このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
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勇者「ううっ、太陽が・・・」棺桶『主殿どうしたのじゃ?』
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- 1 : 2015/11/21(土) 10:50:57 :
- ~街道~
太陽「」サンサン
勇者「うっ(苦)」
鬼娘「ゆーしゃ、どした?」スタスタ
勇者「いや、ちょっとめまいが・・・」フラフラ~
狼娘「ご主人様、大丈夫?」トテトテ
勇者「だ、大丈夫・・・||||」クラッ ヨロッ
鬼娘「ゆーしゃ、危ない!」⌒『棺桶』ポイッ ガシッ ← 担いでた棺桶放り出して勇者を抱きとめた
勇者「・・・」クラクラ
鬼娘「ゆーしゃ、オレの肩に掴まって」グイッ
狼娘「ご主人様~(心配)」オロオロ
棺桶『ごらあ、わしを投げるなー!(怒)』ゴトゴト
鬼娘「うるさい、全部おまーが悪い!」
狼娘「そーだ、そーだ、あんたが悪い!」
棺桶『な、なんでわしが?』
鬼娘「おまーが咬むからゆーしゃが吸血鬼化したんだろが!」
棺桶『わ、わしは主殿(あるじどの)を咬んだりなど・・・』アセアセ
狼娘「他にご主人様が陽光に弱くなる原因がない!」
棺桶『主殿、主殿、わしは咬んだりなどしてはおらぬよな?』
勇者「いや、お前、エッチの時に派手にイキながら、思いっきり咬む癖あるから・・・(汗)」
棺桶『・・・///』カァッ
鬼娘「やっぱ、おまーが悪い!」ゴラァ
狼娘「思いっきり咬んでんじゃん!」ガルルルル
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- 2 : 2015/11/21(土) 11:05:46 :
- 棺桶『たぶん、甘噛みくらいはしたかも・・・』アセアセ
狼娘「甘噛みなんかで吸血鬼化するか、キバ突き立てたろ!」ガルルルル
棺桶『そ、その、愛情表現の一種で・・・』オロオロ
狼娘「愛情表現で咬むな!」
鬼娘「これ以上、ゆーしゃが吸血鬼化したら大変だから、おまーはエッチ禁止!」ビシッ
棺桶『そ、そんなぁ・・・(悲)』
狼娘「あんたのせいで、光の神の加護を受けた『勇者』が陽光で弱るようになっちゃったんだぞ!」ガルルルル
棺桶『もう、絶対に咬まないから・・・』
鬼娘「全然、信用出来ない!」
棺桶『神に誓うから!』キリリッ
鬼娘「ダメ!」
棺桶『鬼ー!』ウルウル
鬼娘「鬼ですから!」フンス!
狼娘「約束しても、どーせご主人様とエッチしたらワケわかんなくなって咬むんでしょ」
棺桶『ぐうっ』タシカニ
狼娘「ワケわかんなくなっても咬まないように、ボクみたいにバックですれば良いのに///」ポッ ← 後背位派
鬼娘「それか、オレみたくゆーしゃの上に乗るとか///」カァ-ッ ← 騎乗位派
棺桶『わしは獣みたいに後ろからなんかではせん』キッパリ
狼娘「誰が獣だー!」ガルルルル ← 半分くらい獣です
棺桶『それにわしは淑女じゃから、上に乗ったりもせん』フンス
鬼娘「なにが淑女だよ」ヤレヤレ
棺桶『わしは、主殿を“だいしゅきほーるど”で抱きしめながらエッチするのが好きなのじゃ///』ポッ
鬼娘「なんだよ淑女、だいしゅきほーるどってw」
棺桶『“だいしゅきほーるど”と言うのはな・///』テレテレ
鬼娘「説明せんで良い!」
棺桶『わしは主殿に激しく貫かれながら、絶頂に達すると同時に主殿を強く抱きしめて首筋にキバを・・・あっ!』(゜ロ゜;!
鬼娘&狼娘「やっぱ、咬んでんじゃねーか!」ゲシッ ゲシッ
棺桶『ぎゃあー、わしの寝ぐらを蹴るなー!』ゴトゴト
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- 3 : 2015/11/21(土) 11:33:02 :
- 勇者「||||」グッタリ
鬼娘「このアホの変態的な性癖のせいで・・・」ムカムカ
棺桶『アホいうな!(怒)』ゴトゴト
狼娘「太陽が高い真っ昼間は、日陰で休むしかないね」ハアッ
鬼娘「朝夕と夜に旅をするしかないか・・・」
狼娘「そーだねー」
棺桶『なにっ、夜に旅をするじゃと!(喜)』
鬼娘「喜ぶな!」
狼娘「まあ、ボクもどちらかと言うと夜行性だから別に良いけど・・・」チラッ
棺桶『~♪』ルンルン
鬼娘「くそっ、コイツのせいなのに喜びやがって、ムカつく!」イラッ
~木陰~
勇者「Zzz」スヤスヤ
鬼娘「まだ半吸血鬼くらいだから、直射日光さえ浴びなければ大丈夫みたいだな///」ナデナデ ← お昼寝の勇者に膝枕してる
狼娘「ボクもご主人様を膝枕したい///」
鬼娘「ダメ、ゆーしゃはオレの!」ダキッ
狼娘「独り占めすんなよー!」グイッ
鬼娘「ゆーしゃは渡さん!」ギューッ
狼娘「ボクにもちょっとくらい!」ググーッ
ボキッ
棺桶『ん、なんかニブイ音がせんかったか?』
勇者「」ガクリ
鬼娘「ゆ、ゆーしゃの首がなんか変な角度に!」ガクガク
狼娘「お、おまー、馬鹿力でご主人様の首をへし折りやがったな!」ガクガク
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- 4 : 2015/11/22(日) 02:18:36 :
- 勇者「」プラーン ← 首の骨折れてます
鬼娘「ゆ、ゆーしゃ・・・||||」ガクガク
狼娘「ご主人様ー、死なないでー(泣)」ガクガク
勇者「」シュウシュウ
鬼娘「んっ?」
狼娘「ご主人様?」
勇者「」シャキーン ← 治った!
鬼娘「え゛?」ガクガク
狼娘「な、治った?」ガクガク
棺桶『むふふ、わしのくちづけのおかげで主殿に超治癒力が備わったようじゃの』エヘン
鬼娘「おまー、なにいばってんだ!」ゲシッ
狼娘「ご主人様を吸血鬼化させといていばるな!」ゲシッ
棺桶『ごらぁ、わしの寝ぐらを蹴るな!』ゴトゴト
~夕方~
勇者「もう大丈夫だ」キリリッ
鬼娘「でも、まだ陽がおちてないから・・・」
勇者「これくらい日が傾きさえすれば」
鬼娘「もう少し・・・」
勇者「大丈夫だよ」
鬼娘「いや、もうちょっとゆーしゃを膝枕してたい///」ポッ
狼娘「ごらぁ、さっさとご主人様を放せ!」ガルルルル
勇者「旅を進めないと」ムクッ
鬼娘「ちぇっ」
狼娘「ご主人様、明日のお昼寝はボクが膝枕したげますね///」フリフリ ← シッポ振ってる
鬼娘「おまーの毛深い脚でゆーしゃに膝枕すんのか?」
狼娘「毛深くないー!」ガルルルル
鬼娘「ケツの方まで剛毛がボーボーだしw」
狼娘「毛深くないー、あれはシッポの毛皮!」ジダンダ
鬼娘「やっぱ剛毛生えてんじゃんwww」
狼娘「ボクは毛深くないー(泣)」フェーン
棺桶『二人ともなにをつまらぬ事を、わしなんぞツルツルじゃぞ』エヘン
鬼娘&狼娘「げっ、○イパン?!」ヒキッ
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- 5 : 2015/11/22(日) 10:14:32 :
- ~街道~
勇者「だいぶ、日が暮れて来たな」スタスタ
狼娘「~♪」トテトテ
鬼娘「ゆーしゃ」ノテノテ
勇者「どした?」クルッ
鬼娘「コレなんとかなんない?」つ『棺桶』ズシッ
棺桶『コレってゆーな』ブツブツ
勇者「重いのか?」
鬼娘「いや、オレの怪力なら、こんな物なんか軽いけど・・・」フルフル
勇者「じゃあ、どうしたんだ?」
鬼娘「かさ張って持ちにくいし、うっとおしいし・・・」ブーブー
棺桶『うっとおしいゆーな』ブツブツ
勇者「それじゃ、俺が運ぶから渡しな」← 勇者くんは女性に優しい
鬼娘「えっ、あっ、いや、そーいうつもりじゃ・・・」アセアセ
狼娘「ご主人様が運ぶくらいなら、ボクが運ぶ!」ガシッ ← 好感度UP狙い
鬼娘「お、おまーみたいな痩せっぽちが!」ガシッ
狼娘「ボクだって、ライカンスロープなんだから怪力だよ!」ガシッ
鬼娘「オレが持つー!」グイグイ
狼娘「ボクが持つー!」グイグイ
棺桶『ごらぁ、わしを取り合いすんなー、柩が壊れる!』プンスカ
鬼娘「はーなーせー!」ブンブン
狼娘「おまーが放せー!」ブンブン
棺桶『ぎゃー、振り回すなー!』グルグル
勇者「みんな、本当は良い娘なんだけどなー、なんで仲良く出来ないかなー」ヤレヤレ
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- 6 : 2015/11/22(日) 10:32:13 :
- ~日没~
太陽「」スッ
棺桶『やった、やっと日没じゃ♪』ウキウキ
棺桶『/ /』カパッ
かんおけのなかからこふうなドレスをきたびしょうじょがあらわれた!
鬼娘「ちっ」プイッ
狼娘「けっ」フンッ
吸血鬼「どうじゃ主殿、わしに逢いたかったじゃろ?」ニカニカ
勇者「いや、昼間もずっと一緒だったじゃん、ある意味・・・」
吸血鬼「しかし、棺桶の中ではわしの美貌も見れんし、こうしてふれあう事も出来んじゃろ///」サワサワ
鬼娘「びぼーゆーな!」イラッ
狼娘「自分でゆーな!」ムカッ
吸血鬼「三人の中では、わしが一番美人じゃからの」フンス!
鬼娘「ぐぬぬ」ムカムカ
狼娘「ぐぎぎ」ムカムカ
勇者「いや、三人は三人共、それぞれに魅力的だと俺は思うよ」← あくまでも女性に優しい
吸血鬼「いや、でも・・・」ムー
勇者「確かに、吸血鬼はスゴい美形で一番美人だ」
吸血鬼「むふふ///」ホクホク
勇者「でも、鬼娘のグラマラスな肢体も魅力的だと思うし」
鬼娘「やっしゃー!///」ガッツポ
勇者「狼娘のほっそりしなやかな肢体や、ケモ耳とシッポも萌えるし」
狼娘「ご主人様~♪///」ブンブン ← 高速シッポ振り
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- 7 : 2015/11/22(日) 10:57:09 :
- 吸血鬼「あっ、わしの棺桶運んで」ニカニカ
鬼娘「夜なんだし、自分で運べば良いだろ!」
吸血鬼「こんな重いものを、箸より重いものを持った事がない可憐な美少女に(ウソ泣き)」シクシク
鬼娘「ウソ泣きすんな!」ゴラァ
狼娘「おまー、吸血鬼だから、ボクより怪力なくらいだろ・・・」
勇者「仕方ないなー」ヨイショ
吸血鬼「主殿、優しい///」ポッ
鬼娘「あっ、ゆーしゃ、オレが運ぶよ!」グイッ
狼娘「ご主人様の代わりにならボクが!」グイッ
棺桶「」ミシミシ
吸血鬼「ごらぁ、怪力でわしの棺桶を取り合うな、壊れたら寝るとこ無くなるー!」
~夜道~
雲『(月)』スッポリ
勇者「月が雲で隠れた・・・」スタスタ
狼娘「星明かりもないですね」トテトテ
鬼娘「真っ暗だな・・・」キョロキョロ
勇者「でも、半吸血鬼になったから、闇夜でもちゃんと周りが見える」(ФωФ) キラーン
吸血鬼「そうじゃろ、便利じゃろ、良かったじゃろ///」ホクホク
勇者「太陽は見れないけどな」
吸血鬼「ぐうっ」ザンネンムネン
勇者「二人とも暗闇でも、大丈夫か?」
狼娘「ボクは嗅覚と聴覚でなんとか」クンクン ピコピコ
鬼娘「みんなの中で、オレが一番見えてないっぽい・・・」
勇者「見えてないのか?」
鬼娘「野生のカンが頼りw」ニカニカ
勇者「見えてないと危ないから、手をつないでおこう」ギュッ
鬼娘「はうっ(嬉)///」パアア
狼娘「ああ゛!(悲)」シマッタ
吸血鬼「あああ゛!(哀)」ザンネンムネン
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- 8 : 2015/11/22(日) 12:16:47 :
- 吸血鬼「んっ?」ピタッ ← バンパイアは感覚が鋭敏
狼娘「むむっ?」クンクン(嗅覚) ピコピコ(聴覚) ← ピコピコはケモ耳動かしてます
勇者「どした?」
狼娘「魔王軍みたいです、ご主人様」クンクン
勇者「魔王軍?」
鬼娘「なにも見えないけど・・・」キョロキョロ
勇者「むー、トロルか?」(ФωФ) ジー ← 二人ほどではないがなんとか見える
吸血鬼「ククク、わしのおるパーティーに夜襲をかけようとは愚かな・・・」ムフフ
勇者「このパーティーは夜こそが、本領発揮だからな・・・(汗)」
吸血鬼「このわしがヤツらに夜の闇の恐ろしさを・・・」ククク
狼娘「あれっ、向こうはこっちに気がついてないみたいですよ?」ピコピコ
鬼娘「えっ、夜襲じゃないの?」キョロキョロ
狼娘「なんか明後日の方に向かってます」ピコピコ
勇者「後をつけられるか?」
狼娘「任せて下さい、先導します」クンクン
吸血鬼「わしが愚かな者共に真の恐怖と絶望を・・・」ククク
鬼娘「なに一人でブツブツ言ってんだ」スタスタ
吸血鬼「今こそ闇の住人の力を見せ・」ククク
勇者「おーい、置いて行くぞー」スタスタ
吸血鬼「あっ、主殿ちょっと待ってー///」テテテッ
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- 9 : 2015/11/22(日) 12:36:17 :
- 鬼娘「んっ、焚き火?」コソコソ
勇者「魔王軍はあの焚き火の方に向かってるな」コソコソ
~野営地~
狼娘「ご主人様、冒険者のパーティーが野営してます」コソコソ
勇者「魔王軍の狙いはこのパーティーか」コソコソ
吸血鬼「野営地を包囲しにかかっておるぞ」チッ
鬼娘「見張りのヤツ、全然気づいてないな」
吸血鬼「このままでは全滅するぞw」ワクワク
狼娘「わくわくすんな!」
鬼娘「あれっ、あの大男に見覚えが?」
吸血鬼「『女勇者』のパーティーの『戦士』じゃの」
勇者「それじゃ、このパーティーは『女勇者』の・・・」
狼娘「あっ、ほんとだ、女勇者の匂いがする」クンクン
鬼娘「じゃ、ほっとこうか」クルッ
狼娘「ボクらは先を急ぎましょう」クルッ
吸血鬼「『女勇者』まあ、てきとーに頑張れー」ソソクサ
勇者「こらこら、見捨てるなよ」オイオイ
狼娘「えー、助けるんですかー?」ブーブー
勇者「見殺しには出来ないだろ」
鬼娘「でも、アイツ、オレ達の事を毛嫌いしてて・・・」ブーブー
勇者「仲間じゃなくても、魔王軍と戦ってる同志だろ」
吸血鬼「それはそうじゃが・・・」シブシブ
狼娘「とかなんとか言ってる間に、夜営地が魔王軍に完全に包囲されてるw」
吸血鬼「絶体絶命じゃのw」ワクワク
鬼娘「あっ、見張りの『戦士』が魔法で眠らされたwww」
勇者「みんな『女勇者』を助けるぞ!」ダッ!
