ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

アルミン「僕を救ってくれた2つの光」

    • Good
    • 0

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2015/07/24(金) 19:41:11
    いじめに関するお話です。ハッピーエンドを考えていますが、きっと嫌な思いをされる方もいると思うので、そういう方は、読まないことを勧めます。それと、キャラ崩壊注意です!

    よろしくお願いします!
  2. 2 : : 2015/07/24(金) 19:50:10
    桜が舞う、シガンシナ中学校の入学式。


    学校か。いやな思い出しかない。


    人「おいおい、アイツ小学校の頃散々いじめられてきたアルミンだ!」


    人「それでも学校くるとか、いじめられたいんじゃね?」


    人「ドMじゃん!!」


    アハハハハハ


    聞こえてるよ。いや僕に聞こえるように言っているのか。もううんざりだ。悪口なんて聞き飽きた。


    親に言われて学校に来ているけど・・・こんなところ来たくもない。


    ジャン「おはようアルミン!」


    アルミン「・・・おはよ。」


    ジャン「なに?聞こえねぇよ!お前気持ち悪い癖にあいさつもできねぇのか!?」


    そういってジャンは立ち去る。


    うざい。やりかえしたい。そういう感情と一緒に暮らしてきた。けど、いくら作戦を立てても、一歩手前でやめる。


    僕は弱い。
  3. 3 : : 2015/07/24(金) 19:57:21
    僕に対してのいじめは小学5年から始まった。


    最初はうるさい女子の、


    「さわんな!汚れる!」


    とか、


    「おまえきもいんだよ!」


    みたいな悪口だけだった。


    でも、ある日・・・。



    いじめっ子「おい、アルミン。」


    アルミン「なに?」


    いじめっ子「鉛筆かしてくんね?」


    アルミン「いいよ。」はい


    ~~~~~~~~~~~~~~


    返ってきた鉛筆は粉々になっていた。


    いじめっ子「すまんすまん。落としちまった!」


    は?落としただけじゃ、そんなんにならないでしょ。


    そう、言おうと思ったが怒らせたら面倒なので言わなかった。


    しかし、これが間違った選択だった。
  4. 4 : : 2015/07/24(金) 20:00:51
    僕はトイレの個室にいるときに聞いてしまった。


    いじめっ子達の会話を。


    いじめっ子「おい、あのアルミン。鉛筆壊したのにおこんなかったぜ!」


    いじめっ子仲間1「まじか!?」


    いじめっ子仲間2「ふっ、それはいい標的だな。」


    標的!?なんの標的になるんだ?
  5. 5 : : 2015/07/24(金) 20:01:23
    「標的」は、ターゲットと呼んでいただけるとありがたいです!
  6. 6 : : 2015/07/24(金) 20:06:37
    いじめっ子「いじめよう、あいつ」


    いじめっ子仲間1「そうだな、前の標的転校しちゃったしな。」


    マルコ(前の標的)が転校したのはお前らのせいか・・・!


    僕は個室から出て、殴りかかりたかった。マルコは優しかった、いい友達だったのに!



    それからの日々は最悪だった。


    机に落書きされたり、いきなり水をかけられたりした。


    でも、5年生になった時、久しぶりに友達ができた。


    彼の名はライナー・ブラウン。


    彼は僕を救ってくれた、優しい人だった。
  7. 7 : : 2015/07/24(金) 20:08:03
    「5年生になった時」は「6年生になった時」の間違いです!

    すいませんでしたm(__)m
  8. 8 : : 2015/07/24(金) 20:21:47
    先生「今日から転校生が来る。仲良くしてやってくれ。」


    ガラガラ


    ライナー「ライナー・ブラウンです。よろしくお願いします」


    先生「席は・・・アルレルトの前だ。」ユビサシ


    ライナー「はい。」


    ライナー「アルレルト、よろしくな。」


    よろしく?どうせ少ししたら僕をみんなと一緒にいじめるんだろ?


    ~~~~~~~~~~~~~~


    ジャン「おい!悔しかったら殴り返してみろ!」


    ユミル「は?できるわけねぇだろ?こんな弱虫に。」


    アニ「まぁ、私たちに立ち向かう所までもいけないだろうけどね
    。」


    「おい、お前ら。何してるんだ?」


    アルミン「ラ、ライナー・・・」


    ああ、ついにこの日が来た。ライナーとは結構気が合ったのに。結局僕をいじめる側につくんだ。


    しかし、その予想は大外れだった。


    ジャン「見りゃわかるだろ。いじめてんだよアルミンを。」


    ユミル「おまえも勉強とかでストレスたまってんだろ?こいつ殴って発散していいよ」ニヤ


    ライナー「俺は、おまえ殴って発散することにしよう。」


    ジャン「は・・・?なにいってんだ?」


    ライナー「そのままだ。」バキッ!!!!


    ジャン「ッ!?」バタ


    ユミル「!?」


    ジャン(なんて力だ!)


