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苗木「苗木君と7人の魔女?」舞園「EXTRAです!」

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  1. 1 : : 2015/07/02(木) 23:59:28
    どうもショコラですヽ(゚∀゚)ノ
    今年から山田くんと7人の魔女のアニメが
    公開されましたね!ということで、前作では
    ドラマ版を書きましたが、今回はアニメ版のを
    書いてみたいと思います!

  2. 2 : : 2015/07/03(金) 01:02:01
    【希望ヶ峰学園 職員室】

    教師①「苗木君!君は最近どうしたのかね!」

    苗木「え、あ、あの…その…」

    教師②「最近ずっと授業では居眠りだったり、
    遅刻などが多くなってきているではないか!」

    苗木「あ…はい…ご、ごめんなさい…」

    ガラガラッ

    舞園「先生。学級日誌を持って来ました」

    教師①「お、おぉ舞園君…ありがとう」

    舞園「いえいえ。では」ニコッ

    苗木(舞園さん…)

    教師②「苗木君も、彼女を見習いなさい!
    品行方正、成績優秀…何より“超高校級の
    アイドル“としての自覚…」

    苗木「は、はぁ…」

    【希望ヶ峰学園 階段】

    舞園「……」スタスタ

    苗木(あ、舞園さん)スタスタ

    舞園「…あれ?苗木君じゃないですか!」

    苗木「え?あ…!!?」ツルッ

    舞園「…え…!?」
  3. 3 : : 2015/07/03(金) 01:17:52
    【希望ヶ峰学園 保健室】

    苗木「ん…そうか……ボク…死んだのかな…
    ってあれ…?死んでない……?」

    苗木「ていうか、ここは…保健室??って…ん…!?ない!?」鏡に向かって走る

    舞園(苗木)(あ……あぁ…!!ボク…舞園さんになってるじゃないか!!!)

    【希望ヶ峰学園 1年A組前廊下】

    舞園(苗木) (ということは、ボクの身体に舞園さんが入れ替わってるってことかな!?)タタタッ

    舞園(苗木) (ていうか!この状況で教室戻れるなんてどんな精神だよ!?)

    ガラガラッ!

    【希望ヶ峰学園 1年A組教室】

    苗木(舞園)「先生、この場合、xをAに置き換えることは可能ですか?」

    教師「あ、あぁ…出来ますが…」

    苗木(舞園)「では、このAとCを代入して、答えを導き出すということは分かりました。ですが…」

    舞園(苗木)「ちょっと!?舞園さん何してるの!?」

    苗木(舞園)「何って…問題を解いている最中ですよ??」

    舞園(苗木)「あ、ちょ、ちょっとこっち来て!」スタスタ
  4. 4 : : 2015/07/04(土) 20:36:01
    期待です!
    あとこれをスーダン2バージョンでやってもいいですか?
  5. 5 : : 2015/07/05(日) 02:36:17
    >>4
    ありがとうございます!
    全然良いですよ!!(∩´∀`)∩
  6. 6 : : 2015/07/05(日) 14:36:41
    >>5
    ありがとうございます!ショコラさんも執筆頑張ってくださいね!
  7. 7 : : 2015/07/05(日) 22:42:26
    >>5
    本当にありがとうございます!
    執筆頑張ります!(ノ)゚∀゚(ヾ)
  8. 8 : : 2015/07/13(月) 17:05:19
    【希望ヶ峰学園 屋上】

    舞園(苗木)「なんで!?どうしてボクと舞園さんが入れ替わってるの!?」

    苗木(舞園)「…どういう理由でこうなったのかは
    分かんないですけど…元に戻る方法なら分かりました」

    舞園(苗木)「え…!?」

    苗木(舞園)「だって、どう考えたってこうなった原因は2人で階段から転げ落ちた事。だから、もう1度同じ事をすれば良いんですよ」ニコッ

    舞園(苗木)「そっか…!よし、こうとなれば早速階段に行こう!」

    苗木(舞園)「ごめんなさい。ちょっと…」

    舞園(苗木)「え?」

    苗木(舞園)「だって…もう1度気絶しなければいけないんでしょう…?これ以上、授業を休む訳には…」

    舞園(苗木)「え…えぇ!?じゃあ、舞園さんは一生このままで居るつもりなの!?」

    苗木(舞園)「うふふ、それもちょっと嫌ですね。
    だって…股間に何か…変なモノが…//」クスクス

    舞園(苗木)「み、見たんだ!?//」

    キーンコーンカーンコーン…

    苗木(舞園)「あの、放課後まで待って貰えますか?その方がゆっくり出来ると思うので…」

    舞園(苗木)「う、うん!分かったよ!」
  9. 9 : : 2015/07/18(土) 09:09:15
    【希望ヶ峰学園 中庭】

    舞園(苗木)(なんだ…さっきのチャイム授業の始まりのかと思ってたけど、昼休みのチャイムか…)

    舞園(苗木)「はぁ…早く放課後にならないかなぁ…」

    ???「あ、舞園さんみーっけっ♪」

    舞園(苗木)「ん?」チラッ

    女子生徒A「もー何してたのぉ?ちょー探したんだからねぇ?」

    舞園(苗木)(この3人…確かB組の…)

    女子生徒A「舞園さんのお弁当持ってきてあげたから、一緒に食べよーよっ」手を引く

    舞園(苗木)(ここは適当に合わせておこうかな…)

    舞園(苗木)「は、はい。そうですね、食べましょうか」ニコッ

    【希望ヶ峰学園 中庭 テーブル】

    全員「いただきまーす」

    舞園(苗木)(舞園さんのお弁当だけど…食べちゃっていいよね…?)ぱかっ

    ぐちゃっとしてるお弁当(ちらし寿司)

    舞園(苗木)(へぇ…これがアイドルのお弁当かぁ…)一口食べてみる

    舞園(苗木)「ん、美味しい!」

    女子生徒達「うふふ…」クスクス

    女子生徒A「あ…そうだ。次の授業、予習しておいた方が良いんじゃない〜?」他の女子生徒と目を合わせる

    舞園(苗木)「ん?あ、はい…」教科書を見る

    教科書→色んな書き込み

    舞園(苗木)(…?これって…)

    女子生徒達「」クスクス

    舞園(苗木)(ゆ、優等生の書き込み半端ない!?)

