このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
キリト「君が一緒なら」
- ソードアート・オンライン
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- 1 : 2015/06/01(月) 01:52:35 :
- 初めまして、無名と申します!
今日から、ソードアート・オンラインのssを書いていこうと思います!
主人公はキリトで、ヒロインはユウキです!
ssを書くのは初めてで、原作無視の展開だったり、オリジナル展開もたくさんあるかと思いますが、よろしくお願いします!!
では、いきます
-
- 2 : 2015/06/01(月) 01:53:19 :
- _ 朝 _
直葉「お兄ちゃーん。先学校行くからねー。」
和人(ん...もう朝か。)パチッ
和人(学校...めんどくさいな...。)
和人「ま、金曜日だし頑張るかな。」
_ 学校 _
和人(今日さえ終われば、とうとうあのゲームが出来るんだ…頑張るぞ...!)
教師「えー、朝のHRの前にお話があります。」
ザワザワザワザワ
教師「このクラスに転校生が来ます。」
モブ男A「まじかよ!女の子かな?可愛い子がいいなぁ。」ワクワク
モブ子B「いやいや、イケメン君の方がいいでしょ!うちのクラスってぱっとしない人多いのよね。」
モブ男A「あ!?喧嘩売ってんのかお前!!」
教師「おい!うるさいぞ!と、ではさっそく自己紹介をしてもらいましょう。どうぞ入ってください。」
-
- 3 : 2015/06/01(月) 01:53:45 :
- ガラガラッ
木綿季「え、えっと...こ、紺野木綿季です。よろしくお願いします。」ペコッ
ザワザワザワザワ
モブA「なあ、あの子めっちゃ可愛くね?」ヒソヒソ
モブB「それな。」ヒソヒソ
和人(転校生か、まあ俺には関係ないかな...。)
教師「えーと、じゃあ席は確か桐ヶ谷の隣が開いてたか?桐ケ谷、手挙げろ。」
和人「ん、はい。」スッ
和人(参ったな、あの子は俺の隣か...?)
教師「あいつの隣の席でいいか?」
木綿季「は、はい。」
教師「よし、じゃあ仲良くな!」
木綿季「分かりました。」
スタスタスタ
木綿季「えっと、よろしくね。桐ケ谷くん。」
和人「よろしく、俺のことは和人でいいよ。」
木綿季「そっか、じゃあよろしくね。和人。」
_ 休み時間 _
モブA「なあなあ、どこの学校から来たの?」
モブB「これからよろしくな!」
モブ子「紺野さんって可愛いね!」
木綿季「あ、あははは.....。」
和人(やっぱ転校生は大変だな。俺は寝よう...。)
モブA「なあなあ、ちょっといいか?」ヒソヒソ
木綿季「ん、何?」
モブA「お前の隣の桐ヶ谷って奴、どう思う?」ヒソヒソ
木綿季「どう思うって?」
モブA「何かあったら言ってくれよな。あいつはちょっと他の人と違うところがあるから。」ヒソヒソ
木綿季「...ボク、そういうのは良くないと思うな。」ボソッ
モブA「ん?何か言った?」
木綿季「何でもないよ、というよりそろそろ授業が始まるよ?」
モブA「お、おう!そうだな!」スタスタ
木綿季「......。」
モブ子A「私達も席に戻るからね。」
モブ子B「じゃあ、また次の時間ね~。」
木綿季「うん!またね!」
-
- 4 : 2015/06/01(月) 01:54:12 :
- タッタッタ
木綿季「...。」チラッ
和人「zzz」
木綿季「ねえ、和人。」ユサユサ
和人「ん...何?」パチッ
木綿季「えっと、ボクまだ教科書とか貰ってないから一緒に見せてくれないかな?」
和人「ああ、いいよ。」
ユウキ「本当?ありがと~。」
モブA「...。」
_ 授業中 _
教師「えー、これがこうなって...。」
和人「...。」ジーッ
木綿季(和人、携帯で何見てるんだろ。)
木綿季「ねえねえ、何見てるの?」ヒソヒソ
和人「ん、これか?えっと、ソードアート・オンラインって知ってる?」
木綿季「うん、知ってるよ!明後日から始まるゲームだよね?もしかして和人もやろうと思ってるの?」
和人「ああ、やろうと思ってるというか...。」
木綿季「?」
和人「...もうプレイしたことあるんだ。まあベータテストだけど。」
木綿季「えっ!?」
教師「ん?」チラッ
木綿季「あ、す、すいません...。」
和人「もしかして紺野さんもやろうと思ってるのか?」
木綿季「ボクのことは木綿季でいいよ~。うん、面白そうだからやってみようかなって思ってさ。もし良かったら一緒にやろうよ!」
和人「ああ、いいよ。あのゲームは大勢でやった方が楽しそうだしな。」
木綿季「本当?ありがとう、和人!」
-
- 5 : 2015/06/01(月) 01:55:24 :
- 今日はここまでです。
投稿は、書き溜めがある程度できたら投稿するという形をとりたいと思ってますのでよろしくお願いします。
-
- 6 : 2015/06/01(月) 23:30:46 :
- _ 放課後 _
和人「じゃあ、今日また連絡するな。」
木綿季「分かった~じゃあまたね。」
和人「ああ、じゃあな。」スタスタ
和人(まさか、転校生とここまで話が合うなんてな。)
木綿季(良い一日だったなぁ、友達もできたし。)
_ 和人宅 _
和人「スグー?風呂上がったぞー。」
直葉「はーい。」
和人「さて、と。明日は土曜日。何をしようか。」
和人「あ、そういや木綿季に連絡するの忘れてた...起きてるかな?」
-
- 7 : 2015/06/01(月) 23:31:56 :
- _ 木綿季宅 _
木綿季「んー。和人、遅いなぁ。」ゴロゴロ
木綿季「こんなことならあっちの連絡先も聞いておけばよかったかな?」
プルルルルルル
木綿季「ん、電話。和人からかな?」
ガチャ
木綿季「もしもし~?」
和人『もしもし、木綿季か?悪い、遅くなった...。』
木綿季「和人、遅すぎるよ~。ボク待ちくたびれちゃった。」
和人『ごめんごめん、てっきり忘れてた。許してくれ...。』
木綿季「いいよいいよ。それよりSAOのベータテストの話聞かせてよ?」
和人『ああ、いいぞ_______。』
和人『___________と、こんな感じかな。』
木綿季「へぇ、とっても面白そうだね!」
和人『ああ、最高に面白いぞ!』
木綿季「早くプレイしてみたいなぁ~。」
木綿季「...ふぁ~あ、なんだか眠くなってきちゃった。ボクはもう寝ようかな」
和人『そうか、じゃあ俺も寝ようかな。おやすみ、ユウキ。』
ユウキ「うん、おやすみ~」
-
- 8 : 2015/06/03(水) 23:54:52 :
- _ そして、SAOサービス開始日 _
和人「さて、木綿季と少し打ち合わせしておこうかな。」
プルルルルルル
ガチャ
木綿季『はい、もしもし~。』
和人「俺だ、和人だ。」
木綿季『あ、和人。どうしたの?』
和人「いや、SAO内での待ち合わせとか決めようと思って。」
木綿季『なるほど、どうすればわかりやすいかな。』
和人「うーん...そうだな。」
和人「あ、木綿季はプレイヤーネームはどうするか決めてるか?」
木綿季『プレイヤーネーム?名前?普通に「Yuuki」にするかなぁ。』
和人「え、本名で登録するのか?危ないぞ?」
木綿季『「Yuuki」なんて名前、世の中にたくさんいるから大丈夫だよ~。』
和人「まあ本人がそういうならいいけどさ。じゃあ、ログインできたら転移門広場ってところで待っててくれ。」
木綿季『おっけ~。』
和人「さてと、そろそろサービス開始の時間だから切るぞ。また向こうで会おうぜ。」
木綿季『うん、じゃあまた向こうでね~」
プチッ
和人「さてと、あと5分か。」
和人(ベータ時代では、2ヶ月で8層...。今回は1ヶ月でそこまで行ってやるぜ!)グッ
ユウキ「あ、そろそろ時間かな。...よし!」
和人「ん、そろそろ時間だな。」
和人(さあ、行くぜ!)
和人・ユウキ「リンクスタート!」
ザワザワザワザワザワ
キリト「......。」
キリト「...。」パチッ
キリト「......帰ってきた、この世界に!!」グッ
-
- 9 : 2015/06/04(木) 00:07:15 :
- ユウキ「......。」パチッ
ユウキ「...!」
ユウキ「わぁ...!凄いなぁ~!」
ユウキ「凄い凄い!本当の世界みたいだ!!」
モブ♂「ねえ君、一人かい?良かったらパーティ組まない?」
ユウキ「え、あ、いや、ボクは友達と待ち合わせしてるんだ。また今度誘ってください!」
モブ♂「まぁまぁ、僕いいアイテム売ってる場所知ってるんだ。一緒に行こうよ。」
ユウキ「いや、えっと、そのぉ...。」
モブ♂「ほら、こっちだよ。」グイッ
ユウキ「や、やめ...。」
モブ♂「早く______」
「悪いな。」
モブ♂「!?」
キリト「そいつは俺のツレなんだ。」
ユウキ「えっ...?」
キリト「俺だ、分かるよな?」コソッ
ユウキ「あ、かz」
キリト「こっちでの名前はキリト、な?」
ユウキ「キリト...」
ユウキ(そっか、一瞬誰か分からなかったよ。姿も変わるんだったね。)
キリト「さ、行こうぜ。」
モブ♂「おい、ちょっと待てよ!!」バッ
キリト「ん、なんだ?」
モブ♂「デュ...デュエルだ!デュエルの勝者がその子と行動するんだ!」
キリト「何言ってるんだお前。そんなことでデュエルするわけないだろ?そもそも、デュエルはそういうことをするためのものじゃないんだ。」
ユウキ「えー、ボクは構わないけどなぁ~。」
キリト「な...!?」
ユウキ「一回デュエルしてるところを見てみたいし、そもそもキリトが負けるとは思わないからね。」ニコ
モブ♂「フンッ!悪いけど勝つのは俺だぜ。」
キリト「はぁ、まあユウキがそういうなら...。」
-
- 10 : 2015/06/04(木) 00:29:01 :
- 期待!!
-
- 11 : 2015/06/04(木) 00:37:03 :
- キリト(サービス開始から約20分、戦闘経験があったとしても2、3回程度だろうな。いくら2ヶ月ぶりだとはいえ、そんな初心者に負けるほど______。)
キリト(...いや待て、そしたらこいつの自信は何だ?...まさかベータテスター?)
モブ♂「じゃあ決まりだな。ルールは≪完全決着モード≫でいいか?」
キリト「ああ、構わないぜ。」
キリト(俺の予想が正しければ、こいつは...。)
モブ♂(へへっ、初心者がベータテスターに勝てるわけないだろうが。この試合、貰ったぜ。)
「おいおい、あそこでデュエルが始まるみたいだ!」
「まじかよ!見ようぜ!」
_ デュエル開始60秒前 _
モブ♂「...。」ニヤニヤ
キリト(間違いない...あの構え、ベータテスターだな。)
ユウキ「キリト~頑張れ~!」
-
- 12 : 2015/06/04(木) 00:37:38 :
- _ デュエル開始 _
モブ♂「ふんっ!!」シュ
キリト(予想通りだ!)サッ
モブ♂「!?」
キリト「余裕かましてると痛い目みるぜ!」キュイン
キリト「はっ!!」スパッ
モブ♂「うおっ!!」ズバッ
キリト(よしっ!決まった!!)
ユウキ「凄い、凄いよキリト!」グッ
モブ♂「くっこの野郎っ!!」ブンブン
キリト(そうだ、ベータで練習してたあの技を試してみるか。)
-
- 13 : 2015/06/04(木) 00:38:24 :
- キリト「さあ、どうしたんだ?うってこいよ。」
モブ♂「このっ!馬鹿にしやがって!!」ピキピキ
キリト(...かかった!)
モブ♂「うぉりゃあああ!!」ブンッ
キリト(...ここだ!)
キリト「せいっ!!」
カァン
モブ♂「おいおい、どこ狙ってんだ?」
キリト「いや、成功だよ。お前の負けだ。」
モブ♂「はぁ?何言って____」
パリン
ユウキ「...えっ?」
モブ「は?俺の剣が...。」
「おいおい、何だ今の。」
「すげえ、剣を砕きやがった!」
キリト「武器破壊、これでお前はデュエルが続行不可能だろ?替えの剣があるならまだしもな。」
モブ♂「嘘だろ。ありえねえ...お前一体...。」
キリト「一応忠告程度に。デュエルの相手は慎重に選べよ。」ニヤッ
キリト「...さぁ、行こうか。ユウキ。」
ユウキ「...へっ!?あ、うん!」
キリト「?」
-
- 14 : 2015/06/04(木) 00:57:19 :
- 期待コメありがとうございます。励みになります(*'▽')
-
- 15 : 2015/06/05(金) 21:58:38 :
- (≧∇≦)bイイ!!!やっぱキリユウだね!
-
- 16 : 2015/06/06(土) 02:24:52 :
- キリト「いやぁ、本当に緊張した。まさかあんなに人が見に来るとは...。」
ユウキ「ボクはキリトが勝つって信じてたよ?にしても、キリトって凄く強いんだね!!」
キリト「そうでもないさ。ただ経験が相手より豊富だっただけだ。」
ユウキ「そうかなぁ。それより、見た目が全然違うね。まるで別人みたい。」
キリト「うっ、別にいいだろ!アバターくらい好きに作らせてくれよ...。」
ユウキ「ごめんごめん、でもボクは実際の見た目の方がいいと思うけどなぁ~。」
キリト「そういうユウキは、殆ど変わってないな。それこそ現実と全然変わらないじゃないか。まあその分見つけやすくて助かったけど。」
キリト「...と、まあ、ここが武器売場だな。」
ユウキ「わぁ~武器がいっぱいだ!」
キリト「このゲームには、いろんな種類の武器があるからな。ゆっくり見て決めるといいよ。」
-
- 17 : 2015/06/06(土) 02:25:14 :
- キリト「ちなみに、俺が使ってるのは片手直剣だが、この武器ならもう片方の手で盾を持てるから初心者にはおすすめかもな。」
ユウキ「えっ?でも、キリトは盾使ってないよね?」
キリト「ん?ああ、俺の場合は盾を持ってないほうが動きやすいからな。」
キリト「それに、ソードスキルを使うのに盾を持ってると若干動きが鈍るんだ。」
ユウキ「なるほど、参考になったよ!じゃ、ボクも片手直剣を使おうかな。」
キリト「じゃあ盾だけ買っていこうか。盾ならあっちか...。」
ユウキ「盾なんて要らないよ?」
キリト「え?いやいや、待て待て。最初のうちは盾を持っていた方が安全だぞ。攻撃を防ぐ手段もないし...まあユウキに任せるけどさ。」
ユウキ「じゃあキリトと一緒にしよ~っと。」
キリト「あ、ああ...そっか。ってユウキ?」
ユウキ「わぁ~あれ可愛い!」タッタッタッ
キリト「ん?ああ、アクセサリーショップか。」
ユウキ「キリト、見て!これ可愛いよね!」キラキラ
キリト「おー、中々いいな。」
キリト(とはいっても、これは中々時間がかかりそうだぞ...。)
キリト「なあ、ユウキ。」
ユウキ「ん?なに~?」
キリト「俺、ちょっと見に行きたい店があるんだ。行ってきていいか?」
ユウキ「うん、いいよー。何かあったら...どうすればいい?」
キリト「あ、そういう時はフレンドの欄からメッセージを送ってくれ。」
ユウキ「わかった!」
-
- 18 : 2015/06/08(月) 15:48:49 :
- 期待
-
- 20 : 2015/06/08(月) 23:32:01 :
- キリト「さてと、あの場から抜け出したのはいいがどこに行こうか。」
キリト(そうだ、確か路地裏にレアなアイテムのあるショップがあったっけか。そこに行こう。)
_______________
__________
キリト「...。」タッタッタッタッ
「おーい!そこの兄ちゃん!!」
キリト「...?」(俺か?)
クライン「はぁはぁ...その迷いのない動きっぷり、あんたベータテスト経験者だろ?」
キリト「ま、まあ...。」(こいつ、まさか...)
クライン「俺、今日が初めてでさ、序盤のコツをちょいとレクチャーしてくれよ!」」
キリト「あ、ああ。いいけど...。」(やっぱりか...)
クライン「本当か!?助かるぜ!俺はクライン、よろしくな!」
キリト「俺はキリトだ。よろしく、クライン。」(まあ、少しくらいならいいか。)
_ フィールド _
敵「ブモォォォォォォ!!」ダッダッダッ
クライン「おわっ!!?」ドンッ
キリト「お、おいおい、大丈夫か?」
クライン「ま、股が...!」ゴロゴロ
キリト「大袈裟だな。痛みは感じないだろ?」
クライン「え?あ、そうか...つい、な。」
-
- 21 : 2015/06/08(月) 23:32:30 :
- キリト「言っただろ。重要なのは初動のモーションだって。」
クライン「んなこと言ったってよぉ...あいつ動きやがるしよ?」
キリト「敵を目の前に一歩も動かない奴があるかよ。」
キリト(そういや、ユウキにも戦闘のやり方を教えないとな...。)
クライン「おい?キリト、どうした?」
キリト「ん、ああ悪い悪い。いいか?ちゃんとモーションを起こして...。」キュゥン
クライン「おお...!」
キリト「ソードスキルを発動させれば。」グッ
キリト「ふっ!」
敵「キュゥゥン!」パリーン
キリト「あとはシステムが技を命中させてくれるよ。」
クライン「モーション、モーションって...。」
キリト「どう言えばいいのかなぁ。」
キリト「ほんの少しタメを入れて、スキルが立ち上がるのを感じたら「ズパーン」って打ち込む感じ...かな。」
クライン「おいおい、ズパーンってよ...まあなんとなく分かった。」
クライン「...こうか?」キュイーン
キリト「おっ!」ドスッ
敵「プギィィィィ!!!」
クライン「どりゃあああああああああ!!」ザシュ
敵「」パリン
クライン「よっっしゃあああああああ!」
キリト「おめでとう。」スッ
クライン「おう!!」
キリト「さてと...じゃあ次に...。」
-
- 22 : 2015/06/08(月) 23:33:43 :
- チャリン
キリト(メッセージ...?ユウキからか?)
『キリト、いまどこにいるの?』
キリト(ユウキにも色々教えてやらないとな。)
キリト「悪い、フレンドに呼ばれたからここまでだ。」
クライン「おう、分かったぜ。色々ありがとな!」
キリト「ああ。そうだ、フレンド登録しておこうぜ。」
クライン「おお!そうだな!」
キリト「じゃあな、また何かあったらいつでも聞いてくれよ。」タッタッタッ
クライン「おう!じゃあな!」
クライン「あ、そうだ。」
クライン「あとで俺のフレンドも紹介させてくれよな!」
キリト「ああ、分かったよ!」タッタッタッ
-
- 23 : 2015/06/08(月) 23:35:04 :
- キリト「ふぅ...多分このあたりだと思うんだけど」キョロキョロ
ユウキ「~~~♪」
キリト「お、いたいた。おーいユウキー!」
ユウキ「あ、キリト遅いよ~?」
キリト「悪い悪い。ちょっとさっきまで他のプレイヤーにつかまっててさ。」
ユウキ「他のプレイヤー、キリトの友達?」
キリト「いや、普通にあったばっかりの奴なんだけどさ、何でもこの世界での戦いのコツを教えてくれだとかでな。」
ユウキ「そうだったんだ!ねぇねぇ、ボクにも色々教えてよ!」
キリト「あぁ、分かってるよ。とりあえず一通り町も見終わっただろうし一度フィールドに出てみようぜ。」
ユウキ「うん。」
-
- 24 : 2015/06/11(木) 02:57:20 :
- キリト(さて、フィールドについたわけだが。)
キリト「えっと、とりあえずあいつと戦ってみようか。」
敵「ブルルルルル....」
ユウキ「うわぁ、なんだか強そう。ボク、勝てるかな?」
キリト「まあ見かけだけさ。それで、戦い方なんだが。」
キリト「このゲームには、ソードスキルって言う武器ごとに技が設定されているんだ。」
キリト「俺がデュエルの時に、剣が光を帯びてるときがあっただろ?あれがソードスキルだ。」
ユウキ「へぇ...でもそれってどうやって発動させればいいの?」
キリト「ソードスキルは、武器の構え方に反応して発動するんだ。」
ユウキ「武器の構え方?」
キリト「ああ。これは俺の感覚なんだが...ほんの少しタメを入れて、スキルが立ち上がるのを感じたら「ズパーン」って打ち込む感じだ。」
ユウキ「...キリト、もしかして何かを説明するのは苦手だったりする...?」
キリト「悪かったな、説明が下手で...。」
ユウキ「ち、違うよ!そういうことじゃなくて...えっとぉ...。」アタフタ
キリト「まあいいけどさ...じゃ、実際に戦ってみようぜ。」
-
- 25 : 2015/06/11(木) 02:57:42 :
- _ 1時間後 _
ユウキ「はぁぁぁっ!」シュイン
敵「ピキィィィィィ!!!」パリンパリン
ユウキ「ふぅ...キリト。結構慣れてきた気がするよ~。」
キリト「凄いな。さっきのクラインとかいうやつとは大違いだ。」
ユウキ「何の話?」
キリト「何でもない。こっちの話だ。と、もうこんな時間か。」
ユウキ「え?ああ、もう5:30になっちゃうね。」
キリト「そうだなぁ。俺はそろそろ飯だから落ちなきゃいけないんだけど...。」
ユウキ「そっか~じゃあボクはもうちょっと練習してから落ちようかな。今日はありがとう、キリト、また明日学校でね~。」
キリト「ああ、また明日!」チャリン
キリト「...。」
キリト「...あれ?」
ユウキ「?」
キリト「おかしいな...。」
ユウキ「どうしたの、キリト?」
-
- 26 : 2015/06/11(木) 03:06:46 :
- キリト「ログアウトボタンがないんだ。」
ユウキ「ログアウトボタンがない?ちょっと待ってて...。」
ユウキ「本当だ、ボクもないや。他にログアウトする方法ってないの?」
キリト「ゲーム内からはないかな。あとは頭から直接ナーブギアを外すくらいしかない。」
キリト「それにしても、GM反応してくれないな。もう6時だぞ。」ピロリン
キリト「ん、メッセージだ。クラインからか、何々?」
『ログアウトできない、助けてくれ』
キリト「ユウキ、やっぱりログアウトできないのは俺だけじゃないみたいだ。」
ガランガラン
キリト「?」
ユウキ「何だろう、いまの音?」シュン
キリト「え?おいユウキ!おわっ!?」シュン
-
- 27 : 2015/06/11(木) 03:21:34 :
- 面白いです! めちゃ期待!
-
- 28 : 2015/06/11(木) 16:52:49 :
- 期待してまーす!
-
- 29 : 2015/06/15(月) 01:18:20 :
- ユウキ「...?」シュン
ユウキ「...あれ?どこここ?」
キリト「...ユウキ!」
ユウキ「あ、キリト。これは何が起こったの?」
キリト「強制テレポート...どういうことだ?」
「おーい!キリトー!!」
キリト「ん、この声は...。」
クライン「キリト!お前もここに飛ばされたのか!?」
キリト「ああ、丁度いまな。」
クライン「やっぱりログアウトボタンは復活してねえんだ。全く、何が起こってやがんだ?」
キリト「さあな。多分いまから説明してくれるんじゃないか?」
ユウキ「ねえ、キリト。この人は?」
キリト「ああ、ユウキは初対面だったな。こいつはクライン、ついさっき知り合った。」
クライン「お?キリトの友達か?どうも、俺はクライ...。」
クライン「......」
キリト「クライン?どうした?」
クライン「キ、キリト...てめぇ...!」グイッ
キリト「!?」
クライン「おい!どういうことだよ!ネトゲなんかしてるくせに彼女がいるたぁどういうことだ!!」
キリト「はぁ!?何言ってんだお前!ユウキは彼女じゃなくて普通の友達だ!」
ユウキ「か、彼女!?」カァァ
キリト「あ、わ、悪い!ユウキ、こいつのいうことなんて気にしなくていいからな!!その、なんかごめん...。」
ユウキ「い、いやいや!別にそんな謝らなくてもいいよ!」
-
- 30 : 2015/06/15(月) 21:09:33 :
- クライン「そりゃそうと、すげえ人数だな。」
キリト「多分全プレイヤーがここに集められてるんじゃないか?」
クライン「なるほどな。」
ザワザワザワザワ
ユウキ「ねえキリト、あれ見て。」
キリト「ん?なんだあれ、文字...?」
クライン「おいおい、なんか空から垂れてきてるぜ。」
ユウキ「何と言うか、気味が悪いね。」
???「......。」
???「プレイヤーの諸君、私の世界へようこそ。」
キリト(私の世界...?)
???「私の名前は茅場 晶彦。いまや、この世界をコントロールできる唯一の人間だ。」
-
- 31 : 2015/06/15(月) 21:11:15 :
- キリト(茅場 晶彦!!)
ユウキ「茅場 晶彦...って、このゲームを作った人だよね?」
クライン「世界をコントロールできる唯一の人間?何言ってやがんだ?」
茅場「プレイヤー諸君は、すでにメインメニューからログアウトボタンが消滅していることに気づいていると思う。」チャリン
茅場「しかし、これはゲームの不具合ではない。」
茅場「繰り返す。これは不具合ではなく、《ソードアート・オンライン》本来の仕様である。」
クライン「仕様...?」
ユウキ「えっと、どういうこと?」
茅場「プレイヤー諸君は、自発的にログアウトすることはできない。」
茅場「また、外部の人間の手によるナーブギアの停止、あるいは解除もありえない」
茅場「もしそれが試みられた場合...」
茅場「ナーブギアの信号素子が発する、高出力マイクロウェーブが諸君の脳を破壊し、生命活動を停止させる。」
ザワザワザワザワ
キリト(...ッ!!)
-
- 32 : 2015/06/15(月) 21:11:35 :
- クライン「何言ってんだあいつ、頭おかしいんじゃね?」
ユウキ「つまり、どういうこと?」
クライン「多分なんかの演出じゃないのかな?いくらなんでもやりすぎな感じはするけど。」
クライン「なあキリト?流石にログアウトボタンまで消すなんて___」スッ
キリト「信号素子のマイクラウェーブは、確かに電子レンジと同じだ...リミッターさえ外せば、脳を焼くことも...。」
クライン「んじゃあよ、電源を切れば...。」
キリト「...ナーブギアには、内臓バッテリーがある。」
クライン「っ!!でも、むちゃくちゃだろ!何なんだよ!」
ユウキ「つまり、どういうこと...?」
茅場「残念ながら、現時点でプレイヤーの家族、友人などが警告を無視し、ナーブギアを強制的に解除しようと試みた例が少なからずある。」
茅場「その結果、213名のプレイヤーが、アインクラッドおよび現実世界からも永久退場している。」
キリト「213人も...!?」
ユウキ「嘘...。」
クライン「信じねえ...俺は信じねえぞ!!」
-
- 33 : 2015/06/16(火) 16:17:40 :
- 茅場「ご覧の通り、多数の死者が出たことを含め、この状況をあらゆるメディアが繰り返し報道している。」バッ
茅場「よって、すでにナーブギアが強制的に解除される危険は少なくなっていると言ってよかろう。」
茅場「諸君らは、安心してゲーム攻略にはげんでほしい...。」
茅場「...しかし、十分に留意してもらいたい。」
茅場「今後、ゲームにおいてあらゆる蘇生手段は機能しない。」
キリト「なっ...!?」
茅場「HPが0になった瞬間、諸君らのアバターは永久に消滅し、同時に。」
茅場「諸君らの脳は、ナーブギアによって"破壊"される。」
キリト「一体何を言ってるんだ...。」
クライン「お、おいおい、運営も冗談きついな。」
茅場「諸君らが解放される条件はただ一つ。このゲームをクリアすれば良い。」
茅場「現在君たちがいるのは、アインクラッドの最下層...《第1層》である。」
茅場「各フロアの迷宮区を攻略し、フロアボスを倒せば上の階へと進める。」
茅場「第100層にいる最終ボスを倒せば、ゲームクリアだ。」
ザワザワザワザワ
クライン「クリア?第100層だ?できるわけねえだろが、ベータテストじゃろくに上がれなかったんだろ!?」
茅場「最後に...。」
茅場「諸君のアイテムストレージに、私からのプレゼントを用意してある。確認してくれたまえ。」
キリト(プレゼント...だと?)チャララン
-
- 34 : 2015/06/16(火) 16:20:00 :
- ユウキ「これは?」
キリト「手鏡...か?」ポンッ
クライン「おわっ!!」シュワン
ユウキ「え?うわぁ!」シュゥン
キリト「ユウキ!クライン!」
キリト「な...!?」シュワワン
クライン「大丈夫か?キリト、ユウキちゃん?」
ユウキ「は、はい...。」
キリト「あ、ああ。」チラッ
キリト「!?」
キリト「お前、誰だ...?」
クライン「...お前こそ誰だ...?」
ユウキ「あれ...?キリト?顔が...」
キリト「顔?って、ユウキ!顔が現実のものに戻ってるぞ!」
クライン「え?二人がキリトとユウキちゃんか!?」
ユウキ「え?もしかして。」
キリト「あんたがクライン...か?」
-
- 35 : 2015/06/16(火) 16:20:43 :
- クライン「なんでこんなことに...。」
キリト「スキャン、か。」
キリト「ナーブギアは、高密度の信号素子で顔をすっぽり覆っている。だから、顔の形を把握できるんだ。」
キリト「いや、でも身長や体格は...。」
ユウキ「あれじゃないかな?ナーブギアを始めて装着したときに、自分の体をあちこち触ったときの。」
クライン「なるほど...でも、なんでこんなことを...。」
茅場「諸君らは『なぜ?』と思っているだろう。」
茅場「なぜ、ソードアート・オンラインおよびナーブギア開発者の茅場晶彦はこんなことをしたのか。」
茅場「...私の目的はすでに達せられている。この世界を創り出し、鑑賞するためにのみ...私は《ソードアート・オンライン》を作った。」
キリト「...ふざけんな!」
茅場「そして今、すべては達成された!」
クライン「くそ...!」
茅場「以上で、ソードアート・オンライン正式サービスのチュートリアルを終了する。」
茅場「プレイヤー諸君の検討を祈る。」ザザッ スー
キリト「......。」
――そして、ソードアート・オンラインが始まった
-
- 36 : 2015/06/19(金) 00:36:37 :
- キリト(考えろ、この状況...どうするのがベストなのか。)
片手剣使い「ふざけんじゃねえよ!早くここから出せよ!!」
両手剣使い「意味わかんねえこと言うのもいい加減にしろよ!」
キリト(これはMMORPGだ、生きるためには強くならなければいけない。)
キリト「ユウキ、クライン、こっちこい。」ボソッ
ユウキ「えっ...」
クライン「お、おう。」
タッタッタッ
_ 路地裏 _
キリト「いいか、よく聞け。俺はいまから少し先の村へと行く。騒動が収まれば、きっとこの街の周辺で狩りが始まりあっというまにモンスターが狩りつくされるだろう」
キリト「俺は、その村に行くのに安全なルートも知ってる。だから」
「悪い、キリト。」
クライン「俺は、一緒に行けない。」
キリト「どうして!?」
クライン「別に、お前を信用してないわけじゃねえ。ただ"あいつら"を置いてはいけねえんだ。一緒にゲームを買ったダチ達を...。」
キリト「......。」
クライン「まあ大丈夫だ!お前から教えてもらった戦い方で生き延びてみせっからよ!」
キリト「そうか、分かった。なんかあったらいつでもメッセージくれよな...。」
クライン「おう!そっちも元気でな!」
キリト「ああ、ユウキ、行こうか。」
ユウキ「...うん。」
クライン「キリト、ちょっとこっちこい。」
キリト「,,,何だ?」スッ
クライン「お前が生き残るのはもちろんだが、ユウキちゃんのこと、絶対に守りきれよ。」
キリト「!!」ピクッ
キリト「...お前も、大事な仲間をちゃんと守りきれよな。じゃあな!!」タッタッタッ
-
- 37 : 2015/06/19(金) 00:37:39 :
- キリト「ユウキ、大丈夫か?」
ユウキ「うん、大丈夫...。」
キリト「無理しなくていいぞ。こんな状況、飲み込めるわけないよな。」
キリト「...俺が戦闘する。ユウキはできるだけ下がっていてくれ。」
ユウキ「いや、ボクも戦うよ。さっきので十分コツは掴めた...し。」
キリト「それでもだめだ。今このゲームには、本物の命がかかってる。死んだらそれでおしまいなんだよ。」
ユウキ「!!」ビクッ
ユウキ「...分かった。」
ユウキ「でも、援護はさせて。」
キリト「ああ。でも、危なくなったらすぐ引くんだぞ。」
ユウキ「うん...。」
-
- 38 : 2015/06/19(金) 01:25:30 :
- _ ホルンカ _
キリト「着いたぞ。」
ユウキ「ここは?」
キリト「ホルンカって村だ。ここの周りの敵はそこまで強くないし、今の段階でここにいる人も少ないはずだ。」
ユウキ「じゃあ、しばらくはここの周りでレベル上げ?」
キリト「いや、まずはとあるクエストをやる。」
キリト「それさえクリアすれば、レベル上げも攻略もぐっと楽になるはずさ!」
ユウキ「お~。じゃあさっそく行こ!」
キリト「ああ!こっちだ!」
キリト(ユウキ、やっと元に戻ってきたな。)
キリト「ここでクエストを受けられるんだ、まあ見ててくれ。」ガチャ
NPC「あら、こんばんは、旅の剣士さん。お疲れでしょう、食事を差し上げたいけれど、今は何もないの。出せるのは、1杯のお水くらいのもの。」
キリト「それでいいですよ。」
NPC「どうぞ。」コトン
ユウキ「...キリト?何も起きないよ?」
キリト「いや、そろそろ出るぞ。」
NPC「...。」
ゴホンゴホン!!
