このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
エレン「バグズ手術の力?」
-
- 1 : 2015/09/16(水) 21:08:20 :
- 初投稿です。
何かアドバイスなどがあれば宜しくお願いします。
このssはもし進撃の巨人のキャラがテラフォーマーズのバグズ手術、M.O.手術を受けていたら的なノリで書いたものですのでおかしな点(エレンの年齢など)が有りますのでご了承下さい。
-
- 2 : 2015/09/16(水) 21:12:57 :
- 注意
テラフォーマーズのキャラは出て来ません。
エレンとアルミンがリヴァイお同じ年齢です。
-
- 3 : 2015/09/16(水) 21:28:33 :
- 設定
調査兵団の人々は全員バグズ手術を受けています。
テラフォーマーズの本編とは違う内容です。
この世界では調査兵団の目的は壁の外から突如消えた巨人とそれと同時に現れたテラフォーマーの謎を解明することです。
テラフォーマーは飛べません。
-
- 4 : 2015/09/16(水) 21:43:15 :
- 〜845年〜
830年頃から突如人類は発展し、835年には自動で走る自動車が開発された。
その後も成長を続け、人類が巨人に勝つ日はそう遠くないと思われたが、その巨人が突如消え、ある生物が出現した。
その名も
テラフォーマー
-
- 5 : 2015/09/16(水) 21:51:46 :
- テラフォーマーは発見者の名前を付けたもので、特徴からしてゴキブリが進化したものと思われた。
凄まじい腕力と、硬く頑丈な身体。
そして素早く、とても生身の人間では太刀打ち出来ない。
そしてテラフォーマーに勝つ為に、ある医学者グリシャ・イェーガーは考えた。
「生身の人間で勝てないのなら、その力を持つ奴らの身体機能を応用することは出来ないだろうか?」
そして研究を続け、開発されたのが
バグズ手術である。
-
- 6 : 2015/09/16(水) 22:02:40 :
- バグズ手術とは
テラフォーマーの免疫寛容臓を移植し、昆虫のDNA配列を後天的に組み込み、人間の身体を強化する手術である。
成功率は30%で、注射により、組織のバランスを崩し、昆虫の力を得た人間になる。
-
- 7 : 2015/09/16(水) 22:11:51 :
- 壁外調査前 街中
エレン「ついに行くのか…」
アルミン「今さら後戻りは出来ないよエレン」
エレン「ああ、分かってるけどよ…苦手なんだよゴキブリは…」
アルミン「大丈夫だよ進化してるって聞いたし、もとみたいに気持ち悪くないよ…多分」
エレン「多分ってなんだよ!!やっぱり可能性あるんじゃないか!」
アルミン「まぁ、大丈夫だって気持ち悪くてもそうでなくてもどうせ行くんだから」
エレン「うぅ、そうだけどよ…」
キース「おい、イェーガー!」
エレン「あ、キース団長!」
キース「後二時間で壁外調査へ出発する!集合の時間は覚えているな!」
エレン「はい!覚えています!」
キース「アルレルトは大丈夫だろうが、貴様はいつも遅刻しているからな!」
エレン「大丈夫です、今日は大事な日なので」
-
- 8 : 2015/09/16(水) 22:22:24 :
- キース「そうか…では集合時間守れよ?」
エレン「はい!」
アルミン「エレン、集合時間まで何する?」
エレン「そうだな…ちょっと行きたい所がある」
アルミン「ああ、あそこか…」
エレン「おう、ちょっと行く前に見ておきたかったからな」
アルミン「じゃあ、行こうか」
エレン「ああ」
-
- 9 : 2015/09/16(水) 22:41:01 :
- 今日はここまでにします。
何かコメントやアドバイスがあればお願いします。
-
- 10 : 2015/09/16(水) 22:42:00 :
- あ、名無しになってる。
-
- 11 : 2015/09/17(木) 22:27:22 :
- では続き書いていきます。
-
- 12 : 2015/09/17(木) 22:33:03 :
- ウォール・マリア 南区
〜とある丘〜
エレン「よし、着いたな…」
アルミン「エレンはこの景色が相変わらず好きだね」
エレン「ああ、昔母さんと一緒によく行ったんだよ」
アルミン「そう…か…」
エレン「?どうした?アルミン」
アルミン「いや、ちょっと考え事をね…」
エレン「そうか。おっと、そろそろ時間だな」
