「俺はニチ大…」

    旧友A「そうか…えーっと、…おっと、俺用事があるんだったわ!じゃ、じゃーな!」アセアセ

    >>1「………チッ…」

    >>1(俺の未来はそんなに明るいもんじゃないだろう。この世の中で安定した暮らし、より幸福な暮らしを求めるには学歴というものがいつもついてまわる。
    俺はその学歴には頼れない。なぜならニチ大生だからだ。
    学歴が高い人間は未来を見つめ、学歴が高くない人間は今だけを見つめる。
    別にニチ大が悪いわけではない。悪いのはニチ大を理由に今、目の前だけしか見つめることの出来ない俺だ。
    そう気づいているのに今日も俺は目の前のことしか見つめていない)

    >>1(……今日も帰ったらシコって寝るか…)





  4. 4 : : 2016/04/04(月) 19:48:22
    なぜシコるんですかねぇ・・・(期待の眼差し)
  5. 5 : : 2016/04/04(月) 19:50:56
    ~エレンの世界~

    エレン「目標、前方の超大型巨人!!いくぞ!」バシュッ

    超大型巨人「…!」ブオンブオン

    エレン「のろい!!」キュイーンバシュッ

    エレン「うぉぉぉおおおお!!!!!」

    エレン(いける…!)

    超大型巨人「!!!!」プシューーーー

    エレン「…っ!!!」

    エレン「うわ!熱っ!!!」

    エレン「熱い!!前が、前が見えない!!!」

    エレン「うわぁぁぁぁあああ!!!!」
  6. 6 : : 2016/04/04(月) 19:58:12
    >>1の世界~

    >>1「ただいま~って、家に誰もいないじゃん。みんな出かけてんのか?」

    >>1「まあいいさ、さっさと部屋行ってシコろ」スタスタスタ

    >>1「さてと…ジャジャーン!ティッシュターーーイム!!!!」

    モクモクモク

    >>1「おかず~おかず~♪なんにしよっかなー♪」

    モクモクモク

    >>1「なんか俺の部屋煙たくない?…気のせいか?」チラッ

    >>1「うわお!!!タコ足回線してたせいか火出てんじゃん!!やっべ!かーちゃんに怒られる!」

    >>1「とりあえず火を消すぞ!って、煙多すぎじゃね!?
    これじゃ前が全然見えねーよ!!
    どうしよどうしよどうしよどうし…あれ?煙…吸いすぎたのか…?…なんだか…意識が…」パタン
  7. 7 : : 2016/04/04(月) 20:27:13
    アー落ちたか期待
  8. 8 : : 2016/04/04(月) 20:28:46
    ~エレンの世界~

    >>1「…ん?」ムクリ

    ?「あ!!!みんな!エレンが、エレンが目を覚ましたよ!!早く来て!!」

    >>1(は?なんだこいつ…つーかここどこだし…
    えれん?…)

    >>1「あのー…」

    ?「エレン!無理をしてはだめだ!今はとにかく大人しくしてくれ!」

    ?「エレン!目を覚ましたのね?よかった…本当によかった…」ホッ

    ?「アルミン、エレンは今動かしても大丈夫な状態なの?
    もし大丈夫なら手負いのエレンだけでも早く避難させないといけない」

    アルミン「ああ、意識もはっきりしてるしもう大丈夫だと思うよ。ミカサ。」

    ミカサ「ならよかった。さあ、エレン、行きましょう。1人で起き上がれる?」

    >>1「いやいやいやいや、待てコラ。俺はえれんとかいう名前じゃねえし、お前らが誰かも知らない。
    まず、家の部屋の中にいたはずの俺がなぜ屋外で横になってたのかも不明だ。
    お前達はなんなんだ、そしてここはどこだ」

    >>1(決まった…)キリッ

    ミカサアルミン「は?」

    アルミン「な、なにを言っているんだいエレン!
    君はエレン・イェガー、第104期訓令兵の1人じゃないか!
    そして僕は君の親友のアルミンでこっちは君の家族のミカサだろ?あとは同期のジャンやサシャやライナーに…ハッ!!!!」

    アルミン「……そうか、そういうことか…」

    ミカサ「アルミン、どういうこと?説明して」

    アルミン「エレンは、つまり君は、さっき超大型巨人が発した高温の蒸気によって視界不良になり、落下したんだ。その時に頭を打って…その…一時的な記憶喪失に陥っているんじゃないかな?」

    >>1「は?んなわけねーだろ、俺は>>1って名前でさっきまで…」

    ダキッ

    >>1「!?/////」

    ミカサ「エレン、記憶まで失って可哀想に…怖かったでしょう?そして記憶がない今現在もあなたはおびえている…大丈夫?」ウワメヅカイ

    >>1「だ、大丈夫でーーす!!/////」デレデレ

    ミカサ「それなら本当によかった…」ウルウル

    ジャン(天使…)

    >>1(女神…)



  9. 9 : : 2016/04/05(火) 00:05:12
    >>1の世界~

    エレン「…んがぁ…」ムクリ

    エレン「…………」

    エレン「!!」ビクッ

    エレン(なんなんだここは!?俺は確か巨人と戦って…あれ?それからどうなったんだ?)

