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  1. 1 : : 2016/03/07(月) 23:59:51

    皆様初めましての方は初めまして、ぺロロンです
    このssは「一夏とアイクと一方通行」と言うssの番外編です、このssを見るなら先に「一夏とアイクと一方通行」を見た方が良いかもしれません

    ※注意事項※ 

    駄文

    気まぐれ更新
  2. 2 : : 2016/03/08(火) 00:27:28

    ~オリジナルキャラクター&IS紹介~

    アイク・ロッティ(男)

    詳細:赤髪で黄色い眼をした少年、IS学園に入る前の記憶が無く、アイスココアが大好物
    数少ない男性のIS操縦者で、相当の実力者。
    声優は梶裕貴さん(だったらいいなぁ)
    ISスーツは赤い線が2本入った腹の部分が無い黒いスーツ。
    生身での殴り合い(?)も強く、やや好戦的な時もある。

    専用機は「ブルートフルスターリ」
    基本カラーは赤と黒、待機状態の時は赤と黒の指輪。
  3. 3 : : 2016/03/08(火) 01:28:17

    では、本作をどうぞ



    ~アイク&鈴の部屋~

    鈴「あー、暇!アイクのとこになんか無いかなー」ガサゴソ

    ピトッ

    鈴「ん?何かある……」ヨイショ

    鈴「何これ、アイクの……日記?」

    鈴が手にした書物の表紙にはアイクの字で、ただ「日記」と書かれていた

    鈴「へぇー、なんか意外ね……」キョロキョロ

    鈴「……ばれなきゃ良いよね?」ドキドキ

    そう言いつつ鈴は日記の最初のページを開く


    ……△年○月×日

     俺には記憶がない、でもこれ以上何も忘れたくないから日記を書くことにする。
    今日はIS学園に入学した、男でISを動かせるってのが余程珍しいらしい、一日中視線を感じた。

    ……○月△日

    どうやら俺は2組の代表にされるらしい、ISでの戦い方も知らないのに………
    そう言えば俺の他にもISを動かせるって男が二人いるらしい、大して興味は無いけど見に行ってみるのも良いかな……

    追記

    最近夢をみる、夢の中の俺は人間じゃない化け物だ、だから人間に戻ろうとするけど夢の中ではうさぎみたいな奴に邪魔される、うさぎみたいな奴とウニ頭に倒される。
    他にも変な女が話し掛けてくる夢を見る、女の名前は「ローゼ」だと言っていた


      ○月○日

     今日は疲れた、初めてISの武器を使った。
    それにしても一々群がってくる女達が鬱陶しい、一気に消してしまいたい。
     世界が濁ってみえる、いや、これが普通なのだろうか。
     また夢で女……確かローゼだ、そいつに会った「大丈夫、世界はきれいだよ」あいつはそう言うけど俺には信じられない、本気で言っているならあいつはおかしい。

     ○月※日

     転校生が来た、名前は確か  忘れた、でも俺に勝負を申し込んできた、めんどくさいし理由も無いので却下した、ISの操縦はめんどくさい。

    追記
       最悪だ、転校生と相部屋だ、でも転校生の名前は思い出した、「ふぁん りんいん」だ、漢字でどう書くかは知らない。
    暇潰しだとか何とか言って話し掛けてくる、殺したい……今までの話をしろと言って来る、俺に「過去」なんて無いのに。
    取り敢えず笑顔を作ってココアを飲みに行った


     ×月×日

     今日の授業は休みだ、ふぁん りんいんが本気でうるさい、殺したい……あれ?何で殺しちゃ駄目何だっけ?
    そう言えば夢の中であいつが「簡単に人を殺しちゃ駄目だよ?例え私の為でも駄目だよ?」と言ってた、でもそもそも俺があいつの為に何かするとは思えない、あいつはなんなんだ
  4. 4 : : 2016/03/08(火) 02:24:10

     ×月○日

     ふぁん りんいんがあまりにもうるさかったので、俺に「過去」なんて無い事を怒鳴り気味で話してやった……話し終わった後にふぁん りんいんの顔を見てみたら、何故か悲しそうな顔をしていた、自分の記憶の話じゃないのに今にも泣きそうな顔をしていた
    俺はどうしたらいいかも解らなかったから、ベッドに戻った。
    …………何でお前が悲しそうにする?