    女子生徒達「あっははは!」クスクス

    女子生徒A「さてと、そろそろ行かなきゃ」

    【希望ヶ峰学園 ロッカールーム】

    舞園(苗木)「よいしょ…」ロッカーを開く

    ガサガサッ!!→色んなものが落ちる

    女子生徒達「うふふふ!」クスクス

    舞園(苗木)「……」女子生徒達を睨む

    舞園(苗木)(なるほど…)

    女子生徒A「うふふ…ん?何よ」睨む

    舞園(苗木)(そういうことだったんだ)
  10. 10 : : 2015/07/18(土) 09:19:02
    【希望ヶ峰学園 屋上】

    舞園(苗木)「す、凄いや…汚いね…女の子の世界って…」

    苗木(舞園)「やっぱり…今すぐ戻った方が良さそうですね…」

    苗木(舞園)「…ごめんなさい。苗木君にまで嫌な思いをさせるつもりはなかったんです…」スタスタ

    舞園(苗木)「いいや。戻るのは約束通り放課後でいいよ」

    苗木(舞園)「え…?」振り向く

    舞園(苗木)「舞園さん、授業…サボりたくないんでしょ?待つよ」

    舞園(苗木)「それで、元に戻ったら、もう2度とあの人達が手出ししない様になんとかするよ」

    苗木(舞園)「…!」タッタッタッ

    舞園(苗木)「え…」

    苗木(舞園)「そんな事したら、余計自体が悪化します!!…私は…良いんですよ…」

    〜屋上が見える木の下にて

    女子生徒A「……」


  11. 11 : : 2015/07/18(土) 09:32:23
    【希望ヶ峰学園 中庭】

    女子生徒A「屋上で苗木と何を話してたの?」

    舞園(苗木)「別に?大した事じゃないですーって痛っ!」スクバを頭にぶつけられる

    女子生徒A「せいぜい苗木に味方してもらえばいいわ。あんな学校のゴミ、何が幸運よ」

    舞園(苗木)「ん?」イラッ

    女子生徒A「まぁ流石に?あの苗木も女子の私に手を出したらどうなるか分かってるだろうけどね〜」

    舞園(苗木)「さぁ?どうかな…?」ゆらっ

    女子生徒A「な、何よいきなり。まさかあんた、今更私に刃向かう気?そ、そんな事してただで済むと思ってるの!?」

    舞園(苗木)(ちょっと可哀想だけど、少し怖い思いさせとけばもう手は出さないはず…)タッタッ

    苗木(舞園)「余計なことは…」女子生徒の前に立つ

    舞園(苗木)「あっ…!」

    ピンッ!!

    苗木(舞園)「…!」ドサッ

    舞園(苗木)「え、えぇ!?どうして割り込んでくるの!?」

    苗木(舞園)「い、痛い…!よくも、デコピンしてくれましたね…!?」涙目

    女子生徒A「……!!」ガクブル

    舞園(苗木)「いや、ごめん!でも、急に割り込んでくるから、僕即が付かなくて!」

    苗木(舞園)「自体が悪化するって言ったじゃないですかぁ〜!」

    女子生徒A「え…ぁ…きゃあああああ!!」走って逃げた

    舞園(苗木)・苗木(舞園)「「あ」」
  12. 12 : : 2015/07/18(土) 09:39:09
    【希望ヶ峰学園 階段】

    舞園(苗木)「ふぅ…今日は散々な1日だったよ…」

    苗木(舞園)「こっちのセリフですっ」

    舞園(苗木)「えぇっ!…でも、いいの?元に戻ったら、また手出ししてくるんじゃ…」

    苗木(舞園)「ふふ…いいんです。あの時、あの人が尻尾撒いて逃げて行った時…“ざまあみろ”って思いました」

    舞園(苗木)「そっか……。じゃあ行くよ」

    苗木(舞園)「はい…!」

    ドサッドサッ!

    こうしてボク達は、元に戻ることができた…
  13. 13 : : 2015/07/18(土) 09:48:33
    はずだった。

    舞園「ん…」チラッ

    苗木「あれ…」チラッ

    舞園(苗木)・苗木(舞園)「「戻ってない(です)!」」

    舞園(苗木)「と、とにかくもう1度!」

    苗木(舞園)「は、はいっ!」

    〜しばらくして

    舞園(苗木)「あ…あぁ…ボク達…もう一生元に戻らないのかな…」

    苗木(舞園)「…まだもう一つ、試してない方法がありますよ」

    舞園(苗木)「え、ええ!何それ!?」

    苗木(舞園)「私達…階段から落ちた時に…キスしました」

    舞園(苗木)「……え」

    舞園(苗木)「な、ななななんでボクが舞園さんと!?」

    苗木(舞園)「知りませんよ?苗木君が被さってきましたし」ニコッ

    舞園(苗木)「う、うぅ…//」

    苗木(舞園)「試しにキス、してみましょうよ」

    舞園(苗木)「た、試しって!//」

    苗木(舞園)「うふふ。こうしてても時間の無駄ですよ?」苗木の顔に手を添える

    舞園(苗木)「え、あ…まじか…//」チュッ
  14. 14 : : 2015/07/18(土) 09:51:47
    苗木「あれ…ボクの身体が…」

    舞園「ほら、元に戻れたでしょう?」ニコッ

    苗木「あっ…//」

    舞園「では私はダンスの練習があるので…」スタスタ

    苗木「え、あっ…」

    〜階段の上から

    桑田「面白れぇ…」
  15. 15 : : 2015/07/18(土) 10:18:49
    翌日

    【希望ヶ峰学園 中庭】

    苗木「じゃあ、行くよ」

    舞園「はい」

    チュッ

    舞園(苗木)「あ…す、凄い!また舞園さんの身体に変わってる!」

    苗木(舞園)「うふふ。この事は、私と苗木君の、2人の秘密にしておきましょう」

    舞園(苗木)(それにしても舞園さん、どうしてボクと普通にキス出来るんだろう…はっ!もしかして…)

    〜妄想〜

    舞園「それは苗木君の事が…好きだから…//」

    〜〜〜

    舞園(苗木)(ま、まじか…//)

    苗木(舞園)「これで追試が受けられますね」ニコッ

    舞園(苗木)「あ…あぁ…そうですね…」がくっ

    【希望ヶ峰学園 教室】

    苗木(舞園)「……」追試中

    【希望ヶ峰学園 中庭】

    舞園(苗木)「しっかし入れ替わりっていうのは結構便利なものなんだなぁ…」ハンバーガーを食べてる

    桑田「よぉ舞園ちゃん」

    舞園(苗木)「ん?」

    桑田「ちょっとツラ、貸してくんねぇか?」

    【希望ヶ峰学園 屋上】

    桑田「昨日さ、オレとデートしてくれるって言ったじゃん」

    舞園(苗木)(言ったんだ!舞園さんが!)驚き

    舞園(苗木)「い、いやですね〜忘れてなんかないですよ〜?」

    桑田「………」ジーッ

    【希望ヶ峰学園 廊下】

    桑田「最近、苗木と仲良いみたいだな」

    舞園(苗木)「え、べ、別に、仲良いとか、そんなんじゃないよ?」アセアセ

    桑田「ふーん。まぁそうだよなぁ…あの国民的アイドルグループのセンターマイクの舞園ちゃんと、平凡な苗木が釣り合う訳ないもんなぁ」

    舞園(苗木)「あ、あはは…」

    男子生徒A「ま、舞園さ〜ん」

    男子生徒B「なんだか顔色が悪いなぁ〜?」

    男子生徒C「僕らと一緒に行きましょう〜?」

    舞園(苗木)(こ、この人達、舞園さんのファンの…!)

