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ミカサ「チョコの作り方教えて」 アニ「・・・はッ?」【時々安価】
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- 1 : 2016/02/15(月) 12:12:44 :
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バレンタインものに便乗したけど結局日常系
更に更新が遅い有様・・・
毎回夜更新予定
よろしくどうぞ
↓↓前作の続きにしました↓↓
http://www.ssnote.net/archives/43198
注,極稀に安価する事もあるかもしれないのでお付き合い下さいませ
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- 2 : 2016/02/15(月) 12:32:34 :
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2月13日←バレンタイン前日
アニ「・・・暇だね」
ヴィーン...ヴィーン...
【ミカサから着信があります】
アニ「ん」チラ
アニ「(ミカサ・・・・何だろうね)」ス...
アニ「・・・もしもし?」
ミカサ「・・・アニ、突然電話して申し訳ないのだけれど話がある」
アニ「・・・何?」
ミカサ「明日はバレンタイン、私がエレンにチョコをあげる日」
アニ「(・・・あ、そういえば・・・後で準備しよ)」
アニ「で、だからなんだっていうの?」
ミカサ「アニはもう準備したの?」
アニ「・・・さぁね、それに私は別にバレンタインとかもともと興味無いからね」
ミカサ「そう・・・、なんとなく今のは嘘だとわかった」
アニ「・・・」ギク
ミカサ「ねぇアニ・・・」
アニ「・・・何?」
ミカサ「チョコの作り方教えて」
アニ「・・・はッ?」
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- 3 : 2016/02/15(月) 13:38:15 :
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ミカサ「無理にとは言わない」
アニ「・・・別にいいよ」
アニ「それにしても何で私なの?」
ミカサ「アニもエレンにチョコを作ると思ったから」
アニ「は?」
ミカサ「それにアニなら上手に作れると思った、ので電話をした」
アニ「・・・そうかい」
ミカサ「アニならきっと上手く作れる」
ミカサ「違わない?」
アニ「まぁ・・・作り方くらいなら教えてあげてもいいけど?」
ミカサ「ありがとうさすがはアニ」
アニ「・・・何か乗せられてる気が」
ミカサ「それは気のせい」
アニ「そうかい・・・」ハァ
アニ「と言ってもカカオからチョコを作るなんてのはさすがにできないけど」
ミカサ「その冗談は笑えない、エレンの言う通りアニの冗談はつまらない」
アニ「」
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- 4 : 2016/02/15(月) 14:56:42 :
アニ「じゃあ今から材料と作り方教えるから」
アニ「メモ取ってあとは頑張りな」
ミカサ「待ってアニ」
アニ「何?」
ミカサ「どうせなら直接教えて欲しい」
アニ「ミカサ、わtミカサ「教えてください」
アニ「・・・仕方ないね」ヤレヤレ...
ミカサ「ありがとうアニはいい人」
アニ「私がいい人でよかったね・・・」ハァ...
アニ「・・・じゃあ場所は、私んちでいい?」
ミカサ「構わない、でもアニの自宅を私は知らない」
アニ「だよね、だから駅前集合で、材料買いに行こうよ・・・でそのままうちに来るってのはどう?」
ミカサ「・・・わかった」
アニ「詳しくはまた連絡するよ」
ミカサ「あの、アニ・・・」
アニ「・・・何?」
ミカサ「ありがとう・・・感謝している」
アニ「・・・いいって、それじゃまたね」
ミカサ「うん」
ツー...ツー...
アニ「(早く片付けしなきゃね・・・)」セカセカ
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- 5 : 2016/02/15(月) 16:02:44 :
~駅前~
ポツン...
ミカサ「(・・・待ち合わせ場所に早く来すぎてしまった)」
ミカサ「(今年は・・・手作り///)」モジモジ
...チョンチョン
ミカサ「・・・誰?」クルッ
>>6
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- 6 : 2016/02/15(月) 16:05:25 :
- クリスタの腰巾着を執拗に追いかけるベルサイユ
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- 7 : 2016/02/15(月) 17:26:00 :
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...チョンチョン
ミカサ「・・・誰?」クルッ
ベルサイユ「や、やぁミカサ・・・」ハァ...ハァ...
ミカサ「ベルサイユ・・・」
ベルトルト「まさかミカサまで僕の名前弄りをするなんてね」ハハハ...
ミカサ「一度やってみたかったのでつい・・・ところで何か用?とても慌ててる様だけど」
ベルトルト「あぁ、そうだミカサ・・・この辺でユミル見なかったかな?探してるんだ・・・!」
ミカサ「?」
ベルトルト「あ・・・いや、ちょっとね」アハハ...
ミカサ「ユミルは見かけていないのだけれど・・・何かあったの?」
ベルトルト「(冗談でアニに書いたラブレターをうっかりユミルに取られたなんて・・・///)」
ベルトルト「ごめん、言えないんだ」シュン...
ミカサ「わかった・・・無理には聞かない」
ミカサ「でもベルトルト・・・もしユミルを見かけたら、あなたに連絡しよう」
ベルトルト「あぁ・・・!頼むよ!」
ミカサ「(もしかしてベルトルトはユミルの事が・・・好き?)」
ベルトルト「それじゃミカサ、よろしくね!」タッタッタッ
ミカサ「また・・・」フリフリ
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- 8 : 2016/02/15(月) 18:02:40 :
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~ちょっとして~
スタスタ...
アニ「あ・・・ミカサ、待たせちゃったね・・・」
ミカサ「大丈夫、さっき着いたところ」
アニ「そう・・・どうする?早速材料買いに行く?」
ミカサ「>>15に行きたい」
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- 15 : 2016/02/15(月) 19:15:36 :
早く材料を揃えてチョコ作ってエレンに渡しに行きたい
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- 16 : 2016/02/15(月) 20:59:07 :
ミカサ「早く材料を揃えてチョコ作ってエレンに渡しに行きたい」
アニ「・・・ミカサ、気持ちが先走ってるよ・・・バレンタインは明日でしょ・・・?」
ミカサ「!」ハッ
ミカサ「アニの言う通り・・・私は冷静じゃなかった」シュン
アニ「焦んなくても明日は来るって・・・」
ミカサ「うん・・・」
アニ「じゃあ早速だけど」
ミカサ「買い物しよう」
アニ「だね」
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- 17 : 2016/02/15(月) 21:55:23 :
~店内~
スタスタ...
ミカサ「アニ」
アニ「何?」
ミカサ「バレンタインのチョコを作ると言っても何にするか決めていなかったのだけど」
アニ「え・・・、まず板チョコを買ってさ」
ミカサ「うん」
アニ「それを溶かしたあと型に流して冷やすでしょ」
ミカサ「うん」
アニ「それが固まったらラッピングして渡すんじゃないの・・・?」
ミカサ「違う」
アニ「・・・・・・マジデ?」
ミカサ「その程度なら私にも出来るはず・・・」
アニ「」
アニ「えっと・・・」
ミカサ「もしかしてアニはその程度しkアニ「出来るよ」
ミカサ「?」
アニ「要は板チョコを使って少し手を加えて何かを作ればいいんでしょ?」
ミカサ「うん」
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- 18 : 2016/02/15(月) 22:20:04 :
アニ「じゃあ・・・ガトーショコラでいいかい?」
ミカサ「手作りなら構わない」
アニ「ガトーショコラなら王道な感がしない?」
ミカサ「手作りなら構わない」
アニ「・・・そうかい」
ミカサ「手作りという事が何より重要」
アニ「・・・わかったよ」
アニ「じゃあミカサ、とりあえず板チョコを探すよ」
ミカサ「わかった」
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- 19 : 2016/02/15(月) 22:40:21 :
~立札~
【バレンタイン特売】
板チョコを買うならコチラ!
貴女の想いをこの1枚にぜひ!
ミカアニ「・・・」ジー
アニ「・・・コレにしようか」
ミカサ「わかった」ガシッ...バサササバサササ←カゴに入れた
アニ「ちょ」
アニ「ミカサ、そんなに要らないって」
ミカサ「何故?私の想いはこんな枚数では表せない」
アニ「まぁ気持ちはわかるけど・・・」
ミカサ「?」
ミカサ「私の気持ちがわかると言うことは・・・」
ミカサ「アニ、貴女もエレンの事gアニ「違うから」
アニ「なんでそうなるのさ・・・」ハァ...
ミカサ「私の勘をなめないでほしい」
アニ「・・・とにかく」
アニ「板チョコは4枚くらいで足りるから」
ミカサ「わかった・・・」←枚数に不満
アニ「じゃあ次だね」
ミカサ「うん」
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- 20 : 2016/02/15(月) 22:58:03 :
アニ「あとは・・・」
ミカサ「他に何が必要?」
アニ「えっと・・・、ココアパウダーと生クリーム・・・くらいかな、他のものは確か家にあった気がする」
ミカサ「愛情なら溢れるほどここに」キュ...
アニ「はいはいプライスレス」
ミカサ「アニ、早く残りの材料を探しに行こう」
アニ「・・・そうだね」
スタスタ...
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- 21 : 2016/02/16(火) 12:57:03 :
~レジ~
店員さん「ありがとうございました~」
アニ「とまぁこんなもんかな」ガサッ
ミカサ「アニが半分も支払ってくれるとは意外」
アニ「まぁ私も半分使わせて貰うからね」
ミカサ「!」
ミカサ「やはりアニ、あなたもエレnアニ「違うから」
アニ「半分は試作品を作る分だから・・・」
アニ「(まったく・・・、勘が鋭いね)」ハァ...
アニ「ミカサだってきちんとしたヤツをあげたいでしょ・・・?」
ミカサ「あげたい」
アニ「なら念の為一度練習しといた方がいいと思わない?」
ミカサ「そうしよう・・・、でも何か誤魔化された様な気がするのだけれど」
アニ「・・・気のせいだよ」
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- 22 : 2016/02/16(火) 12:57:42 :
アニ「そういえばミカサ・・・」
ミカサ「・・・どうかしたの?」
アニ「あんたは何か食べてきたのかい?なんだかんだお昼過ぎに集合した訳だけど」
ミカサ「そういえばまだ食べていなかった」グー...
アニ「あ」
ミカサ「・・・///」
アニ「仕方ないね・・・上の階でどっかお店入る?」
ミカサ「・・・アニが良ければ」
アニ「あんたもまだ食べてなかったとはね・・・」グー...
ミカサ「あ」
アニ「聞き間違いだよ・・・」
ミカサ「でも今確かに・・・」
アニ「聞き間違いだって・・・」グー
ミカサ「あ」
アニ「」
アニ「・・・・・・お腹空いたなー」スタスタ
ミカサ「あ、待って」タタッ
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- 24 : 2016/02/16(火) 22:35:32 :
- クリスタ
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- 25 : 2016/02/16(火) 22:35:47 :
- ミーナ
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- 26 : 2016/02/16(火) 23:48:40 :
アニ「あそこにいるのはクリスタとミーナだね・・・」
ミカサ「うん」
アニ「とりあえず早く食べて私んち行こ」ペラ←メニュー
ミカサ「・・・アニ」
アニ「何?」
ミカサ「・・・急に慌て始めた様に見えたのだけど、どうかしたの?」
アニ「ど、どうもしてないけど・・・?」
アニ「それより早く注文するよミカサ」ピンポーン
アニ「(ミーナはヤバイんだよミーナは・・・、どんな地雷踏んで来るかわかったもんじゃないからね・・・)」
店員さん「ご注文はお決まりでしょうか」
ミカサ「あ・・・」
アニ「あの、コレとコレ下さい・・・」
~少しして料理到着~
アニ「どうしてこうなった・・・」
ミカサ「賑やかになったのはいいこと・・・」
クリスタ「えへへ///」
ミーナ「∠(゚Д゚)/イェェェェガァァァァァァ!!!!」
ミカアニ「ミーナ・・・」
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- 27 : 2016/02/17(水) 00:28:56 :
~ミナクリ側~
ミーナ「にしてもクリスタは毎年大変だねッ」
クリスタ「えへへ、日頃からお世話になってるみんなにだからね・・・///」ニコッ
ミーナ「その笑顔で男子はイチコロ~ッwww」
クリスタ「そ、そんな・・・///」
ミーナ「照れてる照れてる」ニヤニヤ
クリスタ「も・・・もうッ、ミーナったらぁッ///」
ゴチュウモンハオキマリデショウカ...
ア...←目が合う
アノ...コレトコレクダサイ...
クリスタ「・・・あッ!」
ミーナ「なになにー?」
クリスタ「ミーナあそこ!ミカサがいるよッ」
ミーナ「まぁたエレンとですかなぁ~?」ニヤニヤ...チラ
クリスタ「それが違うの・・・」ンー...
クリスタ「一緒にいるのは・・・アニッ!?」
ミーナ「アニッ!?」ガタッ
ミーナ「すみません店員さん、席移動したいんだけど・・・いいですか?」ス...
店員さん「少々お待ち下さいませ」
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- 28 : 2016/02/17(水) 08:22:25 :
~エレンを語る会~
ミーナ「でわでわ、エレンについてだけど」
クリスタ「え///」
ミカサ「わかった」
アニ「ちょ」
アニ「いつからアイツのこと話す集まりになったのさ・・・」
ミーナ「え、違うの?」
クリスタ「ち、違うよミーナ、私達バレンタインの話しをしてたんでしょ///」
ミカサ「私はエレンの話しで構わない」
ミーナ「でしょッ!」
ミーナ「じゃあハイ!ミカサも一緒に・・・」
ミーナ「∠(゚Д゚)/イェェェェガァァァァァァ!!!!」
ミカサ「・・・」
ミーナ「一緒にやってよミカサー!」
ミカサ「そのような事は・・・///」モジモジ...
ミーナ「(結婚しよ・・・)」
アニクリ「(ミーナ・・・)」
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- 31 : 2016/02/17(水) 20:25:00 :
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クリスタ「そ・・・それでねッ、私達さっきバレンタインの話しをしてたんだけど」
ミーナ「そうそう!」
クリスタ「二人は何してたのッ?」
ミーナ「それッ、ミカサとアニが二人一緒にいるなんて珍しいよね~」
アニ「そう・・・?」
ミカサ「アニとは今日、バレンタインのチョコを一緒に作る予定」
クリミナ「えッ!?」
クリスタ「二人から・・・エレンにってこと?///」
アニ「違ッ・・・、ただ作り方を教えるだけだよ・・・」
ミーナ「本当に~?」ニヤニヤ
ミカサ「このあとアニからチョコの作り方を教えてもらう・・・のでこれがその材料」ガサッ
クリスタ「そうなんだぁ!」
ミーナ「ねぇねぇ、アニは渡さなくていいの?」ニヤニヤ
アニ「別に・・・」
ミカサ「アニもエレンに渡せばいいと思うのだけど」
アニ「はッ?」
クリスタ「えッ!」
ミーナ「なッ!」
ミカサ「?」
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- 32 : 2016/02/17(水) 22:39:22 :
アニ「何でそうなるのさ・・・」
ミカサ「それは・・・」
ミカサ「エレンがチョコを貰える事自体は自分の事の様に嬉しい・・・」
アニ「・・・そういうもん?」
ミカサ「そう・・・なぜなら」
ミカサ「クリスタ・・・」チラ
クリスタ「なにッ?」
ミカサ「クリスタは今年もみんなにあげるの?」
クリスタ「う、うんッ」
ミカサ「その中に当然エレンもいるでしょう?」
クリスタ「え、えーっと・・・うん///」
ミカサ「それとミーナ・・・」チラ
ミーナ「なんでありますかッ?」
ミカサ「ミーナも去年エレンにあげている」
ミーナ「あッ・・・!」アハハ...
アニ「へー・・・」チラ...