ユウキ「咳?あっちの部屋から...。」
-
- 39 : 2015/06/19(金) 01:25:45 :
- NPC「...。」ピコン
キリト「な?あれがクエスト発生の証だ。」
ユウキ「今の咳が、クエスト発生の条件ってこと?
キリト「正解!そういうことだ。」
ユウキ「なんていうか、手順が細かいんだね~。」
キリト「まあ、ものによるけどな。さてと。」
キリト「何かお困りですか?」
NPC「旅の剣士さん、実は私の娘が病にかかってしまったんです。」
NPC「それを治すのには、西の森に生息する捕食植物の胚珠からとれる薬を飲まなくてはいけないのです。」
NPC「ですが、西の森は危険なうえに、花をさかせた植物はめったにいなく、私が手にいれることはとてもできません...。」
NPC「お願いします、私の代わりに、捕食植物の胚珠を手にいれてきてくれませんか?」
NPC「もし手に入れてくださったら、先祖伝来の長剣を差し上げます。」
キリト「任せておいてください!」
キリト「と、こんな感じだ。」
ユウキ「うぅ。長かった...。」
キリト「残念なお知らせだが、この流れをユウキにもやってもらうぞ。」
ユウキ「えーっ!!また同じのを聞かなくちゃいけないの~!?」
キリト「じゃ、俺は外で待ってるからな。」
ガチャ
-
- 40 : 2015/06/21(日) 16:02:36 :
- キリト(...状況を整理しよう。)
キリト(このゲームは、通常のMMORPGから、ゲームオーバーが現実の死を意味するデスゲームへと変わった。)
キリト(脱出する方法はただ一つ、ゲームをクリアすること。)
キリト(このゲームの最終目標である、100層をクリアすれば、俺達は解放されると...。)
キリト(ベータテストでは、2ヶ月で8層攻略することができた。)
キリト(慎重に攻略すると考えても、プレイヤーの数は圧倒的に多いから、大体2ヶ月で5層くらいと考えて...。)
キリト(...クリアにかかる時間は、単純計算で、4ヶ月で10層。20ヶ月で50層。40ヶ月で100層...か。)
キリト「先はとてつもなく長いな...。」
ガチャ
ユウキ「ふぅぅぅ...長かったよ。」
キリト「ん、終わったか。」
キリト「俺はクエスト攻略に向かうが、ユウキはどうする?疲れただろうし、宿屋で先に休んでるか?」
ユウキ「いや、ボクはまだ大丈夫。ボクも行くよ。」
キリト「そっか、じゃあ行こう。」
-
- 41 : 2015/06/21(日) 16:16:24 :
- キリト「そうだ、このクエストをやるのにはちょっと注意が必要なんだった。」
ユウキ「注意?」
キリト「ああ、このクエストを進めていくうえで、たくさんの捕食植物を狩るわけだが...。」
キリト「捕食植物にも、3種類の敵がいるんだ。」
ユウキ「へぇ、それって見た目が違ったりするの?」
キリト「まぁ、そんな感じだな。大雑把に言うと『通常』『花つき』『実付き』に分けられる。」
キリト「『通常』は言葉通り通常で、『花つき』はクエストの説明でもあった通り、今回のクエストの討伐対象。」
キリト「その2種類は倒していいんだが、『実付き』だけは絶対倒しちゃだめだ。」
ユウキ「なるほど。でも、なんで?」
キリト「その『実付き』を攻撃すると、頭の実を破裂させて仲間を呼ぶんだ。多分それをされたら...。」
ユウキ「それをされたら?」
キリト「...いや、何でもない!俺が色々指示するから大丈夫だろうけどな!」
ユウキ「...?」
-
- 42 : 2015/06/21(日) 17:10:23 :
- _ 西の森入口 _
ユウキ「そうだ、キリト。」
キリト「ん?どうした?」
ユウキ「このスキルスロットっていうやつ、1つは決めたんだけどもうひとつって何がいいかな?」
キリト「んー、1つは片手用直剣...だよな?」
ユウキ「そうそう、もう一つはどうすればいいかな?」
キリト「このゲームの性質上、生存率を上げるスキルがいいと思うんだけど...。」
ユウキ「この《隠密》っていうのはどう?」
キリト「ああ、これは今はまだ取るべきじゃないな。」
ユウキ「今は?どうして?」
キリト「ここの敵には《隠密》スキルが効かないものが多いんだ。」
キリト「これをとるなら、もう少し後がいいと思う。」
ユウキ「そっかぁ。う~ん、迷うなぁ。」
キリト「まあ、また後で考えればいいんじゃないか?適当にとってあとで後悔するのもあれだし。」
ユウキ「そっか~、分かった。」
キリト「ちなみに言うと、俺は《片手用直剣》と《索敵》をとってる。」
ユウキ「索敵?敵がどこにいるか分かったりするの?」
キリト「まあそんな感じだな。あとはプレイヤーを見つけるのにも役立つかな...。」
ユウキ「へぇ、そうなんだ~!」
-
- 43 : 2015/06/21(日) 22:05:04 :
- おもしろいw
ついニヤニヤしてしまうw
-
- 44 : 2015/06/22(月) 03:37:19 :
- >>43
ありがとうございます!
とても励みになりますww
-
- 45 : 2015/06/22(月) 23:25:42 :
- _ 西の森 _
キリト「さて、と、ここら辺からターゲットの敵が出るはずだけど。」
ユウキ「よ、よし...頑張るぞ。」
キリト「じゃあもうちょっと奥に...あ...。」
ユウキ「キリト、どうしたの?」
キリト「もうすでに人がいたか...。」
???「せいっ!!」キュイン
敵「シュルルルルルル...」パリン
???「ふぅ...。」
キリト「まさか俺等より先に来てる人がいるとはな...。」
???「...あれ、もしかして君たちもあのクエストを?」
キリト「ああ、まあな。にしても、このクエストを知ってて、なおかつソロってことは、もしかしてベータテスターか?」
???「ってことは、君達もかい?」
キリト「ああ、まあベータテスターなのは俺だけだけどな...。」
ユウキ「ボクは、今日が初めてなんです。」
???「そっか、でもベータテスターが一緒なら安心だね。」
キリト「せっかくだ、一緒にクエストを進めないか?そっちの方が安全で効率がいいだろ?」
???「そう、だね。そうしようか。」
???「僕の名前はコペル。よろしくね。」
キリト「俺はキリトだ。」
ユウキ「ボ、ボクはユウキっていいます...。」
キリト「さて、さっそく行こうか。」(...?ユウキは人見知りなのか...?)
-
- 46 : 2015/06/22(月) 23:26:11 :
- ユウキ「やあっ!」キラン
敵「ヒュウウウウウウ」パリン
キリト「いやー、流石に3人いると楽に倒せるな。」
キリト(つか、ユウキは今日が初めての割には腕良すぎだろ!!)
キリト「いや、俺の教え方が上手かったって可能性も...。」
ユウキ「キリト、何独り言言ってるの?」
キリト「え、いや、何でもない!」(口に出てたか...。)
キリト「...って、やべっ!」
ユウキ「どうしたの?キリト?」
キリト「ユウキ、コペル、俺は一回村に戻らなくちゃいけない。」
コペル「え?どうして?」
キリト「...ポーションを買い忘れた。」
ユウキ「ならボクもついてくよ。」
キリト「いや、ユウキはコペルと狩りを続けてくれ。」
ユウキ「わ、分かった。」
キリト「コペル、ユウキのこと頼む。できるだけ早く帰ってくるから。」
コペル「了解。」
ユウキ(困ったなぁ...。)
-
- 47 : 2015/06/22(月) 23:44:12 :
- コペル「じゃあ、狩りを続けようか。ユウキさん。」
ユウキ「そ、そうですね。」
ユウキ(あまり知らない人と話すのは苦手なんだよなぁ...。)
_ 数十分後 _
ユウキ(ふぅ...結構な数の敵を倒したと思うけど...。)
コペル「結構倒したね、そろそろ花つきが出てもいいと思うんだけど...。」
ユウキ「そうですね、折角ですしキリトが帰ってくる前に1つくらい手に入れちゃいましょうよ!」
コペル「そうだね。あ、そんなこと言ってたら早速だよ。」
ユウキ「え?」
花つき「シュルルルル...」
実つき「キュルルルル...」
コペル「花つきだ...でも近くに実つきが。」
ユウキ「あれが花つきと実つき...。」
ユウキ(あれは、実つきに攻撃しないように動かないと...。)
-
- 48 : 2015/06/23(火) 00:39:29 :
- コペル「ユウキさん。」
ユウキ「はい。」
コペル「僕が実つきを引き寄せます。その間に花つきを倒してください。」
ユウキ「分かりました...。」シュウ
ユウキ「やあっ!!」キュイン
_ 少し時は遡り _
キリト「ユウキ、クエストターゲットの敵と戦うときは《ホリゾンタル》っていうソードスキルを使うといいよ。」
キリト「そっちの方が、クリティカルを狙いやすいからな。」
_ そして現在 _
ユウキ(相手の急所をしっかり狙って...)キュイン
ユウキ「やあっ!!」ブンッ
花つき「ギュウウウン!」
ユウキ「これで終わりだよ。」ザクッ
花つき「シュゥゥゥゥン...」パリン
ユウキ「ふぅ...コペルさん、こっちは終わりましたよ。」
-
- 49 : 2015/06/23(火) 00:41:21 :
- コペル「......。」
ユウキ「コペルさん?」
コペル「ユウキさん、ごめん。」ザクッ
パンッパンッ!!!
ユウキ「...え?」
ユウキ(...実つきの敵を、攻撃した?何で?)
ユウキ「コペルさん、何を...?」
コペル「ユウキさん、本当にごめん。」スゥ...
ユウキ(消えた...!?)
ガサガサガサガサ
ユウキ(敵は...コペルさんの方に...。)
ガサガサガサガサ
ユウキ(いや...こっちにも来てる!?)
ユウキ(...戦わなくちゃ...!)
ユウキ「やぁ!!」
敵「」パリン
敵「グルァァァァァ!!」ガシッ
ユウキ「う...ぐうっ...。」
敵「キシャァァァァァ!!」ドスッ
-
- 50 : 2015/06/23(火) 00:52:40 :
- ユウキ「...っ!!」
ユウキ(HPが...!)
「うあああああああああ!!」パリンパリン
ユウキ(コペルさん...。)
ガサガサガサ
ユウキ(キリト...!)
敵「ガルッ!!」
ユウキ「うっ...くっ...!」
ユウキ(ボク、ここで死んじゃうのかな...)
敵「シャァァァ!!」
敵「」
パリンパリン
ユウキ(...!?)
???「はぁ...はぁ...」
ユウキ(...!)
ユウキ「キリト...!?」
キリト「ユウキ!大丈夫か!?とりあえず下がれ!そしてこれで回復するんだ!」シュ
ユウキ「う、うん...。でも、相手の数が多すぎるよ!これじゃキリトも死んじゃう!!」
キリト「俺は大丈夫だ!さあ、早く!」キュゥン
ユウキ「キリト──」
キリト「う...おおおおおおおおおおおッ!!」
──ここからの記憶は、ない。
-
- 51 : 2015/06/23(火) 01:11:25 :
- _ 少し前 _
キリト「さて、さっさと二人の元に戻らなくちゃな。」
パンッパンッ!
キリト(な...今の音は...!!)
キリト(まさか!!いやそんなわけ...!)ダッ!!
キリト(多分この辺のはず...!)
コペル「うわああああああああ!!」パリンパリン
キリト「!?」
キリト(一体何が起こってるんだ!!)ダッ
キリト「...!!」
キリト「あれは...!」
ガサガサガサ
キリト(ウソだろ...!)ダッ
-
- 52 : 2015/06/23(火) 03:08:58 :
- さすがキリトさん!かっこいいw
主さん無理せず書いてくださいー!
-
- 53 : 2015/06/23(火) 16:23:07 :
- キリトはやっぱ強いね!さすがだよ
期待です!
-
- 54 : 2015/06/23(火) 22:47:54 :
- コメントありがとうございます!
-
- 55 : 2015/06/23(火) 22:49:34 :
- _ 村の宿 _
ユウキ「...。」
キリト「ごめん、俺があの場を離れなければこんなことにはならなかった。」
ユウキ「ううん、キリトのせいなんかじゃないよ...。」
キリト「...。」
ユウキ「でも、本当に怖かった...死んじゃうのかと、思って...。」
ユウキ「それに、キリトが戦ってるのに...ボクは...立ち上がることすら...できなくて...。」ポロポロ
キリト「それは違う。俺が戦えたのは、人一倍経験があって、知識と技術を持ち合わせてるから...ただそれだけなんだ...。」
ユウキ「キリト...でも、ありがとう...ボクのことを助けてくれて...。」
キリト「ああ、良かった。ユウキが死ななくて。」
キリト「...と、もうこんな時間か。俺は自分の部屋に行くから。また明日な。」ガチャ
ユウキ「...ねえ、キリト。」
キリト「ん?」
ユウキ「今日さ...一緒に...寝てくれないかな。」
-
- 57 : 2015/06/23(火) 23:16:42 :
- キリト「え?...いや、流石にそれは...。」
ユウキ「...夢を見そうで怖いんだ。さっきの夢を...。」
キリト「...そっか、分かった。今日だけな。」
ユウキ「...ありがと。」
キリト(仕方ないよな。)
キリト「じゃあ電気消すぞ。」
ユウキ「うん。」
カチッ
キリト(今日一日、色んなことがあったな。)
ユウキ「んぅ」ギュ
キリト「お、おい!そんなにくっつくなよ!」
キリト(ちょっと待て。流石にこれは予想外なんだが...)
ユウキ「キリト...ねえちゃんみたいだ...。」
キリト「ね、姉ちゃん?というか俺は男だぞ...。」
ユウキ「すぅ...すぅ...。」
キリト「...寝たか。」
キリト(そういや、森の中で一体何があったのか、詳しく聞いてなかったな。明日聞かないとな。)
キリト(...ソードアート・オンライン。こんなことあり得ないよな...でも...。)ウトウト
ユウキ「すぅ...すぅ...。」
キリト(君が一緒なら...。)
キリト「......Zzz」
その日、俺は夢を見た
ユウキともう一人。両手に剣を持った漆黒の剣士が共に歩いている夢を。
-
- 58 : 2015/06/24(水) 01:38:30 :
- ユウキ可愛い!期待!
-
- 59 : 2015/06/24(水) 03:05:19 :
- 君が一緒なら...
-
- 60 : 2015/06/24(水) 03:14:53 :
- タイトル回収きた!
-
- 61 : 2015/06/24(水) 23:54:31 :
- _ 朝 _
ユウキ「んん、ふぁ〜あ。」ノビー
キリト「zzz」
ユウキ「そっか、昨日はキリトと寝たんだった。」チラッ
ユウキ(何か今更だけど、ちょっと恥ずかしいな...。)
_ 朝食 _
キリト「なあ、ユウキ。」モグモグ
ユウキ「なあに?」ゴクッ
キリト「今日は、昨日出来なかったクエストの続きをやりたいんだけど、いいか?」
ユウキ「うん、いいよ~。」
キリト「よし、じゃあさっさと飯食って出発するか!」
ユウキ「お~!」
キリト(こうしてると、これがデスゲームなんて思えないよな。)
ユウキ「♪」
-
- 64 : 2015/06/25(木) 02:14:54 :
- キリト「そういやさ、あまり聞きたくないんだけど、俺がいないときに森で何があったんだ...?」
ユウキ「ん?あぁ昨日のこと?んっとね、最初は普通に敵を倒してたんだけど、途中で花つきと実つきが同時に出てきて。」
キリト「ああ。」
ユウキ「コペルさんが『僕が実つきを引き付ける』って言ったから、ボクが花つきを倒したんだけど、その後コペルさんが実つきを攻撃したんだ。そのあとコペルさんは《隠密》スキルを使ったんだけど...。」
キリト「そっか、それでコペルの悲鳴が聞こえたのか。あいつらに《隠密》が効かないってこと、知らなかったんだな...。」
ユウキ「ねえ、なんでコペルさんはあんなことしたんだろ...?」
キリト「...多分だけど、あいつが一番現状を理解してたじゃないかな。」
ユウキ「え?」
キリト「このゲームがデスゲームと化したいま、どんなことをしてでも生き残る...そう決めてたんだろうな。」
ユウキ「そっか...。」
キリト「...。」
ユウキ「でも...。」
キリト「?」
ユウキ「キリトが助けに来てくれて本当に嬉しかった。もしかしたら死んじゃうかもしれなかったのにそれでもボクの事...ありがとう、キリト。こんなボクだけど、これからも一緒にいてくれる...?」
キリト「ああ、勿論だよ。俺の方こそよろしくな!」
-
- 65 : 2015/06/25(木) 17:01:43 :
- すいません、明日からテストなので更新ペース遅くなるかもしれません(-_-)
-
- 66 : 2015/06/26(金) 15:58:29 :
- テスト頑張ってください!
次の更新待ってます!
-
- 67 : 2015/06/27(土) 03:56:22 :
- キリト「あれ?」
ユウキ「どうしたの?」
キリト「なぜか俺のアイテムストレージに、あのモンスターの花がある。」
ユウキ「あのモンスターって、昨日のクエストの?」
キリト「ああ、多分だけど、昨日気が付かないうちに花つきを倒してたのかもしれないな。」
ユウキ「ってことは、もう森には行かなくていいの?」
キリト「ああ、そういうことだな。」
ユウキ「よかったぁ。実を言うと、あそこにはもう行きたくなかったんだよね。」
キリト「奇遇だな。俺もだ。さっさとクエスト完了の報告にいこうぜ。」
ユウキ「うん!」
_______________
__________
ガチャ
キリト「とってきましたよ。」スッ
NPC「!!」
NPC「ありがとうございます!旅の剣士さん!しばらくお待ちください!」タッタッタ
ユウキ「なんだかんだで、すごく長かったね~。」
タッタッタッ
NPC「これをどうぞ。」
キリト「ああ、ありがとう。」
ユウキ「これが今回のクエストで貰えるアイテム?」
キリト「ああ、《アニールブレード》だ。」
ユウキ「わぁ...なんか重たいね。」カラン
キリト「まあ、初期のものに比べたらな。...さ、そろそろ行こうぜ。ユウキも、次の街に行くまでにもう少し戦闘に慣れておかないとな」
ユウキ「そうだね、行こう!」
-
- 69 : 2015/06/27(土) 04:26:17 :
- _ 数日後 _
ユウキ「わぁ、凄い!」
キリト「だろ?なかなかいい部屋だよな。そこそこ広くて風呂付。それでいて値段は街の宿より少し高いくらいだもんな。」
ユウキ「うん!さすがキリト、なんでも知ってるんだね!それにしても、この世界にお風呂があるなんて知らなかったよ。」
キリト「ベータの頃は、それこそ好き放題してたからなぁ。いろんな隠れ名所を知ってるよ。」
ユウキ「いいなぁ、今度ボクも連れて行ってよ!」
キリト「時間があったらな。...さてと、俺は仮眠とるから、風呂から上がったら起こしてくれな。」
ユウキ「分かった~。」
-
- 70 : 2015/06/27(土) 17:59:47 :
- ユウキ(そういえば、この前からスキル1つだけとってなかったっけ。どんなやつがあるのか見てみよ~っと。)チャラン
ユウキ(...。)
ユウキ(...!!)
ユウキ「これだ!!」ザバッ
ガチャ
ユウキ「キリトは...寝てるよね?」
キリト「くぅ...くぅ...。」
ユウキ「よし...!」
ユウキ「キリトには悪いけど、もう少し寝ててもらわなくちゃね。」フフ
_ 数十分後 _
ユウキ(さて、材料はそろったけど...大丈夫、だよね。料理は昔からやってたからね、うん。)
キリト「すぅ...すぅ...。」
ユウキ(早くしないと、キリトが起きちゃうね。よし、やろう!)
ユウキ(キリト、びっくりするだろうなぁ...えへへっ♪)
-
- 71 : 2015/06/27(土) 18:00:26 :
- _ 数分後 _
ユウキ「よし!できた!」
ユウキ(見た目も悪くないし味もバッチリだった。あとはキリトの口にあうかなんだけど。...大丈夫、自信を持つんだボク!)
ユウキ「...よし。」
ガチャ
ユウキ「キリト、起きて~。」ユサユサ
キリト「ん...もう少し...。」
ユウキ「もう少しって、十分寝たでしょ?」
キリト「...いま何時...?」パチッ
ユウキ「だいたい7時くらいかな」
キリト「げ、そんなに寝てたのか...。じゃあとりあえず飯食いにいくか...。」
ユウキ「それなんだけどねキリト。ちょっとこっちきてみてよ!」
キリト「うん?どうしたんだ?」
ユウキ「じゃーん!どう?お料理してみたんだ~!」
キリト「え、これ、ユウキ一人で作ったのか!?」チラッ
ユウキ「うん。さっきスキルを見てたら、料理スキルっていうのを見つけたからとってみたんだ~。」
キリト「そんなものがあったのか...それより、さっそく食おうぜ!」ワクワク
ユウキ「そうだね、キリトの口に合うかな?」
キリト「俺からしたら、ユウキが料理をするってこと事態結構驚きだったな。」
ユウキ「え、そうかな?」
キリト「...ユウキって割と子供っぽいとこあるから、正直料理するイメージなかったというか何というか。」
ユウキ「それ、ボクのこと馬鹿にしてない!?まぁいいよ!食べてみたらボクの凄さが分かるよ!」
キリト「ではさっそくいただきます。」モグモグ
キリト「...!」
ユウキ「ど、どう?」
キリト「...旨い!めちゃくちゃ旨いぞ!!」
ユウキ「そっか!良かった!」パァァ
-
- 72 : 2015/06/27(土) 18:02:21 :
- キリト「いや、本当に旨いな。これなら店を出せるレベルだと思うぞ。」
ユウキ「そ、そんなに?キリト、ちょっと褒めすぎだよ~。ボクをそんなに褒めても何も出ないよ?」
キリト「いや、マジマジ。」
ユウキ「そ、そう?」
ユウキ「...ふぁ~あ、なんだか眠くなってきちゃった。」
キリト「ん、先に寝てていいぞ。俺は少し体を動かしてくるから。」
ユウキ「あ、ならボクも行くよ。」
キリト「大丈夫、ユウキは明日に備えてゆっくり休んでてくれ。」
ユウキ「...分かった。でも無理はしちゃダメだよ?」
キリト「ああ、分かってるよ。」
-
- 73 : 2015/06/27(土) 18:19:52 :
- _ フィールド _
キリト「さて、と」
キリト(現在のLvは5...大体7か8までは上げたいな)
キリト(せめてユウキを守れるくらいには強くならないとな)
キリト(...大切な友達一人守れないようじゃ、ベータテスター失格だしな!)
シュワンシュワン
敵「ブルルル...」
キリト「さてと、始めるか」キュイン
_______________
__________
ユウキ「ふー...今日も一日疲れたぁ...」
ユウキ「...ううん。キリトはボク以上に頑張って戦ってくれてるんだ。こんなんで弱音はいてちゃダメだよね」
ユウキ「ボクも、もっと強くならなくちゃ!明日も頑張るぞ!!」
_______________
__________
キリト「ふぅ~疲れたぁ」
キリト「今は...12時か、大体4時間くらい狩り続けて4つもレベルが上がれば上出来だな」
キリト「それにしても、アニールブレードはやっぱり使いやすいな。しっくりくるというか」
キリト「...帰ろう。明日も早いしな...」
-
- 74 : 2015/06/27(土) 20:03:36 :
- なんだかんだ更新がはやい...!w
-
- 75 : 2015/06/27(土) 21:37:52 :
- あまり無理しないように…←上から目線ですみません(ーー;)
-
- 81 : 2015/06/28(日) 13:19:36 :
- 書いてて思ったんですが、キリトもユウキもこんな感じの性格ですよね...?
ちゃんと書けてるか心配です(;´Д`)
-
- 82 : 2015/06/28(日) 13:56:56 :
- チュンチュン
キリト「...もう朝か。」
ドンドン
ユウキ「キリトー?起きてるー?」
キリト「ん、起きてるよ。」
ユウキ「先に外で待ってるからねー?」
キリト「ああ。」
キリト(眠い...。)
_______________
__________
キリト「さて、出発するか。」
ユウキ「おー!...って、キリト大丈夫?何かまだ眠そうだけど。」
キリト「だ、大丈夫だよ。ただ朝に弱いだけだからさ。」
ユウキ「ならいいけど...無理はしないでね?」
キリト「ああ。さ、今日も頑張ろうぜ!!」
_______________
__________
ユウキ「やあっ!!」
キリト「ユウキ、スイッチだ!」
ユウキ「うん!」
キリト「せいっ!!」ズバッ
パリン
キリト「よし、おっと...。」ガクッ
ユウキ「キリト!だ、大丈夫?」
キリト「ああ、大丈夫だよ。そんなことより、新しい剣には慣れたか?」
ユウキ「うーん、結構慣れてきたかなぁ。でも、ボクにはまだ重いかも...。」
キリト「なんというか、女の子らしいな。」
ユウキ「...ボクはれっきとした女の子だけど?」ジトッ
キリト「じょ、冗談だよ。」
ユウキ「むー...本当かなぁ...?」
キリト「...さぁて、次に急ごうぜ!!」タッタッタッ
ユウキ「あ、待てー!!」タッタッタッ
-
- 84 : 2015/06/28(日) 21:51:31 :
- 書けてるとおもいますよw
キリトに甘えてるユウキかわいい!
-
- 90 : 2015/06/29(月) 22:09:50 :
- 勉強がんばってー!
次の更新まで待ってます!
-
- 92 : 2015/06/30(火) 17:30:36 :
- _ 宿 _
キリト「今日もお疲れ、ユウキ。」
ユウキ「キリトこそお疲れ!その...毎回前衛任せちゃってごめんね?」
キリト「いやいや、ここら辺ならまだ余裕だよ。それより早く慣れないとな。」
ユウキ「うん、そうだね。ボク頑張るよ!」
キリト「さて、と。俺はこれから行かなくちゃいかないところがあるから、今日のところはこれで解散ってことで。」
ユウキ「...今からまたフィールドに行くの?」
キリト「いや、今日はちょっと人に会う用事があるんだ。」
ユウキ「そっか、気を付けてね。」
キリト「ああ。」
ガチャ
ユウキ「...ボク、足手まといなのかもなぁ。」ゴロゴロ
ユウキ「...もっと頑張らないとなぁ。」
コンコン
ユウキ「...?はーい。」(誰だろ...?)