    エレン(床がびしょ濡れだ…一体どうしたんだ?)

    エレン(とりあえずこの部屋を出よう!)スタスタスタ

    ガチャ

    かーちゃん「あら、>>1じゃな~い!もう起きたの?」

    エレン「は、え、いや、え、?」

    かーちゃん「何寝ぼけてんのよ!w
    あんた自分でタコ足回線で火事起こして、火を消したと思ったらそのまんま寝ちゃってたんだもんww
    お母さん帰ってきてビックリしちゃったわ!w」

    エレン「いやいやいや、寝ぼけてんのはあんたの方だろうが!
    >>1ってどこのどいつだよ!俺の名前は………え!?」

    エレン(床に出来ていた水溜りに映っているこの男は誰だ?まさか…まさかこれが俺なのか…?)

    かーちゃん「あんたさあ、一体何言ってんのよw火事のショックで記憶ぶっとんじゃったの?w
    まあいいや。はい、これ!あんたのスマホね!
    スマホは防水だったからちゃんと無事でしたw」

    エレン(この機械はなんだ?全く知らないはずなのに何故かどう使ったらいいかが手に取るようにわかる…
    しかもこの機械に使われている技術はとんでもなく発達した技術なはずだ…なのに全然驚かない、いや、驚けない…だって…)

    エレン(だって俺はこれを知っていた…?)

    エレン(まさか俺はこの>>1ってやつと一時的に入れ替わってしまったとでもいうのか?
    いや、入れ替わったとは限らないし、これも一一時的なものとも限らない…)

    エレン(一体俺はどうしちまったって言うんだよぉ…アルミン…ミカサ…)

    かーちゃん「スマホ救っておいたんだからお礼くらいいいなさいよねw」

    エレン「あ、ありがとう…」

    かーちゃん「なんかお通夜みたいなオーラ出てるよあんたw
    そんなことよりもうすぐ晩御飯の時間だよ~
    今日はお父さん外で済ませてくるって言ってたからジャンジャン手抜きさせてもらいま~すww」

    かーちゃん「と、いうことで!今日のディナーはこいつ!」ボンッ!!

    エレン「…なんだこれ…」

    かーちゃん「さすがにカップラーメンくらいは覚えてるでしょあんたwww
    あ、わかった~!ったく!しょうがないわね~
    母さんが作ってきてあげるよ!
    大大大サービスなんだからね?」

    エレン「どうも…」

    エレン(母さんの料理、か……)

    かーちゃん「はい、出来上がり!
    私が調理してきたんだからよーく味わって食べなさいw」ドーッン

    エレン「ありがとう…」

    エレン(これが>>1ってやつの母さんの料理か…
    いいなぁ…母さんの…味…か…)ジーン

    エレン「いただきます!」

    エレン(>>1、すまねえ。今この瞬間だけはお前の母さんのこと借りるぜ…
    本当の母さんだと思って、本当の母さんの料理だと思って味わわせてもらってもいいかな?)ウルウル

    エレン「ゔっ…ヒック…ゔゔぅ…グスグス
    母さん…これが母さんの味…ヒック…グスグス…」ズルズルー

    かーちゃん(泣きながらカップ麺食っとる…
    こいつそんなにカップ麺いやだったのかな?
    それとも私が手抜きしたこと怒ってんのかな…)

    かーちゃん「ご、ごめんね!>>1
    今からちゃんとしたやつ作ろうかね!」アセアセ

    エレン「ゔゔぅ…いや、…ヒック…うまいです…ゔゔ…めちゃくちゃうまいです!!」グスグス

    かーちゃん「な、ならいいんだけど…」

    かーちゃん(変な子…)

    かーちゃん「どうでもいいけどあんた明日もちゃんと大学行きなさいよ!
    就活中で忙しいからって大学サボってたらね、折角内定もらっても卒業出来なくなっちゃうかもしれないんだからね!わかった?」

    エレン「はい…」グスグス

    エレン(正直何言ってるかよくわからないけど今この時間、俺は久しぶりに幸福を手に入れることが出来た…)

    エレン(ありがとうな…>>1…!)


  10. 10 : : 2016/04/05(火) 08:49:54
    ~エレンの世界~

    ズシンズシン

    >>1(はぁ~、よく見てみたら俺ってこんなに小柄じゃないし、何度鏡見ても知らないやつ映ってるし………生まれ変わっちまったのか~…輪廻転生ってやつ?)

    ズシンズシン

    >>1(だとしたら前世の記憶濃すぎだろ!
    っていうか前世の記憶しかないんですけど)

    ズシンズシン

    アルミン「そろそろエレンの顔色も良くなってきたし一旦避難しようか」

    ズシンズシン

    >>1(ん?地震か?)

    巨人「…」ニタァ

    ミカサ「エレン!危ない!!」

    >>1「んー、あ、エレンって俺か…ってなにこいつ!!!!!きっっっも!!!!」

    >>1「逃げるのみだ!」スタコラ

    巨人「!」ニヤニヤ

    巨人「!」ドドド

    アルミン「エレンだけを追いかけている!あれは奇行種だ!」

    >>1(あれ?なんだろう、身体がめっちゃ軽い!
    いつもより何倍も早く走れる!
    このエレンってやつはよっぽど運動神経がいいんだろうなぁ…)

    >>1(ん?なんだこれ、腰にこんな機械付けてるからMAXスピードで走れねえじゃねえか!
    これじゃあ追いつかれちまう!)

