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ミカサの誕生日
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- 1 : 2013/11/29(金) 01:22:10 :
- 食堂
サシャ「エレン…?」
エレン「?…サシャか」
サシャ「ミカサと喧嘩でもしたんですか?ミカサ凄く悲しそうな顔してたんですけど・・」
エレン「いや、サシャに言ってもな・・」
サシャ「む、失礼な!私だって食べるだけの芋女じゃないんですよ!」
エレン「うーん…まぁ、なんというか・・ミカサの誕生日忘れてたというか…」
サシャ「忘れてたんですか!?」
エレン「まぁ、そうなんだけ
サシャ「最低ですね、エレン」
エレン「うっ…分かってんだ、んなことは!でも、どう言えばいいのか分かんねえ…アルミンはミカサのとこに行っちまったし」
サシャ「ふふふ、実は、いい方法がありますよ?」
エレン「なんだその方法って!?」
サシャ「・・甘いものを食べさせることです・・!(キリ
エレン「・・やっぱ食べることばっかじゃねーか!」
サシャ「ちがいますよ!泣いたり怒ってる女の子には甘いものって昔から決まってるんです!!」
エレン「自分が食いたいだけじゃねーのか?」
サシャ「ほとぼりが冷めるまで待とうとする人いますけど、あれが一番ダメですね!きちんと向き合う誠意を見せるのが大事なんです!」
エレン「でも俺チョコとか高いもん買えねーぞ・・?」
サシャ「調理場に材料なら沢山あるんで、忍び込んで作りましょう!
手作りチョコとか渡されたら怒りとかも吹っ飛んじゃいますよ!」
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- 2 : 2013/11/29(金) 01:23:11 :
- 夜 調理場
エレン「できた・・けど、今何時だ!?」
サシャ「十一時です!」
エレン「急いで片づけないと誕生日が終わっちまう!」
サシャ「ここは私に任せて、エレンは行ってください!」
エレン「・・!わるいな、サシャのこと見直したぜ。ありがとな!」
ダダダッ
サシャ「・・さ、食べ物の’後始末’しましょうかね~」
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- 3 : 2013/11/29(金) 01:25:29 :
- 宿舎の裏の湖
ダダダッ
エレン「やべぇもうすぐ12時超える
エレン「・・!ミカサ!」
ミカサ「…布団の上に手紙があった、ここにきてと」
エレン「いや、その…悪かったな、誕生日…家族の誕生日忘れるなんて最低だ」
ミカサ「私もそう思う」
エレン「…でさ、こんなんで済むとは思ってねぇけど…これ」
ミカサ「…これ、エレンが作ったの?」
エレン「あぁ!味には自信ねぇけど、祝う気持ちは誰にも負けねぇぐらい入れた!」
ミカサ「・・・」
エレン「・・・///」
ミカサ「…ありがとうエレン。私は…嬉しい…!」
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- 4 : 2013/11/29(金) 01:26:35 :
- 終わり。
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- 5 : 2013/11/29(金) 03:55:37 :
- おやおや、これは乙だね
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- 6 : 2013/11/29(金) 12:38:40 :
- 乙です!
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- 7 : 2013/11/29(金) 13:41:29 :
- 乙
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