???「こんにちは、キー坊はいるカイ?」
ユウキ「キー、坊...?キリトのことですか?」
???「そうそう、君は...ユウキちゃんだネ?」
ユウキ「えっ、なんでボクのことを?」
???「オレっちは情報屋だからネ。知らないことなんてないのサ。まだ名前をいってなかったネ。オイラはアルゴ。」
ユウキ「アルゴさん...ですね。」
アルゴ「アルゴでいいヨ。それにしても、キー坊はこんなに可愛い子とパーティを組んでるなんてね。中々やるじゃないカ。」
ユウキ「か、可愛い!?と、とりあえずどうぞ!キリトはちょっと今出かけてるので今からメッセージ飛ばしますね!」カァァ
アルゴ「はーい、失礼するヨ。それと敬語もなしでいいゼ。にしても、キー坊が女の子とパーティね...あのいかにも人付き合いが苦手そうなキー坊が。」
ユウキ「その...アルゴとキリトは長い付き合いなの?」
アルゴ「ベータテストの時からの付き合いだから、そこまで長いわけでもないヨ。まあ良く情報の取引をするお得意様って感じかナ。」
-
- 93 : 2015/06/30(火) 19:28:31 :
- これは面白くなってきましたな…w
-
- 94 : 2015/07/01(水) 01:57:35 :
- ユウキ「そうなんだ。というか、情報屋なんてものがあったんだね、ボク知らなかった。」
アルゴ「まあ、この世界じゃ情報が命と言っても過言じゃないからネ。でもまぁ、キー坊が一緒なら安全だナ、剣の腕は本物だ。それこそベータテスターの中でもトップレベルのナ。」
ユウキ「そう、だよね。」
アルゴ「...?何か揉めたのかい?」
ユウキ「別にそういう訳じゃないんだけど...。」
アルゴ「良かったらオネーサンが相談に乗るよ?解決できるかはともかく、話したら楽になることだってあるだろうしナ。」
ユウキ「えっと、ね。何というか、ボクはキリトにとって足手まといなんじゃないかなって...。」
アルゴ「ふむふむ。そういえば、そもそもなんで二人はパーティを組んでいるんダ?」
ユウキ「えっとね。ボク達、学校で同じクラスなんだ。それで二人でこのゲームをする約束をしてて、それからずっとパーティを組んでるんだけど。」
アルゴ「...なるほど。そういうことカ。」
ユウキ「ねえアルゴ。ボクはどうすればいいかな?」
アルゴ「うーん、とりあえず少しずつでも戦闘に慣れていくことかナ。とりあえずこのマニュアルをあげよう。これを見て戦闘のコツを掴んでいくことだネ。」
ユウキ「...なるほど。ありがとう、アルゴ!」
アルゴ「いいってことヨ。あぁそうそう。多分キー坊はユウちゃんのことを足手まといだとは思ってないんじゃないかな。だからそんなに落ち込まなくてもいいと思うナ。」
ユウキ「うん...本当にありがとう!ボク、なんだか元気が出たよ!」
アルゴ「それは良かっタ。まあ、また何かあったら気軽に相談してくレ。あ、フレンド登録いいかい?」
ユウキ「もちろん!これからよろしくね!」
-
- 97 : 2015/07/01(水) 01:59:10 :
- コンコン ガチャ
キリト「はぁ、疲れた...。」
アルゴ「あ、キー坊も帰ってきたことだし、オイラはそろそろお暇するヨ。またな、ユウちゃん!」
キリト「え、ちょ。」
ユウキ「うん、またね~!」
キリト「...あれ?」
アルゴ「キー坊もユウちゃんと仲良くするんだヨ!じゃ!」
ガチャ
キリト「なあユウキ。アルゴと何話してたんだ?というか、お前ら知り合いだったのか?」
ユウキ「ううん、今日が初対面だったよ。でもアルゴさん凄い良い人だね、凄く楽しかったよ~。」
キリト「あ、ああ。まあそれならよかったけどさ...。」
ユウキ「キリト。」
キリト「ん?」
ユウキ「その...明日からまた頑張ろうね!」
キリト「どうしたんだ急に。まあそうだな。そろそろ1層のボス部屋が見つかる頃だろうし、気を引き締めていかないとな。明日も頑張ろう!」
ユウキ「お~!」
-
- 99 : 2015/07/03(金) 00:43:57 :
- _ 数日後 _
キリト「とうとう、ボス攻略会議が行われるのか...」
ユウキ「ううう...なんだか緊張するなぁ。」
キリト「そんな緊張することもないって。まあ気楽にいこうぜ。」
ユウキ「キリトはいいだろうけど、ボクは初めてなんだよ?」
キリト「大丈夫だって、特に俺等が何かするってわけでもないし。ほらそろそろ始まるぞ。行こうぜ。」
ユウキ「はぁ、緊張するなぁ...。」
ザワザワザワザワ
キリト「おお。思ったよりいるんだなぁ。」
ユウキ「みんな強そうだね~。」
キリト「そりゃ、全員最前線で戦うプレイヤーだからな。現時点でのトッププレイヤー達がほぼ全員集まってるといってもいいんじゃないか?」
-
- 100 : 2015/07/03(金) 00:44:27 :
- パンッパンッ!!
ディアベル「はーい!それじゃ、そろそろ始めさせてもらいまーす!」
キリト「お、始まった。」
ディアベル「今日は、俺の呼びかけに応じてくれてありがとう!俺はディアベル。職業は...気持ち的にナイトやってます!」
アハハハハハハ
キリト(おお、凄いコミュ力だなぁ。俺には到底真似できない...。)
ディアベル「...今日、俺達のパーティがあの塔の最上階でボスの部屋を発見した。」
「おお...。」
「まじかよ...。」
ディアベル「俺たちはボスを倒し、第2層に到達して、このデスゲームをいつかクリアできるってことを、始まりの街で待っているみんなに伝えなくちゃならない!」
ディアベル「それが、いまこの場所にいる俺達の義務なんだ!そうだろう?みんな!」
パチパチパチパチ! ヒューヒュー!
ディアベル「それじゃ、さっそくだけど、これから攻略会議を始めたいと思う。」
ディアベル「まずは、6人のパーティを組んでみてくれ!」
ユウキ「だってさ。ボクたちは2人だからあと4人だね。」
キリト「そうだな。どこか空いてるパーティはないかな?」
ユウキ「空いてそうなところに声かけてみればいいんじゃないかな?」
キリト「うーん、やっぱりそうか。でも俺、知らない人に話しかけるのは苦手なんだよなぁ...ユウキ頼む。」
ユウキ「え!?ボクだって嫌だよ!何かみんな怖そうだし!!」
キリト「ユウキが相手だったらきっと優しく話してくれるって!頼むよ!」
ユウキ「いやだ!キリトが行ってよ~!!」
アスナ「ねえねえ、貴方たち」トントン
キリト「え、あ、はい!」
アスナ「貴方たち、二人なら私達とパーティ組まない?」
-
- 101 : 2015/07/03(金) 00:46:30 :
- さて、やっと100行きましたね!
-
- 102 : 2015/07/03(金) 04:49:33 :
- 100乙おめ!!!!
このまま1000目指してこw
-
- 103 : 2015/07/03(金) 06:14:53 :
- 期待です
-
- 104 : 2015/07/03(金) 23:00:05 :
- いつも楽しみに見てます!
気ままにやっていきましょう!
-
- 105 : 2015/07/04(土) 01:37:36 :
- たくさんのコメントありがとうございます!
1000は...もしかしたら行くかもしれないですねww
では行きます
-
- 106 : 2015/07/04(土) 01:39:11 :
- キリト「え、ああ!いいぜ!」
アスナ「よろしく、私はアスナ。それでこっちが。」
シノン「シノンよ、よろしく。」
キリト「俺はキリトだ。...って、ユウキ、どうしたんだ?」
アスナ「...?私の顔に何かついてる?」
ユウキ「う、ううん!ボクはユウキだよ!よろしくね、アスナさん、シノンさん!」
キリト「んで、まだ4人か。あと2人余ってるところは...。」キョロキョロ
ユウキ「うーん。ないみたいだね。」
ディアベル「よーし、そろそろ組み終わったかな?それじゃ__」「ちょう待ってんか!」
キリト「ん?」
ザワザワザワザワ
キバオウ「わいはキバオウってもんや!ボスと戦う前に、言わせてもらいたいことがある!」
ユウキ「あの人、凄い髪型だねぇ。」
シノン「恥ずかしくないのかしら。」
アスナ「あんな人とは一緒にいたくないわね。」
キリト「お前ら酷いな...。」
キバオウ「こん中に、いままで死んでった2000人に詫び入れなあかんやつがおるはずや!」
ザワザワザワザワ
キリト「...。」
ディアベル「キバオウさん、君の言う"奴ら"とはつまり『元ベータテスター』のこと...かな?」
キバオウ「きまっとるやないか!ベータ上がり共は、こんクソゲームが始まったその日に、ビギナーを見捨てて消えよった!」
キバオウ「奴らは旨い狩場やら、ぼろいクエストを独り占めして、自分らだけぽんぽん強なって、その後もずーっと知らんぷりや!」
キバオウ「...この中にもおるはずやで!ベータ上がりの奴らが!そいつらに土下座させて、溜めこんだ金やアイテムを吐き出してもらわな、パーティメンバーとして、命は預けられんし、預かれん!」
キリト「...っ」
ユウキ「キリト?大丈夫、ボクはキリトがそんなんじゃないって分かってるからね?」ボソッ
キリト「...ああ、ありがとう。」
「発言いいか?」
-
- 107 : 2015/07/04(土) 01:40:32 :
- ザワザワザワザワ
エギル「俺の名前はエギルだ。」
エギル「キバオウさん、あんたの言いたいことはつまり、元ベータテスターが面倒を見なかったからビギナーがたくさん死んだ。その責任をとって、謝罪、賠償しろ。ということだな?」
キバオウ「そ、そや!」
エギル「このガイドブック、あんたももらっただろ?道具屋で無料配布してるからな。」スッ
キバオウ「もろたで!それがなんや!」
エギル「これを配布していたのは、元ベータテスター達だ。」
キバオウ「!?...な、なんやと!!」
エギル「いいか、情報は誰にでも手に入れられたんだ。なのにたくさんのプレイヤーが死んだ。その失敗を踏まえて、俺達はどうボスに挑むべきなのか...それがこの場で論議されると、俺は思っていたんだがな。」ギロッ
キバオウ「...チッ。」スタスタ
ユウキ「す、すごいね。」
ディアベル「...よし、じゃあ再開していいかな?」
ディアベル「ボスの情報だが、実は先ほど、例のガイドブックの最新版が配布された。それによると、ボスの名前は《イルファング・ザ・コボルド・ロード 》それと《ルイン・コボルド・センチネル 》という取り巻きがいる。」
ディアベル「ボスの武器は、斧とバックラー。4段あるHPバーの最後の1段が赤くなると、曲刀カテゴリのタルワールに武器を持ち変える...攻撃パターンも変わるということだ。」
ディアベル「攻略会議は以上だ。最後に、アイテム分配についてだが、金は全員で自動均等割り、経験値は、モンスターを倒したパーティのもの、アイテムはゲットした人のものとする。」
ディアベル「異存はないかな?」
パチパチパチパチ
ディアベル「...よし!明日は朝10時に出発する!では解散!!」
_______________
__________
ユウキ「うぅ、色々言われて頭がぁ...」クラクラ
キリト「まぁそのへんは後でゆっくり確認すればいいさ。幸い俺の記憶してる情報と同じだったからさ。」
シノン「とりあえず、一度このメンバーで戦ってみたいんだけど。」
キリト「そうだな、にしても...人数が人数だから、スイッチのタイミングとか大変そうだな。」
アスナ「スイッチ?」
シノン「何それ。」
キリト「えっ。」
キリト「もしかしてお二人さん、このゲームのこと、あまり知らない感じですか?」アセッ
アスナ「ええ。」
シノン「私も。」
キリト「...。」
キリト「よ、よし、とりあえず色々説明しなきゃみたいだな。どこかゆっくりできるところへ行こう...。」
ユウキ「とりあえず、ボク等が借りてる宿でいいんじゃないかな?」
キリト「そうだな。じゃあ行くか。」スタスタ
シノン「まあ、よろしく頼むわね。」スタスタ
_______________
__________
キリト「ユウキ、さっきはありがとな」ボソッ
ユウキ「さっき?何かあったっけ?」
キリト「ほら、さっき俺の事励ましてくれただろ?」
ユウキ「あぁ~。ううん、あれはボクの本心を告げたまでだよ。キリトのことは、この世界に来てからずっと一緒にいたボクがよく知ってる。だからあんなの気にすることないって。ね?」
キリト「そっか...うん、ありがとう。」
ユウキ「キリトにして貰ったことに比べたらちっぽけなものだよ。それに、ボクだって少しは役に立ちたいんだ。」
アスナ「二人とも何話してるの?早く行かないと時間が無くなっちゃうわよ。」
キリト「あ、ああ!」タッタッタッ
ユウキ「今行くよ~。」タッタッタッ
-
- 110 : 2015/07/07(火) 21:00:53 :
- _ 宿 _
キリト「さて、と。じゃあ早速軽くこの世界の基本的な戦い方について教えていきたいんだけど...二人はどれくらい理解してるんだ?」
アスナ「どのくらい、って言われても分からないわ。さっき貴方たちが言ってたスイッチ?とか言うのもさっぱり。」
シノン「私も大体同じ感じよ」
キリト「二人ともよくそんな状態で生き延びて、ボス攻略に参加できるくらい強くなれたな...。まあ、出来るだけ最初の方から説明したほうがよさそうだ。少し長くなるかもしれないけど聞いてくれ。」
_ 数時間後 _
キリト「__とまあこんな感じなんだが...。」
アスナ「なるほど。」
シノン「あ、頭が...以外と覚えることが沢山あるのね...。」
キリト「まあ、あとは実戦で試すしかないかな。習うより慣れろって奴だ。」
_ フィールド _
アスナ「せあっ!」ザクッ
シノン「えいっ!」スパッ
ユウキ「やあっ!」ズサッ
キリト「なんというか、迫力あるなぁ。」
_______________
________
キリト「皆さん、強すぎじゃないですかね?」
シノン「そう?」
アスナ「人数が多いからじゃないの?流石にこの人数だったら効率もいいだろうし。」
ユウキ「うん、ボクもそう思う。」
キリト(初心者だと思ってたから、戦闘効率は落ちると思ってたんだが...凄いな...。)
キリト「と、もうこんな時間か。そろそろ終わりにするか。」
ユウキ「そうだね。あー疲れた!!早くお風呂入ってすっきりしたいよ。」
キリト「そんなこと言ってるけど、そもそもこの世界じゃ汗とかそういったものが存在しないじゃないか」
ユウキ「キリト、女の子には色々と事情があるんだよ?気持ちの問題とかね。」
ガシッ
ユウキ「...え?」
アスナ・シノン「今、なんていった?」ギリギリ
-
- 111 : 2015/07/07(火) 21:01:13 :
- _ 風呂 _
アスナ「この世界に、お風呂があるなんて思わなかったわ。」
シノン「仮想世界とはいえど、やっぱりね。」
ユウキ「あはは!でもボクもキリトに教えてもらうまでは知らなかったんだけどね。」
シノン「キリト、ねぇ。」
ユウキ「んー?」
シノン「ユウキは、よくキリトのこと話すわよね。」
ユウキ「う~ん、そうかなぁ?」
シノン「ええ、それで本当に二人は仲がいいなぁって。」
ユウキ「うん、キリトはボクの大切な友達だよ!」
シノン「二人はリアルでも友達なのよね?幼馴染とかだったりするの?」
ユウキ「ううん、幼馴染じゃないよ。それどころか会ってからまだ1ヵ月くらいかも。」
シノン「え、1ヵ月?」
ユウキ「うん。丁度1ヵ月くらい前に転校してそこでできた友達がキリトなんだぁ。それで、一緒にSAOをやろうって誘ったらそこから仲良くなって...。」
アスナ「それでも、1カ月でそこまで仲良くなるなんて凄いよね。」
ユウキ「そういえば、二人こそ幼馴染だったりするの?」
アスナ「そうね。確か幼稚園の頃から一緒だったかな。」
シノン「あの頃のアスナは泣き虫だったわね。懐かしい...。」
アスナ「ちょっと!そういうことは思い出さなくていいの!!」
ユウキ「あはは!」
________________
___________
キリト「よし、これでボス戦の準備もバッチリだな!」
キリト「...あいつら、遅くないか?」
-
- 112 : 2015/07/08(水) 16:56:22 :
- おつ!待ってた!!
ユウキかわいいw
-
- 115 : 2015/07/09(木) 02:06:56 :
-
_ 翌日 ボス戦道中 _
キリト「みんな、調子はどうだ?」
アスナ「バッチリよ。」
シノン「私も。」
ユウキ「ボクもバッチリだよ。」
キリト「よし、頑張ろうぜ!まあ昨日の様子じゃそこまで心配しなくても大丈夫だと思うけど...。」
_______________
________
ディアベル「俺から言えることはただ一つだ。勝とうぜ!」
皆「おー!!」
キリト「...始まる。」
ユウキ「頑張ろうね、キリト。」
キリト「ああ。」
ギーッ
グォオオオオオオオオオオオオオ!!
ディアベル「攻撃開始ー!!」
_______________
________
アスナ「シノン!スイッチいくよ!」カァン!
シノン「了解!」
キリト(それにしても本当に手馴れてるな。初心者とは思えないぞ。)
ユウキ「せいっ!!」ズバッ パリン
キリト「ナイスだ、ユウキ!」
グオオオオオオオオオオオオオオ!!
キリト「ボス部隊も順調みたいだな!ラストゲージも残り半分だ!」
コボルトロード「グルルル....」ブンッ!!
カランカラン
キバオウ「武器を変えたか。情報通りみたいやな。」ニヤッ
ディアベル「みんな下がれ!俺が出る!!」
キリト「な...!?」(ここは全員で囲むのがセオリーなはず...)
-
- 116 : 2015/07/09(木) 02:07:29 :
- コボルトロード「...」シャキン
キリト(それにあの武器...タルワールじゃなくて野太刀!?)
キリト「まずい...!」
ユウキ「え?」
キリト「ディアベル!全力で後ろへ飛べ!!」
ディアベル「うおおおおおおおおおおお!」シュイン
キリト「ダメだ!!!」
コボルトロード「グオオオオオオオ!」シュイン ドンッ
ディアベル「な...!?」キョロキョロ
ドスン ザクッ!!
ディアベル「うわぁぁぁぁ!!」
キリト「ディアベル!!」タッタッタッ
キバオウ「ディアベルはん!!」
キリト「ディアベル!なんでそんなことを...!」スッ
ディアベル「お前も...ベータテスターなら...わかるだろ?」
キリト「...ラストアタックボーナスのレアアイテム狙い。お前もベータ上がりだったのか。」
ディアベル「頼む。ボスを、倒して──」パリン
キリト「...っ!」
キバオウ「なっ...!?」
-
- 117 : 2015/07/09(木) 02:07:43 :
- キリト「...」スッ
キリト「ユウキ、ボスを倒すぞ。一緒に頼む。」タッタッタッ
ユウキ「任せて。」タッタッタッ
キリト「うおおおおおおおおお!」シュゥン
コボルトロード「グガアアアアアアアアアアアアア!」キュイン
カァァァァン!!
キリト「ユウキ!いまだ、スイッチ!」
ユウキ「やあああああ!!」シュゥン
ザシュ!!
コボルトロード「グアアアアアアアアアアアアアアアア!」ギロッ キュゥン
キリト「ユウキ!危ない!!」キュゥン
ユウキ「っ!!間に合わ──」
カキィィィン!
アスナ「キリト君、ユウキ、今よ!」
キリト「アスナ...サンキュー!」キュゥン
コボルトロード「グオオオオオオオオオ!」
キリト「うおおおおおおおおおおおおお!!!」ザクッッ!!
コボルトロード「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」キュゥン
ユウキ「キリト...!」
キリト「おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」ズバッッ!!
コボルトロード「グ...ガァァァ...」
パリンパリン
-
- 118 : 2015/07/09(木) 18:29:34 :
- 「よっしゃあああああああああああああああああああ!!!」
キリト「終わった、か...。」
ユウキ「キリト!お疲れ様!!」
キリト「ああ、お疲れ...。」
スタスタスタ
エギル「ナイスだったぜ、Congratulations!この勝利はあんたのものだ。」
キリト「いや、そんなことないさ。それに──」「なんでや!!!」
キリト「...?」
キバオウ「なんでディアベルはんを見殺しにしたんや!!」
キリト「見殺し...?」
キバオウ「そうやろが!!ジブンはボスの使う技知っとったやないか!あの情報を最初から伝えとったら、ディアベルはんは死なずにすんだんや!!」
ザワザワザワザワ
「確かに...。」
「どういうことだ...?」
「きっとあいつ...元ベータテスターなんだ!!だからボスの攻撃パターンを知ってたんだ!知ってて隠してたんだ!!ほかにもいるんだろベータテスター共!!出て来いよ!!」
-
- 119 : 2015/07/09(木) 18:30:55 :
- ザワザワザワザワ
キリト(まずい...このままじゃ...。)
キリト(...やるしかないのか。)
エギル「おい!お前!!」
ユウキ「ねえちょっと...!」
キリト「...元ベータテスターだって...?」スッ
キリト「俺をあんな素人連中共と一緒にしないでもらいたいな。」ニヤッ
キバオウ「な、なんやと!!」
ユウキ「キリト...?」
キリト「SAOのベータテストに当選した1000人のうちの殆どは、レベリングのやり方も知らない初心者だったよ。今のあんたらの方がまだましさ。」スタスタ
キリト「...でも俺はあんな奴らとは違う...俺はベータテスト中に、他の誰も到達できなかった層まで登った!ボスの刀スキルを知ってたのは、ずっと上の層で刀を使うモンスターと散々戦ったからだ!他にも色々知ってるぜ...?情報屋なんか問題にならないくらいな。」ニヤニヤ
キバオウ「な、なんやそれ...そんなん、ベータテストどころやないやんか!もうチートやチーターやろそんなん!!」
「そうだチーターだ!」
「ベータのチーターだからビーターだ!」
キリト「ビーター。いい呼び名だなぁそれ。」
キバオウ「...!?」
キリト「そうだ、俺はビーターだ。これからは元テスター如きと一緒にしないでくれ。」シャラン
バサッ!!
キリト「二層の転移門は俺がアクティベートしといてやる。この上の出口から主街区まで少しフィールドを歩くから、ついてくるなら初見のモブに殺される覚悟をしとけよな。」チラッ
キリト「...。」スタスタ
ユウキ「キリト...。」
キリト「ごめん、ユウキ。」ボソッ
ユウキ「...!!」
キリト「...。」グッ
ギーッ!! バタン!
-
- 120 : 2015/07/09(木) 18:33:12 :
- キリト「...。」スタスタ
キリト(本当はこんなことしたくなかった...けど仕方ないよな。)
パァァァア
キリト「...第二層、懐かしいな。」ボソッ
「キリト。」
キリト「!!」
キリト「...来るなっていっただろ?」
ユウキ「言ってないよ。死ぬ覚悟をしろとしか...ね。」
キリト「ははは、そうだっけか...でも、これからは俺と離れたほうがいい。」
ユウキ「どうして?ボクは分かってるよ。キリトがさっき言ったことが本心じゃないってことくらい。」
キリト「そうじゃない。俺はこれからどんな目に合うか分からない。もしかしたら闇討ちで殺される可能性だってあるんだ。ユウキが一緒にいたら巻き込まれるかしれないんだぞ。」
ユウキ「ボクは大丈夫だよ。それに、キリトが危険な目に合いそうだって言うのに放っておけるわけないじゃん。...それとも、やっぱりボクは足手まといかな...?」
キリト「...!そんなことはない!」
ユウキ「それに、ボクはたくさんキリトに助けられてきた。それなら、今度はボクがキリトを助けてあげたいんだ。あと──」「キリト。」
シノン「伝言よ。エギルさんから。『次のボス攻略も一緒にやろう』って。」
アスナ「そして、私達から。困ったらいつでも頼って。力になるからね。」
ユウキ「ね、みんなキリトの味方だよ?」
キリト「アスナ、シノン、ユウキ...本当にありがとう...。」
シノン「さ、じゃあ2層の転移門まで行きましょ!」
キリト「...ああ!」
-
- 121 : 2015/07/09(木) 18:38:17 :
- さて...とりあえず一区切りつきましたね!
約1ヶ月で120レスって、ペース的にどうなんですかね...?
まあ多分このペースで続いていくとは思うのですが...w
-
- 122 : 2015/07/09(木) 20:34:05 :
- いやぁ面白いですねw見ててにやけてしまいますwww
ペースとしてはまあ普通ではないでしょうか?
まぁ筆者の私生活などの状況にもよりますね。
あまり無理せずに…
-
- 123 : 2015/07/10(金) 10:49:31 :
- 期待だああああ!
めっちゃこのss好きです!
-
- 124 : 2015/07/10(金) 18:08:13 :
- 主、普通に投稿ペース速くない?ww
期待!!
-
- 125 : 2015/07/10(金) 20:29:36 :
- キリユウ作品の中で一番好きです!
これからも頑張ってください!!
-
- 126 : 2015/07/11(土) 00:13:12 :
- 普通に速いですよww
けっこう100いく前にネタ切れで止まる人もいるのでw
-
- 127 : 2015/07/11(土) 03:25:01 :
- みなさん、コメントありがとうございます!!
"面白い"や"期待"等のコメント、毎回励みになってます!
一応自分は学生なので、更新が不安定になる場合があるかもしれないですが、気長に待っていただければ幸いです(*´з`)
-
- 128 : 2015/07/11(土) 03:26:01 :
- ユウキ「にしてもさ。」
キリト「ん?」
ユウキ「キリト、そのコートのせいで真っ黒だね~。」
シノン「確かに。」
アスナ「でも、キリト君は黒ってイメージあるわよねー。」
キリト「黒がイメージカラーって、あんまいい印象ないってことじゃ...。」
アスナ「そんなことない...わよ。」
キリト「おい!今の間はなんだよ!」
アスナ「何でもないわよ。」
キリト「嘘だ!絶対なんかあるだろ!!」
アスナ「きゃー、ユウキ助けてー」
キリト「おい!なんだその棒読み!」
ユウキ「駄目だよキリト、女の子には優しくしなきゃ!」
キリト「はぁ...。このパーティ構成からして、俺の立場はもの凄く不利だというのが分かったよ...。」
_______________
________
キリト「さて、ここが2層の主街区《ウルバス》だ。」
ユウキ「わぁ、誰もいないね~。」
キリト「そりゃ、転移門をアクティベートしてないからな。」
シノン「でも、人がいないとこんなに寂しいものなのね。」
キリト「そうだな。...さて、みんなに頼みがあるんだが...。」
ユウキ「何?」
キリト「俺の代わりに転移門をアクティベートしてきてほしいんだ。」
アスナ「え?キリト君がボスを倒したんだから、キリト君がやるべきだよ。」
キリト「いや...俺はこれからあまり目立たないように行動しなくちゃいけないから...さ。」
シノン「なるほどね、分かったわ。私たちに任せて。」
キリト「頼む。えっと、パーティはどうする?」
ユウキ「ボクはキリトについていくよ。」
アスナ「私はシノンに任せるわ。」
シノン「そうね...。この街をゆっくり見て回りたいから、一度解散しましょ?」
キリト「了解、じゃあユウキは後でこの街の宿に来てくれ。」
ユウキ「オッケー!」
キリト「じゃあ、あとはよろしく!」タッタッタッ
シノン「...よし、さっそくアクティベートしちゃいましょ。」
ユウキ「そうだね!」
-
- 129 : 2015/07/11(土) 03:26:16 :
- _ 宿 _
キリト「...俺はつくづく仲間に恵まれてるよな。」
キリト(そういえば、ユウキが何か言いかけてたけど一体なんだったんだろう...。まあそれは置いといて...。)
キリト(...やっと1層を攻略できた。これは俺たち全SAOプレイヤー達にとって大きな一歩だ。いつかきっと、このゲームをクリアすることができるんだ...!)
コンコン
キリト「ん、どうぞー。」
ユウキ「キリト、無事終わったよ!」ガチャ
キリト「お、やっと来たか。」
ユウキ「いやー、凄かったよ~。門を開けた瞬間にみんな2層にくるんだもん。」
キりト「まぁな。そりゃ初の転移門開通の瞬間だもんな。それに、ボスが討伐された証でもあるし。」
ユウキ「...そっか。ボスが討伐されたってことは、ゲームクリアに一歩近づいたってことなんだもんね。」
キリト「ああ、そうだな。...さて、と。2層攻略も頑張らないとな。」
ユウキ「うん!と、それはそうとキリト。今日はこれからどうするの?」
キリト「うーん。ボス戦で少し疲れたし仮眠でもとろうかな。流石にこれからフィールドへ狩りにいく気力はないし。」
ユウキ「それじゃあボク、街を見て回ってきてもいい?色々面白そうなお店を見つけたんだ~!」
キリト「ああ、いいぞ。ただ、あまりコルを使いすぎるなよ?」
ユウキ「分かってる分かってる!じゃ、行ってくるね~。」
ガチャ
キリト「さてと。そういや今外はどうなってるのかなっと。」ガラッ
キリト「ん?」
アルゴ「────!」タッタッタッタッ
???「────!」タッタッタッ
キリト「あれはアルゴ?そしてそれを追う男プレイヤー...か。あまり良い予感はしないな...。」
ガチャ
キリト「とりあえず後をつけてみるか。」
-
- 130 : 2015/07/12(日) 03:16:55 :
- _ 西フィールド _
キリト「結局圏外にきたな。アルゴはどこかに逃げ込むつもりなのか?」
アルゴ「────っ!!」
キリト(...!今の、アルゴの声だな...。)スッ
アルゴ「...んども言ってるダロ!!この情報だけは、幾ら積まれても売らないんダ!」
???「情報を独占する気はない。しかし公開するつもりもない。それでは、値段の吊り上げを狙っているとしか思えないでござるぞ!」
キリト(ござる...!?おいおい一体何が起きてるんだ!?)
アルゴ「値段の問題じゃないヨ!オイラは情報を売った挙句に恨まれるのはゴメンだって言ってるンダ!!」
???「なぜ拙者たちが貴様を恨むのだ!?金もいい値で払うし感謝もすると言っているでござる!」
???「...この層に隠された《エクストラスキル》獲得クエストの情報を売ってくれればな!」
キリト(何!?この層に隠されたエクストラスキル!?そんなの俺でも知らないぞ...!)
???「今日という今日は絶対に引き下がらないでござる!」
??「あのエクストラスキルは、拙者たちが完成するために絶対必要なのでござる!」
アルゴ「わっかんない奴らだナー!何といわれようと"あれ"の情報は絶対に売らないでござ...売らないんだヨ!」
キリト(アルゴ、若干喋り方が移ってるじゃないか...と、そんなこと言ってる場合じゃないな。よっ...と。)
キリト「...。」スタッ
???「何者でござる!?」
??「他藩の透波か!?」
キリト(あれ、こいつら見覚えがあるぞ。)
キリト「えーと、あんたらは確か...。」ウーン
???「フウマでござる!」
??「ギルド《風魔忍軍》のコタローとイスケとは拙者たちのことでござる!」
キリト「そう、それ!」
キリト(こいつらの目的は分かったが、やり方がどうも気に入らない...。)
キリト「公儀の隠密としては、風魔忍者の悪行は見過ごせないな。」
コタロー・イスケ「「おのれ!きさま伊賀者かっ!!」」シャキン
キリト「は!?!?」
-
- 131 : 2015/07/12(日) 03:17:44 :
- キリト(待て、あいつら剣を抜いたぞ...!まさか戦う?でもここは圏外...まさか...って、あれは...?)