    ユミル「逃げるぞ一回。チクられたら厄介だ」


    ジャン「しょうがねぇな。」


    ジャン「おい、ライナー。おまえにも思い知ってもらうぞ。地獄を・・・。」スタタタ



    ライナー「ふっ、もう少しかっこいい捨て台詞はねぇのか?」


    ライナー「立てるか?アルレルト」


    アルミン「ありがと。僕のことはアルミンって呼んで」


    ライナー「わかった。大丈夫だったか?アルミン。」


    アルミン「うん、君のおかげで。」


    ライナー「それはよかった。」ニコ


    彼のかっこいい笑みは今でも鮮明に覚えている。
  9. 9 : : 2015/07/24(金) 20:25:30
    僕は彼のおかげで、2学期まで楽しい日々を送れた。ジャンたちも謝ってくれた。本気かわからないけど。


    でも・・・、ライナーは3学期をシガンシナ小学校で、迎えずに転校してしまった。


    ライナーは親の仕事の都合で引っ越しを繰り返しているらしい。でも今回は特別に早かったという。
  10. 10 : : 2015/07/24(金) 20:57:52
    期待です!

    わーいさんの、作品毎回見てます!(たぶん)

    小人エレンの話はもう書かないんですか?
  11. 11 : : 2015/07/24(金) 21:50:55
    毎回見てくれているのですか!?
    ありがとうございます!
    とても嬉しいです!


    続き↓


    ジャン「ふぅ、やっと邪魔者が消えたな。」


    アルミン「・・・!?」


    ユミル「あぁあ、ストレスたまってるわぁ、私。」


    アニ「アルミン、あんたは勘違いをしてたんだよ。」


    ジャン「俺たちがあの時本気で謝ったと?」
  12. 12 : : 2015/07/24(金) 21:57:58
    すいません、しろねこやまとさん、小人エレンの話は、続きが思いつかないので、これを書きながらじっくり考えます^_^
  13. 13 : : 2015/07/24(金) 22:20:03
    アルミン「いや、1ミリも思わなかったよ」


    ジャン「はっ!」バキッ!


    ユミル「お、私も」ゲシッ!


    はぁ、また始まった・・・。
  14. 14 : : 2015/07/24(金) 22:29:37
    それから1年。

    ぼくは中学生になった。
  15. 15 : : 2015/07/24(金) 23:08:42
    なぜか、小学校を卒業して安心してしまった。

    なぜ?ジャンもユミルもアニも、他のいじめっ子も、同じ学校なのに・・・。








    最初に戻って、
     
     桜が舞う、シガンシナ中学校の入学式。


    校長「みなさん、ご入学おめでとうございます、この学は・・・」

    ~~~~~~~~~~~~~~

    入学式終了後


    ジャン「アルミン、帰ったら〇✕公園に来い。」


    アルミン「・・・うん」



    〇✕公園


    ジャン「アルミン、金かしてくんね?」


    アルミン「え?」


    ジャン「いや、ゲーセンで遊びまくってたら金なくなっちまったんだ。」


    ユミル「1万くらいでいいよ。」ニヤ


    アルミン「冗談でしょ?本気で言ってるんじゃないよね?」


    ジャン「じゃあ、どれくらい本気か、教えてやろうか?」


    アルミン「わ、わかった!わかったよ!ちょっと待ってて」タタタッ


    家遠い!もっと早く走らなきゃ!殴られる・・・!
  16. 16 : : 2015/07/24(金) 23:15:16
    アルミン「はい・・・」ハァハァ


    ジャン「ありがとな、アルミン。」トリアゲ


    ユミル「あ、アニは?」


    ジャン「あいつは、眠いから来ないと。」


    ユミル「ふぅん」


    ジャン「じゃあな、アルミン」


    二人は立ち去った。


    もう、いやだ。死にたい・・・。
  17. 17 : : 2015/07/24(金) 23:22:03
    それから半年。もう限界だった。

    お金も、もう無い。根こそぎとられてしまった。


    11月。

    先生「今日は、転校生が2人来ているんだ。」


    転校生、か・・・。期待はしないでおこう。


    ドンナヒトダロー?

    カッコイイヒトダトイイナー!


    先生「入ってこい。」


    ガララララ


    アルミン「!?!?」


    先生「転校生の、エレン・イェーガー君と、ミカサ・アッカーマンさんだ。」
  18. 18 : : 2015/07/24(金) 23:27:40
    アルミン「エレン!?ミカサ!?」


    エレン「お、アルミン!」


    ジャン(・・・知り合いか?)


    先生「エレンの席は、アルミンの前だ。ミカサはジャンの隣だ。」


    エレン&ミカサ「はーい」


    女子「エレン君ってかっこいいねぇ・・・。」


    女子「そうだね!」


    ~~~~~~~~~~~~~~

    休み時間


    エレン「アルミン!本当久し振り!」


    アルミン「うん、4年ぶりくらいかな。」


    エレンは、僕がいじめられる前。小学3年生の時シガンシナからカラネスの方に引っ越した、僕の近所に住んでいた親友だ。ミカサは訳ありでエレンの家族。
  19. 19 : : 2015/07/24(金) 23:47:12
    ジャン「アルミン、ちょっといいか?」


    アルミン「ごめん、エレン。ちょっと行ってくる」


    エレン「あ、ああ。(アルミン、友達に呼ばれただけでなんであんな、寂しそうというか・・・悲しそうな顔するんだ?)」


    ミカサ「エレン、アルミンは何かかかえてる。」


    エレン「・・・そうっぽいな・・・。」

    ジャン「アルミン、この前もらった金使い切っちゃったから、また貸してくんね?2万くらいでいいから。」


    アルミン「もう、お金ないよ・・・。」


    ユミル「あ?なんとしてでも用意しろ。今日の4時、〇✕公園でな。」スタスタ


    ジャン「わすれんな。」スタスタ


    どうしよう、サンドバックにされてしまう・・・。ボコボコにされるんだ・・・!