ミーナ「い、言っとくけど義理なんだからねッ」
ミカサ「でもチョコをあげたのは事実」
ミカサ「違わない?」
ミーナ「その通りであります・・・」
ミカサ「アニ、貴女も・・・」
アニ「・・・」
ミーナ「おや?」ニヤ
ミカサ「去年エレンにあgアニ「あー」
アニ「(何で知ってるのさ・・・)」
ミカサ「あげたでしょ?」
アニ「・・・」
ミーナ「それ知ってるよッ!」
アニ「え・・・?」
クリスタ「エレン自慢してたもんねぇ・・・」( ー̀ н ー́ )
アニ「(ええええッ・・・)」
ミカサ「・・・」ズキ←頭痛
ミカサ「そう確かに去年エレンは自慢していた・・・」ズキ...←頭痛
ミーナ「そうそうッ!飲み会のとき『俺はアニから手作りチョコ貰ったんだぞ?』って言ってたよね~」ニヤニヤ
アニ「(あのバカ・・・!ただ溶かして固めただけって言ったのに・・・)」
ミカサ「くッ・・・」ズキズキ←頭痛
クリスタ「ミーナやめて!ミカサが思い出してとても辛そうなのッ!」
ミーナ「な、なんだってーッ!」
ミカサ「あぁ、またこれか・・・」ズキ...ハァ
アニ「ミカサ、あんた大丈夫なの?」
ミカサ「大丈夫・・・それに」
ミカサ「このようにエレンが人気な事はとても嬉しい」
ミカサ「ただその中で私のチョコで喜んで貰えたら私は・・・・・・嬉しい///」
ミカサ「ので私は今年、手作りチョコを作ろうと思った」
ミーナ「(結婚しよ)」
アニ「・・・なるほどね、納得したよ」
クリスタ「素敵ッ!頑張ってねミカサッ」ニコッ
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- 36 : 2016/02/19(金) 00:14:43 :
ミカサ「・・・ありがとうクリスタ」
ミーナ「あ・・・あのさミカサ」
ミカサ「何?」
ミーナ「私にもチョコ頂戴!友チョコッ!」
クリスタ「あ、私もッ!ミカサのチョコと交換したいなぁ~ッ!」
ミカサ「二人が望むならそうしよう」
クリスタ「嬉しいッ!楽しみにしてるねッ」ニコッ
ミーナ「∠(゚Д゚)/イェェェェガァァァァァァ!!!!」
アニ「ちょ、ミーナ声・・・それに、さっきからそれ何なのさ・・・」
ミーナ「え?」
アニ「流行ってるの・・・?」
クリスタ「そういえばエレンもたまにやってるよねッ」
ミカサ「確かに・・・」
ミーナ「テンション上がった時とかにエレンとよくふざけてやってたんだよね~!」
アニ「ふーん・・・」
ミーナ「気になる気になる~?」
アニ「いやまったく」
ミーナ「またまたぁ~」
ミカサ「ミーナ・・・その話、詳しく聞かせて・・・」ズィ...
ミーナ「わッ!く、詳しくかぁ~・・・何がキッカケだったかなぁ~・・・」アハハ...
ミカサ「むー」
ミーナ「まッ、アニも頑張りなよ~?」ニヤニヤ
アニ「・・・・・・そうだね」
ミーナ「おや・・・、素直ですな~」ニヤ
アニ「うるさいよ」
クリスタ「頑張ってね!アニッ!」クスッ
アニ「クリスタまで・・・」ヤレヤレ...
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- 40 : 2016/02/19(金) 20:03:49 :
~しばらくして~
ミカサ「随分と話し込んでしまった・・・」
アニ「そうだね・・・そろそろ行くかい?」
ミカサ「うん」
クリスタ「ご、ごめんねッ!私、楽しくってついつい話し込んじゃってたみたい」アセアセ
ミカサ「気にしないでクリスタ、私も時が経つのをすっかりと忘れてしまっていたらしい」
クリスタ「ありがとうミカサッ!そう言ってくれると嬉しいなッ」ニコッ
アニ「(その笑顔が羨ましいよ・・・)」
アニ「確かにあっという間に過ぎたみたいだね・・・」
ミーナ「ほんとだ早ッ!時の流れ恐るべしだねッ」
アニ「(折角だしクリスタとミーナも家に誘ってみようかな・・・)」
アニ「ねぇ・・・あんた達二人はこの後どうするの?」
ミーナ「え?エレンと遊ぶよッ!」
ミカアニ「え」
クリスタ「もうッ、ミーナッ///」
ミーナ「えへへッ、特に理由の無いミーナちゃんジョークがアニとミカサを襲うw」
アニ「あんたさ・・・」
ミカサ「ミーナちゃんジョーク笑えない」
ミーナ「えへへ///」
アニ「何故照れる」
クリスタ「と、とりあえず私達もこの後用事があるのッ!・・・ねッ?ミーナッ」チラ←合図的な
ミーナ「え?あ・・・うん、そうだよ~」←察する
アニ「なら仕方ないね・・・」
ミカサ「どうかしたの?アニ」
アニ「いや別に・・・じゃあ私達は先に帰るよ」
クリスタ「気を付けてね二人ともッ」
ミーナ「明日は頑張ってねお二人さん!」ニヤニヤ
ミカサ「頑張る」
アニ「はいはい」
アニ「・・・それじゃ行こうかミカサ」
ミカサ「うん」
クリスタ「アニッ、ミカサッ、またねッ!」ニコッ
ミカサ「また・・・」フリフリ
ミーナ「まったねー!」フリフリ
アニ「またね・・・」フリフリ
スタスタ...
店員さん「ありがとうございました~」
スタスタ...
アニ「じゃあミカサ、私んち行こうか」
ミカサ「そうしよう」
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- 41 : 2016/02/19(金) 20:36:54 :
~クリミナ側~
スタスタ...
アリガトウゴザイマシター...
スタスタ...←ミカアニ店を出る
ミーナ「さてと・・・クリスタ」
クリスタ「うん?」
ミーナ「さっきの合図は何なのかなぁ~?」ニヤニヤ
クリスタ「あ、・・・あれはえっと///」
ミーナ「なになにーッ?」
クリスタ「・・・///」
クリスタ「ねぇミーナ・・・・・・私達もエレンに手作りのチョコ、あげようよッ!///」
ミーナ「なッ、ミーナちゃんもでありますか///」
クリスタ「お願いッ」
ミーナ「ま・・・まぁいっかぁ~///」エヘヘ...
クリスタ「私だって喜んで貰えたら嬉しいもんッ」
ミーナ「だよね~ッ(結婚しよ・・・)」
クリスタ「なんか引き止めちゃったみたいでごめんねミーナ・・・」
ミーナ「大丈夫大丈夫ッ」
ミーナ「じゃあクリスタはこの後エレン用のチョコも作る訳だねッ」
クリスタ「う、うん///」
ミーナ「よ、よ~しミーナちゃんも頑張っちゃおっかな~ッ///」
クリスタ「巻き込んじゃってごめんねミーナッ」
ミーナ「いいよ~渡すつもりだったし!」
クリスタ「えッ?」
ミーナ「あッ///」
クリスタ「そ、そうだったんだ・・・!」
クリスタ「でもありがとうッ」ウフフ
ミーナ「義理だよ義理!義理義理~!」
クリスタ「えーッ?本当かなぁッ?」
ミーナ「うッ///(いつもと立場がw)」
ミーナ「でも言っとくけど私が本気出したら凄いんだからねッ!」
クリスタ「わ、私だって頑張るもんッ///」
ミーナ「だよねッ!よし・・・!」
ミーナ「∠(゚Д゚)/イェェェェガァァァァァァ!!!!」
クリスタ「い・・・いぇーがーッ///」
ミーナ「そのいきだよーッ」
クリスタ「うんッ!(恥ずかしい・・・///)」
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- 42 : 2016/02/20(土) 19:58:49 :
~ミカアニに戻って~
.....ポツ........ポツ
ミカサ「・・・雨」
アニ「え?」
......ポツ........ポツポツ
アニ「あ・・・」
ミカサ「天気予報を見てくればよかった・・・」
ポツポツポツ.....
アニ「強くなってきたよ・・・」
ミカサ「アニ、あそこのお店の屋根で雨宿りが出来そうなのだけれど」
アニ「行こうか・・・」スタスタ...
ミカサ「あ、待って」タタッ
~雨宿り中~
ザーッ...
アニ「・・・結構降ってきたねこれ、いつやむのさ」
ミカサ「・・・わからない」
>>43「・・・なぁ」つ傘
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- 43 : 2016/02/20(土) 20:37:15 :
- エレン
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- 44 : 2016/02/20(土) 23:27:32 :
-
エレン「・・・なぁ」つ傘
エレン「使えよ」ホラ...
アニ「え・・・?(この声・・・)」クル...
ミカサ「エレン・・・!」
エレン「ようミカサ、お前がアニと一緒にいるなんて珍しいな!」
エレン「この雨はそのせい・・・か?」ハハハ
ミカサ「?」
アニ「あんた、なんでここに・・・」
エレン「よぉアニ、今朝ぶりだな!」
注、前作参照
アニ「ちょ・・・(このバカ・・・、普通今言う?)」
ミカサ「今朝・・・ぶり・・・?」
アニ「ミカサ、このバカの言うことは気にしないでいいよ・・・」
ミカサ「何故・・・?」
アニ「いや今朝ちょっとね・・・(変に誤解を招きたくないね・・・)」
エレン「アニ・・・お前なぁ、バカはあんまりだろ・・・」
ミカサ「そうエレンに失礼」
アニ「・・・悪かったね」
エレン「・・・まぁ、気にしてねぇけどよ」
エレン「それにしてもお前ら二人で買い物か?」ソレ...
アニ「あぁ・・・まぁね」
ミカサ「アニ・・・(秘密にしておくべき)」チラ...
アニ「(分かってるよ・・・秘密なんでしょ)」ハイハイ...
エレン「ん?なんだよお前ら、結構仲よかったんだな!何買ったんだよ」ハハッ
ミカサ「それは・・・、・・・秘密///」ボソ...
アニ「だそうだよ・・・」
エレン「は?まぁ、いいけどよ・・・」
ミカサ「それよりもエレンの傘を借りてしまうとエレンが雨に濡れてしまう・・・ので借りる事は出来ない」
アニ「あんたはそれでいいの?」
エレン「構わねぇよ!その傘デカ過ぎて他人に当たって迷惑なんだよな・・・」
エレン「それにその傘ならお前ら二人位入れるだろ?」
ミカサ「エレンは優しい」
アニ「じゃあお言葉に甘えて借りるとするよ」
アニ「あんたもそれでいいでしょミカサ」
ミカサ「エレンは優しい・・・」
アニ「そうだね・・・」ヤレヤレ...
エレン「お前らが雨に打たれるよりましだしなー」
アニ「優しいね・・・(まぁ、風邪引かないようにね・・・)」
エレン「何言ってんだよアニまで」ハハ...
アニ「・・・冗談だけど?(しまった、気持と言葉が逆に・・・///)」
ミカサ「エレン・・・」
エレン「ん?」
ミカサ「私に・・・・・・生き方を教えてくれてありがとう・・・」
ミカサ「私に・・・・・・傘を貸してくれて・・・ありがとう///」ウルッ
アニ「いやミカサあんた感極まり過ぎだよ」
エレン「そんなもん・・・何度でも貸してやる!」
エレン「これからもずっと・・・俺が何度でも!」
アニ「なんなのこいつら、ついていけないよ・・・」
エレン「∠(゚Д゚)/イェェェェガァァァァァァ!!!!」
ビリリッ...!!!←座標的な
アニ「(こ、これはッ!?)」
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- 45 : 2016/02/21(日) 08:03:28 :
-
アニ「とにかく・・・傘は有り難く借りるよ」バサッ...
アニ「それとあんたら少し落ち着きな」
エレン「おう・・・」
ミカサ「エレン・・・風邪を引かないように気をつけて」
エレン「心配すんな!」
アニ「・・・それじゃあ私達は行くよ」
ミカサ「またねエレン、この恩は忘れない」
エレン「気にすんな、またなッ!」ニカッ
アニ「行くよミカサ」
ミカサ「・・・うん」
アニ「濡れない?」スタスタ...
ミカサ「平気」スタスタ...
スタスタ...
ミカサ「アニ・・・」
アニ「何?」
ミカサ「今朝のはなし・・・・・・教えて」
アニ「」
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- 46 : 2016/02/21(日) 09:31:31 :
~エレン側~
ヌレナイ?...スタスタ
ヘイキ...スタスタ
エレン「(どうすっかな・・・)」
カランカラン♪
ジャン「・・・たく、なんでテメェの分まで買わなきゃならねーんだよ」ブツブツ...
ジャン「ほらよ・・・」つコーヒー
エレン「ジャンケンで負けたのはお前だろ」ス...
ジャン「嫌なヤツに会っちまったもんだぜ」マッタク
エレン「悪かったな」ハハ
ジャン「にしてもやっぱり雨が降ってきやがったか・・・」ズズッ...
エレン「そうだなー・・・」ズズッ...「熱ッ!」
ジャン「まぁ俺は、誰かさんと違って?ちゃーんと傘を・・・アレ?な・・・ない?」ナンデ...?
エレン「・・・お前の傘なら貸したぞ」
ジャン「はぁッ!?」
エレン「ミカサとアニが雨宿りしてるみたいだったからよ」
ジャン「なッ!エレンテメェ何勝手なことしやがる!」ガシッ
エレン「離せよ!服が破けちゃうだろ!!」
ジャン「うるせぇッ!お前ばっかりいい格好しやがって!羨ましいッ!!」
エレン「落ち着けって!」
ジャン「落ち着いて濡れて帰れっていうのか!」
エレン「思い出せ!あの傘には『ジャン』って名前が書いてあったろ!」
ジャン「(あ・・・)」
-
- 47 : 2016/02/21(日) 12:10:58 :
ジャン「って事はだエレン・・・」
エレン「なんだよ・・・」
ジャン「ミカサはこの雨のなか、無事濡れずに帰れたんだな・・・?」
エレン「あぁ・・・多分な」
ジャン「(なら本望だ・・・)」ジーン...
ジャン「つまり俺(の傘)はミカサの為になれたって訳だな」
エレン「そうなるんじゃねーか?ミカサのヤツめちゃくちゃ喜んでたぞ?」
ジャン「なッ・・・何ッ!?それは本当か?///」
エレン「まぁな・・・」
ジャン「いやぁ~、でかしたぞエレン君ッ」ハッハッハ
エレン「なんだよ急に気持ち悪ぃな・・・」
ジャン「さッ!ここで会ったのも何かの縁だし!カラオケでも行こうじゃないか!」
エレン「・・・カラオケか!雨だし丁度いいな!」
ジャン「もちろん代金は俺が全て出すからよッ!」ハッハッハ
エレン「なんだよそれ・・・こりゃ明日雪だな」ハハッ
-
- 48 : 2016/02/21(日) 22:38:30 :
スタスタ...
アニ「~という訳でさ・・・その後ミカサ、あんたから電話が掛かってきたって訳なんだけど・・・」
ミカサ「そう・・・」
アニ「(さっきからミカサの顔を見れない、うつむいてるし・・・)」
ミカサ「・・・・・・」シクシク...
アニ「ちょ、ミカサあんた・・・泣いてるの?」
ミカサ「・・・」シクシク...
アニ「・・・(どうしたらいいのさこれ)」
アニ「ほ、本当に話した内容のままだって・・・家鍵なくした酔っぱらいの面倒みてただけだから・・・」
アニ「だから・・・泣かないでよ」
ミカサ「泣いてはいない今のは嘘泣き」ス...
アニ「」
アニ「ミカサ、あんたの冗談も笑えないね・・・」
ミカサ「私にもお茶目なところがある」
アニ「それ自分で言う?」
ミカサ「それにエレンの話しを聞けたので私はとても嬉しい」
アニ「そう・・・」
ミカサ「エレンがアニに変な事をしなかった様なので少し安心している・・・・・・でも」
ミカサ「その反面嫉妬してしまっている自分もいる・・・」
ミカサ「私は・・・」
アニ「別にいいんじゃない?・・・それにミカサ」
ミカサ「・・・何?」
アニ「・・・あんたってさ、意外と素直だよね」
ミカサ「?」
ミカサ「私は常に素直、アニ貴女も見習うべき」
アニ「そうだね・・・」
アニ「あ・・・着いたよ」
-
- 49 : 2016/02/22(月) 22:51:30 :
~アニ宅~
ガチャ...
