もし、あの未来になるのなら
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- 1 : 2015/08/13(木) 20:59:06 :
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どうも、こんばんわ!
第二作目です(・-・*)
今回も頑張りたいと思うので、応援宜しくお願いいたします
(・・・・・・・ここは?)
どうやらどこかの野原のようだ
「おい、アルミン」
「あ、エレン。それにミカサ」
「って、二人とも兵団の服は?」
見ると二人とも普通の服装だ
この日のあたり方からして朝10時くらいだから訓練中でもおかしくない
「は?何言ってるんだよ、アルミン」
「そうよ、もうこの世界にあの頃の兵団はないのよ?」
「え?あの頃?」
「お前何言ってるんだよ、もう巨人が居なくなって戦う必要がなくなったんだろ!?」
「え?何言ってるの?頭がどうかしたの?」
「は?それはこっちのセリフだアルミンお前こそ何言ってるんだ」
「そういえば、明日は巨人が居なくなってから5年目だっけ」
「えっ?」
アルミン「ーはっ!」
アルミン「なんだ、夢か・・・・」
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- 2 : 2015/08/13(木) 21:03:16 :
本編とは色々と別なこともあると思いますのでご了承下さい
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- 3 : 2015/08/13(木) 21:05:58 :
エレン「おいアルミン!」
アルミン「あっ、エレン」
エレン「大変だ!」
アルミン「どうしたの?」
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- 4 : 2015/08/13(木) 21:20:02 :
- 期待!!
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- 6 : 2015/08/13(木) 22:58:54 :
>>4ありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))
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- 7 : 2015/08/14(金) 09:37:24 :
エレン「ミカサが!」
アルミン「お、落ち着いて!?ミカサがどうしたの?」
エレン「ああ・・・少し長くなるけど」
ー1時間前
朝早く起きすぎたミカサはこっそり部屋を抜け出し街へ出ようとしていた
ちょうど同じ頃エレンも起きてしまい、外へ散歩に行くつもりだった
ミカサ「あ、エレン」
エレン「ミカサか?どうしたんだよ」
ミカサ「早く起きすぎたみたいで」
エレン「そうか、じゃあ俺と街にでも行くか」
ミカサ「え?あ、うん」
街では新しく建てられる建物の建設が進められていた
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- 8 : 2015/08/14(金) 09:47:25 :
- ミ、ミカサがどうした!?誘拐か!?
期待!!
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- 9 : 2015/08/14(金) 10:30:20 :
>>8
もう本当にありがとうございます!
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- 10 : 2015/08/14(金) 10:45:23 :
エレン「もうすぐなんだよな、あの建物が完成するのって」
ミカサ「うん、そうだった」
エレン「楽しみだなぁ」
俺たちは建物の真下まで行って見上げた
今までにない10階もある建物だ
ミカサ「うん、そう・・・だね」
エレン「ミカサ?」
ミカサの顔はりんごのように真っ赤だった
ミカサ「なんでもない・・・平気・・・」
エレン「お前、平気じゃねえーだろ!」
エレン「早く!早く帰るぞ」
俺がミカサの手を引っ張って兵舎に向かおうとした時だった
ガタンガタン
と、なにかが崩れるような音が鳴り響いた
どこから音がしたのかわからない
左右を見渡し、そして上を見上げた
エレン「あっ!」
俺とミカサの頭上に落ちてきていた大きな木材
俺たちに逃げる時間もない
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- 11 : 2015/08/14(金) 11:16:17 :
ミカサ「エレン!!」
この時ミカサは
自分を身代わりにして、俺をかばった
アルミン「えっ、じゃあミカサは?」
エレン「ミカサは・・・意識が戻らない」
アルミン「そ、そんな・・・」
エレン「この状態だと短くて4日長ければ1週間は持つらしい・・・」
アルミン「でも、これは病気じゃないし、治す方法はないから・・・ミカサが起きるのを願うしかないのか・・・」
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- 12 : 2015/08/14(金) 15:37:43 :
ー兵舎・・・男子部屋
ジャン「おい、エレンは?」
ベルトルト「さぁ?わかんない」
ジャン「なんなんだよっ!クソっ!」
バンッ
扉が勢い良く開かれた
アルミン「みんな!ミカサが!ミカサが!」
ジャン「おまえ、どうしたんだよ!一旦落ち着けって!」
アルミン「ああ・・・じ、実はミカサが事故にあって意識が戻らないんだよ!」
ベルトルト「え?あのミカサが?運動神経抜群じゃないか!そんなミカサがどうして!?」
ジャン「エレン・・・か」
ベルトルト「え?」
ジャン「どうせミカサがエレンをかばったんだろ?アルミン」
ジャン「朝からいちゃつきやがって・・・羨ましいッ!」
アルミン「そうなんだよ、エレンは一人にしてくれ…って言うし」
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- 13 : 2015/08/14(金) 15:39:31 :
- 期待!!
