このスレッドの編集には編集パスワードが必要です。 表示するレスにはチェックしを、表示しないレスはチェックを外してください。 全てのレスを表示する 全てのレスを非表示にする ▼一番下へ 1 : 甘 : 2015/11/27(金) 20:02:55 メタルギアを進撃でパロッた感じです ファントムペインまでは続けるつもりです グランドゼロズはやったことないのでちょっと内容変わるかもです 2 : 甘 : 2015/11/27(金) 20:16:53 午前5時15分パキスタン上空まだ太陽はのぼらない「パキスタン上空高度3万フィート。間もなくソ連領空に近づきます」パイロットの声が無線越しに鈍くこもって響いた。詰め込めば二十五名を超える空挺隊員を運べるカーゴスペースは広い。だが、今日飛ぶのは1人だけだ。その男は空挺装備に身を包み、くつろいだ様子で備え付けの長椅子に腰掛けていた。ロードマスター達が慌ただしく働く中、ただ1人自分のペースを崩そうとしなかった。 3 : 甘 : 2015/11/27(金) 20:20:49 「降下20分前、機内減圧開始」無線から、注意を喚起する声が、貨物室のスタッフに送られる。20分後には機のカーゴハッチを開ける。その時気圧差で機内の物が吸い出されないように高度1万メートルの環境と差がないレベルまで貨物室の気圧を下げておくのだ。 4 : 甘 : 2015/11/29(日) 22:08:59 「装備チェック……」酸素マスクを身につけた輸送員が、自分の装備を確認している。乗員は皆、精鋭で訓練通り整然と作業を進めていた。だが、作戦の主役である男だけがまだ動き出そうとしない。身長は190㎝を少しこえ、鍛え上げられた肉体を降下用の野戦服で包んでいる。 5 : 甘 : 2015/11/29(日) 22:19:23 茶色い髪に青い瞳をした居場所さがければロマンチックな風貌にも映りそうな白人だが、荒々しい印象ばかりが際立っている。30にもならない若さなのに。ベテランに囲まれて 6 : 甘 : 2015/11/29(日) 22:28:58 彼が最も落ち着いていた。「アームメインパラシュート」ついに輸送員から、男の無線に準備を促す指示が入った。それでも。長椅子に腰掛けた男は平然としたままだ。彼を動かすことができる人物はこの機内にただ1人だからだ。そして、ついに無言の男を動かす声がヘルメットアセンブルとは別に装着した無線機から入った。「よし、準備はいいか」その声は作戦指揮官でもあり、最も信頼できる友人のものだ。指示は機内の司令室から出ている。パイロットの緊張した声が、男達の会話に割り込んだ。「高気圧、以前として目標地域に停滞中CAVOK!」煙がたなびく。減圧中で火気厳禁の機内で男は葉巻を吸っているのだ。再び、友人の声が耳に入ってきた。「いいぞ視界は良好だ」 7 : 甘 : 2015/12/02(水) 20:46:24 そばにいた輸送員が作業の手をとめ、苛立たしげに男に声をかける。「葉巻を消せ」フリーフォール用の酸素システムアセンブリは、高濃度酸素を吸う。 降下直前は火気厳禁だ。輸送員たちは全員が酸素マスクをつけ、酸素ホースを機体のコネクターに接続していた。慌ただしい貨物室で、何も聞こえていないように男だけが平然としている。 8 : 名無しさん : 2015/12/02(水) 20:47:49 期待 9 : 甘 : 2015/12/02(水) 20:48:12 あざます! 10 : 名無しさん : 2015/12/02(水) 20:48:41 今日まだかきますか? 11 : 甘 : 2015/12/02(水) 20:49:04 今日はもう書きません 12 : 甘 : 2015/12/12(土) 00:44:18 すみません!英検があるのでしばらく書けません! 13 : 甘 : 2016/01/03(日) 01:58:56 あれから色々あった…書き始めます 14 : 名無しさん : 2016/10/20(木) 19:06:33 はい出た放置 ▲一番上へ 編集パスワード スレッド投稿時に設定した編集パスワードを入力してください。
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