このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
東方想起録
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- 1 : 2015/07/05(日) 05:10:37 :
- 当スレッドの注意事項
東方再星蓮船の続きです
オリキャラありです
始めます
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- 2 : 2015/07/05(日) 05:22:35 :
- 霊夢「そう言えばさとり」
さとり「なんでしょう?」
霊夢「何か耳に挟んだ事なんだけど、さとりと猶斗って古くからの知り合いなの?」
さとり「知り合い,,,と言うか、奇跡の再会って所でしょうか,,,一度幼少期に会っていて、彼が家に来たときに再会したって感じです,,,」
すると霊夢が興味ありげに目を見開く
霊夢「何それ気になる」
魔理沙「私も」ヒョコ
霊夢「どこからわいて出た」
魔理沙「良いじゃん別に。それでさとり!」
さとり「,,,分かりました。話しましょう」ニコ
魔理沙「やった!」
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- 3 : 2015/07/05(日) 05:37:19 :
- 数百年前
あれは私が人間で言う四歳頃の話です。あの頃は私たちさとり妖怪は今と違い割と普通の扱いでした。しかし、人里はかなり荒れていて治安が悪かったんです
さとり「ふう,,,これでお使い終わりっと」
こいし「早く帰ろうよぉ。お腹空いたぁ」
さとり「じゃあいこうか」
こいし「そうだ!私がいつも通ってる近道で帰ろう!」タタタ
こいし「ほらここ!」
さとり「路地,,,裏,,,?」
嫌な予感がしながらも、私はこいしに手を引かれるがまま進みました。そして、予感は的中しました,,,
部下a「よお。こんなところに」
リーダー「まだちっこいがそのうち使えるな」
部下b「じゃあさっさと連れていきましょうよ」
私たちの前に三人の男が現れました。後で調べたところ、売春屋だったそうです
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- 4 : 2015/07/05(日) 05:50:24 :
- リーダー「よし、連れていけ―ズバンッ
次の瞬間、リーダーと思われる男の首が飛びました
部下の二人「う、うわあああああ!?」
そして、その後ろにいた人物は、リーダーの心臓を脊椎ごと抜き取っていました。そして、あとの二人の襟を片手で掴んだと思うと、大通りの反対側の壁に叩きつけました。辺りには煙が舞っていました
???「」ガシッ
部下a「―――!!」バタバタ
彼は徐に一人の首を掴んだと思うと、その男の首を握りつぶし
ズバズバズバズバズバズバ
残った体を粉々に切り刻みました
部下b「ひ、ひぃぃぃ!」ダッ
残った一人は逃げ出そうとしますが、無駄でした
部下b「うあああ!」ブンッ
尻尾で空中に投げ出され、首と胴体を切り裂かれました
???「」ブチィッガブッ
暫くその人物は彼らの肉を喰っていました
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- 5 : 2015/07/05(日) 05:57:56 :
- ???「」スクッ
その人物は急に立ち上がり、こちらに歩いてきました。もしかしたら自分達も殺されるのではないかと不安と恐怖で一杯でした。こいしも震えていました。しかし、そんな心配は無用でした
???「大丈夫か」ナデ
彼は無表情でしたが、優しく暖かく私たちの頭を撫でてくれました。これを受けて私はなぜか勝手に涙が溢れてきてしまいました
こいし「お兄ちゃん」
???「,,,何だ」
こいし「お兄ちゃんの名前は?」
彼はこの質問に対し、暫し悩んだ後、答えました
猶斗「幽蠍猶斗だ」
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- 6 : 2015/07/05(日) 06:04:46 :
- そして彼は泣いている私を見て
猶斗「姉が泣いていてどうする。確り妹を引っ張ってやれ」
この言葉が胸に突き刺さりました。そして彼はそのままどこかへ飛んでいってしまいました。
こいし「かっこいい,,,」
さとり「ええ,,,」
でもその時、私は気付いていました。彼がただの妖怪ではなく、誰も及ばないような次元の生物、超次元生命体と言うことに,,,
こいし「ほえ~」
こいしはずっと空を見上げていました。お腹が空いていることも忘れて
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- 7 : 2015/07/06(月) 00:45:03 :
- さとり「,,,とまあ、こんな具合でしょうか」
一同呆然としている
魔理沙「,,,なぁ。ひとつ聞きたいんだけど,,,超次元生命体って何?」
さとり「二つ意味があります。まず、過去現在未来同時に存在する生命体のこと。そして他の次元の力さえ使う生命体のこと。彼は後者です」
魔理沙「成る程。分からん」
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- 8 : 2015/07/06(月) 17:18:52 :
- 霊夢「まあでも二人は私達が思っていた以上の関係だったわけね」