吸血鬼&鬼娘&狼娘「えー、めんどくさー」ブーブー
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- 10 : 2015/11/23(月) 00:15:02 :
- まもののむれがあらわれた!
勇者×1 吸血鬼×1 鬼娘×1 狼娘×1
勇者「おいっ、こっちじゃなくて、向こうが魔物の群れだ!」
吸血鬼「か、可憐なわしを魔物扱いするとは!」ガクガク
鬼娘「いや、おまーは十分魔物だから・・・(汗)」
まもののむれがあらわれた!
ボストロール×1 トロル×8
狼娘「変身!」シュウシュウ
おおかみむすめはきょだいなオオカミにすがたをかえた!
狼娘(狼形態)「がるるるるっ!」ガブッ!
おおかみむすめのこうげき!
トロルA「ぐはぁ!」ブシャア
トロルAをたおした!
鬼娘「しゃあない、オレもやるか」スチャッ
おにむすめはオニのかなぼうをそうびした!
鬼娘「とうっ!」ブンッ
おにむすめのこうげき!
トロルB「げぼぁ!」グチャッ
トロルBをたおした!
吸血鬼「『女勇者』を助けるのは遺憾じゃが、主殿のためじゃ『ザラキ』!」パアア
きゅうけつきはじゅもんをとなえた!
トロルC「ぐっ!」バタッ
トロルD「げふっ!」バタッ
トロルC Dのいきのねをとめた!
勇者「とうっ!」ブンッ
ゆうしゃのこうげき!
ボストロール「ぐあっ!」ザシュッ
ボストロールにダメージ!
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- 11 : 2015/11/23(月) 01:14:58 :
- 勇者パーティー
勇者 ♂
先代勇者の息子、武芸の達人で細マッチョのイケメン、女性に優しいので魔物にまでモテる
吸血鬼の性癖のせいで、吸血鬼化しつつあり光の神の加護を受けた『勇者』なのに陽光に弱い
半吸血鬼なので、超治癒力や怪力、暗視能力などの特殊能力が身についている
吸血鬼/棺桶 ♀(勇者の愛人) キレイ系
勇者を暗黒面に堕とした張本人、陽光を浴びると滅びてしまうので昼間は『棺桶』に入っている
金髪碧眼で古風なドレスを着た超美少女(美乳)、ほっそりしているが、バンパイアなので怪力、魔法が得意
鬼娘 ♀ (勇者のセフレ) セクシー系
パーティーの力仕事担当、パーティー1の怪力、武器は『鬼の金棒』
黒髪黒目で頭にツノが2本生えている、グラマラスな肢体に虎縞ビキニの美少女(巨乳)
狼娘 ♀ (勇者のペット) 可愛い系
パーティーの偵察・探索担当のライカンスロープ、特に嗅覚が優れている、戦う時には巨大な狼に変身する
茶髪に茶目で、ケモ耳とシッポがチャームポイントのほっそり美少女(貧乳)
吸血鬼「怪物くんみたいザンスw」
狼娘「そうでガンスw」
鬼娘「オレはフランケンか!」フンガー
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- 12 : 2015/11/23(月) 01:27:54 :
- ~野営地~
チュン チュン
戦士「Zzz」グオー グオー
女勇者「・・・」ゲシッ!
戦士「う~ん」ゴロン
女勇者「(怒)」ゲシッ ゲシッ!
戦士「ん?」ムクッ
女勇者「・・・」イライラ
戦士「ふぁ~、よく寝た」ノビッ
女勇者「見張りがぐーすか寝てたら見張りの意味ないだろーが!」ゴラァ
戦士「いや、昨夜は何も・・・」
女勇者「野営地のまわりに魔物の死体がゴロゴロ転がってんのに何もなかったって!」イライラ
戦士「え゛?」キョロキョロ
ボストロール「」チーン
トロル×8「」ゴロゴロ
戦士「・・・(汗)」タラー
魔法使い「この魔物は吾輩らを襲撃しようとしていたところを逆に襲われたようでゴザるな」
僧侶「他の冒険者ですかね?」
魔法使い「しかし、どれもほとんど一撃で倒してゴザるな・・・」キョロキョロ
僧侶「スゴい使い手ですねー」タラー
戦士「いったい誰が?」
女勇者「思い当たるのは一人しか・・・」
戦士「『勇者』か・・・」
女勇者「魔物に襲われそうなところを助けといて、アタシに声もかけないでこっそり立ち去るなんて嫌味な真似をするのはアイツしか・・・」
魔法使い「おいおい、助けてもらったのに嫌味な真似だなんて・・・」
女勇者「アイツも昔は良いヤツだったけど、今は魔物なんかを連れて」プンスカ
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- 13 : 2015/11/23(月) 02:04:26 :
- 戦士「勇者くんが助けてくれたのか///」ポッ
僧侶「勇者くん///」ポッ
女勇者「え゛っ!」スザッ
戦士「勇者くんは強いからなぁ///」ホレボレ
僧侶「それに勇者くんは優しいし///」ホレボレ
戦士「俺好みの細マッチョだし///」ポッ
僧侶「僕好みのイケメンだし///」ポッ
女勇者「お、お前ら・・・」ガクガク
戦士「抱きしめたい///」ポッ
僧侶「抱きしめられたい///」ポッ
女勇者「も、モーホー!」ガクブル
魔法使い「まあ、確かに勇者殿はカッコいいでゴザるな」
女勇者「ま、まさかあんたまでモーホーじゃあ?」チラッ
魔法使い「失敬な、吾輩はノーマルでゴザる!」キリリッ
女勇者「ほっ、良かった」ハア
魔法使い「だからといって、吾輩に色目を使うんじゃないでゴザるよ、BBA!」ビシィ
女勇者「ば、BBA!」ワナワナ
魔法使い「どうしたでゴザる?」
女勇者「あ、アタシはまだ20才になったとこ・」
魔法使い「20才はBBA!」ビシッ
女勇者「ガーン!」
魔法使い「女と呼んで良いのは18才まで、15才以下が理想で、12才以下は至宝!」キッパリ
女勇者「ろ、ロリコンだ!」ガクブル
魔法使い「だから、お主はBBA!」ビシッ
女勇者「で、でも、15才以下って手を出したら犯罪なんじゃあ?!」ヒキッ
魔法使い「だから、吾輩は『魔法使い』なのでゴザる」
女勇者「あ゛!」ドーテーナノネ
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- 14 : 2015/11/23(月) 03:25:29 :
- ~街道~
女勇者「アタシのパーティーのメンバーがハードゲイに、ホモに、重度のロリコンだったなんて・・・」トホホ
戦士「いや、武芸者って意外とそういうの結構多いんだぞ」← ハードゲイ
僧侶「聖職者は女犯が戒律で禁じられてますので」← ホモ
魔法使い「安心しろ、お前には誰も絶対に手を出さないでゴザる」← ロリコン
女勇者「逆になんか不安だ!」
戦士「勇者くんはまだ魔物の女の子を連れてるのかな?」
僧侶「勇者くんの連れてるモン娘達可愛いですよね///」
魔法使い「吾輩はケモ耳とシッポの娘に萌えるでゴザる///」
戦士「俺は虎縞ビキニのグラマーな娘だなー///」
僧侶「僕は夜にしか姿を見せない古風な感じの娘が///」
女勇者「アンタ達、男が好きなんじゃ?」
戦士「俺はどっちもイケる!」キリリッ
僧侶「両刀使いですから!」キッパリ
女勇者「り、両刀使い!」ガクガク
魔法使い「それでも、お主には誰も手を出さんから心配しないで大丈夫でゴザる」
女勇者「なんでだー!」
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- 15 : 2015/11/23(月) 07:57:57 :
- 女勇者「大体、勇者もアタシ達を魔物から助けた時に、黙って行かないで一声かけてくれればちゃんとお礼するのに・・・」ブツブツ
戦士「そこが勇者くんの奥ゆかしさ///」ポッ
僧侶「人助けをして、黙って立ち去るなんて男らしくてカッコいいですね///」ポッ
女勇者「モーホーは黙っとれ!」イラッ
魔法使い「きっと、勇者殿はお主の顔を見たくなかったのでゴザる」
女勇者「え゛、アタシこんなに可愛いのに?」
戦士「いや、可愛くない」キッパリ
僧侶「自分で可愛いって言われても」ハア
女勇者「うるさい、うるさい!」ジタバタ
魔法使い「確かにお主は美形でゴザるが、なんせ性格が・・・」
戦士「悪い!」
僧侶「かなり悪い!」
ドカッ バキッ!
戦士「ほら、すぐ暴力ふるう」ズキズキ
僧侶「凶暴女!」ヒリヒリ
女勇者「うっさい!」プンスカ
魔法使い「お主、この前、勇者殿とケンカしたでゴザろう?」
女勇者「だ、だって、あれは勇者が魔物なんか連れてて・」ワタワタ
魔法使い「連れてた魔物が女の子だったからでゴザろう?」ビシッ
女勇者「う゛!」タラー
戦士「しかも、自分より可愛い娘達だったからだろ」
女勇者「ぐうっ」ダラダラ
僧侶「片想いなのに、勝手にヤキモチ妬いて暴れるし・・・」
女勇者「か、片想いなんかじゃ///」カァーッ
魔法使い「では、なぜ勇者殿とモン娘達に嫉妬するのでゴザる?」
女勇者「あ、アレは嫉妬とかじゃなくってー、世界の平和のために魔王を討伐しなきゃいけないのにー、勇者がチャラチャラと女の子なんかつれて歩いてるからー・・・」アセアセ
戦士「やっぱヤキモチじゃん」
僧侶「チャラチャラって、勇者くんちゃんと魔物を退治してるじゃないですか」
女勇者「うるさい、うるさいー!」ジタバタ
魔法使い「逆ギレでゴザるか・・・」
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- 16 : 2015/11/23(月) 14:53:52 :
- 女勇者「あ、アタシは勇者国の王女で、第三位王位継承権の持ち主なのよ!」ビシッ
戦士「だから、どーした?」
僧侶「王女だとか王位継承権とか言われてもね・・・」
魔法使い「そうやって、生まれとか身分とかを鼻にかけるのは嫌われるでゴザる」
女勇者「ぐぬぬ」ザンネンムネン
魔法使い「勇者殿は先代勇者の御子息とはいえ、平民の出身故に王位とかに興味ないでゴザろう・・・」
女勇者「で、でも、男ってやっぱり、お姫様とかに憧れたりするんじゃ・・・」
戦士「おまーのどこがお姫様だ」
僧侶「魔物の返り血を浴びながらゲラゲラ笑ってるお姫様ねえ・・・」
女勇者「返り血浴びてゲラゲラ笑ったりしてない!」プンスカ
魔法使い「いや、お主自覚無いんでゴザるか?」
女勇者「え゛、マジっすか?」ヒクッ
魔法使い「戦闘でテンション上がるといつもエラい事になってるでゴザるよ」
女勇者「え、エラい事って・・・」ヒクヒク
戦士「血を見ると人格変わる系と言うか・・・」
僧侶「魔物討伐と言うより虐殺って言った方が・・・」
女勇者「ひいいっ」ガクガク
戦士「命乞いする魔物を高笑いしながらトドメさしたりとか・・・」
僧侶「もう死んでる魔物をバラバラに切り裂いたりとか・・・」
女勇者「いや、もう良い、これ以上聞きたくない(泣)」シクシク
魔法使い「さすがに吾輩らも、ドン引きする姿でゴザるよ」
女勇者「ひーん、どんな設定だよー(泣)」
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- 17 : 2015/11/24(火) 04:21:46 :
- ~西の国~
勇者「二人ともちゃんと帽子かぶって、ツノやケモ耳隠して」
鬼娘「あい」ポスッ
勇者「あっ、シッポ出てるから、ちゃんと服の中に隠して!」
狼娘「ハーイ」ギュッギュッ
棺桶『早く日が落ちないかの』ボソボソ
勇者「こら、死人はしゃべらない!」
棺桶『(泣)』シクシク
???「あのー」
勇者「え、あっ、ハイ?」ドキン!