アニ「・・・先に入りなよ」バサッバサッ...カチ←傘畳んだ
ミカサ「わかった・・・」ヌギヌギ...
アニ「その辺に適当に荷物置いてくれて構わないから」ヌギヌギ...
ミカサ「ではここに置かせてもらう」ガサ
ミカサ「あ・・・」
アニ「何?」
ミカサ「アニ、肩が少し濡れている・・・」
アニ「あぁ、コレね・・・」
アニ「まぁ着替えれば済む話だから気にしなくていいよ」...ヌギヌギ
アニ「ミカサ、あんたは濡れなかった?」
ミカサ「ありがとう、私は大丈夫・・・」
アニ「って言っても足もとは濡れるよね・・・」ジー...
ミカサ「この程度何ともない・・・やはりアニはいい人」
アニ「そんなんじゃないって・・・・・・それに」
ミカサ「?」
アニ「傘が無ければお互いずぶ濡れだったしね」
ミカサ「エレンに感謝しないと・・・」
アニ「だね・・・とりあえず私は部屋着に着替えるとするよ」
ミカサ「わかった」
-
- 50 : 2016/02/23(火) 00:02:04 :
アニ「ねぇミカサ・・・」←着替えた
ミカサ「何?」
アニ「あんたさ、黒、白、グレー、紺のなかだったらどの色がいい?」
ミカサ「・・・耳」...ジー
アニ「・・・あぁ、これ?」
ミカサ「うん・・・フードに猫耳が着いてる・・・」
アニ「ま、まぁね・・・」
アニ「で何色がいいのさ」
ミカサ「さっき言った色のなかなら>>51がいい」
-
- 51 : 2016/02/23(火) 00:49:00 :
- 黒
-
- 52 : 2016/02/23(火) 09:22:25 :
ミカサ「さっき言った色のなかなら黒がいい」
アニ「黒ね、ちょっとまってな」バタン...スー...
ミカサ「?」
アニ「これ着なよ」ハイ
ミカサ「え」
アニ「折角だしあんたも着替えなよ」
ミカサ「私はこのままでいい」
アニ「遠慮なんかしなくたっていいって」グイグイ
ミカサ「わ、私は・・・」←脱がされる
アニ「いいから」グイグイ
ミカサ「でも・・・」スポッ←着せられた
アニ「・・・これでよし」
ミカサ「アニと色違い・・・」
アニ「下も履き替えなよ」ハイ
ミカサ「わ、わかった」ヌギヌギ...ハキハキ...
アニ「コレでお揃いだね」
ミカサ「猫耳フード・・・(可愛い・・・)」
アニ「似合ってるよミカサ」
ミカサ「少し恥ずかしいのだけれど///」
-
- 53 : 2016/02/23(火) 21:03:09 :
アニ「恥ずかしがってる暇はないよ(可愛いけど)」
ミカサ「どうかしたの?」
アニ「早速作り始めるかい?」ガサ←材料を出す
ミカサ「あ」
ミカサ「・・・よろしくお願いします」ペコリ
アニ「そう改まって言われると緊張するからもっと気楽にいこうよミカサ」
ミカサ「気楽には取り組めない、私はこれに掛けている・・・」
アニ「本気と書いてマジなのはわかったよ」
アニ「言葉が悪かった様だね・・・少しリラックスしようよリラックス」
ミカサ「?」
アニ「私が言うのもなんだけどさ、笑ってみなよ」
ミカサ「・・・こう?」ニコッ
アニ「(可愛いね畜生・・・)」
アニ「まぁいいよ・・・とりあえず材料とか容器とか出すから手伝って」
ミカサ「わかった・・・!」
-
- 54 : 2016/02/23(火) 21:16:11 :
アニ「まず初めにチョコを溶かさないといけないから」ハイ...
アニ「細かくしながらこの容器に入れて」
ミカサ「うん・・・」パキ...パキ...
アニ「・・・」パキ...パキ...
ミカサ「次は?」
アニ「とりあえずもう少し細かく・・・」パキ...パキ...
ミカサ「わかった・・・」パキ...パキ...
アニ「・・・」パキ...パキ...パク...←あ
ミカサ「アニ・・・」ジー...
アニ「・・・・・・味見だけど?」
ミカサ「つまみ食いをしてはダメ」ゴゴゴゴ...
アニ「ミカサもどう・・・?」ホラ...
ミカサ「あ・・・」...パク
アニ「これで同罪だね」
ミカサ「しまった・・・、つい・・・」
-
- 55 : 2016/02/23(火) 22:07:14 :
アニ「まぁこんなもんでいいよ」
ミカサ「うん」
アニ「ここにバターも入れる」
ミカサ「どのくらい?」
アニ「・・・こんなもんかな、これをレンチン」
ミカサ「レンジで・・・チン!」
アニ「そ」バタン
アニ「30秒くらいでいいかな」ピッピッ...
30秒...チーン
アニ「ミカサ、あんたはこれ混ぜといてくれる?私は別の容器で卵と砂糖混ぜるから」
ミカサ「わかった・・・!」マゼマゼ
アニ「ついでにレンジをオーブンで170℃に予熱ね」ピッピッ...
パカッ...サーッ...←卵&砂糖
アニ「・・・混ざった?」マゼマゼ
ミカサ「うん」
アニ「じゃあ次、これにそのチョコと生クリーム入れるよ」
ミカサ「生クリーム・・・!」
アニ「全部入れたら・・・また混ぜる」ハイ
ミカサ「わかった」
-
- 56 : 2016/02/24(水) 22:05:27 :
ミカサ「・・・」マゼマゼ...
アニ「混ざったら薄力粉とココアを入れるよ」
ミカサ「うん」マゼマゼ...
アニ「・・・いいね、じゃあ両方入れるから」
ミカサ「わかった」ドウゾ...
サーッ...サーッ...←粉投入
アニ「全体が混ざるように軽く混ぜるよ」マゼマゼ...
アニ「ミカサ、そこの型取ってくれる?」
ミカサ「これ?」
アニ「うん」
アニ「その型に流し込んでいこうか」ハイ...
ミカサ「わかった」←流し込む
ミカサ「全部・・・?」
アニ「全部だね」
ミカサ「・・・あとはオーブンで焼くだけ?」
アニ「そうだね・・・」
アニ「あ、2・3回落として空気抜いてからだね」
ミカサ「わかった」トントントン...
アニ「・・・じゃあ焼こうか、それここに入れて」パカッ...
ミカサ「うん・・・」ソ...
アニ「時間は40分くらいで設定するよ」パタン...ピッピッ...
アニ「あとは待つだけ」
ミカサ「・・・なんだか待ち遠しい」
-
- 57 : 2016/02/25(木) 09:52:33 :
アニ「まぁでも待つだけなのもなんだし・・・」
ミカサ「うん・・・」
アニ「(だからといって会話するにしても話題、話題が・・・・・・ないよ)」
ミカサ「(・・・あと39分)」
アニ「(どうしたもんかね・・・)」
ミカサ「(仕方ない、時間よ・・・進め・・・!)」グッ...
ピロリロリー♪
アニ「え・・・」パタン...
ミカサ「とてもいい匂い」
アニ「ちゃんと焼けてる・・・」ナンデ...?
ミカサ「私が時間を進めた」
アニ「何それ」
ミカサ「都合上仕方のないこと」
アニ「怖い怖い怖い怖い」
ミカサ「とにかく話しを進めよう」
アニ「そうだね・・・でも、その能力的なのはもう使わないでいいから」
ミカサ「わかった」
-
- 58 : 2016/02/25(木) 20:26:32 :
-
アニ「とりあえずこれ、冷やしたら完成だから」
ミカサ「アニ早く冷蔵庫へ」
アニ「まぁそう焦んないでよ・・・」スタスタ...
アニ「すぐ冷めるよ」バタン...←冷蔵庫にin
ミカサ「わくわく」
アニ「もうちょっとで完成だね」
ミカサ「ダメ・・・待てない、時間よ・・・sアニ「やめい」
ミカサ「?」
ミカサ「どうしてとめるの?」
アニ「あんたさ、たった今それやらないって約束したよね」
ミカサ「でも・・・」
アニ「でもじゃないよ・・・」
ミカサ「むー」( ー̀ н ー́ )
アニ「ダメだから」
アニ「というかその能力的なヤツなんなの?」
ミカサ「・・・対象のものに対する想いや感情が最高に昂ぶるとき、何故か発動する・・・私の場合はその対象がエレンらしい」
アニ「いや・・・」
アニ「なんかもういいよ、とにかくその能力的なヤツは使わないで・・・、能力モノの話しになるから」
ミカサ「?」
アニ「とにかく使わない、いいね?」
ミカサ「わかった」
ヴィーン...ヴィーン...
アニ「ん?」チラ...
ミカサ「あ・・・>>59からの着信が・・・」
-
- 59 : 2016/02/25(木) 20:40:22 :
- エレン
-
- 60 : 2016/02/26(金) 20:47:50 :
ミカサ「あ・・・エレンからの着信が・・・」
アニ「早くでなよ」
ミカサ「いつもは電話をかける専門なのでいざかかってくるとなると・・・///」モジモジ
アニ「緊張してる訳だね」ハァ...
ヴィーン...ヴィーン...
アニ「・・・よこしな」...パッ
ミカサ「あ」
アニ「私が代わりに出てあげるよ」ス...
ミカサ「ダメ」パッ
アニ「あ」
ミカサ「エレンは私に用があって電話をしてきた、ので貴女はでるべきじゃない・・・」
アニ「今私がでたら驚くと思うけど?」パシ...グググ
ミカサ「 絶 対 に ダ メ 」グググッ...
アニ「・・・くッ」グググッ
ミカサ「エレンさえ良ければアニにも話しをさせてあげてもいい・・・!」グググッ
アニ「・・・なら早くでなよ」パッ...
ミカサ「あ」ポロ...
パタン...←落ちた
ヴィーン...ヴィーン...
アニ「あ・・・ごめん、これ・・・」ス...←拾う
ミカサ「大丈夫」
アニ「ん?」チラ...
ヴィーン...
ヴィーン...
【運命の王子様から着信があります】←着信画面
-
- 61 : 2016/02/26(金) 21:38:15 :
アニ「ちょ」
ミカサ「?」
アニ「ミカサ、あんた登録名これさ・・・」
ミカサ「どうかしたの?」
アニ「流石に私でも笑っていいんだよね・・・」
ミカサ「何故?」
ミカサ「でもアニ、貴女の笑顔が見られるなんて珍しい・・・」
アニ「いや・・・そういう意味で言ったんじゃないんだけど?」
ミカサ「ねぇアニ・・・、笑って」
アニ「無茶振りしてないでさっさとでなよ電話に」
ミカサ「そうだった・・・!」ピッ
アニ「スピーカーにしな」
ミカサ「何故?私とエレンのプライベートな時間に入り込んで来ないで欲しいのだけれど」
アニ「お願いします」
ミカサ「(アニが・・・、素直になるなんて・・・)」
ミカサ「・・・今回だけは、特別」ピッ
ミカサ「・・・もしもしエレン?」
エレン「おーい、あ・・・ミカサ、聞こえてんのか?ゴチャゴチャなんか話してたみたいだけどよ」
ミカサ「何でもない、それよりエレン・・・突然電話してくるなんて、どうしかしたの?」
エレン「あぁ・・・ミカサ、お前今何してんの?」
ミカサ「アニと一緒に過ごしているところ」
エレン「あーそうだったな!・・・今二人は暇か?」
ミカサ「えっと・・・」チラ
アニ「・・・」コクコクッ
ミカサ「暇らしい」
エレン「ならさ、駅前のカラオケに来いよ!」
ミカサ「わかった・・・!」
-
- 64 : 2016/02/27(土) 21:07:43 :
-
~エレジャン側~
エレン「じゃあ詳しい場所はLINEすっから、また後でな!」ピッ...
ツー...ツー...
ジャン「・・・なぁエレン」
エレン「ん?」
ジャン「ありがとよ」
エレン「気にすんな・・・」
ジャン「つまりその・・・ミ、ミカ・・・ミカサはここに来るんだなッ!?///」
エレン「まぁな」グビッ...←コーラ
ジャン「うおおぉぉおッッしゃああぁッ!!!!」←謎のポーズ
エレン「」ブーッ!!←出た
エレン「なッ、何だよ急に・・・驚かせんなよ」フキフキ
ジャン「最ッッッ高だぜエレンッ!・・・お前ってやつぁ・・・」ジワ
エレン「ジャンお前、喜怒哀楽激しいヤツだな」
ジャン「感受性が豊かだと言ってくれ!」ハッハッハ
エレン「流石脳内快適は違えな」
ジャン「んッだとてめぇッ!!」
エレン「ほらな」ソレ...
ジャン「ち・・・」
-
- 65 : 2016/02/27(土) 21:36:03 :
~ミカアニ側~
エレン「じゃあ詳しい場所はLINEすっから、また後でな!」ピッ...
ミカサ「うん・・・」ピッ
ツー...ツー...
ミカサ「アニどうしようエレンにプロポーズされたのだけれど///」
アニ「いやカラオケね」
ミカサ「?」
アニ「いや今の会話でどう聞いたらそうなるのさ」ハァ
アニ「というかミカサ・・・あんた私に電話替わってくれなかったよね」
ミカサ「あ」
アニ「・・・まぁ別にいいけど」
ミカサ「とにかくすぐ行こう・・・」
アニ「そうだね」ヤレヤレ...
-
- 66 : 2016/02/29(月) 12:47:11 :
-
ガチャ...
アニ「雨・・・やんでるみたいだね」
ミカサ「とても寒い」フーッ...白い息
アニ「だね」
~道中~
男A「ねぇねぇ君たち今暇~?」
男B「お揃いの服着てて可愛いじゃん」ジロジロ
アニ「そりゃどうも・・・」
ミカサ「これからカラオケに行くところなのだけれど・・・」
男A「偶然だね~、俺達もいまからカラオケに行くとこだったんだよね~」
男B「お揃いの服着てて可愛いじゃん」ジロジロ
アニ「・・・」イラ
ミカサ「待たせてる人がいるので私達はこれで・・・」
男A「待って待って、一緒に遊ぼうよ」ズイ...
ミカサ「・・・どいて」サッ
男A「まぁそう言わずさぁ」ハハッ
男B「お揃いの服着ててkアニ「・・・」ゲシッ
男B「ぐふぁッ」
男A「お、おい何してんだよ!」
アニ「あんたらしつこいよ・・・」ハァ...
男B「先に手出したのはそっちだからな・・・」イテテ...
アニ「・・・これ以上しつこいようなら次からは手加減しないけど?」ス...(pσ_σ)q
男A「おっと待ちな、このお嬢さんがどうなってもいいのかな」ググッ
ミカサ「アニ・・・」
アニ「・・・ミカサ」
男B「あーあ・・・、どうするかな~」ニヤニヤ
アニ「・・・あんたの好きにしなよ」
男B「え、今なんて///」
ミカサ「わかった」...パッ
男A「え?」
ドゴッ...
男B「なッ」
男A「うぐッ・・・」バタン...←白目
男B「ちょ・・・一撃dミカサ「ねぇ・・・」ガシッ...
男B「はひぃッ、すっすみません!すみませんでしたぁ!」
ミカサ「しつこくしちゃダメでしょ・・・?」ゴゴゴ...