    桑田「…」手を引く

    桑田「舞園ちゃん、ここはオレに任せとけ」

    舞園(苗木)「うん!」すぐそこに隠れる

    舞園(苗木)(あぁほんとに便利だなぁ入れ替わり)

    ボコッドカッボコッドカッ

    桑田「あ…あぁ…」ボコボコ

    舞園(苗木)「って桑田クン超弱い!!」

    男子生徒A「舞園さ〜ん」

    男子生徒B「やっぱり舞園さ〜ん」

    男子生徒C「舞園さん舞園さ〜ん」

    舞園(苗木)「だから…!もうやめてよ!」ピンッ!

    桑田「…!」

    男子生徒達「うぅ…話しかけるだけなら良いって言ったのに!もういいよ〜!」タッタッタッタッ

    舞園(苗木)「話しかける??」

    桑田「そのデコピン…どっかで見た事あるぜ…」

    舞園(苗木)「え?」

    桑田「そもそもオレ、舞園ちゃんとデートの約束なんてしてねぇんだよなぁー」

    舞園(苗木)「え、あ、そのっ」

    桑田「これでようやく確信が付いたぜ…。
    お前、苗木だろ」

    舞園(苗木)「え…ぇ…あの…ボクが苗木だってどういう証拠があるのさ!ボクが…あ…」

    桑田「ふっ…」ニヤリ

    桑田「お?来たな、舞園ちゃん」

    苗木(舞園)「これはどういうことですか?」

    舞園(苗木)「え!これは…はぁ…」
  16. 16 : : 2015/07/18(土) 10:51:09
    舞園「中庭に行ったら苗木君は居ないし、桑田君にはバレてるし…どうなってるんですか?」

    苗木「ごめん…」

    桑田「まぁそう言わずにさ、オレの提案を聞いてくれ!」

    苗木・舞園「「提案?」」

    桑田「この部屋をお前達に提供しようと思ってるんだ」

    部屋→使用禁止

    苗木「て、提供…?なんでボク達に…?」

    桑田「そんなもん決まってんだろー?今のお前達には学校で入れ替わる場所が必要だからだ」

    苗木「っ!」口を抑える

    桑田「そうかキスか。キスなんだな?」

    舞園「あ…あはは…」苦笑い

    苗木「なっ!く、桑田クン!察しが良すぎるよ!」

    ガラガラッ!

    桑田「まぁ話しを聞けよ?ここは元々超常現象研究部が使ってた場所なんだが…部員はオレしか居なくて廃部寸前、お前達が入部するなら自由に使っていいぞ」

    〜しばらくして

    桑田「で、苗木と舞園ちゃんは今まで他の誰かとキスした事あるか?」

    苗木「な、なんでそんな事っ!?//」

    舞園「ないですよ」ニコッ

    苗木「なっ!?//」

    桑田「苗木は?」

    苗木「ま、舞園さんが初めてだよ…//」

    桑田「2人とも初めて…うん、可能性はあるな」

    苗木「可能性?」

    桑田「つまり、キスすれば他の誰かとも入れ替われるんじゃねぇか?舞園ちゃん、オレとキスしてくれないか?」

    舞園「それは絶対に嫌です」ニコッ

    桑田「じゃあ苗木でいいや」

    苗木「えぇボクでいいやって何!?そもそも男子同士でキスするんだよ!?いいわけないよ!」

    舞園「私も興味あります。ぜひ、検証してみてくれませんか?」

    苗木「えぇええ!?」

    ガシッ!

    苗木「え!何!この良いムード的なやつ!」

    チュッ

    ドーン!

    苗木(桑田)「おぉすげぇ!マジで入れ替わりやがった」鏡見てる

    桑田(苗木)「ってうわぁ!ほんとだ!」

    苗木(桑田)「よし、戻るぞ」

    桑田(苗木)「え」

    チュッ

    桑田「へぇ…戻った」

    苗木「はぁ…はぁ…!」

    舞園「凄いです!もしかして苗木君、キスすると誰とでも入れ替わるんじゃないですか?」

    苗木「え?」

    桑田「よし!じゃあこれから苗木とキス出来るような女を探してくるぜ!」

    舞園「それはやめといた方がいいと思います」

    苗木(舞園さん…なんで止めたんだろう…はっ!もしかして…)

    〜妄想〜

    舞園「苗木君が他の女の子とキスするなんて…許せない…!//」

    〜〜〜

    苗木(ま…まじかぁ…//)

    舞園「こんな事が知れたら大変な事になります!これは、ここにいる皆さんの秘密にしましょう」

    苗木(あ…そういう理由ですよね…)苦笑い

    桑田「おっ、じゃあ舞園ちゃんはこの超常現象研究部に入部してくれるってことだな?」

    苗木「え、舞園さん…!いいの…?」

    舞園「私は構いませんよ?それに…部活動って、楽しそうじゃないですか」ニコッ

    苗木「わ、分かったよ、ボクも入部するよ」

    桑田「よーっし!これより、超常現象研究部に新入部員が2名入りました!部長は舞園ちゃんで、オレが副部長。苗木はいいや」

    苗木「ボクはいいやって何かな!?」

    ガラガラッ!

    ???「超常現象研究部って活動再開したの?だったら私…」

    苗木「……?」


    朝日奈「入部したいんだけど…」


  17. 17 : : 2015/07/18(土) 11:26:47
    朝日奈「ね、ねぇちょっと聞いてる?ここに入部したいって言ってるじゃん…」

    苗木「ど、どうする?」ひそひそ

    桑田「どうするも何も、うちの学校に新入部員を拒否するって制度はないぞ!」ひそひそ

    苗木「ということは…」ひそひそ

    桑田「受け入れるしかねぇな…」ひそひそ

    〜しばらくして

    朝日奈「で?今は超常現象のどんな研究をしているの?」

    苗木「い、いやぁ…ボク達…まだ入部したばっかりで…」アセアセ

    桑田「ま、まだ…超常現象とか…全然分からなくて…」アセアセ

    朝日奈「…なーんだ!そういうことだったの!」

    苗木・桑田「「え?」」

    朝日奈「私、こう見えてスプーン曲げ出来るの!」スプーンを取り出す

    苗木「え!」

    朝日奈「いい?よーく見ててね!」

    桑田「おぉ…?」

    朝日奈「うーん…うーん…うーん…!!」コスコスコス

    朝日奈「うりゃあぁ!」力ずくで曲げてる

    朝日奈「ほら!出来た!」

    苗木(最後力ずくで曲げてたよね!?)

    朝日奈「じゃあ次はこれ!UFOを捉えた奇跡の写真だよ!」

    苗木(糸丸見えじゃないかな?)

    朝日奈「極め付きはこれ!古代の文明から伝わる、マテリアストーンだよ!」

    苗木(ただの石に見えるけど…?)