キリト「なあ、後ろ。」
コタロー・イスケ「「その手は喰わないでござる!!」」
キリト「いやまじまじ。後ろを見ろって。」
コタロー・イスケ「「...。」」チラッ
敵「ブモォォォォォォ!!」
コタロー・イスケ「「ご...ござるぅぅぅぅッ!!」ダダダッ
キリト(ふぅ...とんだラッキーもあるもんだな...。)
ザッザッ
キリト(てか、さっそく目立つようなことしちまったな...変な噂が立たなきゃいいけど__。)
ギュウ
キリト「...!?」
アルゴ「かっこつけすぎダヨ、キー坊...そんなコトされると、オネーサン、情報屋のオキテ第一条を破りそうになっちゃうじゃないカ。」ボソッ
キリト(...お、おねーさん?...情報屋のオキテ?一体何を言っているんだ...?)
キリト「あ、あんたには一つ貸しがあるからな。おヒゲの理由を教えてもらうまでは、どうにかなってもらっちゃ困る。」アセアセ
キリト(とりあえず、状況を紛らそう...!)
アルゴ「...いいヨ、教えてあげル。でもちょっと待って、ペイントを取るカラ...。」
キリト(な...!?これは予想外だ...!)
キリト「...と思ったけど、やっぱり教えてもらう情報変更!さっきあいつらと話してた、この層の隠しスキルの事教えて!!」アセアセ
アルゴ「...。」スッ
アルゴ「きーぼうの、いくじなし」ボソッ
_______________
________
アルゴ「何でも教えるっていったからには、約束は守るヨ。でも、キー坊も一つ約束シロ。どんな結果になっても、オイラを恨まない、ってナ!」
キリト「さっきの忍者連中にもそれ言ってたな。でも、それどういう意味なんだ?誰もが知りたいエクストラスキルの情報を売ってもらって、感謝こそすれ恨まれる筋合いなんてないだろ?」
アルゴ「...そっちの情報は有料だヨ、キー坊。」ニヤッ
キリト「...解った約束する。神に、いやシステムさまに誓って、何がどうなってもあんたを恨まないよ。」
-
- 132 : 2015/07/12(日) 18:49:29 :
- キリト「それと、一つ教えてくれ。」
アルゴ「?」
キリト「そのクエストは、危険なクエストか?」
アルゴ「...今回は特別だゼ。それはない、ただかなり時間がかかるんダ。」
キリト「そうか。それならユウキも連れて行っていいか?」
アルゴ「ユウちゃんもさっきのを誓ってくれるならナ。」
キリト「分かった。とりあえず街まで戻ろうぜ。」
_______________
________
アルゴ「よくよく考えたら、キー坊にはユウちゃんがいるんだもんな。」ニャハハ
キリト「...?どういうことだ?俺等はただパーティを組んでるだけだぞ?」
アルゴ「...こりゃだめだナ。」
キリト「...一体どういうことだ?...それはそうと、もうつくぞ。」
ユウキ「~♪」
キリト「おーい、ユウキー!」
ユウキ「あ、キリトー!どうしたの?」タッタッタッ
キリト「ごめん、急に呼び出しちゃって。」
ユウキ「ううん、大丈夫だよ~。...って、アルゴ?なんでここに?」
アルゴ「うん?ちょっとキー坊と約束をしててナ。」
ユウキ「へぇ、そうだったんだ。」
アルゴ「それにしても、やっぱりユウちゃんは可愛いネ。キー坊には勿体ないくらいだヨ。」
ユウキ「...ふえ!?」アタフタ
キリト「さっきからどういうことなんだ?俺とユウキがどうとか」
アルゴ「キー坊はともかく、ユウちゃんは本当に可愛いナ。反応まで100点満点だヨ」
ユウキ「あうぅ...。アルゴ、からかわないでよ~!!」
キリト「おいおい。よく分からないけどそろそろ本題に入っていいか?」
アルゴ「ん、ああそうだな。キー坊、要件を話してやってくれ。」
キリト「ああ。ユウキ、今から____」
_______________
________
キリト「____というわけなんだが、どうする?」
ユウキ「すっごく面白そうだね!ボクも行きたい!」
キリト「なら、一つ誓ってもらうことがある。」
ユウキ「へ?何々...?」ゴクッ
キリト「この情報を提供したのはアルゴだが、絶対にアルゴを恨まないこと」
ユウキ「わ、分かった。ボクは絶対にアルゴを恨まないって誓います!」
キリト「よし...じゃあ行こうか!アルゴ、案内してくれ。」
アルゴ「はいよっと。」
-
- 133 : 2015/07/12(日) 18:50:12 :
- _ 数十分後 _
アルゴ「ここだヨ。」
キリト「ここが?一見ただの小屋だけど。」
ユウキ「まぁまぁ。とりあえず入ってみようよ。」
キリト「そうだな。」
ガチャ
キリト「ん、誰かいる。」
NPC「入門希望者か?」
キリト「あ、ああそうだ。」
NPC「修行の道は長く厳しいぞ?」
キリト「...望むところだ。」
ユウキ「え、キリト、大丈夫なの?」
キリト「正直まだ大丈夫かは分からないけど、こうしないとクエストが進まないだろ。それに、最悪クエストをキャンセルすればいいしさ。」
NPC「そっちは?」
ユウキ「え、あ、じゃあボクも...。」
NPC「ついてこい。」ガチャ
アルゴ(あぁ、ついにやっちまったナ。まあ頑張れお二人さん...。)
-
- 134 : 2015/07/12(日) 18:51:53 :
- NPC「汝らの修行はたったひとつ。己の拳のみでこの岩を割るのだ。成し遂げれば、汝らに我が技のすべてを授けよう。」
キリト「...え?」
キリト「...両手でこの岩を割れって?はは、おいおい冗談だろ...?」
ユウキ「これを両手で割るの!?ごめんボク無理!かえ」「この岩を砕くまで、この山を下ることは許さん。汝らにはその証を立ててもらうぞ。」シュパッ
キリト「えっと、墨...?なんだかとっても嫌な予感が......。」
シュバッ! シュババッ!
キリト「」
ユウキ「」
アルゴ「にゃハハハ!!にゃハハハハハハ!!」ゴロゴロ
NPC「その《証》は、汝がこの岩を割り、修行を終えるまで消えることはない。信じてるぞ、我が弟子達よ。」ガチャ
キリト「...なあユウキ、俺の顔はどうなってるん...くっ...ははははは!!」
ユウキ「え?何々!?ボクの顔どうなって...あはははははは!!」
キリト「ユウキ、凄い顔してるぜ!あはははは!」
ユウキ「キ、キリトこそすっごく面白...あははははは!!」
アルゴ「にゃハハハハハ!!にゃハハハハ!!」ゴロゴロ
_______________
_______
アルゴ「じゃあオイラは帰るカラ...ぷっ...。」
キリト「うるさい!早く帰れ!」
アルゴ「じゃあナ。」
ガチャ
ニャハハハハハハハハハ!!!
キリト「はぁ...まさかこんなことになるとはなぁ...。」
-
- 136 : 2015/07/15(水) 00:14:48 :
- もっと伸びるべき!
いい作品なのに、コメントが少ない気がする…
-
- 137 : 2015/07/15(水) 02:45:48 :
- 主です
色々先のストーリーを考えてたら、全く投稿できませんでした~_~;
一応今日の午後には投稿する予定なのでよろしくお願いします(*^^*)
-
- 138 : 2015/07/15(水) 02:47:29 :
- >>136
ありがとうございます!
コメントですかぁ…やっぱりコメントがたくさんあるとやる気も出ますね…!
-
- 139 : 2015/07/15(水) 22:24:54 :
- キリユウssの中で一番大好きです!
コメントでやる気が出るだと...いいこと聞いた^^
-
- 140 : 2015/07/15(水) 23:46:10 :
- _ そして数時間後 _
ユウキ「あー!!こんなんじゃいつまでたっても終わらないよー!」
キリト「ほんとにな...いくら殴ってもうんともすんともいわないし。」ゴスッ
ユウキ「キリト、疲れたね...。」
キリト「ああ...疲れたし休憩にするか。」
ユウキ「うん、ふぁ~あ。」
キリト「眠いのか?というか俺も眠いんだけどさ...。なんで俺等はボス戦の後にこんなことをしてるんだろうな...ってそういえば」
ユウキ「どうしたの?」
キリト「これ、俺等が休むときどうするんだろう。流石に外で寝るのは勘弁だよな。」
ユウキ「あ、どうなんだろうね。部屋を貸して貰えたりするんじゃないかな?」
キリト「そうか。ちょっと見てくる。」スタスタ
ガチャ
キリト「うーん、あ、なんだ。すぐそこに部屋があるじゃん。戻ろう。...ってあれ?師匠のNPCがいない...。」
キリト「...!これってもしかして...!」
-
- 141 : 2015/07/15(水) 23:46:56 :
- ユウキ「あ、キリト。どうだった?」
キリト「ああ、一応寝泊りするスペースはあるみたいだ。」
ユウキ「そっか。良かったぁ。」
キリト「それよりもユウキ、聞いてくれ。」
ユウキ「キリト?どうしたの?」
キリト「これ、何か分かるか?」
ユウキ「えー、何これ?というか、キリトすっごく悪そうな顔してるよ...。」
キリト「多分だけどな、これを使うと俺等の顔のラクガキを消せるぜ。」ニヤニヤ
ユウキ「え、本当!?...って、そんなものどこで見つけてきたの...?」
キリト「まあまあ、早速使ってみようぜ!」チャラン
ユウキ「まあこれが消えてくれるならボクも使うけどさ...。」
_ 夜 _
ユウキ「あぁ、本当に疲れたよ...。」
キリト「本当にな...このクエスト、思った以上につらい...。」グッタリ
ユウキ「ねぇキリト。今日はもう終わりにしない...?流石にボク、そろそろつらいかも...。」
キリト「あぁ、ごめん。じゃあ今日は終わりにしようか。」
-
- 142 : 2015/07/15(水) 23:49:15 :
- ガチャ
キリト「ここが客室らしいな」
ユウキ「わぁ、以外と広いんだね。」
キリト「そうだな。あ、でもベットは一つしかないのか...。じゃあユウキはベットで寝ていいぞ。俺は床でも寝れるから。」
ユウキ「え、それはダメだよ!キリトはこのクエストに加えてボス戦でもボク以上に疲れてるだろうし!!」
キリト「いや、いいんだ。ユウキが使ってくれ。」
ユウキ「...それじゃあさ。」
キリト「ん?」
ユウキ「二人で使えばいいんじゃないかな...?」
キリト「...え?」
ユウキ「...うん!そうだね!それがいいよ!!」
キリト「あの、ユウキさん?」
ユウキ「じゃ、それで決まりね!異論はないね、キリト!」
キリト「...まぁユウキがいいなら俺はいいけどさ。」
ユウキ「そ、そっか、じゃあそれで!ボクはもう寝るからね!おやすみ!」
キリト「あ、ああ,,,おやすみ...。」
キリト(なんか今日のユウキはいつにも増して元気だな...。)
ユウキ(あー!!なんでボクはあんな事言っちゃったんだー!ボクのバカバカバカー!...絶対変だと思われてるよ...!)カァァ
-
- 143 : 2015/07/15(水) 23:52:32 :
- _ 深夜 _
キリト「...ん。」パチッ
キリト(...まだ夜中か。何でこんな時間に目が覚めたんだ...?)
キリト「ってあれ、ユウキがいない...。」
キリト「...まぁいいか。少し風をあびてこよう。」
_______________
__________
キリト(それにしてもユウキのやつ、どこにいったんだろう。)
ガチャ
ユウキ「...。」
キリト「...あ、ユウキ。」
ユウキ「ん?キリト、どうしたの?」
キリト「ちょっと目が覚めてな。少し風でもあびようかと思って。ユウキこそどうしたんだ?」
ユウキ「何でもないよ...いや、嘘かも。ちょっとね、変な夢を見てさ...。」
キリト「変な夢?」
ユウキ「うん...ねえキリト。」
キリト「ん?」
ユウキ「ボクさ、こんなに仲がいい友達が出来たの、キリトが初めてなんだ。」
キリト「...そうなのか?ユウキなら仲の良い奴がいっぱいいそうだけどな。」
ユウキ「ううん。ちょっと色々あって、友達はあまりいなかったかなぁ。」
キリト「...そっか。」
キリト「...でも俺も同じだ。こんなに気が合う友達はユウキが初めてだよ。」
ユウキ「本当?えへへ、嬉しいなぁ。...そしたらさ。」
キリト「...?」
ユウキ「キリト、絶対に死なないでね。」
キリト「...どうしたんだ、急に。」
ユウキ「...夢を見たの。キリトが死んじゃう夢。」
キリト「...。」
ユウキ「分かってる。キリトはとても強いから死ぬことはないだろうって。でもやっぱり不安なんだ。だからお願い、絶対に死なないって約束して...。」
キリト「...大丈夫、俺は絶対に死なない。約束するよ。それに俺だってユウキが死ぬって考えたら絶対に嫌だ。絶対に二人で生きて帰ろう。」
ユウキ「...うん。」グスッ
キリト「お、おいおい。泣くなって。」
ユウキ「ごめん、やっぱりキリトは優しいなぁって思ってさ...。」
キリト「そんなことないよ。ユウキは俺にとって大切な人なんだから当たり前だろ。」
ユウキ「...大切な人。」
キリト「ああそうだよ。俺の大切な友達だ。」
ユウキ「そっか...。」
キリト「ああ、何ていうか...これからもよろしくな?」
ユウキ「うん、ボクのほうこそ...!安心したら眠くなってきちゃった。ボクは先に戻ってるね...?」
キリト「ああ。おやすみ、ユウキ」
ユウキ「うん、おやすみ...。」
ガチャ
ユウキ「...キリトは優しすぎだよ。ボク、困っちゃうな。」ボソッ
キリト(そんなに俺のことを考えててくれたのか、ユウキ...。)
キリト(...また一つ、死ねない理由が増えたかな。)
-
- 144 : 2015/07/16(木) 00:02:11 :
- 午後に投稿するといいつつ、こんな時間になってしまう始末...本当に申し訳ない...
それはそうと、今回はかなりシリアスな展開になってますが僕の文章力のせいでそれっぽさが出てないんじゃないかというのが心配です(;´Д`)
シリアス展開というのは全くの初見だったので、変なところがないか等を確かめてたら投稿が遅れてしまった始末...できれば感想等もいただけると嬉しいです(´_ゝ`)
>>139
本気で嬉しいっす...!!
コメント頂けるとやっぱり書き手からしたら嬉しいですね(*´з`)
ちなみに>>143の文字数が約1900でした。危ない危ない
-
- 145 : 2015/07/16(木) 03:33:04 :
- 文章力 あと発想力もかなりあると思いますよ本当にw
キリトも自分の気持ちに気づけたみたいだし・・・二人がどうくっつくか楽しみでしかたないですww
暑さには気をつけてくださいねー!
pcの前だと余計暑いだろうし・・・w
-
- 146 : 2015/07/16(木) 13:59:42 :
- よくこんなに物語考えられますなぁ…
-
- 148 : 2015/07/18(土) 01:34:22 :
- _ そして2日後 _
キリト「お、終わったぁ!!」ドサッ
ユウキ「つ、疲れたぁ...。いやぁ、長かったね~。」
キリト「あぁ、本当に長かった...。さっさとクエストの完了報告して終わろう!!」
ガチャ
キリト「終わりました!!」
NPC「流石は我が弟子達。して、なぜ証が消えているのか?」
キリト「あっ」
ユウキ「キ、キリト、なんかボク嫌な予感が...。」
キリト「...俺も。」
_______________
________
キリト「あー、めっちゃ怒られた...。」
ユウキ「怖かったぁ...NPCだと分かっててもね...。あんなに怒られたの、学校の先生でもなかったかも。」
キリト「あはは...そうかもな...。」
ピロリン
キリト「ん、メッセージ...シノンから?」
『クリスマスの日にアスナとお祝いしようと思ってるんだけどキリトとユウキもどう?』
キリト「シノンからクリスマスパーティの誘いが来てるんだけど、どうする?」
ユウキ「クリスマスパーティ!!いいね!行こうよ!!」キラキラ
キリト「あ、ああ。」(相変わらず元気だなぁ...まあそこがいいんだけど...。)
ユウキ「やったー!楽しみだなぁ!!」
キリト「ま、そういうことだから早く帰ろうぜ。」
ユウキ「うん!」
キリト(クリスマスパーティか...。)
-
- 149 : 2015/07/18(土) 13:20:53 :
- すんごい面白いです!
-
- 150 : 2015/07/19(日) 01:27:20 :
- ユウキ可愛い。うん、可愛い
-
- 151 : 2015/07/19(日) 15:48:00 :
- 次がまちどおしい!
-
- 152 : 2015/07/19(日) 17:07:46 :
- _ 夜 _
キリト(さて、アクセサリーショップに来たわけだが。女の子はどういうものを貰うと嬉しいのか...。)
「あれ、キリト君?」
キリト「ん?」
アスナ「こんなところで何してるの?キリト君、こういうのに興味なさそうだけど。」
キリト「あ、ああ。ユウキのクリスマスプレゼントを選ぼうと思ってな。」
アスナ「そっかぁ。そういえば、しののんからクリスマスの話は聞いた?」
キリト「聞いたぞ。アスナも来るんだろ?」(しののん...シノンの事だよな?)
アスナ「うん。私もキリト君のプレゼント、楽しみにしてるからね♪」
キリト「あ、ああ...。」
アスナ「それじゃあね」スタスタ
キリト「ああ、またな。」
キリト「...そういやアスナたちの分を忘れてた。これは時間がかかりそうだな...。」
_______________
__________
キリト「ふぅ、やっと選び終わった。...ん、なんだこの店。日替わりショップか?」
ガチャ
キリト「なんか面白いものは...。」
キリト「...これは、日記帳...?なんでこの世界にこんなものが...?でもなんか面白そうだな。買ってみるか。」
-
- 153 : 2015/07/19(日) 17:14:56 :
- _ 宿 _
キリト「さて、と。じゃあさっそく今日から書いていこうかな。」
キリト(とはいっても、どう書けばいいのか。せっかくだから、初日の出来事から書いていくか。)
キリト「確か初日は...。なんだか夏休みの絵日記を思い出すなぁ。って何を言ってるんだ俺は。」
キリト「初日はたしかデュエルをしたんだっけか。...もし、あの時俺があいつを倒してたら...。想像するだけで怖いな。」ブルッ
キリト「それにしても、この様子だとかなり長くなりそうだな。」
_ 数時間後 _
キリト「んー、終わった終わった!」
キリト(意外と楽しいもんだな、まあ続けられるかどうかは別として...。というか書いてて思ったけど、俺とユウキはこんな短期間でこんなに仲良くなったって思うと、やっぱり俺等は何処か似てるところがあったりするのかもな...。)
キリト「まあこんな状況だからっていうのが一番大きいんだろうけど。...さて、そろそろ寝よう。明日も頑張るぞ。」
-
- 154 : 2015/07/19(日) 18:00:46 :
- _ クリスマス当日 _
ガチャ
ユウキ「おお~!何というかクリスマスって感じだね、キリト!」
キリト「ああそうだな。雰囲気がそれっぽいというか。クリスマスの祝いにはぴったりの場所かもな。...ってそれより、アスナ達は一体どこに...」「おーい!」
アスナ「キリト君ー!ユウキー!」ブンブン
ユウキ「あ、いたいた。いこっ、キリト!」ガシッ タッタッタッ
キリト「お、おい!?引っ張るなよ!」
ユウキ「二人とも、メリークリスマス!!」
シノン「メリークリスマス、キリト、ユウキ。」
キリト「ああ、メリークリスマス。しかし凄いなここ。ゲーム内なのに完全にクリスマス仕様になってて...。」
アスナ「でしょ!事前にバッチリ情報をゲットしてたんだよ?」
キリト「そうだったのか。それじゃ今日はたくさん楽しませてもらおうかな!」
シノン「そうね、せっかくだし楽しみましょ!」
_______________
________
アスナ「にしても、ゲーム内で友達とクリスマスパーティをするなんて思ってもなかったなぁ。」
シノン「そうね。これもソードアート・オンラインって世界だからこそなのかしらね。」
キリト「いや、それがそうでもないぜ?普通のネットゲームでもこういった集まりはあったりするしな。」
シノン「へぇ。そうなんだ。」
アスナ「でも確かにおかしくはないよね。たとえゲームの世界だろうと、人と接したっていう事実は変わらないわけだし...それこそこの世界みたいにね。」
キリト「お、アスナもそう思うか?」
アスナ「まあ、ね。前までは『ゲームなんて人生の浪費だ』って思ってたけど、この世界で色んな経験をしたら何だか考えが変わったよ。」
キリト「そうかぁ。」
-
- 155 : 2015/07/20(月) 12:59:48 :
- 次が楽しみです、これからも頑張って下さい。‼️
-
- 156 : 2015/07/21(火) 18:04:46 :
- _ そして時間は過ぎ _
キリト「ん、もうこんな時間か。」
ユウキ「えっ?わっ、本当だ。時間が過ぎるのは速いね~。」
アスナ「じゃあ、そろそろお開きにしよっか。」
シノン「そうね。明日からも頑張らないと。」
ユウキ「うん、そろそろボス攻略もあるだろうしね。」
アスナ「あ、みんな大事なこと忘れてるよ!」
キリト「ん?」
アスナ「ほら!クリスマスの醍醐味よ!」
ユウキ「あ、もしかしてプレゼント交換?」
アスナ「そう!これは私からのプレゼント!」
シノン「私からはこれね。」
ユウキ「わぁ、ありがとう!アスナ、シノン!これはボクからだよ!」
キリト「二人ともサンキューな。俺からはこれだ。」
アスナ「ありがとー二人とも!」
シノン「じゃあこれで本当にお開きね。」
ユウキ「なんかこういうのって、終わった後が少し寂しく感じるよね...。」
キリト「来年もまたやればいいさ。ここだったとしても、リアルだったとしても。」
アスナ「そうだよ!もし現実に帰ってたとしたら、そっちで集まればいいじゃない!」
ユウキ「...!そうだね、じゃあまた来年!」
-
- 157 : 2015/07/21(火) 19:58:52 :
- _ 宿 _
ユウキ「いやー楽しかったね、キリト。」
キリト「そうだな。と、忘れないうちに...ユウキ。」
ユウキ「んー?何?」
キリト「メリークリスマス。ほら、プレゼント。まだ渡してなかっただろ?」スッ
ユウキ「あ...。」
キリト「え?」
ユウキ「いや、忘れてたのかなって思ってたから...さ。えへへ、嬉しいな。」
キリト「なわけあるか。アスナやシノンに渡しておいてユウキだけ渡さないわけないだろ?むしろユウキのを一番最初に決めたよ。」
ユウキ「...そうだったんだ。ねえ、開けてみてもいい?」
キリト「ああ、いいぞ。」
ユウキ「じゃあ早速。」ガサゴソ
ユウキ「...これは、カチューシャ?」
キリト「ああ、ユウキなら似合うと思ってな...付けてみてくれないか?」
ユウキ「うん」スッ
ユウキ「ど、どうかな...?」クルッ
キリト「...!ああ、凄く似合ってるよ!!」
ユウキ「本当!?ありがとうキリト!ボク、これ大切にするよ!!」ギュ
-
- 158 : 2015/07/21(火) 21:27:43 :
- このカチューシャは原作の....!
-
- 159 : 2015/07/22(水) 14:18:35 :
- キリト「っ!?」
ユウキ「わわっ、ごめんね。つい嬉しくて...。」
キリト「い、いや。ただ少し驚いただけだ。」
ユウキ「...そうだキリト、これボクからのプレゼント。開けてみて。」スッ
キリト「あ、ああ。」ガサガサ
キリト「...これは、マフラー?」
ユウキ「うん!ほら、キリトって意外と寒がりじゃん?」
キリト「な、なんでそれを...。」
ユウキ「まあまあ、それはさておき...付けてみてよ。」
キリト「あ、ああ。」クルッ
キリト「どうだ...?」
ユウキ「うん、凄く似合ってるよ!!」
キリト「そっか、ありがとな!」
ユウキ「うん、キリトもありがとう!これ大切にするね!」
キリト「ああ、俺もこれ、大切にするから。」
ユウキ「うん!あ、でも...。」
キリト「ん?」
ユウキ「このゲームがクリアされちゃったら、全部消えちゃうんだよね...。」
キリト「そんなことはないさ。たとえ、データとしては消えてしまっても、俺達の思い出として残ってる。それこそ、俺等の記憶が消えない限りは永遠に残るさ。」
ユウキ「...うん、そうだね!」
キリト「なんつってな。ちょっとくさいセリフだったか?」
ユウキ「いや、キリトらしくていいと思うよ!」
キリト「...それはどういう意味で?」
ユウキ「そのままの意味だよ。」クスクス
-
- 160 : 2015/07/22(水) 14:19:04 :
- キリト「なんか馬鹿にされてる気分だなぁ...」
ユウキ「そ、そういう意味じゃないって。」
キリト「どうだかなぁ。」
ユウキ「ボクを信じてよ。」クスクス
キリト「その笑いながら言うのやめろよ...。」
ユウキ「ごめんごめん。」
キリト「全く。...もうこんな時間か。」
ユウキ「あ、本当だ。あっという間だったねぇ。」
キリト「そうだな。今日はそろそろ寝ようぜ。」
ユウキ「そうだね。...ふぁ~あ。」
キリト「なんだよ。眠かったのか。」
ユウキ「ん、少しね...。」
キリト「なら、寝てもよかったんだぞ?そしたらサプライズでユウキが寝てる間に...ってやるつもりだったのに。」
ユウキ「んー、時間がもったいないからね。」
キリト「時間がもったいない?なんだそりゃ。」
ユウキ「何でもないよ。キリトも寝よ!」
キリト「あ、ああ、おやすみユウキ。」
ユウキ「おやすみ、また明日から頑張ろうね!」
-
- 161 : 2015/07/22(水) 14:41:00 :
- さて、クリスマス編が終わったわけですが...
なんでこんな真夏にクリスマスの話を書いているのか等のコメントはダメですよ!書き始めた時期が時期だったから仕方ないんです...(´-ω-`)
さて、現時点での二人の関係ですが、お互いのことを大切な友達を認識しています。ですが、少しずつ友達とは何か違うという違和感が現れつつもあります。一体いつ気づくのか...楽しみにして頂ければと思います(*'▽')
-
- 162 : 2015/07/23(木) 18:14:20 :
- 毎日の楽しみです!
消してしまったのかwつらいですね...w
応援してます頑張ってください!
続き早く書k...........楽しみにまってます!^^
-
- 163 : 2015/07/23(木) 21:32:04 :
- >>162さんから謎の圧力を感じますねぇ^^;
では、投稿しまーす
-
- 164 : 2015/07/23(木) 21:32:27 :
- _ ある日の朝 _
キリト「へぇ、今日はアインクラッド全体に雷注意報。街から出ないことをお勧めする...か。」
ユウキ「...!」ビクッ
キリト「なぁユウキ、今日は外出られないらしいぞ~。」
ユウキ「へ、へぇ、そうなんだぁ。」
キリト「全く、こんなに細かい天候まであるとはなぁ。今日は攻略に行けそうもないな...。」
ユウキ「そうだね。それにしても雷かぁ...。」
キリト「...もしかして、雷が怖かったりするのか?」ニヤニヤ
ユウキ「な...!そ、そんなことないよ!!」
キリト「ふぅ~ん...じゃあ今日は街で買い物でもしようぜ。」
ユウキ「え、だって外に出ちゃダメだって書いてあるんでしょ!?」アタフタ
キリト「ん、それはフィールドだけな。街中には落ちないだろうし、そもそもHP減らないし。」
ユウキ「そ、そうなんだ...。」
キリト「だから、な?」ニヤニヤ
ユウキ「...分かったよ、もう。」
キリト「よし!じゃあ決まりな!」
ユウキ「うん...。」
ユウキ(困ったなぁ...ボク、昔から雷は苦手なんだよね...。)
_______________
________
キリト「うっわ、昼間なのに凄く暗いな。」
ユウキ「ねぇキリト、やっぱり帰らない?」
キリト「なんだよ。やっぱり怖いのか。」
ユウキ「べ、別に怖いわけじゃないよ?ただ、万が一のことも考えてね?」
キリト「あーはいはいそうですね。じゃあさっさと用済まして帰ろうな。」
ユウキ「む、ちゃんと聞いてるの!?」ガシッ
キリト「いてて、やめろって!」
ユウキ「キリトがボクの言うことを全然聞いてくれないからだよ!」プイッ
キリト「聞いてるって...ほら、さっさと行くぞ。早く帰りたいんだろ?」スタスタ
ユウキ「...それはそうだけど。」スタスタ
ゴロゴロゴロゴロ...
ユウキ「っ...!」ビクッ
キリト「わぁ、すげえ。」
ユウキ「キ、キリト...早くいこ?」ギュ
キリト「あ、ああ、そうだな。」
キリト(おいおい、腕掴んでくるほど怖いのか...というか、何か可愛いな...。)
-
- 165 : 2015/07/23(木) 21:33:22 :
- _______________
________
キリト「よし、終わった。」
ガラガラッ!!
ユウキ「ひっ...!」
キリト「ごめんごめん、怖いよな。早く帰ろうぜ」タッタッタッ
ユウキ「べ、別に怖くなんか!!って、置いてかないでよ!!」タッタッタッ
ポタッ
キリト「ん、雨も降ってきた。急ごう!」
ユウキ「わわっ、ほんとだ!」
_ 宿 _
キリト「ふぅ、なんとか雨が強くなる前に帰ってこれたな。」
ユウキ「はぁ...。」
キリト「どうしたんだよユウキ。雷が怖...」
ユウキ「...。」ジトッ
キリト「...いわけじゃないよな。」
ガラガラガラガラッ!!
ユウキ「ひゃぁ!!」ビクッ
キリト(...いいこと思いついた。)
キリト「なぁユウキ、ちょっと買い忘れたものがあったから、もっかい出てくるな?」
ユウキ「ええっ!?ダ、ダメだよ!」(一人は怖いもん...!)
キリト「すぐ戻ってくるから。じゃ。」ガチャ
ユウキ「え、あ!ちょっとキリト!」
ガチャ
ユウキ「...行っちゃった。」
ガラガラガラガラッ!!
ユウキ「!...うぅ~~!」ビクッ
ユウキ「...。」ガサッ
ユウキ「キリト...早く戻ってきてぇ...。」グスッ
_ その頃キリトは _
キリト「さて、と。5分くらいしたら戻ってみるかな。」
キリト「とりあえず適当に街を歩いて...。」
ガラガラガラガラッ!!
キリト「うわっ、すごいなぁ。これはユウキを置いてきたの、まずかったかな...。」
キリト「...早めに帰ろう。」
-
- 166 : 2015/07/24(金) 19:06:56 :
- すごく面白いです!
今日お気に入り登録しました!
投稿頑張って下さい!