    巨人「♪」ドドド

    >>1「やべえ!追いつかれる!
    ………だったらこいつをくらいやがれ!!!」ガチャガチャ

    >>1「オラぁぁぁぁあああ!!!!!」

    ズババババッ!!!

    巨人「」パタン

    >>1「あれ?俺まだなんもしてないぞ?
    なのに巨人が急に倒れて…」

    プシュ~

    >>1「消えた…」

    ミカサ「間に合ってよかった」ホッ

    ガシッ

    >>1「!?」

    ライナー「おい…エレン…お前、今腰についてた立体機動装置をあの野郎に投げつけようとしてたよな…?」

    >>1「あー、これ立体機動装置っていうんだ、
    確かにこいつを投げつけようとしたけど何か問題あったか?」

    ジャン「…お前、そんなに死に急ぎたかったのか、ハハハ…」

    アルミン「エレン!まさか立体機動をはじめとする僕達がつけているこの装備すら忘れてしまったって言うのかい!?
    さっきはミカサが巨人を倒してくれたからよかったものの…これは思ったより重症だぞ」

    アルミン「エレン、君は何のために巨人を駆逐しようと思ったのか、覚えているかい?」

    >>1「…」

    アルミン「君の目的、もしくは動機だよ!
    何か答えてくれ!こっちの気が狂いそうだ!」

    >>1「…俺は巨人とかいうやつとできれば戦いたくない、それに俺の目的は…」

    >>1「…この長くて酷い夢を終わらせることだ」

    アルミン「っ!……」

    ミカサ「アルミン、エレンは今本当に困っている。多少のことでエレンが自分の目的や巨人のこと、…それにあの事だって忘れるはずがない。
    これはよっぽどの事、ので、どうかアルミンの力を貸して欲しい」

    アルミン「…突然取り乱しちゃってごめんねエレン、ハハッ、言われなくても絶対僕がこの状況をなんとかするさ!」

    アルミン「まぁ、まずは立体機動装置の使い方や巨人の駆逐の仕方を思い出してもらう必要があるかな…」

    >>1(早くお家帰りたい)






  11. 11 : : 2016/04/05(火) 19:02:23
    >>1の世界~

    エレン「ここがニチ大かぁ~」

    エレン「母さんが大学行けって言うから例のスマホってやつで調べてやっとここまで来れたけど……」

    エレン「こりゃどう入ればいいかとかよくわかんねえな」

    ?「お~い、>>1!!おはよ~」

    エレン「あ?あ、えっと、おはよう!……」

    ?「ハハッ、僕のこと忘れちゃったんでしょ?」

    エレン「!?な、なんでわかるんだ!?」

    ?「君の顔にそう書いてあるからね~」

    エレン「なんだと!?お前そんなことが分かるのかよ!!」

    ?(>>1のやつ、本当に頭変になっちゃってるな~。やっぱり本当に重症だったんだね…)

    ?「うそうそ、実は君が何故か知らないけど記憶障害を起こしていたことは知ってたんだ」

    エレン「どういうことだ?」

    ?「君のことはおばさんからきいてたんだよ、つまり、君のお母さんからきいてたってこと!」

    エレン「は!?母さんがかよ!」

    ?「ほら、それ!君とは小学校から大学まで全部同じでかなり長い付き合いになるけど、君は自分のお母さんのことを『母さん』なんて呼んだことは1度もない!
    君は自分の母親のことは『かーちゃん』って呼んでたはずなんだ。」

    エレン「なっ!…」

    ?「>>1、この事におばさんはとっくに気づいているよ。
    それにただのぼや騒ぎで記憶がなくなるなんておかしいってことも感づいている」

    ?「何があったか知らないけど、君のお母さんは君が少しでもいいから記憶を取り戻すきっかけをつかめたらと思って無理やり大学に登校させたんだ。
    そして僕は君の日常生活のサポート係ってわけだ。運良く君とは学部学科まで同じだしね」

    エレン「そうだったのか…母さん……」

    ?「10年以上の付き合いだけど改めて自己紹介するよ。」

    ?「僕は阿礼アルミ(あれ あるみ)だ、よろしく」

    エレン「よ、よろしく、アルミ」

    エレン(アルミ????そうか!思い出したぞ!
    こいつアルミンにそっくりだ!)

