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狛枝「予備学科の日向クンへ」

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  1. 1 : : 2015/07/22(水) 23:58:56


    元ネタありきなやつばかりですが、今はちょいと忙しいんです(大嘘)

    それでは、始めましょうか
  2. 2 : : 2015/07/23(木) 00:10:51

    狛枝「予備学科の日向クンへ、これはボクからのメッセージってやつだよ」



    狛枝「キミの生き方についての助言だよ」


    日向「・・・」


    早寝早起きを心がけよう


    狛枝「朝っていうのは絶望的だよね?」


    狛枝「けどキミの存在の無意味さはそれ以上なんだよ」



    日向「くっ、」

    狛枝「おっと、今は早起きについて話してるんだったね」


    狛枝「早起きするとさ、なにがいいと思う?」


    狛枝「キミの過ごす時間が増えることに全くの価値はないけど」


    狛枝「希望の誰かの踏み台になる時間が増える」


    狛枝「そう考えるとワクワクしない?」



    狛枝「せいぜい、体を動かして希望の為に動きなよ」



    狛枝「といった意味をこめてるんだ!」


    日向「・・・」


  3. 3 : : 2015/07/23(木) 00:15:52


    1日30分は運動しましょう


    狛枝「動くゴミも目障りだけどさ、動かせないゴミはただのゴミだからね」


    狛枝「それに、毎日運動して健康を保つということは、自分を手入れしておくという意味でも大切なんだよ」


    日向「やっぱり自分は大切だからな」


    狛枝「とんでもない」


    狛枝「大切なのは希望だよ」


    狛枝「それ以外は希望の誰かの道具であることを自覚して、それに備えてないといけないんだよ」



    日向「」


  4. 4 : : 2015/07/23(木) 00:22:58

    優しさを持ちましょう


    狛枝「優しさは大切だよ」


    日向「そりゃそうだろ」


    狛枝「ここで注意するのは、優しいことが大切なんじゃないってことだ」


    日向「はぁ?なんでだよ」


    狛枝「優しいとか優しくないとか、希望以外の個性なんて無いに等しいんだ」


    狛枝「けどキミたちは、優しそうに、ひとが良さそうにするべきなんだ」


    狛枝「希望の中にも君達みたいなゴミに遠慮しちゃうような博愛主義者がいるからね」


    狛枝「おこがましいよ!」


    狛枝「君達はさ、所詮は踏み台なんだよ!」


    狛枝「もっと無慈悲に、無意味に、無感動に使ってもらえるように常に意識しないといけないよ!」


    日向「・・・」


  5. 5 : : 2015/07/23(木) 00:30:19

    何も要求しない

    狛枝「今まで言ったことからも少しはわかったかもしれないけど」



    狛枝「君達はさ、基本的に存在を優しい希望のみんなに許されてるだけなんだ」


    狛枝「その自覚を持って生きて欲しいんだ」


    狛枝「君達同士は等価交換が成り立つだろうけどさ」


    狛枝「希望に対しては圧倒的にマイナススタートなんだ」


    狛枝「何もかも投げ出してもダメなんだってことを忘れないでね」


    狛枝「何かを求めちゃダメだよ」


    狛枝「けど、もし何かを希望に求められたなら」


    狛枝「その命を捧げても応じなきゃいけないよ」


    狛枝「あ、けどやりかたには気をつけてね」


    狛枝「君みたいなクズでも死んだら問題になる」


    狛枝「死ぬときはばれないように、ね」


    日向「・・・」




  6. 6 : : 2015/07/23(木) 09:03:21

    希望になろうなんて思うな


    狛枝「偶にいるんだよね、なんの才能も無いのに自分が希望になれるなんて思ってるゴミがさ」


    狛枝「君達なんて、せいぜい超高校級の奴隷か」


    狛枝「・・・」


    狛枝「超高校級なんてつけるだけでイライラする」


    狛枝「君達に恥の概念はないのかな?」


    狛枝「才能は先天的なものだから、さっさと諦めて」