アルミン「うん…じぁ行こうか…」
-
- 13 : 2015/09/17(木) 22:54:11 :
- ウォール・マリア シガンシナ区
キース「皆!準備はいいか!」
全員「はい!」
キース「では、今回の遠征はプランαで行く!」
全員「はい!」
キース「開門だ!総員出撃!」
ブォオオオオオオオオン
調査兵団の自動車が一斉に走り出した。
調査兵団の自動車は特別な装置が付けられており、武器や注射も沢山装備している。
キース「よし!そろそろ陣形を展開しろ!」
ブオオオオオオ
調査兵団の自動車がそれぞれの位置に着いた途端、一匹の悪魔が、キースの前に舞い降りた。
テラフォーマー「じょうじ」
キース「‼︎っテラフォーマーが現れたぞ!」
調査兵A「うわぁぁぁ!」
テラフォーマーB「じょうじ」
キース「クソォ!一匹ではないのか!」
〜調査兵団第二号車〜
エルヴィン「くっ、いきなり来るとはな…」
テラフォーマー「じょうじじょうじ」
〜調査兵団第三号車〜
リヴァイ「これはどういう事だ…何故全ての車両が一斉に襲われている?」
テラフォーマー「じょうじ」
〜調査兵団第六号車〜
エレン「クソ!まだ奴らの活動範囲に入ってないだろ!」
テラフォーマー「じょうじじょうじ」
テラフォーマーB「じょうじ」
-
- 14 : 2015/09/17(木) 23:07:52 :
- アルミン「う、そうだ、冷静に考えれば簡単に分かる…奴らは本気を出せばいつでも…僕ら何か殺す事が出来るんだ!」
エレン「くっ、落ち着け!アルミン!」
〜調査兵団第一号車〜
キース「総員!車両から注射と武器を持って一号車へ集合!一号車なら大きいため、全員乗せられる!」
全員「はい!」
テラフォーマー「じょうじ」
だがそう簡単にはいかない。
奴らは素早く、学習能力も高い。
テラフォーマー「…」ザッ
調査兵A「あ」ブチッ
奴らは一瞬の隙を逃さない。
調査兵Aがテラフォーマーから目を離した瞬間、テラフォーマーは素早く移動し調査兵Aの首をもぎ取った。
調査兵B「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」
テラフォーマー「……」シュンッ
調査兵B「う!」スボォ!
テラフォーマーは調査兵Bが恐怖で悲鳴をあげている隙に腹を拳で貫き、絶命させた。
テラフォーマー「じょうじ」
そう、奴らには通常の人間では太刀打ち出来ない。そう、「通常」の人間ならば…。
-
- 15 : 2015/09/18(金) 21:36:18 :
- そう、彼は通常の人間ではない。
調査兵団の団員は全員バグズ手術を受けている。
しかしそのほとんどが逃げることを考え、倒れていく中、彼らだけは狩ること考えていた。
そして、彼らは調査兵団でもトップクラスの実力を持つ。
ジャン「おい!エレン!無事か⁉︎」
ジャン・キルシュタイン
手術ベース:サバクトビバッタ
非常に凶暴で高い戦闘能力を持つ虫。高い脚力も持つ。
エレン「ああ」
ジャン「……」スッ プスッ
ジャンは自身の首に注射を刺した。
すると彼の身体が変異していき、バッタの特性を持つ、昆虫人間となった。
テラフォーマー「……」スッ
ズドオオン
テラフォーマーがジャンに向かって攻撃した。
が、そこにはもうジャンの姿は無かった。
ジャン「こっちだゴキブリ野郎…」ズバァァン
ジャンはその脚力を生かし、蹴りでテラフォーマーの身体を真っ二つに切り裂いた。
エレン「やるな…ジャン…」スッ プス
エレンも自身の首に注射を刺した。
エレン・イェーガー
手術ベース:オオスズメバチ
日本が誇る最強の蜂。狂暴かつ攻撃的な性格と鋭い牙、そして猛毒を持っている。
エレン「さぁ来いよ!蹴散らしてやる!」
テラフォーマー×2「じょう」シュンッ
エレン「オラァ!」ズドォォン
テラフォーマー二体の頭にエレンの腕の毒針が突き刺さる。
-
- 16 : 2015/09/18(金) 22:11:08 :
- エレン「………」ズドォォンズドォォンズドォォン
一発、二発、三発、四発、五発。
その対象が死ぬまで何度も刺しまくる。
それがオオスズメバチの恐ろしいところである。
〜調査兵団第一号車〜
キース「くっ!数が多すぎる!」
キース・シャーディス
手術ベース:パラポネラ
最強の蟻。一噛みされるとまるで銃で撃たれたような激痛がすることから弾丸アリと呼ばれている。強靭な肉体と怪力をもつ。
キース「ふん!」ズドォォン