    アルミ「それじゃあ早速授業に行こうか!」

    エレン「おう!行こうぜアルミン!!」

    アルミ「あるみん?」

    エレン「わ、わりぃ、間違えた、アルミな!」

    アルミ「うん!」ニコッ

  12. 12 : : 2016/04/05(火) 19:09:18
    >>1です!
    まさかみてくれている方がいるとは思わなかったので何も知らせずに不定期で更新していて申し訳ありませんでした。
    期待なんて言ってくれた人達、ありがとうございます。かなり嬉しいです!
    本当に思いつきで出来たssでかなり長編になるかと思いますが、暇で暇でしょーーーがないっていう方はぜひ読んで下さい!
    なるべく最低でも1日1回は更新するように心がけます!
  13. 13 : : 2016/04/08(金) 00:49:24
    ~エレンの世界~

    >>1「ハッハッハッハッハ!!俺はついに神になったぞ!」バシューンバシューン

    アルミン「さすがエレンだね。ちょっと立体機動の使い方を教えたらすぐに感が戻ってきて使いこなせるようになったじゃないか!」

    >>1「俺のルックスからしたら神というより天使だな!宙を舞う天使だ!ワハハハハ!!!」バシューンバシューン

    ミカサ「そう、エレンは天使。正しい」ボソッ

    アルミン(エレンは頭打ってから確実に変なやつになったな~。それにミカサ…突っ込むことすらできなかったよもう…君は頭打ってないじゃないか!)

    アルミン(これから大丈夫なのかな……)

    >>1(なんでだろう、すごく使い慣れてる感じがする。体の感が戻ったっていうか、体に染み込んでいた感じがするな…エレンってやつ、よっぽど立体機動の練習を積み重ねてたんだろうな~)バシューンバシューン

    コニー「おい!あれ!」

    巨人「♪」ニタァ

    アルミン「あ!前方より10m級が接近してきている!ちょうどいい、エレン!巨人の弱点、駆逐の仕方はさっき教えた通りだ!その刃と立体機動装置を使って早速その巨人を倒してみてくれ!」

    >>1「よっしゃあ!やったるぜええ!!!」バシューン

    >>1(本当はこういう争いごととかあんま好きじゃねーんだけどな…でも…)

    >>1(これが今の俺の生きる手段だ…!)

    >>1「よし、うなじが見えた!今だ!」

    >>1「うぉぉぉぉおおおお!!!」

    アルミン「行けぇぇぇええええ!!!」

    巨人「……!!」ミガマエル

    ペニャ

    >>1「えっ」

    巨人「…?」(困った顔)

    みんな「」(白目)

    >>1「………やべぇぇぇえええ!!!!」バシューン

    ミカサ「フンッ!!」

    ズババババッ!!!

    巨人「」 プシューーーー

    ミカサ「ホッ」

    >>1「あ、ありがとう…」

    アルミン「だ、大丈夫だよエレン!まだ刃さばきの感が戻ってないだけさ!」

    >>1「お、おう…」

    アルミン(あちゃー、完全に気にしてるわ。これで自信なくしちゃったかな?折角いい方に向かってたんだけどなぁ~。案外神経質なところもあるじゃん。また考えないといけなくなったかな?)

    ミカサ「エレン、あなたはがんばった。その結果がダメだったからって誰もあなたを責めはしない。」

    >>1「…」

    ミカサ「今回はダメだった。でも久しぶりに巨人を倒そうと活き活きとしていたあなたは輝いていた」

    >>1「そ、そう?/////」デレ

    アルミン(あら?)

    ミカサ「頑張っているあなたは今日1番かっこよかった」

    >>1「ま~じで~?/////」デレデレ

    アルミン(あらら??)

    ミカサ「だからまためげずにがんばろ?」

    >>1「うん!!/////」デレデレデレデレ

    アルミン(あらららら?????)

    アルミン(まあ、何はともあれよかった…のかな?)

    ジャン(天使だ)

    >>1(女神だ)

    アルミン「さあ、そろそろここを離れようか。本部に避難しよう。」
  14. 14 : : 2016/04/08(金) 02:40:15
    >>1の世界~

    エレン「へぇ~、結構人がいるんだな。ここでこれから座学が始まるのか~」

    アルミ「そうだね、まだ君は復調していないし今日は無難に1番後ろの席で授業を受けよっか!」

    ドカッ

    エレン「うおっと!痛いな~、誰だ?」

    ?「あ、ごめん、そしておはよう」

    エレン「え!?あ、う、うん!おはよう!!」アセアセ

    エレン(なんだこいつ!?ミカサそっくりじゃないか!ビックリした~)

    アルミ「やあ!ミカ、おはよう!」

    ミカ「あら、アルミ、おはよう」

    エレン「おい、アルミ、こいつはなんなんだ!?」コソコソ

    アルミ「彼女は赤間ミカ(あかま みか)、彼女も僕と同じように君の幼馴染みっていったとこかな」コソコソ

    ミカ「それじゃ、私はこっちに座るから、じゃあね」

    アルミ「じゃーねー!」

    エレン「…なんだあいつ、素っ気ねーなー」

    アルミ「きっと覚えてないだろうから教えてあげよう。彼女は昔君の事が好きだったんだ」

    エレン「は?そりゃ当たり前だろ?家族なんだから」

    アルミ「はぁ!?家族!?」

    エレン「あ、いや、なんでもねえ。俺の思い違いだ」

    エレン「で、結局その後何か進展はあったのか?」

    アルミ「あ、それで結局君は友達以上の関係に進むのが怖くて彼女の気持ちに気づかないふりをして通したんだ。
    それ以来気まずくなったのか君とミカは昔のようにはいかなくなってぎこちなくなっちゃったんだ。
    今思えばミカの気持ちに気づかない素振りをするのが逆効果だったのかな~って、本当に何も覚えてないんだね笑」