男B「はいッ!もうしません!もうしませんからッ!」
アニ「・・・行こうミカサ」スタスタ
ミカサ「私達はこれで・・・」スタスタ
男B「お、お気を付けて!」
-
- 67 : 2016/03/01(火) 09:13:29 :
-
~駅前~
ミカサ「あ・・・待ってアニ」
アニ「ん?」ピタ
ミカサ「エレンからLINEが着てた」
アニ「なんて?」
ミカサ「あそこのカラオケの308号室にいるらしい」ユビサシ
アニ「あそこね」
ミカサ「それと、既に私達分の料金は支払い済みらしい・・・」
アニ「へー、太っ腹だねあいつ・・・」
ミカサ「うん」
~カラオケ~
エレベーターウィーン
ミカサ「着いた・・・」ワクワク
アニ「あ、すみません308号室に追加で入りたいんですけど」
店員さん「いらっしゃいませ、追加で二名様のレオンハーツ様とアッカーメン様ですね、通路突き当たり右側にお部屋がございます」
アニ「・・・ありがとうございます(なんだコイツ)」イラ
店員さん「ごゆっくりどうぞ~」
スタスタ...
アニ「着いたよミカサ」
ミカサ「エレン!」
ガチャ...
ジャン「ようお前ら・・・」
ミカサ「・・・・・・ジャン?」
アニ「え・・・」
ジャン「ん・・・ってかミカサ!とアニ・・・二人ともその格好、お揃い・・・か?(ミカサが猫耳フードをかぶってるだと!?これはこれで・・・///)」
ミカサ「・・・・・・アニ、部屋を間違えたみたい」
アニ「その様だね・・・」
ジャン「ちょまッ、おいおいおい!待てよ!何も間違っちゃいねえってミカサ!」アセアセ
ミカサ「ならエレンはどこ・・・?」
エレン「おー、お前ら着いたのか」ヒョコ←廊下から
アニ「あ・・・どうも」
エレン「ようアニ」ホラヨ
アニ「え?」
エレン「お前の分な、あれ?オレンジジュース好きだったよな・・・?」
アニ「あぁ・・・まぁね」アリガト...
エレン「ミカサもオレンジジュースでいいか?」ホイ
ミカサ「ありがとう・・・」
エレン「にしても、お前らお揃いの服かよ!一体どうしたっていうんだよ」ハハハ
ミカサ「どこか、変だろうか・・・」オドオド...
エレン「そんな事ねーよ!なぁジャン!」
ジャン「あぁ・・・とても綺麗な、黒猫だ・・・///」
エレン「この猫耳フード可愛いな!よく似合ってると思うぞ」
-
- 68 : 2016/03/01(火) 21:08:03 :
-
~308号室~
画面│テーブル│アニ
かべ│テーブル│ジャン
入口│ミカサ エレン
アニ「・・・まぁそれ私の服なんだけどね私の」
エレン「そうなのか」
アニ「着替えたのさ・・・」
エレン「あー、雨ヤバかったもんな・・・」
アニ「そうさ・・・(もっと褒めなよ)」フリフリ...←ネコミミアピール
エレン「アニお前、何してんの?」
アニ「」
ミカサ「あ・・・そう言えば傘」
アニ「忘れてたね・・・返すの明日でもいいかい?」
エレン「ん?別に構わねぇよなジャン?」
アニ「え・・・(あんたの傘じゃないの?)」
ミカサ「?(どうしてジャンに・・・まさか二人でアイアイ傘として使う気だった・・・とかそのような訳あるはずがないエレンに限って断じてないと私は信じている)」
ジャン「・・・」
エレン「なぁおいジャン・・・」
ジャン「(ネコミミミカサネコミミミカサネコミミミカサ・・・くっそぉッ・・・直視出来ねぇ・・・!)///」
ミカサ「大丈夫?」
ジャン「あ、あぁ・・・なんでも、ねぇからよ・・・」チラ...タラー
アニ「あんた鼻血でてるけど・・・」
エレン「やらしい事でも考えてたんじゃねーの?」ハハッ
ジャン「うッ、うるせぇッ!違ッげぇよ!」ゴシゴシ
エレン「あ、やべ!俺自分の飲み物取ってくるの忘れちった!ちょっと行ってくるわ!」
ミカサ「私も・・・!」ガタッ
エレン「いや、お前の分はあるだろミカサ・・・」
ミカサ「(う・・・えっと、あ)」...チラ
ミカサ「ジャンの分が無くなりそうだから」
エレン「そ、そうか?」
ミカサ「ジャン、何が飲みたい?」
ジャン「(な、何だと!?俺の為にミカサがッ!?)」ガタッ
アニ「ジャン、あんた相変わらずだね・・・」
ジャン「あ・・・あぁ、その・・・烏龍茶を、頼む」
ミカサ「わかった、エレン行こう」ガチャ...
エレン「おう!じゃあお前ら、なんか歌って待っててくれよな!」
バタン...
-
- 69 : 2016/03/02(水) 10:15:59 :
アニ「・・・」
ジャン「・・・」
シィーン...
アニ「・・・ねぇ」
ジャン「・・・なんだよ」
アニ「・・・あの傘ってあんたのだったの?」
ジャン「あ?それがどうしたってんだよ」
アニ「別に、ただ・・・助かったよ」
ジャン「・・・そうかよ」ポリポリ...
アニ「・・・礼は言ったからね“私は”」
ジャン「は?」
アニ「明日ちゃんとお礼貰いな、ミカサから」
ジャン「そりゃどういう意味だ?・・・まさかッ!」
アニ「・・・まぁそういう事だから」
ジャン「うおおおおぉぉッ///」←謎ポーズ
アニ「」
アニ「・・・何そのポーズ」ウワァ...
ジャン「はっはっは!歌うかアニ!」ホラヨ←マイク
アニ「いや・・・私は聴く専門だから」ハイ...←リモコン
ジャン「んだよ連れねえなぁッ!」ピッ...ピッ...
-
- 70 : 2016/03/03(木) 01:46:57 :
~ちょっとして~
ガチャ...
――ジャン熱唱中――
エレン「おー、歌ってるなージャン!」
ミカサ「それでその二人には忠告をしておいた訳なのだけど・・・」
エレン「そっか・・・何とも無くてよかったなミカサ、まぁお前ら二人にかなうヤツなんていねーだろうけどな・・・」ハハ
ミカサ「・・・うん///」
ミカサ「あ、ジャンこれ」ス...←烏龍茶
ジャン「ありがとぅぅぅッ↑↑↑」キィィィン...←マイク音量大
アニ「うるさいよあんた・・・」
ミカサ「・・・」ゴクゴク...←エレンの
エレン「なッ、おいミカサ!お前何やってんだよそれ俺のやつ・・・」
ミカサ「・・・」ゴクゴク...←自分の
ミカサ「なんだか喉がかわく、のでもう一度私と飲み物を取りに行こうエレン」
エレン「はッ!?」
アニ「ちょ(その手があったか・・・)」
エレン「仕方ねぇな・・・」ヤレヤレ
ジャン「はぁぁぁぁぁあッ!?なんだよエレンお前またミカサ連れ出すってのかぁッ!!」キィィィン...←マイク音量大
アニ「あんたまじでうるさいってば・・・(まぁ気持ちは分からなくもないけど)」
ミカサ「私の方からエレンを誘ったのだけれど」
ジャン「」
エレン「おいジャン、口元からマイク離せよな!うるせぇだろ!鼓膜破れちゃうだろうが!」
ジャン「鼓膜なんてどうでもいいだろうが!!畜生羨ましいッッッ!早くしろよ!」涙目
エレン「すぐ戻るって・・・」
ミカサ「ジャン、待ってて・・・」
ジャン「お、おう・・・」
バタン...
アニ「あんたも忙しい人間だね」
-
- 71 : 2016/03/03(木) 20:23:25 :
~なんだかんだで2時間後~
ジャン「そういやお前ら時間は平気なのか?」
エレン「ん?大丈夫だぞ俺は」
ジャン「お前には聞いてねえよ!!」
ミカサ「私達は・・・」
アニ「・・・そろそろ帰らないとね」
ジャン「だよなぁ」
エレン「じゃあ俺達もぼちぼち帰るか?」
ジャン「そうするか」
~お店の外~
ジャン「げ・・・また雨かよ・・・(髪型が・・・)」
エレン「ぱらついてるだけだし何とかなんだろ・・・」
アニ「ミカサ、明日の事言わなくていいの?」ボソ...
ミカサ「あ、そうだ・・・エレン」
エレン「ん?」
ミカサ「エレン・・・その、明日また会って欲しいのだけれど・・・///」...モジモジ
エレン「あれ?お前らミーナから聞いてねえの?」
ミカサ「え」
アニ「え」
エレン「明日また集まるんだろ・・・?」
アニ「(あ・・・ミーナからLINE着てた)」ス...チラ...
【ミーナ : エレンには明日私達4人から渡す物があるから予定空けとくように言っといたからねー!】
アニ「そ、そうみたいだね・・・」
ミカサ「?」
アニ「あとジャン・・・あんたも来なよ」
ジャン「あ?何で・・・」
エレン「だな!男俺1人じゃ何か気まずいしよ・・・」
ジャン「ちッ、仕方ねえなぁ・・・」
アニ「じゃあ私達はあっちだから・・・」
ミカサ「エレン、ジャンまた明日」フリフリ
ジャン「あぁ、またな!(明日もまた会えるのか)」パァッ
エレン「またなー!」
アニ「それじゃ・・・」
-
- 72 : 2016/03/03(木) 21:22:25 :
~道中~
ミカサ「アニ・・・」
アニ「なに?」
ミカサ「もしかして、ジャンの事が好きなの?」
アニ「・・・は?」
ミカサ「さっき・・・明日の事で誘ってるみたいだったので・・・」
ミカサ「・・・私はアニの事を応援している」
アニ「ちょ、なんでそーなるのさ・・・」ハァ...
ミカサ「違うの?」
アニ「あたりまえでしょ・・・」ヤレヤレ...
ミカサ「じゃあどうして・・・?」
アニ「戻ったら話すよ・・・」
ミカサ「わかった」
アニ「それにしても・・・さっきあんたらが歌ってた曲、なんだっけあれ」
ミカサ「反撃の大地」
アニ「それ」
ミカサ「それがどうかしたの?」
アニ「なんかさ・・・良かったよ」
ミカサ「ありがとう、アニも歌えば良かったのに・・・」
アニ「私は聴く専門だからね・・・」
ミカサ「アニの歌、聴いてみたい」
アニ「機会があればね・・・」
ミカサ「楽しみにしている」
アニ「はいはい」
-
- 73 : 2016/03/04(金) 18:39:14 :
~アニ宅~
アニ「着いたね」
ミカサ「うん」
ガチャ...
アニ「先どうぞ」
ミカサ「ありがとう・・・」ヌギヌギ
アニ「まさか雨がまた降ってるとはね・・・まぁ大した事なかったけど」ヌギヌギ
ミカサ「アニ、せっかく借りた服が少し濡れてしまった・・・」
アニ「いいよ洗えばいいだけだし・・・すぐお風呂にしようか」
ミカサ「かりてしまってもいいの・・・?」
アニ「入っていきなよ、いくらあんたでも風邪引くよ・・・というより、うち泊まってく?」
ミカサ「え・・・」
アニ「夜も遅いし」
ミカサ「アニが寝込みを襲わないと約束できるのなら泊まる」
アニ「さぁ・・・どうだろうね」
ミカサ「え」
アニ「冗談だよミカサ、あんたの寝込みを襲うやつなんてまさに死に急ぎ野郎だよ」
ミカサ「それはエレンの事?///」
アニ「そういう意味じゃなくて・・・」
ミカサ「アニがいいのなら・・・泊まる事にする」
アニ「そうしなよ」
-
- 74 : 2016/03/04(金) 19:15:05 :
アニ「じゃあ私はお風呂の支度してくるからミカサ、あんたは冷蔵庫からガトーショコラ出して味見でもして待ってなよ」
ミカサ「わかった・・・」
アニ「テレビ見たかったらそこにリモコンあるから」
ミカサ「うん」
~支度終了~
ガチャ...
アニ「・・・味はどうだった?」スタスタ...
ミカサ「美味しかった・・・」
アニ「そう・・・」パク...
ミカサ「どう?」
アニ「・・・いいね」モグモグ...
アニ「とりあえず冷蔵庫にしまっとこう」
ミカサ「うん」
ミカサ「そういえばアニ、さっきのジャンの話だけど・・・」
アニ「あぁ・・・」スタスタ...
アニ「この借りた傘さ・・・ジャンの傘らしいよ」ホラ...
ミカサ「傘の柄にジャンボってシールが・・・」
アニ「誰だよって感じだよね」
ミカサ「うん」
アニ「でもさ」
ミカサ「?」
アニ「その傘のお陰で二人ともずぶ濡れにならないで済んだと思わない?」
ミカサ「確かに・・・」
アニ「まぁジャンにこの傘を返さないといけない訳だよね、それで明日誘ったのさ・・・」
ミカサ「なるほど」
アニ「でさ、返すついでだし・・・ジャンにもチョコをあげるってのはどう?」
ミカサ「何故?」
アニ「いや・・・お礼、的な?試作品で作ったヤツで構わないからさ・・・(あれ、なんで私ジャンの為に必死になってんだろ・・・バカバカしくなってきた)」
ミカサ「わかった・・・!」
アニ「そう・・・(意外だね)」
ミカサ「でもエレンのは特別、私だけで作ったものをあげたい・・・!」
アニ「そういう事ね・・・」
-
- 75 : 2016/03/04(金) 20:52:45 :
アニ「ねぇミカサ・・・」
ミカサ「何?」
アニ「残りの材料で早速作る?」
ミカサ「そうする・・・」
アニ「作り方は覚えてる?」
ミカサ「大丈夫」
アニ「じゃあ私は先にお風呂入って来るからあんたは明日用のヤツ作って待ってて」スタスタ...
ミカサ「わかった・・・!」
~浴室~
ゴシゴシゴシ
アニ「(んー・・・)」
バシャーッ...チャプン
アニ「(明日、どうしようかな私・・・)」チャプチャプ...
アニ「(ミカサと同じもの渡すのもアレだし・・・)」ブクブクブク...
アニ「(というかやっぱりチョコ渡すの・・・?)」
アニ「・・・・・・///」
アニ「(あー、のぼせるのぼせる・・・変に意識しちゃうとマズイね・・・謎の緊張感が私を襲うよ全く・・・)」...ザバァッ
アニ「(・・・・・・本当どうしよう)」ハァ...
-
- 76 : 2016/03/04(金) 22:09:00 :
~キッチン~
ミカサ「(えっと確かチョコを溶かしてバターとチン)」
...チーン...パタン
ミカサ「(混ぜる)」マゼマゼ...
ミカサ「(こっちで卵と砂糖を混ぜる)」マゼマゼ...
ミカサ「(溶かしたものとこれを混ぜる)」テキパキ...
ミカサ「(混ざったら薄力粉と・・・ココア)」サーッ...サーッ...
ミカサ「(これを混ぜて・・・)」グルグル...
ミカサ「(型に流す・・・)」タラー...
ミカサ「(空気を抜いて・・・)」トントントン...
ミカサ「(レンジへ・・・)」パタン...
ミカサ「(えっと確か・・・40分)」ピッ...ピッピッ...
ミカサ「(これでよし・・・!)」
ビュオー...
ビュオー...←ドライヤー
アニ「お待たせ・・・順調かい?」
ミカサ「完璧、あとは待つだけ」
アニ「流石だね、じゃあお風呂入って来なよミカサ」
ミカサ「そうする・・・」スタスタ...
アニ「あぁそうだ、夕飯の支度してなかったからコンビニで何か買って来るけど・・・何か食べたいものある?」
ミカサ「>>77が食べたい」
アニ「わかった・・・」
-
- 77 : 2016/03/04(金) 22:24:10 :
- チーハン
-
- 78 : 2016/03/04(金) 22:59:09 :
ミカサ「チーハンが食べたい」
アニ「わかった・・・」
アニ「じゃあ留守番頼んだよ・・・」
ミカサ「気を付けて・・・」
アニ「ちょっと行ってくるね」
ミカサ「行ってらっしゃい」
ガチャ...