納得の表情を浮かべる霊夢
魔理沙「よし、そうきたら猶斗にも何か聞くぞ!!」
さとり「えっ,,,ちょ」
霊夢「行っちゃったわね,,,」
さとり「彼はそんな簡単には言わない筈だけど,,,」
霊夢「でも再紅霧異変の時と再永夜異変の時に何故いたのかは知りたいわね」
猶斗の元へ霊夢も歩いていく
さとり「はぁ,,,」
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- 9 : 2015/07/07(火) 00:38:52 :
- 猶斗「何ぃ?俺の秘密?」
魔理沙「ああ、教えてくれ!!」
猶斗(断ったところでこいつが簡単に引き下がるわけがない,,,仕方有るまい)
猶斗「いいだろう。教えてやる」
魔理沙「やった!」
文「おや、これはスクープの予感」ササッ
はたて「同じく」ササッ
椛(この二人相変わらずだなぁ,,,と言うか宴会来るの久し振りだから分からないけど,,,また休暇貰えるかなぁ,,,)
藍「何の話かな?」
橙「?」
猶斗「お前らも来ていたのか,,,まあ良い。始めるぞ」
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- 10 : 2015/07/07(火) 00:50:11 :
- 猶斗「まず、俺の体が人間のものだと言うのはわかるな?」
魔理沙「おう。確かオラ、ロブスターとかいう奴だっけ?」
空時「織田信長だよ,,,オとブしかあってないよ,,,」
猶斗「これから話すのはどういう経緯で奴の体に入ったか、だ。奴は外の世界では死んだ扱いになっていた。紫が連れてきた日と同じ日にな」
霊夢「それってつまり、外の世界から連れてこられた人間の体を使っているって事?」
猶斗「ああ。呑み込みが早くて済む」
魔理沙「で、その海老の中に入ったと」
一同(最早、文字の種類はおろか、一文字すらかすってない,,,)
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- 11 : 2015/07/07(火) 19:08:31 :
- 猶斗「残しておきたい訳でもないが,,,嫌でもない,,,妙な記憶だ,,,」
猶斗の脳裏にその時の記憶が過る
安土・桃山時代の末期の頃の話だ,,,遺体安置所に安置されていた奴の身体の中に入ったは良いが,,,
急速に肉体が若返り、推定十八歳まで若返る。そして、腰辺りの肉が避け、二本の巨大な尾が姿を見せ、瞳が緋色に染まる。
猶斗「ほんっと,,,嫌な記憶だ,,,」
魔理沙「,,,なぁ。何で最初は両目赤だったのに、今は赤と緑なんだ?」
猶斗「俺は昔,,,人喰い妖怪として恐れられていた,,,その時期だ,,,人里の役人どもが喰ってるところに来やがった」
霊夢「,,,それで?」
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- 12 : 2015/07/07(火) 19:14:58 :
- 猶斗「俺は不意を突かれ、十手で目の玉を抉られた」
霊夢&魔理沙「,,,!!」
空時「,,,」
猶斗「そして、抉られた方の目,,,右目の瞳孔にその時喰っていた人間の目の玉を取り付けた」
魔理沙「ぅ,,,」
猶斗「,,,もう良いだろう。十分話した」
猶斗が立ち上がろうとするが霊夢が止める
霊夢「まって。私も聞きたいことがあるの」
猶斗「何だ,,,!」
霊夢「何であの時,,,再紅霧異変の時と再永夜異変の時いたのよ?」
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- 13 : 2015/07/07(火) 19:18:39 :
- 猶斗「,,,それは単純なことだ,,,!!ただの興味本位だ,,,!!」
霊夢「だったら何で戦っ―
猶斗「空時!俺は先に帰っているとさとり達に言っといてくれ!!」
空時「あ、ああ,,,」
猶斗はそのまま宴会の場から去った
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- 14 : 2015/07/07(火) 19:24:45 :
- 地霊殿 二階 幽蠍猶斗自室
猶斗(くそ,,,紅白のやつ,,,!)
布団に潜る猶斗。二ヶ月ぶりの睡眠になる
猶斗(靈夢,,,魔梨沙,,,もう一度あって,,,聞きたいことが沢山ある,,,どうすれば,,,)
そのまま猶斗は眠りにつく
そして時の門が開く
カチカチコチカチコチコチカチコチコチカチ
,,,続く
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- 15 : 2015/07/07(火) 19:25:09 :
- 早いけどここまで
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- 16 : 2015/07/08(水) 23:11:13 :
- 次回予告
眠りについた猶斗だが、目が覚めたら大昔の幻想郷!?そこで靈夢、魔梨沙、幽香と再開する。一体何があったのか!?次回、東方再幻想郷URL; http://www.ssnote.net/archives/36991
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- 17 : 2018/05/03(木) 18:46:14 :
- あ
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