    エレン「ああ、すまねえ…」

    エレン(そういえば俺は今>>1として生きているんだったな…)

    アルミ「別に君が悪いわけじゃないんだしいいよ、気楽に行こうよ!」

    エレン「そう言ってくれるとホント、助かるぜ…くよくよしてもしょうがないしな!」

    ?「しっかしよぉ!今度の最終面接さえ受かれば俺も念願の都庁に務める立派な公務員になれるんだぜ!たまんねえなおい!ワハハハハ!!!」

    エレン「なんだあいつ」

    アルミ「彼は斬下ジャン、成績優秀で入学当初から目指していた公務員にあと1歩でなれそうなところなんだってさ」

    エレン(ジャンに似てるとは思ってたけど、こいつに関しては名前がまんまジャンだな)

    ジャン「まあこれも安定を求めてがんばった結果だよなぁ~!ダブルスクールとか大変だったし。そりゃ頑張るしかなかったよ。だって不景気なこの御時世だぜ?学歴が高いって訳ではない俺達からすると大手企業を目指して就活することにかけるなんて大博打どころか無謀だぜ!無謀!」

    ジャン「まあ、どっかの>>1さんは無謀にも大手ばっかにエントリーシート出してるらしいな~!まず自分の立場、学歴をちゃんと考えろってんだよな!」チラッ

    エレン「なあ、ジャン、お前の言うどっかの無謀な奴って俺のことか?聞き間違いじゃなきゃお前は確か>>1さんとか言ってた気がするんだが」

    ジャン「あー、心当たりがあったら多分そいつであってるぜ」ニヤ

    エレン「この野郎…!」ガタッ

    アルミ「や、やめなよ>>1!」

    エレン「うるせえ!最初っから自分の希望を否定されて黙ってられっか!」

    エレン(そういえばスマホのメモ機能ってやつに出願した会社が書いてあったけどジャンのいうことが本当ならこれらの会社の大半は入るのが難しい大手企業ってことになるのか?
    それがこいつの希望なのか?)

    エレン(~飲料とか、~鉄道とかジャンルはバラバラだった気がするけど、>>1はもしかして大手だからという理由でその会社を志望していたのか?)

    エレン(本当にこいつがやりたいことって無いのか?)

    エレン(まあいい…だったら俺のやり方でこの就活ってやつをするだけだ!)

    モブ同級生A「おい>>1、お前がいくらわめいたって俺達に大手入社が難しいことくらいわかるだろ?」

    モブ同級生B「そうそう。だって俺達はニチ大だぜ?」

    モブ同級生C「大学入学の段階で俺達の将来はある程度限られたものになってたんだよ」

    モブ同級生D「はぁ~、そりゃKO大学とか行きたかったよ。行ければの話だけどな?」

    モブABCD「俺達は所詮ニチ大だ」ハァー

    ジャン「へっ!そういうことだぜ夢見る少年くんよ!
    それにだな、例え大手に就職できたとしても度重なる地方転勤があるかもしれないし、景気によってはどんなにすごい会社でも倒産する可能性だって出てくるんだぜ?
    それに比べて公務員はまず倒産することがない。更に俺が受けている都庁は東京都から出なくて住む。申し分ないだろ?」








  15. 15 : : 2016/04/08(金) 02:40:41
    エレン「ジャン、そうやって内地でヌクヌクしていたいなら勝手にそうしてな!
    でもな、ニチ大は今や大手就職率が15%以上、同じ括りの大学の中では頭ひとつ抜きん出ているじゃないか!」

    モブ達「!?」

    エレン「それにニチ大で学歴勝負なんて考えちゃダメだ。昔は就活の仕方を間違っていたんだ。でも今は違う!先人達がちゃんと残してくれていったものがある!」

    エレン「それは卒業生の数だ!この縦の繋がりによる人海戦術、更には大学にある就職指導課を利用すれば大手企業からの内定は夢じゃないはずだ!」

    その場にいるみんな「!?!?!?」

    エレン「地方転勤が嫌だ?倒産するかも?馬鹿野郎!そんなんだから俺達ニチ大生はダメだって言われるんだ!
    この前アルミに教えてもらったぞ!この東京都の外にある北海道というところでは冬になると自分の身長以上の高さの雪が積もるらしいじゃないか!
    逆に沖縄って所は年中暖かい為ほとんど雪が降ることはなく、雪を見たことがない人が沢山いるらしいじゃないか!」