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- 14 : 2015/08/14(金) 15:42:44 :
ベルトルト「でも、何の事故?」
アルミン「実は・・・」
さっきのことをベルトルト達に説明した
ジャン「まじか・・・」
ベルトルト「起きなかったりしたら・・・」
ジャン「おい、黙れよ」
ベルトルト「ごめん・・・」
アルミン「とにかく、ミカサが起きるのを願うしかないよ」
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- 15 : 2015/08/14(金) 15:46:02 :
>>13
毎回ありがとうございます!
この後も更新するので見ていってください
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- 16 : 2015/08/14(金) 16:04:35 :
ー兵舎・・・女子部屋
クリスタ「おっはよぉ~ってミカサがいない」
サシャ「どこ行ったんですかね?」
ユミル「知らねーよそんなの」
バンッ
ドアが勢い良く開いた
アルミン「みんな!」
ユミル「クリスタは渡さねーぞ!?」
クリスタ「ちょっ!ユミルってば!」
アルミン「ユミル何言ってるんだよ!」
クリスタが顔を真っ赤にする
アルミン「ちがうんだ!聞いて欲しい」
アルミン「ミカサが事故にあって意識が戻らない・・・」
クリスタ「何の事故?」
アルミン「実は・・・」
またアルミンはさっきベルトルトたちに話したことを女子達に話した
ユミル「は?あのミカサが事故に遭うなんてことはないはずだ!第一アイツ運動神経がやばいし」
クリスタ「そうだよ!」
アニ「エレンがいた・・・とかね」
アルミン「そうなんだ、アニの言う通りエレンもいてねかばったら事故に・・・」
アルミン「で、余命も少ない」
ユミル「・・・」
クリスタ「そんな・・・」
ユミル「ある」
アルミン「は?」
ユミル「あるんだよ」
アルミン「何が?」
ユミル「ミカサが起きるようなものがな」
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- 17 : 2015/08/14(金) 16:13:39 :
アルミン「ユミル、それどうゆうこと?」
ユミル「実はな、なんでもひとつ願いが叶うと言われる宝石があるんだが・・・」
ユミル「入手困難でな・・・」
クリスタ「お、お金の問題なら私が…ユミル「お金じゃない」
ユミル「その宝石があるのはシガンシナ区のずうっと先、つまりホントの壁の外だ。巨人のたくさんうろつくな」
アルミン「え・・・入手ほぼ不可能じゃないか・・・」
ユミル「あぁ、取りに行った奴らは何人かいたがみんな食われてたよ」
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- 18 : 2015/08/14(金) 16:19:11 :
アルミン「そうか・・・ってなんで知ってるの?食われたってこと」
ユミル「私は元巨人だからな、」
アルミン「あ、そうだったね・・・」
アルミン「で、ユミルは見たことあるの?その宝石!?」
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- 19 : 2015/08/14(金) 22:16:15 :
ユミル「まあな・・・その宝石はワイルドホースといってな…」
ユミル「奇跡も起こし、幸運を呼ぶらしい」
ユミル「そして、ワイルドホースの石言葉は」
ユミル「控えめな愛の表現」
アルミン「控えめな…愛の表現…?」
ユミル「そうだ、私がクリスタに対する感じだな?」
アルミン「君は激しいけどね(苦笑)」
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- 20 : 2015/08/14(金) 22:56:00 :
- 確かに激しいw期待してます!!
