この作品は執筆を終了しています。
ミカサ「この写真は…」
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- 1 : 2013/11/29(金) 00:26:14 :
- 結構前に書いた、結局ssサイトには載せれなかったやつです。
代わりにある進撃サイトに投稿したのですが、正式にssサイトにも載せたいので、付け加えて書きます。
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- 2 : 2013/11/29(金) 00:28:40 :
- ミカサ「エレン、私も行く」
エレン「買い出し当番だから外出するだけだって!いちいち付いてくんな!」
ミカサ「でも…」
「うっとうしーんだよ!俺はお前の弟じゃねぇ!」
・
・
・
ミカサ(うっとうしい…)
(宿舎で部屋の整理をしてこよう…)
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- 3 : 2013/11/29(金) 00:35:02 :
- 女子宿舎 整理
ミカサ(これは…シガンシナ区にいた頃の…)
ペラッ
(エレンもアルミンも…私も、とても笑ってる…誰が撮ってくれたのだろう…)
ペラッ
(木の下でエレンとアルミンが寄りかかって寝てる…私がとったんだっけ)
ペラッ
ミカサ(エレンが作ってくれた花かんむり…私にのせてくれて…)
ポロッ
(え…)
(なんで…涙が…)
アルミン「あれ、ミカサ?こんなところでなにして」
ミカサ「…アルミン…
アルミン「ミカサ!?どうしたの!?」
ミカサ「…」
アルミン「これ…僕らが小さい頃の…」
ミカサ「…私達は成長した。昔のようにはなれないのは分かる…
でも…この写真を見ると、思い出す… 他に友達はいなかったけど私達三人は固い絆があった…」
アルミン「…エレンと何かあったの?」
ミカサ「何もない。いつも通り。でも、写真を見たら…何故か泣けてきて…」
アルミン「ミカサ…」
ミカサ「最近のエレンは笑わなくなってしまった。この写真のように笑ってほしい。
でも、私にはエレンを笑顔にすることはできない」
アルミン「!そんなことないよ!エレンも僕もミカサがいないと楽しくないし、凄く寂しいし」
ミカサ「…ありがとう、アルミン。ニコリ
アルミン(可愛い…)
ミカサ「もうこんな時間。戻らないと。」
スタスタ
スタスタ
ミカサ「…アルミン、泣いてたこと、エレンには言わないで」
アルミン「…うん」
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- 4 : 2013/11/29(金) 00:43:06 :
- 期待です!頑張ってください。
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- 5 : 2013/11/29(金) 00:51:01 :
- 宿舎 男子部屋 夜
ライナー「お!アルミン、遅かったな!何か悪さして教官に捕まっちまったのかと思ったぜ!」
アルミン「ははは…教官に捕まったらこんな時間じゃすまないよ…」
ライナー「はは、違いないな!明日に備えて早く寝とけよアルミン!」
アルミン「そうだね、ありがとうライナー。」
スタスタ
アルミン「…エレン?」
エレン「?おぉ、アルミンか。遅かったな。」
アルミン「ちょっと話あるんだけど、いい?」
エレン「どうしたんだよ、そんな深刻な顔して」
アルミン「最近さ…ミカサに冷たいよね?」
エレン「…またその話しかよ…。別に冷たくねーよ。ただあいつはあいつで他の女子達と過ごしたほうがいいだろ?」
アルミン「本当にそれだけなの?」
エレン「それ以外に何があるんだよ?」
アルミン「…なんでもこなすミカサに、守られているのが嫌で…とか。」
エレン「…そんなんじゃねーよ」
アルミン「ミカサは君の事が本当に大事なんだよ。分かってるはずだよ?」
エレン「…」
アルミン「そんな…彼女の気持ちを無視するエレンが、彼女を守れるはずないじゃないか…!」
エレン「だから違うっていってんだろ!いくらアルミンでも怒るぞ!?」
アルミン「僕には怒ってもいいよ!でも、ミカサにはちゃんと向き合うべきだ!今のエレンは最高にかっこわるいよ!」
エレン「この…!」
ジャン「おいおい、普段ベタベタしてるバカップルが喧嘩かよ?夫婦喧嘩はヨソでやれってな」
エレン「んだと!?ジャンてめぇ…」
ジャン「やんのかこの死に急ぎ野郎が!」
カツンカツン…
コニー「おい、見回りの足音だ!二人とも落ちつけ!」
ジャン「…ちっ、こいつと一緒に説教だけは勘弁だ」
エレン「お前、喧嘩ふっかけといて逃げんのかよ!」
ジャン「あぁ?逃げるだと?俺はお前より賢い生き方をしてるだけだ」
エレン「こいつ!」
ライナー「おい、いい加減にしろお前ら!もう電気消すぞ!」
プツン
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- 6 : 2013/11/29(金) 00:55:19 :
- 消灯 布団の中
エレン「くそ…ジャンの野郎…」
アルミン「…ごめん、エレン。あんな大声出して…」
エレン「…いや、俺も悪かった…とにかく、今日はもう寝ようぜ…」
アルミン「うん…おやすみエレン…」
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- 7 : 2013/11/29(金) 01:08:38 :
- 翌日 食堂
エレン「…よう、ミカサ」
ミカサ「…おはよう、エレン」
エレン「…アルミンはまだ来てないのか?先食堂行くって言ってたんだけど」
ミカサ「まだ来てない。」
エレン「…」
ミカサ「…」
エレン「あのさ…明日は休暇日だろ?一緒に街に行かないか?」
ミカサ「!…急にどうしたのエレン?今までそんなことを言ったことなかったのに」
エレン「いや、それは…なんつーか…俺はお前と一緒に街に行きたいんだよ!それでいいだろ!?
ミカサ「…」
エレン「イヤか…?」
ミカサ「…ううん、嬉しい…。私も行きたい…!ニコリ
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- 8 : 2013/11/29(金) 01:09:17 :
- 終わり。
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- 9 : 2013/11/29(金) 07:08:28 :
- 乙です
よかったです
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- 10 : 2013/11/29(金) 12:25:00 :
- ちょっとだけ大人になたったかな?(´ω`)
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- 11 : 2013/11/29(金) 12:39:40 :
- 乙、あっさりしてて良かったです。
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- 12 : 2013/12/15(日) 07:58:13 :
- はあー
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