このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
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黒屋敷へようこそ..........prologue
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- 1 : 2015/06/18(木) 01:16:01 :
- 今回は初めてのホラーに挑戦!
アドバイスなどがあればよろしくお願いします!!!!!
※ほぼグロ
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- 2 : 2015/06/18(木) 01:36:22 :
- キャラ設定
一応みんな高校生の設定。高校2年生
詩穂
明るくてみんなを元気にしてくれる女の子。 運動はちょっぴり苦手。
大輔
少し熱血漢のある男の子。サッカー部のエースストライカー。実は詩穂の事が好きらしい。
花奈
いつもにテスト上位に入るうっとりとした女の子。いつもクマのキーホルダーを持っている。
知季
少しポッチャリとした男の子。でもとっても優しい。
佐友里
読書部の部長。よくホラー系を読む。
晋太郎
人見知りでとてつもないほどのビビり。少し驚くだけで大騒ぎする。
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- 3 : 2015/06/18(木) 01:44:00 :
- 黒屋敷
それは迷宮への入り口......
何もない平地に突然姿を現す。
普通の黒屋敷に見えるが実際が違う。
一度入ると二度と出られなくなる。
ある二人の男女はこう言った。
「あの屋敷には亡霊が漂っている」
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- 4 : 2015/06/23(火) 04:06:56 :
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俺は新聞記者。いまとある家に来ている。
ここ最近あの噂がよく流れている。
そう『黒屋敷』の噂だ。
一度入ると出られない永遠の迷宮への入り口。
だが最近ある噂が流れている。
「唯一『黒屋敷』を抜け出した二人」がいると.......
俺はその噂を聞きつけ、抜け出した二人の住所を見つけその取材を終えた帰りだった
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- 5 : 2015/06/24(水) 01:21:13 :
その家には二人の若者がいた。
私は『黒屋敷』のことを教えて欲しい、と聞いた。
その二人はゆっくりと首を縦に振った。
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- 6 : 2015/06/24(水) 01:30:14 :
- __10年前
高校 屋上
知季「なぁ大輔、あの噂知ってるか?」
大輔「あの噂?」
知季「なんだお前知らないのか。ほら『黒屋敷』の噂だよ。」
大輔「あぁ、あれか。あんなのただの噂だよ。
知季「さぁ、どうだろうな。実は今度みんなで探しにいくんだ。一応メンバーは揃ってるんだが........お前も行くだろ?」
大輔「えっ、あぁ~、どうしようかな~。」
知季「まぁいいや。今度の日曜に俺んち来いよ。その日に行くからな。必要な物準備しとけよ。」
大輔「お、おう。」
大輔「(はぁ.......しかもよくメンバー集められたな.......一体誰が行くんだ?)」
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- 7 : 2015/06/24(水) 08:06:34 :
- __日曜日
知季「よぉ~し、全員揃ってるな。」
大輔「おい、知季。これがメンバーか........?」
知季「ああ、そうだ。」
メンバーは6人。女子の詩穂、花奈、佐友里。男子のメンバーは晋太郎、知季、そして大輔。
知季「みんな持ってくるものは持ったな?それじゃ、行くぞ。」
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- 10 : 2015/06/27(土) 00:05:29 :
- 暗い森の中
知季たち6人は森の中を歩いていた。
まだ午後6時ぐらいなのにもう真夜中のように暗い。
大輔「暗すぎねえか?」
知季「ああ。そうだな」
晋太郎「ガクガクブルブル.........」
詩穂「...........」
花奈「ギュッ........(キーホルダーを握りしめている)」
佐友里 「...........(辺りを照らしまくっている)」
すると森を抜けた。
しかし何もない広い場所に出た。
大輔「何もねえじゃねぇか。」
知季「ほんとだ.....試しに出てこーいって叫んでみるか?
大輔「そんなこと言って出てこなかったら笑ってあげるよ。」
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- 11 : 2015/06/27(土) 00:10:35 :
- 知季「黒屋敷よーい!出てこーい!」
..................................
