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  1. 1 : : 2015/07/27(月) 19:40:13

    ミカサ「女神様と天使達と天国の住民達。」
    http://www.ssnote.net/archives/37542#res_num45

    の続きです。あっちを読んでからじゃないと意味不明だとおもいます……!
  2. 2 : : 2015/07/27(月) 20:39:11
    前のssも見させていただきました。とっても面白いです!!
    頑張って下さい!
  3. 3 : : 2015/07/27(月) 20:45:19
    >>2
    わあぁ…ありがとうございます!頑張ります!
  4. 4 : : 2015/07/27(月) 21:01:13


    ーー先生達は知らない

    先生A『アルミンとライナーは実に優秀だ!これからも期待してるぞ!』

    アルミン・ライナー『はい!』



    アルミン「ハンナ来いって!またアレやれよ!」

    ライナー「水もかけようぜ!」


    ーー大人達は知らない

    『クリスタちゃんは本当に偉い子ね。』 『本当ね〜』

    クリスタ『ありがとうございます!』




    クリスタ「ふふふ、次は何して遊ぶ?」


    ーー大人達も、先生も、何も知らない

    先生『ミカサ、もうちょっと愛想良くしたらいいんだぞ?』

    大人『アッカーマンさんトコの娘さんはなんていうか…暗くて…』

    ミカサ『……』




    ミカサ「クリスタ!こんな事今すぐやめて!」



    ー子供達は、おとしいれる

    クリスタ『エレン先生!ここどう解くんですか?』

    ライナー『先生!お誕生日おめでとうございます!』




    クリスタ「うあああああん!!」

    ライナ「こ、この人露出狂です!いきなり入ってきて……」
  5. 5 : : 2015/07/27(月) 21:04:04
    ーー少女は、小さな勇気を出した

    サシャ「私!天使、辞めたいです!!」



    ーーーー大人達は知らない



    ーーーー何も知らない



    ーーーー何も知らないまま、時は進んで行く



  6. 6 : : 2015/07/27(月) 21:11:44
    キーンコーンカーンコーン……

    クリスタ「…放課後、話そっか。教室で。」

    アルミン「い、いつも通り天使達だけで、ですか?」

    クリスタ「ううん。みんな、呼んでくれる?新しい遊びだから。」

    ザワッ……なんだ…?

    ミカサ「……?」

    ??何…これは……天国は終わり…終わりって…?え?制裁はもう…終わりって事…??

    サシャ「…??」

    ミーナ「え?…え?え?」

    サシャもミーナも混乱してる。正直私も………新しい…遊び……??


    クリスタ…


    何をする気なの……?
  7. 7 : : 2015/07/27(月) 22:29:01
    前作も凄かったです!
    続き気になるひきかたしましたね…?ニヤニヤ
    今回も期待です!
  8. 8 : : 2015/07/27(月) 22:50:10
    >>7
    どうしましょう嬉しすぎてニヤニヤがとまりませんよ〜
    期待に応えれるよう頑張ります!