町娘「冒険者さん、『教会』ならあちらですよ///」ポッ
勇者「えっと・・・」
町娘「お仲間を復活させにいらしたのでしょう?よろしければ『教会』まで案内しますわ///」ニコッ
勇者「あっ、そ、そのー」アセアセ
鬼娘「(怒)」ギューッ ← ツネってる
狼娘「(怒)」ガジガジ ← 噛んでる
勇者「『教会』には後ほど行きますので大丈夫です、ご親切にありがとう」ペコリ
町娘「い、いえ、どういたしまして///」ポッ
勇者「ほっ、バレたのかと思った」スタスタ
棺桶『あの娘は主殿に気があったようじゃの』ボソボソ
勇者「だから、死人はしゃべらない!」
棺桶『(泣)』シクシク
勇者「あと、二人ともツネったり、噛んだりとかやめてくれない?」クルッ
鬼娘「つーん」プイッ
狼娘「ボクら三人でも多いのにー、これ以上はダメですよ、ご主人様」プンスカ
勇者「こっちから声をかけた訳じゃ・・・」
狼娘「逆ナンもダメです!」プンプン
勇者「いや、それは防ぎようないから・・・」
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- 18 : 2015/11/24(火) 04:47:02 :
- ~宿屋~
主人「旅人の宿にようこそ、あれっ、そちらの方は?」チラッ
勇者「あっ、いや、後で『教会』に連れて行きますので・・・」
主人「それでは四名様で一晩40Gになります」
勇者「明日の夕方までお願いしたいんですが」
主人「それでしたら、一泊とご休憩で60Gになりますが、よろしいですか?」
勇者「ハイ、それでお願いします」ジャラジャラ
~宿の部屋~
狼娘「久々にベッドだー♪」ボフッ
勇者「夜型の生活だと宿代がかさむなぁ」トホホ
鬼娘「お風呂入りたいなー///」ゴロゴロ
勇者「大浴場とかだったら魔物だってバレるぞ」
鬼娘「お部屋にお風呂ついてないかなー」ガサゴソ
カチャッ
鬼娘「やったー、ちっちゃいお風呂ついてる~♪」ウキウキ
狼娘「ご主人様、背中流して差し上げますね///」
鬼娘「ごらぁ、ゆーしゃはオレと入んの!」
狼娘「ボクと入るの!」ガルルルル
鬼娘「ゆーしゃ、オレの○ーププレイで洗う方が良いよな~///」ニカニカ
勇者「みんな一緒に入れば・・・って、浴室狭いな(汗)」
吸血鬼「主殿、ならばわしと一緒に///」シュタッ
勇者「ん、もう日没か?」
吸血鬼「わしの超絶テクニックで・・・///」
勇者「みんな揃ったから、先に食事に行こう」← 問題先送り
-
- 19 : 2015/11/24(火) 05:15:20 :
- ~宿屋~
主人「あれっ、もう『教会』に行かれたのですか?」ギョッ
勇者「えっ、あっ、ハイ、そっこーで行って来ました(棒)」
主人「それにしても、早・」
勇者「食事に行って来まーす」ソソクサ
~食堂~
勇者「なにかと不便だなー」トホホ
吸血鬼「主殿、大変じゃの」ヤレヤレ
鬼娘「おまーのせいだろ」
狼娘「そーだ、全部アンタが悪い」
吸血鬼「主殿~、二人がイジめる~(ウソ泣)」シクシク
鬼娘&狼娘「ウソ泣きすんな!」
ウェイトレス「ご注文はお決まりですかー?」
鬼娘「肉!」キッパリ
狼娘「肉!」キッパリ
勇者「野菜も食べなきゃダメだよ」
吸血鬼「わしは血のしたたるようなステーキの血だけ」ニカニカ
ウェイトレス「えっ?」キョトン
鬼娘&狼娘「(怒)」ゲシッ
吸血鬼「こら、足踏むな!」
勇者「あー、ステーキセット3つとトマトジュース下さい」アセアセ
ウェイトレス「は、ハイ、ステーキはレアって事ですよね?」
勇者「そーです、そーいう意味です(棒)」
ジュージュー
鬼娘「うまうま///」ガツガツ
狼娘「うまうま///」モシャモシャ
勇者「そんなにガッつかないでも・・・」
吸血鬼「まったく、育ちの悪いヤツらじゃの」チューチュー ← トマトジュース
鬼娘&狼娘「お代わり」ペロッ
勇者「・・・(汗)」
鬼娘&狼娘「お代わり~」
勇者「次はハンバーグで・・・(汗)」
-
- 20 : 2015/11/24(火) 06:48:28 :
- ???(♀)「ちょっとそこのお兄さん」
勇者「ん?」クルッ
???(♀)「そう、貴方です」
吸血鬼「むっ、美人!」ムカッ
鬼娘「(怒)」ギューッ
狼娘「(怒)」ガジガジ
勇者「痛い、痛い」
???(♀)「逆ナンではありませんよ」ニコッ
勇者「えっ、なんでその事を・・・」
???(♀)「わたしは占い師です、わたしには何でも見えるのです」
勇者「占い師・・・で、俺になにか?」
占い師「貴方に凶相が見えたので・・・」
勇者「凶相?」ドキッ
占い師「なにか悪いモノにとり憑かれているような・・・」
吸血鬼「悪いモノ?」キョトン
鬼娘「(コイツだ!)」チラッ
狼娘「(確かにとり憑いてる!)」チラッ
勇者「うーん(3人ほどとり憑いてるかな~)」
占い師「その凶相をとり祓うには・・・」
~街道~
棺桶『主殿、あんな怪しい女の占いを信じてよいのか?』
勇者「まあ、元々あのダンジョンには行くつもりだったし」スタスタ
鬼娘「でも、『宝玉』なんかでコイツをとり祓えんのか?」
棺桶『コイツってなんの事じゃ?』
狼娘「ご主人様、人間に戻って太陽が見れるようになるのかな~♪」ウキウキ
棺桶『だから、何の話をしておるのじゃ?』
-
- 21 : 2015/11/24(火) 07:07:15 :
- ~食堂~
戦士「うまうま///」ガツガツ
女勇者「うまうま///」ガッシュガッシュ
僧侶「この姿のどこがお姫様なんですか・・・」ハア
魔法使い「吾輩らの女性への幻想を現実に引き戻してくれるでゴザるな」
女勇者「うっさい、お腹減ってんの!」モシャモシャ
魔法使い「勇者殿には見せれん姿でゴザるな」
女勇者「勇者の前ではお淑やかにするw」モキュモキュ
僧侶「そんなの直ぐバレると思いますけどね・・・」
占い師「ちょっとそこのお嬢さん・・・」
女勇者「えっ、アタシ?」クルッ
占い師「そうです貴女です」ニコッ
女勇者「なにか用?」
占い師「わたしは占い師です、貴女に・」
女勇者「占い師ー!!!」ガタン!
戦士「声がデカイ!」
女勇者「あ、あの、れ、恋愛の事とか占える?///」テレテレ
占い師「え゛?」
~食堂の裏~
占い師「」テテテッ
???(♂)「どうだった?」
占い師「いきなり恋愛について占えっ言われて調子狂ったけど大丈夫、上手くいったわ」
???(♂)「じゃあ、『女勇者』もダンジョンに?」
占い師「『勇者』の時には『凶相を祓う宝玉』、だったのが『女勇者』は『恋愛成就の宝玉』になっちゃたけどね」ペロッ
???(♂)「じゃあ、俺達もダンジョンに向かうか」
-
- 22 : 2015/11/24(火) 07:23:30 :
- ~街道~
女勇者「~♪」トテトテ
勇者「・・・」スタスタ
女勇者「・・・(汗)」チラッ
勇者「・・・」スタスタ
女勇者「なんでアンタがここにいんの!」ガアッ
勇者「たまたま、行く先の方角が同じなだけだろ」スタスタ
女勇者「あっち行って!」トテトテ
勇者「ここ一本道だから・・・」スタスタ
女勇者「むかっ!」トテトテトテトテ ← スピードUP
勇者「~♪」スタスタスタスタ ← スピードUP
魔法使い「二人とも意地っ張りでゴザるな」ハア
鬼娘「あんたらもダンジョン行くの?」
戦士「えっ、行く先同じなのか?」
狼娘「怪しい女占い師がご主人様に憑いてる悪いモノを祓うにはダンジョンにある『宝玉』が必要だって・・・」
戦士「『宝玉』?」ギョッ
棺桶『悪いモノってなんじゃ?』ブツブツ
戦士「俺達も美人の女占い師から聞いて・・・」
鬼娘「えっ、あんたらも『凶相を祓う宝玉』を探しに?」ギョッ
僧侶「いや、僕らは『恋愛成就の宝玉』を探しに・・・」
狼娘「ボクらの探すのは悪いモノを祓う『宝玉』だから違うね」ニカニカ
魔法使い「いやー、目的がかぶってなかって良かったでゴザるw」← たぶん同じモノです
棺桶『だから悪いモノってなんじゃ?』← コイツの事です
-
- 23 : 2015/11/24(火) 08:24:09 :
- ~夕刻~
女勇者「・・・」トテトテトテトテ
勇者「~♪」スタスタスタスタ
戦士「そろそろ、野営を・・・」
女勇者「うっさい!」トテトテ
僧侶「もしかして夜も旅するの?」
狼娘「ボクら夜型だからw」
魔法使い「このままでは、一晩中歩き続ける事になるでゴザる!」ガクガク
鬼娘「気の毒にw」
戦士「頼むから野営してくんない?」
狼娘「えー」
棺桶『わしらは夜の方が調子出るのじゃが』
僧侶「でも、君らが野営してくれないと僕らも野営出来ない」ハア
戦士「あの意地っ張りのせいで・・・」ブツブツ
魔法使い「タダでとは言わないでゴザる」
鬼娘「いくら出すw」
~野営地~
女勇者「Zzz」クカー
まもののむれがあらわれた!
狼娘(狼形態)「がるるるる!」ガブッ
鬼娘「とりゃっ!」ブンッ
女勇者「Zzz」クカー
吸血鬼「魔法もかかってないのに、良くこんな騒ぎの中で眠れるの」ザシュッ
勇者「とうっ!」スパッ
ザシュッ ドカッ!
女勇者「Zzz」クカー
まもののむれをやっつけた!
吸血鬼「まったく、世話の焼けるヤツらじゃの」ヤレヤレ
勇者「よし、全部片付いたな、先を急ごう!」
-
- 24 : 2015/11/24(火) 08:32:55 :
- ~野営地~
チュンチュン
女勇者「Zzz」クカー
女勇者「むー」パチッ
女勇者「ぬぬぬ?」キョロキョロ
女勇者「あー、勇者達がいないー!」
戦士「見張りはどうしたんだ、見張りは(怒)」
女勇者「あっ」
戦士「眠ったら見張りの意味ないんじゃないのか!」
女勇者「てへっ」
戦士「てへっじゃねー!(怒)」
魔法使い「勇者殿は深夜に出かけたようでゴザるな」
僧侶「行きがけの駄賃に、野営地の周りの魔物を全部倒してくれてる///」ポッ
女勇者「はっ、アタシ護られてる?///」ポッ
戦士「いや、俺だ///」ポッ
僧侶「いや、僕だ///」ポッ
女勇者「黙れモーホー」イラッ
魔法使い「払った金の分、サービスしてくれたのでゴザろう」
女勇者「あっ、急がないと先を越される!」ハッ
戦士「別に向こうが先にダンジョンに着いても・・・」
女勇者「うっさい、うっさい!」ジタバタ
僧侶「意地っ張りだなぁ」
戦士「誰かコイツをなんとかしてくれ」
魔法使い「無理でゴザるよ」
女勇者「出発するぞー!」
戦士「勝手に一人で出発すればー」
女勇者「ぐぬぬ(怒)」スラーリ
戦士「剣を抜くな、剣を!」ガクブル
-
- 25 : 2015/11/24(火) 12:28:22 :
- ~街道~
女勇者「急げ、急げ!」トテトテトテトテ
戦士「そんな無理しなくても・・・」スタスタ
女勇者「うっさい、うっさい!」トテトテトテトテ
僧侶「わがまま全開・・・(汗)」スタスタ
女勇者「なんとしてもダンジョンまでに勇者に追いついて・」トテトテトテトテ
魔法使い「あれは勇者殿ではないでゴザるか?」スタスタ
女勇者「え゛?」ピタッ
勇者「Zzz」スヤスヤ
魔法使い「木陰でお昼寝してるようでゴザるな」
女勇者「お、お昼寝・・・」ガクッ
狼娘「」ウトウト
棺桶『Zzz』スヤスヤ
鬼娘「あっ、おーい」フリフリ
女勇者「こ、こんなところでなにを・・・」
鬼娘「見てのとおりお昼寝だけど」
女勇者「お昼寝って・・・(汗)」
鬼娘「ほら、オレ達は夜型だからw」
女勇者「ところで、いつもそんな風に膝枕してんの?」ジトー
鬼娘「だって、オレの愛しいゆーしゃを地面に寝かせるなんて///」ダキッ
女勇者「・・・」プルプルプル
魔法使い「は、早くダンジョンに急ぐでゴザる!」アセアセ
僧侶「やっと追いついたんだから、早く!」アセアセ
女勇者「うぎぎ」プルプルプル
戦士「ほら、ダンジョンに急がないと!」ズルズル
女勇者「むぎぎ」プルプルプル ← 戦士に引きずられてる
戦士「おじゃましましたーw」ズルズルズル
鬼娘「女勇者のヤツ、なんで顔真っ赤にして震えてたんだ?」キョトン?
-
- 26 : 2015/11/24(火) 15:56:49 :
- ~ダンジョン内部~
女勇者「ウハハハハ!」ザシュッ ザシュッ!
戦士「なんでアイツは血を見ると狂戦士(バーサーカー)みたいになるんだ?」
僧侶「もしかして呪われてるのでは?」
魔法使い「まさか『光の神』の加護を受けた『勇者』がそう簡単に呪われたりなぞしないでゴザろう」
女勇者「ウハハハハ!」ザシュッ
僧侶「でも、なにかにとり憑かれてるみたいな戦い方ですが・・・」
戦士「血に飢えてるだけなんじゃあ?」
女勇者「」ギロッ
戦士「!」ビクゥ
女勇者「この辺の魔物は倒した、もっと下の階に行くぞー!」ノシノシ
戦士「一瞬殺されるかと思った・・・」ドキドキ
僧侶「マジで殺りそうな目をしてますからね・・・」
女勇者「ごらぁ、早く来いー!」
魔法使い「はいはい、今行くでゴザる」
~ダンジョン入口~
魔物の死体「」ゴロゴロ
勇者「先に着いてるんだな?」
鬼娘「あっ、そーいや、オレ達が昼寝してる時に追い抜いてった」
狼娘「これなら楽チンで良いね♪」
棺桶『わしらのために雑魚モンスターの掃除をしてくれてるようなもんじゃなw』
-
- 27 : 2015/11/25(水) 04:49:02 :
- ~ダンジョン内部~
魔物だったモノ「」ゴロゴロ
勇者「だんだん酷くなっていくな・・・(汗)」
鬼娘「快進撃と言うか、虐殺と言うか・・・(汗)」
狼娘「血の匂いがスゴいね」クンクン
棺桶『これくらい地下ならば良いかの』
棺桶『//』カパッ ← まだ昼間だけど地下なのでオープン!
吸血鬼「じゃーん、主殿~♪、わしに会えんで寂しかったであろう?」ダキッ
勇者「いや、別に・・・」
吸血鬼「そんなに照れんでも~///」ギュー
鬼娘「早く祓わないとな(怒)」ムカムカ
狼娘「だね(怒)」ムカムカ
吸血鬼「お、おふぅ///」クラッ
勇者「どした?」
吸血鬼「スゴい血の匂いが・・・///」ジュルッ
狼娘「よだれ、よだれ」
勇者「しかし、こんな無茶な戦い方をしていたら・・・」
鬼娘「そーだよなー」コクコク
~ダンジョン深部~
女勇者「うは、は、は・・・」ゼヘーゼヘー
戦士「バテてさすがにテンション下がってきたな・・・(汗)」ゼイゼイ
僧侶「僕らもMPが残り少ないですよ」ハア
戦士「回復アイテムとかは?」
魔法使い「『やくそう』が少し、他は使いきったでゴザる」
戦士「ヤバいじゃん!」アセアセ
魔法使い「帰り道の事とか考えてゴザらんから・・・(汗)」タラー
僧侶「相当ヤバいですね・・・(汗)」
女勇者「なにしてる~、先に進むぞ~」ゼヘーゼヘー
戦士「まだ突っ込む!」ガクガク
僧侶「今回は天に召されるかも・・・」ナームー
魔法使い「唯一の希望は『勇者』殿のパーティーが近くにいる事だけでゴザるな」
戦士「勇者くん、早く追いついてー(泣)」シクシク
僧侶「勇者くん、助けてー(泣)」シクシク
女勇者「ごらぁ、早く来いー、もたもたしてたらぶった斬んぞー!」ゼヘーゼヘー
-
- 28 : 2015/11/25(水) 06:00:21 :
- ~ダンジョン最深部~
まもののむれがあらわれた!