    エレン「ジャン、こういう光景はお前の大嫌いな地方じゃないと見られないんじゃないのか?お前はそういうのも知らずにヌクヌクとこの内地で一生を過ごすのか?」

    ジャン「クッ…!!」

    エレン「倒産するかもしれないなんて結構なことだろ!何か成功するにはリスク無しでは無理だろうが!それならむしろリスク万歳だこの野郎!」

    ジャン「なにが内地だ!気持ち悪い事言いやがって!大体お前なんてどうせネームバリューで会社選んでるだけだろーが!」

    エレン「俺には夢がある」

    みんな「……」ザワザワ

    エレン「夢って言っても今出来たものさ。それは超大企業から内定を貰って、お前らをあっと言わせてやる!そして…」

    エレン「このニチ大の英雄になることだ!!」

    みんな「!!!」ザワザワザワザワ

    エレン「だから、来週あるニチ銀の入社試験、まずは1次審査からだけど必ず突破して何としてでも内定を勝ち取ってやる!」

    ジャン「何を説教し出したかと思えば今度はニチ銀から内定貰うだと?やれるもんならやってみろよ!もしお前が内定とれたらそん時は土下座のひとつでもして詫び入れてやるよ!」

    エレン「ふっ、待ってろよジャン。これから早速試験対策を始めてやるからよ…今日んとこは帰るわ。じゃあな!」

    アルミ「ちょっと!>>1!待ってよ~!授業は!?どうするの!?
    あー、もういい!今日は授業は休んで僕も帰る!じゃあね!みんな!」

    ジャン「へっ、どうせすぐ泣き顔が見れるようになるさ…」

    モブA「俺、もう少し強気で就活してみよっかな…」

    ジャン「なに!?」

    モブB「お、俺も!」

    ジャン「!?」

    モブC「俺もだ!早速大手にエントリーシート出しに行ってくるわ!」

    ジャン「!?!?!?」

    モブD「俺は先輩に相談してみるわ!」

    ジャン(就活に対してイマイチやる気を見せなかったモブ達にあいつが影響を与えただと?)

    ワイワイガヤガヤ

    ミカ「……」

    ミカ(ふーん、やるじゃん…なんか昔と雰囲気変わった気がする)


    アルミ「それにしても今回はよくあのジャンを黙らせることが出来たね~
    しかもニチ大についてやけに詳しいね。以前よりもかなり詳しくなった気がするけど」

    エレン「あー、あれか、あれは全部スマホで調べた知識だ。一夜漬けに過ぎないさ」

    アルミ「はぇ~、よく勉強したんだね」

    アルミ「っていうか、全くあんなこと言ってどうするつもりなんだよ!ニチ銀ってあのKO大学からでも入社内定を貰うのは困難なんだよ!?
    ニチ大なんて相手にされる訳がない!」

    エレン「お前まで何言ってんだよ。早速これからOBとかにあたって少しでも話を有利にするんだよ!」

    アルミ「いや待って、>>1、そもそも君はサークルなんて入ってないんだからその人海戦術も使えないじゃないか」

    エレン「えっ、まじ?」

    アルミ「やっぱり、忘れてたじゃないか!
    ほら~、試験は来週なのにどうするんだい!」

    エレン「ま、まあ気合でなんとかするさ!もう祈るしかないだろ!」

    エレン(こりゃ少しやばいかもな…)トホホ
  16. 16 : : 2016/04/09(土) 01:06:39
    ~エレンの世界~

    第104期訓令兵一同は本部へと向かっていた

    バシューンバシューン

    アルミン「5年ぶりの超大型巨人の出現にエレンの負傷、一刻も早く本部にたどり着かなきゃ!」プスプス

    アルミン「あれ?どうしたんだ…?」プスプス

    アルミン「まさか…!大変だ!ガスが足りい!!」

    アルミン「うわぁぁぁあああ!!!」ヒューーー

    バシューン、ガシッ

    アルミン「…!!」

    アルミン「ありがとう、ミカサ」ホッ

    ミカサ「礼には及ばない。一旦近くの民家の屋根に移ろう」バシューン

    >>1「お?そこの家の屋根に一旦集合か、大丈夫かー?」バシューン




    ライナー「しかしなんでアルミンの立体機動だけこんなに早くガスがなくなったんだ?」

    ジャン「そりゃ簡単なことだ、そこにいる死に急ぎ野郎の為に熱心に立体機動装置の使い方を教えてやってたんだからな………アルミン自身が見本を見せながらな」チラッ

    >>1「…」

    ミカサ「ジャン、今は誰のせいか、誰の責任か、なんて話している場合ではない。この状況でより上手く生き残る方法を考える方が先決」

    アルミン「ハハハ…足を引っ張っちゃってごめんねみんな…」

    >>1「そんな、アルミンは俺の為に…」

    アルミン「いいんだ、そんなことは…それよりもみんなに頼みがあるんだ…」

    アルミン「……僕のことはここに置いて行ってくれないかな?」

    >>1「!!!」

    ミカサ「アルミン!何を言って、」

    アルミン「いいんだこれで!!!」

    アルミン「元々体力がない上に運動音痴な僕が更にガス欠でお荷物になってしまったんだ…」

    >>1「そんなこと、」

    アルミン「もうこれ以上僕に君たちの足を引っ張らせないでくれ!!!!」

    みんな「!」ビクッ!!