    でも今日はもう寝ます!眠くて眠くて……
  9. 9 : : 2015/07/28(火) 06:56:18
    朝だ〜くぅ〜

    更新頑張るぞー!
  10. 10 : : 2015/07/28(火) 07:02:00
    ガララッ

    先生A「ほら席について……」

    ミカサ「え?あの、エレン先生は?」

    先生A「えーエレン先生は病気でしばらくお休みします。」

    ミカサ「!?」

    サシャ「」

    先生A「その間わたしが先生を務めるのでよろしく。」

    ーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーー
    ーーーー

    クリスタ達は1日、〈素直で真面目な生徒〉を演じきった…。放課後の、《遊び》発表の時まで

  11. 11 : : 2015/07/28(火) 08:04:40
    放課後ー職員室ー

    ジャン先生「な、なあアニよ。今日は飲みに行けるか?」

    ユミル先生「お前はそれしか無いのかよ。なあアニ!」

    アニ先生「……」

    ユミル先生「アニあのさ、私ら教師は帰宅9時や10時なんてザラにある事だし…」

    ジャン先生「お前は何の話をしてんだ…?」

    アニ先生「」ガタッ

    ユミル・ジャン「え。」

    アニ先生「」スタスタスタスタ

    ユミル先生「…もう終わったのか。」

    ジャン「人一倍集中してたもんな……」
  12. 12 : : 2015/07/28(火) 08:15:10
    その頃、教室

    クリスタの《遊び》の発表が終わってから

    ミカサ「サシャ…もうみんな帰ってしまった…」

    ミカサ「ね、サシャ…帰ろ?」

    サシャ「う…あ…嫌だ…嫌だ…」

    ミカサ「サシャ…」

    サシャ「無理です…私あんな…新しい遊び…できません……」


    ミカサ「……やらせない」

    サシャ「え?」

    ミカサ「少なくともサシャにやらせたりしない。そしていつか…あいつらに償わせる。」

    サシャ「ミカサ……」

    ミカサ「私はサシャの幸せを守る。サシャは私の幸せを守る、約束したでしょ?」

    ミカサ「サシャが幸せなら、私も幸せ。」

    サシャ「…ミカサあ…」

    サシャ「う…グスッ…ミカサああ……」
  13. 13 : : 2015/07/28(火) 08:21:04
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    アニ「……入るよ」ガチャ

    エレン「…ああ…。」

    アニ「…やってないんだろ?」

    エレン「…やってない。」

    アニ「………。」


    エレン「く…そ……畜生……」

    アニ「…エレン……」


    エレン「サシャ…ミカサ……ごめんな…ごめんなああ……」

    アニ「…サシャ…ミカサ…?」

    エレン「二人と…約束してたんだ。しっぽを掴んでみせる…って」
  14. 14 : : 2015/07/28(火) 08:27:43
    アニ「…エレン。今6年1組はどんな状況なの?」

    エレン「…イジメがある。しかもクリスタが主犯……」

    エレン「《住民》…《天使》…《女神様》……この三つが…子供達から聞いたワードだ。」

    アニ「…!それは…聞き覚えのあるワードだね。」

    アニ「確か絵本で…えっと題名は…」

    アニ「《女神様と天使達と天国の住民達。》……だったかな…」
  15. 15 : : 2015/07/28(火) 14:51:23

    回想ーーーーーーーーーーーーーーー


    ライナー『ど、奴隷?』

    クリスタ『うん。奴隷。住民の一部を奴隷にするの。』

    クリスタ『奴隷の決め方は前と同じだけど…記念すべき第一回奴隷は』







    クリスタ『ミカサ・アッカーマン』

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ミカサ「……」


    クリスタの考えた《遊び》は、基本システムはまえと同じだ。

    大きく異なるのが前は天国の大半を『住民』がしめていたのに対し、『住民』が無くなり『奴隷』が
    できたこと。
    これによって今まで『制裁』を与える権利のなかった『住民』が『天使』になることで当たり前に
    イジメをする事が出来ることだ。

  16. 16 : : 2015/07/28(火) 14:57:26
    もう一つが『奴隷』は制裁より命令式な事
    芸事だから証拠がさらに残りにくくなる。


    クリスタ『できるだけあなたには制裁をしたくないの』


    あの時はああ言ってた。それがこうなったのは こっちの方が都合が良いからか?

