サシャ「…私も好きやってん」
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- 1 : 2015/12/28(月) 16:39:47 :
- ※注意
・ジャンサシャ、サシャジャン要素を含みます
・ジャン→サシャに違和感が無いように、ミカサ・エレンは出てきません。ご了承ください。
・なお現パロ。
・学園恋愛もの(?)
・コメントくれたら嬉しいです。よろしくお願いします。
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- 2 : 2015/12/28(月) 16:59:31 :
ミーナ「ねぇ、サシャ!」
最近、私の周りで流行っているあの言葉。
サシャ「…何でしょうか?」ズダッ ズザアッッ←(※モンハン中)
私はあの言葉が、嫌で仕方がない。
ミーナ「サシャもさ」
ミーナ「彼氏欲しいよね!」
…この言葉が。
サシャ「も、もちろんです」カチッ ドオオンッ!
彼氏なんて、本当は欲しくない。
正直食べ物とゲームさえあれば、彼氏なんてものは居なくても変わらない。
けど、
気弱な私は、この子たちが居なくなるのが怖くて、少し浮いてるけど敬語を使ってなんとかみんなに合わせている。
本音を言ったら、空気ぶち壊しだし。
ミーナ「じゃあ、サシャも参加ね!」
サシャ「な、何にですか?」
ミーナ「合コンだよ、合・コ・ン!」
サシャ(…えっ)
ミーナ「芸能人とか来たらどーしよー!」
モブ女子「こねーよ」
ミーナ「ちょっ、分かんないでしょー?」
モブ女子「あーん?」
サシャ(…合コン?)
ごめん、みんな
それは…
いやだぁあぁぁああ!
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- 3 : 2015/12/28(月) 17:15:54 :
~お昼休み~
ジャン「は~っ…それで合コン行くことになったって?」
サシャ「どうしよう…合コンなんて行きたくないんに…」
ジャン「お前が何でもてきとーに、合わせるからだろ。断ればいいじゃん」
サシャ「…あの雰囲気の中、断れると思う?」
ジャンは私が高校に入って、唯一の中学生からの仲だ。
私は、さすがに大好きな昼食の時まで気をはって、女子グループの中には居たくない。
だから、唯一気を抜いて話せるジャンとご飯を食べている。
たまに「カップル」なんで馬鹿にされるけど、気にしてないから別に良い。
サシャ「彼氏とか、作ろうと思って作りに行くもんじゃないと思うねん…『彼氏ほしー』って言ったら、誰でもいいみたいで嫌なんよ…」
ジャン「…じゃあよ、俺とお前で付き合ってるって設定にしねぇ?」
サシャ「な…それじゃジャンに迷惑が…」
ジャン「俺も彼女いらないと思ってたところだし。ちょうどいいだろ」
サシャ「ジャン…それ…」
サシャ「乗った!」
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- 4 : 2015/12/28(月) 17:38:11 :
~放課後・教室~
サシャ「…ってことで」
ジャン「俺たち」
ジャンサシャ「「付き合うことになりました(なった)」」
ミーナ「羨ましい~♡」
モブ女子「ホントなのー?!」
ジャン「おう、実はこういうことがあって…カクカクシカジカ」
ミーナ「きゃーっ、ステキ~♡」
サシャ(これで合コンに行かなくて済む…!)
サシャ「ごめんなさい、みなさん。合コンに行きたいのは山々なんですがぁ~「あ?何言ってんだよ」
サシャ(ジャン?!)
ジャン「付き合って無くても行かせねぇよ。俺の好きな子何だからな」
サシャ「…っ?!///…な、何言ってるんですか…ジャン?!///」
ジャン「(付き合ってる演技だから)」ボソッ
サシャ「あ…(なるほど…)」
ジャン「おい、そろそろ帰るぞ」ガシッ
サシャ「あっ、ちょっと、ジャン待ってくださいっ」タタッ
ガララッ バタン←教室から出て行った
ミーナ「何…あれ…本当に付き合ってんじゃん…!」
モブ女子「嘘ぉ…サシャが…?」
~ドア裏~
ジャン「(何とか疑われずに済んだな…)」コソッ
サシャ「(うん…)」コソコソッ
…ジャンが、あんなこと言うなんて思わなかった。
ちょっとだけ、ドキッとしたかもしれない。
ミーナ「明日放課後デートの詳細聞かなきゃ~!」
ジャン「(な…!?)」
サシャ「(…)」ズーン
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