    アルミン「ハハハ…僕ったら柄にもなく大きな声なんて出しちゃった…ごめんね…」

    アルミン「よいしょっと、」カチャカチャ

    アルミン「ミカサ、これ、僕の刃を持って行ってくれ。君の刃はこの連戦ですっかりさびれちゃったはずだからね。それに君は物凄く強い。僕なんかよりもずっと君の方がこの刃を持つべきだ。」

    ミカサ「そんな…」

    アルミン「……でもこの1本だけ、僕が持っててもいいかな…やっぱり生きたまま巨人に食べられる最後は嫌なんだ…」

    ミカサ「…」ヒョイッ

    みんな「!!!」

    アルミン「あっ!返してくれよミカサ!それはあんまりだ!」

    ミカサ「ダメよアルミン、これも私が頂く」

    ライナー「なっ!……」

    アルミン「そんなぁ…」

    ミカサ「誰がなんと言おうとこれは私が頂く」

    >>1「お、おい、それは、」

    ミカサ「その代わり、アルミンも一緒についてきてもらう」

    みんな「!」

    アルミン「え、…何言ってるんだいミカサ、僕を置いて行くっていうのが1番の策じゃないか!」

    ミカサ「じゃあその策は1番ではなかったということ。本当に1番の策はこの中で最も強い私が巨人を倒しながらみんなを先導し、この中の誰かがアルミンを背負って一緒に避難する。
    これが1番ではないの?」

    アルミン「そ、それは…」

    ミカサ「決まり。誰かアルミンを背負ってくれる?」

    コニー「そ、そんなこと言われたって…なぁ?…」

    ミカサ「そんな!…」

    アルミン「…」

    ジャン「ミカサの作戦はみんなで生き残るのには最善かもしれないがリスクを考えるとそうはいかねえ」

    ミカサ「…」

    >>1「っ!…」

    ユミル「大体自分の命も危ねえのにそんな余裕あるわけねえだろ」ボソッ

    ソウダソウダ

    ミカサ「くっ!…」

    アルミン「…もういいよミカサ、最後の最後まで………本当にありがとう!」ニコッ

    >>1「!!……」
  17. 17 : : 2016/04/09(土) 01:07:23
    ミカサ「アルミン…」

    ミカサ「…本当にごめn」

    1「だぁあ!!もういいよ!俺がアルミンを担ぐ!!!!」

    >>1(もうどうにでもなれこの野郎!!!!)

    ミカサ「エレン!!」パァァァ!!

    アルミン「エレン、もういいんだy」

    >>1「うるせえ!俺が担ぐって言ったら担ぐんだよ!!」

    >>1「ははぁ~ん、もしかしてお前、俺が担げないとでも思っているんだろ!!!俺のことそんなに過小評価してたんだ~、へぇーーーーーー」

    アルミン「そ、そんなこと!」

    >>1「だったら!!……黙って俺に担がれてろ!!!」

    >>1「ほら!お前らもこれなら文句ないだろ!
    もし俺がアルミンを担いでるからって遅れをとるようだったら、そん時は置いていってくれて構わねえ!」

    >>1「な?いいだろみんな!」

    みんな「…」コク

    >>1「どうやら決まりみたいだな」ニヤ

    ジャン「待て」

    >>1「なっ!」

    ジャン「相変わらずお前はリスクってものを考えない死に急ぎ野郎だな。お前がしようとしていることのリスクは計り知れないものだぜ?」

    >>1、アルミン、ミカサ「っ!……」

    コニー「そ、そんな、ジャン!」

    ジャン「でも…お前のその死に急ぎ行為のおかげでアルミンが助かるんだ…だったら俺らだって協力するに決まってらぁ!!」

    >>1「ジャン!」パァァァ!!

    ジャン「おら!そのパァァァ!!ってやつしてないでさっさと行くぞ!ミカサは俺達の先導、俺達はエレンとアルミンを囲むような陣形を取って援護に回るぞ!」

    みんな「おおー!!!」

    ミカサ(私がそれ言いたかった…私が考えた作戦なのに…)
  18. 18 : : 2016/04/10(日) 00:43:58
    >>1の世界~

    エレン「ジャンにニチ銀から内定とってやるなんて大口叩いたものの…ニチ銀の難易度を調べれば調べるほど俺がなんて愚かなこと言ったのか身に染みてくるな…」

    エレン「色んなやつと情報交換とかしたいけど…俺の他に大手志望があまりいないからな~」

    エレン「こりゃどうすればいいもんかね…」

    スッ

    ?「ニチ銀は学歴も必要だが圧迫面接による対応力を見る試験、人よりも自分をアピールする力を見るためのグループ面接等があるらしいぜ」

    エレン「お前は…コニス!それに隣にいるのはマルオか!」

    エレン(こいつらは確かマルコに似てるマルオとコニーに似てるコニスだったな)

    マルオ「やあ>>1!昨日の君の演説には感動したよ!がんばってくれよ!今度のニチ銀の試験!」

    エレン「おう!演説ってほど上品なもんじゃなかったけどな笑
    サンキューな!」

    エレン「にしても、なんでコニスがこんなにニチ銀に詳しいんだ?」

    コニス「そ、それは…」

    マルオ「彼は昨日君の演説を聞いて公務員志望から大手志望に変えたんだとさ、だから昨日から大手について徹底的に調べまくってるそうだ」

    コニス「おい!それは言うなよぉ!」

    マルオ「ハハハ、ごめんごめん」

    エレン「そうなのか!コニス!同じ野望を持つ仲間が増えて俺は嬉しいぞ!よろしくな!」

    コニス「お、おう、よろしくな」

    マルオ「さあ!エレンは来たるべきニチ銀の試験まであと3日程度!コニスは大手食品メーカーの試験まであと1週間!今やれることを考えていこう!なんてったって、今年の大手志望は多いからな!」

