エレン「俺は騎士だ」
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- 1 : 2016/03/06(日) 14:26:20 :
- はつとうこーうって訳でもないです。ハイ。新しく垢作っただけです、ハイ
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- 2 : 2016/03/06(日) 14:57:27 :
- ・・・雨が降り注ぐジメジメとした嫌なある日、一人の青年が不満そうに顔をしかめている。腰に剣を装備して厳つい鎧を身に纏っているその青年は一人の老人と話している。
「これはどういう事だ、ザックレー、詳しく説明して貰おうか」ピキピキ
ザックレー「すまない。」
「ふざけるな、俺はあの方から宝剣デュランダルを授かった騎士だぞ」
その青年は声に怒りの念を含ませながらザックレーと言う老人を睨みつけながら言ったのと同時に青年がデュランダルと言った剣がわずかに光った。
そんな青年の元へ
「実はお前に頼みたい事があってな」
青年があの方と言った人物が訪れた
青年「なっ!エリズ様!!」
青年がエリズと名乗った金色に輝く髪に透き通った碧色の目を持ち、いかにも騎士と言った風格を見せる彼女はキリッとした眼差しで彼にその頼みの内容を説明した。
エリズ「別にお前にもう一度訓練を受けろとか騎士をやめて兵士になれと言っている訳ではない」
その驚きの発言に戸惑いながら青年は
青年「なっ!ではなぜ俺に訓練兵団に入れと言うのですか!?」
と聞いた
エリズ「実は妙な噂を聞きつけてな、実は訓練兵団の中に巨人に化ける事のできる人間がいるらしい」
その驚愕の答えに青年はさらに驚きの声をだした。
エリズ「そいつらを探し出して監視、討伐を行ってもらいたい。やってくれるか?エレン」
と彼女は頼んだ。そこには彼女からの厚い信頼が感じられる。
エレンと言われているその青年はそんな彼女の頼みを断れる訳もなく
エレン「…わかりました。エリズ様がおっしゃるなら」
それを見ていたザックレーも
「エレン、ありがとう、そしてエリズ様、助かりました」
と深ぶかに頭を下げて二人に対してお礼の言葉を言った
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- 3 : 2016/03/06(日) 15:31:51 :
- エレン「このエレン、騎士の誇りとあなた様から授かりしデュランダル、そしてこの命に誓って目的を遂行します。」
先ほどまで少し幼さを残していた青年の姿はなく一人の騎士としての風格を見せる彼の姿がそこにはあった。そんなら彼に対して
エリズ「うむ、成長したな、エレン」ニコッ
と彼女は笑顔を見せた。その笑顔はまるで女神のような慈愛に満ちたものであった
・・・やがて、少し時が過ぎた
カラッとした快晴のある日、場面はウォールローゼ周辺にある南の訓練場に変わる。
「全員静粛に!!」
と叫ぶ見事に肌色の頭に実年齢以上の貫禄を見せる男は訓練兵全員を召集してエレンの紹介をした。
「彼は今日からここでお前たちとともに訓練するエレン・イェーガー訓練兵だ!!訓練兵団への途中入団は異例ではあるがくれぐれも問題を起こさないように!!もし問題を起こした場合は即刻開拓地へ移ってもらう!!!以上!」
と男の話が終わるのと同時にエレンがキョトンとした顔で
エレン「あの、俺も一言よろしいでしょうか?キース教官」
と手を挙げた。その表情は幼さが残っているがどこか獲物を捕らえる時の狩人のようでもあった。そんなエレンに
キース「なんだ、言ってみろ」
エレン「ありがとうございます。今教官から説明してもらったエレン・イェーガーだ、早速だがお前達は巨人についてどう思う?」
と言うエレンに対して訓練兵たちは皆口を揃えて
「人類の敵」
「絶対の捕食者」
と言うがその中でエレンは
「対話不可能な異生物」
と言う答えに対して反応した。
エレン「ちょっと待て、今対話不可能といったな?」
と言うエレンに対してすこし不信感を抱きながら
訓練兵a「あ、ああ、言ったけど」