    クリスタ


    何が 目的?
  17. 17 : : 2015/07/28(火) 17:56:27
    前作の新任が六年の担任かー
    おれが六年の時そうだったなー
    期待です
  18. 18 : : 2015/07/28(火) 18:39:13
    これ、俺だったらもう精神崩壊して暴れて退学になってる気がするわ()
    そしてクリスタが天使の理由もわかってきたわ、ルシファー的なあれだろ()
    何はともあれ期待です
  19. 19 : : 2015/07/28(火) 20:46:22
    期待です。
  20. 20 : : 2015/07/28(火) 22:29:37
    やばい腹立ち過ぎてvitaぶん投げてしまった
    期待です
  21. 21 : : 2015/07/28(火) 22:46:21
    エレアニになれば、それでいい!!
    なんか、私このクリスタ・・・好きだなヤバイ・・・なんか好きだな・・・
    期待!!
  22. 22 : : 2015/07/28(火) 23:54:08
    ミ、ミカサがいじめられるだと…?
    み、見てみたいようなかわいそうなような…。
    複雑だ…。期待です!
  23. 23 : : 2015/07/29(水) 09:36:20
    い、一夜にしてこんなコメントが!?∑(゚Д゚)
    嬉しい…これは嬉しい…ありがとうございます!

    再開!
  24. 24 : : 2015/07/29(水) 09:38:51
    エレン「絵本?」

    アニ「うん。割と売れてるんだけど作者不明の謎の絵本。」

    アニ「家に置いてあるから、読んだ事はあるけど…内容は忘れちゃった。」

    エレン「そうか。」

    エレン(絵本……?)
  25. 25 : : 2015/07/29(水) 09:46:09
    次の日


    ミカサ「……。」

    アルミン「じゃーまずどうする?」

    ライナー「水かけようぜ。おいモブ男!もってこいよ!」

    モブ男「え…俺?」

    モブ男(畜生…いじめなんて…やったことねえよ…)

    モブ男「奴隷なんて…できなければ…」

    モブ男「これからもずっとイジメと関わらずに暮らせたのに!」

    アルミン「かーけーろ!かーけーろ!」

    モブ男「ミカサ…お前の…」
    モブ男「お前のせいだあああ!!!」

    ミカサ「ッ!」バシャッ!!
  26. 26 : : 2015/07/29(水) 09:53:53
    次の日


    アルミン「さて、と」

    ライナー「やっと来たか、奴隷!」

    ミカサ「……。」

    ザワザワ

    「いじめなんてやったことねえよ……」 「奴隷なんて…」

    ライナー「なんだ!?お前らも奴隷志願者か?」

    シーン

    ライナー「お前…まずは」
  27. 27 : : 2015/07/29(水) 09:58:52
    ライナー「コレ飲めや。」

    つ虫入りジュース

    ミカサ「飲まない。」

    ライナー「は!?」

    アルミン「な、何言ってんのミカサ!拒否権なんて無いんだよ!」

    アルミン「こうなったら!」

    きゃー!!!


    アルミンが水の中の虫をグシャグシャ潰した。女子からの悲鳴が響く。

    アルミン「ふふん。」

    つ虫の粉末入りジュース


    アルミン「コレを…ッかけてやる!」

    ミカサ「ッ!」バシャッ!
  28. 28 : : 2015/07/29(水) 10:00:59
    ミカサ「……ッ…気持ち悪い…!」

    アルミン「ぎゃはははは!!」

    ライナー「スゲーアルミン!」

    クラスメイト「」

    ぎゃははははははは!!!!!

  29. 29 : : 2015/07/29(水) 10:07:12
    ー職員室ー

    アニ先生「……」

    ユミル先生「ん?アニ先生何持ってんだ?絵本?」

    ジャン先生「あーコレ俺も読んだことあるわ。なんか印象に残ってる。」

    アニ「…」パラ
  30. 30 : : 2015/07/29(水) 10:12:28
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    高い所から全てを支配する女神様と

    それに忠実な天使達と

    天国の住民達。

    天国で女神様の気にさわった者には



    ー制裁が与えられる。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ジャン先生「そーそーこの最初の部分が印象に残ってるわ俺。」

    ユミル先生「にしても…なんでこんなの持ってきたんだ?」

    アニ先生「…別に。」
  31. 31 : : 2015/07/29(水) 10:22:47
    アニ先生「…」パラ

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    天国では今日も制裁が行われている。女神様の命令。