    朝日奈「これは苗木達が特別だから見せたんだからね!他のコレクションも、今度見せてあげる!」

    桑田「こ、今度でいいからな」苦笑い

    朝日奈「にしても凄いなぁー!アイドルの舞園ちゃんに、生徒会副会長の桑田!」

    苗木(あ、そうだ。桑田クンって副会長なんだもんね…なんだっけ…確か女の子達にかっこいいところ見せたいって言ってなった様な…)

    朝日奈「まぁ苗木は…別としてね!」

    苗木「えぇ嘘ぉ!」

    朝日奈「じゃ!私、教室戻るねー!」タッタッタッ
  18. 18 : : 2015/07/19(日) 17:48:02
    〜しばらくして

    苗木「ど、どうするの?あんなにやる気のある朝日奈さんに、ただボク達が部室を利用したいだけなんて言えないよ…!」

    苗木「だからってすぐに秘密を教える訳にもいかないし…」

    舞園「でも、苗木君が入れ替わる能力を持っているなんて思ってもいないはずですよ」

    桑田「だなー。とにかく今は、やる気のある部員を装うしかないな」

    苗木「で、でもさ…!」

    ガラガラッ!

    朝日奈「苗木ー!ちょっと手伝ってー!」

    苗木「え?」

    朝日奈「なんで通らないのよぉ…!」←持ってるダンボールに掃除道具がいっぱいある

    苗木「えー!朝日奈さん何持って来てるの!?」

    朝日奈「うんしょっと…。この部室、長い事使われなくて汚いでしょ?掃除するよ!」

    朝日奈「何よこれー!備品も整理しないとダメねー」←ゴミを袋にまとめてる

    朝日奈「ちょっと苗木、これ捨ててきて」

    苗木「えぇ!なんでボクが!」

    朝日奈「アンタも部員なら綺麗な部室の方が良いでしょー?」

    苗木「そ、そうだけど…」

    桑田「部室を使う為だー、ここは朝日奈ちゃんに従っとけよー」ひそひそ

    苗木「う、うぅ…」
  19. 19 : : 2015/07/19(日) 17:59:43
    【希望ヶ峰学園 中庭】

    苗木(全く朝日奈さん…ボクを雑用係にしてるなぁ…それに、朝日奈さんの前だと入れ替わる事も出来ないし…ん?)

    【掲示板】→《以下の者は追試を受けること。
    1年B組 〜〜
    1年B組 〜〜
    1年A組 不二咲千尋
    1年A組 苗木誠 》

    苗木(って!ボクのことじゃないか!ヤバい…すっかり忘れてた…!!)

    【希望ヶ峰学園 超常現象研究部部室】

    苗木「おーい朝日奈さーん。ゴミ捨てて来たよって…あれ?朝日奈さんは?」

    舞園「さっきまで部室に居ましたけど…」

    苗木(そっか…考えてみればいつも部室に朝日奈さんが居る訳じゃないから、入れ替わるタイミングなんていくらでもあるじゃないか…)

    舞園「ん…?」

    〜しばらくして

    舞園「また入れ替わって追試を受けて欲しい…ですか?」

    苗木「う、うん…」

    舞園「別に構いませんよ?」

    苗木「ほ、ほんとに?」

    舞園「はい。だってここのところ最近、入れ替わっていないですし…//」

    苗木「そ、そうだよね!//じゃ、じゃあ…」

    舞園「はい…」

    ガラッ!

    朝日奈「苗木ー、ゴミは捨ててきてくれたー?」

    苗木「わぁ!?う、うん!」

    朝日奈「そっかー!じゃあ次は雑巾探してきてくれる?」

    苗木「え、えぇ!?またボク!?」

    舞園「ここは…従うべきだと思いますよ」

    苗木「う、うん…」
  20. 20 : : 2015/07/19(日) 18:29:49
    〜しばらくして

    苗木「雑巾探して来たよって…あ、居ないね」

    苗木「じゃあ今の内に…」

    ガラッ!

    朝日奈「苗木ー、雑巾はー?」

    苗木「ま、また!?」

    朝日奈「じゃあ次は床拭きワックスよろしくー!」ガラッ!

    〜しばらくして

    朝日奈「床拭きはー?」

    朝日奈「バケツに水ー」

    朝日奈「またゴミ捨ててきてー」

    〜〜〜〜〜〜

    苗木「はぁ…!はぁ…!もうこれでやる事はないかな…!」←掃除し終わった

    ガラッ!

    苗木「も、もう朝日奈さん!もう良いでしょ!」

    桑田「お前まーだ入れ替わってなかったのかよ」

    舞園「今日はもう諦めた方が良さそうですね」

    苗木「舞園さん!?ボクの成績がかかってるんだよ!」

    桑田「普段からちゃんと努力しとけよなー」

    朝日奈「おーい苗木ー。ゴミ捨ててきてくれたー?」

    桑田「お、ちょっと朝日奈ちゃんにも大切な仕事が残ってるぜ、ほい」紙を渡す

    朝日奈「これって…入部届け…。あ、そうか、すっかり忘れてた。今すぐ生徒会室に出してくるね!」

    桑田「おう!急がなくていいから、気をつけてな」

    朝日奈「うん!」

    桑田「これがちょっとじゃ済まないんだなぁ。
    うちの生徒会長は話好きでさ。恐らく予鈴が鳴るまで開放して貰えないだろうよ」

    苗木「流石桑田クン!」

    桑田「とはいえ急場しのぎ、このまま朝日奈ちゃんを放っておく訳にもいかないだろ?」

    舞園「苗木君、そろそろ授業が始まります」

    苗木「う、うん!そうだね!」キスしようとする

    桑田「かと言って他に使えそうな場所もねぇし…」

    ガラガラ!

