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ライナーの日々

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  1. 1 : : 2015/09/11(金) 13:13:34
    注意:11巻までのネタバレがあります



    立体起動訓練後



    ワイワイ



    ガヤガヤ



    エレン「頼む!」


    エレン「 二人ともものすごく上手いって聞いさぞ」


    エレン「ライナー…ベルトルト…」


    ライナー「すまんが…ぶらさがるのにコツがいるとは思えん」


    ライナー「期待するような助言は出来ないな…すまない」


    エレン「…」


    エレン「そうか 調査兵団に入る為にも絶対に使いこなさなきゃならねぇな…」



    ベルトルト「僕には」


    ベルトルト「自分の意志がない」


    ベルトルト「羨ましいよ 自分の命より 大切なものがあって…」


    エレン「自分の命を大事にする事も立派な事だと思うぞ?」



    エレン「俺なんか 壁壊される前から
    調査兵団に入りたいとか言って」


    エレン「頭おかしいやつとしか思われなかったからな…おかしいのは
    こっちだ」ニコッ


    ライナー「ん?ってことは…巨人と遭遇した後も その考えは変わらなかったのか?」


    エレン「あぁ 恐怖も教わったが それより 殺さなきゃならねぇと思った」


    ライナー「俺にも曲がらないものがある…帰れなかった故郷に帰る
    これだけだ…絶対に…」ギロッ


    ライナー「ベルトの調整から見直してみろ 明日は 上手く行くさ」


    ライナー「お前ならやれるはずだ エエレン・イェーガーだっけ?」


    エレン「あぁ ありがとよ…ライナー・ブラウンだよな?」



    次の日


    エレン「やった…出来た‼︎」



    ライナー・アルミン「オォ‼︎」


    ライナー「やったな エレン‼︎」


    エレン「ありがとよ ライナー お前のおかげで 自信がついた」


    ライナー「よかったな 何か助けになれる事があれば言ってくれ」


    エレン「おぉ」
  2. 2 : : 2015/09/11(金) 13:17:12
    数週間後


    スタスタスタ


    ジャン「ミ…ミカ…」


    スタスタスタ


    ライナー「なるほど」


    スタスタスタ


    ピタッ


    ミカサ「エレンはマルコと組んでいるので ライナー 私と対人格闘術の訓練を受けてほしい」


    ライナー「悪いな 今日はベルトルトと組む約束してたんだ。ジャンは余ってるみたいだぞ」


    ミカサ「そう…分かった」


    スタスタスタ


    スタスタスタ


    ジャン「‼︎‼︎」


    ピタッ


    ミカサ「ジャン 私と対人格闘術の訓練を受けてほしい」


    ジャン「エェ⁉︎ も…勿論」


    ミカサ「嫌なら 無理にとは…」


    ジャン「イヤ‼︎ そんな事ない‼︎むしろ…」


    ライナー「ベルトルト 悪い 待たせたな」


    ライナー《ジャン頑張れよ》ニコッ



    さらに次の週の深夜



    ??「……」モグモグ


    ライナー「誰だ?」


    ??「!!」ギロッ


    パチッ


    ピカッ


    ライナー「サシャ⁉︎」


    サシャ「ライナー⁉︎」


    ライナー「お前 皆んなの分の朝飯を」


    サシャ「どうか この事は皆んなには
    秘密にして下さい〜」(涙)


    ライナー「秘密も何もこれは隠し通せないだろ⁉︎」


    ライナー「……そ…そうだな」


    サシャ「??」


    ライナー「俺も 腹減ってたんだった
    俺にもちょっとくれよ」パクッ


    モグモグ


    サシャ「ライナ〜」(涙)