    女神様は微笑んで見つめている。

    住民達は見向きもしない。これがこの世界の常識だから。

    女神様はその容姿で他の神々の事を魅了させた。

    この世界は女神様が全て。

    今日も女神様は微笑んで制裁を見つめている。

    この世界は残酷。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    アニ先生「…ページが破けてる。」

    ジャン先生「あと1ページなのになぁ。」

    アニ先生「ジャンは見たことあるの?」

    ジャン先生「いいや、この本は全部最後の1ページが破れてんだ。」

    ユミル先生「ふーん。」
  32. 32 : : 2015/07/29(水) 10:42:34
    アニ先生(……エレンの…机…)

    エレン机「」ゴチャゴチャ

    アニ先生(あの時のままだ…)

    アニ先生「ん?」

    ジャン先生「どうした?あ…」


    つ蒸かし芋ストラップ


    ジャン先生「蒸かし芋…ストラップ」

    ユミル先生「あの時の……」

    ユミル先生「なあ…ジャン。エレンのクラスに…何があるんだろう?」

    ユミル先生「何か…尋常じゃない何か

    クリスタ「失礼します。」
  33. 33 : : 2015/07/29(水) 16:32:11
    クリスタ「あの、落とし物届いてませんか?」

    ユミル先生「え?…蒸かし芋ストラップなら……」

    クリスタ「ああ、それです。友達のなんです。」

    ユミル先生「あ、ああ。」

    クリスタ「ありがとうございました」

    ガラッ

    ユミル先生「……聞かれたかな」

    ジャン先生「ふん。聞かれたから何だってんだよ。」

    ユミル先生「だ、だよな?」
  34. 34 : : 2015/07/29(水) 21:56:30
    期待いたす
  35. 35 : : 2015/07/30(木) 06:51:10
    >>34
    ありがとうでござる
  36. 36 : : 2015/07/30(木) 06:57:21
    クリスタ「」たったったっ

    ー教室ー

    ミカサ「クリスタを!クリスタを出せ!」

    クリスタ「どうしたの?ミカサ。」

    ミカサ「クリスタ…!こんなの今すぐやめさせて!」

    クリスタ「……確かに…ミカサじゃダメだったね。」

    クリスタ「反応、薄いでしょ?」


    「確かにつまらん」 「反応薄〜」 「ミカサウザいし」


    クリスタ「…奴隷変更」
  37. 37 : : 2015/07/30(木) 07:01:28
    クリスタ「サシャ・ブラウス」

    サシャ「!?」

    ミカサ「なっ…」

    クリスタ「ふふっ……」

    「サシャかーいいかも!」 「ヤバい超楽しみ」 「サシャ?どんな命令しよーかなー」


    ワイワイ ガヤガヤ

    ミカサ「」


    クリスタ「……ミカサ」
  38. 38 : : 2015/07/30(木) 07:03:52
    ミカサ「〜〜ッ触るな!」

    クリスタ「……」

    キーンコーンカーンコー……

    クリスタ「……ミカサ」

    ミカサ「……」


    クリスタ「放課後、教室に来てね。」
  39. 39 : : 2015/07/30(木) 07:17:19
    休み時間

    サシャ「ミカサあああッ!」

    ミカサ「サシャ…」

    サシャ「嫌です…私……怖いんです」

    サシャ「お母さん……お父さん…怖いよ……」



    ミカサ「……私は、サシャが羨ましく感じる時がある」

    ミカサ「性格が明るい事。素直なところ……」

    ミカサ「…両親が、いる事。」

    サシャ「…ミカサ……」

    ミカサ「離婚してお母さんと暮らしてた。でも突然居なくなったの。一冊の本を置いて。」

    サシャ「……」

    ミカサ「サシャは、いい所、たくさんある。決して汚したりしない。私が守るから。」

    サシャ「う……グスッ」
  40. 40 : : 2015/07/30(木) 07:22:18
    ミカサ「……サシャだけは」

    ミカサ「絶対……!!」

    サシャ「……?」

    クリスタ「………」


    ー放課後ー


    ミカサ「え?
  41. 41 : : 2015/07/30(木) 07:26:19
    ミカサ「サシャの奴隷行きをやめる?」

    クリスタ「私のお願いを聞いてくれたらね。」

    ミカサ(チャンスは……ここしかない)