と一人の訓練兵が答えた。
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- 4 : 2016/03/06(日) 16:24:12 :
- そんな訓練兵に対してエレンは確かめるような口調で
エレン「では、もし対話可能な巨人がいるとしたら?」
と聞いた途端
「!!!」ピクッ
と何人かの訓練兵が反応した。
エレンはその様子を見て満足げに
エレン「すまない、変なこと聞いたな、忘れてくれ」
とそれ以上は聞かなかった。がしかし一人の女の訓練兵が立ち上がって
「巨人と対話可能?何ふざけたこと聞いてるんだ?」
とエレンに聞いた。その表情は目がつり上がっていて明らかに怒りの色を示している。
そんな彼女に対してエレンは諭すように
エレン「あくまでも例えばの話だ。なんだ?そこまで反応するってことはお前は巨人か?」
と言うとその女はため息をついて
「…悪かったな、お前の言い方にすこしムカついただけだ」
と言ってエレンに謝罪の言葉を述べるとキースが
キース「もういいか?」
と横槍を入れた。
エレン「ハイ」
キース「よろしい、では、今日は立体起動からの急下降攻撃を教える!!」
・・・・・
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- 5 : 2016/03/06(日) 17:26:59 :
- しばらくしてエレンは立体起動の扱いを短期間でマスターした。対人格闘でも優秀な成績を残し次席まで登りつめた。今では訓練兵団の中でも注目の的となっているがそんなエレンを快く思わない訓練兵もいた。
そして今は座学の時間である。座学とは、立体起動や対人格闘とは違い、巨人や戦闘に対する知識を得る事である。
座学の教官が咳払いしながら
教官「…………では、今日は騎士団について勉強しようか」
教官「まず、騎士とは何かわかるかな?」
と教官が聞くと同時にエレンが
エレン「ハイ」
と手を挙げた事に対して、教官は驚きの色を見せて
教官「おお、イェーガー訓練兵、君が手を挙げるとは珍しいな。ではイェーガー訓練兵に聞こう。騎士とは何か?」
エレンは自信満々で答えた。
エレン「自身の誇りにかけて正義を全うする者です。騎士の集まりを騎士団と言います。壁の中にある四大兵力、調査兵団、駐屯兵団、憲兵団、そして最後の一つが騎士団です。騎士団の中にも、黒騎士団、白騎士団の二つの勢力があります。なお、騎士団は訓練兵団に入団しても入る事は出来ず、小さい頃の頃から騎士団に直接特殊な訓練を受けることで入団できます。」
と、聞かれた事以外にも答えたエレンに周りはとても驚いた。
教官「………100点だ。」
そこに一人の訓練兵が反論の意を唱えた。
「一つよろしいでしょうか?」
教官「なんだ?アルレルト訓練兵」
アルレルトと言う青年はまっすぐな目でエレンを見据えてから
アルミン「騎士は王に直接仕える者の事ではないでしょうか?」
教官「そうであるな。イェーガー訓練兵、そのことは知っているか?」
エレン「ああ、一理あるな、しかし騎士とは王に仕える前に自分の正義を信じて王に仕える者だ。」
と言う一言に周りはザワついた。しかし、そのざわつきも一人の訓練兵の一声で掻き消えた。
「綺麗事だな」
と言う一言にエレンは激昂した。
エレン「ジャン・キルシュタインと言ったな。お前は今なんといった?」
眉を吊り上げてエレンはジャンに聞き返した。ジャンはエレンのことを挑発するかのごとくニヤけながら
ジャン「正義ってなんだよ、バカか?お前は」
エレン「ほぉ、お前には自分の正義と言う物がないのか?」
ジャン「ハッ!正義とかばかじゃねぇの?この偽善者が」
「偽善者」この一言にエレンは更に激昂した。
エレン「ほう、そこまで言うなら俺と決闘するか?但し、問題を起こしたお前は開拓地行きだがな」
と言う言葉でジャンは言い返せなかった。
ジャン「………悪かったよ、俺もどうかしてた」
エレン「あぁ、そうだな、もう2度とそんなこと言うな」
ジャン「これで手打ちにしようぜ」
エレン「ああ」
二人は手を差し出すと
パン!!
