このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
GOSICK-輪廻の薔薇が流した涙-
- 未分類 × 推理 × 歴史
- 752
- 4
-
- 1 : 2015/11/12(木) 23:39:53 :
- 前のアカウントが凍結されたのでこちらの方に転載致します。
-
- 2 : 2015/11/12(木) 23:40:11 :
- ソヴュール王国
第一次世界大戦時、見事連合軍側に付き勝利。
「西欧の小さな巨人」と謳われる。
国旗には「青い薔薇」がモチーフになっている。
占いや魔術を国家運営に取り入れる「オカルト省」という官庁が存在する。
ちなみに対を為す「科学アカデミー」とは対立関係にあり、度々衝突を繰り返している。
ソヴュール王国内にある名門中の名門、「聖マルグリット学園」には王国程では無いが、長く荘厳な歴史がある。
元々ソヴュールの貴族でしか入学出来なかったが、第一次世界大戦終結後、同盟国から優秀な留学生を受け入れている。
学園長「久城一弥」はこの制度を利用し第一次世界大戦終結後にソヴュール王国へ。第二次世界大戦勃発時には一時帰国、という形になった。第二次世界大戦終結後に正式に卒業、学園で働くようになり五年後に名誉教授へ。
その二年後、学園長切っての希望で学園長に就任。学園を任される。
まだ若すぎるとの批判の声も多かったが、前学園長は「若い時にこういうことがあればもう怖いものはあの”嫁さん‘しか無くなるから、久城くん頑張って!」と少々難解なコメントを残している。
19×6年(作中では年は現実とは違う偽歴である為)、久城学園長はヴィクトリカ・ド・ブロワと婚約、結婚に至る。
ヴィクトリカ・ド・ブロワは名を「ヴィクトリカ・久城」と改名した。
「ヴィクトリカ・久城」
灰色狼の王国、「セイルーン王国」から「とある罪」を犯し追放されし「コルデリア・ギャロ」を母に持ち、オカルト省の総帥である「アルベール・ド・ブロワ公爵」を父に持っていた。
が、アルベール・ド・ブロワ公爵はソヴュール首相就任式典にてコルデリア・ギャロに刺し違え死亡している。尚コルデリア・ギャロも同様にアルベール公爵に殺害されている。
コルデリア・ギャロは若くして罪を犯したとされ、セイルーンを追放されていたが、その娘、当時ヴィクトリカ・ド・ブロワだった娘が真犯人をあぶり出し、見事母の無実を証明した。
ヴィクトリカはこの時、「金貨のペンダント」を後に夫となる「久城一弥」を助けるため谷底へ落としてしまう。
大切な物を失ってまで一弥を助けたヴィクトリカは、既にこの時から一弥に好意を抱いていたのかもしれない。
おっと、話がずれた。
次にアルベール・ド・ブロワ公爵について
ヴィクトリカ同様に冷静沈着で厳格な性格の持ち主。また、“灰色狼”を政治的な道具と見なしており、目的のためなら妻コルデリアを痛めつけ、証拠が足りないために謎が解けない娘のヴィクトリカを部下を使って苦しめたりするなど、手段を選ばない冷酷非情な性格でもある。伝説の錬金術士リヴァイアサンと関わりがあり、ソヴュールの為に彼の力を利用し、人造人間ホムンクルスによる軍隊設立を画策していた。リヴァイアサンの死後、彼が言った「子供を産ませよ」という言葉に従い、結果的にコルデリアを拉致してヴィクトリカを身篭らせた。
戦争勃発に伴いヴィクトリカをオカルト兵器として利用するため彼女を監獄に収監する。しかしモンストル・シャルマンを披露する際、娘と入れ替わっていたコルデリアに公の場で襲撃を受け、最期はコルデリアとの死闘の末に胸をナイフで刺され死亡した。
長い歴史を持つ聖マルグリット学園の中にある、とてもじゃないが近寄り難い雰囲気を醸し出している学園長室。
その中では異例中の異例である、25歳で学園長の座に就いた異国人、久城一弥の姿があった。
彼は頭を掻いて、隣のビスクドールの方を向き、困った様に呟いた。
久<ねぇヴィクトリカ、この子なんだけど...どうしたらいいと思う?
ヴ<......シリスティアと同じ年齢の子供、か。髪からしてアジア系、輪郭からすれば中国人か日本人だな...その子がどうした?
久<...相変わらず凄いね...ズバズバと...
ヴィクトリカはムッ、としたように頬を膨らませ、これ以上ない程の罵声を一気に吐き出した。
ヴ<一弥、君は九年間何を学んできたのだね?ただの暇潰しや私の読書の妨害をしに来たのかね?私の読書の妨害など万死に値する!君は私の知恵の泉の一部分だというのに...やはり君は、ならず者で中途半端な秀才で帝国軍人の末っ子と言うわけだな...
ならず者で中途半端な秀才で帝国軍人の末っ子とバカにされた一弥は顔を真っ赤にして
久<...ヴィクトリカのバカ!おんち!弱虫!
ヴ<なっ!?君の方がバカでおんちで弱虫だろう!?
一弥の漆黒の、今にも吸いとられてしまいそうな程深い瞳は、ヴィクトリカの灰色狼が持つ、特有の鋭いエメラルドグリーンの双鵬と数秒間火花を散らした後、エメラルドグリーンの瞳が勝利し、漆黒の瞳は申し訳なさそうに俯いていた...
-
- 3 : 2015/11/12(木) 23:43:51 :
- 当ssは、桜庭一樹様原作の「GOSICK」が元であります。
そちらの設定を踏まえた上で皆さんに楽しんで頂けると幸いです。
-
- 4 : 2015/11/12(木) 23:57:59 :
- 「まったく君は…だから久城、君は凡人なのだ。大体私に対してバカだのおんちだの弱虫だの中傷をするのが大人だと言えるのかね?諦めを知る大人ならば別にそんな事を言わなくとも良いはずなんだがな?」
「一々君は気に障るような事を……まぁ、いいや。頭を冷やす時間を頂戴……ふー……はい、いいよ。それで、この子なんだけどね……」
- 著者情報
- 「未分類」SSの交流広場
- 未分類 交流広場
- 「推理」SSの交流広場
- 推理 交流広場
- 「歴史」SSの交流広場
- 歴史 交流広場