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- 21 : 2015/08/15(土) 18:35:27 :
- >>20
ですよね(笑)
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- 22 : 2015/08/15(土) 18:41:50 :
ユミル「は?んなわけないだろ!?」
アルミン「ごめんごめん」アハハハ
アルミン(控えめな愛の表現・・・ね)
アルミン(エレンならやりそうだ…)
アルミン(宝石を取りに行くことをね)フッ
ユミル「お前、何ニヤけてるんだ。気持ち悪いぞ」
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- 23 : 2015/08/15(土) 18:51:55 :
アルミン「気持ち悪いってひどいなぁ」
ー病院…ミカサの病室
ミカサ「・・・」
エレン(ミカサ…)
エレン(起きてくれ…)
エレン(起きたら…)
エレン「俺と…」
トントンッ
急にドアが開いた為
焦って椅子から転げ落ちた
エレン「イテテ・・・」
アルミン「あ、大丈夫?」
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- 24 : 2015/08/16(日) 10:15:44 :
エレン「大丈夫…」イテテ‥
アルミン「あの…さ…」
エレン「どうした?」
アルミン「ミカサを助けられるかもしれない」
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- 25 : 2015/08/16(日) 19:11:35 :
エレン「ほ、本当か?」
アルミン「うん。」
アルミン「その方法はとある宝石を取りに行くこと」
エレン「よし!今から取りに行く!」
アルミン「待って!最後まで聞いてくれ」
アルミン「その宝石はワイルドホースと呼ばれるんだけど」
アルミン「奇跡を起こし、幸運を呼ぶと言われてるんだ」
アルミン「そして、その宝石の石言葉は」
アルミン「…控えめな愛の表現」
アルミン「しかもその宝石の原石があるのはシガンシナ区のずうっと先、壁の外だ」
エレン「壁の・・・・外・・・か?」
アルミン「ああ」
アルミン「それでもエレンが行きたいなら」
アルミン「僕はついていくよ」
エレン「本当にいいのか?」
エレン「俺は行く…」
アルミン「分かったよ…」
バァン!!
壊れる!と思われるくらいの勢いでドアが開いた
ドアの前に立っていたのはジャン、クリスタ、ユミル、サシャ、ベルトルト、アニ、コニーだった
ジャン「話は今聞いた・・・」
ジャン「おい、それ俺も行く」
クリスタ「私も行かせて!ミカサは・・・大切な仲間だから・・・」
ユミル「クリスタはほっとけないし、私ならその石のある場所がわかるしな」
アニ「私も行くよ」
エレン「アニが行くなんて珍しいな」
アニ「行きたいんだからいいでしょ?」
エレン「ああ」
ベルトルト「ぼくも…行くよ」
サシャ「私も行きます!」
コニー「みんな行くなら俺も…」
アルミン「みんな・・・」
???「おい!」
聞き覚えのある声がドアの影から聞こえてきた
リヴァイ「お前らには危険すぎる」
エレン「兵長が止めても俺らは行きます・・・」
リヴァイ「俺らも行く…リヴァイ班の班員たちと奇行種とな」
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- 26 : 2015/08/16(日) 22:22:53 :
エレン「ホントですか!!」
リヴァイ「お前の面倒を見るのが俺の仕事だからな」
エレン「はい!」
リヴァイ「おい、お前ら」
一同「はいっ!」
リヴァイ「支度をしてこい」
リヴァイ「日が落ちてから出発する」
一同「わかりました」
ー男子部屋
ジャン「おい、もうそろそろで日が落ちるぞ」
エレン「おう」
アルミン「早くしないと兵長に怒られるよ」
ベルトルト「そうだね」
コニー「俺終わった~♪」
-
- 27 : 2015/08/17(月) 13:26:45 :
アルミン「僕も終わったし、コニー行こうー」
コニー「おう!」
アルミン「に、してもさ」
コニー「なんだよ」
アルミン「壁の外ってどうなってるのかな」
コニー「は?」
コニー「・・・さあな」
ー女子部屋
クリスタ(ミカサ・・・)
そして日没後・・・
エレンたちはウォールローゼを飛び出していった
リヴァイ「お前ら、何があっても声は出すな」
リヴァイ「巨人が起きてくるかもしれないからな」
リヴァイ「特に奇行種、お前に入っておく」
ハンジ「はいはーい、巨人の研究はついてからにするよ」
リヴァイ「おい、ユミルまだ早いが壁を出たあとどの方角に進めばいいんだ?」
ユミル「シガンシナ区の穴を出たあと、そのまままっすぐ進んでください」
-
- 28 : 2015/08/17(月) 14:06:28 :
修整・・・
リヴァイ「特に奇行種、お前に入っておく」
ではなく
リヴァイ「特に奇行種、お前に言っておく」
です
-
- 29 : 2015/08/18(火) 11:02:42 :
リヴァイ「わかった」
ーその頃
エルヴィン「リヴァイがいない?」
兵士「はい、リヴァイ兵長、その班員、ハンジ分隊長、あと104期生も数名…」
エルヴィン「…まさか」
エルヴィン(ミカサの事故に関係してるのか…?)