     ×月△日

     そう言えば二組の代表じゃ無くなった、ふぁん りんいんが立候補して俺が辞退したからだ。
    ふぁん りんいんはうるさいけど良い奴なのかもしれない。
    それでまたローゼに会った、ふぁん りんいんに心を開いてあげてと言われた……少しだけならそれも良いのかも知れない。

    追記

    ふぁん りんいんに強く言ったお詫びにあいつが好きなラーメンを奢ってやった、あの時のあいつの笑顔を思い出すと少しいい気分になる。


      ×月※日

     あの時のふぁん りんいんの笑顔が忘れられない、またあの笑顔を見たい、そう思って行動すると世界が少しきれいに見える。
    ふぁん りんいんに「お前が居てくれるお陰で何だか楽しい」と伝えた、ふぁん りんいんが顔を赤くしながら笑った、その笑顔を見た時に世界がいつもと全く違く見えた、ローゼの言った通り世界は本当にきれいだった、ふぁん りんいんがまた笑ってくれた、それだけで今日は最高の日だった。

     ×月××日

     鈴が鈴と呼んで良いって言ってくれた、最初も鈴って呼んでたけど今回は良い感情を込めて
    「鈴」って呼んでる、最初は適当に仮面を、被ってたけど今は本当の素顔で話してる、鈴だけじゃなくて皆とだ、最初は鬱陶しいと思っていたけど素で話してると気分が良い。
    ここに書いてもあいつには伝わらないけど、

    ありがとう鈴、お前のお陰で、お前が居てくれたから俺は変われた、大(ペンで塗り潰されていて読めない)

    あいつに伝えたい、でも何だかはずかしいから心の中にしまっとく、最後の言葉をいつか鈴に面と向かって伝えたい、たとえ拒絶される事になったとしても。
  5. 5 : : 2016/03/08(火) 03:21:24

    鈴「あ、アイク……そんなに私の事を大切に思ってくれてたなんて………でも言ってくれないとわかんないじゃない、バカ」ウルウル///

    ……コンコンコン

    鈴「ふわぁっ!」ビクッ

    <鈴、中に鍵忘れたみたいだから鍵開けてくれ

    鈴「うん!わ、わかったからちょっと待って!」アタフタ

    <?別に良いけど、何かあったのか?

    鈴「な、何でもないわよ!」ガサゴソ ポイッ

    取り敢えずアイクのベッドの下に日記を隠した鈴

    鈴「今開けるからー!」パタパタ

    ガチャ

    鍵を開けると、ドアノブが回る音がして扉が開く

    アイク「悪い、助かった」フィー   

    鈴「べ、別に良いわよ……そんな事より今度ご飯食べに行かない?私の奢りで!」

    アイク「?………やっぱ何かあったろ」

    鈴「な、何が?ど、どうしてそう思うのよ?」アセアセ

    アイク「いや、お前が俺に何かを奢るって事が珍しいらしい」

    鈴「ま、まぁそうだけど……ほら、たまにはさ……って言うか嫌なの?行きたくないの?」アセアセ

    アイク「………う~ん、まぁ行きたくないって言ったら嘘になるけど……そう言うのは織斑を誘えよ、奢ってくれるって話だったら二人きりって条件付けても喜んでうけると思うぞ」

    鈴「うっ……い、一夏は関係無いの!わ、私はあんたと行きたいって言って………あ」カァ////

    アイク「?ま、また熱でも出したか?」(なんか可愛いな)//

    鈴「ち、違うって!だ、だから……その………あんたに今までのお礼……みたいな……だ、だからけっしてで、でデデートとかじゃ……無いんだから………」ドキドキ//////////