キングヒドラ×1
女勇者「コイツが宝の番人か!」チャキッ
戦士「こんな中ボス無理!」トホホ
女勇者「コイツはブレスを吐く、『フバーハ』を!」
※耐ブレス防御力UP
僧侶「もうMPありません・・・」
女勇者「なにー!」プンスカ
僧侶「キレられても・・・」
女勇者「じゃあ『バイキルト』を!」
魔法使い「なんで吾輩の方にはMPが残ってると思えるのでゴザるか?」フルフル
女勇者「ぐぬぬ」プルプル
戦士「ここは一旦」テッタイ
女勇者「どりゃー!」デデデッ
戦士「突撃すんなー!(泣)」
キングヒドラ「がああ!」ゴオオオオー
キングヒドラははげしいほのおをはいた!
女勇者「ぎゃあー!」コゲコゲ
おんなゆうしゃにダメージ!
僧侶「アホだ・・・(汗)」
女勇者「か、回復を・・・」ヨレヨレ
僧侶「だからMP残ってないですって、もう『ホイミ』だってかけられない・・・」
女勇者「むー」
魔法使い「人の話を聞いてないでゴザるな」
戦士「ほれ、これが最後のヤツだからな」つ『やくそう』
せんしはやくそうをつかった!
女勇者「最後?」モシャモシャ
おんなゆうしゃのHPがすこしかいふくした!
戦士「そう最後、もうこれっきり」
-
- 29 : 2015/11/25(水) 06:06:21 :
- 女勇者「くそー、ここは一旦撤退するかー」ザンネンムネン
僧侶「いや、判断遅過ぎ・・・」
女勇者「とりあえず『リレミト』でダンジョンから・・・」クルッ
魔法使い「だから、もうMPが残ってないとさっきから言ってゴザろうが!」
女勇者「え゛?」(゜ロ゜;
戦士「そこ、ビックリするところか?」
僧侶「本当に話聞いてないんだな・・・」
女勇者「ど、どーすんのよー!」ジタバタ
戦士「俺達が止めるのを無視して、お前がどんどん突撃したからだろうが!」
女勇者「ぐぬぬ」
魔法使い「とにかく来た道を戻るしか・・・」
まもののむれがあらわれた!
キラーマシン×5
ガチャガチャ
戦士「あっ、これは死んだなw」
僧侶「はあ、短い人生だった(泣)」シクシク
女勇者「あきらめんなー!」ザシュッ
おんなゆうしゃのこうげき!
キラーマシンAにダメージ!
魔法使い「その根性だけは認めるでゴザる」
キラーマシンAのこうげき!
女勇者「がふっ」ザクッ
おんなゆうしゃにダメージ!
キラーマシンBのこうげき!
女勇者「ぐあっ」スパッ
おんなゆうしゃにダメージ!
キラーマシンCの(以下省略)
戦士「でも、こうなるわな・・・」
-
- 30 : 2015/11/25(水) 06:38:57 :
- 女勇者「ぐうっ」ボロボロ
キラーマシン×5
ガチャン ガチャン
戦士「なんまいだー、なんまいだー(泣)」
僧侶「そこは光の神に祈って下さいよー」
魔法使い「お主ら意外に余裕あるでゴザるなw」
まもののむれがあらわれた!
バンパイア×1 オーガ×1 ライカンスロープ×1 半吸血鬼×1
女勇者「くっ、新手か!」ヨロヨロ
勇者「魔物の群れ扱いすんなー!」ザシュッ ← 半吸血鬼
ゆうしゃのこうげき!
スパーン!
キラーマシンAをたおした!
鬼娘「確かに魔物だけどなw」ブンッ ← オーガ?
おにむすめのこうげき!
ドガシャッ!
キラーマシンBをたおした!
狼娘(狼形態)「がるるるる!」ガブッ ← ライカンスロープ
おおかみむすめのこうげき!
バキッ!
キラーマシンCをたおした!
吸血鬼「くらえっ、『ザラキ』!」パアア ← バンパイア
きゅうけつきはじゅもんをとなえた!
しかし、キラーマシンにはこうかがなかった!
吸血鬼「あっ///」← 無生物には即死呪文が効かないのを忘れてた
鬼娘「ぷふっw」
吸血鬼「わ、笑うなー!///」カァーッ
戦士「勇者くんキターーー!」キャッホー
僧侶「た、助かった・・・」ヘナヘナ
魔法使い「なんとか間に合ったでゴザるな」ホッ
-
- 31 : 2015/11/25(水) 06:56:32 :
- まもののむれをやっつけた!
魔法使い「助かったでゴザる」ホクホク
勇者「みんな大丈夫か?」
僧侶「僕らはMPが残ってないだけだけど、女勇者が・・・」
女勇者「あうう」ボロボロ
吸血鬼「酷くやられておるの」
女勇者「回復を~」ヨロヨロ
鬼娘「回復ってどーすんの?」← 頑丈過ぎてダメージ受けた事ないw
狼娘(人間形態)「さあ?」← ライカンスロープなので超回復能力有り
吸血鬼「わしらは回復呪文とか使えんから」← バンパイアなので超回復能力有り
勇者「え、えーと、回復呪文ってどうやるんだっけ?」
魔法使い「わ、忘れたのでゴザるか?」
勇者「うちのパーティーは全然回復が必要ないもんで・・・」← 半分吸血鬼なので超回復能力が備わった
鬼娘「前に魔物が落としていった『やくそう』なら確かあったような」ゴソゴソ
女勇者「そ、それ、ちょーだい」ヨロヨロ
鬼娘「あっ、賞味期限切れてるw」つ『やくそう』
僧侶「いや、消費期限だから・・・」
勇者「ん?」グイッ
女勇者「な、な?(か、顔が近い!)///」カァーッ
勇者「頬がざっくり斬られてる」
女勇者「ぎゃー!(泣)」
戦士「骨が見えそうなくらい深いキズだな」
女勇者「な、治してー!」ジタバタ
僧侶「これは回復呪文や薬草でも傷痕が残るな・・・」
女勇者「ぎゃー、お、乙女の顔にキズがー!(号泣)」ジタバタ
-
- 32 : 2015/11/25(水) 07:09:16 :
- 女勇者「キズものになって、お嫁に行けなくなる・・・ (泣)」シクシク
戦士「心配すんな、元から誰も嫁に貰ってくれんから」ポンポン
僧侶「それくらいのキズより性格を治さないと」ヤレヤレ
ドカッ バキッ!
女勇者「うっさい、うっさい!」ゲシッ ゲシッ!
戦士「殴るな、蹴るな!」
僧侶「痛い、痛い!」
魔法使い「意外と戦闘力残ってるでゴザるな」
女勇者「勇者~、責任取れー(泣)」シクシク
吸血鬼「なんで主殿が・・・」
勇者「ちょっとキズを良く見せてみ」グイッ
女勇者「はふん///(ゆ、勇者の顔が近すぎる!)」
勇者「んー」プチッ
戦士「えっ、指先をナイフで?」
勇者「じっとして」ツツー
女勇者「あい///(もーどーにでもして!)」
勇者「これで良い」スッ
僧侶「あっ、キズがキレイに治った!」ビックラ
女勇者「えっ?」スベスベ
戦士「痕も残ってないな」
女勇者「どー、どーして?」スベスベ
勇者「吸血鬼の血の超回復力を使っ・」
女勇者「ぎゃー、吸血鬼になるう!」ジタバタ
狼娘「これくらいで吸血鬼になんないよ」
吸血鬼「ぎゃーぎゃーうるさいヤツじゃのう」
鬼娘「もう咬んじゃえよw」
-
- 33 : 2015/11/25(水) 07:31:01 :
- 勇者「『宝玉』見つけた?」
魔法使い「宝物庫らしい部屋まで行ったのでゴザるが・・・」
僧侶「強力な魔物が番人をしていて・・・」
勇者「こっちで良いの?」スタスタ
吸血鬼「主殿、待ってー!」テテテッ
戦士「あ、ちよっ、キングヒドラが!」アセアセ
ズバッ ザシュッ ドカーン
勇者「宝の番人ってコレ?」つ『キングヒドラ』ズルズル
吸血鬼「大したことなかったのw」トテトテ
鬼娘「あー、ずるいー!」プンプン
狼娘「ボクらも混ぜてよー!」プンスカ
魔法使い「つ、強い!」
戦士「惚れた///」ポッ ← ♂
僧侶「あのたくましい腕に抱かれたい///」ポッ ← ♂
女勇者「あっ、お宝ー!」ダッシュ!
僧侶「真っ先に宝物庫に突撃した!」
戦士「あの女は~」プルプル
~宝物庫~
宝箱「」ズラー
女勇者「ひゃっほー!」ピョンピョン
魔法使い「まったくスゴい女でゴザるな」
女勇者「えいっ!」カパッ
おんなゆうしゃは『こんぼう』をてにいれた!
女勇者「」⌒/ ポイッ
戦士「運は悪いよなw」
女勇者「これかな?」カパッ
たからばこはミミックだった!
女勇者「ぎゃー!」
僧侶「日頃の行いですね・・・(汗)」
女勇者「今度こそ!」カパッ
おんなゆうしゃは『きょうせんしのよろい』をてにいれた!
戦士「呪われアイテムっぽい!」ガクガク
女勇者「・・・」タラー
勇者「『宝玉』ないかなー?」カパッ
ゆうしゃは『ゆうしゃのよろい』をてにいれた!
-
- 34 : 2015/11/25(水) 07:46:49 :
- 女勇者「ああっ!」(゜ロ゜) ウラヤマー
勇者「うーん」つ『勇者のよろい』
女勇者「ねー、ねー、勇者、これと交換してー///」つ『狂戦士のよろい』スッ
戦士「な、なんと言うあつかましい!」ガクガク
僧侶「呪われアイテムなんかと交換して欲しいって言うか!」ガクガク
勇者「良いよー」つ『勇者のよろい』スッ
戦士&僧侶「ええーっ!?」
魔法使い「勇者殿、良いのでゴザるか?」
勇者「このよろい、持つと手がビリビリするんだよ」( ´△`) ビリビリ
魔法使い「え゛?」
勇者「それにあの娘らも脅えてるし・・・」
吸血鬼&鬼娘&狼娘「・・・」ガクガク ブルブル
魔法使い「(聖なるよろいでゴザるからか・・・)」
女勇者「ラッキー♪」ガチャン
おんなゆうしゃは『ゆうしゃのよろい』をそうびした!
女勇者「やったー!」シャキーン
勇者「こっちの方が良さそうだ」ガチャン
ゆうしゃは『きょうせんしのよろい』をそうびした!
ドロドロドロ~
きょうせんしのよろいはのろわれていた!
しかし、ゆうしゃにはのろいはきかなかった!
勇者「おっ、具合良い♪」
吸血鬼「主殿、それ似合うのう///」ホクホク
狼娘「ご主人様カッコいい!///」ホクホク
鬼娘「黒一色ってのが良いな///」ホクホク
魔法使い「(暗黒面に堕ちてゴザる・・・)」
-
- 35 : 2015/11/25(水) 08:00:11 :
- 女勇者「『宝玉』、『宝玉』」ガサゴソ
勇者「んー」カパッ
ゆうしゃは『ほうぎょく』をてにいれた!
勇者「んっ、『凶相を祓う宝玉』ってコレかな?」つ『宝玉』ペカー
女勇者「見せて見せてー!」デデデッ
勇者「ほら」つ『宝玉』スッ
女勇者「『恋愛成就の宝玉』かな?」
勇者「うーん、どっちかわかんないな?」
女勇者「どっかに書いてない?」ジー
戦士「宝玉に名前は書かないだろ」
僧侶「他に『宝玉』はないですよ」
勇者「えっ、ないの?」
狼娘「ご主人様、宝箱は全部開けましたよー」
鬼娘「もう、ないよー」
吸血鬼「これはどっちの『宝玉』じゃの?」
勇者「使ってみればわかるんじゃ?」
女勇者「じゃあ、試してみよー!」
勇者「・・・」ジー
女勇者「むー」ジー
魔法使い「どうしたのでゴザる?」
女勇者「使い方がわからない・・・」
勇者「同じく・・・(汗)」
~西の国~
占い師「大丈夫です、貴方の凶相は祓われました」ニコッ
勇者「えっ、祓われたの?」キョトン
占い師「あうっ!」クラッ
勇者「どうしました?」ドロドロドロ~ ← 狂戦士のよろいで凶相UP中
占い師「あ、いや、なんでもないですから、近寄らないで」クラクラ
勇者「?」
狼娘「祓われたの?」
鬼娘「スゴい強力なのが憑いたままなんどけど」
吸血鬼「なにが憑いておるのじゃ?」← コイツ
-
- 36 : 2015/11/25(水) 08:23:59 :
- 女勇者「アタシはー?」
占い師「もちろん、恋愛は成就します」キッパリ
女勇者「いつ?」
占い師「まあ、そのうちに」ヒラヒラ
女勇者「むー」つ『宝玉』ジー
占い師「もうその『宝玉』は力を使ってしまってただの宝玉になってしまってます」
勇者「ただの宝玉?」
女勇者「えっ、そーなのー?」つ『ただの宝玉』
占い師「よろしければ、高価で買ってくれる宝石商を紹介しますわよ」ニコッ
~商店街~
女勇者「もーかった、もーかった///」ホクホク
戦士「買い叩かれてなかったか?」
僧侶「宝石の値打ちとか素人にはわかりませんしね」
女勇者「勇者にお金半分あげるー///」ジャラジャラ
魔法使い「ちょっと待つでゴザる」
女勇者「どしたの?」
魔法使い「あの『宝玉』は勇者殿が見つけた物でゴザる」
女勇者「う゛!」
戦士「しかも全滅寸前のところを助けてもらったし・・・」
女勇者「うう゛!」
僧侶「なのに半分貰うんですか?」
女勇者「じ、じゃあ、6:4、いや7:3で・・・」アセアセ
魔法使い「全部勇者殿の物でゴザろう」キッパリ
女勇者「(泣)」シクシク つ『お金』スッ
勇者「いや、俺は半分で良いよ」
女勇者「えっ///」パアア
魔法使い「勇者殿、この女は甘やかすとつけあがるでゴザるよ」ハア
-
- 37 : 2015/11/25(水) 09:24:13 :
- ~西の国 王宮~
王様「さすがは勇者殿、我が王家の家宝『王家の宝玉』を魔物から取り戻すとは」アッパレ!