    狛枝「踏み台になるべきだよ!」


    日向「・・・」


  7. 7 : : 2015/07/24(金) 22:37:42

    身だしなみを整える

    狛枝「わかってると思うけど、カッコつけろなんていってるわけじゃないよ」


    狛枝「君達みたいな輝きの欠片もないような、夜空の大部分の暗黒のような、そんな人達が何をやってもたかがしれている」


    狛枝「けど、君達の中には見ただけで吐き気を催すような、匂いを嗅いだだけで脳までとけるような、台所の生ゴミだらけの三角コーナーみたいな人がいるんだよ」


    狛枝「輝きという意味では全く話にならない君達だけど、害悪としてはそこそこに目障りになったりするんだよ」


    狛枝「話がそれちゃったね」


    狛枝「みんながみんな、日向クンみたいな見るからに平凡といった格好をしていたらいいってことさ」


    苗木「君もボクみたいに平凡な格好でよかったね!」


    日向「・・・平凡?」


  8. 8 : : 2015/07/25(土) 21:32:55

    本科の校舎に近寄らない

    狛枝「本科の校舎に近寄る理由なんて一生ない君達に言うのもあれだけどさ」


    狛枝「まぁ、興味本位であっても本科の校舎には近寄らないほうがいいんじゃないかな」

    狛枝「一応自分の矮小さを理解している日向クンなら、わかるはずだよね」


    日向「・・・」


    校舎が臭いから
    希望たちは変な匂いがするから
    →死にたくなるから
    キャッキャウフフなイベントが起こるから



    日向「そうかわかったぞ!」




    日向「・・・希望の連c」

    狛枝「は?」

    日向「・・・希望の方々を見ると、虚しくて、情けなくて、死にたくなるから、て言いたいのか?」


    狛枝「流石だね、日向クン」


    狛枝「その通りだよ」


    狛枝「いやぁ、いちいち言うまでもなかったかな?」


    狛枝「君みたいな人にもわかるんなら、さ」


    日向「・・・」





  9. 9 : : 2015/07/25(土) 21:52:45

    休憩劇場


    モノクマ「ふぅ、テストって嫌だよね」


    モノクマ「絶望的だよね?」


    モノクマ「テストがあるところ、必ず絶望があるんだ」


    モノクマ「勉強をすることへの絶望」


    モノクマ「自分の頭の悪さへの絶望」


    モノクマ「問題を解くことへの絶望」


    モノクマ「何もしなかったことへの絶望」


    モノクマ「点数が悪いことへの絶望」


    モノクマ「問題に歯が立たないことへの絶望」


    モノクマ「問題用紙がヨダレまみれなことへの絶望」


    モノクマ「現実逃避していることへの絶望」






    モノクマ「みんなは何個の絶望を味わった?」


    休憩劇場終

























    モノクマ「終わらないじゃん」


    モノクマ「あのねー、テストで絶望を一度もしないでいい方法なんてないんだ」

    モノクマ「逃げても、避けても」


    モノクマ「その行動をとったことへの絶望があるんだからさ」


    モノクマ「ウププププ」










    モノクマ「・・・」


    モノクマ「あのさ」


    モノクマ「こんなところで時間潰してないでさ」


    モノクマ「さっさと動けば?」


    モノクマ「所詮は単純作業なんだよ?」


    モノクマ「時間をかければかけるぼといいにきまってるじゃん?」


    モノクマ「ほら、時間は常に減る一方なんだからさ」


    モノクマ「クゥ〜、ボクっていいこというなぁ〜〜」



    休憩劇場終里



















    モノクマ「まぁ、ここまで読んでる時点でダメダメなんだけどね」

  10. 10 : : 2015/07/26(日) 12:59:34

    声を出す練習をする

    狛枝「ほとんどの希望にとって君たちは道端の石ころみたいな存在なんだ」


    狛枝「かなしいね」(´-ι_-`)


    狛枝「無価値、それが君たちを表すのに最もいい言葉なんだろうね」(´-ι_-`)


    狛枝「けど、諦めちゃダメだよ( ՞ਊ ՞)=☞


    狛枝「希望がなくても、希望のためにがんばらないとさ」٩( 'ω' )