大輔「なにも出てこねぇじゃねぇかwww」
花奈「どうせ迷信よ。帰りましょ。」
みんなが後ろを向き歩き出そうとした。そのとき
大輔「おい!なんだよこれ!!!」
空が突然赤く染まり、月や雲も赤く染まった。
すると急に雨が降りだした。
佐友里「赤い..........雨..........」
知季「おい!みろよ!」
みんなが振り返るとそこにはひとつの屋敷があった。
大輔「あれが........黒.........屋敷か.........」
知季「とりあえず中に入るぞ!!」
大輔たちは黒屋敷まで走った。
大輔が玄関に手を掛けた。
だか開かなかった。
すると
バタッ
何かが倒れた音がして後ろを向いた。
そこには倒れている晋太郎の姿があった。
大輔「晋太郎!!大丈夫か!!........うっ......!?」
大輔は突然めまいに襲われた。
貧血か?と思われたがもう倒れる瞬間だった。
大輔は薄れる意識の中みんなが倒れていく光景を見た。
そしてふと思った。
「 」
そして大輔の意識は闇に閉ざされた...........
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- 15 : 2015/07/07(火) 01:21:54 :
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詩穂&大輔サイド
詩穂「............んっ.......うぅ..........」
詩穂は目を開けるとそこは暗闇に染まった部屋で異臭が漂った部屋に横わたっていた
よーく見えるのは遠くに灯れているろうそくの火。
詩穂「ここは............!」
詩穂は隣に気配を感じ、隣を見るとそこには大輔が倒れていた。
詩穂「大輔くんっ!!大輔くんっ!!!大丈夫?」
大輔「............んっ..........はっ!」
大輔は急にバサッと起き、辺りを見渡した。
大輔「詩穂さん..........」
詩穂「大輔くん..........よかった........!」
大輔「だがここは......やっぱり....」
詩穂「黒屋敷の中だわ....」
大輔はバッグの中から懐中電灯を二個取りだし、一個を詩穂に渡した。
詩穂「いいの......?」
大輔「ああ、とにかく行くぞ。ここにいると危ない予感がする。」
そして詩穂と大輔は黒屋敷の中を歩き始めた。
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- 16 : 2015/07/07(火) 21:35:59 :
晋太郎サイド
晋太郎「..............はっ..........ここは.........」
晋太郎の目が覚めた。
立ち上がって辺りをよく見渡すと机や本棚、おもちゃの入った箱などか置かれていた。
しかし辺りは薄暗く、ほとんど視界が真っ暗な状態だった。
晋太郎「どうしてこんなところに........確か鍵がかかっていたはず.......」
晋太郎はその部屋の中を歩き始めた。
歩き出すと足元がペチャペチャと音を立てる。足元に液体がこぼれているような感じだった。
晋太郎は指先で液体を触ってみたが、暗くて何かわからない。
すると突如雷が落ち、部屋が一瞬だけ明るくなった。
晋太郎「血だ.....」
雷は晋太郎の指を赤く照らした。
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- 17 : 2015/07/17(金) 21:46:14 :
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晋太郎「う、嘘だろ.........」
自分の躯を確認するが血が出てる様子はない。
ただ、遠くからポタポタと滴が落ちる音だけが聞こえる。
キャハハハハハハ...........
遠くから笑い声が聞こえた。可愛らしい女の子の声だが姿が見当たらない。
晋太郎は歩き出そうとした。たが足が動かない。
晋太郎「動かない.........!!」
足が麻痺したような感じだった。次第に腕も動かなくなっている。
晋太郎「くそっ........」
全身が鎖で縛られたような感覚だった。
耳鳴りが起こり急に胸が詰まる。
軽く咳をした。
口からなにかが出てきた。
晋太郎「血..................」
視界が砂嵐のように徐々に見えなくなり、耳鳴りからノイズ音に変わった。
晋太郎が倒れ行くなか、また大きな雷が鳴った。
部屋を明るくしていく。薄れていく意識の中、晋太郎が目にした物は..............
宙に浮いて笑っている顔を真っ赤に染めた女の子の亡霊だった...............