    ミカサ「お願いって?」

    クリスタ「簡単な事なハズだよ。」










    クリスタ「ミカサ、私のものになってよ」
  42. 42 : : 2015/07/30(木) 07:41:32
    ●クリスタヤンデレ化注意
    Σ(゚д゚lll)
    ●荒ぶる女神化(一時的)注意

    気をつけて!

    苦手な方!逃げて!ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
  43. 43 : : 2015/07/30(木) 07:52:42
    ミカサ「!? 何を言ってるの!?」

    クリスタ「簡単なことでしょ!?」

    ミカサ「え!?」

    クリスタ「私達姉妹だもんね!家族だもんね!簡単でしょ!!ミカサの事大好きだもん!いいよね!
    ミカサも私の事大好きだもんね!なのになんでサシャとお話ししてるのよおかしいでしょ!?」

    ミカサ「」

    クリスタ「どうしてどうして姉妹なのに姉妹なのになんでなんでなんで」

    クリスタ「…っと、つい熱くなっちゃった。」

    ミカサ「…私には、姉妹なんていない」

    クリスタ「……」

    クリスタ「…真実を…ミカサに伝えてあげて」ボソ

    ミカサ「え?」

    クリスタ「………」
  44. 44 : : 2015/07/30(木) 15:42:33
    虫入りジュース…オェェェェェエオロロロロロ
    クリスタヤンデレ化した!!クリスタにはミカサを渡さないゼ!
    私「ミカサ、私のものになってよ」
  45. 45 : : 2015/07/30(木) 16:54:14
    >>44
    どうしようちょっと笑った(笑)
  46. 46 : : 2015/07/30(木) 16:55:06
    >>44
    ミカサ「!?何を言ってるの!?」
  47. 47 : : 2015/07/30(木) 18:43:31
    あひる姉、早く~
    期待!!ミカサ可愛い(*´ω`*)ンフフ
  48. 48 : : 2015/07/30(木) 20:26:08
    >>47
    あひる姉 \(//∇//)\

    頑張りますよ〜!


    再☆開!!


  49. 49 : : 2015/07/30(木) 20:33:21
    クリスタ「私は…託されたから……伝えなきゃ……」ガクガク

    ミカサ「クリスタ?大丈夫…?」

    クリスタ「はあっ……はあっ…ゲホッ…」

    クリスタ「ミカサ…家族になろうよ」

    ミカサ「……それはなぜ?教えて欲しい。」

    クリスタ「い、言えない。約束したから…。」

    ミカサ「理由が分からないと……できない。」

    クリスタ「……ミカサ!選んで!」

    クリスタ「私の家族になる!?サシャを奴隷にする!?」

    クリスタ「選んでよミカサ!!」

    ミカサ「……!」
  50. 50 : : 2015/07/30(木) 23:24:20
    ミカサの親が残した本ってまさか、あの本じゃ・・・、もしかして、最後のページもあるかも・・・!!!

    ミカサなら、「家族になる(姉妹)」を
    選ぶだろうなぁ・・・
    期待☆
  51. 51 : : 2015/07/31(金) 06:42:21
    >>50
    ふふふ……お楽しみに!
    期待ありがとうございます!
  52. 52 : : 2015/07/31(金) 06:43:53










  53. 53 : : 2015/07/31(金) 06:54:37
    ー次の日ー
    クリスタのつくえ「」ポツーン

    ミカサ「……」

    クリスタは休み、か…

    サシャ「ミカサ…」

    ミカサ「大丈夫。サシャは今の時点ではいじめられない。」


    ー『家族だもんね!簡単でしょ!』

    ー『言えない。約束…したから』


    ミカサ「……」

    クリスタは、何を知ってる? 家族って? 約束は、誰と?

