この作品は執筆を終了しています。
左右田「くっ殺せ!」
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- 1 : 2015/07/15(水) 18:59:57 :
- どうもこんにちは!プーです
今回は左右田xソニアを書いていきたいと思います。
ダンガンロンパ2のスクールモードの中での話だと思って読んでください。
左右田「頼むから殺してくれぇぇぇぇぇ!これ以上ソニアさんに嫌われたくねーよー!」
豚神「どうしたと言うんだ」
九頭竜「いや、それが…ソニアが田中とずっといるのを見て嫉妬してしまったんだとよ。そんで田中に嫉妬してるってことをソニアに知られて怒られたらしい」
日向「ま、まぁ元気出せよ左右田。」
左右田「無理だ!もう無理なんだよ!絶望的だぁぁ!」
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- 2 : 2015/07/15(水) 19:24:51 :
- 澪田「あっれー?和一ちゃんなんで泣いてるんすかー?」
日向「カクカクシカジカ」
澪田「あぁ、なるほど。ソニアちゃんが怒ってたのはそれだったんすね!」
左右田「うわぁぁぁぁぁ!やっぱり無理だー!」
花村「僕が言うのもなんだけど、見せ場らしい見せ場もないからねー」
澪田「それだー!和一ちゃん!一緒にバンドやるっす!!」
豚神「名案だ。俺も脱t「ダメっすよ!ドラムは固定!んで、ギターに創ちゃん!」
日向「俺もかよ」
澪田「ベースに和一ちゃん!そして、ギターボーカルに澪田唯吹ちゃんでーす!」ムキャーーー!
九頭竜「豚神と澪田は経験者、日向は実力付けつつある、新参で左右田か。左右田、楽器の経験は?」
左右田「鍵盤ハーモニカとリコーダーぐらいだぜ俺。ベースなんて触れたこともねえし、曲聞くときも意識して聞いたことねえよ」
澪田「練習あるのみっすよ!和一ちゃん!ソニアちゃんにアピールするっすよ!!」
左右田「そうだな!ありがとう澪田!俺にベースのノウハウレクチャーしてくれ!」
日向「こうして練習は始まった」
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- 3 : 2015/07/15(水) 21:45:15 :
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日向 ( 最初の2日間は朝食を取るとすぐに左右田は澪田と練習に向かい、基礎を夕飯時までみっちり練習していたが、3日目からは誰よりも早く起きて自分のコテージで基礎を見直してから朝食をとり、豚神と俺を交えた4人でセッションを始めた。
夕飯時俺らがレストランに向かってもひたすらに練習に取り組むその姿勢はプロさながらだった。 )
ただ、ソニアに好かれたい。それだけのために。
そして……
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- 4 : 2015/07/17(金) 12:29:29 :
澪田「とうとう本番っすよ!みんな!準備オーケーっすか!?」
豚神「ふん。当然だ」
日向「いつでも大丈夫だ!」
左右田「……」
どこか遠くを見る左右田。
日向「どうしたんだ?左右田。今日はお前が輝く日じゃねぇかよ」
左右田「ちょっと……な」
言葉を濁すのは緊張しているからか、それとも観客席でいちゃつくソニアと田中を見てのことか
左右田「もう勝てる気がしないぜ!?あんなにベタついてさ!俺はソニアさんに振り向いてほしくてソニアといる時間を削ってまで練習したってのに!あいつはッ!苦労もせず隣にいる!もう、ッ無理d「和一ちゃん。言葉を切らせてもらうっすよ」
それ俺の台詞……
澪田「和一ちゃんのことソニアちゃんはずっと心配してたっすよ。食事にも来ないで何をしているんだろうってずっと心配してたっすよ。
私がなにか悪いことしたんじゃないかってずっと悔やんでたっす。心配、晴らしてあげるっすよ」
左右田「ソニアさん……わかった。せめて、好きな人には幸せになってもらいてえからな。心配事切って前にすすんでもらわなきゃだな!」
日向「なんか違うが、まあいいか。いつもの左右田になったし。」
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- 5 : 2015/07/17(金) 12:43:15 :
幕が上がっていく中流れるのは澪田が作曲し、左右田がパソコンに打ち込んだインストゥルメンタル。軽快ながらもどこか刺々しいその曲は左右田の恋心を表しているようだった。
澪田「キャッフーーーーー!みんな今日は来てくれてありがとーっす!!今日の曲の作詞は唯吹じゃないんで安心して聞いてってほしいっす!」
観客席のみんなはその言葉を聞いて安堵を漏らす。
澪田「んじゃ、みんな唯吹達の曲に乗って乗って乗りまくっちゃってくださいっす!一曲目はーーー」
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- 6 : 2015/07/17(金) 12:48:39 :
- ーーー
豚神の打ち出す安定したリズム、唯吹はいつもより軽快に歌いながら弾き、吹っ切れた左右田の弾くベースは聞くものを踊らせた。俺?どうなんだろうな
