このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
東方時空異変
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- 1 : 2015/07/12(日) 16:56:46 :
- このスレッドは東方再幻想郷の続編です
オリキャラを(ry
始めます
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- 2 : 2015/07/13(月) 00:35:16 :
- 猶斗「く,,,」
空時「ふふ,,,」
お燐「おりょ?どうされたんです?」
さとり「いつにもなく殺気だっているわ,,,」
お空「もしかして喧嘩中?」
さとりは気付いている様だが、ペット二人は気付いていない様子
空時「ふっ,,,!」ダッ
猶斗「待て!」ダッ
地霊殿を飛び出す空時とそれを追う猶斗
さとり「,,,(不味いわ,,,)」
お燐&お空「???」
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- 3 : 2015/07/13(月) 00:48:49 :
- 二人は低空飛行しながら刀を交える
猶斗「空時,,,!」
空時「よくわかったね,,,僕が犯人だって,,,!」
猶斗「ふん,,,!」
文「おや、兄弟揃って。写真撮らせてくださーい!」
はたて「あ、文セコい!」
猶斗&空時「ジョイヤー!!!」ガッ
パパラッチどもを叩き落とす二人
椛「あ、あわわわ,,,二人ともー!!」
空時「くっ」ビュンッ
猶斗「まだ逃げるか!」ビュンッ
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- 4 : 2015/07/13(月) 23:03:54 :
- 人里
再び飛びながら戦う二人
猶斗「空時!」
空時「はぁ!」
あまりの騒がしさに人間たちも出てくる
町人「何事だ?」
八百屋「あれ、例の殺人鬼でねぇか?」
商人「嘘だろ,,,」
猶斗「空時空時空時空時ぃ!」バキィッ
空時「うるせぇ!」ビュンッ
また飛んでいく二人
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- 5 : 2015/07/14(火) 20:00:29 :
- 幽香の花畑
空時「しつけぇ!」スタ
地に降り立つ空時。猶斗も降り立つ
猶斗「空時,,,いい加減に,,,」
空時「黙れ!何故僕は能力を禁止されなければいけない!?」
猶斗「だからお前の力はとても危険,,,」
空時「う,,,ぐ,,,うおおおおおおおお!!」
突如、空時の尾が増え、身体中に巻き付く。節の甲に一つずつ目がついている
空時「ふん」シャキッ
楼観剣を取り出す空時。すると細い尾が楼観剣に巻き付いていく
猶斗「く,,,空時,,,その姿は,,,」
空時「,,,分かりやすく楼観剣・サソリにしようかな。この剣」
猶斗「,,,」
空時「はぁっ!」ダッ
猶斗「うぉぁっ!!」ダッ
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- 6 : 2015/07/15(水) 23:38:03 :
- 猶斗は空時に攻撃を仕掛けるも、ガードが以上に強く、歯が立たない
猶斗「空時!」
空時「いゃっ!」ザンッ
次の瞬間、空時が猶斗の左腕を斬り飛ばす
猶斗「ぐ,,,!?」
空時(よし,,,!かなりの重傷,,,!!)
空時の言う通りかなり傷は深く、大量出血していて、神経や繊維、血管の絡まったようなものがぶら下がっているように見え、肉の隙間から肋骨が少し見える
猶斗「,,,無駄だ」
猶斗の僅かに残った腕の細胞が急速に細胞分裂を始め、骨、筋肉、血管、皮膚の順に形成されていく
空時「っ,,,流石だね,,,一筋縄じゃいかないか,,,」
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- 7 : 2015/07/17(金) 00:19:02 :
- 人里
妹紅「何だこれ!?」
慧音「分かりません,,,」
妹紅と慧音が目にした光景は、混乱の最中の町だった
妹紅「見た感じだと時間がおかしくなってる,,,」
慧音「,,,まさか」
妹紅「慧音?」
慧音「ここまで時間を自由に操れるのはあの方しかいません!あの轟音の聞こえる場所にいってみましょう!!」
妹紅「わかった!」
飛んでいく二人
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- 8 : 2015/07/17(金) 17:54:28 :
- 降り立つ慧音と妹紅。二人の視線の先には猶斗と空時
妹紅(空時の姿,,,何だアレ!?)