    サシャ「ミカサ。」

    サシャ「今日、エレン先生に会いに行きませんか?」

    ミカサ「!」

    サシャ「先生は病気って言ってたけど、聞いたんです。クリスタから」

    ミカサ「!?クリスタから!?」

    サシャ「はい。いきなりで、驚いたんですけど……」
  54. 54 : : 2015/07/31(金) 07:10:21
    コニー「お前ら、今 エレン先生に会いに行くって言ったか?」

    サシャ「え? はい。」

    コニー「…俺も行く。エレン先生に 伝えなきゃいけねえ事がある。」

    ミカサ「……」


    ーエレン宅ー

    エレン先生「…お前ら」

    ミカサシャ「……」

    エレン先生「ごめんな」

    ミカサ「いえ、いいんです。」

    サシャ「仕方なかったんですから。」

    エレン先生「…そうだ、この本を知ってるか?」

    サシャ「?知らないです。」

    ミカサ「……!これは」

    ミカサ「お母さんが…置いていった本…!!」

    エレン先生「!」

    コニー「……」

  55. 55 : : 2015/07/31(金) 07:17:05
    エレン先生「本当か!?ミカサ!」

    ミカサ「はい。私の母が書いた本です。」

    ミカサ「いつも持ち歩いてるんですが…これです」つ本

    エレン先生「……!」パラパラ

    エレン先生「……あ」

    ミカサ「最後の1ページが… 破れてる。」

    ミカサ「母が置いていったときから…本は新しいのにこのページだけ破れてました。」

    コニー「あの、エレン先生」

    コニー「クリスタも…その本を持っていました。」

    ミカエレ「「!!」」
  56. 56 : : 2015/07/31(金) 07:33:25
    ミカサ「あ、あと昨日」

    〜説明中〜

    ミカサ「もしかしたらクリスタは、最後の1ページを知っているかもしれません。」

    サシャ「え?じゃあ結局」

    コニー「ミカサとクリスタは姉妹だったって事か?」
  57. 57 : : 2015/07/31(金) 07:41:37
    ミカサ「…わからない。私が知らないだけで…そうなのかもしれない。」

    ミカサ「でもクリスタは、全てを知ってる。なぜかは分からない。」

    コニー「…クリスタは泣いてた。理由は…分かんねえ」

    サシャ「謎が多いですね。」

    ミカサ「あ、そろそろ帰ります。エレン先生、ありがとうございました。」

    エレン先生「え、ああ」

    エレン先生「…俺も、明日学校行くよ。」

    ミカサ「え?」

    エレン先生「ちょうど一ヶ月だし…放って置けない。」

    ミカサ「…本当に、ありがとうございました。」
  58. 58 : : 2015/07/31(金) 08:00:03
    〜次の日〜

    クリスタ「……」

    ミカサ「…クリスタ、顔色が悪いようだけど…」

    クリスタ「……ミカサ」

    クリスタ「家族になって。」

    ミカサ「……」

    クリスタ「お願い…ミカサ」

    ミカサ「…クリスタ……?」






    クリスタ「…助けて。」
  59. 59 : : 2015/07/31(金) 08:08:29
    ======================================================
    ⁇「クリスタ!」