テラフォーマー「じょ…じょうじ」ピクピク
キースはその怪力でテラフォーマーを薙ぎ倒す。がその数に徐々におされていった。
キース「はぁ、はぁ…くっ…」
彼の周りには十数体のテラフォーマーの死体と数十体のテラフォーマーがいた。
リヴァイ「大丈夫か、団長」
リヴァイ
手術ベース:オオエンマハンミョウ
非常に硬い甲皮と攻撃的な性。高い攻撃力とその素早さ。正に最強の昆虫。
リヴァイ「……ふっ!」ズドォォン
テラフォーマー「……じょ、じょう」バタン
リヴァイはその硬さからテラフォーマーの胸の中央を貫き、絶命させた。
テラフォーマー「……」スッ
しかし、背後からもう一体のテラフォーマーがリヴァイに向かって拳を振りかざした。
ガキン‼︎
リヴァイ「…」
が、リヴァイは無傷。彼の硬い甲皮でテラフォーマーの腕が逆に折れてしまった。
テラフォーマー「じ、じょう…?」
リヴァイ「チッ…汚ねぇな…」スッ
ズドォォン
リヴァイは一撃でテラフォーマーを吹き飛ばした。
-
- 17 : 2015/09/20(日) 22:10:31 :
- エルヴィン「リヴァイ、早く行くぞ」
リヴァイ「チッ…もう少し遊んでいたかったがな…」
エルヴィン「死体はサンプルとして持って帰る。持てるだけ持って行くぞ」
リヴァイ「ああ」
〜調査兵団第六号車〜
エレン「うおおおおおおおお!」ズドォォン
テラフォーマー「……」ピクピク
エレン「うおおおお!」ズドォォンズドォォンズドォォンズドォォン
ジャン「その辺にしておけ、もう死んでる」
アルミン「でもエレンとジャンが居て良かった……僕だけだったら死んでたよ………」
エレン「心配すんな!良し、第一号車へ戻るぞ!」
ジャン「おう……」
〜調査兵団第一号車〜
キース「うおおおお!」ズドォォン
テラフォーマー「」ピクピク
キース「くっ、予想以上に入って来たな……(このままではいずれ私も倒れてしまうぞ…)
テラフォーマー×40「じょうじじょうじ」
キース「しかも生き残った兵は残ったのはこれだけか…」
調査兵×30「……」
キース「外には…(良し、テラフォーマーの姿はない!)」
キース「全員に告ぐ!まだ第一号車には入るな!今から第一号車への進入および脱出経路を全て塞ぐ!」
エレン「⁉︎それでは団長は!」
キース「お前らは緊急用車で逃げろ…俺は残る」
アルミン「僕は入ります!」
キース「何故だ!」
アルミン「この機械を良く知っているのは僕です。非常用に酸素を抜く装置も作って有ります」
キース「成る程な…酸素を抜いてこの中の奴を…」
アルミン「はい、死は覚悟の上です」
キース「すまない…頼んだ」
ズドドドドドドド
第一号車の窓、出入り口が全て塞がれた。
キース「この40人用の第一号車にそんな入ってくるな…ゴキブリ共が!」
-
- 18 : 2015/09/20(日) 22:26:17 :
- 〜外〜
エレン「団長…アルミン……」
リヴァイ「エレン、行くぞ」
エレン「ああ」
エルヴィン「良し、これからは俺が指揮をとろう!」
リヴァイ「ああ、頼んだ。お前が適訳だ」
全員「俺達からも頼む」
エルヴィン「第一班から三班は緊急用車を準備しろ!他のものはその間の緊急用車の防衛に入れ!」
全員「は!」
数分後……
調査兵C「緊急用車準備完了したぞ!」
エルヴィン「良し!皆速やかに乗り移れ!」
エレン「おう!」
ジャン「しかしおかしいな…何故この数分間、テラフォーマー達が一匹も来なかったんだ…」
エレン「運が良かったんだろ?さぁ行こうぜ!」
ジャン「ああ…(だと良いんだか……)」
-
- 19 : 2015/09/20(日) 22:48:57 :
- 〜調査兵団第一号車〜
キース「はぁはぁ、オラァ!」ズドォォン
テラフォーマー「じ、じょう」ピクピク
テラフォーマーB「じょう」ガシッ
キース「何⁉︎」
テラフォーマー×3「じょうじ」
テラフォーマーはキースを後ろから掴み、そして他のテラフォーマーがキースに殴りかかった。
キース「うぐっ!」ズガンドゴォドォン
テラフォーマー「じょう」ズガン
キース「ぐっ、うおおおおおおおお!」ズドォォン
キースは力を振り絞り、自分の手を抑えているテラフォーマーを投げ、辺りのテラフォーマーを吹き飛ばした。
キース「はぁはぁ….人類を…なめるなよ‼︎」
キース「うおおおお!」ズドォォン
テラフォーマー「じ、じょう」バタンバタンバタンバタンバタンバタン
キース「………酸素がほぼ無くなったか……」
アルミン「」