    桑田「げっ!」

    朝日奈「…………っ!?」
  21. 21 : : 2015/07/19(日) 18:36:11
    苗木・舞園→キス最中

    朝日奈「い…嫌ぁぁ!!最低ー!!」

    舞園(苗木)「えぇ!?」

    苗木(舞園)「あら大変ですね」

    桑田「あ、朝日奈ちゃん、入部届けは?」

    朝日奈「行ったよ…でも生徒会室は閉まってた…」

    桑田「嘘だろ…!」

    朝日奈「最初からおかしいとは思ってたのよ…誰も超常現象に興味なさそうだったし…活動する気もなさそうだったのはそういう事だったのね…!」ぽたぽた

    舞園(苗木)「あっ…!えっと…!」

    朝日奈「私…嬉しかったのに…!許さない…!アンタ達の事…絶対に許さないんだから!!」タッタッタッ

    舞園(苗木)「あ!朝日奈さん!!」
  22. 22 : : 2015/07/19(日) 18:52:15
    〜翌日〜

    【苗木宅】

    苗木「…Zz」

    ガチャ

    こまる「お兄ちゃーん、朝だよー」

    苗木「ん…」

    【希望ヶ峰学園 玄関ホール前掲示板】

    ざわざわ…

    苗木「ふあぁ…舞園さんのおかげで追試はどうにかなったけど、朝日奈さんは結局…ん?何だろうあれ…」

    生徒「まじかよ!」

    生徒「えー嘘ー!」

    苗木「なっ!!??」

    《1年A組の苗木誠と舞園さやかはできている!》

    生徒「ねぇ聞いたー?苗木と舞園さんが、キスしてたんだってー!」

    生徒「え!あいつら付き合ってんの!?」

    生徒「うっそまじ?」

    苗木「は!?」

    女子生徒A「そうよそうよ、苗木は私に夢中なんだから」

    女子生徒C「え、そうなの?」

    女子生徒A「この間、身を呈して私を守ってくれたのよ」

    女子生徒C「ふーん」

    生徒「ほら見ろよー苗木と舞園さん、キスしてたって」

    苗木「ビラまであるの!?ちょ、ちょっとごめん!それ返して!」

    苗木「もう…これじゃ収集がつかない…!一体誰がこんな事…」

    朝日奈「あら?昨日してた事をもう忘れちゃったの?」

    苗木「!」

    朝日奈「言ったでしょ?アンタ達の事は、絶対に許さないって!絶対にね」

    苗木「朝日奈さん…全部朝日奈さんの仕業なの?」

    朝日奈「言っとくけど、まだこれだけじゃ済まないわよ!」

    苗木「え?」

    朝日奈「私の気持ちを踏みにじった事、せいぜい後悔するといいわ!」

    苗木「…このまま噂が広まれば…!」
  23. 23 : : 2015/07/19(日) 18:58:59
    【希望ヶ峰学園 超常現象研究部部室】

    朝日奈「こんな所に呼び出して何かと思えば…私に噂を撤回しろって?」

    苗木「そうだよ」

    朝日奈「ふざけるのもいい加減にして!!今更謝ろうったって、そうはいかないわ!」スタスタ

    苗木「そっか…」

    朝日奈「バカげてる!帰るわ」ガラッ

    ガシッ

    苗木「だったらここから出す訳にはいかないよ?ここから出たいんだったら…ボクとキスして」

    朝日奈「ぇ…っ!?」

    朝日奈「は、はぁ!?ア、アンタ…何言ってるの…!ほんとのバカなんじゃないの…!?」

    苗木「……」スタスタ

    朝日奈「ちょ、ちょっと!大体なんでアンタとキスしなきゃいけないのよ!」

    苗木「……」スタスタ

    朝日奈「こ、この平凡!こ、来ないで!い、嫌ぁ…!」

    苗木「……」顎をあげる

    朝日奈「っ……!!」

    チュッ
  24. 24 : : 2015/07/19(日) 19:03:31
    苗木(朝日奈)「!や、やだ!なんで私、苗木とキスなんかし て…!って…え…?」手を見る

    朝日奈(苗木)「ごめんね…でも、他にこうするしか方法がないからさ…」腹パンする

    苗木(朝日奈)「!!?」ドサッ

    朝日奈(苗木)「ちょっと手荒な手段だけど、まぁ許して欲しいな」タッタッタッ

    ガチャ←鍵閉める
  25. 25 : : 2015/07/27(月) 18:18:30
    期待
  26. 26 : : 2015/07/28(火) 00:48:36
    >>25
    ありがとうございます!!
  27. 27 : : 2015/07/31(金) 22:34:49
    【希望ヶ峰学園 1年廊下】

    生徒「え?苗木と舞園の噂?」

    朝日奈(苗木)「そうなのー!自分で言っといてなんだけど、あれ、全部嘘だからー!」

    生徒「あー、あの朝のやつかー」

    生徒「おう、分かったよ」

    朝日奈(苗木)「え、あの、あれよ?苗木と舞園さんがキスしてたって…」

    生徒「うん、嘘なんだろ??」

    朝日奈(苗木)(あれ…おかしいな…)

    〜〜
    生徒「はいはーい」

    生徒「はーい、じゃあねー」

    〜〜

    朝日奈(苗木)(なんでなんで?思ったより噂は広まってなかったってことかな??お、舞園さんの事を知ってるあの人達に聞けば…!)

    女子生徒「あぁ、さっきの?」

    朝日奈(苗木)「そうなのー!あれ、私の見間違いだったらしくて、あの2人、全然そういう関係じゃないからー!だから、これからも舞園さんと仲良くしてあげてねー!」

    女子生徒達「あはははは!」

    朝日奈(苗木)「ちょ!何がおかしいのよ!」

    女子生徒「えー?だってそんなのみんな知ってるしー?」

    朝日奈(苗木)「え?ど、どういうこと?」

    女子生徒「何よ今更?誰もあなたが流した噂なんて信じてないわよ」

    朝日奈(苗木)「は?」

    女子生徒「この前だって屋上に宇宙人がいるとか言ってた」スタスタ

    女子生徒「ほんと良くそんなあからさまな嘘つけるわ」スタスタ

    朝日奈(苗木)「え?あ、ちょっ…」

    女子生徒「いつまでもそんな嘘ついてると、誰にも相手されなくなっちゃうよー?」スタスタ

    朝日奈(苗木)(なになにどういうこと!?それじゃあ、ボクが入れ替わった意味が…早い所元に戻らないと!)タッタッタッ
  28. 28 : : 2015/07/31(金) 22:45:03
    【希望ヶ峰学園 中庭】

    朝日奈(苗木)「みんな!聞いて!」

    舞園「朝日奈…さん?」

    桑田「おいおいどうした朝日奈ちゃん」

    朝日奈(苗木)「だから!ボクだよボク!」

    桑田「い、1回よく落ち着いてくれ。何がなんだかさっぱり分からないぞ?」

    朝日奈(苗木)「あー!もう!いいから部室に来てみてよ!」

    【希望ヶ峰学園 超常現象研究部 部室】

    桑田「まさか、苗木と朝日奈ちゃんが入れ替わってたなんてな」

    朝日奈(苗木)「うん。それで、ボクと舞園さんの噂を撤回して回るつもりだったんだよ」

    桑田「所が、朝日奈ちゃんは周りから嘘つき呼ばわりされていて、誰も噂なんか信じちゃいなかった」

    朝日奈(苗木)「そうなんだ。でも、それならどうして舞園さんはクラスで避けられてるの?」

    桑田「確かに」

    舞園「言ってなかったでしたっけ?」

    朝日奈(苗木)・桑田「ん?」

    舞園「今度、期末テストがありますよね?だから皆さんに言ったんです。“話しかけないで下さい”って」ニコッ

    桑田「あ…ぁ…」青ざめ

    朝日奈(苗木)「嘘ーん」青ざめ

    舞園「本当ですよ?」
  29. 29 : : 2015/07/31(金) 23:01:23
    朝日奈(苗木)「と、とにかく!朝日奈さんはボクの体に入って床で寝てたんだよ!」

    桑田「ちゃんと鍵は閉めたんだよな?」

    朝日奈(苗木)「うん、もちろん」

    舞園「恐らく…窓から出て行ったんじゃないですか?」

    朝日奈(苗木)「窓?」

    舞園「苗木君の体なら降りれそうですもん。それに、朝日奈さんは現役スポーツ選手ですし」

    朝日奈(苗木)「ボクは超人か何かなのかな?」

    桑田「だとすると、なんで外に出ようと思ったんだ?」

    朝日奈(苗木)「!朝日奈さん…まさか!」タッタッタッ

    桑田「あ、おい!苗木!」

    【希望ヶ峰学園 1年廊下】

    朝日奈(苗木)「朝日奈さん…一体どこに…」

    生徒「なぁあれ苗木だよな?」

    朝日奈(苗木)「ん?」

    生徒「あぁ。あいつずっとトイレの鏡の前でキメ顔の練習してたよな」

    朝日奈(苗木)(どんなナルシストだよっ!?)