    クリスタ「あ!おばさん!来てくれたの!?」

    ⁇「うん。」
    =======================================================

    クリスタ「……う」

    ミカサ「クリスタ?大丈夫?」

    クリスタ「ーー !」 ダッ

    ミカサ「!? クリスタ!」
  60. 60 : : 2015/07/31(金) 08:15:18
    ミカサ「クリスタ!待って!」

    コニー「ミカサ?どうした?」

    ミカサ「クリスタが行ってしまった…一体どこに……」

    コニー「……」

    コニー「校舎裏」

    ミカサ「え?」

    コニー「校舎裏の…一番大きい桜の木の下にいる。」

    ミカサ「え……」

    コニー「行ってやれ」

    ミカサ「コニー……?あなたは一体……」

    コニー「お願いだ。行ってやれ……クリスタ…あいつは……」

    ミカサ「……分かった!」

    コニー「……」

    ーーーーーーーーーー
    ーーーーーー
    ーーー
  61. 61 : : 2015/07/31(金) 08:23:01
    ー桜の木の下ー

    ミカサ「クリスタ!」

    クリスタ「……ミカサ?」

    ミカサ「コニーが…クリスタはここにいるって」

    クリスタ「コニーが……」

    クリスタ「……私ね、いつもココで泣いてたの。」

    ミカサ「……?」

    クリスタ「それをコニーに見られちゃった…でもコニーは、気を許せる唯一の人だった…。」

    クリスタ「コニーになら、本当の私を見せる事ができたの。」

    クリスタ「……ミカサ」

    クリスタ「…………家族になって。」

    ミカサ「……クリスタ」
  62. 62 : : 2015/07/31(金) 08:28:05
    ミカサ「私は…クリスタが今まで何を思って、何を感じていたか」

    ー『とっても、楽しいんですよ!』

    ミカサ「分からない。なぜ家族になりたいのかも」

    ー『ミカサの事が、大好きなの』

    ミカサ「でもクリスタ、あなたは本当に」

    ー『……助けて』

    ミカサ「イジメに、喜びを感じていたの?」





    クリスタ「…そんなの……」

  63. 63 : : 2015/07/31(金) 08:37:00
    クリスタ「……感じるわけないでしょ!?」

    クリスタ「誰が好きでこんな事するの!??したいわけないじゃない!!!!
    私はただ約束を果たしたかった!!!!あの人との約束を!」

    クリスタ「そろそろ果たせたと思った頃にはもう遅かった!!約束の為なら周りに嫌われても
    いいと思ってた!!!けど!!どうしてみんなそんな目で見るの!?嫌だよ!!やめたいよ!」

    クリスタ「でも私は壊してしまった!!!アルミンやライナー…みんながイジメに喜びを感じるような
    人にしてしまった!」

    クリスタ「だから…最後までやり通さなきゃと思った……!!」

    ミカサ「…クリスタ」

    ミカサ「やっと……本当の事が言えたじゃない。」

    クリスタ「!」
  64. 64 : : 2015/07/31(金) 08:40:30
    ミカサ「1人で溜め込まなくても…たくさん相談して、たくさん悩めばいい。」

    ミカサ「私は、ここにいるから。」


    クリスタ「う…グス…ミカサ……」

    クリスタ「…………ありがとう……」

    ああそうだ

    元からこうすれば良かったのに


    ……あったかい
  65. 65 : : 2015/07/31(金) 08:41:42
    期待です☆
  66. 66 : : 2015/07/31(金) 08:42:31
    >>65
    ありがとうございます(^^)


