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夢 【グロ注意】

    • Good
    • 3

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  1. 1 : : 2015/08/05(水) 03:39:30






    少年は、夢を見た。







    少年は、久々に“怖い夢”を見た。
  2. 2 : : 2015/08/05(水) 03:41:50
    そこは、学校だった




    学校は学校でも



    見たことのない部屋であった。



    巨大なポンプが交差する狭い部屋。



    いや、部屋ではない。


    屋外であったから。




    そこで見つけたのは




    美術科の教師だった。



  3. 3 : : 2015/08/05(水) 03:46:10
    呼ぼうかと思った。




    だがーーーーーーーやめた。




    普段(いつも)とは様子がまるで違う。



    性別が女性から男性へ変わった、とか



    髪型がおかっぱからロングになった、とか




    そんな穏やかな事ではなかった





    ・・・・・何かがおかしい。




    そう思ったのも束の間。













    彼女の身長は、2mだった………














  4. 4 : : 2015/08/05(水) 03:48:56
    2m人は追ってきた



    少年は反射的に逃げた。



    ポンプが交差するなか、必死に走った。



    何度か捕まりかけたが、


    なんとか振り払うことができた。






    走った





    走った





    ただただひたすらに




    走った






  5. 5 : : 2015/08/05(水) 03:51:13
    走ってきて、たどり着いた場は



    学校の校庭であった。




    少年は叫んだ





    “たすけて” と






    その声に反応したのは1人や2人ではない。



    何も知らない同学年や先輩方は





    丸腰で校庭にノコノコやってきてしまった。








  6. 6 : : 2015/08/05(水) 03:52:13
    当然、2m人は皆も追った。



    校庭での、恐怖の鬼ごっこが始まった。



















    少年は






    結果的に






    先輩方の





    恨みを




    かってしまった







  7. 7 : : 2015/08/05(水) 03:54:06
    2m人のいない校庭のどこか。



    少年はそこで囲まれた。




    そう、先輩方だ。




    少年が助けを求めなければ




    先輩方まで巻き込むことはなかった。




    彼等はそんな思考回路だ。




  8. 8 : : 2015/08/05(水) 03:54:57
    しかし



    突如少年は、何者かに引きずられた。





    校庭に1本の太い線を描いた。




    その線の果てにいたのは

















    少年と、2m人。





  9. 9 : : 2015/08/05(水) 03:56:52
    少年は、もう終わりだと思った。




    手も足も出なかった。




    逃げようともしなかった。





    いや、できなかった。




    あまりの恐怖感に




    少年は、ただヘナヘナと座り込んでいた。




    2m人の手に、反射物が見えた。



    その正体は





    《ナイフ》
  10. 10 : : 2015/08/05(水) 03:57:43
    少年は悟った







    ああ…俺、ここで死ぬんだな……………





  11. 11 : : 2015/08/05(水) 04:02:42
    2m人はナイフを少年の手元に寄せた。





    そして










    切り裂いた








    両手首を






    縦に




    何回も




    何回も






    重要な血管は残し







    狂っている様に







    切った





    裂いた







    痛い




    痛い







    痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
  12. 12 : : 2015/08/05(水) 04:03:34






























































































































  13. 13 : : 2015/08/05(水) 04:04:23
    気がつくと




    駆けつけてくれた人たち






    〈全員〉に



    囲まれていた






    しかし、その人たちに





    《恨み》はなかった





  14. 14 : : 2015/08/05(水) 04:05:23
    少年は





    四つん這いになって





    泣き崩れていた







    ずっと泣いていた





    その時




    優しい声が届いた






    それは









    少年の







    初恋の








    相手の
























  15. 15 : : 2015/08/05(水) 04:05:37






















    to be continued⇒












  16. 16 : : 2015/08/05(水) 09:41:43
    続き・・期待です!!
  17. 17 : : 2015/08/21(金) 07:07:22
    。。。。なんだこれ。。。。。すげぇ。。。。。。

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