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舞園「絶対、忘れません」

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  1. 1 : : 2013/12/08(日) 13:07:35
    ※ネタバレ注意です。


    平和な希望ヶ峰学園です。キャラ崩壊する可能性もあります。
  2. 2 : : 2013/12/08(日) 13:08:17
    江ノ島「舞園って絶対苗木の事好きだよね?」

    舞園「え? な、何を言ってるんですか突然」

    江ノ島「うぷぷ、隠さなくったっていいって」

    舞園「修学旅行の夜みたいなノリはやめて下さいっ」

    江ノ島「だって苗木と話してるときが一番嬉しそうだもんアンタ。股間濡らしてるんじゃねぇの? ってくらい」

    舞園「わ、私はアイドルですよ!? アイドルの股間が濡れる訳ないじゃないですか!!」

    江ノ島「うわっ、動揺しすぎ。処女かよ」

    舞園「からかってるんですか? 江ノ島さんの悪い癖だと思います!」

    江ノ島「いやいや、マジだって。で? 苗木ごときのどこに惚れたのよ?」

    舞園「ちょ、ちょっと! いい加減にして下さい!」

    江ノ島「あれ? 苗木だ」

    舞園「わー!! わー!!!」
  3. 3 : : 2013/12/08(日) 13:08:27
    期待してます!
  4. 4 : : 2013/12/08(日) 13:20:53
    江ノ島「うっそぴょーん」

    舞園「………」

    江ノ島「絶望した? ねぇねぇ絶望した? 苗木いなくて絶望した?」

    舞園「ひ、ひどいです…というか私も何であんなに焦って…馬鹿みたい、ううっ」

    江ノ島「ま、人を好きになる気持ちはわかるけど、よりにもよって苗木をねぇ」

    舞園「そうは言いますけど、苗木君は魅力的な人だと思いますよ?」

    江ノ島「いやいや、正直アタシは苦手だわ。才能を持ってるって訳でもない癖に希望に満ち溢れてる眼をしてるのが最高にウザい」

    舞園「そんな事言わないで下さい! それに苗木君はちゃんと幸運って才能があるじゃないですか!」

    江ノ島「はいはい。そうやって調子こいてたら、誰かに苗木を取られちゃうかもよ?」

    舞園「だ、だから! そんなんじゃないですからっ」

    江ノ島「じゃ、アタシ寮に戻るわ」

    江ノ島(コイバナ飽きたし、残姉でもイジるか)
  5. 5 : : 2013/12/08(日) 13:21:27
    >>3 ありがとうございます!
  6. 6 : : 2013/12/08(日) 13:31:01
    ―江ノ島の部屋―

    江ノ島「お姉ちゃんさ、今日もニヤニヤしてたよね」

    戦刃「…えっ? ニャーニャーしてた?」

    江ノ島「言ってねぇよ! ニヤニヤだよ! どんだけ耳糞詰まってんだ残念過ぎるだろ!」

    戦刃「ご、ごめん盾子ちゃん。…私ニヤニヤしてた?」

    江ノ島「苗木に話しかけられてた時、雌の顔になってるよ。苗木の事好きなんでしょ?」

    戦刃「えええ!、そそそんな事…」

    江ノ島「ちょっと優しくしてくれただけで惚れるとか、残念にも程があんだろ」

    戦刃「ごめん、ごめんね盾子ちゃん」ショボン

    江ノ島「もう思い切って告っちゃえば?」

    戦刃「こここここ、告?」

    江ノ島「苗木ならワンチャンあるんじゃない?」

    戦刃「…ダメだよ、だって盾子ちゃん、皆を絶望させるんでしょ?」

    江ノ島「ん。ま、もうちょい先の話だけどね」

    戦刃「……」
  7. 7 : : 2013/12/08(日) 13:57:33
    ―放課後の教室―

    舞園「あれ? 桑田君?」

    桑田「舞園ちゃん! うわっ、舞園ちゃんから話しかけてくれるとか貴重じゃね!?」

    舞園「そんな事ないですよっ、多分…。 桑田君は何をしてるんですか?」

    桑田「いやぁ、ホラ。有名になった時にファンに書くサインってヤツ? 練習してんだよ!」

    舞園「桑田君は未来のメジャーリーガーですもんね!」

    桑田「い、いやぁ、野球はちょっと…」

    舞園「どんな風な感じなんですか?」

    桑田「あー、そうだ! 舞園ちゃんはアイドルだし、サイン書くこともいっぱいあんだろ? 良かったら俺のサイン考えてくんないかなーなんて…」

    舞園「え? う、うーん。簡単なのでいいなら…」

    桑田「マジで!? やった!」

    舞園「えーっと」サラサラ

    舞園「こんな感じ、ですかね?」

    桑田「うおーーー!! すっげ、超シャレオツじゃん!?」

    桑田「これ使う使う! 早速練習しねぇとな!」

    舞園「よろこんで貰えたのなら、何よりです」
  8. 8 : : 2013/12/08(日) 15:04:25
    苗木「あれ? 二人ともまだ教室にいたんだ?」ガラガラ