    生徒「ねぇ〜ちょっと聞いて〜!」

    生徒「さっき苗木が、何か決めゼリフみたいなこと言ってたんだけど!」

    苗木(朝日奈)“宇宙に変わり、悪を滅する!うーん違うな…あ、ボクがこの世のジャスティスだ!うーんこれも違うな…”

    朝日奈(苗木)(どんなヒーロー気取りだよっ!?)

    生徒「ねぇ〜アタシびっくりしちゃって〜!」

    朝日奈(苗木)「今度は何!」

    生徒「だって苗木ったら、決め技の練習してたの!」

    苗木(朝日奈)“音速拳!プラズマヘッド!竜巻滅殺脚!”

    朝日奈(苗木)「もうやめてー!」

    桑田「おい苗木ー!」

    朝日奈(苗木)「桑田クン」

    桑田「オレも校内を探してみたんだが…」

    朝日奈(苗木)「どうだった!?」

    桑田「ううん、ここは1度状況を整理しないとダメだな…」
  30. 30 : : 2015/07/31(金) 23:17:33
    【希望ヶ峰学園 超常現象研究部 部室】

    朝日奈(苗木)「と、いう訳なんだよ」

    桑田「なるほど、別に入れ替わった事を言いふらす訳でもなく、なんらかの事情で苗木の体のまま事件を解決しに行ったって訳か」

    舞園「そのようですね…」

    桑田「よし、苗木。お前は朝日奈ちゃんの身の回りを調べてこい」

    朝日奈(苗木)「え?う、うん…?」

    桑田「オレも手伝ってやるからよ」スッ…

    朝日奈(苗木)「うわぁっ!?桑田クン…変な所に手突っ込まないでよぉ…!自分で調べるから…!ってわぁ!」カチャッ

    桑田「ん?」

    朝日奈(苗木)「あれ…携帯…?これは…!?」

    舞園「間違いないです!」

    携帯《今日の5時、第5公園に金を持って来い。持ってこねえならタダじゃ済まないぞ》

    桑田「間違いねぇな…恐らく朝日奈ちゃんは、苗木の体でそこに向かったんだ」

    朝日奈(苗木)「な、なんでそんなこと…」

    桑田「苗木。次のメールを見てみろ」

    朝日奈(苗木)「う、うん…」ピッピッ

    携帯《以下を請求致します。
    超能力スプーン ¥10000
    マテリアストーン ¥30000
    UFO写真×5 ¥10000》

    朝日奈(苗木)「こ、これって朝日奈さんが最初に見せた変なアイテムの請求じゃないか…!」

    桑田「恐らく騙されたんだろうな…」

    朝日奈(苗木)「どう見ても詐欺だよね…」

    舞園「でも、どうして朝日奈さんはこんなものが欲しかったのでしょうか?」

    朝日奈(苗木)「ただ純粋に超常現象が好きだから?」

    舞園「それもあると思いますが…おかしいと思いませんか?」

    朝日奈(苗木)「え?」

    舞園「だって朝日奈さんは、そのアイテムを持ち歩いてたんですよ?私には、何かの目的で購入したように思えますけど…」

    朝日奈(苗木)「目的…!」タッタッタッ

    桑田「お、おい苗木!」
  31. 31 : : 2015/07/31(金) 23:33:51
    【第5公園】

    不良「ざまぁねぇな、苗木誠。返り討ちにしてやったぜ…にしても驚きだなぁ、あの苗木誠がこんなにも弱っちいなんて」

    苗木(朝日奈)「…………」倒れてる

    朝日奈(苗木)「それは悪かったね」スタスタ

    不良「お?これはこれは朝日奈さん…街くたびれたぜ」

    不良「こいつを用心棒にしたみてぇだが…あてが外れたな…よし…じゃあ大人しく約束の金を出して貰おうか…」

    朝日奈(苗木)「断る!」

    不良「な、なにぃ!?」

    朝日奈(苗木)「こんな詐欺商品要らないよ…。全部返品」アイテムを捨てる

    不良「おいおい約束が違えじゃねぇか!お前が欲しいっていうから売ってやったのに、そいつで学校の人気者になりたかったんじゃねぇのかよ」

    朝日奈(苗木)「……っ!?」

    “所が朝日奈ちゃんは周りから嘘つき呼ばわりされていて、誰も噂を信じちゃいなかったんだ”

    ガシッ!

    朝日奈(苗木)「!?」

    不良「おいおい手間取らせんなよ…」

    不良「暴れるなよ?」

    不良「次こそはちゃんと金を持ってくるように、ちゃんと体で覚えさせないといけねぇな…」

    朝日奈(苗木)「キミ達…女の子1人に寄って集って、恥ずかしい人達だね…」

    不良「あぁ?」ガスッ

    不良「なにぃ!?」ボコッ

    朝日奈(苗木)「……」

    不良「てめぇ何して…!?」

    朝日奈(苗木)「キミには必殺技を食らわせてあげるよ!」

    不良「!?」

    朝日奈(苗木)「竜巻滅殺脚!!!」

    不良「ごふっ!?」ドサッ

    朝日奈(苗木)「ふぅ…やれやれ…」
  32. 32 : : 2015/07/31(金) 23:44:39
    【希望ヶ峰学園 超常現象研究部 部室】

    朝日奈「ごめんなさい…私…苗木達のこと…勘違いしてたみたい…変な噂流したこと…謝る…」

    桑田「気にするな。ちゃんと説明しなかったオレ達にも責任はある」

    苗木「それにしてもよくボクの体で男の1人相手に喧嘩売りに行ったよね…」

    朝日奈「だって私スポーツ選手だし、苗木の体だったらいけそうな感じしたんだもん」

    苗木「け、喧嘩は体じゃない!気合だよ!」

    舞園「意味が分からないですよ…」苦笑い

    朝日奈「…ふふっ。よし、それじゃあ私もう行くね」スタスタ

    苗木「ちょ、ちょっと待って朝日奈さん!」

    朝日奈「……」ピタッ

    苗木「ボク達の秘密を知ったからには、キミをタダで返すにはいかないんだよ。だから、朝日奈さんはこれからも、ずっと超常現象研究部の一員だからね…?」

    朝日奈「…!」涙目

    朝日奈「……よ、よし!じゃあそういう事にしといてあげる!」ゴシゴシ

    苗木「そ、そういう事って何!?」

    朝日奈「なによー!」

    苗木「な、なにって…」

    朝日奈「まぁいいや!じゃあ苗木、私1度調べたい事があるんだけど!」

    苗木「ん?」

    朝日奈「と油断してる隙にえいっ!」ドンッ

    苗木「う、うわぁっ!?」ガシャン!