アニ「(チーハン、コンビニで売ってるかな・・・)」
-
- 79 : 2016/03/04(金) 23:07:19 :
~コンビニ~
アニ「(チーハン・・・売ってるけど湯煎かぁ)」
アニ「(お弁当探しに行こ・・・)」
ウィーン...
スタスタ...
アニ「(駅の方にお弁当屋さんがあったはず・・・)」
-
- 80 : 2016/03/04(金) 23:21:27 :
~お弁当屋さん~
店員さん「いらっしゃいませー」
アニ「(チーハン・・・チーハン・・・)」...ア
アニ「すみません、チーズハンバーグ弁当二つ下さい」
店員さん「チーズハンバーグ弁当二つお願いしまーす」
奥の人「あーい!」
アニ「(あーい)」
~数分後~
店員さん「ありがとうございましたー!」
ウィーン...
アニ「(よし、帰ろうか)」スタスタ...
アニ「(・・・コンビニ寄って帰ろ)」スタスタ...
-
- 81 : 2016/03/04(金) 23:47:14 :
~アニ宅浴室~
ミカサ「(これがアニの使っているシャンプー・・・いい匂い)」シャカシャカ...
ミカサ「(・・・くッ)」ズキ←頭痛
ミカサ「(エレンがアニからはいい匂いがすると言ってたのは、もしかして・・・これ?)」ズキ←頭痛
ミカサ「(・・・)」バシャーッ
ミカサ「(これがアニの使っているボディソープ・・・いい匂い)」ゴシゴシ...
ミカサ「(これは・・・・・・)」ズキズキ←頭痛
ミカサ「(まさか匂いを統一しているなんて・・・!)」
ミカサ「(アニ、やはりあなたは侮れない)」バシャーッ
チャプン...
ミカサ「(・・・見習わなければ)」ホカホカ...
~ちょっとして~
ビュオー...
ビュオー...←ドライヤー
ミカサ「・・・」フキフキ...
ピンポーン...
ミカサ「?」
ミカサ「(誰だろう・・・?)」
ミカサ「(勝手に出る訳にもいかない・・・)」
ピンポンピンポーン...
ミカサ「(仕方がない・・・)」
ミカサ「どちら様?」ガチャ...
>>82
-
- 82 : 2016/03/04(金) 23:57:24 :
- アルミン
-
- 83 : 2016/03/05(土) 00:46:50 :
-
アルミン「・・・ミ、ミカサッ!?」
ミカサ「・・・アルミン?」
アルミン「や、やあ・・・」アハハ...
ミカサ「どうしてアルミンがここに?」
アルミン「こないだアニに借りた本を返しに来たんだ・・・!今日はこの近くで用事があったからね、そのついでさ」
アルミン「これがその本さ・・・!」ス...
ミカサ「そう・・・私から渡しておこう」ス...
アルミン「あ・・・、アニはいまいるのかい?」
ミカサ「アニは今いない・・・それよりも」
ミカサ「アルミンは以前、アニの家に来たことがあるの?」
アルミン「いや、実は今日初めて来たんだ」
ミカサ「ならどうして住所を知ってるの・・・?」
アルミン「それは、年賀状に書いてあったからね・・・!それを頼りに来たんだ」
ミカサ「そう・・・」
アルミン「ミカサこそなんでアニの家にいるんだい?珍しいね」
ミカサ「それは・・・・・・勉強しに///」
アルミン「(エレンの事考えてる顔だ・・・)」
アルミン「それじゃあアニによろしく伝えといてねミカサ!」
ミカサ「わかった・・・!」
-
- 84 : 2016/03/05(土) 02:38:57 :
~アニ宅前~
スタスタ...
アニ「あんた・・・こんなところで何してるの?」
アルミン「やあアニ、今日はミカサと一緒だったんたね」
アニ「・・・どうしてそれを?」
アルミン「こないだアニに借りた本を用事のついでに返しに来たんだけど・・・いなかったみたいだからミカサに渡しておいたよ」ックシュン...
アニ「そう、よくうちの場所がわかったね・・・」
アルミン「年賀ハガキさ」アハハ...
アニ「あぁ・・・そういえば返したね年賀状」
アルミン「・・・」ガタガタ...ガチガチ...ブルブル...
アニ「震えてるね・・・」
アニ「立ち話もなんだしうちにあがってく?」
アルミン「・・・いいのかい?」
アニ「別にいいよ、丁度これから夕飯だったし」
ゲスミン「・・・・・・よし」ニヤ...
アニ「・・・その顔みたら招く気が失せたよ」
アルミン「ご、誤解だよ」アハハ...アセアセ
アニ「まぁいいよ・・・」
-
- 85 : 2016/03/05(土) 08:19:01 :
-
~アニ宅~
ガチャ...
アニ「ただいま・・・」ガサ...
ミカサ「おかえりなさいアニ」
ミカサ「・・・アルミン?」
アルミン「や・・・やあミカサ、さっきぶりだね」...ヒョコ
アニ「下で丁度会ってね・・・」
ミカサ「そう」
アルミン「な、なんか悪かったかなぁ・・・」
アニ「別に構わないよ・・・」
ミカサ「私も構わない・・・」
アルミン「(う・・・なんか独特の空気だなぁこの二人の組み合わせ、なんで一緒にいるんだろう珍しいな・・・)」
アルミン「そ、そういえばミカサ」
ミカサ「なに?」
アルミン「さっき勉強しに来たって言ってたけど・・・僕に何か協力出来そうな事はあるかい?」
ミカサ「それは・・・アニにチョコの作り方を教えて貰いに来てたという意味で・・・///」
アルミン「そうなんだ(あ・・・明日のバレンタインか)」ニコニコ
アニ「教えるって程大したことじゃないんだけどね・・・」
アルミン「さっきからするこの甘い匂いはチョコを作ってたからなんだね・・・!」
アニ「あ、そういえばミカサ・・・ガトーショコラ出来た?」
ミカサ「そろそろ出来ているはず」スタスタ...
-
- 86 : 2016/03/05(土) 21:08:32 :
スタスタ...
パタン...←レンジ開けた
黒い塊「・・・」プスプス...
ミカサ「どうして・・・」
アニ「」
アルミン「」
アニ「(どうしよう言葉が見つからないよ・・・)」
アルミン「(ミカサに限ってこんな事が・・・)」
ゲスミン「(でも反応が気になる・・・ふふ)」チラ...
ミカサ「・・・」
アニ「ミ・・・ミカサ、気にsミカサ「どうやら分量を間違えたらしい・・・」
アルミン「(流石ミカサ、既に原因を考察している・・・のかな?)」
アニ「いったい何を間違えたんだろうね・・・」コレ...
ミカサ「多分愛情を込め過ぎたのだと思う・・・」
アルミン「(そんな訳あるかあああああッ!!)」
アニ「こ・・・これはこれで、恋焦がれてる感じが出てていいと思うよ」←必死のフォロー
アルミン「(いや全然良くないよ!ただの焦げた塊じゃないか!!)」
ミカサ「・・・アルミンはどう思う?」
アルミン「そ、そうだなぁ・・・」アハハ...
アルミン「もし作ろうとしたものと違うものが出来てしまったとしたのなら、きっとその違う部分に何か原因があるんじゃないのかなぁ・・・?」
アニ「(てことは・・・焦げすぎ→焼きすぎ?→レンジ?・・・あ)」
アニ「ミカサ・・・レンジ」
ミカサ「え」
アニ「オーブンにした・・・?」
ミカサ「そのままやってしまった・・・」
ミカアニ「(コレだ・・・!)」
-
- 87 : 2016/03/07(月) 10:08:42 :
-
アニ「にしても流石だねあんた」
アルミン「え?」
ミカサ「アルミンには正解を導く能力がある」
アルミン「そ、そうかな///」
ミカサ「うん」
アニ「さて・・・どうしたもんかね」
ミカサ「・・・材料さえあれば」
アニ「あ、最初に作ったヤツにしなよあげるの」
アルミン「え、あるの?」
アニ「まぁね」
ミカサ「むー」
アルミン「ん・・・?最初に作ったものも上手くいかなかったのかい?」
ミカサ「上手に出来た・・・」
アルミン「何か問題でもあるの?」
アニ「一人で作ったヤツをあげたいんだってさ」
アルミン「え?」
アニ「試作品として私達二人で作ったからさ」
アルミン「なるほどね・・・」
ゲスミン「・・・ならミカサ、それを一人で作った事にしてエレンに渡せばいいと思うよ」
アニ「あんた相当ゲスい顔してるよ今」
アルミン「そ、そうかな///」
アニ「なぜ照れる・・・」
ミカサ「アルミン・・・!」
アルミン「な、何かなッ・・・!?(まずい悪ふざけが過ぎちゃったかな)」ビク
ミカサ「その作戦で行こう・・・」
アニ「おい」
-
- 88 : 2016/03/08(火) 09:53:31 :
それから私達は、なんだかんだ三人で夕食をした後、ミカサと一緒にアルミンの事を駅まで送ってあげたのさ・・・
それで・・・ミカサと家に戻った後の事だけdアルミン「ちょっと!!」
アニ「・・・何?」
アルミン「僕の話割愛しないでよ!こんな扱い酷いじゃないか!!」グスン
アニ「アルミン・・・あんたの悪ふざけがちょっと酷かったもんだからやり返したくなっただけだよ」
アルミン「そ、それは・・・」
アニ「・・・で、ならどこから話せばいいの?」
アルミン「そうだなぁ」ウーン...
アルミン「じゃあ僕が二人のチーハンを分けて貰ったところからお願いするよ」
アニ「えー・・・」
アルミン「えぇぇ・・・」
アニ「あんたさ・・・私がそんな良い人に見えるの?」
アルミン「『 良い人』か、それは・・・その言い方は僕はあまり好きじゃないんだ、だってそれって・・・」
アルミン「自分にとって都合の良い人をそう呼んでいるだけのような気がするから」
アニ「・・・」
アルミン「すべての人nアニ「いいよ話すよ」ハァ...
アルミン「ちょ、全部言わせてよ!」
アニ「あんたさ、話が長いよ・・・」
アルミン「う・・・」
アニ「とにかく、チーハンを分けたとこからだね・・・」
アルミン「う、うん(なんだこのやり取り・・・)」
-
- 89 : 2016/03/08(火) 10:24:20 :
~夕食時~
アニ「あんたの分は流石に買ってきてないからね・・・」ハイ...
アルミン「あ、ありがとう・・・」アハハ...
アニ「別にいいよ・・・コンビニで他のお惣菜とかも買ってきたし」
ミカサ「アルミン、私の分も半分受け取って欲しい」
アルミン「えぇッ!いいの?なんか・・・二人から分けてもらっちゃってさ、僕の分だけが多くなっちゃったみたいでごめんよ」
アニ「だからいいって、私はこれで足りるし・・・」
ミカサ「・・・私も」
アルミン「そ、そうなの・・・?」
アニ「あ、そうだ・・・お酒飲む?」スタスタ...
バタン...←冷蔵庫
ミカサ「私は・・・」
ゲスミン「・・・折角だからのもうよミカサ」ニタァ...
アニ「・・・ミカサ、こいつまたゲスい顔してるけど・・・どうする?」
ミカサ「・・・折角だから頂こう」
-
- 90 : 2016/03/08(火) 20:32:52 :
-
こうしてあっという間に時間は過ぎ、翌日私はエレン(ついでにジャン)にチョコをあげることが出来たのだけど・・・
あの瞬間はこの先きっと忘れないだろう・・・、その時のエレンとの会話のなかで、彼が言っtアルミン「ミカサアアアア!!」
ミカサ「・・・何?」
アルミン「ミカサまで酷いじゃないか!まさかミカサまで僕とのエピソードを割愛しようとしてくるなんて・・・!不意打ちすぎるよ・・・」グスン...
ミカサ「アルミン・・・私にも忘れておきたい事もある、ので割愛させてもらいたいのだけれど・・・」
アルミン「一体僕が何をしたって言うんだ・・・」
ミカサ「それは・・・自分の胸に聞くべき」
アルミン「ちょ、ちょっと待ってよ!!」
ミカサ「アルミン・・・覚悟を決めて」
アルミン「うわああぁぁぁああッ!!!」
-
- 91 : 2016/03/08(火) 21:44:04 :
-
~またまた夕食時~
アニ「・・・何飲む?ビールとチューハイ、あと甘い系のがあるけど・・・」
アルミン「アニってさ・・・お酒結構飲む方なの?」
アニ「まぁ・・・たしなむ程度だよ」
ゲスミン「(・・・ちッ)」
アニ「・・・で、何にする?」
アルミン「僕は甘いヤツをいいかい?」
ミカサ「私は・・・」
ゲスミン「ミカサはビールだよねぇ・・・?」
ミカサ「え・・・うん、ビールを・・・」
アニ「意外だねミカサ・・・あんたビール飲めるんだ」
ゲスミン「実はミカサは普段から余りお酒を飲んだりしないんだ・・・、だからたまにはお酒の力を借りて気晴らしをさせてあげたいんだ・・・!」ヒソヒソ...
アニ「・・・近ッ、その顔のまま早口で耳元で話さないでくれる?」イラ...
ゲスミン「おっとごめんよ・・・」
アニ「大丈夫なのミカサ・・・」ハイ...
ミカサ「大丈夫だと思う」パシ...
アニ「私も付き合うよ・・・」
-
- 93 : 2016/03/08(火) 22:40:06 :
アニ「じゃあ・・・」
プシュ...
...プシュ...プシュ
三人「かんぱ~い」...カン...カン
~しばらくして~
アルミン「あれぇ?もしかして二人共もう酔ってるの・・・?」ヒック
アニ「別に・・・」
アニ「あんたこそ全然飲んでないようだけどぉ・・・?」
ゲスミン「そんな事ないさ・・・!(アニは酔ってきてるぞ・・・)」アハハ...
ミカサ「・・・///」
ゲスミン「ミカサ、すっかり顔が紅いみたいだけど・・・大丈夫かい?」ニヤニヤ
ミカサ「・・・大丈夫///」...コク
アニ「(ミカサ・・・萌えるよ畜生)」グビッ...
ゲスミン「あんまり無理しないでね・・・」ニコッ
ミカサ「ありがとう、でも私は平気だから・・・///」ゴクゴク
アニ「あるみぃん・・・あんたももっと飲みなってぇ」ガシ...グイグイ
アルミン「え?ちょ・・・ミカサ助けtミカサ「飲むべき///」ガシ...グイグイ
アルミン「(く、くっそぉ~・・・!)」グビグビ...
ゲスミン「(お酒のせいだからね!お酒の!)」プハー
アニ「わーすごーい」パチパチ...
ミカサ「一気に飲むなんて流石アルミン・・・///」パチパチ...
アルミン「・・・うっぷ」
-
- 94 : 2016/03/08(火) 23:08:25 :
-
ゲスミン「よ、よ~し一気飲みさせた仕返ししちゃうぞ~」...ツンツン←脇腹
ミカサ「ひゃッ」ビクッ
アニ「勝手に一気飲みしたんじゃん・・・今新しいの出すから待ってな///」スタスタ...
ゲスミン「・・・許さないぞおおぉぉwww」コチョコチョ
ミカサ「くッ・・・あはははッ、く・・・すぐッ・・・たい・・・!あはははッ///」ジタバタ
ゲスミン「ミカサごめんなさいは?ww」コチョコチョ
ミカサ「ご・・・ごめん、なさ・・・あはははッ」バタバタ
ゲスミン「ちゃんと言わなきゃ・・・許さないぞおおお!!」♂♂♂
ミカサ「くッ・・・あはッ、あはははッ・・・ごめんなさいごめんなさいあはははッ・・・」
ゲスミン「・・・よし」ピタッ...