くれぐれも無理はしないようにして下さい……
-
- 167 : 2015/07/25(土) 13:48:27 :
- _ 宿 _
ガチャ
キリト「ふぅ、ただいま~。」
ユウキ「...キリト?」ガサッ
キリト「あ、ユウキ。大丈夫だったか?」
ユウキ「遅いよ...なにやってたんだよぉ...。」グスッ
キリト「ご、ごめんごめん...まさか泣く程だとは思ってなくて...。」
ユウキ「だってぇ...怖かったんだもん...。」ギュ
キリト「あぁ...悪かったよ。」
ユウキ「でも、よかっ...Zzz...。」
キリト「え、おい。」
ユウキ「すぅ...すぅ...。」
キリト「寝ちまった...。」
キリト(でも、今回はちょっとやりすぎたかな...ごめんな、ユウキ。)ナデナデ
ユウキ「んぅ...すぅ...すぅ...。」ニコッ
キリト「それはそうと、俺ここから動けないんだけど...。」
キリト「...はぁ。」
ユウキ「すぅ...すぅ...。」
-
- 168 : 2015/07/25(土) 13:49:35 :
- _ ある日 _
キリト「なぁユウキ。」
ユウキ「なにー?」
キリト「俺今日、クライン達に呼ばれてるから行ってくるな。」
ユウキ「うん、分かった!」
キリト「じゃ。多分夕方くらいには帰ってくるから。」
ガチャ
ユウキ「さて、ボクは何しようかなー。」
ユウキ「攻略...うーん。今日はなんとなく剣を振る気分じゃないなぁ。」
ユウキ「...そうだ!まだこの街をあまり見てなかったから、色々見て回ろう!」
ユウキ「どうせなら、アスナ達も誘おうかな。」チャラン
ユウキ「...あれ、アスナもシノンもフィールドにいるや。仕方ない、ボクだけでゆっくり回ろうっと!」
-
- 169 : 2015/07/25(土) 13:49:42 :
- _ 主街区 _
ユウキ「わぁ、やっぱ広いなぁ。一人だと迷っちゃいそうだ。」
ユウキ「...あ、アクセサリーショップだ。行ってみよ~っと。」
タッタッタッ
ユウキ(これ凄く可愛いなぁ~!...買っちゃおうかなぁ。)キラキラ
ユウキ(あ、これはキリトにぴったり。買っていったら喜んでくれるかなぁ?)
???「あの~。」
ユウキ「え。は、はいっ?」クルッ
???「あ、ごめんなさい。えっと、ユウキさんですよね?」
ユウキ「そうですが。...どうしてボクのこと?」
???「えっと、キリトさんからの伝言で『夕方、フィールド西の森で待ってる』だそうです。」
ユウキ「え、本当ですか?分かりました、ありがとうございます!」
???「はい、では。」タッタッタッ
ユウキ「キリト、メッセージで送ってくれればよかったのに何でわざわざ伝言なんか頼んだんだろう。まあいいか~。」
???「...。」ニヤッ
-
- 170 : 2015/07/25(土) 13:50:15 :
- _ 夕方 _
ユウキ「う~ん。この辺だと思うんだけどなぁ。にしても結構森の奥まで来たけどどうするんだろう?」
ガサガサッ
ユウキ「ん。キリト?」クルッ
????「...。」スタスタ
???「...。」ニヤニヤ
??「いやぁ、まさかここまであっさり引っかかるとはなぁ。」
ユウキ「...!!」
??「元気にしてた?紺野木綿季ちゃん?」ニヤニヤ
ユウキ「君たちは...。」
???「おいおい、俺等のこと忘れたの?せっかくリアルで仲良くしてあげてたのに?」
ユウキ「一体何の用なの?ボク、忙しいんだけど。」
??「おいおい、しばらく会わない間に随分と強気な口が聞けるようになったじゃん!?」
ユウキ「...。」
-
- 171 : 2015/07/25(土) 13:50:53 :
- ??「にしてもよぉ、キリトって奴も可哀想だよなぁ。お前が病気持ちだと知らないばかりにこんなにまとわりつかれて。」
???「あれじゃね?きっと木綿季ちゃん惚れてんだろ!男の子とここまで仲良くなるなんて初めてだもんな!?」
??「うわっ、それはキリト君ガチでかわいそ。」
ユウキ「...。」
??「それとも、もしかしてキリト君も同じだったり...?」
ユウキ「...っ!!」シャキン
??「お?」
ユウキ「ボクの事はいくら馬鹿にしても構わない。」
ユウキ「ただ、キリトの事を馬鹿にするのは絶対に許さない!」カチャ
-
- 172 : 2015/07/25(土) 13:51:11 :
- ??「お?やる気か?」シャキン
???「悪いけど、俺達"オレンジプレイヤー"だぜ?人殺しだってできるぜ?」シャキン
ユウキ「...。」
??「へっ!ゲームだったら勝てると思ったら大間違いなんだよ!!!」ブンッ
ユウキ「...。」スッ
カァン
??「...は?」
ユウキ「...。」
???「おらあああ!!」
ユウキ「...。」スッ
???「...なっ!?」
???「お前如きに...俺が斬られた...?」
ユウキ「キリトの事を侮辱した人はボクが許さない...!」キュゥン
???「くそが...!」
ユウキ「はぁ!!!」
???「おわっ!!ぐあっ!!」
ユウキ「...。」
??「なんだコイツ...強すぎる...。」
-
- 173 : 2015/07/25(土) 13:51:44 :
- ユウキ「...。」スタスタ
???「や、やめろっ!!来るな!」
ユウキ「じゃあ撤回しろ!キリトを侮辱した言葉全て撤回して今すぐ謝罪しろ!!」ギッ
???「...なんつってな。」
ユウキ「...!?」クルッ
????「...。」キュゥン
ユウキ「...!」(なっ...後ろにも...!?)
????「...。」ズゥン
ユウキ「うぐっ...。」(ダメだ...悔しいけど今は逃げないと...)
ユウキ「転移、ウルバス!」
??「...。」ニヤッ
ユウキ「...!?」
ユウキ「なんで!転移結晶が!」
??「なぁなぁ、クリスタル無効化エリアって知ってるか?まあその名の通り、クリスタルが使えない場所なんだけどさ。ここがそうなんだわ!!」
ユウキ「な、何言って...。」
???「つまり、お前はここから逃げられない、ってことだ!」ニヤニヤ
-
- 174 : 2015/07/25(土) 13:52:12 :
- ???「さっきはよくもやってくれたな?あぁ!?」
ユウキ(ボクがあそこで戦わずに逃げてれば...!)
??「おらっ!!」ブンッ
ユウキ(...違う、大切な人を侮辱されて逃げてられるか。...そう、ボクがもっと強ければ...!)
ユウキ「...!」ダッ
???「おいおい、逃げるつもりかよ。」ブンッ
ユウキ「ぐあっ...!」ザシュッ パリン
???「おお!左腕がとんだぜ!」
ユウキ「...くっ」(ごめん、キリト...。)
??「お、こいつ泣いてるぜ!?」ブンッ
ユウキ「ぁぁ...!」ザクッ パリン
???「よっしゃ!右腕もふっとばしたぜ!んじゃ最後はあいつに任せてやるかぁ。」
ユウキ「...!?」
-
- 175 : 2015/07/25(土) 13:52:54 :
- ???「こいよ、モブ男!」
ユウキ「な...!?」
モブ男「久しぶり、ユウキちゃん。」
ユウキ「な、なんで君が...。」
モブ男「ごめんね。君に直接恨みがあるわけじゃないんだけど、君を殺したらキリトがどうなるだろうね?」
ユウキ「...!お前...!!」
モブ男「君達、この世界に来てからずっと一緒だったんでしょ?相当心を許してる証拠だよね?そんな人が、自分の知らないところで殺されたってなったら、どうなるかなぁ?」
ユウキ「お前...!絶対に許さない...!絶対に...!!」
モブ男「まぁいいよ、そろそろ死んでもらうね。」スッ...
モブ男「じゃあ...!?」
-
- 176 : 2015/07/25(土) 13:53:19 :
- ザシュ ズザアアアア
モブ男「…えっ。」
キリト「...」
モブ男「な、な、なんでお前が...!!」
キリト「...てめぇ!!」スタスタ
モブ男「お、おい!!」
キリト「よくも!!」キュゥン
モブ男「や、やめてくれ!!!」
キリト「...!!!」ブゥン
モブ男「う...ぎゃあああああああああ!!」タッタッタッ
??「お、おい!?」
???「待ってくれよ!!」
ユウキ「キリト...。」
キリト「ユウキ、ごめん。」
-
- 177 : 2015/07/25(土) 13:53:31 :
- キリト「おい。」
??「な、なんだよ!」
キリト「お前ら、ユウキに何をした。」
??「なっ...なにって...。」
???「へ、へっ...お前知らねえだろ...?コイツ、エイズ感染者なんだぜ...?クラスメイトからも教師からも嫌われてたんだ...!」
ユウキ「っ!!」
??「馬鹿っ!!お前!!」
キリト「そんなことは心底どうでもいい。お前らだよな?ユウキを殺そうとしたのは。」
ザクッ
???「が...はっ...。」
??「」ガクガク
キリト「ここで俺に斬られるか、今すぐこの場から去るか選べ。少しでも抵抗する素振りを見せたらお前らのHPを吹き飛ばす。」
???「う、うわああああああ!!」タッタッタッ
??「こ、殺される!?」タッタッタッ
キリト「...。」
-
- 178 : 2015/07/25(土) 13:53:51 :
- キリト「...。」
ユウキ「...。」
キリト「...。」スタスタ
キリト「...ユウキ、大丈夫か?」
ユウキ「うん、大丈夫...。また、助けられちゃったね...ごめん...キリト。」
キリト「...!!」ギュ
ユウキ「キリト...?」
キリト「良かった...ユウキ...生きてて...。」
ユウキ「うん...生きてる...。」
キリト「良かった...本当に...。」
ユウキ「...ボクのこと心配してくれてるの?」
キリト「当たり前だろ...!」
ユウキ「あはは...嬉しい、な。」
ユウキ(でも、それもきっとこれで最後だ...。)
-
- 179 : 2015/07/25(土) 13:54:14 :
- _ 宿 _
キリト「なあ、一体何があったんだ...?」
ユウキ「そうだね、まずはボクの事から話さなくちゃいけないよね...。」
キリト「...?」
ユウキ「ここまで来たからには、隠さず言うね。」
キリト「...ああ。」
ユウキ「...ボクね、病気を持ってるんだ。」
キリト「病気?」
ユウキ「うん、後天性免疫不全症候群っていってね、一般的にはエイズって病気。」
キリト「エイズ...。それと、あいつらがどう関係してるんだ...?」
ユウキ「...ボク、転校してきたでしょ?」
キリト「ああ。」
ユウキ「前の学校でね...いじめられてたんだ。」
キリト「...!!」
ユウキ「エイズだからね、みんなから嫌われてたよ。クラスの人からも、多分先生からも...ね。」
-
- 180 : 2015/07/25(土) 13:54:30 :
- ユウキ「あの人達は、前の学校の同じクラスの人達。」
ユウキ「ボクがこのゲームをやってるって知って、またちょっかい出しにきたって感じだったんじゃないかな。」
ユウキ「...ごめん、キリト。いままで黙ってて。いつか言おうと思ってたんだけどどうしても言い出せなくて...。」
キリト「...。」
ユウキ「ボクのこと、嫌いになったよね。ほんとごめん。」
キリト「なんで俺がお前を嫌いになるんだよ...。」
ユウキ「...だって、ボクはエイズなんだよ?」
キリト「だからなんだよ!?たかが病気なだけで、なんで嫌いになるんだよ!?」
ユウキ「だって、みんな...。」
キリト「そいつら、全員おかしいよ...絶対におかしい...!!」
-
- 181 : 2015/07/25(土) 13:54:54 :
- ユウキ「キリト...。」
キリト「ユウキ、いままで苦しかったよな...。でも大丈夫だ。俺はお前から離れたりしないから...!」
ユウキ「キリト、無理しなくていいよ。ボクはもうたくさんキリトから優しくして貰えた。だから...満足だよ...。」
キリト「そうじゃない!俺の中でユウキは何も変わっちゃいない!!病気だとかそうじゃないとか関係ない!!ユウキは俺にとって大切な人だってことは変わらないんだよ!!」
ユウキ「...!ボクも、ボクもキリトのこと大切な人だと思ってるよ...!!」
キリト「なら、これからも俺と一緒にいてくれよ...。俺は、ユウキと一緒にいたいんだ...!」
ユウキ「...信じて、いいの?」
キリト「ああ、信じてくれ。」
ユウキ「...ボクは...キリトと一緒にいたい!これからもたくさん楽しいことしたい!!」ポロポロ
キリト「...俺もだよ。ユウキ。これからも一緒にいよう。」
ユウキ「キリトぉ...!」グスッ ギュ
_______________
__________
キリト「落ち着いたか?」
ユウキ「うん。…キリト。
キリト「ん?」
ユウキ「その、ありがとう。これからもよろしくね...!」
キリト「...ああ。俺の方こそよろしくな!」
-
- 182 : 2015/07/25(土) 14:01:14 :
- 投稿後に、思いっきりキャラ崩壊してしまったのではないかと後悔...
一応シリアス展開もあったんですけど、ちゃんとかけてましたかね...?その辺感想頂ければ幸いですw
-
- 183 : 2015/07/25(土) 14:36:20 :
- 凄くいいですね…!
ほんと上手に書けてて尊敬します!
これからも楽しみに待ってます!!
-
- 184 : 2015/07/25(土) 22:42:14 :
- かけてると思いますよー!
このssのユウキのAIDSは治るのか治らないのか楽しみにしておきます...!
-
- 185 : 2015/07/26(日) 09:21:37 :
- 作者さん、投稿ペースまじで早いねww毎回更新が待ち遠しいからほんと嬉しいw
キリユウだけじゃなくて、今まで見たssの中で一番好きかもw
-
- 186 : 2015/07/26(日) 19:03:17 :
- いやー、ユウキ可愛い❤
はやくはやく♪次がよみたい!♪
-
- 195 : 2015/07/31(金) 22:08:32 :
- 上の人と同じく!
続き期待です!楽しみにしてます!ソードアートオンラインキャラ本当に可愛いねぇ
-
- 200 : 2015/08/02(日) 04:58:47 :
- やっぱりこのss大好きw
最近ほんっと暑いので無理しないでくださいー!
-
- 208 : 2015/08/03(月) 23:23:01 :
- いやぁーss書くの本当に上手ですねぇ(上目遣いでごめんなさい)
無理せず頑張ってください!気に入りました!
-
- 209 : 2015/08/04(火) 00:23:21 :
- 星の剣士さん、「上目遣い」ではなく「上から目線ですよw(小声
-
- 210 : 2015/08/04(火) 08:24:03 :
- 209さん確かにそうでしたwwありがとうございますww
-
- 211 : 2015/08/04(火) 18:12:50 :
- 期待です!頑張ってください!
-
- 212 : 2015/08/05(水) 17:58:30 :
- わわっ、沢山のコメントありがとうございます!!
んで、今書き溜めを作成してたんですが、見事その時にPCがフリーズしまして...
多分今日の夜頃更新があると思うので、よろしくお願いします(。-`ω-)
-
- 213 : 2015/08/05(水) 19:33:13 :
- 書いてる時とかにフリーズすると絶望感凄いですよね(⌒-⌒; )
-
- 217 : 2015/08/05(水) 23:15:19 :
- ユウキの真実を知ったあの日からしばらく経った。
あの日を境に、俺とユウキの仲はさらに深まったと思っている。これは俺の思いすぎかもしれないが、最近のユウキは不意に手を繋いできたり抱きついてきたりと、以前よりさらに元気な女の子になった気もする...まあ別に悪い気はしないからいいのだけれど──
ユウキ「ねえキリト、何書いてるの?」
キリト「うわっ!!びっくりしたなぁ。」
ユウキ「えー?ボク脅かしたつもりないんだけど...。」
キリト「い、いや、普通にびっくりした...。」
ユウキ「ふーん。で、何書いてるの?」
キリト「これはダメだ。ユウキにも見せられない。」
ユウキ「えー、なんで!?ボク気になるよ!!」
キリト「嫌だよ。誰かに見せるようなものでもないし。」
ユウキ「いいじゃんいいじゃん~。見せてよ~。」
キリト「ダメだ。」
ユウキ「むぅ...こうなったら!えいっ!」グイッ
キリト「おわっ!おいっ!引っ張るなよ!破けるだろうが!」
ユウキ「なら手離して!!」
キリト「それは嫌だ!!」
──この頃は、ただ楽しかった
この世界に囚われて、死を身近に感じるようになっても、新たな友達と...俺にとって、友達以上の存在になりつつある彼女と、ただただ一緒にいることが楽しかっただけなんだ...
-
- 219 : 2015/08/06(木) 18:09:14 :
- _ 46層 フィールド _
──俺は一人、レベリングに勤しんでいた
キリト「...っ」ギュゥン
シュルル パリン
キリト「せ...やぁ!」キュイン
パリン パリン
キリト「...っ!!」
ピピピピピ!!
モブ「おい!時間だぞ!」
キリト「...。」スタスタスタ
_______________
________
キリト「...。」スッ
キリト(あと...5日きってるのか。)
ジャ、ガンバレヨ
キリト「...。」
クライン「いくらなんでも、無茶しすぎなンじゃねえのか?キリトよぉ。」
キリト「そんなことはないさ。」
クライン「やっぱり、俺達と一緒に...。」「それじゃだめなんだよ。」
キリト「今度の奴は...俺一人じゃなきゃダメなんだよ。」
-
- 220 : 2015/08/06(木) 18:09:55 :
- クライン「でもよ!それでお前が死んだら、ユウキちゃんがどれだけ苦しいか分かるか!?」
キリト「だから死なないためにこうやってレベル上げしてるんだろうが。」
クライン「...お前、やっぱり忘れられねえのか。もう半年にもなるのに...。」
キリト「忘れられるわけないだろ...俺とユウキ以外全滅したんだぞ...。」
クライン「お前は...お前は悪くねえよ...。確か、クラメンの一人がトラップを作動させて...」「もし。」
キリト「もし、俺がトラップの危険性をしっかり説明していたら、ああはならなかった。...それ以前に、俺がレベル差を隠していなければ。」
クライン「キリト!もうやめろ!」
キリト「...またな、クライン。」スタスタスタ
クライン「...。」
キリト(俺は、負けるわけには行かないんだよ...っ!)
-
- 221 : 2015/08/06(木) 18:10:22 :
- ──時は遡り──
_ 11層 タフト _
ダッカー「我ら、"月夜の黒猫団"に乾杯!!」
カンパーイ!
ダッカー「んでもって、命の恩人のキリトさんとユウキさんに乾杯!」
カンパーイ!
ユウキ「えへへ。かんぱ~い。」
キリト「か、乾杯...。」
ケイタ「ありがとう!」
ササマル「いやーサンキューな!」
テツオ「いやぁ助かったよ!」
サチ「ありがとう...本当にありがとう!」
ユウキ「いやいや、そんな!」
サチ「凄い怖かったから...助けに来てくれた時、本当にうれしかった」
ケイタ「あの、キリトさん、ユウキさん、大変失礼だと思うんですけど、レベルっていくつくらいなんですか?」
ユウキ「へへへ、驚かないでね?ボクが37でキリトが...むぐっ!?」
キリト「ユウキが22、俺が23だ」
-
- 222 : 2015/08/06(木) 18:11:00 :
- ケイタ「へぇ!僕達と同じくらいなのに、凄く強いんですね!!」
キリト「ケイタ、敬語はやめにしよう。」
ケイタ「あ、ああ。」
ユウキ「んー!」バシバシ
キリト「あ、わり。」
ユウキ「ぷはっ!酷いよキリト!」
ケイタ「あはは、仲がいいんだね。」
キリト「ま、まあな。」
ケイタ「で、二人の腕を見込んで少しお願いがあるんだけど...。」
キリト「?」
ケイタ「よかったら、うちのギルドに入ってくれないかな。」
キリト「え?」
ユウキ「ボク達が?」
ケイタ「ああ!前衛ができるのは、メイス使いのテツオだけでさ...。」ヒョイヒョイ
サチ「...?」
ケイタ「こいつ、サチっていうんだけど、前衛ができる盾持ち片手剣士に転向させようと思ってるんだ。」
キリト「へぇ...。」
ケイタ「でも、勝手がよくわからないみたいでさ、ちょっと二人でコーチしてやってくれないかな。」
-
- 223 : 2015/08/06(木) 18:11:53 :
- サチ「なによ、人をみそっかすみたいに!」
ケイタ「おっ」
サチ「だってさ、急に前に出て接近戦やれったっておっかないよ。」
ユウキ「うんうん、その気持ち良く分かるよー!ボクも最初は凄く怖かったよ。」
キリト(そうだったのか...?)
サチ「ほらね?」
テツオ「お前の場合は怖がりすぎなんだよ。」
サチ「むー...。」
アハハハ!!
ユウキ「楽しそうなギルドだね。」
キリト「ああ、そうだな。」
ケイタ「いやぁ、僕達、リアルではみんな同じ高校のパソコン研究会のメンバーなんだよね!」
ユウキ「へぇ、そうなんだ!」
ケイタ「ああ!でも大丈夫!きっとすぐ仲良くなれるよ、絶対!なあ?」
ああ!
ユウキ「だって、どうする?キリト。」
キリト「...ユウキはどうしたい?」
ユウキ「ボクはキリトに任せるよ。」
キリト「...じゃあ、少しの間だけ仲間に入れて貰おうかな。」
ケイタ「本当か!?ありがとう!!」
ダッカー「よっしゃ!じゃあキリトとユウキの入団を祝い乾杯だ!!」
-
- 224 : 2015/08/06(木) 18:18:41 :
- 今更ですが、もう200こえてたんですね...w
-
- 225 : 2015/08/06(木) 18:26:26 :
- 100行った時より早く感じるw
遅くなりましたが200おめです!!
-
- 226 : 2015/08/06(木) 19:22:27 :
- 期待です(`・ω・´)キリッ
作者さん無理だけはしないように…
-
- 227 : 2015/08/07(金) 16:38:54 :
- すげえ!超期待です!!(コメントがあると投稿ペースが上がると聞いて)
-
- 228 : 2015/08/07(金) 19:51:44 :
- 気になったんですけど、このssを読んでる人って何人くらいいるんですかね?
もし良ければ「読んでる!」等のコメントして頂ければと...w
多分普段は読むだけって方もいるかもしれませんが、ちょこっとだけ協力して頂ければ幸いです(。-`ω-)
-
- 229 : 2015/08/07(金) 19:57:19 :
- 読んでます!!!
-
- 230 : 2015/08/07(金) 20:46:42 :
- 読んでます
-
- 231 : 2015/08/07(金) 20:52:07 :
- 楽しく読ませて頂いていますm(_ _)m
-
- 232 : 2015/08/07(金) 21:52:51 :
- ニヤニヤしながら読ませていただいております。
-
- 233 : 2015/08/07(金) 23:43:06 :
- 読んでます!!
-
- 234 : 2015/08/08(土) 00:04:06 :
- 読んでます!!
-
- 235 : 2015/08/08(土) 00:54:20 :
- 読んでますー
-
- 236 : 2015/08/08(土) 01:11:40 :
- 読んでます!
-
- 237 : 2015/08/08(土) 01:32:06 :
- 読んでますよー(。・ө・。)
-
- 238 : 2015/08/08(土) 02:11:16 :
- 読んでます!
-
- 239 : 2015/08/08(土) 03:08:01 :
- 見てくださってる方がこんなにもいたとは...!
予想をはるかに超えていました...w
これからもまったり書いていく予定なのでよろしくお願いします(。-`ω-)
-
- 240 : 2015/08/08(土) 03:08:48 :
- _ 20層 フィールド _
ユウキ「やあっ!」キュウン
敵「キシャアアアアアア!!」ブンブン
サチ「いやっ...!」カツッ
キリト(やっぱり、まだ前衛はきついか...?)
キリト「サチ、一回下がるんだ。」
サチ「う、うん!」
キリト「はあっ!」キュゥン
カァン
キリト「今だ!テツオ、スイッチ!」
テツオ「あ、ああ!どりゃあ!」ブンッ
ガツッ パリン
テツオ「よっしゃあ!」
ダッカー「おお!すげえ!」
キリト「ふぅ...。」
サチ「ありがと、キリト。」
キリト「ん?ああ。」
ユウキ「キリト、お疲れ~!」
キリト「ああ。」」
-
- 241 : 2015/08/08(土) 03:10:05 :
- _______________
________
ケイタ「なあキリト」
キリト「ん?」
ケイタ「ずっと思ってたんだけど、キリトはユウキの事が好きなのか?」
キリト「はぁ!?な、何言ってるんだ!?」
ケイタ「おいおい、その反応はもしかして図星なのか?」ニヤニヤ
キリト「違うっての!ユウキは俺の大切な友達だ!」
ケイタ「へぇ...。」
ユウキ(何話してるんだろう?ボクの名前は聞こえたんだけど...気になる...)ソソソッ
キリト「じゃあ逆に聞くけど、お前らの中でサチのことが好きな奴はいるのか?」
テツオ「さあ、どうだと思う?」
キリト「まあそういうのはあまりいいや...。」
ケイタ「おい!お前それでも思春期の男子かよ!この年頃なら異性の子に興味あって当然だろ!?」
キリト「そういうものかなぁ。」
ケイタ「はっ、まさかお前、男に興味が...!?」
キリト「おい、どうしてそうなった!」
-
- 242 : 2015/08/08(土) 03:10:43 :
- ユウキ「ええっ!?」
サチ「あはは、そんなわけないって。」
ユウキ「あっ...サチも聞いてたの?」
サチ「うん。」
ユウキ「そっか...そうだよね、キリトに限ってそんなわけないよね。」ホッ
サチ「だって、キリトはユウキの事が好きみたいだし。」
ユウキ「っ!?そ、そんなこと...。」カァァ
サチ「本当だよ。」
ユウキ「そ、そうかなぁ...。」
ユウキ(本当にそうだったら嬉しいな...。)
サチ「で、ユウキもキリトの事好きなんでしょ?」
ユウキ「...うん。」
サチ「ねえ、せっかくだしキリトのどんなところが好きか教えてよ?」
ユウキ「えっと、ね。まずキリトは誰にも凄く優しいんだよ。それでいて凄く強くて、一緒にいて楽しくて...。」
サチ「うんうん。」
ユウキ「...今まで生きる意味が見えなかったボクに、生きる意味をくれた人なんだ。」
サチ「そうだったんだ...いいなぁそういうの。私は二人はお似合いだと思うよ。」
ユウキ「そ、そうかな。ありがとう、サチ。」
サチ「うんうん。」
ダッカー「なあなあ、あそこの女子二人、何話してるんだ?行ってみようぜ!おわっ!」ガッ!
ササマル「やめとけやめとけ。」
テツオ「俗に言う、ガールズトークって奴だろ。」
-
- 243 : 2015/08/08(土) 03:12:50 :
- _______________
________
ケイタ「みんなに報告がある!今回の狩りでなんと、20万コル貯まりました!!」
ダッカー「おっ!!」
テツオ「そろそろ、俺達の家を持つことも夢じゃないな!」
ササマル「あ、ねえねえ、サチの装備整えたら?」
ケイタ「そうだな。」
サチ「い、いや、私はいいよ。」
ササマル「遠慮すんなよ、いつまでもキリトとユウキに前衛をやらせるのは悪いしさ。」
サチ「...ごめんね?二人とも。」
ユウキ「ボク達の事は気にしないで。ね、キリト。」
キリト「ああ、俺等なら大丈夫だよ。」
ケイタ「サチ、転向が大変なのは分かる。でも、もうちょいだ!みんなで頑張ろうぜ!」
サチ「...うん。」
キリト「...。」
-
- 244 : 2015/08/08(土) 03:21:40 :
- ユウキ「ねえねえキリト、そういえば何でボク達のレベルを聞かれたときに、わざわざ嘘ついたの?」
キリト「俺の正体...ビーターだってことがバレちゃうかもって思っちゃってさ...。」
ユウキ「...そっか、ごめんキリト。嫌なこと聞いちゃって。」
キリト「いいよ別に、あの時はああするしかなかったし。」
ユウキ「...ボクはいつまでもキリトの味方だよ?」
キリト「ユウキは優しいな。」
ユウキ「本当だよ...。」
キリト「そっか...さて、ちょっと外出てくるよ。」
ユウキ「またレベル上げ?キリトは最近少し頑張りすぎだと思うよ。」
キリト「軽くだよ軽く。ほら、ユウキも自分の部屋戻れよ。」
ユウキ「うん...。」
-
- 245 : 2015/08/08(土) 03:25:38 :
- _ 28層 フィールド _
キリト「さて、と...今日は...。」
ピロリン
キリト(メッセージ?こんな時間に誰からだ...?)
ケイタ『サチが見当たらないんだ。僕らは迷宮区を探すから、キリトも何かあったら知らせてほしい。』
キリト「...!?どういうことだ...。」
スタスタスタ
クライン「ふぅ...お、キリトじゃねえか!」
キリト「...クライン?」
クライン「こんな時間にレベル上げかよ?」
キリト「いや、今はちょっと...。」
クライン「お前ユウキちゃんとは...ってお前それ!ギルドに入ったのかよ!?」
キリト「悪い、今急いでるんだ。また後で。」タッタッタッ
クライン「あっ、おい!」
_______________
__________
キリト「サチがいなくなった...?」
キリト「...。」キュゥン
キリト(追跡スキル...これでサチの居場所が分かるはず...)キョロキョロ
キリト(...あっちか。)
-
- 246 : 2015/08/08(土) 05:28:31 :
- 読んでます!!!
-
- 247 : 2015/08/10(月) 20:59:43 :
- _______________
________
キリト(サチの奴、どうしてこんなところに一人で...。)スタスタ
キリト「...!」
サチ「...。」
キリト「サチ、どうしたんだ?」
サチ「...キリト?」
キリト「みんな心配してるよ、宿に戻ろう?」
サチ「...っ」
キリト「...どうしたんだ?」スッ
サチ「...ねえキリト、何で私達は此処から出られないの?」
キリト「えっ...。」
サチ「なんでゲームなのに本当に死ななきゃならないの?こんなことに何の意味があるの?」
キリト「...多分、意味なんてない、と思う。」
サチ「...。」
サチ「私、死ぬの怖い。怖くて、この頃あまり眠れないの...。」
キリト「サチ...。」
サチ「...。」
キリト「...君は、死なないよ。」
サチ「...何でそんなことが言えるの?」
キリト「月夜の黒猫団のメンバーはみんな強い。それに、俺とユウキがいるから、サチは無理に前衛をやる必要はないよ」
サチ「本当に?本当に私は死なずに済むの?いつか現実に戻れるの?」
キリト「ああ、君は死なない。」
サチ「...うん。」
-
- 248 : 2015/08/10(月) 21:02:00 :
- 体調崩して寝込んでました...w
やっと良くなってきたので、また明日から更新できると思います
-
- 249 : 2015/08/10(月) 22:51:48 :
- 頑張ってください!!!!!