    舞園(苗木)「ちょ、ちょっと朝日奈さん!何してくれてるのさ!?」

    舞園(苗木)「はっ!?」

    朝日奈「よーっし!まずは苗木と舞園ちゃんの入れ替わり成功!」
  33. 33 : : 2015/08/01(土) 00:07:45
    舞園(苗木)「え、えぇ!舞園さんも何か言ってよ…!」

    苗木(舞園)「終わったら声かけて下さいね」ニコッ ←勉強の準備

    舞園(苗木)「気が早すぎるよ!?」

    朝日奈「じゃあそのままの姿で他の誰かと入れ替わってみてー」パソコンいじる

    桑田「よーし苗木!オレの胸に飛び込んでこい!」両手をあげる

    舞園(苗木)「もう桑田クンとはごめんだよ!?」

    桑田「おいおいー。これもお前の能力開発の為じゃねぇかー」

    朝日奈「そうだよー!これも部の為なんだから!頑張ってー!」カチャカチャ

    舞園(苗木)「わ、分かったよ…こ、これはあくまで研究の為なんだからね…?」

    桑田「あぁ…」

    チュッ

    桑田(苗木)「す、凄い…桑田クンの体にも入れ替われるなんて…って事は…!?」

    舞園(桑田)「どう〜?苗木君?私可愛い〜?」

    桑田(苗木)「うわぁっ!?ほ、本人の前でそういうことは…!」

    舞園(桑田)「私私可愛い可愛いー?」

    ピチン!←デコピン

    舞園(桑田)「すまん。反省はしている」

    桑田(苗木)「もう…あくまでも研究でやってるし、入れ替わりについてはボクが1番分かってる…!?」

    朝日奈「……」ガシッ

    チュッ

    桑田(朝日奈)「ふふ…やめるにはまだ早いわね…やったわー!今度は私が桑田と入れ替わってる!」

    桑田(朝日奈)「ぎゃあー!股間が超常現象だわ!」パンツの中を見る

    朝日奈(苗木)「朝日奈さんそれ絶対ボクの時も見たよね!」

    桑田(朝日奈)「よーし!次でラストの組み合わせよー!」

    舞園(桑田)「よし…いくぞ…」

    朝日奈(苗木)「う、うん…」

    桑田(朝日奈)(な、なんか、女の子同士のキスってなんだかドキドキするわね…中身どっちも男だけど)

    朝日奈(桑田)「おぉ、朝日奈ちゃんの体いいな」

    桑田(朝日奈)「ちょ、ちょっとー!どこ触ってんのよー!//」

    桑田(朝日奈)「はーい!じゃあ2周目いくわよー!」

    舞園(苗木)「えぇ!?」

    苗木(舞園)「いつ終わるんでしょうか…??」

  34. 34 : : 2015/08/01(土) 00:20:08
    【希望ヶ峰学園 生徒会室】

    江ノ島「へぇ…超常現象研究部ねぇ。次期生徒会長候補の桑田が副部長なんだって?」

    戦刃「うん…そうみたい」

    罪木「そ、それにぃ…例の苗木誠さんも…超常現象研究部に入部してるみたいですぅ…」

    江ノ島「なるほどねー。桑田が面倒見てくれてる的な?」

    戦刃「あなたもうかうかしてられないですね…小泉先輩」

    小泉「…分かってるわよ」スタスタ

    ガチャン

    小泉「ねぇ、左右田」

    左右田「小泉?どうした浮かない顔して」

    小泉「会長といい、桑田といい、どうして超常現象研究部なんか気にしてるのかしら」

    左右田「確かにな…」

    小泉「まぁ…次の生徒会長候補は桑田じゃなくて、この私ってところかな?」

    左右田「あぁ。当然だ」

    小泉「行こ、左右田」スタスタ

    左右田「おう」スタスタ

    江ノ島「うんうん…頼もしい生徒会長候補達だねぇ…」

    戦刃「ほんとだね」

    江ノ島「じっくりと見させて貰うよー?この学園に次に相応しくない問題児を、あいつらがどう調理してくれるのかをね…!」ニヤリ


  35. 35 : : 2015/08/04(火) 23:26:46
    翌日

    【希望ヶ峰学園 超常現象研究部 部室】

    苗木「部費が降りないだって?」

    朝日奈「そう!お金!この部が活動していく為の資金よ!江ノ島ちゃんに何度も駆け寄ったんだけど、関係ない話ばっかりで全然本題に入らないの!悔しい〜!」

    桑田「あいつか」

    苗木「資金ね…そもそも、この部に資金って必要なのかな?」

    舞園「そうですね…苗木君が居れば大抵の事はなんとかなりますし」

    苗木「舞園さんボクは便利道具じゃないからね!?」

    朝日奈「アンタ達、なんにも分かってないのね!資金さえあれば、ここをもっと部室らしく出来るのよ!?」

    苗木「別にこのままでもいい気がするけど…」

    桑田「シンプルで気に入ってるけどなぁー」

    朝日奈「それはアンタ達がダッサい男子だからでしょー!?はぁ…せっかく理想の部室に出来ると思ったのになぁ…」

    桑田「理想の部室?」

    朝日奈「そうー!研究の為の資料や道具はもちろん、お茶を飲む為のポットやソファー!それに、テレビだって購入出来ちゃうんだから!」

    苗木「!?」

    桑田「なるほど!それはいいかもしれねぇな!」

    舞園「便利で楽しそうな部室になりそうですね」ニコッ

    朝日奈「でしょー!でも、部費が降りないんじゃあ、夢のまた夢ね…」

    ガタッ

    苗木「ちょっと待って、それって、電子レンジも!?」朝日奈の肩に手を置く

    朝日奈「え!ちょ!何!?」

    苗木「電子レンジも買って貰えるの!?」

    朝日奈「は…!?電子レンジ…!?」苦笑い

    苗木「うん!電子レンジさえあれば、昼休みに冷たいパンやご飯を食べなくて済むって話だよ!」

    桑田「お前…案外食にうるさい奴だったのかよ」

    朝日奈「そ、そりゃあ、レンジがあれば、プラズマとかも研究も出来るし…」焦り

    苗木「よし決めたよ!ボクが江ノ島さんから部費を貰って来るよ!行くよ桑田クン!」桑田を連れてく

    桑田「なんでオレまで!?」
  36. 36 : : 2015/08/04(火) 23:57:33
    【超常現象研究部 部室前廊下】

    苗木「桑田クンも生徒会役員だよね?だったら加勢して欲しいんだよ」スタスタ

    桑田「うーん、オレは無駄だと思うけどなぁ」

    【生徒会室】

    ガチャ…

    苗木「生徒会長!いや、江ノ島さん!」

    江ノ島「………」羽ペンで資料を書いてる

    苗木「江ノ島さん、なんで超研に部費が降りない事になってるってどういう事?」

    江ノ島「……はいはーい、アタシにお客さんかなー?」書き書き

    苗木「うんそうだよお客さんだよ。今の話聞こえてたよね?部費だよ部費」スタスタ

    江ノ島「うーん……」微笑みながら

    苗木(なるほど…あくまで部費はあげないよって事かな…)