ゲスミン「と見せ掛けて」コチョコチョ
ミカサ「あはッ・・・あはははッ言った!今言ったあはははッ」ジタバタ
アニ「ミカサ・・・///」スタスタ...
ゲスミン「戻って来たねアニ・・・」ピタ...
ミカサ「突然くすぐられるとは・・・///」ハァ...ハァ...
アニ「何してんのさあんたら・・・」スタスタ
アニ「ミカサあんたも笑えるんだね・・・新しい缶、ここ置いとくよ」
ミカサ「今のは笑ったというか笑わせられたというか・・・///」
ゲスミン「さてとアニ・・・」
アニ「だからその顔~」
-
- 95 : 2016/03/10(木) 17:03:11 :
ゲスミン「次はアニの番だああぁぁww」コチョ...
アニ「ちょ・・・なッ」バッ
ゲスミン「え」
ガッ...グルッ...ギュ
アルミン「はぅッ」←後から締められた
ミカサ「アニ・・・!」
アニ「私くすぐられんのってさ、嫌いなんだよね・・・」ググ...
ゲスミン「く、苦しい・・・でも胸が///」ムググ...
アニ「・・・は?」
ゲスミン「(しまった声が・・・!)」
アニ「・・・どうやら反省が足りないようだね」グッ...
アニ「なら、もっと締めてあげるよ・・・」グググ...
ミカサ「アニ・・・離してあげて、アルミンは既に気を失っている様だけど・・・」
ゲスミン「(ナイスだミカサ・・・!も、もうちょっとこの姿勢のまま・・・ぐふふ)」
アニ「・・・ただ気絶した振りしてるだけかもしれないよ」ギュッ...
ゲスミン「(うぐッ・・・い、意識が・・・)」...チーン
ミカサ「アニ・・・!」
アルミン「」チーン...
アニ「ん・・・?あ、本当に気絶してるみたいだね・・・」
-
- 96 : 2016/03/10(木) 18:10:59 :
~しばらくして~
アルミン「・・・う、うーん」ムニャムニャ...←ソファーで横ミン
アニ「起きたみたいだね・・・」
ミカサ「アルミン・・・!」
アルミン「う・・・」ズキ...
ミカサ「大丈夫?」ソ...
アルミン「ありがとうミカサ、僕は平気さ・・・」スタ...フラフラ...
アニ「ふらついてるじゃんあんた・・・」
アルミン「あはは・・・まさか二人の前で酔いつぶれちゃうなんてね、本当に情けないよ・・・」
アニ「(いや私が締め落としたんだけど・・・まさか覚えてない?)」
アルミン「それにしても、もうこんな時間か・・・!そろそろ僕は帰るとするよ」
ミカサ「待って」
アルミン「ん?」
ミカサ「アニ、アルミンの事を駅まで送ってくるので少し待ってて欲しい」
アニ「私も行くよ」ファサ
アニ「夜暗い中は危険がいっぱいだからね・・・」
アルミン「な、なんか悪いなぁ・・・」アハハ...
-
- 97 : 2016/03/10(木) 18:55:13 :
~駅前~
スタスタ...
スタスタ...
アルミン「へー、今日はそんな事があったんだね」
ミカサ「うん・・・」
アニ「まぁね」
アルミン「あ、もう駅前だね・・・」
アルミン「でも、冷たい夜風に当たったお陰でだいぶ酔いがさめたみたいだ・・・!」
ミカサ「それはよかった」
アルミン「二人共、送ってくれてありがとう」アハハ
アニ「別にいいって」
ミカサ「アルミン、コレを・・・」ス...
アルミン「これは・・・?」
アニ「中身はガトーショコラ・・・私達が試作品で作ったヤツなんだけど」
アルミン「凄い!完璧なラッピングじゃないか・・・!」
アニ「あんたが酔いつぶれ(私に締め落とされ)て寝てる間にミカサとラッピングしたのさ」
ミカサ「もし良ければ、一日早いのだけれど受け取って欲しい」
アルミン「い、いいのかい?嬉しいなぁッ」ニコ
アニ「まぁ、気を付けて帰るんだね」
アルミン「うん!じゃあまたねアニ、ミカサ!」
アニ「・・・」フリフリ
ミカサ「アルミン、寄り道しない様に・・・」フリフリ
アルミン「あはは・・・そうするよ」フリフリ
-
- 98 : 2016/03/10(木) 22:17:03 :
~アニ宅へ向かう道中~
ミカサ「ねぇアニ・・・」
アニ「何?」
ミカサ「さっきの事なのだけれど、あまりアルミンを悪く思わないであげて欲しい」
アニ「あのくすぐり魔?」
ミカサ「そう・・・アルミンは何かとすぐ頼られてしまう事が多く、またそれを断れない性格・・・なので色々と抱え込んでしまいがち」
アニ「でもさミカサ・・・だからといってあんた散々くすぐられてたみたいだけど、あれ準強姦罪だからね・・・」
ミカサ「確かに・・・急にくすぐられるとは思わなかったのでびっくりしたけれど、準強姦罪は言い過ぎだと思う」
アニ「冗談だって・・・別に悪く思ってないから安心しな」
ミカサ「そう・・・」
アニ「まぁ私はあんたの貴重な一面が見れたからいいけどさ」
ミカサ「そ、それは・・・忘れて欲しい///」
アニ「いや、でも可愛いかったけど?」
ミカサ「アニ・・・・・・忘れて」( ー̀ н ー́ )
アニ「どうしようかね・・・」
ミカサ「むー」
-
- 99 : 2016/03/11(金) 22:26:58 :
~アニ宅~
ガチャ...
アニ「どうぞ」
ミカサ「うん・・・」ヌギヌギ...
アニ「流石に夜は冷えるね・・・」ヌギヌギ
ミカサ「確かに、風がとても冷たかった・・・」
アニ「まぁ明日の準備は終わったんだし、さっさと寝るとしようか・・・」
ミカサ「うん・・・」
ミカサ「あ・・・」
アニ「うん?」
ミカサ「アニ・・・貴女が渡す分のラッピングをまだしていないのでは・・・」
アニ「あぁ・・・私はコンビニで買ったチョコを渡すことにしたよ」
ミカサ「いつの間に・・・」
アニ「夕食の買出しの帰りにちょっとね・・・」
ミカサ「そう・・・でもなぜ?手作りではなくてもいいの?」
アニ「いや・・・考えてみれば可笑しくない?私とあんたが同じものをあげるのもさ・・・」
ミカサ「?」
アニ「それに私は手作りを渡すとは言ってないし」
ミカサ「・・・アニがそれでいいのなら構わないのだけど」
-
- 100 : 2016/03/12(土) 10:16:44 :
アニ「ほら・・・さっさと寝ようよ」
ミカサ「でも・・・」
アニ「いいから・・・ミカサ、あんたはベッドで寝な」
ミカサ「わかった・・・」
アニ「私は適当に寝るから」
ミカサ「・・・アニ」
アニ「何?」
ミカサ「ベッドで一緒に寝よう」
アニ「は?」
ミカサ「今日はなんだかとても寒い・・・そんな時は背中を合わせて寝ると温かい、ので一緒にベッドで寝るべき・・・」
アニ「いや・・・私はあっtミカサ「アニ・・・」
アニ「・・・何?」
ミカサ「一緒に寝るべき・・・来て」
アニ「ハァ、わかったよ・・・」ヤレヤレ...
~布団の中~
アニ「電気消すよ・・・」
ミカサ「心の準備が、まだ・・・」
アニ「知ったこっちゃないよ・・・」パッ...←消灯
ミカサ「あ・・・」
ミカサ「アニは大胆・・・」
アニ「ふざけてないで寝るよ、おやすみ・・・」
ミカサ「・・・わかった、おやすみ」
~ちょっとして~
シィーン...
ミカサ「・・・ねぇアニ」←背中合わせ
アニ「・・・」
ミカサ「・・・・・・アニ、寝てしまったの?」
アニ「・・・・・・まだ起きてるよ」
ミカサ「そう・・・」
ミカサ「・・・アニ」
アニ「・・・・・・何さ」
ミカサ「・・・呼んだだけ」
アニ「・・・は?何それ・・・」
ミカサ「・・・」
アニ「特に用が無いなら眠いから寝るよ・・・」
ミカサ「でも起きてた」
アニ「・・・」
ミカサ「何か考えてたの?」
アニ「・・・・・・ちょっとね」
ミカサ「エレンの事?」
アニ「いや・・・今考えてたのはミカサ、あんたとの事さ・・・」
ミカサ「私・・・?」
アニ「そうさ・・・」
ミカサ「気になる」
アニ「内緒」
ミカサ「気になる」
アニ「まぁ・・・大した事じゃないんだけどね」
ミカサ「どんな事・・・?」
アニ「・・・・・・背中合わせも悪くないなってね」
ミカサ「人のヌクモリティに勝るものはない」
アニ「ヌクモリティ・・・・・・」
ミカサ「アニはエレンの事、どう想ってるの・・・?」
アニ「それいま聞く?」ハァ...
ミカサ「聞かせて欲しい」
アニ「さぁね・・・・・・正直わからないよ」
ミカサ「・・・アニがエレンだけ名前で呼ばないのは何故?」
アニ「・・・」
ミカサ「名前で呼ぶと意識してしまいそうだから?」
アニ「・・・・・・だったら何?私がもしあいつに対して気があるんだとして、あんた応援でもしてくれるっていうのかい・・・?」
ミカサ「そ、それは・・・・・・」
アニ「まぁ今のは冗談だから・・・」
ミカサ「そう・・・」
アニ「・・・・・・ミカサ」
ミカサ「何?」
アニ「あんたは気持ちを大事にしなよ・・・?他の誰が何を想おうと関係ないしあんたの気持ちは変わらないでしょ・・・」
ミカサ「当たり前、この先も変わらない」
アニ「だよね・・・聞いた私が悪かったよ」
ミカサ「大丈夫アニは悪くない」
アニ「こんな私でもね・・・」
ミカサ「?」
アニ「あんたが羨ましかったりするもんさ・・・」
ミカサ「アニ・・・」
アニ「まぁ明日、喜んでもらえるといいね・・・じゃあおやすみ」
ミカサ「ありがとうアニ・・・・・・おやすみなさい」
-
- 101 : 2016/03/14(月) 21:01:56 :
~翌朝~
2月14日←バレンタイン当日
チュンチュン...チュン...
ミカサ「・・・ん」...パチ
アニ「・・・・・・う~ん・・・」モゾ...
ミカサ「(アニはまだ寝ているみたい・・・)」ムク...
ミカサ「・・・」スタスタ...シャッ←カーテンあけた
ミカサ「(雪・・・!)」
ミカサ「アニ・・・、アニ・・・!」ユサユサ...
アニ「私は・・・・・・また・・・」.....ムニャムニャ
ミカサ「アニ・・・起きて」
アニ「!」...ガバッ
ミカサ「・・・大丈夫?」
アニ「・・・・・・あ、ミカサ・・・おはよう」...フゥ
ミカサ「どうかしたの?」
アニ「夢がさ・・・ちょっとね」
ミカサ「辛い夢でも見てたの?うなされていた様だけど・・・」
アニ「・・・それはミカサ、あんたに襲われる夢を見てたからね」
ミカサ「そう・・・」
ミカサ「夢は記憶の整理だったり深層心理からくる影響によって見る内容が決まると以前アルミンが言っていた気がする」
アニ「へー・・・」
ミカサ「つまりアニは私に襲われるかも知れないと心の何処かで思っていたということになる」
アニ「いや・・・・・・身に覚えがないけど」
ミカサ「一体どのような夢だったの?」
アニ「・・・聞きたいの?」
ミカサ「教えて」
アニ「・・・」...ハァ
アニ「くだらない夢のはなしさ・・・」
アニ「どういう経緯でそうなったかはわからないんだけどさ・・・」
ミカサ「うん」
アニ「ミカサ、あんたからあいつを奪って逃げてる夢だったよ・・・」
ミカサ「?」
ミカサ「なぜ奪う必要があったの・・・?」
アニ「さぁね・・・でも、私もあいつの事が必要だったみたい・・・」
ミカサ「それは好意・・・という意味で?」
アニ「どうだろうね・・・何せ夢だし」
ミカサ「そう・・・」
アニ「そうさ・・・」
アニ「まぁ夢のはなしだから・・・」
ミカサ「うん・・・」
ミカサ「そうだアニ、外を見て欲しい・・・!」グイ...
アニ「ちょ」←引っ張られる
アニ「・・・雪、だね・・・」
ミカサ「アニ、一度外に行こう」
アニ「・・・なんで」
ミカサ「・・・あの白いところを歩きたい」
アニ「あー・・・いいね」
-
- 102 : 2016/03/15(火) 20:49:42 :
-
~しばらくして~
シャッ...シャッ...シャッ...
ペタペタ...トントン...←雪だるまを作る二人
アニ「・・・こんなもんだね」サッ...
ミカサ「完成・・・?」ペタペタ...
アニ「いやほら・・・そろそろ行かないと時間がさ」
ミカサ「そう・・・」シュン...
ミカサ「(でも・・・・・・久しぶりにやると楽しい)」トントン...
アニ「ちょっとミカサ・・・」
ミカサ「何?」
アニ「私の話聞いてた?そろそろ戻ろうよ・・・時間やばいって」
ミカサ「もう少し・・・」
アニ「もう充分な大きさだと思うけど?」
ミカサ「まだ足りない」
アニ「・・・待ち合わせに遅れてもいいの?」
ミカサ「なぜ?まだ時間に余裕があるはず」
アニ「いやあと1時間もないよ・・・?」
ミカサ「!」バッ
ミカサ「それは急がないと・・・!」
ミカサ「(時間の感覚が分からなくなるなんて、雪だるま恐るべし・・・!)」
ミカサ「アニ、早く戻ろう・・・!」タタッ...
アニ「ちょミカ・・・・・・待ちなって」ヤレヤレ...
~アニ宅に戻って~
アニ「・・・で準備は?」
ミカサ「OK」
アニ「忘れ物は?」
ミカサ「Nothing」
-
- 103 : 2016/03/16(水) 12:30:32 :
~待ち合わせ場所~
エレン「・・・なぁジャン」
ジャン「・・・んだよエレン」
エレン「今日のお前、やけに落ち着いてるな」
エレン「脳内大丈夫か?」ハハ...
ジャン「テメーに心配されたくはねぇがな・・・(緊張してんだよ畜生め)」
エレン「つーか俺達待ち合わせ場所に早く着きすぎちまったかな・・・?」
ジャン「そうかもな・・・しかし男は黙って待つもんだぜエレン」
エレン「・・・そういうもんか?」
ジャン「そういうもんだ・・・」...ビシッ
エレン「お、おう・・・それよりもお前その服装さ」
ジャン「あ?」
エレン「随分と気合いが入ってるみたいだな」
ジャン「まぁな・・・(コイツが女子達からいくつ貰おうと関係ねぇ・・・ミカサから貰えればそれだけでいいんだぜ俺はよ///)」ワクワク
-
- 104 : 2016/03/18(金) 21:02:26 :
~クリミナ?~
クリスタ「(ミーナまだかなぁ・・・)」
クリスタ「・・・あッ」
ミーナ「クリスタアアアア」...ダッダッダッ
クリスタ「ミーナッ」ニコニコフリフリ
ミーナ「ごめえええん!!待たせちゃったよね~・・・」ハァ...ハァ...