5曲で終えた短いこのライブは満足する結果で幕を閉じた。
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- 7 : 2015/07/17(金) 12:58:30 :
- 七海「日向くん。格好よかった……と思うよ?」
日向「断言してくれ!」
罪木「ひ、日向さん格好よかったです!」
日向「おう、ありがと!」
西園寺「豚の癖にやるじゃん」
豚神「ふん。当然だ」
小泉「怒っていいんだよ!?日寄子ちゃん、ひどいこと言わないの」
狛枝「希望が!希望が!輝いてる!」
弐大「クソじゃァァァァァァァ!!」
花村「ボクにも対処できない……だと?」
九頭竜&辺古山「あとは任せた」
花村「ちょっ!?」
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- 8 : 2015/07/17(金) 13:10:48 :
- 称賛の声が飛び交う中、ライブハウスにいる必要がないと判断したのか静かにコテージに向かおうとする左右田を見た。
ソニア「左右田さん。」
呼び止める想い人の声に足を止める
左右田「あ、ソニアさん……田中は?」
ソニア「あそこで……」
田中「落ち着くがいい。貴様ら、その醜い咆哮をあげるんじゃない。」
弐大「クソじゃァァァァァァァ!」
終里「クソじゃァァァァァァァ!」
狛枝「ピーーーーーーーーーーー!」
左右田「あぁ、あれは俺も行った方が良さそうですね」
ソニア「大丈夫です。左右田さん程じゃないですが田中さんも中々のツッコミをお持ちですから」
左右田(ソニアさんが俺を褒めた!?)
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- 9 : 2015/07/17(金) 13:19:58 :
- ソニア「……食事に来られなかったのは練習してたからですか?」
左右田「あ、はい!」
威勢のいい返事をする左右田の手をすっと手に取る。
ソニア「こんなに手をボロボロにして……顔もこんなにおやつれになって……。何故こんなになってまで?」
左右田「そ、それは……」
今までだったらスラスラと出てきただろうか?
もう覚悟を決めていた左右田には簡単に口にできる理由ではなかった。
ソニア「好きな方でも出来たのですか?」
左右田「えっいや!違ッ」
ソニア「澪田さんとか」
左右田「なんでそこにアイツが!」
澪田「呼んd「はいはい。夕飯持ってきたからみんなこのまま食事にしよっか」
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- 10 : 2015/07/17(金) 13:35:01 :
- 左右田「好きな人……っすか。ソニアさん、随分と酷なこと聞きますね」
ソニア「わたくし、左右田さんの困った顔が好きなんです」
ソニア「左右田が悶える姿が好きなんです」
左右田「」
呆気にとられる左右田の手を引いて外に出て、戸を閉め、
ソニア「左右田さんの真剣な表情も捨てがたいですね。大好きです。左右田さん」
左右田「あ…………えっ?」
ソニア「わたくしが左右田さんのこといつ嫌いだと言いましたか?」
左右田「え?で、でも田中は?」
ソニア「互いに良き友人の仲ですよ。ぶっちゃけると彼の想い人は日向さんです」
左右田「嘘ぉぉぉぉ!?」
ソニア「ジャパニーズホモォですね」クスクス
左右田「競争率高っ」
ソニア「そこですか!?」
左右田「えっ」
ソニア「えっ」
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- 11 : 2015/07/17(金) 13:39:13 :
- ソニア「ま、まさか左右田さんも……?」
左右田「いや!俺は違いますから!罪木や小泉、花村、七海、西園寺と人気物件だから…」
ソニア「フフッ クスクス」
左右田「な、なんですか!?」
ソニア「いつもと立場が違うのが新鮮でしたので」
左右田「ーーーーーーッ!」
左右田「ソニアさん!好きです!付き合ってください!」
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- 12 : 2015/07/17(金) 13:43:45 :
- ソニア「えー?どうしましょう?」
左右田「」
ソニア「フフッ」スッ
優しい口付けが左右田の口にされる。
ソニア「これが答えです!左右田さん!」
終里「クソじゃぁぁぁぁぁ!」
おしまい
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- 13 : 2015/07/17(金) 13:45:49 :
- 日向「途中で見えなかった所は実況できなかったけど、どうやらハッピーエンドを迎えられたみたいでよかった!」
読んでくださりありがとうございました。
これにて幕引きです。
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- 14 : 2020/03/06(金) 10:17:23 :
- 左右田君おめでとう
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