キース「アルミン……すまなかったな…将来有望だったのにな…」
キース「通信を繋ぐか……」ブーブー
エルヴィン「はい、こちら調査兵団のエルヴィン」
キース「私だ…」
エルヴィン「団長⁉︎」
キース「ああ、もう俺には時間が無い……これから伝えるのは俺の最期の言葉だ…はぁ…はぁ」
エルヴィン「はい……」
-
- 20 : 2015/09/20(日) 23:03:36 :
- キース「エルヴィンよ…調査兵団頼んだぞ……
お前なら必ず成果を出せる」
エルヴィン「は、はい!」
キース「リヴァイはいるか?」
リヴァイ「何だ…」
キース「お前には実力がある。これからの調査兵団を強くするんだ…」
リヴァイ「あ、ああ…」
エレン「団長!無事ですか⁉︎」
キース「エレンか……お前は強い意志と力を持っている。だからそれを上手く使い、人を一人でも多く救うんだ…」
エレン「だ、団長…はい、俺、頑張ります!」
キース「フッ、頑張れよ…」プツ
そこで通信が途絶えた。
三人「団長‼︎」
キース「くっ、意識が……」クラッ
キース「フッ、今まで死んだ仲間達よ…今から、そこへ行くぞ…」バタン……
〜外〜
エレン「団長……アルミン……」
エルヴィン「………悲しんでいる暇は無い、一刻も早く出発するぞ!」
全員「はい!」
-
- 21 : 2015/09/22(火) 10:11:13 :
- テラフォーマー「じょうじじょうじ」
調査兵D「エルヴィン!テラフォーマーに気づかれたぞ!」
エルヴィン「数は?」
調査兵D「一体だ!」
エルヴィン「ならばいい!出発だ!」ブオオン
緊急用車が勢いよく出発した。
エルヴィン「良し、追いかけて来ないな…」
リヴァイ「やっと逃げ切ったという訳か…」
エルヴィン「だが油断はするな、またいつ襲って来るか分からないからな」
全員「おう!」
テラフォーマー「じょうじ」ニタァ
全員「‼︎」
なんと、テラフォーマーが緊急用車の前方に立っていた。
エルヴィン「進行方向を変えろ!皆戦闘の準備を!」
全員「ああ」
テラフォーマー×300「じょうじじょうじじょう」
エルヴィン「何だと……何故こんなに…まさか…先回りされていたとでも言うのか!」
リヴァイ「あの先頭に立ってる奴、明らかに他の個体と違う…誰かと似ていて…髪が無い」.
エルヴィン「そうだな…(私をからかっているのか?リヴァイなりのボケなのか?場を和ませようとしているのか?)」
エレン「おい!こっちに来るぞ!」
テラフォーマー「じょうじ」シュンッ
ジャン「オラァ!」ズゴォォォン
向かって来たテラフォーマーをジャンが蹴り飛ばし、地面に叩きつけた。
エルヴィン「この量を全て倒すのは不可能だ…何か…何か策は…」
ハンジ「私がやるよ」
エルヴィン「……」
ハンジ「私の力なら、この車を壁の近くまで飛ばすことができる」
エルヴィン「そうだな…」
-
- 22 : 2015/09/22(火) 10:28:44 :
- エルヴィン「だがそれには時間がかかるだろう?」
ハンジ「うん、そうだね…足止めが必要だね…」
エレン「それなら俺が…!」
ジャン「いや、俺がやろう」
エレン「は!?何でだよ!」
ジャン「お前の力は一対一や小数対一なら強いが、防御力がそれほど高く無いから多数に攻撃されるとすぐにやられちまう」
エレン「それはお前だって」
ジャン「いや、俺なら速さでそれをカバー出来る」
エレン「!…で、でもな!」
ジャン「うるせぇ!お前はただアルミンや団長の仇をとって死にたいだけだ!」
エレン「⁉︎」
ジャン「俺は死なねぇ…死ぬつもりはねぇ」
エルヴィン「……良し、ジャン、頼んだぞ……」
ジャン「おう…足止めじゃなく、全滅させちまうけどな…」
エルヴィン「フッ、頼もしいな」
エレン「お前の帰り、待ってるぜ…」
ジャン「ケッやめろよらしくねぇ…………エレン………お前の無事をアルミンに伝えとくぜ…」
エレン「は?……お、おい‼︎」
ジャン「……(かっこつけちまったが、俺は夢は見ねぇんだ…現実しか見ねぇ…じゃあな皆…そしてエレン…悪い奴らじゃなかったぜ…)」
-
- 23 : 2015/09/22(火) 19:08:42 :
- 読み返してみると誤字が多いですね……
すいません、間違ってる箇所は脳内で訂正しておいてください
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場
- 「テラフォーマーズ」SSの交流広場
- テラフォーマーズ 交流広場