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- 18 : 2015/07/21(火) 02:51:32 :
花菜サイド
花菜「..............ここ.......は.........?」
花菜は目が覚めた。
まだ意識はぼんやりしているが自分が生きているのはわかる。
辺りを見るがやはり薄暗く、遠くに灯してあるライトの光しか見えない。
花菜「.........なにこれ.........!?」
やっと意識がはっきりした。自分が椅子に座っているのがわかった。
たが、なぜか躯が動かなかった。なにかに縛られているようだ。
花菜「えっ...と....ライト......」
花菜は足を動かしライトを探した。なにかが足元に当たる。
花菜「あった.......?」
花菜は足でスイッチを探し、足の親指で押した。
懐中電灯の明かりがつき、花菜にとってその光が眩しかった。
だかその懐中電灯の光の先には.........
白骨化した人間の死体が転がっていた.............
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- 19 : 2015/07/22(水) 22:45:08 :
花菜「嘘........なに....あれ.......」
花菜は死体をみて茫然としていた。
本物の人間の骨を見るのは初めてだった。
ザァァァーーーー.........
突如雨が降りだし辺りで雷が落ちる。
よく部屋が照らされた。まわりには白骨化した人間の死体とテーブル以外なにもなかった。
自分をみると躯には鎖で縛られ、手には二重に手錠がかけられていた。
花菜「えっ.......」
雨が止み、雷の音もしない。
だが、不気味な足音だけ聞こえてきた。
ギィ.......ギィ......ギィ.......ギィ.......
足音がどんどん近づいてくる。
花菜はライトをうまく傾けようとするが、力が入らなくなり、うまく動かせない。
花菜「はぁ....はぁ....はぁ....はぁ......」
段々息が荒くなる。過呼吸の様だった。
そのとき部屋が暗くなった。
ライトの電池が切れたのだ。
花菜「嘘....電池が......」
視界が真っ暗になりやはり見えるのは遠く灯してあるライトだけ。
ギィ......ギィ.....ギィ......ギィ......
足音がどんどん大きくなり、近づいてくる。
花菜「いや......こないで......!!」
だかそんな願いは聞いてもらえず足音が近づき、止まった。
花菜「やめて.......!!!」
花菜は何者かに目隠しをされた。
すると急に躯が緩んだ。
花菜「外された?........ほんとに.....?」
花菜は立ち上がった。
足と手が動く。どうやら外されたみたいだ。
だが目隠しをされて何も見えない。
花菜「目隠しを取らないと......」
花菜が目隠しを取ろうとした瞬間、
ビュッ....
花菜「っ.......!!!!!!ぐっ......!!!!!」
花菜の首に縄が巻き付いた。
花菜「縄....!?まずい......息が.......」
花菜は必死でもがいたが逆にきつく絞まっていく。
腕が痺れて縄に手が届かない。
花菜「うっ.........い、息が...........」
花菜はどうにかして縄をほどこうとしたが意識が朦朧としていた。
花菜「もう.........だめっ...................」
強い風か吹き、目隠しが飛ばされた。
視界がぼやけ、遠くに灯してあるライトさえ見えない。
だか花菜にははっきり見えた。
花菜の熊のキーホルダーが縄を持っていたことを.................................
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- 20 : 2015/07/22(水) 22:49:51 :
キャハハハ......!!!ようこそ黒屋敷へ......................
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- 21 : 2015/07/22(水) 22:51:04 :
To be continued.........
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- 22 : 2015/07/22(水) 22:59:15 :
- はい。これで 黒屋敷へようこそ..........prologue は終了となります。
読んでくださった皆様。お疲れさまでした。
書き始めてから1ヶ月がたちようやくプロローグが書き終わりました!
これが本編になると.......ヒィーコワイヨォー
結構疲れました(笑)
いや~>>19が1513文字が結構しんどかったですね。
初めてのホラー作品でしたけどいかがでしたか?
感想等はこちらにお願いします。↓
http://www.ssnote.net/groups/1590
それではまた次の作品で会いましょう。
バイナラ~
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