このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
無題
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- 1 : 2015/09/22(火) 16:42:25 :
- 始めての作品となります。
完全オリジナル,鬱要素を含む(予定)
既出だったらごめんなさい。
それでは、どうぞ。
不思議な話。
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- 2 : 2015/09/22(火) 16:44:07 :
- 私は走っていました。
その行動に意味はありません。
あるのかも知らないけど、わかりません。
ただ、走るだけ。
しかし、途中で本来の目的を思い出しました。
このまま真っ直ぐ行けば、着く…‼︎
人通りの多い道の中、私は少し外れた場所まで走ると、裏路地へと吸い込まれるように入っていきます。
裏路地を進むと 少し開けた場所に出ます。
中はとても人が住んでいるようには思い難い、蔦で覆われた白い家。
初めて見た人間は、都会の中にこんな物存在するとは思わないだろう。
そんな雰囲気を醸し出す家。
…家と言っていいのでしょうか。
ガチャリ
木製の扉は静かに開けてもギシギシと音を立てます。
私は今でも、この音が苦手です。
…その家の主は人が入ってきたのにも関わらず、本をよんでいるだけでした。
泥棒でも来たらどうするんでしょう。
お邪魔しますといって靴を適当に脱ぎ、その人いるリビングへ向かいます。
「…こんにちは」
「…」
無視、ですか。
「あの、」
「…テーブルにクッキーあるから、食べていいよ」
「え、あ。」
その人が指すそこのテーブルにはバタークッキーが置かれていた。
「どうせ今日も来るだろうと思ってね。焼いて置いたよ」
「………はあ」
「…君は素直に"ありがとう"が言えないの? ツンデレは流行らないよ?」
「だから、違いますよ。ただ、何と言うか…恥ずかしいんです。今の自分が、情けなくて」
「…今更じゃない。一年間の仲じゃないか。」
「そんなの、分かってますよ。」
でも、でも。
しょうがないじゃないですか。
私は、ただ、ただ本当は。
[規制]されたかっただけ、なんです。
[規制]されるだけで、良かったのに。
どうして、こんなにも辛いのでしょう。"生きる"のは素晴らしい事なのに。
なのに………
どうして?
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- 3 : 2015/09/22(火) 16:45:07 :
- 期待です!
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- 4 : 2015/09/22(火) 17:54:59 :
- 期待!
-
- 5 : 2015/09/23(水) 21:25:53 :
- カチ カチ カチ カチ
「………、」
カチ カチ カチ カチ
「………。」
カチ カチ カチ カチ…………
「?」
…ガチャ、
「!」
『なに、まだおきてたの?
はやくねなさいね。
いいこになれないのよ。
ま、どうせなれないんだろうけど。
だから…………』
『死ね』
ドッ…
───────────────
またか、
「…ゆめ」
怖いです。
「…しんぞう。」
ドキドキしてます。
夢ってこんなにも、怖い物でしたか?それとも、私が可笑しいのでしょうか?
…わからない。
最近はこんな夢ばかりをみます。
最初はとてもいい夢なのに、
え、いい夢?
どうしてそう言い切れるのでしょう。そんな自信何処にもないのに。
…そうだ、
はやく、
逃げないと。
はやく、隠れないと、また、
また。[規制]が来る。
また、殺される。
夢が、本当になってしまいます。
だから、私、
わたしは。また。はしらないと、、とと
ととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととと……………
嫌だ。
こんな夢、見なければいいのに。
いや、こんな夢しか見れないなら。
もう、醒めなくてもいいのに。
-
- 6 : 2015/09/23(水) 22:13:48 :
- 「…ねえ、大丈夫?」
「……」
「…あのさぁ」
「……」
「…また、夢かな」
「……あ」
「…気が付いた。えーと、10分位かな。馬鹿みたいに突っ立ってたけど」
「あ、え、ごめん、なさい」
「…いいよ、別に。
ちゃんと、"ごめんなさい"が言えたからね。」
「また、そうやって子供扱いするんですか。貴方も変わりませんよね」
「君には言われたくはないなぁ」
「っ…」
何時も話に間を開ける癖に、そういう時はしないんですね。
「貴方はどうして、どうして。
私を軽蔑しないのですか」
「…ああ、それは愚問だよね」
「…別に意味なんて存在しないさ。
ただの自己満足だよ、君だって…そうだろ?」
「やっぱり、貴方は意味不明です」
「だから、君に言われたくないって」
「そういう時はきっぱり言うんですね」
「…だって、本当の事だろ?」
「………………………はぁ。」
「…ははは。ね?僕と居ると疲れちゃうでしょ?とっとと帰って、寝ちゃいなよ」
「…嫌な事はさ、寝逃げして、全部忘れてしまえばいいさ。」
「寝て忘れる。これは大きな間違いです」
「…例えば?」
「嫌なことがあると、大抵の人は寝付きが悪くなるものです。学習はするばかりでなく、睡眠も学習の一つだ、と聞いたことは無いですか?睡眠というのは、その日の出来事や学習したことを少しずつ記憶していて、それは…………………」
「…はいはいはい。長話は嫌いなんだ」
「…どうせどこかの本で仕入れた話でしょ」
「貴方って人は…」
「…止めてよ。僕は人じゃない。案内人だって、初めて会った時から言ってるじゃない」
でました。人じゃない宣言。
というか案内[人]の時点で人じゃないですか。
「の、割にはどこも案内してもらった事も無いですけど」
「…だって僕がする気ないからね」
「」
「…まあ、そろそろ頃合いだからさ、気長に待っててよ。きっと君を気に入ってくれるし、君も気に入るだろう」
「は?」
「…じゃ、時間だ。また明日来てくれれば、案内するよ」
そう言うと、彼はいつもの様に部屋の奥へ煙のように消えた。
そして私がいた場所から、砂が風に舞っていくように、家が消えていきました。
…今回は公園に飛ばされたようです。
毎回場所が違うものだから困ってしまいます。
ここから学校へは…なんと、
目の前でした。
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- 7 : 2015/10/14(水) 18:22:21 :
- 目の前wwwwwwwww
すげえええええええ
カッケー
期待&作品見てほしいな(チラッチラ)
(露骨な宣伝乙と言ってあげて!)
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