    ライナー「これで共犯だな」ニコッ


    後日 ライナーだけが教官に呼び出された。


    後日


    ライナー「ユミル お前大丈夫か?」


    ユミル「私がそんなにか弱く見えるかい?」汗ダァァァァ


    ライナー「様子が変だぞ?」


    ユミル「大丈夫だって」


    ライナー「本当か?体調の管理には気よつけろよ?」


    ユミル「そうするよ」


    立体起動訓練中


    ユミル「ハァハァ」パタッ‼︎


    クリスタ「ユミル⁉︎」バッ‼︎


    タッタッタッタッタ


    ライナー「やっぱりか…すごい熱だ‼︎
    直ぐに医務室に行くぞ」ガバッ


    クリスタ「ユミル‼︎」


    ライナー「大丈夫だ!クリスタ!ユミルは責任持って連れてくから‼︎」


    タッタッタッタッタ


    クリスタ「ユミル…」


    エレン「ユミルが熱か?珍しいな」


    コニー「日頃の行いが悪いんだろ」


    クリスタ「そんな事ないよ‼︎ いつもユミルは優しくて私を守ってくれるんだもん‼︎」ウルウル


    コニー「ご…ごめん‼︎悪かったて」



    一時間後


    クリスタ「ユミル大丈夫かな?」


    ライナー「幸い 大した事なかったみたいだぞ‼︎」


    クリスタ「そうなの‼︎よかった‼︎」


    ライナー「よかったな」ニコッ


    クリスタ「ライナー‼︎」


    ライナー「どうした?」


    クリスタ「ありがと‼︎」ニコッ


    ドキッ‼︎


    ライナー「結婚しよ」


    二時間後


    ユミル「クリスタ‼︎」


    クリスタ「ユミル‼︎」


    ムギュ


    クリスタ「もぉ 心配したんだよ‼︎」


    ユミル《可愛いな》


    ライナー「平和だなぁ」


    ベルトルト「…………」

  3. 3 : : 2015/09/11(金) 13:19:46
    数日後


    タッタッタッタ


    ライナー「……」パラパラ


    タッタッタッタ


    アニ「そこの 棚の箱取ってくれない?私じゃ届かなくて」


    ライナー「……」パラパラ


    アニ「ライナー?」


    ライナー「悪い 俺は今忙しいんだ後にしてくれ」パラパラ


    アニ「なんだ 雑誌読んでるだけじゃない」


    アニ「意外と面倒くさがりなんだね」ムカムカ


    ベルトルト「僕が取ろうか?」


    ヒョイ


    ベルトルト「はい」


    アニ「あぁ 助かるよ。ありがとう
    ベルトルト」


    ライナー「………」ニコッ


    2ヶ月後

    技巧術習得中


    マルコ「あっ‼︎」


    マルコ「しまったノート忘れた‼︎」


    ライナー「……」


    マルコ《どうしよう》


    ライナー「……」肩トントン


    マルコ「?」


    ライナー「これ 使え」ヒソヒソ


    マルコ「いや 悪いよ」ヒソヒソ


    教官「おい‼︎そこ‼︎何をしている⁉︎」


    バッ‼︎


    ライナー「俺がノートを忘れてしまった為 マルコに見せてもらっていました‼︎」


    教官「よろしい‼︎後で私の所に来い‼︎」


    ライナー「はい!分かりました!」


    マルコ「ライナー…」


    ライナー「気にすんな」ニコッ


    マルコ「ゴメン…」


    ライナー「だから気にすんなって」


    マルコ「ライナー」


    ライナー「ん?」


    マルコ「ノートあった…」


    ライナー「……」絶望



    技巧術時


    コニー「これをこうして…」


    ライナー「コニー…」


    コニー「どうしたんだ?ライナー」


    ライナー《ココ違うぞ…》カンカン


    コニー「本当だ‼︎」


    ライナー「バカッ‼︎声を…」


    教官「貴様ら何をしている‼︎」


    …………


    夕食時


    コニー「悪かったな ライナー」


    ライナー「俺はいいんだが コニー
    そんなに落ち込むなよ」


    コニー「やらかしちまった」


    ライナー「あんま 気にするな 俺のスープやるから」


    コニー「本当か‼︎ありがとうライナー‼︎」


    ライナー「おう」ニコッ


    サシャ「じゃあ私にはパン下さい‼︎」


    ライナー「いや そうすると俺の分が……」


    サシャ「….………」


    ライナー「アァ‼︎もうわかったよ。半分だけだぞ‼︎」


    サシャ「ヤッタァ‼︎やっぱりライナーは優しくです!」


    ライナー「そうか 照れるな」ニコッ
  4. 4 : : 2015/09/11(金) 13:21:18
    体力テスト時


    タッタッタッタ


    キース「どうした?アルレルト!貴様だけ遅れているぞ!」


    キース「貴様には重いか⁉︎ 貴様だけ装備を外すか⁉︎」


    アルミン「ハァハァ…くっ…くそっ…」


    タッタッタッタッタ


    アルミン「ライナー…」


    ライナー「貸せアルミン!」


    ライナー「このままじゃ不合格だぞ‼︎」


    アルミン「でも…このままじゃライナーまで不合格に…」


    ライナー「バレねぇ様に尽くせ!」



    格闘術訓練時



    ライナー「全く 俺の巨体を投げ飛ばすとは…」


    ライナー「お前取っ組み合いに慣れてるな?」


    エレン「あぁ だが こんな格闘術上手くいったところで運よかっただけだ」


    ライナー「だが 俺たちはなんであろうと使いこなして力をつけなきゃならん」


    ライナー「それが 兵士としての責任だと俺は思う」


    ………………………………………………………………



    そして現在へ


    エレン「この裏切りもんがぁぁぁ」


    そして時は過ぎる


    エレン「そうか…俺は負けたのか…」


    ライナー「あぁそういやぁ お前らあの大砲何処から持ってきたんだよ?」


    ライナー「あの時は本当に助かったぜ」


    エレン「てめぇ ふざけてんのか?」


    ライナー「何怒ってるんだよエレン?俺が…何かマズイ事言ったか?」


    ベルトルト「ライナー 君は戦士だろ?」


    エレン「お前らは兵士でも戦士でもねぇよ 大量殺人鬼だ‼︎」


    ライナー「そんな事分かって…」


    エレン「じゃあ 人らしく悩んだりしてるんじゃねぇよ‼︎」


    ライナー「その人殺しにお前は何を求めてるんだよ‼︎ もうお前らの知る 俺らはいねぇんだぞ‼︎ 泣き喚いて気がすむんなら勝手にやってろ‼︎」


    エレン「そうだな…俺が甘かった…頑張って… 頑張って…」


    エレン「お前らができるだけ苦しんで死ねるように 努力するよ」

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