このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
お邪魔っ子
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- 1 : 2015/12/10(木) 23:33:16 :
- 初投稿です
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- 2 : 2015/12/10(木) 23:36:43 :
最近考えることは、環境の相違。
例えば私が人を殺したとする。
別に私が殺さなくても、例えばそこら辺を歩くAさんが殺そうがそこはどうでもいい。
大切なことは、人を殺すまでに至った理由である。
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- 3 : 2015/12/10(木) 23:42:41 :
私はつくづく思うのだが、この世界は理不尽なまでに、生まれてくる環境に個人差がある。
殺人が日常の世界で生まれた者が、私たちの世界で殺人を起こしたことは果たして非難できるのだろうか。
最悪な親から生まれてきた子供が犯罪を犯したとき、私たちは裁くことができるのだろうか。
私はあいにく、酷い環境に生まれているわけではないし、自分が道を踏み外したことは一度もないと思っている。
だからこそ、この私の人生は、環境が良いからこそ起こった当然の結果なのではないかと考える。
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- 4 : 2015/12/10(木) 23:47:30 :
私は努力してきたつもりだ。
だが、それは環境の結果であり、私の努力とかそんなもの以前の問題なのではないか。
私が今までしてきたことは全て環境が決定しているのではないか。
私の成功も失敗も全て環境のせいなのだろうか。
とどのつまり何が言いたいのかというと、環境という圧倒的運命の前には人間の努力などチンケなもので、環境とは人知が及ぶ範疇の遥か範囲外なのではないかということだ。
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- 5 : 2015/12/10(木) 23:50:08 :
そう考えると、今までの私の人生はなんなのだろうと思う。
出会いで人生は変わり、運で人生は変わり、誰かの気まぐれで人生が変わる。
私が努力するかどうかでさえ、運命の中に組み込まれている。
ならばもう気楽にやろう。
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