慧音「何をやっているのですか?」
猶斗がこちらに気づき、振り向く
猶斗「上白沢!?藤原!?,,,逃げろ!ついでに避難勧告もだ!!」
妹紅「な、何で!?」
猶斗「空時にスペルカードをひとつ奪われた,,,強力なやつをな」
猶斗の言う通り、空時の手にはキングアーサーの札がある
空時「ふふ、獲物も増えたところで」スッ
猶斗「やめろ空時!!それは俺以外が使うと―」
空時「この,,,」
「ロクデナシ」
刹那、爆発が起きる
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- 9 : 2015/07/18(土) 00:17:36 :
- 空時の背中から大量の外骨格が飛び出し、空時を中心に形が出来ていく
三人「な,,,」
巨大で長い尾に、大きな爪、太い足に長い首。顔には縦に二つ並んだ目。鶏冠のようなものが靡く
猶斗(これは,,,!?)
そう、これはまさに猶斗の時と同じ現象だった
空時「ヴァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」
猶斗「お前ら早く行け!」
慧音「は、はい!」
妹紅「後は任せた!」
猶斗は飛んでいく二人を見送った後、空時に斬りかかる。が、すぐに跳ね返されてしまう
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- 10 : 2015/07/19(日) 00:06:12 :
- 変化の際だけ見ると猶斗の時と同じようだが、形成後の姿は全く違い、まるで龍のような出で立ちをしている
猶斗「うぁら!!」
空時「グゥッ」
空時が少しよろめく。どうやら甲殻の隙間に刃が当たったらしい
空時「ヴゥッ!!」
猶斗「ふんっ!!」ザンッ
空時「ガァッ!?」
空時の弱点が分かった猶斗は攻撃を避けつつダメージをさせていく
猶斗「取って置きだ!!」
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- 11 : 2015/07/19(日) 00:15:48 :
- 膨大な魔力がエネルギー化され、猶斗の剣を包み込んでいく
猶斗「喰らえ!!」ザンッ
その一斬りは己の体を守ろうとした龍の腕ごと、空時の本体ごと斬った
空時「アアアアァァァアァァァァァアアァァァァア!!」
空時が最期の断末魔をあげ、傷口から爆発が起きる
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
その光は辺り一面を包み込み、驚きの白さを見せる
猶斗「」スタッ
猶斗「,,,!?空時,,,!!」
猶斗は己のしたことを思い返し、倒れている空時の元へ駆け寄る
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- 12 : 2015/07/19(日) 13:03:43 :
- 猶斗「空時,,,お前,,,!!」
空時を抱き抱える猶斗
空時「兄,,,さん,,,ごめん,,,先に逝きそうだ,,,」
猶斗「謝るのはこちらの方だ,,,いくら異変の主犯とはいえ、実の弟を,,,」
空時の体からは少しずつ光が出ており、空時は消滅しかけていることが分かる
空時「あんたは立派な人物だよ,,,こんなことも出来るなんて,,,」
猶斗「空時―
空時「」カクッ
空時が力尽き、完全に消滅する
猶斗「ウ,,,グ,,,」
一人残された猶斗は自分の愚かさを噛み締めつつ、哀しみに暮れていた,,,
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- 13 : 2015/07/19(日) 13:13:26 :
- 地霊殿に帰った猶斗は今回あったことを皆に包み隠さず話した
さとり「そんな,,,」
お燐「空時さん,,,」
猶斗「俺だって今すぐに腹を斬りたい気分だ,,,だがな,,,俺たちは空時の分も生きなければいけない。分かるだろ?」
さとり「ええ,,,」
猶斗「天からの光路も効かなかった,,,運命だな,,,」
お燐「お空とこいし様にはあたいから話しておきます」
猶斗「助かる。勇義とパルスィ、ヤマメとキスメには俺が話しておこう」
お燐「分かりました」
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- 14 : 2015/07/19(日) 13:17:07 :
- そんな最中、別の所ではとんでもない事が起きようとしていた
???「ようやく見付けたぞ,,,」
謎の人物は天狗の仮面をつけた武士のような出で立ちをしている
???「もう何百年振りだか,,,そうだよな?」
「幽蠍猶斗,,,」ニヤ
続く,,,
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- 15 : 2015/07/19(日) 13:29:45 :
- 次回予告
ついに物語も後半戦へ!空時を失い、まだ気分も優れない地霊殿の住民達のところへ謎の人物が現れる。猶斗はかなり動揺している様子。そして、猶斗の口から発せられた言葉とは,,,!?突如現れた人物とは?猶斗との関係は?次回、東方陰影奇URL; http://www.ssnote.net/archives/37344
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