クリスタ「ううん、大丈夫だよッ」キラキラ
ミーナ「ありがとー!じゃあ待ち合わせ場所へレッツゴーだね!」
ユミル「ったく、遅れて来といて仕切ってんじゃねーよ・・・」
ミーナ「げッ・・・ユミル~」
ユミル「なぁにが“げッ”だよ、なんで豚小屋出身家畜以下のミーナ様がクリスタと待ち合わせなんかしてんだよ」
ミーナ「ぐふッ・・・」グサッ
クリスタ「ちょっとユミル・・・!そんな言い方したら可哀想だよッ」ムスー
ユミル「おいほら見ろよ!怒ったクリスタも可愛いだろ?」ホレホレ
ミーナ「え?あ、うん(確かに・・・!)」ジー
クリスタ「もうッ///」
ユミル「この笑顔の為になら私は死ねるぜ」ドヤ
ミーナ「わからなくもないかなぁ・・・」ウンウン
クリスタ「やめてよ二人共ッ///」プクー
スタスタ...
キャピキャピ...
スタスタ...
ユミル「まぁだから、クリスタの隣は誰にも譲る気はねーってことだぜ」ニシシシ
ミーナ「い、いっとくけど今回はクリスタと先に約束してたのは私なんだからね!」
ユミル「それが違ーんだよなー」
ミーナ「えッ!・・・そ、そうなの?クリスタ」チラ...
クリスタ「えっと・・・うん、そうなの」アハハ...
ミーナ「えぇぇッ・・・!」
ユミル「残念だったな~」シシシ
ミーナ「ま!いいけどさ~」
ミーナ「にしてもユミル~?」ニヤニヤ
ユミル「ん?」
ミーナ「ユミルも渡すの~?」
クリスタ「え?エレンに・・・?」
ユミル「は?んな訳ねーだろ(心配するクリスタの顔もなかなかいい///)」
ユミル「・・・私はただ、クリスタからチョコを貰いたいだけだ」ドーン
ミーナ「・・・だよねぇ」
クリスタ「そっかぁ・・・!」パァ
クリスタ「あッ、着いたみたい!」
ミーナ「到着だね!私達が一番かな?」キョロキョロ...
クリスタ「あ、見てッ!あそこにエレン、と・・・ジャン?」
ミーナ「え?あ・・・ジャンだ」
ユミル「ほー」
-
- 105 : 2016/03/19(土) 19:31:58 :
~ミカアニ~
アニ「・・・あんたさ、さっきから何してんの?」
ミカサ「見てアニ、小さな雪だるまを作ったのだけど」コレ...
アニ「・・・それで?」
ミカサ「折角なのでエレンに見せようと思う」
アニ「そう・・・なら私も作ろうかな」
ミカサ「・・・アニ、待ち合わせの時間はもうすぐ・・・今からでは作る時間がない」
アニ「・・・冗談だけど?」ムス
アニ「大体さミカサ・・・私があんたに対抗してわざわざあの男の為に小さな雪だるまを作るとでも思った訳?」ツン
ミカサ「思った」クスッ...
アニ「」ギクッ
アニ「まぁいいよ・・・と、とりあえず時間もないし行こうか」スタスタ...
ミカサ「待ってアニ・・・作らなくてもいいの?」
アニ「いいって・・・」スタスタ...
ミカサ「・・・でも本当は?」スタスタ...
アニ「・・・・・・さぁね」スタスタ...
-
- 106 : 2016/03/20(日) 21:16:49 :
~待ち合わせ場所~
スタスタ...
ワチャワチャ...
アニ「もう集まってるみたいだね」ホラアソコ...
ミカサ「!」
タッタッタッ...
ミカサ「・・・おはようエレン」
エレン「おわッ!ようミカサ」
ミカサ「・・・それに他の人達も、待たせてしまった様でごめんなさい」
エレン「気にすんなって、みんなさっき集まったばっかりだしな」
ミカサ「ありがとう・・・見てエレン、雪だるまを作ってきたのだけど」コレ
エレン「おッ、早速だな!まぁ朝起きて雪が積もってりゃ作りたくもなるよな!」ハハッ
ミカサ「・・・うん///」
クリスタ「あ、おはよう二人共ッ」ニコニコ
アニ「・・・どうも」スタスタ...
ミーナ「遅いぞ二人共~・・・」ニヤニヤ
ユミル「ついさっき私達を待たせてたヤツがよく言うぜ」
ミーナ「あ、あははは~・・・」
アニ「ユミル・・・あんたも来てたとはね」
ユミル「あ?私はクリスタからチョコを貰いたいだけだ・・・そうだ、ちょっといいか?」クイクイ
アニ「・・・私になにか用?」
ユミル「先にこれ渡しとくぜ」シシシ
アニ「(なんだろう)」ス...
ミーナ「おっとこれはまさかの~」ニヤニヤ...
ユミル「違ぇから」グリグリ...
ミーナ「いたたたたぁッ!!」
ミカサ「ユミル・・・あッ」チラ...ハッ
エレン「どうしたんだミカサ?」
ミカサ「ちょっと電話をしてくる」ス...
エレン「おう」
ジャン「(この後ミカサから・・・貰えるのか///)」
エレン「そういやジャン、お前そろそろ喋れよ」
ジャン「(夢オチなんかじゃあねぇよな・・・大丈夫なんだよな?///)」ドキドキ...
エレン「まぁいいや、俺もミカサと同じ大きさの雪だるまでも作ろうかな・・・!」
クリスタ「あッ、私も作ろうかな~」
エレン「お?クリスタも作るか?・・・よし!じゃあ作ったらここに並べちゃおうぜ!」
クリスタ「そうだねッ!並べたら可愛いもんねッ」
エレン「だなッ!」ニカッ
ユミル「・・・私も作ろうと思ってたんだよなー」
クリスタ「うん!ユミルも作ろうよッ!」ニコッ
ユミル「よろこんで///」
ミーナ「ほらアニ・・・!私達も作ろうよ!遅れをとるぞー?」グイグイ
アニ「いや私は別に・・・」←手引っ張られる
エレン「なんだよアニ、お前は作らねえのか?」ギュッ...ギュッ...
ミーナ「ほらー、エレンも言ってる事だし~」ニヤニヤ
アニ「・・・仕方ないね」...ハァ
-
- 107 : 2016/03/21(月) 00:11:10 :
~少し離れた場所~
プルルル...
プルルル...ガチャ
ミカサ「・・・もしもし」
ベルトルト「あ・・・やぁミカサ、おはよう」
ミカサ「おはようベルトルト、突然で申し訳ないのだけれど今電話しても平気・・・?」
ベルトルト「う、うん・・・何の用かな?(女の子から電話が掛かって来ると妙に緊張するなぁ・・・///)」
ミカサ「昨日の約束・・・ユミルを見かけたので連絡をしたのだけれど」
ベルトルト「あぁ・・・なッ、え!本当にッ!?」
ミカサ「見かけたと言うより、今一緒にいるところと言った方が正しいのかもしれない・・・代わった方が良ければ代わるのだけれど」
ベルトルト「いや・・・!もし良ければ僕も君達の所に行きたいんだけど・・・その、いいかな・・・?」
ミカサ「(やはりベルトルトはユミルの事が・・・)」
ミカサ「わかった、ベルトルト・・・頑張って」
ベルトルト「ん?あぁ・・・!(何の事かな・・・?とにかく早くユミルからアニ宛のラブレターを取り返さないと・・・!)」
ベルトルト「あ、そうだミカサ・・・君達は今どこにいるんだい?」
ミカサ「場所は――――――
~雪だるま組~
ワイワイガヤガヤ
ミカサ「・・・雪だるまが沢山」スタスタ...
エレン「おッ、戻ったかミカサ!」
ジャン「・・・よし、完成だ・・・!」ギュッ...ギュッ...チョコン
ミカサ「ジャンがこれ全部作ったの・・・?」
ジャン「あ?いや・・・俺はひとつしか作ってねーよ(ミカサの雪だるまの隣にバッチリ並べてやったぜ///)」
クリスタ「これはみんなで作ったのッ!」ニコニコ
ミカサ「なるほど」
ミーナ「もちろんアニもねーッ」アニチラ
ミカサ「アニも?」
アニ「う・・・私はただ、みんなが作るっていうから仕方なく付き合ってやっただけだけど?」
ミカサ「そう・・・」
エレン「いやアニ、お前だって結構楽しそうに黙々と作ってた様に見えたけどな」ハハッ
アニ「ちょっ・・・」ガシ
エレン「なッ、なんだよ・・・」アセアセ
アニ「(本ッ当にデリカシーの欠片もないんだからコイツは・・・///)」ウツムク...
エレン「い・・・いつまで掴んでんだよ、服が伸びちゃうだろうが・・・」ググッ
アニ「そう・・・そんなに服を破って欲しいの?」イラ
エレン「お、おい!誰が破けって言ったんだよ!?」
ユミル「オイオイ、朝っぱらから人前でいちゃこらしてんじゃねーよ!イチャコラスイッチでも押されたかwww」ニヤニヤ
ミーナ「さぁどうなる!どーなるーッ!?」ムッハー
クリスタ「ミ、ミカサ・・・!二人をとめないのッ?」アワワ
ミカサ「今のはエレンが良くない、デリカシーがない・・・のでこれからは気を付けるべき」
エレン「は?そう、なのか・・・?」ポリポリ...
アニ「ミカサ・・・」ジーン
ミカサ「なぜならさっきアニは恥ずかしくて自分の気持ちとは違う事を言ってしまっただけだから」
アニ「ミカサ・・・」ズーン
-
- 110 : 2016/03/21(月) 22:26:03 :
-
アニ「・・・ところでミカサ、ジャンの傘だけど」
ミカサ「そうだった」
アニ「先に返してきたら?」
ミカサ「わかった・・・!」
ミカサ「ジャン、ちょっといい・・・?」
ジャン「・・・あぁ?」
アニ「ジャン、ミカサから渡すものがあるってさ・・・借りは返したよ」ボソ...トントン
ジャン「な、なんだよ・・・(遂に!遂にこの瞬間がああああッ///)」
ミカサ「ジャン、あなたが傘を貸してくれたお陰で雨に濡れずに済んだ・・・ありがとう」コレ...←傘
ジャン「(こ、心のジャン備・・・違ぇ!心の準備が・・・」
ミカサ「何を言っているの・・・?」
ジャン「あ・・・いや、や・・・役に立てたんなら、よかったぜ・・・///」
ミカサ「お礼になるか分からないのだけれど、コレを受け取って欲しい」ハイ...←チョコ
ジャン「・・・あ、ありがたく頂戴するぜ・・・///」ス...
ジャン「(う・・・うをおおおおおおおおッ!ミカサアアアアッ!)」←謎ポーズ
ユミル「うっわ、何なんだよそのポーズwww」ダッハッハッ
クリスタ「ちょっとユミルッ!」アセアセ
エレン「よかったな!ジャン!変なポーズだけどよ!」ハハハ
ジャン「うるせぇッ!」
クリスタ「あッ、私からもよかったら・・・(ジャンの分も多分あるはず・・・あ、あった!)」ガサゴソ...ス←チョコ
ジャン「え?(これは・・・)」
クリスタ「喜んでもらえたら嬉しいなぁッ」キラキラ
ジャン「(神様・・・か・・・?///)」
ミーナ「しょうがないな~、ミーナちゃんからもあげちゃうからね~」
ミーナ「本当はエレンに白黒つけて欲しかったからミルクとビターの二種類をあげるつもりだったんだけどね~」
ジャン「は?(これはもしかして・・・)」
ミーナ「とりあえずジャンは黒ねー!」ハイッ
ジャン「・・・板チョコ・・・だと?(何か書いてあんぞ・・・“貴女の想いをこの1枚に”か・・・もうこれはアレだな・・・ふふふ!)」
ジャン「なぁユミル、アニ・・・」
ユミル「あん?」
アニ「・・・何?」
ジャン「そのなんだ、お前らもよ・・・俺に渡したいってんならぁ~、貰ってやってもいいんだぜぇ?」ドヤァ...
ユミル「悪ぃな、生憎人参は持参してなくってな・・・お前は馬なのかと思ってたが、鹿でもるあんだな・・・」
ジャン「え?」
アニ「バカって事だよバカ・・・」
ユミル「私はクリスタから貰えればそれだけで満足なんだよバカ」
アニ「(にしても皆ジャンに渡すなんて、これはまずい流れだね・・・ここでジャンに渡さないでアイツだけに渡すとアニ→エレって思われるだろうし・・・)」チラ...
エレン「ん?どうかしたのかアニ」
アニ「(あああああッ!・・・目が合った)」
アニ「別に・・・(考えろ、考えるんだ私・・・///)」フイ...
-
- 111 : 2016/03/22(火) 00:03:06 :
-
~エレン側~
ジャン...チョットイイ...?
アァ...?
コレヲウケトッテホシイ...ハイ←チョコ
アリガタクチョウダイスルゼ...
エレン「よかったな!ジャン!変なポーズだけどよ!」ハハハッ
ジャン「うるせぇッ!」
ミカサ「エレンッ」タタッ
エレン「ん?なんだミカサ?」ニカッ
ミカサ「・・・!(め、目が合ってしまった・・・///)」ウツムク
ミカサ「・・・」モジモジ...
エレン「大丈夫かミカサ?お前らしくねぇな」
ミカサ「(エレンが心配してくれている→私だけを見ている→求められている→求婚されている///)」
エレン「(えっと確か、リヴァイ兵長だったらこんなとき・・・)」
エレン「おい・・・クソでも我慢してんのか?」
ミカサ「違う」
クリスタ「あッ、エレン!私今年は手作りでチョコを作ってみたのッ!ハイこれッ!」ス...←チョコ
エレン「そうなのか!ありがとなクリスタ!」
ミカサ「(しまった先を越された・・・!)」
ユミル「あのさクリスタ、私にも・・・」
クリスタ「ユミルの分は後であげるねッ」キラキラ
ユミル「本命は最後ってか?」ニシシ
ミカサ「(なるほど・・・本命は最後)」
エレン「仲良いなーお前ら」ハハッ
クリスタ「その・・・か、感想を聞かせて貰えたら・・・嬉しい、かなぁ・・・///(味の感想とかじゃなくて気持ちの方だと・・・でも怖いッ!やっぱり感想は味の方でお願いッ///」
エレン「味の方で、だな」
クリスタ「あッ///」
ミーナ「本当はエレンに白黒つけて欲しかったからミルクとビターの二種類をあげるつもりだったんだけどね~」
エレン「はッ?(急に何言ってんだよミーナ・・・)」
ミーナ「とりあえずジャンは黒ねー!」ハイッ
ジャン「・・・板チョコ・・・だと?」
ミカサ「はいエレンには白い方~」ハイッ
エレン「サ、サンキュー」
クリスタ「え、ミーナ手作りにしなかったのッ?」
ミーナ「これには深~い訳があるんだよねー」ウンウン...
クリスタ「そ、そうなの・・・?」
ミーナ「ほ、本当なんだからね!色々試したんだけど黒い塊ばっかりできあがっちゃってさー、もうお手上げーッ!」
クリスタ「ミーナ・・・疑っちゃったみたいでゴメンね」
ミーナ「いいっていいって~」
ミーナ「本気だしたらある意味凄かったよー」アハハ...
エレン「でも作ろうとしてくれたんだろ?ありがとな!」ニカッ
ミーナ「ぎ、義理なんだからねそれッ///」
エレン「でも嬉しいよ」ハハッ
ミーナ「エレンのバカー!バーカ///」
エレン「はッ?俺今何か気に触る事言ったか?」アセアセ
ミカサ「・・・くッ」ズキ←頭痛
ミカサ「(今のは仕方がない・・・あの笑顔の破壊力のせいに違いない、ミーナは悪くない・・・今は羨ましい気持ちを我慢するべき)」
ミカサ「ミーナは悪くない・・・」ギリッ...
エレン「ちょミカサ怖ッ・・・」
アニ「(にしても皆ジャンに渡すなんて、これはまずい流れだね・・・ここでジャンに渡さないでアイツだけに渡すとアニ→エレって思われるだろうし・・・)」チラ...
エレン「ん?どうかしたのかアニ」
アニ「(あああああッ!・・・目が合った)」
アニ「別に・・・(考えろ、考えるんだ私・・・///)」フイ...