ニセ勇者「いえ、これくらいの事は朝飯前です」エヘン
王様「なんと頼もしい///」ホクホク
大臣「陛下」ゲフンゲフン
王様「おお、そうであったな、勇者殿に褒美を」
大臣「どうぞ勇者殿、褒美の100万Gです」ドッチャリ
~商店街~
女勇者「ありっ、勇者は?」キョロキョロ
僧侶「街の外でモン娘達が待ってるからって行きましたよ」
女勇者「ええーっ、全然恋愛成就してないじゃん!」
魔法使い「勇者殿と恋愛成就させたつもりだったのでゴザるのか!」
戦士「あれだけ醜態を晒してたのに・・・(汗)」
女勇者「でも『勇者のよろい』もお金も手に入ったし、まあいっか!」ホクホク
僧侶「結局、物やお金なんですか・・・」
女勇者「1万Gを山分けで5000Gだよ、5000G!///」キャー
魔法使い「お主、本当に王女でゴザるか?」
~王宮の外~
商人「旦那、上手くいきましたね」ホクホク
ニセ勇者「元手の1万Gが100倍になった」ニヤリ
占い師「わたしスゴい働いたんだから分け前増やしてよ」
遊び人「あたしも、あたしもー!」ピョンピョン
商人「お前は何も働いてないだろ」
遊び人「次がんばるー!」
-
- 38 : 2015/11/25(水) 16:19:12 :
- ~東の国 冒険者の酒場~
鬼娘「肉、肉!」ガツガツ
狼娘「肉、肉!」モシャモシャ
吸血鬼「コイツら滅茶苦茶食うのう」チュー ← トマトジュース
勇者「まあ、今は『宝玉』売ったお金がたくさんあるから・・・」
占い師「どうも、こんばんわ」ペコリ
吸血鬼「あっ!」
勇者「どうしてこの国に?」
占い師「わたしは旅の占い師ですから」ニコッ
吸血鬼「わしらの後をつけて来たのか?」
占い師「いえ、たまたまこの店に入ったら、皆さんがおられるのに気付いたので・・・」
吸血鬼「怪しいのぉ」チュー
勇者「あのー、凶相は・・・」
占い師「あ、あれは『宝玉』の力でもうすっかり祓われています」キッパリ
鬼娘「おかしいなー」チラッ
狼娘「タチの悪いのがまだ憑いてるのに」チラッ
吸血鬼「なんでわしをチラチラ見るのじゃ?」
占い師「それよりも、貴方がたは『魔王』を倒すために旅をされているのですよね?」
鬼娘「そーだよー」モグモグ
占い師「『魔王』を倒すには必要な物が・・・」
狼娘「なにー?」モグモグ
占い師「『勇者の剣』です」ニコッ
吸血鬼「まあ、定番じゃの」チュー
勇者「どうせ『勇者のよろい』みたいに、また持ったら手がビリビリするような・・・(汗)」
占い師「『勇者の剣』が無くては『魔王』を倒す事は出来ません!」キッパリ
吸血鬼「どこにあるのじゃ?」
占い師「『竜王』の城です」
-
- 39 : 2015/11/25(水) 16:46:51 :
- ~冒険者の酒場~
女勇者「んぐっ、んぐっ///」ゴクゴク
戦士「・・・」タラー
女勇者「ビールはノドごし!」プハー
僧侶「本当にお姫様なんですか?」
女勇者「お金あるし、今夜はパーっといくぞー!///」ニヘニヘ
魔法使い「『光の神』の加護というのもたぶん間違いでゴザる」
占い師「皆さん、こんばんわ」ニコッ
戦士「あっ」
占い師「たまたまこの店・」
女勇者「あ、アタシの恋愛成就はー!!」ガタン!
占い師「え゛?」ギョッ
女勇者「『宝玉』の力でアタシの恋愛はいつ成就すんのー?」グイグイ
占い師「す、すぐですよ(汗)」タラー
女勇者「だからいつー?」グイグイ
占い師「『宝玉』の力で貴女の想い人との距離が縮まった感じがするでしょ?」
女勇者「そー言われればそんな気も・・・///」ニヘニヘ
戦士「縮まったか?」
僧侶「さあ?」
占い師「ところで貴女がたは『魔王』を・」
女勇者「そんな事どーでも良いから、アタシがいつ嫁に行けるか水晶玉で占ってー」
魔法使い「魔王討伐はどうでも良い事でゴザるか・・・」
占い師「(どーやって『竜王』の城に誘導しよう・・・)(汗)」タラー
女勇者「早く占ってー」
占い師「それでは占いましょう『ホイホイノホイッ!』」
女勇者「スゴい雑な呪文・・・(汗)」
占い師「おおっ、貴女の想い人は『竜王』の城に向かっています!」コンナンデマシター
女勇者「『竜王』の城?」キョトン
-
- 40 : 2015/11/25(水) 17:05:10 :
- ~東の国 王宮~
王様「我が娘の『王女』が『竜王』に拐われてから早一月、どんな辛い目に遭っているかと心配で、心配で・・・」サメザメ
ニセ勇者「さぞご心配な事でしょう」
王様「勇者殿、『竜王』の城から『王女』を助け出してくれ」
ニセ勇者「しかし王様、『竜王』は巨大な力を持った魔物、そう簡単には・・・」フルフル
王様「そこをなんとか・・・『王女』はわしの大事な一人娘なんじゃ」
ニセ勇者「ううむ」
王様「『王女』を救い出した暁には、『王女』を妻に与え、そなたをこの国の国王に」
大臣「へ、陛下、それは!」
王様「いや、『竜王』を倒し、『王女』を救い出す事が出来る英雄こそ次代の国王にふさわしい!」
ニセ勇者「」キラーン!
~竜王の城~
女勇者「ウハハハハー!」ザシュッ ザシュッ!
戦士「また、虐殺モードに入った・・・」
僧侶「この城、戦いの跡が無いですね」
魔法使い「勇者殿はまだ来ておらんのでゴザろう」
僧侶「勇者くんを追いかけて来たんじゃないんですか?」
戦士「また途中で追い抜いたのかな?」
女勇者「ウハハハハー!」ザシュッ!
魔法使い「完全に目的を忘れてるでゴザる」
女勇者「よーし、どんどん奥に進むぞー!」ズンズン
戦士「全然、学習してない!」ガクガク
僧侶「奥にって、何を目指してるんでしょう?」
魔法使い「たぶん、魔物の血を求めているのでゴザるよ」
女勇者「ごらぁ、早く来いー!」ノシノシ
-
- 41 : 2015/11/26(木) 05:50:55 :
- ~竜王の城 正門~
遊び人「こっちが城の裏口で~す♪」ニヘニヘ
鬼娘「いや、どー見ても正門だろ」
狼娘「どこが裏口なんだ?」
棺桶『こっそり忍び込むのではなかったのか?』
遊び人「えーと、敵の裏の裏をかいて正面から・・・」アセアセ
勇者「ホントにこの娘は・・・道案内するって言っては道に迷うし・・・(汗)」
遊び人「ち、ちゃんと着いたじゃないですか~」ヘラヘラ
鬼娘「スゴい回り道だったけどな」
狼娘「迷わなかったら2~3日早く着いてたんじゃ?」
遊び人「い、いや、あたしも初めて来るもんで・・・」テヘッ
棺桶『だったら、なんで冒険者の酒場で道案内を買って出た!(怒)』ゴトゴト
遊び人「えーと、なんとなく道案内出来るかなーって」エヘヘ
棺桶『意味がわからん!』
遊び人「と、とにかく、中に・・・」ギィーッ
ゴゴゴゴゴ
まもののむれがあらわれた!
ゾロゾロゾロ
遊び人「みゃー!」ピョンッ!
勇者「結局、こうなるか・・・」スラーリ ← 抜刀
鬼娘「敵の裏の裏をかいたって?」
狼娘「こんな頼んない娘を信用したのが間違いだった・・・」
棺桶『早くわしを陽光の届かない所まで運ぶのじゃ』
-
- 42 : 2015/11/26(木) 06:09:19 :
- 女勇者「あっ、宝箱見っけ!」
戦士「そういう時だけ正気に戻るのな」
僧侶「なんて現金な」
女勇者「うっさい!」カパッ
おんなゆうしゃは『りゅうごろし』をてにいれた!
女勇者「な、なにコレ、鉄板焼の鉄板?」ズシッ
魔法使い「そんなデカイ剣、どうやって宝箱に入ってたのでゴザる?」
女勇者「うぎぎ、おーもーいー」プルプルプル
戦士「俺でもそんな化け物持てんわ」
僧侶「背丈くらいありますね」
魔法使い「幅も厚みもあるし、BBQにしか使い途なさそうな剣でゴザるな」
女勇者「でも、捨てない」ズルズル
魔法使い「持って行くんでゴザるか!」
女勇者「捨てんのもったいないじゃん!」ズルズル
僧侶「もったいないって・・・」
戦士「持てないで引き摺ってるじゃねーか・・・」
~竜王の城 正面~
魔物の死体「」ゴロゴロ
遊び人「スゴい、スゴいー!」ピョン ピョン
鬼娘「なんかメチャクチャいたな・・・」ハアハア
狼娘「全然、作戦と違う・・・」ゼーゼー
遊び人「この調子でどんどん魔物を倒しましょう!」ピョンッ
マント(吸血鬼)「こっそり忍び込むのではなかったのか?」
勇者「そんなんで大丈夫か?」
マント(吸血鬼)「柩の中では戦えんからの、建物の中じゃから、なんとかコレで」
勇者「窓際とかに近寄るなよ」
マント(吸血鬼)「窓とか無さそうじゃぞ、この城w」
-
- 43 : 2015/11/26(木) 06:32:31 :
- 狼娘「ご主人様、宝箱ですよ」クンクン
勇者「また『やくそう』かな?」
狼娘「開けてみますね」カパッ
ペカー
狼娘「うぎゃー!」ゴロゴロゴロ
勇者「どうした!」
狼娘「は、箱の中味が・・・」ガクガク ブルブル
鬼娘「な、なに?」ソーット
マント(吸血鬼)「なにが入ってたのじゃ?」ソーット
宝箱「『ゆうしゃのけん』」ペカー
鬼娘「うぎゃー!」ゴロゴロゴロ
吸血鬼「うぎゃー!」ゴロゴロゴロ
勇者「『勇者の剣』か!」ハッ
遊び人「みんなどしたのー?」キョトン
勇者「むー」オソルオソル
マント(吸血鬼)「主殿、気をつけるのじゃ」ガクガク ブルブル
勇者「ぐぬっ」つ『勇者の剣』ビリビリッ
ゆうしゃは『ゆうしゃのけん』をてにいれた!
勇者「やっぱ、ビリビリして持てない」ポロッ
しかし、そうびできなかった!
勇者の剣「」カラン
遊び人「えー、なんでー?」つ『勇者の剣』ヒョイッ
勇者「むー」
遊び人「なんともないよー」ブンブン
勇者「ちょっとそのままそれ持っといて」
遊び人「むんっ!」スチャッ
あそびにんは『ゆうしゃのけん』をそうびした!
勇者「いや、装備はしなくて良いから・・・」
-
- 44 : 2015/11/26(木) 06:58:52 :
- 女勇者「おーもーいー(汗)」ズルズル
戦士「装備も出来ないんだから捨てろよ」
僧侶「それじゃ戦えないでしょ」
女勇者「うっさい!」
魔法使い「あ!」
勇者「あ!」バッタリ
女勇者「ちょーど良かった、勇者にコレあげるー」つ『竜殺し』プルプル
勇者「なにコレ、鉄板焼の鉄板?」つ『竜殺し』ヒョイッ
戦士「えっ、片手で!」
勇者「なんかスゴい剣だなー」ブンブン ← 半吸血鬼なので怪力
僧侶「うわっ、軽々と!」
魔法使い「なるほど、自分では使えない剣を勇者殿に渡そうと思ってたのでゴザるか」ナットク
女勇者「いや、勇者の顔見て、今思いついた///」テヘッ
魔法使い「・・・」
勇者「あっ、そうだお返しにコレを」つ『勇者の剣』ペカー
女勇者「えっ、こんなスゴい剣くれるの?///」
勇者「俺が持ってるとビリビリするから、早く取って」ビリビリ
女勇者「むふふ///」つ『勇者の剣』スッ
ゆうしゃは『りゅうごろし』をそうびした!
おんなゆうしゃは『ゆうしゃのけん』をそうびした!
マント(吸血鬼)「これで目的達成かの?」
勇者「だな」← 勇者の剣を探しに来た
魔法使い「こちらも目的達成でゴザるな」
女勇者「むふふ///」← 勇者を探しに来た
遊び人「いや、まだ悪い『竜王』を倒すという真の目的が!」ズイッ
女勇者「誰、この女?」
-
- 45 : 2015/11/26(木) 07:12:15 :
- ~竜王の間~
竜王「・・・」バッタリ
女勇者「コレ、良く斬れるなー///」ザシュッ ザシュッ
勇者「こっちのも『竜殺し』って言うだけあってスゴい破壊力だな」ズバァ
魔法使い「もう死んでるでゴザるよ」
竜王だったモノ「」チーン
遊び人「~♪」フリフリ
鬼娘「なにやってんだ?」
マント(吸血鬼)「ごらぁ、窓を開けるなー、陽光が入る!」スザッ
遊び人「あ、いや、ちょっと合図を・・・」アセアセ
狼娘「合図?」
~竜王の城 地下牢~
王女「(泣)」シクシク
ニセ勇者「姫、助けに参りました!」
王女「えっ、助け?」クルッ
ニセ勇者「王様から貴女の救出を依頼されて」ニカッ
王女「し、しかし、『竜王』が!」
ニセ勇者「『竜王』なら既に(勇者と女勇者が)倒しました!」キリリッ
~竜王の城 地上~
女勇者「えーと、ここに何しに来たんだっけ?」
戦士「恋愛成就じゃなかったのか?」
女勇者「ああっ!」ワスレテタ!
