この作品は執筆を終了しています。
苗木「一番近くて遠い場所」
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- 1 : 2016/02/28(日) 03:21:50 :
- ・夢が元ネタ?です。
・一応ネタバレ注意
・かなりの思いつきであるため、短いです。
・シリアス気味
以上をご了承ください!
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- 2 : 2016/02/28(日) 03:23:15 :
苗木「・・・・・・ん?ここは・・・・・・。」
学校の廊下・・・?だろうか。
「おお、苗木。何やってんだよ。こっち来いよ。」
苗木「あ・・・うん。」
「とろくせえな。さっさと来いよ!」
苗木「あっ、ま、待って・・・!」
彼はその高い運動能力でボクを置き去った。
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- 3 : 2016/02/28(日) 03:23:35 :
苗木「はっ・・・はっ・・・。」
「そんなに急いで何処に行くんですか?」
苗木「何処にって・・・みんなのところに・・・。」
「みんなというのは?」
苗木「・・・・・・ボクの・・・ボクの・・・。」
彼女はクスクスと嬉しそうに笑った。
「あなたの大切にまだいられること・・・それはとても嬉しいことです。」
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- 4 : 2016/02/28(日) 03:24:02 :
苗木「・・・あれ?さっきまでここに・・・。」
「誰を探してんだ?」
苗木「誰って・・・・・・。」
「オメーが見なきゃいけねえのはこっちじゃねえんだがな。まっ、たまに見てもらえりゃあこっちは十分ってもんだ。」
苗木「?何を言って・・・。」
「オメーにとって大切なものは何か、それを思い出せって言ってんだよ、兄弟。」
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- 5 : 2016/02/28(日) 03:24:23 :
苗木「兄弟って・・・」
「いいよねぇ。」
苗木「あれ・・・?」
「相手のことを信頼して、信用して・・・そして、いつも心の中にいる存在なんだよねぇ。」
苗木「心の中に・・・。」
「苗木君の心には・・・誰がいるのかなぁ・・・?」
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- 6 : 2016/02/28(日) 03:24:37 :
苗木「ボクの心・・・。」
「わかっていない・・・と。苗木君らしく、いつもどおり、鈍感ですわね。」
苗木「鈍感って・・・。」
思わず苦笑した。
「よくあることですわ。全体を見るがあまり小さなことが見えなくなる、と。あなたは仲間を思うがあまり、自分の中の大切な部分を見逃しているのですわ。」
苗木「・・・・・・何を言っているのかわからないよ・・・。」
「全く・・・・・・早くやることやれって言ってんだよビチクソがぁ!」
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- 7 : 2016/02/28(日) 03:25:16 :
苗木「きゅ、急にどうしたの!?」
「そりゃあ怒りますぞ!いつまで僕たちに心配をさせるつもりですかな?」
苗木「わっ、女の子が太った男に!?」
「逆なら需要がありそうですが!って、今はそうじゃない! 苗木誠殿はどうしたいのですかな!?」
苗木「キミと漫才をするつもりはないんだけど・・・。」
「なぜ僕だけこんなギャグパートに!?ええい!」
「僕などの相手をしている暇があるならさっさとリア充爆発してこいってことですぞ!」
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- 8 : 2016/02/28(日) 03:25:56 :
苗木「リア充爆発・・・?」
「それは僕も知らない言葉だな。要勉強だな。」
苗木「たぶん、勉強しなくていいと思うよ。」
「むむ、そうかね。まぁなんだ、僕にはよくわからないことだが、これだけはわかる。自分が考えていることや思っていることとは言葉にしなければ伝わらない。」
苗木「・・・・・・。」
「言葉にせずに溜め込むこと、飲み込むことが正しい時もあるだろう、だが、伝えたいことがあるならばそういった行為は正しくないだろう。」
「これくらいならば、僕にすらわかることだぞ、苗木君!」
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- 9 : 2016/02/28(日) 03:27:10 :
苗木「・・・うん。そうだね。」
「ふっ、どうやらわかったようだな。」
苗木「・・・ここまで言われちゃうとね・・・。ごめんね。」
「良い。むしろ、ここまでよく頑張ったと言うべきだろう。」
苗木「そんな・・・・・・ボクなんて・・・。」
「多くの人間はその重荷から忘れるということを行い、必要のあるときに思い出し、忘れている間に傷を癒す。しかし、お主はすべての重荷をここまで引きずってきた。誰にでもできることではない。」
苗木「・・・・・・みんなのことを忘れるなんて・・・。」
「優しいお主には酷な話か。まぁよい。最後に激励でもしておこう。」
「我らを理由に誤魔化すことは許さん。またここに来てしまうことがあれば、我が気合を入れ直してやろう。」
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- 10 : 2016/02/28(日) 03:27:49 :
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苗木「ん・・・・・・寝てたのか・・・。」
時間は深夜の1時。ボクは残って仕事をしている最中に眠ってしまったらしい。
苗木「・・・・・・そっか。あれから1年か。」
0時を超えて、日付が変わった今日。ちょうど、ボクたちが救出された日にちだ。
苗木「・・・みんなに心配かけちゃったみたいだね。」
あれが例え、ボクの夢でも、ボクの妄想でも・・・。きっとみんながいたら・・・。
ガチャ・・・。
霧切「・・・苗木君。」
苗木「あ、霧切さん。お疲れ様。」
霧切「それはこちらのセリフよ。机の上で寝るなんて体に悪いわ。」
苗木「うん、そうだね。あのさ、霧切さん・・・」
まずはみんなの思い出話から始めよう。
それから・・・・・・ボクの想っていることを伝えよう。
それで、いいよね、みんな?
END
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- 11 : 2016/02/28(日) 03:29:50 :
- 一気に書いて一気に投下。色々考えていましたが、結局この形に落とし込んだら、ナエギリという形になってしまった。
>>1に書いたとおり、元ネタが夢です。私の夢になぜか出てきたのは亡くなったお婆ちゃんと今も生きている友人でした。別に告白しろと、激励してきたわけではないんですがね・・・。
最近は書き始めて、なんか違う、と思ってしまい、消すの繰り返しをしていたため、久しぶりに最後まで書けました。
内容の設定的にはありふれた内容だと思います。何か分からなければ質問して頂ければと。
苗木以外の名前がないのは苗木自身が最初の方は思い出せていない、という演出のつもりです(伝わらないと思いますが)
では、久しぶりにSS書きましたが、また別のSSでお会いすることがあれば、よろしくお願いします。ではでは(・✖・)ノ
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- 12 : 2016/02/28(日) 03:32:18 :
- 一つだけ。
苗木のことを兄弟と呼んだ点については、仲良くなっていたならば苗木のことを兄弟と呼んでいても不思議ではない、と話の展開的にも立ち位置的にもちょうどよかったため、あそこでわざわざ兄弟という言葉を出しています。
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- 13 : 2023/07/10(月) 10:58:03 :
- http://www.ssnote.net/archives/90995
●トロのフリーアカウント(^ω^)●
http://www.ssnote.net/archives/90991
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
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16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
ちょっと時間あったから3つだけ作った
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http://www.ssnote.net/archives/90992
アカウントの譲渡について
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36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな
22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。
46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね
52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑
89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ
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