    アイク「あ、あぁ、デートに誘いたい訳じゃないのは知ってるよ……だから、あー……織斑とか誘うか?」オリムラハジバラデ//

    鈴「うぅ~~………だから私はふ……ふ、二人きりでどこかに………行きたぃ……って…言い……たいの………」///////////カオマッカ

    アイク(うっ……くっそ……卑怯だろそれ」カァ////

    鈴「う~……………」ドクンドクンドクンドクン////////////

    アイク「くっ…………(可愛過ぎだろ」ボソッ/////

    鈴「!」(ち、ちょっとい、今何か聞こえたんだけど!わ、私の事……か、可愛いって……)バクバクバクバク/////////////

    鈴「ち、ちょっとゴメン!」ダッ(は、恥ずかし過ぎ!)/////////

    アイク「っ!……い、今の聞こえてたのか?」(ば、バレたか……?)ドキドキ/////
  6. 6 : : 2016/03/08(火) 09:08:41

    鈴「はぁ……び、びっくりしたぁ、アイクが私の事を……か、可愛いとか言うなんて」ドキドキ////

    鈴「うぅ……まだドキドキしてる………」///

    鈴「………あいつはそんな風に思ってくれないよね」ボソッ//

    鈴「ふー……よし、大分落ち着いたしアイクに返事聞かなきゃ」//



    ガチャ 

    アイク「!」

    鈴「ご、ごめん……その、いきなり走って行っちゃって」//

    アイク「い、いや、別に何とも思ってない」//

    鈴「そ、それじゃぁ、返事が聞きたいんだけど………で、デートじゃなくて……二人きりでのお出掛けの」(ま、また顔が熱くなってきた)カァ////

    アイク「っ!……あ、あれ本気だったのか」///

    鈴「うっ……そ、そうに決まってるじゃない」///

    アイク「じ、じゃあ今度一緒に出掛けるか………二人きりで」///

    鈴「う、うん……あ、ありがと…?」////

    アイク「お、おう?」(なんでありがとう?しかも疑問系だし)//

    鈴「……」チラッ///

    アイク「……」チラッ//

    アイク&鈴「「!」」((め、目が合った!))////

    鈴「そのっ………な、何よ?」///

    アイク「っ!……お前が何だよ?」//

    鈴「!な、何でも………ない……わよ……」(そそ、そんな事聞かないでよ……ばか)////

    コンコンコン

    アイク&鈴「(ひゃわっ)!」ドキッ///

    <おい、アイクは居るかァ?

    鈴「……い、行きなさいよ」(びっくりして変な声出ちゃった)///

    アイク「あ、あぁ……また後で」スッ//

    ガチャ

    <ナンダヨ?

    <ハナシガアル

    <アァ?…ワカッタヨ…

    <ヨシ,ツイテコイ

    <ハイハイ


    鈴「…………アイク」ボソッ///


    ~数分後~


    鈴「……」ボー

    鈴(そう言えば最初は男と相部屋だって聞いて嫌がってたっけ……アイクには一夏とは幼馴染みだって言っただけでからかわれたりもしてたな………あ、アイクの日記)

    ついさっき隠した日記の事を思い出す鈴

    鈴「………もうちょっとだけ」ガサゴソ//

    鈴はそう言ってまたアイクの日記を取り出す、「まだアイクの事知りたいから」そう言いながら頬を赤く染める。それと同時に日記のをパラパラと言わせながらページを捲る

    ……×月×○日

     そう言えば近いうちにクラスの代表だけでISのバトルがあるらしい、鈴は一組の代表の「織斑 一夏」を余程気に入ってるらしい。
    幼馴染みだと最初に聞いた、でも鈴は織斑一夏に対して幼馴染み以上の特別な感情を抱いてる
    。鈴が入学して直ぐに幼馴染みだと聞いて、からかっていたけど今は鈴が織斑一夏に抱いてる感情を話のネタにはしたくない。

      ×月×△日

     あまり聞きたくは無かったけど、鈴に織斑一夏の事を聞いてみた、織斑一夏の話をしてる時の鈴は今まで見たことが無いくらい楽しそうだった、俺は嬉しいはずなのに何故か喜べない。
    そう言えば最近の夢はおかしい、夢なのだからおかしいのが当たり前なんだろうが、俺の邪魔をしに来る奴の顔が一組の「一方通行」とか言う奴によく似てる。
    ローゼは最近見掛けない、けどたまにローゼの声が聞こえる、俺は病んでいるのか?

      ×月×※日

     鈴は織斑一夏と喧嘩をしてるらしい、明日はクラス代表の対抗戦がある、明日二組……鈴が勝てば鈴の勝ち織斑一夏が勝てば鈴の負け、鈴は必ず勝てると言っていた、俺は「何で結果が見えてる勝負をするんだ?」と尋ねた、鈴は「乙女の意地よ」そう言った、よく解らんが鈴には喜んで欲しい
  7. 7 : : 2016/03/08(火) 11:12:16

    追記

    ローゼが夢に出てきた、最後に「ーーーーー、大好きだよアイク、さよなら」そう言っていた、「ーーーーー」の部分が思い出せない、それにローゼに名前を教えた覚えも無い、それにさよならって何なんだ?謎の部分が多すぎるけど、所詮は夢なので忘れる事にした。
    明日鈴が勝てるように祈る、嫌な予感がするが気のせいであって欲しい。


      ×月○○日

     嫌な予感が的中した、織斑一夏と鈴が戦ってる時に無人機が乱入した、数の暴力で難なくぶちのめしたけど無人機って事は送り込んだ奴が他に居るって事だ。鈴は無事だ、俺は学園に無許可でISを使ったが、補習だけで済んだ。
    織斑一夏に会った、何故か夢に出てくるウニ頭と雰囲気が似ていた、織斑自身は嫌いでは無いが鈴の気持ちにも気付いてやれない奴だと思うと殴りたくなる………いや、むしろ感謝しているのかも知れない、   俺は最低だ。
  8. 8 : : 2016/03/08(火) 12:03:49