魔法使い「今まで忘れてたのでゴザるか・・・」
僧侶「二人で仲良く『竜王』倒したから良かったんじゃないですか?」
女勇者「そーだよねー、二人の距離が縮まったよねー///」テレテレ
戦士「縮まったか?」
僧侶「さあ?」
遊び人「『竜王』も倒したし、手下の魔物も全滅したし、任務完了~♪」ホクホク
-
- 46 : 2015/11/26(木) 07:56:38 :
- ~竜王の城 地下牢~
遊び人「ありっ、まだ牢屋にいんの?」
ニセ勇者「ちょっとな・・・」
王女「わたくし、王宮には帰れません(泣)」シクシク
ニセ勇者「しかし・・・」
王女「わたくしは魔物に汚された身、もはや王女としては・・・(泣)」シクシク
ニセ勇者「汚されたなどと・・・」
王女「拐われてからの1ヶ月、魔物に何度も・・・(泣)」シクシク
ニセ勇者「姫のせいでは・・・」
王女「アソコだけでなく、口やア○ルまで全部・・・(泣)」
遊び人「なんでそこだけ具体的?」
ニセ勇者「身体は汚されたとて、精神が清らかであれば・・・」
王女「麻薬や魔法で理性を失わされ、昼も夜もなく犯され続け、性奴隷として自分から快楽を求めるように調教されて、精神まで屈服させられて・・・(泣)」シクシク
ニセ勇者「それは、王宮に帰ってからゆっくり療養して・・・」
王女「それに恥ずかしい場所にピアスとかタトゥーとか入れられて///」カァーッ
ニセ勇者「||||」ドンビキ
遊び人「ど、どーすんの?」
王女「しかも、SMとか輪姦とか普通じゃないプレイでないと満足が出来ない身体に・・・///」
ニセ勇者「ど、どうしよう?」ガクガク
遊び人「嫁にもらわないと王様になれないよ」
ニセ勇者「・・・(汗)」
-
- 47 : 2015/11/26(木) 15:54:36 :
- ~街道~
王女「勇者様、こんな魔物に凌辱された女でよろしいのですか?」ニコニコ
ニセ勇者「・・・」トボトボ
王女「勇者様?」チラッ
ニセ勇者「あっ、いや、そんな事で姫の美しさは損なわれてはいませんよ」キリリッ
王女「そ、そうでしょうか?///」ニコニコ
ニセ勇者「姫は若いんだし、心や身体のキズも時間が経てば癒されていきますよ」ニカッ
王女「でも、タトゥーとかは消えませんよね・・・||||」ショボーン
ニセ勇者「タトゥーですか?」
王女「そ、その、花とかハートとか可愛いのもあるんですけど・・・///」モジモジ
ニセ勇者「ほ、他に、どんなタトゥーが?」オソルオソル
王女「お腹のところに『公衆便女』、右のお尻に『メス豚奴隷』って///」カァーッ
ニセ勇者「そ、それは・・・」ガクガク
王女「それに恥ずかしいところにピアスも・・・///」モジモジ
ニセ勇者「へ、へそピアス的なやつですよね?」オソルオソル
王女「両方のち○びと○リトリスに・・・///」カァーッ
ニセ勇者「」ヘナヘナ
王女「あっ、ゴールド製なので金属アレルギーとかは大丈夫なんですよ!」アセアセ
ニセ勇者「」プルプル
遊び人「大丈夫ー?」
ニセ勇者「心が折れるかも知れない・・・」
王女「そ、その代わりに、わたくしさんざん調教されたので殿方を喜ばせるテクニックはスゴいんですよ!///」アセアセ
ニセ勇者「お、俺はもうダメかもしれない」シクシク
遊び人「なーむー」チーン
-
- 48 : 2015/11/26(木) 20:57:48 :
- ~街道~
女勇者「ねー、ねー、なんでそんな離れてんのー?」トテトテ
勇者「気にするな」スタスタ ← すごい遠く
女勇者「もっと近くに」トテトテ
勇者「あんま近寄んな」スザッ
女勇者「?」
勇者の剣&よろい「」ペカー ← 聖なるオーラ
女勇者「なんで離れんのよー!」トテトテ
勇者「良いから、こっちくんな!」ジリジリ
棺桶&鬼娘&狼娘「」ガクガク ブルブル
魔法使い「勇者殿、すっかり暗黒面に堕ちてゴザるな」
僧侶「勇者の剣やよろいの発する聖なる気に近づけないんですね」
女勇者「一緒に旅しよーよー!」トテトテ
勇者「一緒に旅してるだろ!」ズリズリ
女勇者「うわーん(泣)」デデデッ
勇者「走ってくんな!」テテテッ
女勇者「逃げないでよー!(泣)」デデデッ
勇者「だから近づくなー!」テテテッ
戦士「恋愛成就は遠いなw」
~旅人の宿~
ジュプッ ジュプッ
ニセ勇者「し、死んでしまう!」ゼヘーゼヘー
王女「勇者様、まだまだ寝かせませんわよ///」ヌチュヌチュ
ニセ勇者「も、もう、無理・・・||||」ガクッ
王女「わたくしはまだ全然満足して・・・あっ」チラッ
遊び人「え゛?」ギョッ
王女「勇者様がもうダメなら・・・」ジリジリ
遊び人「あ、あたしは女の子だよー!」ヒイイッ
王女「大丈夫です、コレがあります!///」つ『双頭ディルド』シャキーン
遊び人「な、なんでそんなモノを・・・」ガクガク
王女「よいしょ、セット完了、むふふ///」ニュプッ
遊び人「ひぇー、たーすーけーてー!」ジタバタ
-
- 49 : 2015/11/27(金) 06:25:49 :
- ~冒険者の酒場~
僧侶「東の国の王様が代わるそうですね」
女勇者「興味なし///」グビグビ
戦士「前の王様死んだのか?」
魔法使い「いや、娘婿に後を継いで引退するそうでゴザる」
戦士「後継ぎって息子じゃないのか?」
僧侶「なんでも娘しかいなかったとか・・・」
魔法使い「後継ぎの一人娘を魔物に拐われて悲しみにくれていたところを、『勇者』が現れて、魔物を倒し『竜王の城』から無事に救い出したそうでゴザる」
女勇者「ありっ、そここないだ行ったとこじゃあ?」
戦士「あ゛!」
魔法使い「『竜王』を倒し、拐われた『王女』を救った『勇者』が褒美に『王女』を妻にもらって新しく王になるという話でゴザる」
女勇者「も、もしかして、勇者が他の女と結婚・・・」ワナワナ
勇者「そんなわけ無いだろ」ヒョイッ
女勇者「あっ、そこにいたの?///」
勇者「『竜王』って、倒したの俺達だよな?」
女勇者「もしかして、何匹かいたのかな?」
戦士「何匹って言ってやんなw」
女勇者「あー、でも、魔物から救ってくれた『勇者』と結ばれる『王女』って憧れるなー///」
僧侶「貴女、一応王女なんでしょ」
女勇者「いちおーゆーな」
魔法使い「それに、魔物からいつも勇者殿に救われているでゴザる」
女勇者「おおっ」
戦士「なんだ同じじゃねーかw」
女勇者「そ、そっか、同じだ・・・勇者、だから、責任取って嫁にもらってー!///」
勇者「なんの責任だよ?」
-
- 50 : 2015/11/27(金) 19:49:47 :
- ~勇者国 王宮~
王様「そなたこそが神託により選ばれた『勇者』じゃ」キリリッ
勇者「えーと、あのー」
棺桶『主殿、ふりだしにもどっとらんか?』
王様「そなたのまとう『光の神』の加護こそ『勇者』の証じゃ」ビシッ
勇者「『光の神』の加護・・・||||」ドロドロドロ~ ← 邪気
王様「あれっ、加護は?」アセアセ
棺桶『主殿、加護はどこにいったんじゃ?』キョロキョロ
鬼娘「全部、おまーが悪い!」プンスカ
狼娘「もう、加護のかけらも残ってない・・・(汗)」
王様「と、とにかく『勇者』よ『魔王』を倒し、世界に平和をもたらすのじゃ!」
勇者「えーと、なんと言うか・・・」
王様「『魔王』を倒した暁には褒美に我が娘を妻に与えよう」キリリッ
女勇者「///」モジモジ ← 娘
勇者「・・・(汗)」タラー
魔法使い「ドレスを着て現れたでゴザる!」ガクガク
戦士「アレって褒美か?」
僧侶「罰ゲームだよね」
女勇者「誰が罰ゲームだ!」ゴラァ
王妃「うちの娘は性格はともかく、なかなかの美形でしょ?」ニコニコ
魔法使い「実の母親に性格を否定されてるでゴザる」
王様「それに娘は一人娘ゆえ、そなたはゆくゆくは我が国の王に」
勇者「一人娘なのか!」ガクガク
魔法使い「第三位王位継承者と言ってたでゴザろう?」
女勇者「パパが1位でしょ、2位がママで、アタシが3位///」
僧侶「それって、第一位王位継承者です(汗)」
女勇者「えっ、そうなの?」テヘッ
戦士「よく、唯一の後継ぎを冒険に出したな・・・(汗)」タラー
勇者「あのー、『魔王』はなんとか頑張って倒そうとは思ってますけど・・・」ポリポリ
王様「あ、いや、『魔王』の事は別にどうでも良いから、とにかく娘を嫁に貰ってくれ」ペコリ
勇者「え゛?」
魔法使い「『魔王』はどうでも良いのでゴザるか? 」
王妃「頼みますからうちのお転婆娘を貰ってやって下さい、お願いします」ペコリ
女勇者「///」モジモジ
勇者「・・・(汗)」ダラダラ
-
- 51 : 2015/11/28(土) 07:22:11 :
- ~街道~
女勇者「せっかくパパとママに頼んだのに~」トテトテ
勇者「いきなり王宮に呼びつけて、『そなたが神託により選ばれた勇者じゃ!』は無いだろ、今さら・・・」スタスタ
戦士「今までやってたのは何だってなw」
女勇者「でも、勇者が両親に会ってくれて良かったー///」ポッ
勇者「なんで親御さんに挨拶に行った風になってる!」
僧侶「王宮の謁見の間でお見合いですか?」
女勇者「パパもママも勇者の事、気に入ってくれたみたいだしー///」ホクホク
魔法使い「勇者殿がお主を気に入ってるかは聞かないのでゴザるか?」
女勇者「これで婚約成立!」フンス!
勇者「こらこら、成立してない!」
女勇者「あっ、そっか、勇者のご両親にも挨拶しなくちゃね///」テヘッ
戦士「話をすり替えるなw」
女勇者「えーと、ご挨拶に行く日取りを、やはり吉日が・・・///」
勇者「俺の親父もお袋も戦死してるんだけど・・・(汗)」
女勇者「え゛!」(゜ロ゜;
僧侶「勇者くんの父上は先代の勇者だったって知ってたでしょ」
女勇者「ごめんなさい、ごめんなさい」ペコペコ
勇者「いや、気にしてないから」ヒラヒラ
狼娘「まったく、もう!」プンスカ
鬼娘「死ね!」プンスカ
棺桶『そうじゃ、死んだらあの世で主殿の両親に挨拶出来るぞw』ニヤリ
-
- 52 : 2015/11/28(土) 09:25:16 :
- 勇者「なんだか、旅の目的がわからなくなってきた」トホホ
女勇者「そりゃ、なんたって、『魔王』を倒して、アタシを嫁に貰うでしょ!///」フンス!
勇者「もう、『魔王』倒さないでも良いかな・・・」ジトー
女勇者「なんでよー!」ジタンダ
鬼娘「やっぱ、アレだろ、自らにかかった呪いを解く的なw」
棺桶『主殿は呪われておるのか?』
狼娘「真の悪を倒して、ご主人様の呪いを解かないと!」
棺桶『真の悪?』
鬼娘「ゆーしゃの呪いを解いて、人間に戻せー!」⌒『棺桶』ガシャッ
狼娘「真の悪め、ご主人様の呪いを解けー!」ゲシゲシ
棺桶『ぎゃー、やめろー!』ガタゴト
女勇者「勇者はこんなモン娘達のどこが良いの?」ヤレヤレ
戦士「お前が言うなw」
僧侶「そりゃ、モン娘達の方が良いでしょ」
バキッ ゲシッ
戦士&僧侶「」ピクピク
魔法使い「すぐに、暴力に訴えるでゴザるな」
女勇者「アタシの方が絶対良い!」
狼娘「でも、女勇者臭いしー」クンクン
女勇者「臭くないー!」ゴラァ
狼娘「ブーツ履いてるから、足とかムレムレだしー」クンクン
女勇者「ぎゃー!///」
狼娘「今も脇汗かいてるしー」クンクン
女勇者「ぎゃー!///」
狼娘「パンツも蒸れてるね」クンクン
女勇者「お、乙女の秘密を・・・おまーの嗅覚が異常なだけだろー!」
棺桶『じゃが、主殿も半分吸血鬼化しとるから、常人の何倍も感覚は鋭いぞ』
女勇者「え゛?」
勇者「いや、実は・・・///」クンクン
女勇者「ぎゃー!///」ハズカシー
-
- 53 : 2015/11/28(土) 11:07:42 :
- 女勇者「ううっ、臭いって言われたー(泣)」シクシク
勇者「言ってません」
女勇者「だってー」
勇者「常人の何倍も嗅覚が鋭いって言っただけ」クンクン
女勇者「じゃあ、匂いとかスゴいわかるんでしょ!///」
勇者「正直、ブーツ履いた足はちょっとヤバい・・・」ツーン
女勇者「ぎゃー!///」
魔法使い「ぎゃーぎゃー、うるさいでゴザるな」
女勇者「ううっ、責任取って嫁に貰えー(泣)」(´;ω;`)
戦士「なんでそうなるw」
女勇者「見た目は可愛いのに~」トホホ
僧侶「自分で見た目だけって認めるんですか?」
女勇者「髪だってサラサラだしー」
魔法使い「燃えるような赤毛でゴザるな」
女勇者「肌だってスベスベだしー」
僧侶「真っ黒に日焼けしてますね」
女勇者「スタイルも『ぼんきゅっぼん』でー」
戦士「ヒップは『ぼん』だが、バストはなぁ・・・」
女勇者「お前ら、いちいちうるさいー!」ガァーッ
勇者「いや、俺は女勇者は可愛いと思ってるよ」
女勇者「はうあ!///」ドキン!
おんなゆうしゃはかいしんのいちげきをくらった!