    狛枝「だから、自分の存在をアピールすることは大切なんだ」( 'ω' )و


    狛枝「希望のためになる行動をおもいついても」


    狛枝「それを希望に伝えるとき、喋れなかったら意味がないよね?」꒰´•௰•`๑꒱…


    狛枝「仮に喋れたとしても、そもそもが予備学科のいうことなんて聞く価値もないからね」(^-^)


    狛枝「聞いてもらえ、信頼してもらえるだけの話術が必要だといえるよ」٩(ˊᗜˋ*)و


    狛枝「けど、そんなことは当然かもしれないね」(´・ω・`)


    狛枝「話しかけるということは、邪魔をしてしまったってことだからさ」(´-ι_-`)


    狛枝「そう考えると、予備学科が希望に話しかけていいのは、一方的な奉仕をするときだけといえるね」٩( 'ω' )


    狛枝「例えば・・・誰かが死なないと脱出出来ない状況下でその役を買って出る時とか、ね」(՞ټ՞☝


    狛枝「そんな状況はありえないだろうけど、考えただけでワクワクするよね!」✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。


    日向「・・・」
  11. 11 : : 2015/08/02(日) 23:20:59

    日向「・・・・・」





    日向「は?」


    日向「これだけ?」


    日向「全く・・・・・」


    日向「ツマラナイ人ですね」


    江ノ島「え?これあの根暗綿あめ野郎から送られてきたの?」


    日向「いえ、前の僕が貰っていたもののようです」


    日向「気になったので見てみたのですが」


    日向「彼のくだらない思考と精神、感情をそのまま表したような酷いものでした」


    江ノ島「そんなこと言ってやるなよ」


    江ノ島「いまのあんたにそんなこと言われたら、あいつも自殺もんだろうからさ」


    江ノ島「それにしても」


    江ノ島「あいつって、ホントに運のない野郎だよね」


    江ノ島「あんだけ希望を求めといて」


    江ノ島「希望に値するような才能をもっといて」


    江ノ島「希望になったのが同学年で見下してたアンタなんだからさ」


    江ノ島「うぷぷぷぷ」





    日向「彼の幸運は、彼の行動に彼の望む答えを与えるものだ」


    日向「自分の考えてない、予想していない結果は不幸にも出ない」



    日向「悪い方向以外は」


    江ノ島「あんな想像力の欠片もないような奴が持つべき才能じゃなかったんだよねー」



    江ノ島「ま、宝の持ち腐れなんてあいつらしいけどさ」


    日向「ツマラナイ」


    江ノ島「ツマラナイ」


    江ノ島「あんたも哀れなやつよね」


    江ノ島「才能を求めといて、手に入ったと思ったら中身空っぽ」



    江ノ島「やっぱり、才能っていうのは私様のもつ行動力とか発想のことをいうんだろうね」


    江ノ島「うぷぷぷぷ」



  12. 12 : : 2015/08/02(日) 23:46:58

    廃ビルの一室





    さて、と
    とりあえずは生活環境は整ったかな
    自分たちがそうしてしまったとはいえ、世界が滅茶苦茶になってからなかなか清潔な場所っていうのがないんだよね
    偶然立ち寄った建物がまだ電気を通していて、しかも荒らされてない一室があるなんて
    うん、ボクは今日もツいてるよ



    部屋の真ん中にはノイズを写すテレビがあり、あとはソファと冷蔵庫しかない
    予定では、今日から例の放送が始まるらしい
    冷蔵庫からブルーラムを取り出し、蓋を開けて少し飲む
    あぁ、この味が楽しめるのも今のうちだけか
    そこだけは少し残念ではある
    例え、この先炭酸飲料を普通に飲むことのできるような生活が戻ってきたとしても、この味だけは再現出来ないだろうし、出来てもしないだろうからね


    「やぁ、みなさんはじめまして!」

    モニターからノイズが消え、放送が始まる
    こいつはモノクマ、江ノ島盾子が作った遠隔操作式のロボットだ
    たぶん、今も江ノ島が動かしているんだろう
    モノクマがこれから始まるイベントについて説明している
    イベント・・・コロシアイだ
    江ノ島の絶望主義思想から生まれたこのイベントだが、このイベントがあるからこそ、ボクは絶望達と共に行動していると言える