    エレン「それもそうだな!がんばって内定勝ち取るぞ!」

    エレンコニスマルオ「おおー!!!!」

    ワイワイガヤガヤ

    エレン「ん?何の騒ぎだこれは」

    モブB「おい!モブAが帰ってきたぞ!」

    みんな「!」

    モブC「A!しっかりしろ!何があったんだ!?返事しろ!!」

    ワイワイガヤガヤ

    エレン「一体どうしたっていうんだ?」

    モブD「あ、>>1!大変なんだ!モブAが大手電機メーカーの面接を受けて帰ってきたんだけど、帰ってきてから様子が変なんだ!」アセアセ

    エレン「何!?よし、おーい!A!何があったかゆっくり話してみてくれ、ゆっくりでいい。お前のペースでな」

    モブA「え、あ、あ、あ、あ、あ」ガタガタガタ

    エレン「落ち着け!ゆっくりだ、ゆっくり」

    モブA「お、お、お、俺達が、、、大手から内定をもらうなんて、、、む、、無理だ…」

    エレン「なっ!?」

    モブA「俺は行ってきた、、、大手電機メーカーに、、、そして見てきた、、、この世にある地獄を、、、」

    コニス「へへっ、地獄って、大げさなんだよAはよぉ~」

    モブA「い、いいいいい言い過ぎだなんてとんでもない!執拗な圧迫面接、他の就活生に対する劣等感、今後への不安…全てを感じた…あそこは地獄だ…」

    ジャン「ほら~だから言ったんだよ、俺達が大手から内定を勝ち取ろうなんて無謀だってことをよぉ」

    エレン「ジャン!!…」

    ジャン「この数日、お前らはいい夢が見れただろ?自分でも大手に合格できるかもしれないっていういい夢が…でもAを見てみろ、これが現実だ。
    それにもう夢見てられるほど余裕がある時期じゃねーんだよ」

    ジャン「>>1、あん時はちょっと熱くなってたせいもあって、土下座がどうとか言ってお前が増々ニチ銀を受けたくなるように煽っちまったな。
    あれは俺が悪かったよ。だからお前ももう夢見てないで今からでも受けれる公務員を受けてみないか?試験対策なら俺がなんとしてやるからよ、これで手打ちにしようや」スッ

    エレン「…」スッ

    ポンッ

    モブ達コニスマルオ「!!」

    ミカ(やっぱり>>1は怖がって最後の1歩を歩み出せない…最近少し変わったかななんて思ってたけど、どうやらあの時と、私が彼を想っていたあの時と、何1つ変わっていない…)







  19. 19 : : 2016/04/10(日) 00:44:20
    ジャン「ふっ、お前も素直なってくれてよかったy」

    エレン「これで手打ちだ、だからもういがみ合うのはやめよう。
    そして、ジャンは俺がニチ銀に受かるように応援してくれよな!」

    ミカ(なんとまあ、でも私には関係ないし興味無い)

    ジャン「は!?何言ってんだよお前は!」

    エレン「俺は別にお前が土下座云々言ってたからニチ銀を受ける訳じゃない」

    エレン「…ただ、ニチ大生でもニチ銀から内定が貰えるんだってことを証明したいだけなんだよ!!!」

    みんな「!」

    ミカ(興味無いから)

    エレン「だからお前も1ニチ大生として、応援してくれよな…!」

    ミカ(興味無い興味無い興味無い)

    ジャン「…」

    アルミ「ぼ、僕は応援するぞ!」

    エレン「アルミ!」

    ミカ(もう!興味無いって何回言わせれば気が済むの!もう>>1なんてどうでも…)

    モブA「俺も!」

    モブB「俺も!」

    「俺も!俺も!俺も!俺も!」

    ザワザワオレモ!オレモ!オレモ!

    ミカ(>>1なんて興味無い…本当に?実はそんなのは嘘なんじゃないの?うん、嘘!嘘よ!
    >>1になんて興味ある!すごくある!いつも頭の中はあなたでいっぱいなんですもの!)

    ミカ「わ、私も!!」

    みんな「!?」

    エレン「!ミカ…!」

    ミカ「私も>>1を応援する!いつでもする!何回でもする!」

    エレン「…おう!ありがとうな!!ミカ!!」

    ミカ「うん!/////」

    アルミ(あれ?ミカの反応がなんか変だぞ?)

    エレン「そしてみんな…ありがとう!」

    ジャン「そうか…そうかよ…」

    エレン「ジャン…?」

    ジャン「俺にはお前の就活の価値観が理解出来んな…」

    エレン「!」

    ジャン「でも…そこまで言うなら…」

    ジャン「…あの鼻の高そうなエリート達と競って、絶対内定ぶんどってこいよ!!!」

    エレン「ジャン…!!」パァァァ!!

    エレン「おう!絶対だ!!」ニコッ

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