ーその頃のシガンシナ区
数時間で俺たちはシガンシナ区まで来ていた
-
- 30 : 2015/09/23(水) 09:04:42 :
リヴァイ「このまま進むぞ」
エレン「はい!」
ペトラ「エレン、本当にあるの?ワイルド…なんとか?」
アルミン「ワイルドホースですね(笑)」
ユミル「あります、わたしは見たんで」
ペトラ「そ、そうなのね」
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- 31 : 2015/09/23(水) 09:05:00 :
- 返信遅れてすいませんでした!
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- 32 : 2015/09/23(水) 09:05:17 :
- ごめんなさい、更新ですね
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- 33 : 2015/09/26(土) 13:29:04 :
クリスタ「ミカサ、大丈夫かな」
アルミン「きっとだいじょうぶだよ」
クリスタ「うん」
リヴァイ「ようやくだな…」
アルミン「あっ・・・・」
エレン「これが・・・壁の外」
アニ「何も見えないけどね…」
-
- 34 : 2015/12/31(木) 09:11:32 :
クリスタ「…っ」
アルミン「クリスタ、どうしたの?…怖いの?外の世界が」
クリスタ「うーん…」
クリスタ「…ずっと内地にいたし、外って言っても巨人たちに占領されたウォール・マリアまでしか行ったことなかったから…」
アルミン「…そうだよね、僕だって幼い頃はシガンシナ区に住んでいたけど、外の世界に出たいなんて思わなかったよ…」
アルミン「これもエレンのおかげなのかもね」
クリスタ「…ふふっ、確かに入団がなかったら、私たち出会うことが無かったかもね…」
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- 35 : 2015/12/31(木) 10:02:17 :
アルミン「そっか…」
アルミン「…」
クリスタ「アルミン?」
アルミン「実はクリスタにお願いがあるんだけど…
耳貸して」
クリスタ「何?…」
アルミン「…」
クリスタ「アルミン何言ってっ!」
アルミン「僕は本気だから…」
クリスタ「…いいよ、その前に生きて帰らないとねっ」
リヴァイ「何もこれからなければ日の出前には帰ってこられそうだな、」
ペトラ「そうですね、みんなで生きて帰りましょ」
リヴァイ「そうだな…」
ユミル「この付近です!洞窟は」
エレン「ユミル、どこだ?洞窟は」
ユミル「そこだ」
エレン「あそこかっ!」
アルミン「エレン!待って!僕も行く!」
リヴァイ「待て!お前ら!巨人がいるかもしれねーじゃねぇか!」
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- 36 : 2015/12/31(木) 14:04:42 :
ー洞窟
アルミン「エレン!あそこ!」
エレン「あれかっ!」
アルミン「取れたね、今すぐここから出よう!」
ハンジ「エレン!!早くでろっ!」
エレン「ハンジさんっ!?」
ハンジが小声でエレンに言った
後ろを見ると
「フガーフガー」
7mほどの、小太りの巨人が寝ていた
ハンジ「ゆっくりだ、ゆっくり外に」
エレン「はいっ」
アルミン「生きて帰るぞ、エレン」
エレン「あぁ」
アルミン「僕が宝石を持っていてもあれだから、エレンが持ってて」
エレン「わかった」
すると、最悪な事態が発生した
ハンジ「急げっ!」
巨人が起きてしまったのだ
ハンジ「リヴァイ!」
リヴァイ「お前らは下がってろ、ここはリヴァイ班の出番だ」
ペトラ「エレンは先に行って!」
エレン「っでも…」
ペトラ「大切な人のためでしょ?」
エレン「…っありがとうございます!」
ハンジ「ここからは私が指揮をとる、
みんな静かにするんだ、
そして生きて帰る」
ハンジ「未来では、巨人を全滅させよう」
クリスタ「そんな未来、きたらいいですね」
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