      ×月○△日

     鈴は織斑の事になるととても敏感だ、織斑は女の事になるととても鈍感だが鈴は諦めないらしい、俺が織斑に抱いてる感情は多分「憎しみ」だ。

     追記

     鈴は織斑の話をし出すと止まらなくなる、俺はそれが嫌だ、でもそれで鈴が幸せなら、鈴が織斑を本当に想っているなら応援しよう、鈴の為なら俺の気持ちなんて関係無い。


    鈴「アイク………どうして私なんかの為に自分の気持ちを抑えるの?それにこれじゃまるでアイクが私を…………本当、なのかな?アイクは………」

    鈴はあえて言葉にした気持ちを打ち切り、再度日記に手を伸ばす

    鈴(……ごめんねアイク、駄目だって解ってるけど………)



      ×月○※日

     今日は休みだ、鈴は織斑のとこに行くと思ってたけど、今日は織斑は出掛けてるらしい。
    町に行ってみたらどうかとも言ってみたが今日はのんびり過ごすと言っていた。
    最近鈴と一緒に居るのが辛い、楽しいから辛い、鈴とこれ以上一緒に過ごしたくない、今日はずっとそう考えてた、鈴は……俺なんかと一緒に居ちゃ駄目なんだ。

     追記

     鈴を応援すると決めたのに、こんなんじゃ駄目だ、織斑が……憎い  そんな事無いはずなのにこの感情を抑えられない。
    俺の「想い」なんて、関係無いと割り切ったはずなのに。


      ×月△○日

     朝から女子達の様子がおかしい、いつも以上にこっちを見てくる、聞こうとしたが逃げられるので、諦める事にした。
     今日は転校生が来た、また男だ。
    これで四人目か……結構居る物だな、学園外にもまだ結構居そうだな。
     鈴が気になる、何故かは知ってるがこれが普通なんだろうか?胸が苦しい、でもやっぱり鈴を本当に想うなら俺は余計な事をしない方が良い、織斑と鈴が会う機会を無理矢理作ろうか……。
    どうせなら早くくっついて欲しい、その方が俺も諦めやすいのに……。 




  9. 9 : : 2016/03/09(水) 12:58:04

      ×月△×日

     また転校生だ、次は女子だが……まぁ実際どっちでも良い。
    アホ御一行と訓練をした、セシリアの説明は解りやすかったが鈴は相変わらずだった。
    織斑と勝負をしてみたがあいつは弱すぎる、今度鍛えてあげようか。

     追記

     ラウラ・ボーデヴィッヒ、転校生の名前だ。
    ドイツの軍に居たらしいが、強いかな?
    鈴は織斑をずっと見ていた、お前の気持ちが揺らぐ事は無いのか……。

      
      ×月△※日

     今日は色々あった、相変わらず女子達の様子がおかしいし、最近は鈴まで何かおかしい気がする。
    一方通行が可愛い女子と飯を食ってた、あいつも男だな。
    それにしても鈴は織斑とうまくいってないらしい、あいつは否定したが多分そうだ、何とかしてあげたいが……

     追記

     ラウラ・ボーデヴィッヒ、あいつは鈴達を必要以上に痛め付けた、まぁ鈴も何か言ったんだろうがとにかく許さん、織斑と何かある様だがそのせいで鈴達は標的にされたのか?
    その後で鈴が熱を出した、保健室に連れて行ったが、大丈夫だろうか?


      ×月△△日

     昨日は鈴を看病していたが、そのまま保健室で寝てしまった、先生に見付からずに済んで良かった。
     一方通行と戦った、勝ったと思ったが負けた。あいつの最後の技が気になる、あいつにも何かあるようだ。
    それと俺は鈴にゲイだと思われてたらしい、勘弁してくれ俺はノーマルだ、後は前にも聞かれたような話だった。
  10. 10 : : 2016/03/20(日) 07:59:05

    鈴「……これが昨日のか……アイクにバレたらどうしよう」

    コンコン

    鈴「ひゃぁっ!!って何回びっくりしてんのよ私は……」

    <おい鈴、入るぞ?

    鈴「い、良いわよー!」サッ

    ガチャ

    アイク「もう七時だけど晩飯は?」

    鈴「あ!」(日記読むのに夢中で気付かなかった!)

    鈴「えーっと、アイクはもう食べたの?」

    アイク「あぁ、セシリアと先に食べたよ」

    鈴「……え?」

    アイク「ん?」

    鈴「あー、そうかなるほど……」(呼び方がオルコットからセシリアにかわってるし……)ショボーン

    アイク「?織斑ならまだ食べてるぞ」

    鈴「うっ……そ、そう言う事じゃ無いわよ馬鹿ぁ!」

    アイク「んん?」

    鈴「」イラッ

    アイク「何が言いたいんだ?」

    鈴「別に!アイクなんて知らない!!ふんっ!」プイッ

    アイク「……」

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