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エレン「恋がしたい」

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  1. 1 : : 2015/12/02(水) 21:46:48
    えー、テスト期間で暇なんでそのあいだのやります
  2. 2 : : 2015/12/02(水) 22:38:20
    エレン「恋がしたい」

    アルミン「はぁ?エレン、突然どうしたんだい?熱でもあるなら医務室までなら連れてくよ?」

    エレン「医務室?なんでそんなとこ行かなきゃなんねぇんだよ、俺はただ恋がしたいだけなんだ」

    アルミン「ごめん言ってる意味がわからないよ、エレンがこんなこと言うはずがない。一体どうしちゃったんだい?」

    エレン「言うはずがないってそれは言い過ぎじゃないか?いや、確かに今までそういう事とは無縁だったことは認めよう。」

    アルミン「いやいや、だから君がそんなこと言うはずないんだって」

    エレン「だーかーらー、いつもなら俺もこんなこと言わないだろ?だけど今は違うんだってーの」

    アルミン「じゃあ本当に君が恋したいのかチェック…と言うかテストをしよう」

    アルミン「第1問、君に好意を寄せている女性を一人挙げよ」

    アルミン(今までのエレンなら絶対に解けないはずの問題だ、いや、仮に解けたとしたら彼のポイントとなる鈍感と言うステータスが云々…)

    エレン「そんなの簡単だろ、ミカサだろ?いっつも過保護だしくっつく女子みんな引き剥がそうとするし」

    アルミン「…は…う、嘘だろ?こんなのエレンじゃない…嘘だ、エレンから鈍感が消えたらモテ放題じゃないか…」

    アルミン「エレン…君はいつから僕を見捨てるようになったんだい?」

    エレン「は?何言ってんだアルミン」

    アルミン「だから!君から鈍感が抜けたらただのチーターにしかならないんだよ!」

    アルミン「いや、チーターなんかじゃ済まないんだよ!」

    エレン「落ち着けアルミン!お前が何言ってるか分かんないぞ?」

    アルミン「だから、君は知ってるのか?自分のことを!」

    アルミン「女子から見た男子で、顔だけはいいランキング1位はエレン、君なんだよ?」

    アルミン「しかも、コメント欄には数多く鈍感でなければイケメンランキングでもエレンに入れたって女子が多いのも事実なんだ!」

    エレン「…」

    アルミン「エレン、聞いてるの?真面目な話してるんだよ?」

    アルミン「君がもしそのまま女子に接近してみろ?女子はイチコロだぞ」

    エレン「…」

    エレン「ふーん、なるほどな女子に接近しまくれば恋ができるわけか…」

    アルミン「エレン?君何を言って…エレン「アルミンありがとなじゃあまた会う日まで」

    エレン「俺は恋して彼女ができようと恩人のことは忘れるまで忘れないからな」

    アルミン「しまった!エレンは初めから鈍感なフリをしていて僕の意見を待っていたのか!」

    アルミン「エレンをこのまま野放しにしていてはいけない!一刻も早く見つけないと!」

    アルミン「しかも最後の忘れるまで忘れないって酷すぎるでしょ」

    女子「エットナンデスカ?エレンクン」

    アルミン「はっ!向こうで女子が確かにエレンと言っていたように聞こえる!あっちかエレンめ!」
  3. 3 : : 2015/12/02(水) 23:08:38
    〜その頃アニは〜