-
- 112 : 2016/03/22(火) 23:01:01 :
ユミル「そういやよー」
アニ「・・・何?(ジャンにもあげないとね・・・)」
ユミル「さっき渡したヤツ、あれ手紙なんだよな」ニシシ
アニ「あぁ、そうだったの・・・それで?」
ユミル「読んでみろよ」ニヤニヤ
アニ「待って今それどころじゃないから・・・(昨日コンビニで買ったのは個包装が三つ箱に入ったセットで・・・二人のどちらか片方に二つ渡すのもなんだし、仮に一つずつ渡したとしても残りの一つに対して“え、他に渡す人がいるのー?”なんて事になりかねない・・・まぁいる訳ないんだけど)」
ユミル「いいから読めって!ぶっ飛んでるからよ」ダッハッハ
アニ「・・・はぁ?」ヤレヤレ...
ペラッ...
アニ「一体何だって言うのさ・・・」ジー...
―――――――――
アニへ
君に手紙を書くのは久しぶりだから何だか緊張するけど、面と向かって話さなくていい分、自分の気持ちを素直に書けそうだよ。
元気かい?大好きだよ!
僕は元気さ!!!大好きだよ!
ただ、最近物忘れが酷くってさ。大好きだよ!
小さい頃君に貰ったバレンタインチョコの味を思い出せなくてね。大好きだよ!
もし良かったらまた作ってもらえたらなぁ・・・なんて思ってたりしちゃって。(笑)大好きだよ!
いや、よそう。大好きだよ!
今日は自分の気持ちを素直に伝えたいんだ。大好きだよ!
僕は君の事が好きだ。チューしたい!
もし君がb...グシャァ
アニ「何これ・・・・・・」
ユミル「なッ?ぶっ飛んでるだろ!?」
アニ「ユミル・・・あんたが字を書くのが上手いって事は分かったからさ、それで満足でしょ」
ユミル「オイオイ、何言ってんだよ・・・これを書いたのh「アニッ!!!」
アニ「ん・・・?」キョロキョロ...
ユミル「げッ」
アニ「あ・・・」
ベルトルト「(間に合った、かな・・・?)」ハァ...ハァ...
アニ「(丁度いいね・・・ベルトルトにも渡す事にしようか)」
ジャン「ベルトルトじゃねえか・・・!何あいつ慌ててんだ・・・?」
エレン「よおベルトルト!」
ベルトルト「や、やあ・・・!」
スタスタ...
ミーナ「ベルトルトだぁ~」フリフリ
クリスタ「やっほーッ」ニコッ
ベルトルト「やぁみんな・・・」
ミカサ「頑張ってベルトルト・・・」
ベルトルト「え・・・?あぁ、うん・・・!」
ベルトルト「やぁユミル・・・」
ユミル「よ、よおベルトルさん・・・」
ベルトルト「僕が書いた手紙を返してもらおうか・・・」ヒソヒソ...
ユミル「な、なんのことだっけなぁ~・・・」アハハ...
ベルトルト「なッ!昨日君が冗談でもいいから書かないとバラすって言うから冗談半分で書いたのに、手紙を書き終わったとたん持ってどっかに行っちゃったんじゃないか・・・!」ヒソヒソ...
ユミル「今はあそこにあるぜ」シシシ←アニを指さす
ベルトルト「ええええッ!!!」アセアセ
エレン「なんだ?ベルトルトのヤツ・・・」
ジャン「急にどうしたってんだよ・・・」
アニ「ねぇ・・・」
アニ「あんたらちょっといいかい・・・?」スタスタ...
ベルトルト「な、なんだいアニ///」
ジャン「あ?」
エレン「ん?」
アニ「これ・・・」←チョコ
ジャン「アニお前も俺に・・・くれんのか?(やべぇぜ、モテすぎて辛ぇな・・・)」
エレン「お!ありがとなアニ!」ニカッ
アニ「・・・別に(三等分しちゃったけど・・・これでいいんだこれで)」
アニ「ベルトルト・・・あんたにもこれ」ハイ...
ベルトルト「く、くれるのッ!?///」
ベルトルト「・・・あ、アニ・・・その手紙、読んだのかい?」
アニ「え・・・まぁ(途中まではだけど)」
ベルトルト「(こんなに握り締めてるなんて、なんか照れるなぁ///)」
アニ「(・・・ん?ベルトルト、この手紙見てるね・・・気になるのかな)」
アニ「ベルトルト・・・」ハイ...←手紙
ベルトルト「え?」
-
- 113 : 2016/03/23(水) 23:29:26 :
アニ「色々とぶっ飛んでるみたいだよそれ・・・」
ベルトルト「え・・・?」
ペラッ...
―――――――――
アニへ
君に手紙を書くのは久しぶりだから何だか緊張するけど、面と向かって話さなくていい分、自分の気持ちを素直に書けそうだよ。
元気かい?大好きだよ!
僕は元気さ!!!大好きだよ!
ただ、最近物忘れが酷くってさ。大好きだよ!
小さい頃君に貰ったバレンタインチョコの味を思い出せなくてね。大好きだよ!
もし良かったらまた作ってもらえたらなぁ・・・なんて思ってたりしちゃって。(笑)大好きだよ!
いや、よそう。大好きだよ!
今日は自分の気持ちに素直に伝えたいんだ。大好きだよ!
僕は君の事が好きだ。チューしたい!
もし君が僕にチョコをくれるのなら、その時に君の気持ちを聞かせて欲しい。結婚してくれ!
ベルトルトより
―――――――――
ベルトルト「」グシャ...
ベルトルト「・・・」スタスタ...
ベルトルト「ユミル・・・なんてことしてくれたんだ、僕も調子に乗ってふざけて書いちゃったけど・・・語尾に“大好きだよ!”とか、“チューしたい!”とか、“結婚してくれ!”とか付け足すなんてあんまりじゃないか・・・!」...ヒソヒソ( ´тωт` )
ユミル「ベルトルさんが踏ん切り付かねぇって私に相談して来たんだろうが・・・私は協力したまでだぜ」ヒソヒソ
ベルトルト「こんな協力の仕方しなくたっていいじゃないか・・・!(アニになんて言おう・・・)」ヒソヒソ
ベルトルト「・・・アニ」スタスタ...
アニ「何?」
ベルトルト「えっと・・・この手紙の内容の事なんだけど、そのさ・・・実は、少し伝え方がさ・・・」
アニ「あぁ・・・私それ、途中までしか読んでないんだよね・・・」
ベルトルト「え・・・!じゃあ誰から書かれた手紙なのかはわからないないってこと?」
アニ「まぁね・・・」
ベルトルト「そ、そうなのか」ビリビリビリビリ...
アニ「で、誰が書いたやつなのさ・・・」ヤブイテルシ...
ベルトルト「さ、さぁ・・・誰だったかなー?僕も最後まで見てないからわからないなー!」アハハ...
ユミル「そりゃ言っちまえば目のmベルトルト「ユミル!君と話がしたかったんだちょっといいかなあ!」ハハハッ
ユミル「ちょ、なんだよベルトルさん!引っ張んなって・・・」
ベルトルト「じゃあみんなそういう事だから、またね!!」グイグイ
ユミル「なッ、おい離せって・・・クリスタもなんか言ってくれよ!」
ベルトルト「ごめんねクリスタ・・・」
クリスタ「ユ、ユミル・・・」
ミーナ「どういう事かなぁ・・・?」ニヤニヤ
クリスタァァァァ.....
エレン「行っちまったな・・・」
ジャン「何だったんだあいつ・・・」
アニ「・・・さぁね」
クリスタ「ユミル、そこまで嫌がってるようには見えなかったなぁ・・・」
エレン「そうなのか?」
クリスタ「うん・・・!」
-
- 114 : 2016/03/23(水) 23:37:43 :
-
ミーナ「あーあ・・・ユミル、結局クリスタからチョコ貰えず終いだね~」アハハ...
クリスタ「あッ!その事なら後でまたユミルと会って渡せれば大丈夫だと思うのッ」
クリスタ「ベルトルトとライナーにも渡したいからその時まで一緒にいてくれてるといいなぁ」キラキラ
エレン「お前ホントにお人好しだな」
クリスタ「そ、そんな事ないよ・・・///」
エレン「やっぱ優しい娘はいいよなー」アハハ
クリスタ「エ、エレンだって優しくて、それに・・・カッコイイモン///」...ボソ
エレン「ん?」
ミカサ「・・・」キッ
クリスタ「う・・・(目線が痛いよぉッ)」
エレン「クリスタ・・・聞こえてたぞ」ポリポリ...
クリスタ「え///」
ミカサ「エレン」
エレン「ん?」
ミカサ「エレンはかっこいいと思う」ゴゴゴゴ
アニ「ミカサ、顔・・・」
エレン「なッ、なんだよ急にお前まで・・・」
アニ「まぁ気にしないでおきなよ、事実なんだし・・・」
ミーナ「つまりアニもエレンをかっこいいと思っていると・・・」ニヤニヤ
エレン「え、アニ・・・そうなのか?」
アニ「なッ、何勘違いしてんのさ・・・バカ」...ゲシ
ミーナ「いたぁッ!!なんで私ッ!?」
アニ「ミーナ、今のはあんたが悪いよ・・・」
ミーナ「えぇぇ・・・!モテる男の周りは大変だよね、ジャンwww」
ジャン「あ?知るかよ!羨ましいッ!」ケッ
アニ「・・・にしてもベルトルトのやつさ、珍しく積極的だったよね」
ミカサ「確かにベルトルトは積極的だった・・・エレンも私に対してはあの様にあるべき」
エレン「なんだよお前、無理矢理引っ張って欲しかったのか?」
ミカサ「そう、もっと積極的に私を求めるべき・・・求めて下さい」
エレン「は?なんだよそれ・・・」ハハ...
ミカサ「それにもし、エレンが強引だったとしても私は・・・抵抗できないと思う///」
アニ「ミカサ、あんた何想像してんのさ・・・」
ミカサ「それは・・・」...モジモジ
ジャン「ミ、ミカサ・・・俺が強引だったrミカサ「削ぐ」
ジャン「」チーン
ジャン「(わかってたはずだ、現実ってヤツを・・・)」
-
- 115 : 2016/03/25(金) 20:07:26 :
アニ「ミカサ・・・ほら」
ミカサ「うん・・・!」
ミカサ「(最後は私がエレンに渡す番・・・)」
ミカサ「・・・ねぇ、エレン」
エレン「ん?」
ミカサ「・・・・・・あの」
エレン「おう・・・」
ミカサ「これを、受け取って欲しい・・・」ソ...
エレン「ん、ありがとな・・・ミカサ」ニカッ
ジャン「(なんつーナチュラルさだ・・・くそッ、だがなエレン・・・俺の方が先にミカサから貰ったんだぜ、先によッ・・・!)」
ミーナ「・・・なんか普通だね~」
アニ「何が?」
クリスタ「エレンとミカサのやり取りがってこと?」
ミーナ「うん」
アニ「まぁ・・・言われてみればそうだね」
クリスタ「そ、そうなのッ?」
ミーナ「去年はどっさりあげたらしいしね」
アニ「へぇ・・・ミカサの事だから質も量も表せないくらいの表現って事だろうね」
ミーナ「うんうん!たしか去年ミカサがそんな感じの事言ってた気がする~」
クリスタ「アニさすがッ、私も頑張らなくちゃ!」
ミーナ「だね~!やっぱ恋のライバルは違うね~」ニヤニヤ
アニ「ちょ・・・そういうんじゃないから、ミカサならそうするんだろうなって思っただけで・・・大体私にはそんな事出来る勇気ないし」
ミーナ「ほら~」ニヤニヤ
クリスタ「勇気があれば・・・?」チラ
クリミナ「ねぇ~ッ!」
アニ「」
-
- 116 : 2016/03/28(月) 20:30:45 :
エレン「・・・」ポリポリ...
ミカサ「・・・」モジモジ...
ミーナ「にしてもいつまで黙ってるのかな!そこのお二人さん!」ニヤニヤ
クリスタ「なんだか見つめ合ってるみたいに見えるよねッ・・・///」
ジャン「そうだぞてめぇ!羨ましいッ!!」
ミーナ「確かに・・・」
クリスタ「(エレンこっちも見てくれないかなぁ・・・!なんちゃって・・・///)」
エレン「あぁ・・・いや、ちょっとな・・・」ハハ...
ミカサ「・・・(エレンが喜んでくれたら私はそれだけでいい、この世界は美しい)」ドキドキ
ジャン「ん?何かあんのかよ・・・」
エレン「え、実は去年ミカサからどっさり貰ったもんだからよ・・・」
ジャン「はぁぁぁッ!?てめぇサラッと自慢してんじゃねーぞこの野郎が!!!」
エレン「お前から話振ってきたんだろジャン・・・」
ジャン「なッ、てめぇ!スカしてんじゃねーぞシバくぞこの野郎が!!!」
クリスタ「お、落ち着いてよジャンッ」アワアワ
アニ「ジャン・・・目から涙みたいなものがでてるよ」
ミーナ「ジャン・・・w」
ジャン「うるせぇッ!!」グシグシ...
エレン「突然チョコを沢山持ってきた事には大分驚かされたからな・・・」
ジャン「・・・ちッ、贅沢なヤツめ」イラッ
ミカサ「大量が良いのならそうしよう・・・」
エレン「ちょミカサ、沢山貰えんのもいいけどよ・・・こういうシンプルなのもやっぱ嬉しいんだよ俺は」
ミカサ「エレン・・・」キュン...
ミーナ「ふーん・・・」
アニ「(覚えとこ・・・)」
クリスタ「(あ、沢山渡すのもいいのかな)」メモメモ...
ミカサ「そうだエレン、今年は手作りにしてみたのだけれど・・・」
エレン「え、そうなのか?」
ミカサ「うん・・・今食べて」
エレン「ん?いいぞ」カサッ...パク
ミカサ「・・・口にあえば嬉しい」
エレン「うまッ」
ミカサ「そう・・・よかった」ホッ...
エレン「スゲェなミカサ・・・お前こういうヤツも作れんのかよ」モグモグ
ミカサ「・・・それは、アニが教えてくれたおかげ・・・なのでアニにもお礼をするべき」チラ
アニ「(ミカサ・・・)」
エレン「そっか、ありがとなアニ!」ニカッ
アニ「お礼は三倍返しで頼もうかね・・・」フイ
エレン「そうかよ・・・」ハハ...
アニ「(いいんだこれで・・・私はもう満足したよ)」
ミーナ「でさでさ~、エレン・・・」ニヤニヤ
エレン「ん?なんだ?」
ミーナ「誰から貰った事が一番嬉しかったのーッ?」
エレン「はッ?」
アニ「ちょ・・・(あんたよくその事が聞けるね)」
ジャン「俺の一番はもちろんmミーナ「わかってるから」
ジャン「なッ・・・!俺はmアニ「ちょっと黙りな」
ジャン「ち・・・」
クリスタ「大丈夫だよジャン、みんなジャンの事は理解してくれてると思うの」キラキラ
ジャン「そうかよ・・・」
ミーナ「で、エレンは誰から貰った事が一番嬉しいのかなぁ~?聞かせてよー」ニヤニヤ
エレン「教える意味あんのか?」ポリポリ...
クリスタ「(気になるけど知るのが怖いなぁ)」
ミーナ「言っちゃいなよ!さぁさぁ!」
ミカサ「(私にはわかるエレン貴方を信じてる)」
アニ「(え・・・マジで言うの?)」←聞き耳
エレン「そうだなぁ・・・俺は――――――
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――――――
おわり
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- 117 : 2023/07/17(月) 10:35:36 :
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●トロのフリーアカウント(^ω^)●
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http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
sex_shitai
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sukebe_erotarou
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momoyamanaoki
16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
ちょっと時間あったから3つだけ作った
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unko
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アカウントの譲渡について
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36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな
22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。
46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね
52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑
89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ
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