と言う音と共に握手をした。そこにはさっきまで感じられた怒りは微塵もなかった。
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- 6 : 2016/03/06(日) 22:34:25 :
- 座学が終わると先ほど教官からアルレルト訓練兵と呼ばれていた女のような男がエレンに話しかけてきた。
アルミン「ね、ねぇ!」
エレン「ん?俺のことか?」
アルミン「うん、君はなぜあそこまで騎士について詳しいんだい?」
その質問の内容にエレンは少しギクリとしながらエリズに言われた命令を思い出した
エリズ『いいか?エレンらお前が騎士ということがバレたらその時点で作戦失敗となる。わかったな?』
エレン『ハッ!』
その話を思い出したエレンは必死に頭を回転させて言い訳を考えた。
エレン「………いや、古い友人に騎士がいてな…」
エレンはできるだけ冷静を保ってアルミンにそう答えた。が、しかし
アルミン「…嘘でしょ?騎士は赤ちゃんの頃から特殊な施設で特殊な訓練を受けるんでしょ?なのに外の人間とそういう関係を持つのは矛盾してるよ?」
あっさり見抜かれてしまった。
エレン「…」
アルミン「騎士…なんでしょ?」
アルミンは俯いて黙り込んしまったエレンの顔を覗きながらそう訊いた」
エレン「…だとしたら?」
エレンは唇を尖らせて若干喧嘩腰でそう答えた
アルミン「なぜこの訓練所にいるのか、それを訊く」
アルミンも負けるまじと答えた
エレンはため息をつき、少し苛立ちを交えて
エレン「いいか?俺には関わるな。これは命令だ。」
と言った。が、アルミンもそんなことで引き下がることもなく
アルミン「その命令は聞けないな、今は騎士と訓練兵との話ではなく同期の訓練兵として話しているからね」
と少しエレンをなだめるように答えた。エレンはその言葉を聞いて何かを決めたかのように手を腰に回して
エレン「ならば…斬り捨てるのみ…デュランダル、展開」
といい、その黒色のベースに金色の筋が入った伸縮可能な剣、「デュランダル」を取り出してアルミンに突きつけた。しかしアルミンは怯むこともなく
アルミン「いいよ、僕のことを斬りたいのなら斬るといい。しかしそれが君の『正義』ならね」
その言葉にエレンは剣をしまった
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- 7 : 2016/03/06(日) 22:55:24 :
- 期待‼
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- 8 : 2016/03/07(月) 21:57:59 :
- ぶふぅ!作品見る前に画像で笑ってしまったw期待
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- 9 : 2016/03/08(火) 01:42:12 :
- 期待だよ!
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- 11 : 2016/03/08(火) 14:00:04 :
- エレンがため息をつきながら
エレン「そうだな、なんの罪もない人間を殺めることは俺の正義に反する。」
と言いながら自身の首に黒く光り輝く剣を突きつけた。自分で自分を殺そうと…いや、自分で自分を殺すために。と、次の瞬間エレンは自分の首をその黒い剣で刺した………はずだった。
次の瞬間、アルミンが見たもの…それはエレンの手から落ちる黒いもの、崩れ落ちるエレン、
そして何より目の前の明らかに鎧を身に纏った美女。それはいかにも騎士らしいと言った服装であった。
そこに崩れ落ちるエレンが
エレン「グァッ!?…エリズ…様!?」
と言った。その美女はアルミンに一言…
エリズ「すまない、私の身内が面倒かけた」
と言い、次にエレンに
エリズ「エレン、お前に次の命令を下す。」
と言った。その一言にエレンはぎょっとして
エレン「なぜです!?俺はすでに任務を失敗しているのですよ!?」
と聞き返した。その言葉を待っていたかの様にエリズは
エリズ「お前の次の任務は…そこの訓練兵とともに引き続き任務を遂行することだ」
という驚きの一言を発した。
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- 12 : 2016/03/10(木) 00:16:43 :
- 期待
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- 13 : 2016/05/06(金) 19:50:46 :
- 期待!面白いです!
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- 14 : 2016/08/26(金) 12:24:08 :
- 放置だな
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- 15 : 2017/09/08(金) 23:07:52 :
- 放置しね
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- 16 : 2018/01/14(日) 15:29:59 :
- <<14<<15死ね
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- 17 : 2018/01/28(日) 19:04:53 :
- エリズ「嘘だ、私とヤれ///」
エレン「マヂスカ...」
エリズ「ああ///」
エレン「ラジャー」
パサッ
バサッ
シュルッ
エリズ「///」全裸
エレン「なかなかいい体つきだな」
エレン9パック
185センチ
エリズ6パック
Gカップ
172センチ
エレン「ヤるか...」スッ
エリズ「えぇ///」スッ
アルミン「ちょっとまっタァー」
エリエレ「何?」
アルミン「人のいるとこでヤる?普通」
エレエリ「うん!」
アルミン「なんで?」
エレエリ「気持ちいし、興奮するから」キリッ
アルミン「嫌なんだよキリッて
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- 18 : 2018/01/28(日) 19:07:13 :
- エリズこんな感じですhttp://moe.animecharactersdatabase.com/uploads/chars/5688-1507058383.jpg
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- 19 : 2018/01/28(日) 19:17:46 :
- エリゼ守る時のエレンhttp://livedoor.4.blogimg.jp/himarin_net/imgs/b/8/b886b557.jpg
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- 20 : 2018/01/28(日) 19:21:10 :
- エレンの剣http://images.blogcn.com/2007/11/16/9/fylwl,20071116213246109.jpg
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- 21 : 2018/06/11(月) 01:09:10 :
- アルミンガクソウザイ!
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