    舞園「!!」ビクッ

    桑田「おーっす苗木。いいだろ? 舞園ちゃんが俺のサイン考えてくれたんだぜ!?」

    苗木「え? すごい! 見せてよ」

    苗木「ん? え、えーっと…11037?」

    桑田「バカヤロッ! 逆さまだ!」

    苗木「あ、あぁゴメン! へぇー、シンプルな感じなんだね」

    桑田「シンプルなのが逆にシャレオツだろ? いやぁ流石、舞園ちゃんだよな」

    舞園(適当に書いたなんて言えない…)

    苗木「あ、そうだ。忘れ物取りに来たんだった」

    舞園(……苗木君)
  9. 9 : : 2013/12/08(日) 15:17:06
    舞園(苗木君。苗木君の事を考えると胸が締め付けられるように痛いです)

    舞園(でも、これがもし恋なんだとしても、私は決してこの想いを苗木君に伝えることはありません)

    舞園(だって私はアイドルだから。ただのアイドルじゃないんですよ? 【超高校級のアイドル】なんです)

    舞園(だから、苗木君や他の皆と一緒にいれる今この瞬間を、大事にできれば…)

    舞園(そうしたらそれは想い出になって、私の胸の中の大切な宝物となって)

    舞園(絶対に忘れる事はないと思います。きっと、絶対に)
  10. 10 : : 2013/12/08(日) 15:55:39
    舞園「苗木君! 苗木君はどう思いますか?」


    舞園「苗木君! 私、応援してますからっ!」


    舞園「苗木君、見ていてくださいね! 私、頑張ります!」


    舞園「苗木君が風邪って聞いて、私飛んできちゃいました。もう、心配したんですからね?」


    舞園「言わなくてもわかります。私、実はエスパーですからっ」
  11. 11 : : 2013/12/08(日) 15:55:53
    舞園(苗木君は優しいです。私の事なんか気に掛けてくれたり、そういう暖かな優しさが、自意識過剰かもしれませんけど)

    舞園(愛情として伝わってきたりします。苗木君はわかり易いから、それでいて鈍いから本人が気付いてないのかもしれないですけど…)

    舞園「苗木君」

    苗木「ん? 何、舞園さん」

    舞園「私、今すっごく楽しいです。今生きているこの瞬間が。皆と一緒のこの時を」

    舞園「絶対、忘れません」

    苗木「うん………ボク………よ……」

    舞園(……えっ?)

    舞園(苗木君、聞こえません! 一体どうしたんですか?)

    舞園(苗木君? どこに行ったんですか!?)

    舞園(……あれ?)

    舞園(あれあれあれあれあれあれあれ?)
  12. 12 : : 2013/12/08(日) 16:12:40
    ―コロシアイ学園生活 深夜1時頃―

    舞園「――え?」

    舞園(私、なんで包丁なんて持ってるの?)

    舞園(何、コレ)

    桑田「うわああああああああああああ」

    舞園「く、桑田君!? 待って…」

    ゴキィ!

    舞園「いっ…たぁい!!」

    桑田「お、俺を殺そうとしやがって!」

    舞園「違う…こんなの、嘘…私、私」

    舞園(忘れてた? 忘れてしまっていた? 苗木君との事も、皆との想い出も…)

    舞園「嫌…いやぁあああああ」ダッ

    桑田「待て! クソッ…開かねぇ!」ガチャガチャ
  13. 13 : : 2013/12/08(日) 16:14:14
    ―苗木の部屋のシャワールーム―

    舞園「あぁ、あああああああ」

    舞園(私、取り返しの付かないことを…どうして? どうして忘れてしまっていたの?)

    舞園(こんな…こんなのって)

    舞園「……助けて、誰か! 苗木君!!」

    ガチャガチャ…

    舞園「!!」

    ドンッ!ドンッ!!

    舞園「い、嫌…」

    桑田「殺せば…人を殺せばここから出られるんだ…それならいっそ!!」

    バンッ!!!

