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  1. 1 : : 2015/09/11(金) 23:02:18
    このスレッドは東方破壊神の続編です( http://www.ssnote.net/archives/38969 )
    また、前作から二年後の話です
    オリキャラを含みます
    始めます
  2. 2 : : 2015/09/13(日) 00:11:56
    ミーン ミーンミンミンミーン

    蝉の鳴く夏のある日、博麗神社に三人の強者が集っていた。霊夢は縁側で涼み、魔理沙は室内で魔法の研究、猶斗は外で木刀を振っている

    霊夢「あっつ~。良いわよねー暑さを感じないって」

    猶斗「あほか。あくまでも気温を感じないのは皮膚。体内の温度は高い」

    確かに、猶斗は上半身の服を脱いだ状態になっている

    魔理沙「んにしても暑いぜ,,,」

    そう言って麦茶を飲み干す魔理沙。そこに

    文「こんにちは~」

    猶斗「,,,異変か」

    文「あやや?何故分かったんです?」

    猶斗「お前が来るときは大抵異変の時だからな」

    文「えへへ,,,そんなことよりあれ、見てください」

    文が人里の上空を指差す。そこには昨日まで、欠片一つもなかった城が浮かんでいた。天空城だ

    猶斗「,,,はぁ、いくぞ」

    魔理沙「えー」

    霊夢「嫌だ」

    ―青年[ピーー]中,,,
  3. 3 : : 2015/09/14(月) 00:24:06
    暫くして、天空城に到着した四人

    魔理沙「綺麗な所だぜー♪」

    魔理沙の言う通り、庭は花畑、綺麗な水が流れている

    文「名前をつけるなら極楽城でしょうか?」

    霊夢「良いわねそれ」

    城の内部に入ると、かなり奥だが、正面に王座があり、その上には禍々しい壺がある

    猶斗(あの壺,,,強大な魔力を放っている,,,迂闊に近寄らない方が良いな,,,)

    文「お、あの壺スクープになりそうな予感が!!さっそく」ビュンッ

    猶斗「!?おい!止まれ!」

    しかし文は猶斗の制止も聞かず、壺に近より、持ち上げる

    文「へへー。ゲット―

    バァンッ

    だが、次の瞬間壺が爆発し、魔力の衝撃波が飛び出す。城の外まで吹き飛ばされる文

    猶斗(しまった,,,!!)

    霊夢や魔理沙も柱に叩き付けられ、意識を失ってしまう

    バチバチッ

    猶斗「,,,何!?」

    魔力の煙が消えると、中から姿を現したのは,,,

    靈影「ヴヴーーーーーッ!!」

    二年前、猶斗に倒された筈の靈影だった。歯を食い縛り、呻き声をあげている
  4. 4 : : 2015/09/14(月) 21:06:39
    猶斗「靈,,,影,,,お前、生きていたのか,,,??」

    靈影「ああ」

    ニヤリと笑う靈影

    猶斗「だ、だが,,,お前の体は爆発した筈だが,,,」

    靈影「誰も魂とまでは言っていないがな」

    猶斗「!!」

    靈影「お前達がまんまと釣られて来た事によって俺は肉体を再構成できた。特にあの天狗には感謝しなくてはな,,,」

    そう言い、猶斗に近寄る靈影

    靈影「あの人間二人、ちっとも変わっていないな。お前、本当にあいつらの保護者か?」

    猶斗「保護者ではない」
  5. 5 : : 2015/09/17(木) 00:25:30
    靈影「そうか」

    猶斗「,,,」

    靈影は、再び猶斗に背を向け、離れたと思いきや、いきなり振り返り、スペルカードを使用した

    ―覇符「ギャラクティッククラスタ」発動

    靈影の放った超大弾が沢山の中弾に分離し、あちこちを破壊する

    猶斗「うぉぁ!?」

    靈影「ハハハハハハハ!!」

    猶斗「でやっ!!」
  6. 6 : : 2015/09/18(金) 00:03:01
    靈影の顔面を蹴る猶斗。しかし、靈影はびくともしない

    猶斗「な!?」

    靈影「只単に復活しただけと思ったか?」

    ―覇符「ギャラクティックバスター」発動

    猶斗の脚を掴み、頭突きを喰らわせる靈影。そのまま回し蹴りで吹き飛ばす

    猶斗「ぐっ,,,」

    靈影「へっへっへ,,,」

    倒れ込んでいる猶斗の胸部をグリグリと踏みつける靈影。そこに

    ドオッバアアアアン

    七色の弾幕とレーザーが靈影に直撃する

    猶斗「,,,!!」

    そこには霊夢と魔理沙がいた。目が覚めたようだ

    猶斗「丁度良い。人里を守ってやってくれ。こいつとは俺がケリをつける」

    霊夢「,,,分かったわ」

    魔理沙「頑張れよ!!」

    城の外に飛び去る二人を見送った猶斗は立ち上がり、靈影を睨み付ける
  7. 7 : : 2015/09/21(月) 00:41:26
    猶斗「,,,どうやらもう一度殺られたいらしいな,,,」

