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クリスマスアクターズ
- カゲロウプロジェクト
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- 1 : 2015/12/22(火) 15:24:53 :
- クリスマスが近いので書いてみようと思います。
今回モモが幼女化していますので気を付けてください。
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- 2 : 2015/12/22(火) 15:34:00 :
- テレビ<街はクリスマスムード一色となり・・・
モモ「おにーちゃん、おにーちゃん!今日サンタさん来るかな?」
シンタロー「さー、どうだろうな。お前が今年一年良い子にしてたら来てくれるんじゃねーの」
(まぁプレゼントはとっくに買ってあるけどな)
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- 3 : 2015/12/22(火) 15:44:46 :
- <ピーンポーン!
母「・・・?こんな日に来客なんて珍しいわね・・・」スクッ
シンタロー「あー良いよ良いよオレが出るから。母さんはモモと一緒にケーキでも用意しといてくれよ」
モモ「ケーキ!ケーキ!」
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- 4 : 2015/12/22(火) 15:59:02 :
- <ケーキ!ケーキ!
<慌てなくても今切ってあげる・・・
(・・・しかし今日誰か来るなんて聞いてないしな・・・いったい誰だ?)
シンタロー「はーいどなた・・・?」ガチャ
エネ「どーも!こんばんはー!私、【サンタクロース団】から派遣されたサンタクロースでーす!」
シンタロー「 は?誰? 」
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- 5 : 2015/12/22(火) 16:15:50 :
- エネ「あー!ですから、私サンタクr・・・」
シンタロー「すいません、ウチ間に合ってますんで」
エネ「いやいやいやいや、間に合ってるとかじゃないんですよ!クリスマスですよね!?サンタですよ!?ほら!」
シンタロー「 いや、どう見てもお前サンタじゃねぇだろ。見た目含めて」
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- 6 : 2015/12/22(火) 16:22:39 :
- エネ「あー!見た目!ええ!見た目ですよね!赤い服に白いヒゲ!」
シンタロー「そうそう、お前サンタならせめてそれくらいするべきだろ?」
エネ「・・・あんな格好社会人として失格ですよ?」
シンタロー「そうだけど!それじゃなかったらサンタじゃねぇだろ!?それにお前の格好もどっこいどっこいだよ!」
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- 7 : 2015/12/22(火) 22:23:56 :
- シンタロー「百歩譲って・・・百歩譲ってアンタをサンタとしよう! けど袋持って無いだろ!プレゼントはどうした!?」
エネ「あ、それは後日郵送になります」
シンタロー「持って来いよ!! 何しに来たんだよ!」
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- 8 : 2015/12/22(火) 23:05:25 :
シンタロー「まぁ良いよ、お前も中入れよ寒いだろ?・・・何?オマエは何なの?」
コノハ「え~~と……バイト」
シンタロー「待遇の話じゃねぇよ!トナカイとかそう言う話だよ!」
コノハ「……いや、僕は……人間……」
シンタロー「オマエは役とかじゃなくて普通にバイトかよ・・・」
コノハ「時給……二千円」
シンタロー「高いなオイ!」
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- 9 : 2015/12/22(火) 23:22:13 :
- 失礼 >>8の前にこれが入ります
エネ「それはアレですよアレ!子供に夢と希望を与える・・・サンタってそう言う仕事でしょ?」
シンタロー「 お前さっきまで社会人が云々言ってたじゃねぇかよ・・・」
エネ「まぁそれはソレ、これはコレで」
シンタロー「って言うかお前どうやって来たの?普通ならトナカイとかソリだけど・・・車か?バイクか?それとも電車?」
エネ「いえ、人力車で!」
シンタロー「何で人力車なんだよ!!」
<ガチャッ
コノハ「サンタさん……まだ……?」
エネ「すいませーん・・・、なんかこの人ゴネちゃって・・・もうちょっと外でガマンしてください」
シンタロー「 オレのせいかよ! 」
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- 10 : 2015/12/23(水) 00:08:51 :
- シンタロー「まぁいいや、で・・・サンタさんは具体的に何しに来たの?」
エネ「そりゃもうお子さんに夢と希望を・・・」
シンタロー「そーじゃねぇよ!だから子供と遊ぶの!?一緒にパーティーやって祝ったりとか、そういう!」
エネ「すいません、そう言うのはちょっと・・・職務の範囲じゃないんで」
シンタロー「ホント何しに来たんだよ!!」
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- 11 : 2015/12/23(水) 11:42:26 :
- モモ「おにーちゃんまだー?」とてとて
シンタロー「あ、モ、モモ・・・いや・・・その・・・サンタさん、来ててな」
モモ「え!?サンタさんドコ!?」
エネ「こんばんは!サンタクロース団から派遣されたサンタです!」
モモ「・・・サンタさん?」
エネ「はい!」
モモ「 ・・・イメージと違う・・・ 」
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- 12 : 2015/12/23(水) 16:57:05 :
- コノハ「カワイイ……お子さん。おじょうちゃん……いくつ?」
モモ「いつつー!」
コノハ「そっか……自分の歳言えるんだね……えらいね」
シンタロー「なんかバイトの方が愛想良いぞ・・・時給良いからかも知れんが・・・」
エネ「バイト君子供好きなんで」
シンタロー「・・・オマエは?」
エネ「・・・ワタシ子供とかちょっと苦手で・・・」
シンタロー「お前サンタ向かねーよ!」
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- 13 : 2015/12/23(水) 20:24:32 :
- エネ「と、言うわけでこっちの方サイン貰えませんか?お子さんの、来ましたよ~って証明です。仕事に要るんで」
シンタロー「モモまだ名前書けないんだけど・・・」
エネ「あ、じゃあお兄さんの方でも良いです!単なる証明なんで」
シンタロー「良いのかよ・・・サラサラっと・・・ はい、これで良いか?」
エネ「はい、ありがとうございます!じゃあこっち控えなので、すいませんお邪魔しました!」
シンタロー「お前もう帰るのかよ・・・いや、帰って欲しいけど」
モモ「バイトしゃんバイバ~イ」
コノハ「……バイバ~イ」
シンタロー「バイトの方が好かれてるよ!」
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- 14 : 2015/12/23(水) 21:00:10 :
- ~数週間後~
母「シンタロー、アナタ宛てに荷物が来てるわよ」
シンタロー「あ、本当だ・・・サンタクロース団・・・おせーよ!年明けてるよ!」
シンタロー「中身は・・・
・・・洗剤かよ!!お歳暮の処分か!?」
おしまい
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