    桑田「殺しちまえばいいんだぁああああ!!」

    舞園「ううっ…!!」グサリッ
  14. 14 : : 2013/12/08(日) 16:18:30
    舞園「…………」

    桑田「クソッ…ちくしょう!」ダッ

    舞園「…………あ、そ…うだ」

    舞園「この…ままじゃ、なえ、ぎくんが」

    舞園「ご…めんなさい…なえぎくん…ごめんなさい」

    舞園「わす…れてしまって、ごめん…な…さ…」

    舞園「ゲホッ…ゴホッ…」

    舞園「……………」


    END
  15. 15 : : 2013/12/08(日) 16:20:48
    終わりです。

    短いし、なんだか場面も変わりすぎて訳わかんない事になってるかもしれませんが、こういうの書きたかったんです。

    SS初心者なんで勘弁してください。
  16. 16 : : 2013/12/08(日) 17:39:44
    おもしろかったです!
    お疲れさまでした!
  17. 17 : : 2013/12/08(日) 17:58:26

    う~ん……途中までは大爆笑できたんだけどな……
    オチが切なすぎる(/ ー ̄;)
  18. 18 : : 2013/12/09(月) 19:01:22
    桑田「やっちまった…
    俺は悪くねぇよな…【正当防衛】だよな…!?」

    苗木「それは違うよ!」論破!

    桑田「苗木ぃ!?」くそっ


    舞園「(今のは苗木君の、声…?)」

    苗木「桑田君、よく聞いて欲しい。君はまだ助かる。なぜなら舞園さんはまだ生きている!!」

    舞園「(苗木君、 どうしてわかるの…?)」

    桑田「なんだって!?確かに俺はあいつの腹をこいつでぐさりと、【殺してしまった】んだ…」

    苗木「それは違うよ!」論破

    苗木「確かに桑田君は、その包丁で舞園さんを刺し殺したつもりかもしれない。だけど舞園さんは死んでいないんだ…この場を凌ぐための演技だったんだ…!!」

    桑田「あほあほあほ!俺は【確かにあいつの死を確認した】んだ!!」

    苗木「それは違うよ!!」

    苗木「桑田君はそう感じたのかもしれない。なぜなら彼女は…【超高校級のアイドル】だから!」

    桑田「嘘だ…そんなの苗木、てめえ自分が頃されのが怖えから適当なこと言ってごまかそうと……あぽ?」ガタ

    苗木「大神さん!!」
    大神「苗木よ、遅れてすまない…殺気を感じて行こうと思ったのだが…。江ノ島とその仲間に邪魔されてしまった。苗木、我は黒幕の内通者だったのだ…だがもう引かぬ、媚ぬ、省みぬ!!黒幕を拘束し今助けに来た!」

    大神「舞園、もういいだろう。」

    舞園「その…苗木君、本当にごめんなさい!!
    私、あなたをだましてました…」ぼろぼろ

    苗木「いいんだ、舞園さん。もう、終わったんだ!」

    苗木「黒幕が拘束されて、もうこのばからしい殺し合いゲームは終わりだよ」

    苗木「約束したでしょ、どんなことをしてでも君をここから出してみせるって!」

    舞園「(苗木君、やっぱり私はあなたが大好きです…例え此の先どんなことがあっても、希望を胸に立ち向かって見せます…」ガタ

    苗木「気が抜けて倒れちゃったみたいだね。大神さん、お願いできる?」

    大神「無論…だがこれからどうするつもりだ?」



    苗木「もちろんみんなにこの戦いの終わりを教えてにいく!そしてみんなで外に出るんだ!」

    ただ、僕はここに残るよ。

    黒幕を匿いながら更生させるんだ…」

    大神「正気か苗木よ…江ノ島という本当の黒幕はそう一筋縄にはいかないぞ」



    戦刃「ありがとう苗木君、大神さん。盾子ちゃんを助けてくれて」

    苗木「君は!?」

    大神「戦刃むくろだ。江ノ島と同様黒幕だが、我の長年の感でこやつからは絶望と悪意を感じなかった。だから縛らずにおいたのだ…」

    苗木「そうなんだ…戦刃さん。これからよろしくね」ニコッ

    戦刃「…っ!!
    だめだよ苗木君。私たちは許されないことをして来た。だから【生きる権利なんてないんだ】よ」

    苗木「それは違うよ!
    過去のことは変えられないし、二人が悪いことをした事実も変わらない。だけどだからって僕達は二人に死んでもらうつもりなんて全く無いんだ!
    だから、江ノ島さんを更生するのを手伝って欲しい…」

    戦刃「苗木君…やっぱり優しいんだね
    ありがとう。私は苗木君に従うよ」

    苗木「じゃあ、とりあえずみんなを呼ぼうか」

  19. 19 : : 2013/12/09(月) 19:43:43
    苗木「みんな、よく聞いて欲しい
    このコロシアイ学園生活はもう終わったんだ
    黒幕はここにいる江ノ島さんと戦刃さんだよ
    色々いいたいことがあると思うけど最後まで聞いて欲しい。

    今回二人は僕達の記憶を奪い、この学園に隔離したんだ

    そしてコロシアイ生活を強要した

    だけど僕達は絶望に打ち勝ち、一人も死者を出さずゴールへ辿りついたんだ!」

    十神「そんなことはどうでもいい、だが今回は度が過ぎてる。記憶喪失だと!?」

    葉隠「だべ!そんなことより早く外に出して欲しいべ!」

    苗木「みんなの気持ちもよくわかるけど最後のまで聞いて欲しい!