-
- 54 : 2015/11/29(日) 10:04:54 :
- 女勇者「勇者に可愛いって言われた~♪///」ヒラヒラ~
魔法使い「あの狂戦士(バーサーカー)のどこが可愛いんでゴザるか?」
戦士「勇者くんの連れてるモン娘達の方が可愛いんじゃ?」
棺桶&鬼娘&狼娘「うんうん」コクコク
勇者「女の子はみんなそれぞれに魅力があって可愛いと俺は思う」キリリッ
僧侶「つまり、一番可愛いとは言ってないと・・・」
勇者「誰が一番可愛いとかではなく、それぞれにその娘だけの可愛さがある」キリリッ
魔法使い「ナンバーワンよりオンリーワンでゴザるか」
僧侶「マキハラですかw」
女勇者「勇者に一番可愛いって言われた~♪///」ヒラヒラ~
戦士「ほら、自分に都合良く解釈してる・・・(汗)」
鬼娘「どんな耳してんだ!」ゴラァ
狼娘「一番じゃない!」ガルルルル
棺桶『そうじゃ、わしが一番可愛い!』ゴトゴト
鬼娘「おまーもか!(怒)」ゲシッ
狼娘「話を聞け!(怒)」ゲシッ
女勇者「アタシもついでに!」ゲシッ
棺桶『わしの棺を蹴るなー!』ゴラァ
勇者「こらこら、みんなケンカしないで」
-
- 55 : 2015/11/29(日) 10:50:46 :
- ~宿屋~
主人「旅人の宿にようこそ、何名様ですか?」
女勇者「全部で8人です///」ニヘニヘ
勇者「いや、4人が二組です」キッパリ
主人「では、男性4人と女性4人の二部屋でよろしいですか? 」
戦士「勇者くんと同じ部屋///」ハアハア ← ホモっ気あり
僧侶「勇者くんと同じ部屋///」モンモン ← ホモっ気あり
魔法使い「お主ら、ヤル気でゴザるな・・・(汗)」
勇者「うっ、なにか背筋に寒気が・・・」ゾクッ
女勇者「えーと、女部屋と男部屋に別けるんじゃなくてー、アタシと勇者が同じ部屋で!///」ムフフ
棺桶『どういう部屋割りしたらそうなるのじゃ?』
女勇者「二人部屋が有れば最高なんだけどー///」
鬼娘「お前はパーティーが違うだろ!」
魔法使い「ごり押しでゴザるな」
狼娘「ボクら4人が同じ部屋!」
主人「二人部屋は有りませんが・・・」
女勇者「じゃあ、せめて5人部屋でー」トホホ
棺桶『こっち来んな!』ゴラァ
魔法使い「8人を5と3に別けるのは無理やりでゴザる」
主人「あのー、早く部屋割り決めていただけませんか・・・」
勇者「なんか、旅が全然順調に進まなくなって来た・・・(汗)」
-
- 56 : 2015/11/29(日) 13:24:03 :
- ~野営~
女勇者「Zzz」クカー
吸血鬼「むー」(ФωФ) ランラン
魔法使い「勇者殿達のパーティーが夜の見張りをしてくれるから、ゆっくり休めるでゴザる///」ホクホク
~街道~
勇者「移動は太陽が登りきる前に」スタスタ
女勇者「ふぁー、ねむー、まだ早朝だよー」トテトテ
~お昼寝~
勇者「Zzz」
鬼娘「~♪///」ナデナデ
女勇者「アタシだって膝枕したい!」グヌヌ
狼娘「ボクだってしたい!」ガジガジ
棺桶『Zzz』
魔法使い「日差しの強い時間帯はお昼寝でゴザるか・・・」
~街道~
勇者「日が傾いたから移動、移動」スタスタ
女勇者「もうすぐ、日が暮れるねー」トテトテ
~野営~
吸血鬼「やった、やっと日が沈んだ!///」シュタッ
戦士「さあさあ、野営だ、野営」
僧侶「あー、今日も疲れたなー」
魔法使い「休憩ばかりで、びっくりするほど、進んでないでゴザる!?」ガクガク
女勇者「どしたのー?」
魔法使い「夜の野営と、お昼寝の間の短い時間しか移動出来ないから、普段の半分も移動してないでゴザる!」
女勇者「じゃあ、明日からは野営はなしで!」アッサリ
戦士「俺達を殺す気か?」ゴラァ
僧侶「野営なしでどうするんですか!」
勇者「やっぱり、昼型と夜型のパーティーが一緒に行動するのには無理があるんじゃないか?」
-
- 57 : 2015/11/29(日) 23:21:51 :
- ~東の国~
勇者「只でさえ移動が遅くなったのに、俺達同じ場所を行ったり来たりしてないか?」
棺桶『勇者国のふりだしに戻ったかと思えば、今度はまた東の国か?』
女勇者「勇者国には、アタシの両親に挨拶に行く必要があったしー///」モジモジ
鬼娘「挨拶じゃないだろ!」プンスカ
狼娘「ご主人様をだまして、王宮に呼びつけたんじゃないか!」プンプン
棺桶『今度はなんじゃ?』
魔法使い「東の国の王様から呼ばれたのでゴザる」
女勇者「東の国の王様って、『王女』を『竜王の城』から助けた『勇者』なんだっけ?」
戦士「『竜王』を倒した『勇者』って、どんな猛者なのかなー?///」ワクワク
鬼娘「『竜王』って、ゆーしゃが倒したんじゃん」
僧侶「あれっ、なんか変ですね?」
狼娘「『竜王』って、何匹もいたのかな?」
女勇者「アタシ達が倒したのが『竜王1号』で、『勇者』が倒したのが『竜王2号』?」
魔法使い「その1号2号ってなんでゴザるか?」
女勇者「もしくは、『竜王』、『大竜王』、『超竜王』の竜王三兄弟とかw」
僧侶「なんですか、その三兄弟って・・・」
勇者「それなら『新竜王』とか『帰って来た竜王』とか『続 竜王』とか抜けてないか?」
女勇者「なんかノッて来たw、『さらば竜王』とか『竜王再び』とか・・・」
戦士「やめー、キリがないわ!」
-
- 58 : 2015/11/29(日) 23:40:00 :
- ~東の国 王宮~
王女「あなたが『光の神』の加護を受けた『勇者』ですか?」
勇者「えーと」ドロドロドロ~ ← 半吸血鬼&『狂戦士のよろい』の呪いの邪気
王女「お、おふぅ」クラッ
棺桶『おかしいのう、加護はどこに行ったのじゃ?』キョロキョロ
鬼娘&狼娘「(全部コイツが悪い!)」
勇者「あっ、『光の神』の加護担当の『勇者』はこっちです」グイッ
女勇者「あっ、ども///」ペカー ← 『光の神』の加護&『勇者の剣』と『勇者のよろい』の聖なるオーラ
魔法使い「邪気が中和されたでゴザる・・・」
王女「『勇者』が二人?」キョトン
勇者「あ、あの、王様は?」キョロキョロ
王女「我が君は伏せっているので、王妃のわたしが代理を・・・」
勇者「ご病気なんですか?」
王女「いえ、ただの腰痛です///」ツヤツヤ
女勇者「腰痛?」
王女「わたしが少々ヤリ過ぎ・あ、いえ、なんでも有りません///」ゲフン ゲフン
勇者「あのー、もう一つ聞いて良いですか?」
王女「なんでしょうか?」
勇者「なんでボンデージ衣装なんですか?」
王女「国王の代理という事で女王らしくせねばと///」
勇者「・・・(汗)」
女勇者「女王様だ・・・」
~王の寝室~
ニセ勇者「うーん、うーん、腰がぁ~(痛)」ズキズキ ← ぎっくり腰
遊び人「も、もう、お嫁に行けない(泣)」シクシク ← 王女に色々とヤラれた
ニセ勇者「まさかこんな事になるとは・・・」ズキズキ
遊び人「悪い事してバチが当たった(泣)」シクシク
-
- 59 : 2015/11/30(月) 01:25:05 :
- ~フィールド~
まもののむれがあらわれた!
戦士「結局、魔物退治か・・・」
ドラゴン×5
戦士「え゛!」
僧侶「ち、ちょっと、これは強力すぎ・・・」ガクガク
魔法使い「吾輩らの方が退治されそうでゴザる!」ガクガク
女勇者「どりゃー!」デデデッ ← 突撃
戦士「アイツはいつも元気で良いな・・・(汗)」
ドラゴンA「きしゃー!」ゴオオオオー
ドラゴンAははげしいほのおをはいた!
女勇者「ぐはぁ!」コゲコゲ
僧侶「考えなしに突撃するから・・・」
勇者「『竜殺し』を喰らえ!」ブンッ ズシャッ!
ゆうしゃのこうげき!
ドラゴンAをたおした!
戦士「勇者くん///」ポッ
僧侶「勇者くん///」ポッ
女勇者「ホモってないで早く回復を・・・」コゲコゲ
鬼娘「とうっ!」ブンッ バキッ
おにむすめのこうげき!
ドラゴンBにダメージ!
狼娘(狼形態)「がるるるる!」ガブッ
おおかみむすめのこうげき!
ドラゴンCにダメージ!
戦士「勇者くんのパーティーのモン娘は強いな~」ホクホク
僧侶「そーだね~」ホクホク
棺桶『早く日が沈めー!』ガタゴト
魔法使い「約一名戦力外でゴザるがなw」
女勇者「だーかーらー、早く回復~」コゲコゲ
-
- 60 : 2015/11/30(月) 01:33:42 :
- 太陽「」フッ ← 日没
棺桶『やっしゃー!』カパッ
ひつぎのなかからきゅうけつきがあらわれた!
吸血鬼「はーっ!」ザシュッ
きゅうけつきのこうげき!
ドラゴンDにダメージ!
ドラゴンD「きしゃー!」ブンッ ドカッ!
ドラゴンDのこうげき!
吸血鬼「げふっ!」ドサッ
戦士「あっ、吸血鬼ちゃんが!」アセアセ
僧侶「『ベホイミ』!」パアア
そうりょはじゅもんをとなえた!
きゅうけつきのHPがさがった!
僧侶「え゛?」サガッタ?
吸血鬼「ごらぁ、アンデッドに回復呪文かけるなー!」プンスカ
魔法使い「『ホイミ』されると、HPが失われるんでゴザるか!」ガクガク
女勇者「それより、アタシに回復呪文かけろ!」コゲコゲ
ドラゴンEのこうげき!
ゴシャッ!
ゆうしゃにダメージ!
勇者「ん?」キョトン
女勇者「ゆ、勇者、左手が変な角度に曲がってる!」ガクガク
勇者「あ、ほんとだ」グイッ
女勇者「え゛、痛くないの?」
勇者「大丈夫、大丈夫、『狂戦士のよろい』を着てると痛みを感じないんだよ」
女勇者「でも、そのよろい痛くないだけでダメージは・・・」
勇者「ダメージは直ぐに回復するから、痛くないだけでOK」シュウ シュウ ← 吸血鬼の超回復能力
ゆうしゃのHPがかいふくした!
女勇者「な、なるほど・・・(汗)」ナンテベンリナ
-
- 61 : 2015/11/30(月) 07:04:50 :
- ドラゴンD「きしゃー!」ゴオオオオー
ドラゴンDははげしいほのおをはいた!
吸血鬼「うわぁ!」ボウッ
僧侶「ああっ!」アセアセ
吸血鬼「わ、わしのお気に入りのドレスが焦げたー!(泣)」シュウシュウ ← 身体は超回復中
魔法使い「ノーダメージでゴザる」
ドラゴンB「があっ!」ブンッ ドカッ!
ドラゴンBのこうげき!
鬼娘「いてーな、ごらぁ!」ブンッ バキッ!
おにむすめのこうげきりょくがあがった!
戦士「怒りで逆にパワーアップしてる(汗)」
ドラゴンC「きしゃー!」ゴオオオオー
ドラゴンCははげしいほのおをはいた!
狼娘(狼形態)「ぎゃー!」コゲコゲ
おおかみむすめにダメージ!
狼娘(狼形態)「復活!」シュウシュウ ← 超回復
おおかみむすめのHPがかいふくした!
魔法使い「回復呪文いらないでゴザるな」
ドラゴンE「きしゃー!」ゴオオオオー
勇者「おっ!」ボウッ
ゆうしゃにダメージ!
女勇者「ぎゃー!」コゲコゲ
おんなゆうしゃにダメージ!
勇者「とうっ!」ブンッ ← 『狂戦士のよろい』で痛みを感じないので即反撃
ザンッ!
ドラゴンE「げぼぁ!」ドサッ ドクドク
ドラゴンEをたおした!
勇者「ふうっ」シュウシュウ ← 超回復中
女勇者「は、早く回復を~」コゲコゲ
僧侶「えっ、回復呪文いるんですか?」
戦士「お前も自分で超回復しろw」
女勇者「出来るかー!(怒)」
-
- 62 : 2015/11/30(月) 07:37:02 :
- まもののむれをやっつけた!
ドラゴンの死体「」ゴロゴロ
魔法使い「さすがでゴザるな」
勇者「ふうっ」シュウシュウ ← 超回復でダメージ回復中
鬼娘「まあ、こんなもんだな~」ニカニカ ← 頑丈なのでノーダメージ
狼娘「シッポが焦げた!」シュウシュウ ← 超回復中
吸血鬼「わしのお気に入りのドレスがー(泣)」シクシク ← 超回復済、ドレスにだけダメージ
僧侶「勇者くんのパーティーは負傷者がいませんね」タラー
女勇者「」ピクピク
戦士「それに引き替えコイツはw」
魔法使い「『勇者のよろい』を着てなかったら死んでたでゴザろうな」
女勇者「ううっ、超回復欲しい・・・」
~ドラゴンの洞窟~
勇者「ここがドラゴンの巣か」
吸血鬼「生き残りはいないようじゃな」キョロキョロ
鬼娘「空っぽか?」
狼娘「うん、もうドラゴンはいないね」クンクン ピコピコ
魔法使い「確か、ドラゴンは巣に宝物とかを集める習性があるのでゴザるな」
女勇者「宝物?」ピクッ
僧侶「カラスみたいにピカピカ光る物とか好きなんですよね」
勇者「カラスと違って、知能が高くて戦闘力も高いから、集める宝物も値打ちが・」
女勇者「おっし、一番乗り!」デデデッ
戦士「こう言う時は素早いなw」
宝箱「」ズラーッ
女勇者「やったー、それっ!」カパッ
たからばこはミミックだった!
女勇者「ぎゃー!」
魔法使い「そして、相変わらず運は悪いでゴザるw」
-
- 63 : 2015/12/01(火) 00:48:59 :
- 女勇者「今度こそ!」カパッ
おんなゆうしゃは『ひのきのぼう』をてにいれた!
女勇者「」プルプル
勇者「これは?」カパッ
ゆうしゃは『???のゆびわ』をてにいれた!
勇者「これはどんな指輪かな?」ジー
女勇者「ゆ、指輪!」( ☆∀☆) キラキラ
吸血鬼「指輪!」
鬼娘「指輪!」
狼娘「指輪!」
勇者「えっ、みんな欲しいの?」
女勇者「アタシに!」
吸血鬼「わしに!」
鬼娘「オレに!」
狼娘「ボクに!」
勇者「一個しか・・・」
女勇者「うらぁ!」ゴスッ ← 頭突き
吸血鬼「ぐはぁ!」ドクドク
女勇者「どりゃっ!」ブンッ ← 一本背負い
鬼娘「げふっ!」ドサッ
女勇者「はあっ!」ドスッ ← かかと落とし
狼娘「がはっ!」バタッ
女勇者「勝った!///」ハアハア
戦士「こんな時だけ強いな」
魔法使い「物欲でリミッターが外れるのでゴザるのかな?」
勇者「どんな指輪かわかんないよ」ハイッ
女勇者「~♪」スポッ
ドロドロドロ~
『あくまのゆびわ』はのろわれていた!
おんなゆうしゃはのろわれた!
女勇者「呪われアイテムだった~(泣)」シクシク
僧侶「はいはい、今 呪いを解除しますよ」
女勇者「とほほ」
僧侶「ホホイノホイっと!」パアア
女勇者「真面目に呪文唱えろ!」
悪魔の指輪「//」パキッ
女勇者「壊れちゃった・・・(悲)」
-
- 64 : 2015/12/01(火) 05:27:45 :
- 吸血鬼「~♪」カパッ
きゅうけつきは『???のゆびわ』をてにいれた!