-
- 250 : 2015/08/11(火) 00:01:32 :
- 無理せずに…
-
- 251 : 2015/08/11(火) 00:09:06 :
- いつも楽しみにしています。
早く続きが見たい!とも思ってます!
ですが体調崩して倒れてしまっては元も子もないので無理せず書いていってください!
-
- 252 : 2015/08/11(火) 20:23:21 :
- 面白いです(≧∇≦)
応援していますあとお大事に
-
- 253 : 2015/08/11(火) 20:23:49 :
- このss大好きです(≧∇≦)
-
- 254 : 2015/08/12(水) 00:10:35 :
- 皆さんありがとうございます!毎回、凄く励みになってます!
-
- 255 : 2015/08/12(水) 00:10:41 :
- _ 宿 _
キリト「...。」チャラン
コンコン
キリト「...はい?」(誰だ?こんな時間に...。)
ガチャ
サチ「...ごめんね、やっぱり眠れなくて。」
キリト「...そっか。」
_______________
________
キリト(サチのように、死に怯えるプレイヤーはたくさんいるのだろう。)
キリト(きっとユウキだってそうなんだ。でも、笑って、泣いて、必死にこの世界を生きている。)
キリト(そんなの考えたこともなかった...。)
キリト(俺は...。)
サチ「...キリト?」
キリト「...大丈夫、君は絶対に生き延びる。」
サチ「...ふふっ、ユウキに怒られちゃうかな。」
キリト「ん?」
サチ「なんでもない。」
キリト「...?」
-
- 256 : 2015/08/12(水) 01:09:10 :
- 毎日の夜の楽しみです♪
応援してます!!
-
- 257 : 2015/08/12(水) 01:51:48 :
- _______________
________
ユウキ「じゃあ、行ってくるね~。」
サチ「いってらっしゃい!」
キリト(今日は、ケイタとユウキが始まりの街までホームを買いにいくらしい。)
ケイタ「転移、始まりの街。」
シュワン
ササマル「マイホーム買うって、こんなに感動するもんなんだなぁ。」
ダッカー「親父くせえんだよっ!」ゴツッ
ササマル「いてっ!」
テツオ「なあ、ケイタ達が家を買いに行ってる間にさ、少し稼ごうよ。」
サチ「あ!家具を買うの?」
ダッカー「なら、ちょっと上の迷宮にいくか!」
キリト「いや、いつもの狩場でいいんじゃないか?」
ササマル「上なら短時間で稼げるよ。」
ダッカー「俺達のレベルなら安全だって!」
キリト「...そっか、なら上にいこう。」
キリト(まあ、大丈夫だよな...?)
-
- 258 : 2015/08/12(水) 01:52:25 :
- _ 27層 迷宮区 _
ダッカー「な?言ったろ?俺達なら余裕だって。」
キリト「ああ、そうだな。」(少し心配しすぎだったか。)
ササマル「もう少しで最前線にいけるかもな!」
ダッカー「あったぼうよ!!...お?あれは!!」タッタッタッ
キリト「お、おい!?」タッタッタッ
ダッカー「へへっ、隠し扉がこんなところにあるとはな!」スッ
ギュゥゥン ガコン!
キリト(隠し扉...こんなところに...?)
ガチャ
ダッカー「おっ!トレジャーボックスだぁ!!うっひょー!」タッタッタッ
キリト「お、おい!待て!罠の可能性も...!」
キリト(この階層からはトラップのレベルも上がる...!迂闊に開けたら危険だ...!)
ダッカー「俺達なら大丈夫だって!へへへっ!」カチャカチャ
ピー ピー
キリト「...っ!!」
ダッカー「おわっ!?なんだ!?」
-
- 259 : 2015/08/12(水) 01:53:28 :
- 敵「...」ゾロゾロ
キリト「トラップだ!みんな、転移結晶で脱出しろ!!」
ダッカー「転移、タフト...!?転移、タフト!!!」
キリト「何してるんだ!早く脱出だ!!」
サチ「ダメ...クリスタルが使えない...」
キリト「何ッ!?クリスタル無効化エリア...!?」
ドサッ
キリト「!?」チラッ
ダッカー「う、うわ!やめろ!!おわああああああああああ!!」
パリンパリン
キリト(おい、嘘だろ...?)キュゥン
サチ「嘘っ...!?」
テツオ「うわあああああああ!!」パリンパリン
ササマル「テ、テツオ!?畜生!!よくも!!!」ザシュ
敵「...」
ササマル「お、おい...っ!」
ブンッ!!
ササマル「うおあああああああ!!」パリンパリン
-
- 260 : 2015/08/12(水) 02:01:37 :
- キリト「はぁ...!はぁ...!!」キュゥン ブンッ!!
キリト(どうして...!どうして!!!こんなはずじゃ!!!)
サチ「くっ...!」カァン
キリト「...!?サチ!!」ブンッ!
サチ「キ、リト...!」
敵「...」スッ
キリト「サチ!!後ろだ!!!」スッ
ザシュッ
キリト「...サ、チ......嘘だろ...?」スッ
サチ「__________」
パリン
キリト「っ!!うああああああああああああああああああ!!」ポロポロ
俺は、誰一人守ることができなかった
もしあの時、俺がトラップの危険性を説明していたら
もしあの時 上層へ行くのを却下していたら
もしあの時、俺が自分達のレベルを正直に伝えていたら
──もしあの時、俺がこのギルドに関わっていなければ...
...きっと月夜の黒猫団は、今もこの世界で戦っていたのだろう
本来なら、俺は死ぬべきなのだ。あいつらと一緒に死ぬべきだったんだ。
それなのに──
キリト「...」
俺は──
キリト「...」チャキ クルッ
生き残ってしまった
-
- 261 : 2015/08/12(水) 06:04:56 :
- 面白いです(≧∇≦)
-
- 262 : 2015/08/12(水) 18:38:42 :
- 今夜も小説書くんですか?
-
- 263 : 2015/08/12(水) 22:27:55 :
- 期待
-
- 264 : 2015/08/12(水) 22:38:07 :
- 応援しています‼︎頑張って下さい‼︎
-
- 265 : 2015/08/13(木) 00:43:47 :
- _______________
________
ユウキ「みんな遅いね~」
ケイタ「そうだな。何してんだあいつら」
スタスタ
キリト「...」
ユウキ「あ、キリト!」
ケイタ「あれ?他の奴らはどうしたんだ?」
キリト「...」
ケイタ「キリト?」
キリト「みんな、死んだ」
ユウキ「...え?」
ケイタ「...お、おいおい、冗談はよしてくれよ!何かのサプライズなのか?」
キリト「...全部俺のせいだ」
ケイタ「おい、嘘だよな...?」
キリト「...俺達は、最前線から3つ下の階の迷宮区へ行った。そこで、トラップに引っかかって全滅した。俺が情報を隠してたから奴らは死んだんだ」
ケイタ「...どういう、ことだ?」
キリト「...俺の現在のレベルは50、ギルド加入時の時点で45だった」
ユウキ「キリトっ!それは____」
スッ
キリト「俺は全部話さなくちゃいけない」
ユウキ「...っ」
-
- 266 : 2015/08/13(木) 00:44:31 :
- キリト「俺はお前達を騙してた」
ケイタ「...なんで、だよ」
キリト「...俺は、"ビーター"だ」
ユウキ「キリト...」
ケイタ「...お前が、ビーター...」
キリト「ケイタ...」
ケイタ「...お前が...ビーターのお前が!!俺達に関わる資格なんてなかったんだよ!!!」
キリト「...っ!!」
ケイタ「...」スタスタ
キリト「ま、待ってくれ!」
ケイタ「...」スタッ
キリト「ケイタ!?まさかお前...!?」
ケイタ「...」
キリト「待てっ!!」スッ
ケイタ「お前さえ、いなければ...」
キリト「っ!!」
ケイタ「...」グラッ
パリン
キリト「...」ガクッ
ケイタは死んだ
自らの足でアインクラッド外周部へと向かい、自らの足で柵を超え、自ら命を絶って行った
-
- 267 : 2015/08/13(木) 00:44:58 :
- スタスタ
ユウキ「キリト...」
キリト「...」
ユウキ「...キリトは悪く」「やめてくれ」
ユウキ「...!」
キリト「今の俺には、慰められる資格なんてないんだよ」
ユウキ「でも...!」
キリト「それに、俺にもっと力があればあいつらを守れたんだ」
ユウキ「...」
キリト「全部俺のせいだ。何もかも」
キリト「そして、その罪は償わなくちゃいけない」
ユウキ「っ!それは違うよ!」
キリト「なら何なんだよ」
ユウキ「みんな安心しきってたんだよ。キリトがいるから大丈夫だって...ボクもそうだ」
キリト「それでいいんだ。俺は強くいて、みんなを守らなくちゃいけなかった」
ユウキ「それならボクだって一緒だよ!ボクだってみんなを守らなくちゃいけなかった!」
キリト「ユウキ、お前はただのプレイヤーだろ?そして、俺はビーターなんだよ」
ユウキ「キリトッ!」
-
- 268 : 2015/08/13(木) 00:46:08 :
- バァン
キリト「...っ」
ユウキ「君はいつだってそうだ!!自分一人で辛いことを抱え込んで!それでいてボクには何も打ち明けてくれない!!どうしてボクを頼ってくれないの!?」
キリト「...俺は、ユウキの辛そうな顔を見たくない。何かを背負うのは、俺一人で十分なんだよ...」
ユウキ「なら尚更だよ!!」
キリト「...どういうことだよ」
ユウキ「キリト、ボクもね、君の辛そうな顔を見ているのが一番辛いんだよ...」
キリト「ユウキ...」
ユウキ「だから、もう一人で何もかも抱え込むのはやめて」ギュ
キリト「...ユウ、キ...!!」
ユウキ「いいんだよ。ボクはいつでも君の味方だから...」
-
- 269 : 2015/08/13(木) 00:48:03 :
- さっきまで寝てて、今まで書き溜め作ってました
シリアスシーン書くのって難しいですね
-
- 270 : 2015/08/13(木) 06:24:01 :
- 応援してます
-
- 271 : 2015/08/13(木) 22:38:16 :
- 今夜も小説書ければお願いします
-
- 272 : 2015/08/14(金) 10:37:53 :
- 期待!!
読んでる人は多いのにコメントは少ないのに驚き
-
- 273 : 2015/08/14(金) 11:37:06 :
- コメント書いたほうが零さんも気分が良いと思います
-
- 274 : 2015/08/14(金) 13:06:34 :
- _______________
________
キリト「...ユウキ」
ユウキ「何?キリト」
キリト「...俺に、少し時間をくれないか?」
ユウキ「...時間?」
キリト「俺は、必ず強くなって君のもとに戻ってくるよ」
ユウキ「...!それじゃまた」「頼む」
キリト「二度と...後悔はしたくないんだ...」
ユウキ「...分かった、絶対に死んじゃ嫌だよ...?」ギュ
キリト「ああ、約束するよ」ギュ
ユウキ「うん、信じてるから...」
キリト「ありがとな...」スッ
ユウキ「キリト?」
キリト「俺はもう行くよ」クルッ
ユウキ「...そっか」
キリト「じゃあ、またな...ユウキ」スタスタ
ユウキ「...」
ユウキ(キリト...ボクも頑張るから...君が二度と辛い思いをしないように)
_______________
_________
キリト(...死んだ命は戻らない)
キリト(今の俺に出来ることはただ一つだ...強くなって、このデスゲームをクリアすること。それが、俺のできる唯一の償いだ)
キリト(必ず...クリアしてやる...!)
-
- 275 : 2015/08/14(金) 13:09:27 :
- ごめんなさい、忙しくてあまり書けませんでした
>>273
やっぱコメントがあったほうがやりがいあって書いてて楽しいですね~
-
- 276 : 2015/08/14(金) 20:15:09 :
- 期待!!!
-
- 277 : 2015/08/14(金) 22:08:23 :
- 期待 頃からも頑張って下さい気長に待ってます
-
- 278 : 2015/08/14(金) 22:33:08 :
- 面白いです(≧∇≦)がんばってくださいね
-
- 279 : 2015/08/14(金) 23:17:00 :
- 最終的にどんな終わり方になるんですか?
できればキリトとユウキが結婚してほしいです
-
- 280 : 2015/08/14(金) 23:28:40 :
- でも、このss大好きなので終わらないでほしいです‼︎
-
- 281 : 2015/08/15(土) 00:58:42 :
- _______________
________
キリト「っ!!」キュゥン
パリン パリン
攻略組A「なあ、あれビーターだよな?あいついつもレベリングしてね?」
攻略組B「そうだよなぁ、なんでだろうな?」
アスナ「...?」(キリト君、雰囲気変わった...?)
攻略組A「なんでも、あいつ一人で攻略組2、3人分くらいの実力はあるらしいぜ。お前、今レベルいくつ?」
攻略組B「47だけど」
攻略組A「あいつ、今65らしいぜ」
攻略組B「おい、まじかよ!」
アスナ「っ!?」(嘘、ありえない...どうしてそこまで...?)
攻略組C「アスナ様、どうしました?」
アスナ「...何でもないわよ。次行きましょ」スタスタ
攻略組C「は、はい」タッタッタッ
キリト「...」
キリト「...行ったか、こんな上層の狩場に来るの、あいつらぐらいだからな」
キリト「でも、これで安心してこいつの練習ができる...」
シャラン
キリト「二刀流...こいつが使いこなせるようになったときには...」チラッ
敵「グオオオオオオオオオ!」
キリト「ユウキ...もう少し待っててくれ」チャキ
-
- 282 : 2015/08/15(土) 02:04:20 :
- ユウキ「...キリト。」
キリト「何してるんだ、ユウキ?」
ユウキ「えっ...キリト?」
キリト「ああ、ほら行こうぜ!!」
ユウキ「あ...待ってよキリト...」
_______________
________
ユウキ「待って...!」バサッ
ユウキ「...またこの夢だ。」
キリト『必ず強くなって君のもとに戻ってくるよ。』
ユウキ「キリト...。」
ユウキ「...ボクもこうしちゃいられないや。早くこのスキルをマスターしないと。」
_ 主街区 _
キリト「...。」スタスタ
モブA「なあ、知ってるか?あのクリスマスボスの噂。」
モブB「ああ知ってるぜ、なんでも蘇生アイテムを落とすって話だろ?」
キリト「...ッ!?」グイッ
モブA「うわっ!?」
キリト「おい!今何て言った!?」
モブA「え、え?クリスマスボスが蘇生アイテムを落とすかもって...い、いやでも噂で聞いただけだから分からねえけどな...情報屋なら知ってるんじゃねえか?」
キリト「そうか...。」タッタッタッ
モブA「なんだったんだ、あいつ...。」
モブB「さあな、でもあれだけの食いつきよう...もしかしたら仲間が死んじまったのかもな、気の毒に。」
-
- 283 : 2015/08/15(土) 02:04:50 :
- _______________
________
キリト(死んだ人が生き返る!?そんなアイテムが!?)ピッピッ
キリト(確かこの辺なはず...!)
アルゴ「よう、キー坊、どうしたんダ?」
キリト「クリスマスボスの、蘇生アイテムの情報をくれ」
アルゴ「クリスマスボス?あれはあくまでも噂ダ、確証はねえヨ。そもそも、誰が流した噂かも分からねえからナ」
キリト「それでもいい。ボスの情報をあるだけ売ってくれ」
アルゴ「...キー坊、どうしてそこまで?」
キリト「俺は、どうしても蘇生アイテムを手に入れなくちゃいけないんだ」
アルゴ「...そうか。じゃあ教えるヨ」
_______________
_________
キリト(もし昔の俺だったら、死んでも構わないって思ったかもしれない)キュゥン
キリト(でも、今は違う...。本気で俺の事を思ってくれる人がいる)ブンッ
キリト(だから...負けるわけにはいかない...っ!)ザシュ
キリト(絶対に勝って、サチが最期に俺に向かって言おうとした言葉を聞かなくちゃいけないんだ...!)ザシュ
パリン
キリト(よし...次...)
-
- 284 : 2015/08/15(土) 02:15:14 :
- シノン「...」スタスタ
キリト(...シノン?どうしてこんなところに)
シノン「あ、キリト、こんなところにいたのね」
キリト「...どうしたんだよ。何でお前がこんなところに?」
シノン「あんたの様子がおかしいって噂を聞いてね。なんでも狂ったようにレベルを上げてるって聞いてさ」
キリト「別にいいだろ」
シノン「まさかあんた、クリスマスボスの噂を信じてるの?」
キリト「さあな。俺はもう行くから」スタスタ
シノン「...あ、ちょっと!!」
キリト「...」スタスタ
_______________
________
ユウキ「やあっ!!」ザクッ
パリン
ユウキ「ふう...」
「全く、ほんと似た者同士だな」
-
- 285 : 2015/08/15(土) 02:15:24 :
- ユウキ「その声は、クラインさん?」
クライン「どうしてあんたらはそう強くなろうとするのかな」
ユウキ「クラインさん、キリトは...元気ですか?」
クライン「ああ、あいつは元気でやってるよ...」
ユウキ「そっか...良かった」
クライン「なあユウキちゃんよ。あいつが強くなって帰ってくるっていったんだろ?ならユウキちゃんはそこまで頑張らなくてもいいんじゃねえか?」
ユウキ「いや、ボクはもっと強くならなくちゃいけないんです」
クライン「そりゃまたどうして?」
ユウキ「...約束したんです。いつか、ボクがキリトを守るんだって」
クライン「...」
ユウキ「だから、まずはキリトに追いつかないと」
クライン「...そうか」
ユウキ「それに...」
クライン「...」
ユウキ「ボクがいつまでも同じ場所にいたら、キリトが手の届かない場所に行っちゃいそうで怖くて...」
クライン「...大丈夫だって!あいつならきっと戻ってくるさ!そのうち何もなかったかのようにさ!」」
ユウキ「...そうですね、ありがとうございます」
クライン「おう!じゃあ俺はもう行くから、ほどほどにしとけよ」スタスタ
ユウキ「...はい」
ユウキ「...」
ユウキ「...キリト、まだ、なの...?」
-
- 286 : 2015/08/15(土) 02:17:46 :
- コメントくださってる方々、本当にありがとうございます(;^ω^)
>>279
エンディングは...秘密です(。-`ω-)
ただ、かなり長編になる予定なのでまったり更新していきます。(少なくとも今年中には終わらない気がする)
-
- 287 : 2015/08/15(土) 10:50:20 :
- このssは、ずっと続いてほしいです(≧∇≦)
-
- 288 : 2015/08/15(土) 10:58:52 :
- もう300間近ですね…w
毎日のようにこのスレ確認してて更新がない時ちょっと心配になりますが無理せず頑張ってください!
-
- 289 : 2015/08/15(土) 13:01:30 :
- わわっ!もう300ですか…速いですねぇ…
それはそうと、明日の夜から19日の夜までは更新できません!
もしかしたら移動中にちょこっと書くかもですが…。
-
- 290 : 2015/08/15(土) 13:27:09 :
- 大丈夫です。
-
- 291 : 2015/08/15(土) 13:34:56 :
- 期待です
-
- 292 : 2015/08/15(土) 14:28:53 :
- 面白いです!楽しみにしてます!
あと、285のクラインのセリフがキリトのセリフになってますよw
-
- 293 : 2015/08/15(土) 14:46:25 :
- >>292
本当だ...wありがとうございますw
今直しました...!
-
- 294 : 2015/08/15(土) 20:58:01 :
- キリト「...zzz」
キリト「...ん」パチッ
キリト「...」チラッ
22:30
キリト「そろそろ...か」
キリト(もう一度装備チェックしよう)
キリト(...)
キリト(...よし、バッチリだ)
バサッ
キリト(あっ...マフラーが...)
キリト(...よっと)ヒョイ
クルッ
キリト(...ユウキ)
_______________
________
キリト「...」タッタッタッ
シャラン
キリト「...っ!?」クルッ
シノン「...」
アスナ「...」
クライン「よっ」
-
- 295 : 2015/08/15(土) 20:58:21 :
- キリト「お前達、つけてきてたのか」
クライン「キリトよぉ、お前には死んでほしくねえんだ。分かってくれよ」
アスナ「私達にも協力させてほしいの」
キリト「...だめだ。これだけは...俺一人でやらなくちゃいけないんだよ」
クライン「蘇生アイテムならてめえにくれてやるよ!だから...」「それでも...」
キリト「それでもだめなんだよ...意味がないんだ...!!」
シノン「キリト!!」
シャラン シャラン シャラン
クライン「っ!?」
アスナ「...誰か来るわ」
???「...」スタスタ
????「...」チャキ
キリト「お前らもつけられたな」
クライン「...ああ、そうみてえだな」
アスナ「聖竜連合...レアアイテムのためならオレンジにだってなる連中よ」ヒソヒソ
シノン「...ちょっとまずいわね」
キリト「くっ...!」チャキ
-
- 296 : 2015/08/15(土) 20:58:34 :
- アスナ「キリト君!先に行って!!」
キリト「...っ!でも...」
クライン「俺等は大丈夫だ!いいか!?絶対生きて帰って来いよ!!」
キリト「クライン...!」
クライン「早く行け!!」
キリト「...」クルッ タッタッタッ
キリト(みんな、すまない...)タッタッタッ
_______________
__________
シュゥン
キリト「ここが...」
カランカラン
キリト「...時間だ」
ドサッ
キリト「上か...」
ニコラス「...」カタカタ
キリト「ッ!!お前が...お前さえ、お前さえ倒せば...」チャキ
ニコラス「...」スゥー
キリト「う...あああああああああああ!!」キュゥン
-
- 297 : 2015/08/15(土) 20:59:00 :
-
キリト「ぐっ!!」キュゥン
グオオオオオオオオオ!!
キリト「は...ああっ!!」ブンッ
グガアアアアア!!
キリト「________」
グアアアアアアアアアア
キリト「__________!」
オオオオオオオオオオオ
キリト「_______________!!」
どれだけ時間が経ったのだろう
キリト(...HPがレッドになるなんて初めてだな)カンッ
キリト(...あの時、月夜の黒猫団が全滅したときでさえ、半分以上残ってたってのに...)キュゥン
グアアアアアアアアアアアア!!
ガクン
キリト(っ!?しまった!!)ガクッ
ブンッ
パリン
-
- 298 : 2015/08/15(土) 20:59:19 :
- キリト(...あ)
キリト(ユウキのマフラーが...)
キリト「...そうだ、俺は決めたじゃないか。二度と後悔しないために戦うんだって...」ジッ
グガアアアアアア
キリト「俺は...!!」キュゥン
ザシュ
キリト「負けられないんだよ...!!!」グッ
ズガッ
グオオオオオ......
パリン
キリト「終わった...」
キリト(蘇生アイテム...きっと必ず...)
キリト「どこだ...どこにある...!!」チャラン
キリト「...!!あった!!」
キリト「…」
キリト「…」ガクッ
キリト「……どうして。」
-
- 299 : 2015/08/15(土) 20:59:30 :
- _______________
________
クライン「...大丈夫か?二人とも」
アスナ「大丈夫って、クラインさんが一番攻撃を受けてたじゃないですか...!」
クライン「ダチのためならこのくらい痛くも痒くもねえよ」
シュワン
クライン「おっ!?」
キリト「...」
クライン「キリト!?お前...!!」
キリト「...はは」
クライン「...?おい、キリト?」
アスナ「キリト君?」
キリト「だめだったよ。こいつじゃ俺の願いは叶えられない。」
クライン「だめだったって...」
キリト「これは、次お前の目の前で死んだ奴に使ってやってくれ」
クライン「キリト...おめえ...」
キリト「じゃあな、俺はもう行くよ」クルッ
クライン「キリト...」
キリト「...」スッ
クライン「キリト、お前は...絶対に死ぬなよ」
キリト「...ああ」スタスタ
アスナ「...」
-
- 300 : 2015/08/15(土) 21:00:02 :
- _______________
________
キリト(...)
ピピピピッ
キリト(...何の音だ)ポンッ
キリト(...アイテムウィンドウ?一体誰から......!?)ガタッ
キリト(サチ!?何故!?それにこれは...メッセージ録音クリスタル...)
ピッ
サチ『メリークリスマス、キリト。君がこれを聞いているとき、私はもう死んでいると思います』
キリト「サチ...?」
サチ『なんて説明したらいいのかな、私ね、本当のこと言うと、始まりの街から出たくなかったのでも、そんな気持ちで戦ってたら、きっといつか死んでしまうよね。それは誰のせいでもない。私本人の問題なんです』
サチ『キリトはあの夜から、毎晩毎晩、私に「絶対死なない」って言ってくれたよね?だから私が死んだら、キリトは凄く自分を責めるでしょう。だから、これを録音することにしました』
キリト「っ!!」
-
- 301 : 2015/08/15(土) 21:01:20 :
- サチ『それと私、本当はキリトがどれだけ強いか知ってるんです。前にね、偶然覗いちゃったの。多分、一緒にいたユウキも同じくらい強かったんじゃないかな?キリト達が本当のレベルを隠して私達と戦ってくれる訳は分からなかったけど、でもね、私、キリトとユウキが凄く強いんだって知ったとき、嬉しかった。凄く安心できたの』
キリト「サチ...」
サチ『だから、私が死んでもキリト達は頑張って生きてね!生きてこの世界の最期を見届けて、この世界が生まれた意味、私みたいな弱虫がここに来ちゃった意味、そして、君と私が出会った意味を見つけてください。それが私の願いです』
サチ『...もしかしたら、そこにユウキもいるのかな?ユウキもごめんね。もっとたくさんお話したかったよ...ユウキ、きっと貴方のことはキリトが守ってくれる。その代わり、ユウキはキリトの事を支えてあげて。そして、二人とも私の分まで幸せになってね。二人ならきっとこのゲームをクリアできるって信じてるよ』
サチ『...そろそろお別れみたいです。じゃあね、キリト、ユウキ。貴方達に会えて、本当に良かった』
サチ『ありがとう。さよなら──』
ゴトッ
キリト「...」ポロポロ
キリト「サチ、ありがとう。俺も、君に会えて、本当に...」ポロポロ
キリト「...必ず、俺がこのゲームを終わらせるから...!」ポロポロ
-
- 302 : 2015/08/15(土) 23:11:46 :
- とてもよかったです。最後は泣ける
-
- 303 : 2015/08/15(土) 23:12:17 :
- これからも頑張って下さい。
-
- 304 : 2015/08/16(日) 00:14:57 :
- 気長にまってますヽ(´・ω・`ヽ)
-
- 305 : 2015/08/16(日) 05:10:33 :
- がんばってくださいね。
-
- 307 : 2015/08/17(月) 13:42:12 :
- 面白いです(≧∇≦)
合間に更新してくれてありがとうございます(^O^)/
-
- 308 : 2015/08/17(月) 21:39:32 :
- 頑張って下さい‼︎
-
- 309 : 2015/08/20(木) 17:46:37 :
- _ 50層 ボス部屋前 _
アスナ「では、これからボス攻略を開始します」
ユウキ「…」ゴクッ
アスナ「絶対に、誰も死なずに勝ちましょう!!」
「おー!!」
シノン「ユウキ」
ユウキ(き、緊張する…)
シノン「ユウキ」ツンツン
ユウキ「わあっ!」
シノン「大丈夫よ、貴方は十分強いわ。自分の力を信じて」
ユウキ「うん…そうだよね…」
シノン「ええ、でも絶対に無理はダメよ」
ユウキ「う、うん…」
ユウキ(…キリト…ボク、強くなったよ…キリトがいなくても、ボス攻略に参加できるくらい…)
アスナ「では、行きます!!」
ユウキ(キリト...)
ガチャ ギ-ッ
ユウキ(君は...)
アスナ「攻撃開始ッ!!」
ユウキ(いつになったら帰ってきてくれるの...)
_______________
________
アスナ(...まずい、かなりまずいわ)
ドォン!
モブA「ぐ、あああああ!」パリン
モブB「お、おい!まじかよ...」
アスナ(クォーターポイントのボスだから、強いっていうのは予想されてたけど...)
モブC「て、転移!!」シュワン
モブD「うわああああああああああああ!」
アスナ(敵のHPは残りバー3本、それに対し、こっちは前線崩壊寸前...まさかこれほどとは...!)
???「アスナ君」
アスナ「は、はい!」
ヒースクリフ「君は残っている人達に指示を出してくれたまえ。前線は私が支えておく」
アスナ「で、でもそれじゃ団長が...!」
ヒースクリフ「心配いらない。それに...」チラッ
ユウキ「せやぁ!!」キュゥン
ガガガガッ!! ドォン!!
ヒースクリフ「彼女だってもうかなり限界だろう」
アスナ「ユウキ...分かりました!」
ヒースクリフ「では、頼んだぞ」
アスナ「はいっ!」タッタッタッ
ヒースクリフ「...それにしても」
ユウキ「やあっ!」キュゥン
ヒースクリフ「あれは一体...」ボソッ
-
- 310 : 2015/08/20(木) 17:53:47 :
- 面白いです。続きが気になります!
-
- 311 : 2015/08/20(木) 18:42:07 :
- ドォン!!
ユウキ「くっ...まだだよ!」キュゥン
ガガガガッ!!
ユウキ(...ボクは、こんなところで死ぬわけにはいかない...っ!)
スッ
ユウキ「...っ!?」
カァン
ヒースクリフ「ここは私に任せて、君は回復したまえ」
ユウキ「あ、ありがとうごさいますっ!?危ないっ!」
ブンッ!
カァン!
ヒースクリフ「大丈夫だ。それより、君のさっき使ったスキル。もしかしてエクストラスキルじゃないか?」
ユウキ「...はい、エクストラスキル《絶剣》です。とは言っても、使えるスキルは一つだけなんですけどね」
ヒースクリフ「...ふむ?それは一体?」
ユウキ「...11連撃、マザーズロザリオ」
ヒースクリフ「ほう...中々に興味深いな...そろそろ回復したかな?」
ユウキ「はい。もう大丈夫です」
ヒースクリス「なら、少しだけ支えといてもらえるかな?私は少し後ろの様子を見てきたい」
ユウキ「分かりました」
-
- 312 : 2015/08/20(木) 18:53:10 :
- ______________
________
アスナ「みんな、大丈夫?」
シノン「ええ、もう少しで行けるわ」
クライン「俺とエギルはもう行けるぜ!」
エギル「おう。いつまでも女の子一人で相手させるわけにはいかねえからな」
アスナ「よし、じゃあ...」
グオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
クライン「な、なんだ!?」
シノン「...!ボスの動きが速くなった!?」
アスナ「...このままじゃユウキが危険だわ!」
タッタッタッ
ヒースクリフ「HPの回復したものから、彼女と一緒に戦ってくれたまえ!」
クライン「おう!いくぜエギル」
エギル「おうっ...っ!?」ビクッ
ビュゥゥ!!