    もうすぐ終わります!
  67. 67 : : 2015/07/31(金) 08:44:06




    その日は一日中
    クリスタは良い子で過ごした
    演技じゃなく、心からそうできることが

    クリスタは、とても嬉しかった
  68. 68 : : 2015/07/31(金) 08:50:54
    放課後

    アルミン「女神様!」

    クリスタ「え?」

    ライナー「も、もう奴隷を使っていいですよね!?もう我慢できません!」

    クリスタ「え…あ……」

    マルコ「許可をください女神様!」

    天使a「あ、あの女神様」

    クリスタ「え……?」

    天使a「僕、女神様が天使にしてくれたから…楽しい毎日を過ごせました。」

    天使達「「許可をください女神様!」」

    「「許可をください!許可をください!許可をください!許可をください!」」

    クリスタ「みんな!」

    シーン

    クリスタ「ごめん……ごめんね…」

    クリスタ「こんな女神様で…」

    ーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーー
    ーーーー

    ミカサ「……え?」

    サシャ「クリスタが…?」
  69. 69 : : 2015/07/31(金) 08:51:40






















    ミカサ「……死んだ?」
  70. 70 : : 2015/07/31(金) 08:57:12
    エレン先生「……手首を切ったらしい」

    コニー「…え…」

    コニー「嘘……だろ?」

    ミカサ「そんな……」


    アルミン「え…女神…女神様が…?」

    アルミン「死んだ…って……」



    シーン……


    ミカサ「……」


    その日



    ミカサは、泣いた
  71. 71 : : 2015/07/31(金) 09:00:08

    放課後

    ーー桜の木の下ーー

    ミカサ「…クリスタ」

    ミカサ「どうして……」

    ミカサ「…あ」

    ミカサの目には、一冊の本が映る

    ミカサ「これは…」

    ミカサ「……」パラ
  72. 72 : : 2015/07/31(金) 09:12:07
    ーーー『女神様と天使達と天国の住民の達』 最後のページーーー

    ミカサへ

    相談するって言ったのに、先に逝ってしまい、ごめんなさい。

    でもやはり、私がみんなの心を壊してしまったこと、今までいじめた子のことを思うと
    こうせずにいられません。

    本当にごめんなさい。

    私は充分約束を果たしました。 あの人も許してくれるでしょう。

    このページは、あの人が、私が死んでから後悔しない様にと、くれたページです。

    あの人が誰なのか、約束の内容はなんなのかは、最後まで言えません。

    身勝手な私を、許してください。

    そして、私達が姉妹なのは、嘘ではありません。

    あと、エレン先生を責めないでと、伝えてください。

    こんな私ですが、クラスのみんなが、大好きでした。

    クリスタより
  73. 73 : : 2015/07/31(金) 09:14:40





    ミカサ「……クリスタ…」

    サシャ「…ミカサ?」

    ミカサ「……サシャ………」

    サシャ「……思いっきり、泣いていいですよ。」


  74. 74 : : 2015/07/31(金) 09:14:58






















  75. 75 : : 2015/07/31(金) 09:21:02
    ーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーー
    ーー

    クリスタへ

    今、私のクラスはたいへん人数が減りました。

    殆どの生徒が不登校になっています。

    でも、自分を責めないでください。

    私はあなたのおかげで、多くのことを学びました。

    あと、エレン先生も、誤解が解けて、教師として立派に活動してます。

    …ごめんなさい。私の語学力だと、何を書けばいいか分かりません。

    クリスタ、あなたの事を一生忘れません。大好きなのだと思います。

    ミカサより
  76. 76 : : 2015/07/31(金) 09:23:32



    ミカサ「女神様と天使達と天国の住民達。」
    サシャ「女神様と天使達と奴隷達。」

    【完】
  77. 77 : : 2015/07/31(金) 09:26:07



    ミカサ「女神様と天使達と天国の住民の達。」
    サシャ「女神様と天使達と奴隷達。」
    【完】


    ありがとうございました。微妙な終わり方でごめんなさい。
  78. 78 : : 2015/07/31(金) 09:28:27



    ミカサ「女神様と天使達と天国の住民達。」
    サシャ「女神様と天使達と奴隷達。」
    【完】


    ありがとうございました。 微妙な終わり方でごめんなさい。
  79. 79 : : 2015/07/31(金) 09:42:04
    絵本の最後のページの内容、クリスタが言うあの人、
    そしてミカサの関係について今後書くのですか?
  80. 80 : : 2015/07/31(金) 11:34:25
    >>79
    ん〜〜番外編としてクリスタ編を書こうかと。
  81. 81 : : 2015/07/31(金) 11:41:05
    でも本編は一応完結です
  82. 82 : : 2015/07/31(金) 11:53:47

    クリスタ「さよなら」
    http://www.ssnote.net/archives/37819#bottom

    番外編です
  83. 83 : : 2016/10/11(火) 19:11:39
    ハッピーエンド?ではないかもしれないけど良かった
  84. 84 : : 2017/11/02(木) 21:32:11
    やった!クリスタ死んだ~!

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