吸血鬼「また指輪じゃ♪」つ『???の指輪』
鬼娘「いいなー」
吸血鬼「んー、これは男物じゃの」ジー
狼娘「なんだー、男物かー」チェッ
吸血鬼「主殿にはめてあげるのじゃ///」スッ
ドロドロドロ~
『まおうのゆびわ』はのろわれていた!
ゆうしゃはのろわれた!
勇者「また呪われアイテム・・・||||」ズーン
吸血鬼「あ゛!」ガクガク
ゆうしゃのこうげきりょくがあがった!
ゆうしゃのしゅびりょくがあがった!
勇者「え゛?」つ『魔王の指輪』ゴゴゴゴゴ
吸血鬼「おおっ、結果オーライじゃ♪///」
鬼娘「いや、おまー、ゆーしゃを更に闇に堕としてないか?」
狼娘「ご主人様、どんどん呪われていってるじゃん!」
女勇者「いいなー、アタシもなんか良いものを」カパッ
おんなゆうしゃは『こんぼう』をてにいれた!
女勇者「あほドラゴン、こんなモン集めんなー!」ウギー!
戦士「相変わらずハズレくじばかりだなw」
僧侶「日頃の行いですね」ナームー
狼娘「ん、この宝箱は?」クンクン
勇者「どした?」
狼娘「これ、なんかスゴい物が入ってそうです」
勇者「どれ」カパッ
ゆうしゃは『???のたて』をてにいれた!
勇者「熱っつ!」ジュウッ
ゆうしゃは『ゆうしゃのたて』をそうびできない!
-
- 65 : 2015/12/01(火) 05:45:01 :
- 吸血鬼「主殿、どうしたのじゃ?」
勇者「焼けるように熱くて『勇者の盾』が持てないんだ」ヒリヒリ
鬼娘「ゆーしゃは『狂戦士のよろい』を着てたら、一切痛みを感じないんじゃ?」
勇者「『勇者の剣』や『勇者のよろい』の時はビリビリしただけだったのに・・・」
狼娘「ご主人様、もしかしたらその『指輪』のせいじゃ?」
勇者「外してみるか・・・」グッ
勇者「?」ギューッ
吸血鬼「主殿、どうしたのじゃ?」
勇者「外れない・・・(汗)」タラー
鬼娘「」ジトー
狼娘「」ジトー
吸血鬼「~♪」シラナーイ
鬼娘「おーい僧侶、呪われアイテムを外してくれ」
吸血鬼「壊したら勿体ない!」
狼娘「仕方ないでしょ」
僧侶「では『光の神の御力により・・・』」ブツブツ
女勇者「アタシの時とは呪文の唱え方が全然違うじゃん!」プンスカ
僧侶「『・・・呪いを解きたまえ!』」パアア
勇者「」つ『魔王の指輪』ゴゴゴゴゴ
僧侶「げぼぁ!」ガクッ
勇者「あ゛!」
僧侶「」ピクピク
勇者「・・・」つ『魔王の指輪』ゴゴゴゴゴ
吸血鬼「どうやら呪いの方が強いようじゃのw」
鬼娘「おまーが悪い!」ゲシッ
狼娘「全部あんたが悪い!」ガジガジ
-
- 66 : 2015/12/01(火) 06:02:09 :
- 魔法使い「勇者殿、『王女』から頼まれた物は見つかったでゴザるよ」
勇者「そうか、じゃあ任務完了だな」
女勇者「宝箱全部開けたのに、アタシはガラクタばかり・・・」トホホ
勇者「これやるよ、俺は持てないから」つ『勇者の盾』スッ
女勇者「ええっ、こんなスゴい盾くれんのー、ありがとー!///」ギューッ
ジュウッ!
勇者「ぐわっ、『勇者のよろい』が!」ジュウウウッ
鬼娘「前は『勇者のよろい』に触れてもビリビリするだけだったのに・・・」チラッ
狼娘「やっぱり、更に暗黒面に・・・」チラッ
吸血鬼「な、なんでかのう?///」キョドキョド
女勇者「ありがとー♪///」ギューッ
勇者「熱いから離れろ!」ジュウウウッ!
~東の国 王宮~
王女「貴方、具合はいかがですか?」ニコニコ
ニセ勇者「安静にしてたら、少しましになった」
王女「では、しましょうか///」ワクテカ
ニセ勇者「あ、安静にしてないと!」ガクブル
王女「これがあるから大丈夫ですわ」つ『賢者の石』スッ
ニセ勇者「そ、それは?」
王女「『勇者』と『女勇者』に頼んでドラゴンから取り戻してもらった王家の家宝です、これがあればたとえ腰が砕けても直ぐに治せますから///」ニコニコ
ニセ勇者「こ、腰が砕ける!」ガクガク
王女「しばらく我慢して禁欲していたので、今夜は容赦しませんわよ///」ムフフ
ニセ勇者「ひいいっ||||」ガクブル
遊び人「なーむー」チーン
-
- 67 : 2015/12/01(火) 12:43:41 :
- ~街道~
女勇者「『剣』と『よろい』と『盾』の勇者三点セットが揃った~♪///」ホクホク
戦士「三点セットって言うな!」
僧侶「それを言うなら三種の神器とか・・・」
女勇者「ねー、勇者ー、なんでそんな離れてんのー?」クルッ
勇者「気にするな」← スゴい遠く
女勇者「もっと近くにおいでよー」ペカー ←勇者三点セットの 聖なるオーラ
勇者「いや、ここでいい」ゴゴゴゴゴ ← 邪悪なオーラ
女勇者「じゃあ、こっちから行く!」テテテッ
バチバチッ!
魔法使い「おおっ、聖なるオーラと邪悪なオーラがぶつかりあってるでゴザる!」
女勇者「むー、近づけない・・・(汗)」
勇者「だから離れてるんだよ」
女勇者「そうか、脱げばいいんだ」ヌギッ
棺桶『ごらぁ、往来で脱ぐな!』
鬼娘「まわりの人に迷惑だろ!」
女勇者「なんでアタシが脱ぐと迷惑なんだ、こんなにセクシーなのに///」ムフフ
狼娘「とにかく道端で裸になるのはやめてよ、恥ずかしい///」
女勇者「じゃあ勇者、後で宿でね///」ウフン
棺桶『(怒)』ガシッ! ← 棺桶アタック!
女勇者「ぐはっ!」
鬼娘「(怒)」ゲシッ! ← ミドルキック!
女勇者「おふぅ!」
狼娘「(怒)」ガジガジ! ← 噛みつき攻撃!
女勇者「ぎゃー!」
戦士「またケンカしてる・・・」
女勇者「」ピクピク
魔法使い「強いのか弱いのかよくわからんキャラでゴザるな・・・」
-
- 68 : 2015/12/02(水) 04:04:59 :
- 女勇者 ♀ 職業:勇者
ぶき E:ゆうしゃのけん(聖)
よろい E:ゆうしゃのよろい(聖)
たて E:ゆうしゃのたて(聖)
棺桶『勇者三点セットが剣とよろいと盾なら、主殿の呪い三点セットはなにかのうw』
勇者「え゛?」ノロイ?
鬼娘「呪い三点セット!」
狼娘「なんていうネーミング!」
女勇者「勇者のは剣とよろいと指輪じゃないのー?」
勇者「『狂戦士のよろい』と『魔王の指輪』は呪われてるけど『竜殺し』は強力なだけの普通の剣だよ」
女勇者「でもアタシの三点セットと互角だよー?」ペカー ← 聖なるオーラ
勇者「互角?」ゴゴゴゴゴ ← 邪悪なオーラ
鬼娘「確かに互角だな・・・」
狼娘「うん、互角だ・・・」
勇者「他に呪われアイテムは装備してないけどなー、『魔王の指輪』の呪いが強力なのかな?」
棺桶『もう1つあれば主殿も三点セットじゃのにのうw』
鬼娘「あ゛!」
狼娘「あっ、そうか!」
棺桶『どうしたのじゃ?』
鬼娘「三点目は絶対コレだよなー」
狼娘「ていうか、一番強力な呪われアイテムだよねー」
棺桶『なんじゃ三点目って、教えろ!』ガタゴト ← 三点目はコレです
勇者 ♂ 職業:半吸血鬼
ぶきE:りゅうごろし(属性なし)
よろい E:きょうせんしのよろい(呪)
そうしょくひん E:まおうのゆびわ(呪)
もちもの かんおけ『吸血鬼入り』(呪)
-
- 69 : 2015/12/02(水) 07:11:49 :
- ~魔王城~
魔王城「」ゴゴゴゴゴ
女勇者「とうとう来たぞ!」キリリッ
魔法使い「来たでゴザるな・・・(汗)」
女勇者「『魔王』を倒して、勇者へのご褒美に嫁に行くぞー!///」ウヘヘー
僧侶「だから、罰ゲームだって・・・」
戦士「ほら逃げ出してる」チラッ
勇者「」ソソクサ
女勇者「逃げないでー!(泣)」
棺桶『城からただならぬ気配が漂っておるの』
魔王城「」ゴゴゴゴゴ ← ただならぬ気配
鬼娘「あー、なんか似たような気配がー」チラッ
勇者「俺か・・・(汗)」ゴゴゴゴゴ ← 邪悪なオーラ
狼娘「こっちからも・・・」チラッ
棺桶『?』ゴゴゴゴゴ ← 邪気
~魔王城 正門~
女勇者「見張りも門番もいないなー?」キョロキョロ
魔法使い「中で待ち伏せてるのでゴザるか?」
勇者「とにかく気をつけて中に入ってみよう」
~魔王城 内部~
女勇者「誰もいない・・・」キョロキョロ
戦士「おかしいな?」キョロキョロ
僧侶「中にも魔物がいませんね」
女勇者「みんなでお出かけかな?」オーイ!
狼娘「でも、魔物の気配はありますよ」クンクン ピコピコ
鬼娘「隠れてんのか?」
吸血鬼「とにかく魔王を探すのじゃ」← 陽光の届かない屋内なので棺桶から出た
-
- 70 : 2015/12/02(水) 07:29:36 :
- ~魔王の間~
???♀「良く来たな『勇者』よ」バサア
勇者「女?」
女勇者「魔王は女?」
勇者「お前が『魔王か』!」
???♀「いや、わたしは『魔王』様の『側近』だ」
吸血鬼「側近?」
側近「長い間待っていたぞ『勇者』、いや、お待ちしておりました『魔王』様」ペコリ
勇者「誰、どこ?」キョロキョロ
鬼娘「いや、ゆーしゃだろ・・・(汗)」
狼娘「ご主人様の事ですよ!」
勇者「えっ、俺『魔王』?」ゴゴゴゴゴ
側近「『勇者』の力に加え、バンパイアの能力に、『狂戦士のよろい』と『魔王の指輪』の魔力、素晴らしい、前の『魔王』様以上です!」
女勇者「前の『魔王』って?」
側近「『魔王』様は先代の『勇者』と相討ちで倒れられた・・・」
勇者「親父が倒したのか・・・」
側近「貴方様が『魔王』になれるよう、色々と手配をいたしましたが、このような立派な『魔王』になられるとは(感涙)」ハラハラ
勇者「えーと」チラッ
鬼娘「色々と手配・・・」チラッ
狼娘「まさか・・・」チラッ
吸血鬼「わ、わしは知らんぞ!」プルプル
側近「わたしの手配した『狂戦士のよろい』や『魔王の指輪』の呪いはともかく、知らないうちに勝手に吸血鬼の能力まで身につけておられるとは!(感動)///」
勇者「アイツの手先じゃない事はわかった・・・」
吸血鬼「ほっ///」
鬼娘「でも、おまーが悪い!」ゴラァ
狼娘「そもそも、あんたがご主人様を咬むから!」ガルルルル
-
- 71 : 2015/12/02(水) 07:44:27 :
- 女勇者「ゆ、勇者が『魔王』!」ガクガク
戦士「まさか、もう『魔王』は先代の勇者に倒されてたなんて・・・」
女勇者「こーいう場合、『魔王』を倒して褒美に嫁に行くにはどうしたら?」ガクガク
僧侶「そこの心配ですか!」
魔法使い「こやつの場合、自分を中心に世界
が回ってゴザるから・・・」
側近「ささっ、『魔王』様、玉座へ」サッ
勇者「俺が『魔王』?」
女勇者「そ、そーだ、『魔王』に『勇者よ、わしのものになれ!』って言ってもらえば・・・」
戦士「おまー、この状況で嫁に行く事しか考えてないのか!」
勇者「・・・」ズイッ
僧侶「あっ、勇者くん!」
勇者「・・・」ツカツカツカ
側近「ふふふ///」
魔王の玉座「」
勇者「」ドサッ
魔法使い「ゆ、勇者殿!」
側近「魔王様、ご下命を!」スッ
勇者「それでは『魔王』として命令を下す!」キリリッ
女勇者「えっ、勇者?」
勇者「魔王軍解散」アッサリ
側近「ははーっ、え゛?」キョトン
勇者「大事な事なので、もう一度言います『魔王軍は解散しなさい』」キッパリ
側近「ええーっ!」
吸血鬼「さすがは主殿///」
鬼娘「あー、ゆーしゃそう来たか///」
狼娘「これできっと平和になるね///」
-
- 72 : 2015/12/02(水) 13:19:37 :
- ~勇者国 王宮~
大臣(魔法使い)「功績が認められて重臣にとりたてられたでゴザる」ホクホク
騎士団長(戦士)「『魔王』倒してないのになんの功績だ?」
大神官(僧侶)「おてんば姫のお守りじゃないですか?」
大臣「当座の生活は安定したでゴザるが、王国の後継ぎがアレでは将来が不安でゴザる・・・」
姫(女勇者)「ねー魔王、責任とって嫁にもらってよー///」
魔王(勇者)「責任ってなんの責任だ?」
姫「勇者国じゃあ20才を過ぎたら行き遅れだって、ママが・・・」
魔王「それがなんで俺の責任なんだ?」
姫「魔王討伐の旅で行き遅れつつあるんだから、魔王の責任じゃん///」
鬼娘「まおーは関係ないじゃん!」
狼娘「魔王様のせいじゃない!」
棺桶『ただでさえ一人増えて・・・』ブツブツ
姫「一人増えた?」
側近「わたしも魔王様のお手つきに///」ポッ
姫「ええーっ、アタシにも手を出してよー!」
鬼娘「絶対ダメ!」
狼娘「ただでさえ夜のお勤めが3日に一回から4日に一回に減ってるのに!」
棺桶『お前まで加えたら5日に一回になってしまうではないか!』
姫「法律変えて一夫多妻OKにするからー///」
魔王「いや、そんな気軽に法律変えちゃダメでしょ」
姫「いいから嫁にもらえー!」ジタバタ
鬼娘&狼娘&棺桶「絶対ダメ!」
騎士団長「・・・(汗)」タラー
大神官「お世継ぎ生まれますかね?」
大臣「勇者国の王家はこの代で終わりかも知れないでゴザるな・・・」
~終わり~
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- 73 : 2020/09/29(火) 13:06:28 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
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