  13. 13 : : 2015/08/02(日) 23:52:39

    イベント内容は希望の象徴である希望ヶ峰学園所属の江ノ島のクラスメイト達にコロシアイをさせるというシンプルなものだ

    但し、一昔前のバトルロイヤルもののようなコロシアイではない

    コロシアイをさせ、犯人を探させるものだ
    もちろん、だれもコロシアイを始めなければ何も起きない

    まぁ、あの女のことだから何らかの手を打ってるんだろうけどね

    手を打たれなかったとしても、殺しあって欲しいものだよ
    輝いて欲しいものだよ
    輝かしい過去と現在、そして未来があるだろう希望たちが


    それらをなげうって


    あるいは失って


    あるいは奪って


    輝く


  14. 14 : : 2015/08/02(日) 23:58:24

    駄目だ、興奮してきたや
    ブルーラムを一気に飲む
    ふぅ、落ち着かないと


    モノクマの長ったらしい説明と下らない茶番が終わり、画面が切り替わる

    懐かしの希望ヶ峰学園
    その教室や廊下が映し出される
    そこに気を失った後輩達がモノクマによって運び込まれ、思い思いの場所に配置されていく




    あれ、彼は・・・







  15. 15 : : 2015/08/03(月) 00:08:20

    教室

    机に突っ伏して寝ている少年
    パーカーの上から中学の制服を来た少年

    苗木誠

    懐かしい格好だな
    初めて彼とあった時と全く同じだ
    江ノ島さんも趣味が悪いね
    というか、時間のトリックを成立させるためにここまでやるなんて気味が悪いや

    苗木君は少しうなされながらも寝続けている

    羨ましいな
    本当はボクもそこにいたかったよ
    希望同士のコロシアイを間近で見たかったな


    キミは、希望の一部になれるんだよ
    希望の糧になれるんだ
    あぁ、これこそがキミの幸運だったんだろうね
    このためにキミは希望ヶ峰学園に入ってきたんだよ
    すばらしいよ
    やっぱり、希望ヶ峰の目に狂いはなかったんだ
    彼も幸運だったんだね!



  16. 16 : : 2015/08/03(月) 00:26:59

    テストの最終段階なのでとりあえず終わらせようと思ったら、脱線事故を起こしてしまったとみえる
    好きに書かせてもらいますよ
    テストなどどうでもいい



    他のモニターの皆が起き上がり、記憶を消される直前にいたであろう正面玄関に集まっている
    苗木君も一番遅くに行って皆と挨拶している

    ボクの後輩たちだ

    苗木クンとくらいしか知り合いじゃないけど、超高校級の希望マニアを名乗ったこともあるボクはもちろん、みんなをよく知っている
    全員が全員、入学式の時の格好をしている
    強いていうなら、江ノ島さんはモノクマの格好で、戦刃さんが江ノ島さんの格好をしているくらいかな
    そう言えば葉隠クンも三度目の入学式の時の格好か
    なんだか懐かしいな
    あの頃はボクのクラスのみんなも希望に溢れてて・・・
    今となってはあの女のせいで下らない絶望に成り下がっちゃって
    思い出すだけでイライラする


    まぁ、あいつらは未来機関がなんとかしてくれるだろう
    話によると、どこかで絶望になったものの記憶を消して更生させようという計画が進んでいるらしい
    まぁ、絶望に落ちるような弱い心の持ち主が、更生させたとして希望だと言えるのかという話ではあるけどね

    弱い心の持ち主といえば、あの小学生達は上手く計画を進めているのだろうか?
    これが終わったら、見に行ってみようかな


    あぁ、世界は絶望に満ちてるなぁ














    けど
















    希望は、絶望なんかに負けないんだ!







  17. 17 : : 2015/08/03(月) 00:28:56

    ダンガンロンパを狛枝に実況させるようなやつを書こうと思ったが、流石に行き当たりばったりすぎるのでやめます

    今は忙しいから無理だけど、暇になったらまた書くからよろしくねーᔪ꒰ ꒪ω꒪ |||꒱

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著者情報
2011309522

クズル

@2011309522

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