クライン「おわっ!?なんだ今の風!!」
エギル「お、おい、あれ...!」
クライン「あん...!?あいつ...とうとう...!」
-
- 313 : 2015/08/20(木) 19:02:32 :
- 面白いです。(≧∇≦)
-
- 314 : 2015/08/20(木) 19:46:50 :
- コメントありがとうございますっ!
-
- 315 : 2015/08/20(木) 20:09:52 :
- まだ書くんですか?
-
- 316 : 2015/08/20(木) 20:15:09 :
- とてつもなく面白いです頑張ってください。
-
- 317 : 2015/08/21(金) 08:49:09 :
- ユウキ「はぁ…はぁ…」
ガァン!!
ユウキ「くっ…!」
ユウキ(もう少し…もう少しだ…!)
グオオオオオオオオオオオオオオ!!
ユウキ「わっ!」ビュウッ
ユウキ「びっくりした、でも今が反撃のチャンス…」
ブンッ!
ユウキ「っ!?」
カァン
ユウキ「どうしてっ!?急に動きが速く…!」
ブンッ ブンッ ドォン!
ユウキ「ぐっ…あぁ!」
スッ...
ユウキ(まずい…このままじゃ…)
キリト『ユウキ』
ユウキ(ボクは、こんなところで死ぬわけにはいかないんだ…!)
ブンッ…
ユウキ「っ…!」
「ユウキ」
ユウキ「!?」
カァン!
ユウキ(今の声...やっと...帰ってきたんだね)
キリト「ごめん、遅くなった」
-
- 318 : 2015/08/21(金) 09:13:43 :
- ユウキ「キリト…!」
キリト「ユウキ、君は下がってアスナ達と合流してくれ」
ユウキ「…分かった」タッタッタッ
キリト「…」
ブンッ! ブンッ! ブンッ!
ユウキ「っ!!キリト、危ない!」
キリト「...ふっ!」
カンカンカンッ
キリト「...」
ユウキ「嘘...!?」(あの攻撃を、一人で...
アスナ「ユウキ!一回下がって!」ブンブン
ユウキ「う、うん!」(...キリトはやっぱり強いな!)
_______________
________
キリト「ユウキ…元気そうで良かった…」
ブンッ
キリト「おっと」
キリト「...もういい、終わらせよう」
シャラン
キリト「スターバースト・ストリーム」
-
- 319 : 2015/08/21(金) 09:46:51 :
- クライン「おい!なんだあれ!キリトの野郎、剣を二本持って…」
エギル「し、しかも速え…速すぎて見えねえよ!」
ヒースクリフ「ふむ…」
シノン「ボスのHPがどんどん削れてく…!もうラスト1本よ!」
_______________
__________
キリト「まだ...まだ遅い!!」
キリト(もっと速く...!もっと速くだ…!まだいける!!)グッ
ヒースクリフ「おお...」
キリト「う...おおおおおおお!!」
ユウキ「...っ!?」ビクッ
ザシュッ...
パリンパリン
クライン「お...おおおおお!!勝ったあああああ!!」
「すげえ!なんださっきの!!」
「あんなの、見たことねえぜ...」
キリト「...っ」
ユウキ(キリト、一瞬雰囲気が変わった…?)
キリト「...あ」
ユウキ「キリ、ト...」スタスタ
キリト「悪いな、遅くなって...っ!?」
ユウキ「遅いよ...どれだけ心配したと思ってるんだよ...」ギュ
キリト「...ごめんな」
ユウキ「...もう、戻ってきてくれないかと思ったじゃん」
キリト「そんなわけ、ないだろ...」
-
- 320 : 2015/08/21(金) 10:27:15 :
- スタスタ
ヒースクリフ「ちょっと失礼」
キリト「あんたは...血盟騎士団団長のヒースクリフか」
ヒースクリフ「ほう、私のことを知っていたか。では改めてよろしく、キリト君」
キリト「よろしくお願いします」
ヒースクリフ「いやぁ素晴らしい剣技だったよ...君もエクストラスキルの使い手だね?」
キリト「ああ、《二刀流》っていうスキルだ...ん、今君もって?」」
ヒースクリフ「ああ、ついさっき君とは別にエクストラスキルを持ったプレイヤーが現れたものでね。して、そのスキルの出現条件は?」
キリト「分かったら公開してるさ。俺が気が付いたらスキル欄にあったから出現条件は分からない」
ヒースクリフ「そうか。色々聞いてすまなかった。これからもよろしく頼むよ」
キリト「はい」
ヒースクリフ「では、また会おう」スタスタ
ユウキ「...キリト」
キリト「ん、ああ、ごめん。どうした?」
ユウキ「ちょっと、二人でゆっくり話したい...んだけど、いいかな?」
キリト「ああ、俺も色々と話したいことがある...どうする?どっかの宿まで行くか?」
ユウキ「ううん、ちょっと来て欲しいところがあるんだ」
キリト「分かった。でもちょっと待っててくれ。みんなに礼を言っておかなくちゃな」
ユウキ「うん」
キリト「...」スタスタ
ユウキ(...何も変わってなかった。キリトはキリトだった...)
ユウキ(...良かった)
-
- 321 : 2015/08/21(金) 12:24:26 :
- 頑張ってください。あと、すっごく面白いです。期待!!
-
- 324 : 2015/08/22(土) 21:38:27 :
- _______________
________
ヒースクリフ(まさか、すでにあのスキルを持つ者がいるとは...)
ヒースクリフ(いや、それよりも...)
『11連撃、マザーズロザリオ』
ヒースクリフ(あれは一体なんだったのか、まさかあの二人が...)
ヒースクリフ「...ふふふ、実に楽しみだ」
血盟騎士団A「...団長?」
ヒースクリフ「さて、次の層のアクティベートをしなくてはな」スタスタ
血盟騎士団A「は、はい!」タッタッタッ
_______________
__________
アスナ「あ、もうみんな行くみたいだから、私も行くわね」
しノン「ええ、お疲れ様」
アスナ「うん、お疲れ様」タッタッタッ
シノン「...アスナも大変ね」
クライン「まあ、トップギルドの副団長様だからな」
エギル「すげえよな。なんでも巷じゃ"閃光"って呼ばれてるらしいぜ。異常なほどのスピードからそうなったって話だ」
クライン「まじかよ...」
-
- 325 : 2015/08/22(土) 21:43:46 :
- お疲れ様です〜!期待‼︎
-
- 326 : 2015/08/22(土) 21:44:57 :
- クライン「...それより、今回のボス戦、何人やられたんだ...?」
エギル「...10人だ」
クライン「まじかよ...」
シノン「もしキリトが来なかったら、軽く2倍は死んでたかもしれないわ。あいつが来た時点で、ボスの体力は半分近く残ってたもの」
エギル「ああ、だからあいつが来なければ多分もっとやられてただろうな」
クライン「...そういやキリトの奴は!?」
キリト「...」スタスタ
クライン「お、おい!キリト!」
キリト「...」
クライン「キリト、お前...」
キリト「すまなかった。その...色々と、迷惑かけたな」
シノン「キリト、私たちは大丈夫よ」
クライン「そうだ!水臭えぞ!俺らはダチなんだから、助け合うのは当然だろ!?」
エギル「それより、ユウキのところに行ってやれ。相当心配してたみたいだぞ」
キリト「ああ、ありがとう...それと、これからもよろしくな」
クライン「おうっ!任せとけ!」
キリト「じゃ、行ってくるよ」タッタッタッ
クライン「...なんつうか、元気になったようで良かったよ」
-
- 327 : 2015/08/22(土) 21:50:01 :
- ユウキのアインクラッドバージョン面白いです〜!期待ですね〜(≧∇≦)
-
- 328 : 2015/08/22(土) 23:24:03 :
- 頑張って下さい‼︎応援しています‼︎
-
- 329 : 2015/08/23(日) 20:36:23 :
- このss気に入った
毎日欠かさず見てます無理せず頑張って
-
- 330 : 2015/08/24(月) 12:38:18 :
- キリト(よし、あとはユウキに...)
キリト「ユウキ」
ユウキ「あ、キリト。じゃあ行こっか...」
キリト「あ、ああ」
キリト(ユウキ、なんか元気ないな...)
_ 22層 フィールド _
シュゥン
キリト「えっと、ここは?22層?」
ユウキ「うん、モンスターも出ないし、凄くいい場所なんだぁ」
キリト「へぇ、そうなのか」
ユウキ「うん!じゃあついてきて!」
キリト「ああ」
_______________
_________
ユウキ「ここだよ」
キリト「これってプレイヤーホーム?まさか...」
ユウキ「うん、ここがボク達のお家。いい場所でしょ?」
キリト「ああ、いい場所だな!」
ユウキ「だよね!良かった!じゃ、早速入ってよ」
-
- 331 : 2015/08/24(月) 13:22:00 :
- ガチャ
キリト「へえ...中もいい感じだな」
ユウキ「でしょでしょ!ボクも凄く気に入ってるんだ!あ、座ってて!」タッタッタッ
キリト「あ、ああ」(やっぱ無理して笑ってる気がする...気のせいかな)
キリト「...そういや、今何時だ?」チラッ
キリト「もう6時か、早いなぁ」
キリト「...ふぁ~あ...なんか眠く...」
キリト「Zzz...」
_______________
________
ユウキ「さて、と。これでオッケーかな...キリトー!」
「……」
ユウキ「あれ?キリトー?」スタスタ
キリト「Zzz...」
ユウキ「キリト、寝ちゃったかぁ」
キリト「んん...」
ユウキ「あはは、久しぶりだなぁ。キリトの寝顔見るの」
-
- 332 : 2015/08/24(月) 13:29:24 :
- キリト「...ううん」パチパチ
ユウキ「...あ」
キリト「...ユウキ?なんで俺の顔見てんだ?」
ユウキ「!?べ、別になんでもないよ!!ただ起こそうと思っただけで!!」アタフタ
キリト「へぇ、でもその割には長い時間俺のこと見てたよな?」
ユウキ「なっ!?起きてたの!?」
キリト「...いや、カマかけてみただけだけど、その様子じゃ図星か?」ニヤニヤ
ユウキ「っ!!///ひどいよキリト!!ボクを騙すなんて!!」プイッ
キリト「わあああ!ごめんごめん!!」
ユウキ「...ふふ、やっぱりキリトは面白いなぁ...。ねぇキリト。久しぶりにボクが料理作ってみたんだけど...食べる?」
キリト「ユウキの料理!?それなら勿論食べるよ!」
ユウキ「本当!?じゃあちょっと待っててね~」
-
- 333 : 2015/08/24(月) 13:49:20 :
- 期待1
-
- 334 : 2015/08/24(月) 14:11:08 :
- _______________
________
キリト「ふぅ、ご馳走様!美味しかったよ!というか、しばらくの間にまた腕をあげたな?」
ユウキ「えへへ、まあね!...じゃ、ちょっと片づけてくるね!」タッタッタッ
キリト「ああ」
キリト(...やっぱりユウキと一緒にいると楽しいな。一人でいるよりずっと。...よし)
タッタッタッ
ユウキ「キリトー!!」
キリト「ん...!?わっ!!」
ユウキ「えへへ~」ギュー
キリト「な、なんか、急にいつものユウキに戻ったな」
ユウキ「いつものボク?」
キリト「ああ、さっきまでは無理やり元気出してるような感じだったからさ」
ユウキ「そっか...」
-
- 335 : 2015/08/24(月) 14:31:23 :
- ユウキ「...ねえキリト」
キリト「ん?」
ユウキ「キリトは、これからどうするの?」
キリト「どうするって...?」
ユウキ「また、一人で攻略を進めるの?」
キリト「えっ?」
ユウキ「え?」
キリト「あ、いや、ごめん...えっと、もうやめにしたんだ」
ユウキ「やめにした?」
キリト「ああ、えっと、一人で攻略しても、意味がないっていうのかな...俺、やっと自分がやらなきゃいけないことが分かったんだ」
ユウキ「やらなきゃいけないこと...」
キリト「ああ。それはこの世界の終わりを見届けて、この世界が生まれた意味、この世界に多くの人が囚われた意味を知ることだと思うんだ」
キリト(これはサチの受け売りなんだけどな)
ユウキ「...そうだね」
キリト「だから、俺が一人で躍起になってても意味がない...のかなって...」
ユウキ「そっか...じゃあさ」
キリト「?」
ユウキ「また、ボクと一緒にいてくれないかな...?」
キリト「...えっ」
ユウキ「...ダメ、かな」
キリト「いや、むしろ俺から頼みたいくらいだよ!...ただ、俺達二人して同じこと考えてたんだなぁってさ」
ユウキ「っていうことは、キリトも...?」
キリト「ああ、俺も同じことを聞こうと思ってたんだけど先を越されちゃったな。というわけで、これからもよろしく頼むぜ、ユウキ」
ユウキ「...うん!こちらこそよろしくね、キリト!」
キリト「ああ!」
-
- 337 : 2015/08/24(月) 15:29:39 :
- 面白いですこれからも頑張ってください。
-
- 338 : 2015/08/24(月) 15:33:23 :
- o(・д´・ )ゞ応援してマッス♪
-
- 339 : 2015/08/25(火) 19:05:35 :
- 今日見始めました(≧∇≦)
期待です
-
- 340 : 2015/08/25(火) 20:54:43 :
- SAOでは、デュエルシステムが存在する。
ただ、このゲームがデスゲームと化した今、行われることは非常に少ない。それなのに...。
ワーワー!!
ユウキ「...」ギリッ
ヒースクリフ「...」チャキ
キリト「まさかこんなことになるとはなぁ...」
_ 数日前 _
キリト「うああああ!!ったく、ヒースクリフの奴しつこいんだよ!!」
ユウキ「わあっ、びっくりしたなぁもう」
キリト「ああ、ごめん...」
ユウキ「どうしたの?キリト」
キリト「ああ、ヒースクリフからこんなメッセージが来てな...」
ユウキ「どれどれ...」グイッ
ヒースクリフ『キリト君、君の実力を見込んで頼みがある。ぜひ血盟騎士団に入団してくれないか?』
ユウキ「へぇ、凄いじゃん!」
キリト「俺は嫌だぞ。あんなところ」
ユウキ「そんなこと言ったら、アスナに怒られちゃうよ」
キリト「げっ...そ、それに、俺はユウキといるのが一番落ち着くんだよ!」
ユウキ「なっ!?きゅ、急になにさ!?」
キリト「え、別に変なことは言ってないだろ?話を戻すけど、それが結構前からでさ、かなりしつこいから困ってるんだよ」
ユウキ「そ、そうなんだ...とりあえず!それならボクに任せてよ!」」
ユウキ(キリトは無意識であんなこと言ってくるんだもん。ズルいよね...急に言われたらびっくりするじゃん...)
キリト「お...おう?」
-
- 341 : 2015/08/25(火) 20:57:43 :
- 期待
-
- 342 : 2015/08/25(火) 21:15:39 :
- _ 第55層 グランザム市 _
キリト「お、おい。まじで乗り込むのか?」
ユウキ「あったりまえじゃん!こういうのはガツンと言わなきゃだめなんだよ!」
キリト「えぇ...」
ユウキ「大丈夫だよ、アスナにはしっかり話通してあるからさ」
キリト「はぁ...どうしてこうなったのやら」
ユウキ「キリトは強いからね。仕方ないよ。でも安心して!今回はボクがキリトのこと守ってあげるから!」
キリト「あ、ああ...」
ユウキ「あ、見えてきたよ!」
キリト「うへぇ」
ユウキ「さあ、行くよ!キリト!」グイッ
キリト「ちょ、ちょっと待って!引っ張るなよ!!」
ユウキ「すいません!」
血盟騎士団A「どうした?ここはガキが遊びにくるような場所じゃないぞ」
ユウキ「がっ...」ガーン
キリト「え、えっと!ヒースクリフ団長に用があってきました!!」
血盟騎士団A「ん、そうか。通っていいぞ」
キリト「あ、ありがとうございまーす。ほら、いくぞユウキ」アセアセ
ユウキ「...うん」
キリト(やべえ...めっちゃ落ち込んでる...!)
-
- 343 : 2015/08/25(火) 21:17:33 :
- ユウキカワイソウ
-
- 344 : 2015/08/25(火) 21:33:08 :
- _ 血盟騎士団 ギルド本部内 _
キリト「ユ、ユウキ?」
ユウキ「...なに」
キリト「えっと、その、あんまり気にするなよ...?」
ユウキ「いいんだよ...どうせボクはチビだし胸だってないんだから...」
キリト(やべえ...これは機嫌直すの大変そうだぞ...)
キリト「そ、そんなことないって!ユウキは凄く可愛いよ!うん!」
ユウキ「…ふぇ!?」
キリト「何だその声。とにかく、そう落ち込むなよ?」
ユウキ「う、うん!」パァァ
キリト(立ち直り早っ!!)
アスナ「はぁ...そこのお二人さん、ギルド内でイチャつくのはやめてもらえるかしら...?それとも見せつけにきたの?」
ユウキ「あ、アスナ!」ギュー
アスナ「わっ...!元気にしてた?ユウキ」
ユウキ「うん!」
アスナ「キリト君も、無理してない?」
キリト「ああ、最近はそこまで無理してないよ」
アスナ「そこまで...ね。まあいいか。今日はどうしたの?」
ユウキ「えっとね、ヒースクリフさんに用があってきたの」
アスナ「団長に?分かったわ。ついてきて」
ユウキ「さ、いこ!キリト」
キリト「ああ」
-
- 345 : 2015/08/25(火) 21:41:19 :
- 続きが気になります
-
- 346 : 2015/08/25(火) 22:21:33 :
- コンコン
アスナ「失礼します」
ヒースクリフ「アスナ君か、何の用だね?」
アスナ「団長に来客が」
ヒースクリフ「ほう、入りたまえ。」
ガチャ
ヒースクリフ「…誰かと思ったらキリト君にユウキ君か。」
キリト「ギルドの勧誘の件ですが、入団を断らせていただきます」
ヒースクリフ「...理由を教えてもらえるかな?」
キリト「それは...」
ユウキ「キリトはボクとパーティを組んでいて、ギルドに入る意志がない。それだけです」
ヒースクリフ「ふむ...ユウキ君、一つ賭けをしないか?」
ユウキ「賭け、ですか?」
ヒースクリフ「そうだ。賭けだ。君が勝ったら、一つ要望を聞く。その代わり、私が勝ったら君たち二人が血盟騎士団に入団する。どうだね?」
キリト「ちょ、ちょっと待ってくれ!そんな勝負、受けるわけ...」
ユウキ「...つまり、デュエルで決めるということですよね?」
ヒースクリフ「そういうことだな」
キリト「お、おい...?」
ユウキ「...面白いですね。その勝負、受けます」
キリト「ユウキ!?」
ユウキ「大丈夫。ボクは絶対に負けない」
キリト「お、おいおい...大丈夫かよ...」
ヒースクリフ「決まりだな。日時はおって連絡するよ」
ユウキ「わかりました。では、失礼します。いくよ、キリト」グイッ
キリト「えっ、ちょ!」ズルズル
バタンッ!!
ヒースクリフ「...ふふふ、面白いことになりそうだ」
-
- 347 : 2015/08/25(火) 22:30:11 :
- 面白いです〜〜期待‼︎!
-
- 348 : 2015/08/25(火) 22:53:26 :
- 期待コメありがとうございますっ!!凄く励みになってます!
-
- 349 : 2015/08/26(水) 00:23:25 :
- いつの間にか300スレ超えてましたね
-
- 350 : 2015/08/26(水) 18:51:35 :
- 期待!
-
- 351 : 2015/08/26(水) 21:51:19 :
- 頑張って下さい‼︎応援しています‼︎
-
- 352 : 2015/08/26(水) 23:23:17 :
- _ 外 _
キリト「な、なあユウキ」
ユウキ「ん、なに?」
キリト「やっぱりやめにしないか?あんな賭け」
ユウキ「...キリトはボクが負けるとでも?」ジトッ
キリト「い、いやいや!そういうわけじゃなくてだな...!」アタフタ
ユウキ「じゃあ逆に聞くけど、キリトはあの人を納得させるような交渉ができると思う?」
キリト「...無理だ」
ユウキ「そういうこと。それに、ボクは絶対に負けないから」
キリト「そりゃまたどうして」
ユウキ「...秘密だよ」(...恥ずかしくて言えない)
キリト「まあ今回はユウキに任せるよ。頼むぜ、相棒」
ユウキ「へへっ、任せて!」
キリト「まあ俺もできることはするさ」
____________________
__________
キリト「と、言うわけなんだが」
アスナ「へぇ、そんなことが...」
シノン「面白そうね」
クライン「...たく、モテる男は大変だなぁ?ちくしょう」
キリト「生憎、男にまでモテるつもりはないんでね」
シノン「つまり、ユウキならokなのね」
キリト「そういうわけじゃない!!」
ユウキ「え...キリト、ボクのこと嫌いなの...?」
キリト「ち、ちがっ!!そういうわけでもない!!」
ユウキ「そっかぁ、ごめんねキリト。いままでずっと我慢してボクといたんだね...」
キリト「人の話を聞けっ!!」ビシッ
ユウキ「いたっ!」
エギル「...だが、ヒースクリフはかなりの強敵だぞ?何か策はあるのか?」
キリト「そのためにみんなを呼んだんだ」
-
- 353 : 2015/08/27(木) 00:02:07 :
- シノン「と、言うと?」
キリト「確かに、あいつの戦闘能力...特に防御に関しては全プレイヤー中トップだろう」
エギル「そうだな」
キリト「んで、これは俺の推測なんだが、奴はモンスターとの戦闘には慣れていても、対人戦には慣れてないと思うんだ」
クライン「ふむふむ」
キリト「そこで、俺等がユウキと戦って、ユウキが対人戦のコツを掴めば、経験の差で勝てるんじゃないかって思ったんだ」
アスナ「なるほど、確かに経験の差は大きいもんね」
キリト「ああ、だからみんなにも手伝ってほしいと思って呼んだんだが...」
シノン「思ったんだけど、キリトが戦ってもよかったんじゃない?実力はともかく、レベル的にはあんたの方が上じゃない?」
キリト「いや、それはユウキが...んぐっ!」
ユウキ「わああ!!キリト!それは言わないで!!」
ユウキ(『キリトはボクが守る』なんて言ったことバレたら、絶対からかわれちゃう!)
アスナ「...ふーん」
キリト「,,,ぷはぁ!何するんだよいきなり!」
ユウキ「キ、キリトが悪いんだよっ...!!」
キリト「えぇ...」
シノン「ま、まあいいわ、とにかく頑張ろ?ユウキ」
ユウキ「うん!」
キリト「まあそういうことだ!みんなよろしく頼む」
クライン「おう!任せとけ!」
アスナ「本来ならギルド側を応援しなきゃいけないんだけど...まあいいよね?」
シノン「『ギルドの副団長様が実はスパイだった』なんてバレたら、次の日の新聞に載るでしょうね」
アスナ「こ、今回はいいのっ!」
エギル「まあ、頑張ろうぜ」
クライン「じゃあ、これで一応要件は終わりなんだよな?」
キリト「ん、ああ。もう解散でいいぜ」
クライン「いんや、せっかく集まったんだし、少し話してこうぜ」
アスナ「そうね。じゃあ男女で別れましょ!」
キリト「えっ」
アスナ「ささ、男性諸君はあっちに行って。今からここは女子専用になるんだから!」
キリト「なんだよそれ...」
アスナ「あら、キリト君もガールズトークに混ざりたいの?それなら女の子にならなきゃね」
ユウキ「えっ、それは困るよ…」
アスナ「あはは、冗談よ。ささ、あっちいって」
キリト「へいへい...」
-
- 354 : 2015/08/27(木) 17:57:46 :
- 期待
-
- 355 : 2015/08/28(金) 17:52:37 :
- 期待!!
-
- 356 : 2015/08/29(土) 00:08:04 :
- 期待‼︎応援しています‼︎
-
- 357 : 2015/08/29(土) 14:24:49 :
- クライン「おーい、キリトー!どうしたー?」
キリト「あ、ああ。なんでもないよ!」タッタッタッ
エギル「こうやって男だけで集まって話すのも久しぶりだからな」
クライン「全くだぜ...。お前が変に病んでたからよぉ?キリト」
キリト「あ、あれは仕方ないだろ...」
クライン「お前はなんでもかんでも一人で背負いすぎなんだよ」
キリト「...」
クライン「まあお前が元気になったから安心したぜ」
エギル「全くだ。あの頃のお前と言ったら、本当に感情が消えちまったみたいになってたからなぁ」
キリト「ははは...ほんと、そうかもな」
クライン「...そういや、前々から聞こうと思って聞けなかったんだけどよ」
キリト「ん?」
クライン「お前が、50層のボス戦で使った使ったスキル。あれなんなんだ?」
エギル「そういや、見たことねえスキルだったな」
キリト「ああ、あれか。エクストラスキル《二刀流》だよ」
クライン「エクストラスキル...出現条件は?」
キリト「それが、よく分からないんだよなぁ。気づいたらあったから...」ウーン
エギル「まあ、そのうち分かるだろ」
クライン「にしても、いいよなぁ。強えしかっこいいしよ!たくっ、羨ましいぜ!」
キリト「いや、結構大変なんだぞ?武器の耐久の消費が激しくて、技に耐えられる剣が無かったり...。実際に今も剣が一本足りないんだよな...」
クライン「なるほどなぁ」
-
- 358 : 2015/08/29(土) 17:46:12 :
- 期待です
-
- 359 : 2015/08/30(日) 21:27:08 :
- そろそろ夏休みの課題をやらなくてはいけないので、1週間くらい更新が殆ど無くなります
-
- 360 : 2015/08/30(日) 21:45:12 :
- 大丈夫です
-
- 361 : 2015/08/31(月) 00:13:53 :
- いまからかww
しんどいけど頑張ってください!w
気長にまってまーす
-
- 362 : 2015/08/31(月) 04:59:52 :
- 今日読み初めて一気に読んでしまった。
凄く面白いです。
夏休みの課題も頑張って下さい。w
-
- 363 : 2015/08/31(月) 22:41:36 :
- かつてないほど面白いです‼︎頑張って下さい‼︎
-
- 364 : 2015/09/01(火) 20:14:12 :
- 今日はじめて読みました。
すごいおもしろいです!末長くキリユウお願いします!
-
- 365 : 2015/09/02(水) 20:43:47 :
- 期待です!
-
- 366 : 2015/09/03(木) 15:26:49 :
- 期待です
-
- 367 : 2015/09/04(金) 17:31:27 :
- キリト「お前達、なんかいい武器職人知らないか?」
クライン「俺は知らねえな」
キリト「エギル、何か知らないか?」
エギル「一応知ってるが...」
キリト「本当か!?教えてくれ!」
エギル「『リズベット武具店』って店の店主が、かなり腕の立つ職人でな。何でも最近、50層の西の山で採れるレアな金属を手に入れたとか」
キリト「へぇ、今度行ってみようかな」
キリト「...と、何か向こうも話終わったみたいだし、俺たちもそろそろ解散しようぜ」
エギル「そうだな。もうこんな時間なのか」
クライン「お、まじだ!じゃ、俺はギルドの奴らのとこに戻るぜ。また今度な!」スタスタスタ
キリト「じゃあ俺も帰るよ。エギル、店頑張れよ」
エギル「おう」
キリト「おーいユウキ!そろそろ行くぞ!」
ユウキ「ん、はーい!!」
アスナ「じゃあね、ユウキ!キリト君!」
シノン「またね、二人とも」
キリト「ああ、またな」
ユウキ「またね~」
ガチャ
ユウキ「いやぁ、楽しかった!」
キリト「俺も久しぶりにあいつらと話したら楽しかったよ」
ユウキ「キリト達はどんなこと話してたの?」
キリト「ん、俺たちは普通に他愛もない話だよ。ユウキ達は?」
ユウキ「んふふ、秘密!」
キリト「...まあいいや。とりあえず、特訓頑張ってくれよ」
ユウキ「まかせといて!ボク頑張るから!」
キリト(...あれ、そもそもどうしてこうなったんだっけか...)
ユウキ「キリト?どうしたの?」
キリト「なんでもない。さ、帰ろうぜ」(まあいいか)
ユウキ「うん!」
-
- 368 : 2015/09/04(金) 17:32:21 :
- 学校が始まりました。そしてやっと更新ができる...!
いやぁ、1週間書かないだけで感覚を忘れますね...w
-
- 369 : 2015/09/05(土) 10:24:23 :
- 毎日お疲れ様です。
更新楽しみにしてます。
-
- 370 : 2015/09/05(土) 17:33:39 :
- ありがとうございます!
さて、書きますか!
-
- 371 : 2015/09/05(土) 19:37:00 :
- _ 1週間後 _
「さあ、いい席は残り少しだよ~!急いだ急いだ!!」
ユウキ「わわわ...まさかこんなになってたなんて...」
キリト「お、おい、大丈夫か?」
ユウキ「だ、大丈夫だよ!待っててねキリト。絶対勝ってくるから!」
キリト「あ、ああ」(心配だなぁ...)
_______________
_________
ザワザワ!! ワーワー!!
ヒースクリフ「済まなかったね、ユウキ君。まさかこんなことになってるとは...」
ユウキ「い、いえ、大丈夫です」
ヒースクリフ「まあ今日はお互い頑張ろうじゃないか」
ユウキ「は、はい」
_______________
_________
シノン「ユウキ、凄く表情が強張ってるわ...緊張してるのね」
アスナ「そうね。でも大丈夫よ」
ヒースクリフ「では、そろそろ始めようか」ピッ
ユウキ「...」コクッ
シノン「カウントダウンが始まったわ。頑張れ、ユウキ」
アスナ「頑張れー!ユウキー!」
ユウキ「...」チャキ
ヒースクリフ「...」
-
- 372 : 2015/09/05(土) 22:40:12 :
- - Start -
ユウキ「...っ!」ダッ
ガァン!!
ヒースクリフ「...」
ユウキ「やぁ!!」キュゥン
ヒースクリフ「っ!?」スッ
ガガガガガッ!!
ヒースクリフ「...くっ」
ワーワー!! ワーワー!!
キリト「おぉ...!」(速い...)
シノン「ユウキが先に相手の体力を削ったわ!」
アスナ「ユウキ!頑張って!」
ユウキ「...よし」(先に少し削った...!)
ヒースクリフ「中々やるじゃないか。ユウキ君」
ユウキ「そっちこそ、まだまだ余裕なんですね」
ヒースクリフ「少し見くびっていたようだ。こっちも本気でいかせてもらうよ」
ユウキ(やっぱり本気じゃなかったんだ...)チャキ
ヒースクリフ「...ふっ!」ザッ
ユウキ「っ!!」スッ
カンカンカンッ!! ドォン!