    江ノ島「ふーん…で?アンタ誰だっけ!」ニコッ

    苗木「苗木だよ!?えぇ!?」

    江ノ島「あっはは!嘘だよ嘘!ごっめーん☆」

    桑田「これは絶対本気で謝ってないな」苦笑い

    苗木「よくギャルの江ノ島さんが生徒会長なんかになれたよね」ボソッ

    桑田「まぁ何をやっても完璧にこなせちゃうし、前生徒会長の完全指名だったからな」ボソッ

    江ノ島「所でさー苗木ー」

    苗木「!な、何?江ノ島さん?」

    江ノ島「なんの用で来たのかなー?」ニコッ

    【超常現象研究部 部室】

    苗木「もうー!江ノ島さん…凄いな…!」

    朝日奈「だから言ったでしょー?」

    桑田「もう諦めるしかねぇなぁ…」

    苗木「…いや、まだ策はあるよ…!」

    〜しばらくして〜

    桑田(朝日奈)「ちょ、ちょっと、なんなのよこれー!私が桑田で、舞園ちゃんが苗木、苗木が舞園ちゃん、桑田が私って…一体どういうつもりなのよ!」

    舞園(苗木)「決まってるよ!今度はこの格好で江ノ島さんに交渉しに行くんだよ!」

    朝日奈(桑田)「名案だな!苗木にしては!」

    舞園(舞園)「嘘でしょ!?」

    桑田(朝日奈)「で、でも、私が言っても無駄だったんだよ?」

    舞園(苗木)「大丈夫、なんとかなるよ!よし!行こう桑田クン!」スタスタ

    桑田(朝日奈)「う、うん……」
  37. 37 : : 2015/08/05(水) 00:09:12
    【生徒会室】

    舞園(苗木)「どうもー、超常現象研究部の舞園さやかでーす」ニコッ

    朝日奈(桑田)「私も超常現象研究部の朝日奈葵でーす」ニコッ

    舞園・朝日奈「今日は、部費の交渉に来ました〜♪」ポーズを取る

    江ノ島「なーんだ、誰か来たのかと思ったらまーた苗木か」

    舞園(苗木)「やだ〜違いますよってえぇ!!?」

    〜しばらくして

    舞園(苗木)「え!?ボクと舞園さんが入れ替わってる事を知っていた!?」ソファーで紅茶を飲む

    江ノ島「まっ!そういう事になんのかなー!ねー!桑田!」

    朝日奈(桑田)「うっ…オレまでバレてるのかよ…」

    江ノ島「予測はしてたんだけどー、確信したのはさっきかな!」

    舞園・朝日奈(!?)

    江ノ島「だってだってぇ〜、アンタ達2人からは女の匂いがしないも〜ん!アタシの鼻は凄いからね〜?」キャピキャピ

    舞園(苗木)「その割にはちゃんとまともに相手してくれるんだね…」

    江ノ島「でー?何の用ー?」

    舞園(苗木)「だからっ!部費の交渉に来たんだよ!」

    江ノ島「なるほどー。いいよ」

    舞園(苗木)「え!?」

    江ノ島「ただし!生徒会が抱えてる問題を解決してくれたらの話だけどね!」

    【超常現象研究部 部室】

    桑田(朝日奈)「遅いなぁ…何してるんだろ2人とも…舞園ちゃんは気にならないの?」

    苗木(舞園)「別に気になりませんよ?」
  38. 38 : : 2015/08/05(水) 00:21:35
    【生徒会室】

    江ノ島「実に憂慮すべき事なんだけどねー、あの国民的アイドルの舞園さやかが進学を希望しないなんて事はさ、学校の損失と言ってもいいの」

    舞園(苗木)「で、でも、それって家庭の事情があるとかそういうのじゃないの?」

    江ノ島「話を聞いた所によるとー、親も進学を賛成しているっぽいんだよねー」

    舞園(苗木)「ということは、舞園さん自身が進学を嫌がっているって事…?」

    江ノ島「そうそう!だから、アンタにはなんで舞園が進学を拒んでいるのかを調査してきて欲しいの!」

    舞園(苗木)「な、なんで生徒会長の江ノ島さんが聞かないの?舞園さんだって、クラスメイトの女の子の話だったら聞くと思うし…」

    江ノ島「うーん、アタシが別に交渉してもいいんだけどねー?ちょいと拠所な事情があってさ」

    舞園(苗木)「よ、拠所?」

    江ノ島「なになにー?苗木と舞園の仲ならそれくらい簡単っしょ!なんなら部費は生徒会長特権で奮発してもいいし。さぁーてこの提案どうする?受ける?それとも受けない?」ニヤリ

    舞園(苗木)「………!」
  39. 39 : : 2015/08/23(日) 18:39:06
    【超常現象研究部 部室】

    舞園「嫌です」

    苗木「な、なんで?舞園さん、頭良いのに!もったいないよ!」

    舞園「ですから…進学する必要を感じないんです。1人でも勉強は出来ます」

    苗木「ダメか……」しょぼん

    朝日奈「ちょっと待ってよ舞園ちゃん!舞園ちゃんが進学しなかったら、部費はどうなるの?」

    舞園「ごめんなさい…朝日奈さんには悪いですけど……」スタスタ

    朝日奈「あ、待っ…!」

    ガシャン

    【旧校舎行き外廊下】

    苗木「舞園さん、ああ見えて頑固だから…」

    桑田「ああ」

    朝日奈「やっぱり…もうダメかな…」

    桑田「ああ」

    苗木「そりゃあ…無理に進学はさせられないしね…」

    桑田「ああ」

    朝日奈「ちょっと聞いてるの!?」

    苗木「ほかほかお弁当になるか、冷え冷えお弁当になるか大事な話なんだよ!?」

    桑田「分かってるよ…」

    ガチャ…

    小泉「あれ?超常現象研究部が、部室を放ったらかしにして何をしてるのかな?」

    桑田「小泉先輩…!」

    左右田「よ!苗木」

    苗木「あ、あなたは…左右田先輩…!」、

    小泉「あはは。アンタ達知り合いだったなんて思わなかったよ。それじゃあね」スタスタ…

    ガチャン…

    朝日奈「な、何しに来たのかな…先輩達。ていうか!苗木って左右田先輩と知り合いだったの?!」

    苗木「え!?あ、ま、まぁ…色々…」苦笑い

    朝日奈「そういえば小泉先輩って、桑田と同じ生徒会副会長だよね!?」

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