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  1. 1 : : 2016/01/27(水) 19:17:40
    My小説です。
    本当は『ろくに』という 名前を使用していないのですが、恥ずかしいので 適当な偽名にしています。
    最後の方に ssnoteで いつも使用させて頂いている名前を 明かす予定です。

    ☆注意事項☆
    ・この物語は 2人の主人公の視点で、ローテーションしていきます。
    ・ややこしくなってしまいますので、コメントはお控えください。
    ・長編になると思うので、いつ終わるか 分かりません!
    ・自分自信アレなので、文章が 幼いかと思います。

    長々と お付き合い 下さい。
  2. 2 : : 2016/01/27(水) 19:38:59
    園風 みより

    春休み明け。
    久しぶりの 教室は、ワックスの変な 匂いがした。

    私は今年、六年生になる。
    そして、小学校生活最後のクラスが 決定する。

    親友の美月と また一緒になれたらいいな。
    離れたら 関係はおしまい。親友じゃない、友達に逆戻り。
    そういう世界だから、結構 単純で残酷なんだろうなと 思う。

    美月とは 4年生の時から クラスが一緒だ。
    美人で、頭が良くて、運動神経がいい、完璧な彼女。
    私には 到底 届かないと思っていたけど、クラブ活動の部が 一緒だったから、
    いつの間にか 意気投合していた。

    バレンタインで 大活躍の 美月。

    成績は学年一の 美月。

    スポーツ大会で 何度か優勝した事のある 美月。


    だから私は、存在感というものが 日に日に 薄くなっていった。

    皆んなが 美月と私のことを 指す時は、いつも「美月たち」と言う。
    私は、その「たち」の中にいる。
    私は「たち」じゃない。
    私は「みより」だ。

    当たり前の事だけれど、辛くて 辛くて しょうがなかった。

    美月といたから。
    そう、美月のせい。

    美月とクラスは………やっぱり 離れたいな。




  3. 3 : : 2016/01/27(水) 23:32:58
    桜宮 美月

    ちょうど ついさっき、体育館の壁に、クラス表が 張り出された。
    私は『6年2組』。
    みよりも一緒だった。

    本当は 嬉しいはずなのに、なんだか 喜べない。

    だって最近、みよりが 私を避けているような 気がするから。
    2人で行動する事も 去年より少なくなったし、いつもボーッとしてて
    「どうしたの?」
    と 声をかけたら、慌てて 向こうへ行っちゃうの。

    それに、春奈や麻由が
    「ねえ、美月たち。」
    って言ったら、すごく 辛そうな 顔するし。

    なんか、これから みよりと どう接すればいいのか わからない。

    新しい担任は、鬼先生として有名な 木城先生だ。
    5年の時の 田中先生みたいに ヒイキとかは されなさそうで、ホッとする。

    いい事は、それだけ。
  4. 4 : : 2016/01/28(木) 22:41:12
    クラス発表が終わったら、早速 クラス別で集まる。

    5年から一緒のメンバーは、私とみよりの他に、コージ君、未実佳、澤雪さん、
    翔平、竜司、菜穂の 計8人。

    この学校は クラスが6組まであるので、3年連続みよりと 同じなのは、
    なんか奇跡としか 言いようが無い。

    はあ………

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