    アルミン「・・・。」トボトボ


    エレン「おーい、ジャンって言ったか?」


    ジャン「なんだ?」


    エレン「おまえ、血祭りは好きか?」


    ジャン「あ?なんだそれ」


    エレン「いいから、いいから」


    ジャン「(グロい漫画とかよんでるしな。)ああ、好きだ。」


    エレン「そうなのかー。引き留めて悪かったなー。」


    アルミン「・・・エレン?」



    ~~~~~~~~~~~~~~

    4時。〇✕公園。


    ジャン「金は、あるんだろうな?」


    アルミン「ごめん、ない・・・。」


    ユミル「なんだと?お前かねもちなんだろ!?」ボカッ


    痛い・・・でももう慣れた。顔も体もあざだらけ。


    ジャン「おい、何とか言えよ!」拳フリアゲ


    アルミンは、目をつぶる。


    「やめろ!!!!」


    ジャン「!?」


    こ、この声は、まさか!


    アルミン「エレン!!!」


    エレン「アルミン、こんなことだろうと思ったぜ」フッ


    ジャン「転校生か、何しに来た?」


    エレン「おれは、転校生って名前じゃなんだがなw」


    ジャン「て、てめぇ!!」ブン


    エレン「あたるか、そんなの。」スカッ


    ジャン(よけられた)


    エレン「パンチってのはこうやんだよ!」バキッ!


    ジャン「うっ!!」バタッ


    ユミル「!?」


    ジャン「いってぇな!」


    エレン「アルミン、この様子だと今の10倍くらいの痛みをかかえてたんだ!」


    ジャン「別にアルミンなんだからいいじゃねぇか!」


    エレン「てめぇ、ゆるさねぇぞ・・・。」拳ギュッ


    ジャン「あ?おまえに許しなんてもらいたくもねぇよ」カマエ


    エレン「さぁ、はじめようか。おまえの好きな『血祭り』をな!!」
  20. 20 : : 2015/07/25(土) 00:41:55
    エレン「はっ!」バキッ!


    ジャン「くっ・・・」鼻血ツー


    エレン「おうおう?何にそんな興奮してるんだ?」


    ミカサ(エレン一人でよかったみたい。)


    ユミル(あのエレンって奴。やるな)


    ジャン「ふざっけんなぁぁ!」ブン!


    エレン「あ、いて。」


    ジャン(・・・ッ!?「あ、いて」だと!?)


    エレン「もうやめようぜ。」


    ジャン「」ハァハァ


    エレン「お前らもう、アルミンを虐めるなよ。」


    アルミン「エレン・・・」


    エレン「あと、取ったかねは返せよ。」


    エレン「返さねぇと、電話。するから、先生に、親に、警察に。」



    ジャン「電話しても証拠がねぇじゃねぇか。」


    エレン「あるよ。」アルミンのポケットいじくり


    盗聴器「返してくんねぇか?2万でいいから。」


    ジャン「なっ・・・!」
  21. 21 : : 2015/07/25(土) 00:50:02
    エレン「いい加減諦めろ。ジャン。」


    ジャン「くっ、くそっ」ダダダダ


    エレン「逃げたか・・・」


    次の日

    ジャン「アルミン、ちょっといいか?」


    エレン「?」


    アルミン「う、うん(まさか・・・)」


    体育館裏。

    ジャン&ユミル「い、今まですいませんでした!」


    二人は土下座して謝った。


    ジャン「金もすぐに返す!もう、何もしねぇ!」


    ユミル「だから、だから!最低な私達を、許してくれないか・・・?」


    アルミン「いやだよ。許すわけないでしょ。」


    アルミン「今までどれだけ苦しんできたか!わからないくせに。」


    ジャン&ユミル「!?」


    アルミン「でも、もう少し過ごしてから君たちを許すか、許さないか決めようかな・・・」


    ジャン&ユミル「」ホッ


    影でみていたエレン「ふっ」スタスタ


    アルミン「ジャン、ユミル、仲良くやろうね!」


    ジャン&ユミル「うん!」ポロポロ


    アルミン「えっ!?ちょっと泣かないでよ!」アタフタ


    ユミル「あぁあ、、ごめんな。」


    ジャン「これからもよろしくアルミン。」


    アルミン「うん!よろしく!」



    終わり・・・。
  22. 22 : : 2015/07/25(土) 00:51:07
    これで終わりです。

    下手な終わり方ですいませんでした!

    読んでくださった方ありがとうございました!

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

このSSは未登録ユーザーによる作品です。

「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場