    靈影「俺の執念を舐めるな,,,倒せねぇよ」

    猶斗「だとしてもお前を許さねえ!!」

    ―禁忌「フォーブアカインド1/2」発動
    ―燐空「ベーズメントブレイズホール」発動

    猶斗が二人に分かれ、お燐とお空の合体技を使う。猶斗二人の弾幕は城を破壊し続ける

    靈影「チィッ,,,」

    ―覇符「ファントムスパーク」発動

    ミニ八卦炉を取り出す靈影。一気に技を放つ

    猶斗「!?。なら」

    ―恋符「マスタースパーク」発動

    腕の機械からマスパを放つ猶斗。お互いのスパークがぶつかり合う

    猶斗「ぐっ,,,」

    靈影「フフフ,,,でやっ!!」
  8. 8 : : 2015/09/21(月) 23:10:05
    あっという間に、靈影が押し進み、猶斗の目前まで迫る

    猶斗「ぐ,,,押される,,,」

    靈影「フフフ,,,ぐっ!」

    靈影もなんとか押しきろうとするが、中々進まない

    猶斗「ぐぅ,,,」

    靈影「これで,,,」

    猶斗「!?」

    靈影「終わりだ!!」

    猶斗「な、何ぃ!?」

    靈影の魔力が倍増し、ファントムスパークが猶斗に襲いかかる

    ドォッ
  9. 9 : : 2015/09/21(月) 23:15:51
    一方人里

    霊夢「あんた達、早く逃げて!!」

    魔理沙「早くしないと殺されちまうぜ!!」

    慧音「出来る限り、子供やお年寄りを優先に!!」

    霊夢と魔理沙は慧音と妹紅を加え、避難指示を出していた

    カッ

    霊夢「,,,!!」

    城の内部が光る。それを見て不安になる霊夢

    霊夢(お願い,,,もって,,,)
  10. 10 : : 2015/09/21(月) 23:21:28
    猶斗「ぐふっ!!」

    スパーク対決に敗れた猶斗は靈影にボコボコにされている

    靈影「おらっ!!どうした、幽蠍猶斗!!」バキッ

    猶斗「がはっ!!」

    靈影「このまま醜く死ぬのか!?それじゃ面白くない!!」バキャ

    猶斗「ぐっ,,,」

    靈影「もういい,,,」バサッ

    猶斗の胸ぐらを離す靈影

    猶斗「?」

    靈影「これで全てが終わりだ!!」
  11. 11 : : 2015/09/21(月) 23:45:16
    ―決壊「絶望の始まり・希望の終わり」発動

    猶斗の周りに無数の中弾が現れる

    猶斗「!?」

    靈影「じゃあな。善の俺」

    靈影が手を振り下ろすと同時に、中弾から異常な数の光線が出て、猶斗の体を貫く

    猶斗「ガッ,,,ハ,,,」

    倒れる猶斗

    靈影「はははは!!ようやく忌々しい幽蠍猶斗を!!」

    しかし次の瞬間、何処からともなく現れた美鈴に頬を蹴り飛ばされる靈影

    次に咲夜が猶斗を抱き抱え、美鈴と共に時を止め、撤退する

    靈影「く,,,そ,,,!!」

    美鈴に蹴られ、怯んだ靈影は立ち直ると、空の彼方を睨み付けた
  12. 12 : : 2015/09/22(火) 17:59:16
    暫くして 紅魔館 メイド長自室

    咲夜「,,,」

    猶斗「んく,,,?」

    咲夜のベッドに寝かされていた猶斗が目を覚ます

    咲夜「お目覚めになられましたか?」

    猶斗「十六夜,,,?」

    咲夜「驚きましたよ。猶斗さんが負けるなんて,,,」

    猶斗「くっ,,,」

    咲夜「ヤツ,,,幽蠍靈影は一体何者なんですか?」

    猶斗「わからない,,,だか、ヤツはかつての俺の邪心を持つ生物だ。そう簡単には倒せん。以前もまぐれだった上、今回はさらに強くなっていやがる,,,」
  13. 13 : : 2015/09/22(火) 18:13:04
    咲夜「そう,,,ですか,,,」

    咲夜が俯く。彼女は絶望と混乱が混ざりあったような目をしていた

    猶斗「,,,すまない」

    咲夜「そろそろお夕飯の支度をしなくてはならないので。失礼します」

    咲夜が席を立ち、猶斗に言う

    咲夜「あ、そうだ」

    咲夜が何かを思い出したかのように猶斗の腕を掴む

    咲夜「私が良いと言うまで【絶対に】安静にしててください」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

    猶斗「Yes, you'r menace!!(汗)」

    咲夜「では,,,」ガチャ

    咲夜が扉を閉め、出ていく
  14. 14 : : 2015/09/22(火) 18:25:02
    猶斗(と言われてもなぁ,,,)

    安静にしろと言われても、やはりヤツの事が気になる猶斗

    猶斗「お?」

    ベッドのすぐ脇の机に紙とペンを発見した猶斗

    一時間後

    咲夜「猶斗さん。具合は,,,あら?」

    そこに猶斗の姿はなく、代わりに置き手紙が置かれていた。窓が開いているため、窓から逃げたのだろう。置き手紙を読む咲夜

    咲夜「,,,!!」

    手紙をエプロンのポケットに丁寧にしまうと、部屋を飛び出す咲夜

    そして猶斗は―

    続く,,,
  15. 15 : : 2015/09/22(火) 18:36:05
    次回予告

    初の敗北を喫した猶斗。幻想郷を守るため、リベンジにいく。果たして幻想郷の運命は!?次回「東方地獄城」( http://www.ssnote.net/archives/39652 )
  16. 16 : : 2015/09/28(月) 00:34:14
    >>13の猶斗の台詞間違ってる
    menaceじゃなくてmajestyだな。何でミスったんだろ

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