    戦刃さんの話によると外は今まで通り平和でこの学校に隔離してまだ1日目なんだ。だからまた外で騒ぎも起きてないんだ!
    そして記憶喪失はすぐに戻せるんだ!
    だからこれは僕からのお願いなんだけど、今回の事件は無かったことにして欲しい。
    舞園さんは怪我してるけど、桑田君も含めみんなまだ健全なんだ。

    山田「何を言ってるんですか苗木誠殿!?そやつらは諸悪の根元ですぞ!?」

    大神「最後まで聞いてやれ…」

    山田「なっ!大神さくら殿まで!!
    だがしかし、僕は許しませんぞぉ…
    ここで闘ってこそ真のヒーロー!!」

    セレス「山田君、少し静かにして頂けますか?ええっ!?」

    山田「はっはい!!」ひぃ…

    苗木「じゃあ説明するよ…
    今回みんなの記憶を奪った装置はこれなんだけど、これからみんなの記憶を元に戻す予定なんだ。だけど一つ、みんなに了承を得たいことがあるんだ。」

    十神「なんだ、早く言え…!!」

    セレス「苗木君、私の気が変わらないうちに仰って頂けますか?」ニコ

    腐川「白夜様の言うとおりよ…早く言いなさいよっ!!」

    苗木「みんなの記憶を戻すと同時に、今日の記憶を亡くさせて欲しいんだ!!」

    十神「その程度、俺が否定すると思ってたのか?」

    霧切「苗木君のくせに生意気よ…」

    葉隠「まあ…それが俺らにとっても楽そうだべ」

    不二咲「でも…そんな簡単に出来るの?」

    苗木「そうなんだ実はこのロボ、超高校級のプログラマーの不二咲さんが作ったものらしいんだ。江ノ島さんが悪用してしまったけど…」

    不二咲「そんな…ワタシにはそんなことできないよ…」

    苗木「それが僕らが記憶を喪失してる根拠になるんだ。
    確かに2年前の不二咲さんならできないかもしれない…
    たげど希望ヶ峰学園で二年間過ごした不二咲さんなら出来る、僕はそう確信しているんだ…!」

    不二咲「わかったよ!とにかくやってみようよ!」

    大神「じゃあ我からやろう。」

    苗木「大神さん、みんな…!」



    戦刃「…ありがとう、苗木君…」









    こうしてみんな無事にあの一日を失い学園生活の記憶を取り戻した、今まで通りの学園生活を過ごす予定

    だったけど…http://elephant.2chblog.jp/archives/52057771.html 苗木「江ノ島さんを更生させてみた」につづく。
  20. 20 : : 2013/12/09(月) 19:49:44
    全員生存ルート
    それと
    自分の1番好きなssの0章として
    勝手に>>18>>19を書かせて頂きました…
    どうかお許しください

    そして読んでくれた方いたらありがとうございます!

    続きのssもどうぞお読みください

    最後に戦刃さんは僕の嫁です
    異論は受け付けません。
  21. 21 : : 2013/12/09(月) 21:54:21
    霧切さんは僕がもらっときますね~
  22. 22 : : 2013/12/10(火) 00:32:39
    >>21

    手コキもできないし結婚指輪もはめられない、その上弁護してくれてる他人を容赦なく切り捨てる裏切りさんを貰ってくれるとは…なんていい人なんだ!!

    おっと
  23. 23 : : 2014/08/12(火) 17:00:26
    セレスは譲らん!!!
  24. 24 : : 2018/11/20(火) 22:52:16
    >>23

    だ☆ま☆れ!!!!!!!!!…そして、死にたいのか消えたいのかおしおき(モノクマ仕様)されたいのか選べ。
  25. 25 : : 2018/11/20(火) 22:57:07
    >>21 >>22

    21は霧切さんを返せ!そしておしおき(モノクマ仕様)されろ☆
    22は霧切さんの悪い所だけを言うな!あと、21に貰って行かせるな!!
  26. 26 : : 2018/11/20(火) 22:59:50
    >>21 >>22 >>23

    (^ω^)どうやら余程死にたいようだな…

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azumi4869

苗木と霧切のソテー

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