    とある倉庫にて

    アニ「私は恋をしたみたいだ、しかもこの壁の中の奴にだ」

    ベルトルト「え?アニ、君は何を言っているんだい?僕の理解出来る範囲内のことを言われた気がするんだけど…」

    ライナー「それ本気か?冗談で言っててもそれは笑えないぞ?」

    アニ「冗談なんかじゃなくて本気だよ。だけどそいつと私は違いすぎる」

    アニ「そのくらいは理解してるつもりだ」

    ベルトルト「じゃあなんで急にこんな話を」

    アニ「それでも私は諦められないんだそいつのことを」

    ベルトルト「ねぇアニ?そいつは誰なの?きっとアニはそいつに騙されているんだよ」

    アニ「かもね、だけど私は諦められないんだ。そいつが私のことを諦められなかった時のように」

    ライナー「アニ、それってもしかして…」

    アニ「あぁ、ご察しの通りエレンだよ。」

    アニ「あいつと何度も接してるうちに私の心はすっかりあいつ色で染まってしまったらしい」

    ベルトルト「でも僕たちとの任務はどうするつもりなんだい?」

    ベルトルト「それに僕たち自身のこともアニはどうするつもりでいるんだ?」

    ベルトルト「まさか放棄するとか言うんじゃないだろうなアニだからそれはまずないよね?」

    アニ「…」

    ベルトルト「ねぇアニ、泣いてないでなんとか言ってよ!」

    ライナー「ベルトルト、そこら辺でそっとしといてやれ、アニもアニで苦しんでいるはずだから」

    ライナー「だけどな、アニ俺たちは任務で壁の中に侵入してきてるんだそこは分かってるんだよな」

    ライナー「それに俺たちが原因で任務に支障が出た場合の処罰も分かってて言ってるだよな」

    アニ「ぅ、うん…分かってる…分かってるんだけど私はエレンが好きでエレンにこの気持ちを打ち明けたいんだ」

    アニ「あいつの返事はだいたい分かってる」

    アニ「あの死に急ぎ野郎は私なんかより巨人駆除に夢中なんだ」

    アニ「だから気持ちを打ち明けたところで意味はない」

    アニ「そこまで頭では理解できてても心は気持ちを打ち明けてスッキリしたがってる」

    アニ「だから、これで私が気持ちを打ち明けられたらその後はまた元どおりに活動するから」

    アニ「だから…一度だけでも…」

    ベルトルト「…泣かないでよアニ、僕は、僕は!」

    ベルトルト「アニのことが子供の頃からずっと好きだったんだ」

    ベルトルト「だから、アニの気持ちは優先させたい」

    アニ「ベルトルト…そんなふうに私を思っていたのか…ありがとう」

    アニ「だけど今は私はエレンが好き。だからベルトルトの気持ちには答えられない」

    ベルトルト「…うん、分かってる。だから僕は僕なりに君に最後のプレゼントがしたい」

    ベルトルト「一回だけ、今回だけはアニのすることを見なかったことにする」

    ベルトルト「だから、悔いのないようにやってほしい」

    アニ「ベルトルト…ってさっきからライナーを見かけないけどあいつはどこに行ったんだ?」

    ベルトルト「あれ?おかしいな、さっきまですぐ後ろにいたはずなんだけど…」

    「ダカラナンデモイイカラダマッテコイッテ」
    「ハア?イヤダヨコノゴリラガ!ハナシヤガレ」

    アニ「なんだか外で聞き覚えのある声が二つするのは私の気のせいかな?」

    ベルトルト「いや、違うと思う。僕にも野生のゴリラと巨人駆逐機の言い争いが近くで聞こえる」

    アニ「巨人駆逐機っていい方気に入らない。私の好きな人なんだなるべく普通に呼んでくれ…今だけは」

    ベルトルト「そういうことなら…分かったよ」

    ベルトルト「じゃあ僕はちょっと外の様子でも見てくるよ」

    ベルトルト「あ、アニはこの中で待っててね。きっと連れてくるから」

    アニ「え?ちょ、え?今から?待って待ってまだ心の準備ができてないよ!」

    ベルトルト「告るのなんてその場の流れだよ、さっきの僕みたいにガツンと言ってやれ」

    アニ「って言われても〜!!!」

    「ダカラ!ナンダッテーノ!オレハイマヒトサガシデイソガシインダ!」

    「ヒトサガシナンゾアトダ!イマハオマエニアワセタイヒトガイルンダ!ダマッテツイテキテクレ!」

    アニ「ライナーたちの声がすぐ側まで来てる…いきなりすぎて心臓が鳴り止まないよー!!!」
  4. 4 : : 2015/12/02(水) 23:09:23
    続きは明日で!
    see you again.....
  5. 5 : : 2015/12/02(水) 23:42:55
    巨人駆逐機wwwp
  6. 6 : : 2015/12/03(木) 07:29:09
    日本語ヘタでさーせん!
    読んで下さりありがとうございます!

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