_______________
__________
クライン「おいおい、なんつう戦いだよ。目で追えねえぞ。」
シノン「時間的にも、そろそろ決着がつきそうね。頑張って、ユウキ。」
ユウキ「くっ...!うう...」ズザー
キリト「ユウキ...」
ユウキ(だめだ...出し惜しみしてたら負けちゃう...!)チャキ
ユウキ「て...りゃああああああ!!」シュッ!
ヒースクリフ「...!」シュゥン
ガガガガガッ!!
キリト「っ!?」(何だ今の...!)
ヒースクリフ「...!?」(オーバーアシストをも上回る速さっ!?)
ザクッ
ヒースクリフ「...なっ」(...こんなことが)
ユウキ「はぁ...はぁ...」
ユウキ「キリト...ボク、勝ったよ...!!」
- Winner Yuuki -
-
- 373 : 2015/09/06(日) 11:03:38 :
- 期待
-
- 374 : 2015/09/06(日) 22:36:09 :
- 期待‼︎頑張って下さい‼︎
-
- 375 : 2015/09/07(月) 07:12:33 :
- 面白いです期待
-
- 376 : 2015/09/08(火) 18:38:27 :
- やばいww
面白いです
期待です
-
- 377 : 2015/09/08(火) 21:48:51 :
- やっと追いついたー
期待しまくりです
頑張ってくださいー!
-
- 378 : 2015/09/08(火) 21:54:34 :
- ワーワーワーワー!!!!
キリト(なんだ...今の...)
キリト(ヒースクリフの手の動き...まるで時間の流れが変わったかのような速さだった...。そして何よりも...)
「キリトー!!」
キリト「っ!?」
バッ
ユウキ「キリト!ボク、勝ったよ!!」ギュー
キリト「あ、ああそうだな!!」
キリト(それを超えたユウキの技の加速...一体なんだったんだ...)
_______________
________
ヒースクリフ「いや、見事な剣技だったよ。正直驚いた」
ユウキ「あはは...」(正直ボクもビックリした)
キリト「どっちも速度が異常だったけどな。特に最後」
ヒースクリフ「...それはそうと、君達の要望を一つ聞くと言う話だったね」
ユウキ「あ、そうだった。どうしよう...何も決めてなかったよ」
キリト「おいおい、こんなチャンス滅多にないんだぞ」
ユウキ「う~...じゃあキリトが決めていいよ!」
キリト「え、俺が?」
ヒースクリフ「ほう、じゃあキリト君の要望を聞くとしよう」
キリト(俺の要望...か)
キリト「...じゃあ、俺もあんたと戦ってみたい」ニヤッ
ユウキ「えっ!?」
ヒースクリフ「...ほう、いいだろう。日程はおって連絡する」
ユウキ「ええっ!?」
キリト「じゃあ、よろしく頼むぜ。」
ユウキ「ちょ、ちょっと!?」
ガチャ
キリト「よし」
ユウキ「よしじゃないよ!!ボクが頑張った意味...」
キリト「まあまあ、ユウキが勝ってくれたおかげで俺は勝負に集中できるんだよ。それに、少し気になることもあったからな」チラッ
ユウキ「気になること?」
キリト「ああ。よし、帰ろうぜ!今日はユウキの勝利を祝わないとな!」タッタッタッ
ユウキ「あ、待ってよー!!」タッタッタッ
キリト(まさか...な)
-
- 379 : 2015/09/09(水) 00:16:45 :
- こりゃ面白いw
一気読みしてしまったw
期待してます!
-
- 380 : 2015/09/09(水) 00:39:37 :
- 楽しみです期待
-
- 381 : 2015/09/10(木) 16:50:31 :
- ごめんなさい、明日の夜まで更新できないです...!
明日までの課題に全く手をつけてなかったという...w
-
- 382 : 2015/09/10(木) 23:38:46 :
- 頑張って
-
- 383 : 2015/09/11(金) 00:38:30 :
- 課題という名の地獄がぁぁぁ!!w
-
- 384 : 2015/09/11(金) 21:21:25 :
- 頑張ってください
次の投稿楽しみに待ってます
-
- 385 : 2015/09/12(土) 12:13:06 :
- ヤバいなww
頑張ってください
期待してます
-
- 386 : 2015/09/13(日) 03:45:24 :
- 頑張っれ〜。
期待してます。
-
- 387 : 2015/09/13(日) 14:34:23 :
- _ フィールド _
キリト「あの速さ、そしてあの噂...まさか...な」
キリト「とりあえず、今はあいつを倒すことだけに専念しなきゃな...」
キリト「...にしても、あいつらがあんなになるとはなぁ...」
_ エギルの店 _
アスナ「じゃ、ユウキの勝利を祝ってカンパーイ!!」
「カンパーイ!」
ユウキ「えへへ、ありがとー!」
クライン「いや、ほんと凄えよ。俺もギルメンの奴らとみてたんだけどよ、まさかあいつに勝っちまうとはなぁ」
アスナ「ほんと、私もびっくりした!あの団長に勝つなんてすごいよ!」
シノン「私は、試合をほとんど目でおえなかったけどね。ユウキ、あんた速すぎじゃない?」
キリト「ユウキは、ステを"AGI"にかなり振ってるからな。多分アスナと同じくらいじゃないかな?」
エギル「まあまあ、とりあえず今日は楽しもうぜ」
アスナ「そうね。今日はキリト君の奢りみたいだし」
キリト「え」
シノン「あら、そうなの?悪いわね」
キリト「あれ?」
ユウキ「キリト、ありがとね」
キリト「」
エギル「キリト、まんまとはめられたな...」
キリト「エギル...」
エギル「だが、金はしっかり払ってもらうぜ」
キリト「」
クライン「キリト...元気だせよ。俺も半分出してやっから...」
-
- 388 : 2015/09/13(日) 15:10:02 :
- _______________
_________
アスナ「んー」ゴクゴク
ユウキ「...♪」ゴクゴク
シノン「ね、ねえキリト。あの二人、様子おかしくない?」
キリト「確かに...なんだあれ」
アスナ「...」ギロッ
キリト「!?」ビクッ
アスナ「しののんばっかりずるいよ。私もキリト君とお話ししたい」フラフラ
シノン「は、はぁ?」
キリト「アスナ?何言ってんだ?」
ユウキ「アスナ...らめらよ!キリトはボクのものなんらから...///」
キリト「ユウキ!?こりゃどういうことだ...エギル、クライン!」」
クライン「どうしたー?」
キリト「アスナとユウキの様子がおかしいんだけど...」
ユウキ「キリトぉ...///」
クライン「...ああ、多分酔ってるだけだな」
エギル「頑張れキリト。酔ってる女は色々大変だぞ」
キリト「お、おい!!というかそもそも、SAOの酒じゃ酔わないんじゃないのかよ!!」
ガシッ
アスナ「キリトくん...?」
キリト「ひっ...シ、シノン!助けてくれ!!」
シノン「キリト、頑張って」
キリト「ちょ、ちょっとぉ!?」
ガシッ
ユウキ「えへへ///キリト、捕まえた♪」ギュー
キリト「」ガクガク
アスナ「ちょっとユウキ!抜け駆けは良くないわよ!」
キリト(このままじゃやばい...!)「悪い、二人とも」ガシッ
アスナ「きゃ...///」
ユウキ「わっ...///」
キリト「シノン、あとはまかせた!」タッタッタッ
ガチャ
シノン「...え?」
アスナ「しののんー!」
ガシッ
-
- 389 : 2015/09/13(日) 17:55:10 :
- きたい
-
- 390 : 2015/09/13(日) 22:13:36 :
- 期待です!
-
- 391 : 2015/09/13(日) 22:58:30 :
- いいですね〜 頑張って下さい‼︎応援しています‼︎
-
- 392 : 2015/09/14(月) 18:07:42 :
- 超絶期待です!
頑張ってください!
体調管理は忘れずに!
-
- 394 : 2015/09/15(火) 22:39:33 :
- 面白くって一気読みしました!
・・・ユウキのスタイルって結構いい方だけど
これって自分に自信ないだけなんだろうなぁ~
体調管理ガンバです!
-
- 397 : 2015/09/17(木) 21:34:53 :
- ヨロシクです!(o^-^)b
-
- 398 : 2015/09/17(木) 22:18:14 :
- シルバーウィークが待ちどおしいです!
頑張ってください!
-
- 399 : 2015/09/17(木) 22:43:03 :
- 期待です
-
- 400 : 2015/09/19(土) 19:51:53 :
- とても面白いです!
頑張って下さい(≧∇≦)
-
- 401 : 2015/09/19(土) 21:39:29 :
- 頑張って下さい‼︎応援しています。
-
- 403 : 2015/09/21(月) 14:19:42 :
- _ そして、試合当日 _
「さあさあ!いい席は残り少しだよ~!急いだ急いだ!!」
ワーワーワーワー!!
キリト「で、結局こうなってるんだな...」
ヒースクリフ「これに関しては、私は何も知らないのでね」
キリト「そうかよ。まあいいけどさ」
キリト「...とりあえず、今回は勝ちにいかせてもらうぜ」ニヤッ
ヒースクリフ「生憎、私にもプライドがあるんでね。二連続で負けるわけにはいかないのだよ」
アスナ「わぁ、凄い人ね」
シノン「ユウキの時も凄かったけど、キリトも凄いわね。まあ、絶剣さんと黒の剣士さんだから...ね?」チラッ
ユウキ「むぅ...!シノン!」
シノン「あはは、ごめんごめん」
クライン「でもよ、ユウキちゃんが勝ったならキリトがやったって結果は変わらないんじゃねえか?」
アスナ「いや...あのとき、団長は最初から本気を出してなかったけど、今回は最初から本気でくると思う。だからどうなるかは私でもわからないわ」
ヒースクリフ「さて、そろそろ始めるとしようか。準備はいいかい?」
キリト「ああ、いいぜ」
ヒースクリフ「よし...」ピッ
クライン「あ、始まるみたいだぜ」
ユウキ「キリトー!頑張れー!!」
-
- 404 : 2015/09/21(月) 15:05:04 :
- _ Start! _
ヒースクリフ「ふんっ!」グッ
キリト「っ!?」
ギィィィィィン!!!
ヒースクリフ「...ほう」
キリト「驚いたぜ。まさかあんたが突っ込んでくるとはな」グググッ
ヒースクリフ「君には、最初から本気でやらないと勝てるきがしないんでね」
キリト「へぇ、あんたにしちゃ弱気じゃない...か!」
カァン!!
キリト「う...おおおおおおおおおおおお!!」キュゥン
ヒースクリフ「...っ」
ワーワーワーワー!!
クライン「おお、初っ端からすげえな...」
シノン「キリトも凄いけど、ヒースクリフも十分強いわね...」
アスナ「まあ、トップギルドの団長だからね...」
_______________
________
キリト(まさかここまでの反応速度だったとは...ここまでスピードを上げてもまだついてくるか...)
ヒースクリフ(流石勇者の役割を担うもの...システムアシストで微量のブーストをかけないと対処できないとは...)
キリト(でも、まだまだ上がる...!)キュゥン
ヒースクリフ「ぬおっ...!」
アスナ「キリト君が押し始めたわ!」
クライン「やるじゃねえか!キリの字!」
ユウキ「凄い...!凄いよキリト!!」
シノン「正直、動きを目で追うので精いっぱいだわ...」
-
- 405 : 2015/09/21(月) 15:48:33 :
- ヒースクリフ「ふっ!」
キリト「...なっ」ザシュ
ヒースクリフ「攻撃に集中しすぎて、防御がおろそかだぞ?」
キリト「防御に徹しさせることで、攻撃の隙を与えないつもりだったんだけどな」
キリト(流石だ...まさかあのタイミングで攻撃してくるなんて...)
_______________
__________
クライン「しかし長いデュエルだなぁ」
アスナ「流石トッププレイヤー同士の戦いって感じね」
キリト(このままじゃ埒があかない...一気に決める...!)シュッ
ヒースクリフ「...」スッ
キリト(防御のことは考えるな...!一撃でも当てれば勝てるっ!!)グググッ
ヒースクリフ「...っ!?」グラッ
キリト(...勝った!!)キュゥン
ヒースクリフ「くっ...」
ガクン
キリト「...なっ!?」
カァン
キリト(やっぱりおかしい...!明らかにスピードが...!)
ザクッ
キリト「ぐっ...!」
ヒースクリフ「...」
ユウキ「...え?」
ワーワーワーワー!!
アスナ「キリト君が...負けた?」
シノン「ねえ、今の試合の最後、少し変じゃなかった?」
ユウキ「うん、ボクもそう思う」
クライン「そうか?俺にはよく分からなかったぜ」
-
- 406 : 2015/09/21(月) 16:08:44 :
- キリト(やっぱり...俺の憶測は正しいのか...?でも、どうして...?)
ヒースクリフ「いや、流石だよ」
キリト「...あ」
ヒースクリフ「もう少しで負けるところだった。やはり君は強い」
キリト「負けたあとに言われてもな...まあありがとう」
ヒースクリフ「ユウキ君といい君といい、攻略組には強いプレイヤーが集まってて安心だよ。これからも共に頑張っていこうじゃないか」
キリト「...ああ」
ヒースクリフ「では、私はこれで」
スタスタスタスタ
キリト「...はぁ」
「キリトー!!」
キリト「ん」
ユウキ「キリト、お疲れさま!」
キリト「ああ、やっぱあいつは強かったよ」
ユウキ「ううん!確かに勝負では負けたけど、実力はキリトの方が上だと思うよ!」
キリト「そっか、ありがとな。でも、ユウキはあいつに勝ったんだからやっぱりすごいな」
ユウキ「そ、そんなことないよ...」
キリト「ま、しばらくは大人しくしてようかな」
ユウキ(やっぱり、キリトは戦ってるときに何も感じなかったのかな?戦ってる本人が一番気づきやすいと思ったんだけど)
キリト「ん?どうした?」
ユウキ「ううん、何でもない」
キリト「そっか、じゃあ帰ろうぜ。特にやることもないし」
ユウキ「うん!」
-
- 407 : 2015/09/21(月) 19:20:14 :
- 期待
-
- 408 : 2015/09/24(木) 14:51:16 :
- 期待っです!
-
- 409 : 2015/09/27(日) 02:20:19 :
- 期待っす
-
- 410 : 2015/09/27(日) 21:09:10 :
キリト「ふっ...!!」キュゥン
ビュウウウ!!
キリト「...ん、いい感じだな。これでやっと...」
「キリト~!!」
キリト「どうした?ユウキ?」
ユウキ「ん、ちょっとね...あ、それってもしかして昨日作ってもらったの?」
キリト「ん?ああそうだぜ」
ユウキ「いいなぁ、ボクも作ってもらおうかな...」
キリト「あぁ...行くなら気を付けろよ」
ユウキ「え?どうして?」
キリト「あそこの店主は結構きつい性格してるから」
ユウキ「へぇ、そうなんだ!何かあったの?」
キリト「ああ、大変だったぜ...」
_ 第48層 リンダース _
キリト「...確かこの辺のはずなんだけど」
カーン カーン
キリト「...ん、ここか」ガチャ
カランカラン
「あ、シリカ!今手が離せないから出て頂戴?」
「はい!」
ガチャ
シリカ「えっと、リズベット武具店へようこそ!」
キリト「あの、オーダーメイドを頼みたいんだけど」
シリカ「あ、少々お待ちを」タッタッタッ
ガチャ
キリト「...?」
「リズさん!オーダーメイドの注文です」
「はいはーい!」
-
- 411 : 2015/09/29(火) 23:21:51 :
- 期待です!
がんばってください!
-
- 413 : 2015/10/02(金) 20:58:24 :
- 期待
-
- 414 : 2015/10/04(日) 18:18:31 :
- テスト期間で全く更新できてませんでした...。明日から木曜までテストなので、木曜まで更新ないと思います...。
-
- 415 : 2015/10/04(日) 18:40:22 :
- テスト頑張ってください!期待です!
-
- 416 : 2015/10/08(木) 06:36:53 :
- 期待
-
- 417 : 2015/10/11(日) 14:14:07 :
- 期待ですー
-
- 418 : 2015/10/11(日) 17:08:15 :
- ガチャ
リズベット「リズベット武具店へようこそ!オーダーメイドの注文でよろしいですか?」
キリト「そうです」
リズベット「性能はどのように致しましょうか」
キリト「んー、片手用直剣で、今作れる最高のものをお願いしてもいいかな?」
シリカ「...」ポカーン
リズベット「...えっと、具体的な性能を言ってもらわないと...」
キリト「それもそうだ。じゃあコイツと同等以上ってことでどうかな?」カチャ
リズベット「は、はぁ...では失礼します...!?」(何、この重さ...)
シリカ「リズさん?」
キリト「どう、作れそう?」
リズベット「少々お待ちを...」ガサゴソ
キリト「あ、ああ」
リズベット「これならどうですか?うちの最高傑作の剣よ」
キリト「...」
キリト「...軽いな」
リズベット「使っている金属がスピード系のものなので」
キリト「ちょっと試してもいい?」
リズベット「試す?何を?」
キリト「耐久力をさ。最高傑作が俺の剣にぶつけたくらいで折れるわけないよな?」キュゥン
リズベット「...寧ろあなたの剣が折れると思うけどね」
キリト「そのときはそのとき...だッ!!」ブンッ
ボキッ カランカラン
-
- 419 : 2015/10/11(日) 17:26:16 :
- キリト「...あ」
リズベット「...ああああああああああああああああ!!」
シリカ「見事に折れちゃいましたね。リズさんの剣が」
リズベット「ちょっと!何してくれてんのよ!!」ガシッ
キリト「うおっ!?いや、まさかそっちが折れるとは思ってなかったんだ!!」
リズベット「それはあたしの剣が思ったよりよわっちかったってこと!?」
キリト「あー、まあそういうことなのかな...」
リズベット「はぁ!?」
シリカ「リズさん!落ち着いて!!」
リズベット「そもそも、そんなに強い剣があるなら2本もいらないでしょ!?」
キリト「いやいや、俺には2本必要なんだよ!じゃないと、俺のスキルの力を出し切ることはできないから!」
シリカ「スキル?」
キリト「あ、えっと、少し前騒ぎにならなかったか?エクストラスキルの二刀流」
リズベット「え、もしかしてあんたが...!?」
キリト「あ、ああ。そういうことだからお願いできるかな?
リズベット「...そういうことなら分かったわ。そのかわり、折った剣の分の代金も貰うからね!!」
キリト「ア、ハイ」
-
- 421 : 2015/10/12(月) 08:11:50 :
- _______________
__________
カ-ン!! カ-ン!!
リズベット「できたわ」
キリト「おお!」
リズベット「名前は"ダークリパルサー"」
キリト「ダークリパルサー…闇を祓うもの?」
リズベット「まあそんな感じね。さあ、早速振ってみてよ」
キリト「ああ」チャキ
ブンッ! ビュウッ!
リズベット「…どう?」
キリト「重いな。いい剣だ!」
リズベット「そう、良かった!」
キリト「えっと、じゃあ代金なんだけど…」
リズベット「あ、その前に少しお願いがあるんだけどいいかな?」
シリカ「リズさん?」
キリト「お、お願い?何だ?」
リズベット「あんたの二刀流の技、少しみせてくれないかな?
-
- 422 : 2015/10/12(月) 08:31:00 :
- 期待です!!
-
- 423 : 2015/10/12(月) 10:38:51 :
- 期待です!
頑張ってください!
-
- 424 : 2015/10/12(月) 22:48:25 :
- 期待です(☆∀☆)
-
- 425 : 2015/10/13(火) 09:48:34 :
- 期待しまくりです!
頑張ってください!
-
- 427 : 2015/10/14(水) 16:49:36 :
- 期待です!
-
- 428 : 2015/10/15(木) 06:18:30 :
- 期待です
-
- 429 : 2015/10/15(木) 18:15:59 :
- キリト「え、俺の技を?」
リズベット「うん、あんたの話聞いてたら、ちょっと興味がわいちゃってさ」
シリカ「私も見てみたいです!!」
キリト「んー、まあいっか。じゃあ早速この剣を使わせてもらうぜ?あとは、まあ広さはこの部屋くらいで十分かな?」
リズベット「あ、もう店のもの壊したりしないでよね!」
キリト「わかってるよ!じゃあ行くぞ...」スゥゥ
シリカ「...」キラキラ
キリト「...はっ!」キュゥン
ビュゥゥゥゥゥ!!
リズベット「おぉ...」
シリカ「わあ...!」
キリト「ふう、こんな感じでいいか?」
リズベット「...あんた見かけによらず中々やるのね」
キリト「そ、そうかな?」
シリカ「凄いですよ!私見とれちゃいました!」
リズベット「よし!決めた!その剣はあんたに譲ってあげる!お金はいらないよ!」
キリト「ほ、本当か!?」
リズベット「本当よ、あんたならその剣を使いこなしてくれそうだしね」
キリト「ありがとう...!大事に使うよ!!」
リズベット「ただし、折った剣の分のお金はもらうからね」
キリト「えぇ...」ガクッ
_______________
__________
キリト「...なんてことがあったんだ」
ユウキ「えー、聞いた感じだと普通に優しそうな人だけどなぁ。剣だってもらったんでしょ?」
キリト「そりゃそうだけどさ...」
ユウキ「それに、売り物を壊すキリトが悪いよ!」
キリト「うっ...そ、そんなことより!なんか俺に用があったんじゃないのか?」
-
- 431 : 2015/10/15(木) 18:40:40 :
- 超期待です!
毎日チェックしてます!ゆっくり頑張ってください!
-
- 432 : 2015/10/15(木) 19:05:11 :
- 期待です
-
- 433 : 2015/10/17(土) 07:16:58 :
- 期待です
-
- 434 : 2015/10/18(日) 22:47:50 :
- ユウキ「あ、そうそう。たまには二人でどこか遊びに行きたいなぁって思って」
キリト「んー、遊ぶっていっても、そんな娯楽施設がいっぱいあるってものでもないしな...」
ユウキ「うーん...じゃあ、この層を散歩してみようよ!ボク、まだここらへんのことあまり見てないんだぁ」
キリト「散歩?まあいいけど...」
ユウキ「やった!それじゃいこ!」
_______________
__________
キリト「それにしてもさ」
ユウキ「?」
キリト「この世界で暮らすのも随分と慣れちゃったよな」
ユウキ「そうだね~多分ボク達に限らず、みんな慣れちゃってると思うよ」
キリト「よくよく考えるとおかしな話だよな。ゲームの世界に閉じ込められて、脱出するために戦い続けるなんていう非日常的に慣れるなんて。」
ユウキ「そうだね。…あれ?」
キリト「ん?どうした?」
シノン「はぁ、どうして私までこんなことを...」
アスナ「仕方ないじゃない...!だって本当に出たら私嫌だよ」
ユウキ「あそこにいるの、アスナとシノンじゃない?」
キリト「本当だ。どうやら俺達に気づいてないみたいだな」
ユウキ「...良いこと考えた!」
キリト「いきなりどうした?」
ユウキ「二人の事、驚かそうよ!」
キリト「いや、どうしてそうなった...?」
ユウキ「だって面白そうじゃん!あ、こっちくるよ!早く隠れて!」グイグイ
キリト「ちょ、ちょっと待てよ!」ズルズル
アスナ「よ、よし!もう帰ろう!異常はなかったってことで!」
シノン「あら、いいの?」
アスナ「い、いいのよ!ほら、早く帰ろう!」
シノン「あ、ちょっと!!」
-
- 435 : 2015/10/20(火) 21:44:17 :
- 期待です
-
- 436 : 2015/10/21(水) 03:36:53 :
- 8月に読まさせていただいた際に、お気に入りに入れ忘れたせいで
続きが気になっても見つけられず、昨晩やっと発見!
気づいたらこんな一気読み時間まで...
これはとてもおもしろいです。
自分のペースで頑張ってください。
-
- 437 : 2015/10/24(土) 09:15:04 :
- 期待
-
- 438 : 2015/10/25(日) 14:04:50 :
- 期待です!
-
- 439 : 2015/10/28(水) 06:59:55 :
- 最高です!
ユウキ推しの僕としてはこんなに可愛いユウキ見れてキュンキュンしまくってます笑
これからも無理せず頑張ってください!応援してます!!
-
- 440 : 2015/10/30(金) 22:33:20 :
- ユウキ「へへっ、びっくりするかなぁ♪」
キリト「さぁな、というかなんで俺まで...」
タッタッタッ
キリト「あ、くるみたいだぞ」
ユウキ「本当だ。よーし、いくよ!わあっ!!」バッ
アスナ「え、いやああああああああああああああああああ!!」
バタッ
ユウキ「え、え?」
キリト「えっと、気絶...したみたいだな...」
シノン「あんたたち...どうしてここに?というか何をしようとしたの...?」
ユウキ「いやぁ、それは...あははは...」
_ 数分後 _
アスナ「もう!ユウキったら酷いよ!!」プンスカ
ユウキ「ごめんよアスナ~!まさかあんなにびっくりするなんて思わなくて...」
キリト「そういや、アスナとシノンはここで何してたんだ?」
アスナ「ん、私はギルドの仕事よ。しののんにはその手伝いをしてもらってたの」
シノン「そうそう。アスナったら幽霊が怖いからって私を無理矢理...」
アスナ「ちょ、ちょっとしののん...!」
ユウキ「えっ、幽霊!?」
キリト「幽霊って...どういうことなんだ?」
シノン「アスナが言うには、最近ここら辺で幽霊が出るって噂があるらしいのよ。そしてその調査をしにきたってわけ」
ユウキ「ゆ、幽霊かぁ、いやまさかいるわけないよ!」
キリト「何かのイベントのNPCかモンスターじゃないのか?そもそもアンデット系のモンスターとかが存在するのに今更幽霊って...」
シノン「それがね、少女の見た目をしてるらしいのよね」
キリト「少女?だとしたらNPCか、もしくは俺たちと同じ...?」
アスナ「まあそういうわけで、二人にも手伝ってもらうわよ?」
ユウキ「えー!?ボク達も!?」
キリト「ちょっと待て。ユウキはともかく何で俺まで...」
ユウキ「ちょっと、なんでボクは手伝うことになってるのさ!?」
アスナ「ユウキは私を驚かせたから。キリト君も連帯責任よ」
キリト「まじかよ...」
-
- 441 : 2015/10/30(金) 22:40:18 :
- この時期って色々忙しいですよね。僕は文化祭やらなんやらに追われています(:_;)
それはそうと、皆さんはSAOの人気投票に参加していますか?僕はもちろん毎日ユウキに投票してます('ω')
明日いっぱいまでですが、ぜひユウキに清き一票をよろしくお願いします!ちなみにユウキは現在2位です!
-
- 442 : 2015/10/30(金) 23:35:05 :
- 期待です!
自分もユウキが好きなのでユウキ一票です!
-
- 443 : 2015/10/31(土) 14:34:52 :
- おお〜
期待です〜♪
-
- 444 : 2015/10/31(土) 14:35:27 :
- おお〜期待です〜♪
-
- 445 : 2015/10/31(土) 14:35:52 :
- 間違えましたすいません
-
- 446 : 2015/11/07(土) 13:07:54 :
- _______________
__________
キリト「この辺か?」
アスナ「え、ええ。そうらしいんだけど...」
ユウキ「...」ブルブル
キリト「ん、どうしたユウキ?震えてるけど...もしかしてお前も幽霊とかダメなのか?」ニヤニヤ
ユウキ「そ、そんなことないよ!!ただちょっと苦手なだけだよ!」
シノン「それをダメっていうんじゃないかしら...?」
ユウキ「...と、ともかく早く終わらせようよ!さ、行こっ...!?」
アスナ「...?どうしたの?」
ユウキ「あ、あれ...!」
シノン「...あれは」
???「......」フラフラ
キリト「あれか?噂の幽霊ってのは...」
ユウキ「あわわ...本当に出た...」ガクガク
シノン「みたいね。でも何か様子がおかしくない?」
キリト「ちょっと行ってみようぜ」タッタッタッ
アスナ「え、あ、ちょっと!!」
シノン「ほら、行くわよ二人とも」
ユウキ「う、うん」
-
- 447 : 2015/11/11(水) 05:04:44 :
- ???「...」バタッ
キリト「あっ、おい!」ユサユサ
シノン「ちょっと、倒れちゃったわよ...?」
キリト「...これはどういうことだ」
ユウキ「どうしたの、キリト」
キリト「噂の幽霊とやら、見た目はプレイヤーだがカーソルがないんだ...おそらく敵ではないとは思うんけど、警戒はとくなよ」
アスナ「でも、プレイヤーだとしてどうしてこんなところに一人でいたのかしら」
キリト「さあな、全く分からないことだらけだ。とりあえず俺らのホームにつれて帰ったほうがいいかもな。万が一ってこともあるし」
ユウキ「そうだね...」
_ ホーム _
???「...」
キリト「...起きないな」
ユウキ「そうだね...どうすればいいかな...?」
シノン「とりあえずは様子見するしかないんじゃないかな。特になにかできるってわけでもないし」
キリト「とりあえず、俺はちょっと情報を集めてくるよ。何かあったら連絡してくれ」
ユウキ「分かった!」
キリト「じゃ、行ってくる」ガチャ
-
- 448 : 2015/11/13(金) 06:57:54 :
- 期待です
-
- 449 : 2015/11/22(日) 11:03:52 :
- アスナ「さて、私たちにも何かできることがあればいいんだけど…」
???「ん…んん…」パチッ
シノン「あ、目を覚ましたのね」
???「…ここは?」
ユウキ「ここはボク達のプレイヤーホームだよ。えっと、君の名前は?」
???「名前…私の名前は…」
ユイ「ユイ、それが名前」
ユウキ「ユイちゃん、いい名前だね!ボクはユウキ、そして二人はアスナとシノンだよ!」
アスナ「よろしくね、ユイちゃん!」
シノン「えっと、ユイちゃんはどうして一人であんなところにいたの?」
ユイ「…分からない、何も覚えてない…」
ユウキ「何も覚えてない?」
ユイ「うん」
ユウキ「そっかぁ、困ったね」
-
- 450 : 2015/11/22(日) 21:35:25 :
- 期待です
-
- 451 : 2015/11/23(月) 11:50:27 :
- 期待
-
- 452 : 2015/11/24(火) 00:14:55 :
- マジ期待です!
-
- 453 : 2015/11/24(火) 21:44:52 :
- アスナ「記憶喪失なのかな?でもそれにしたってあんな場所に一人でいたのはおかしい気がするけど」
シノン「そうね。色々謎はあるけど...とりあえず、この子もずっと一人だったわけではないと思うし、誰か知り合いがいると思うわ。まずはそこらへんから手当たり次第に探していくしかないんじゃない?」
アスナ「そういえば、知り合いといったらギルドとかに所属してるんじゃないの?」
ユウキ「ううん、それがね...」ジー
ユイ「...?」キョトン
ユウキ「さっきキリトも言ってたんだけど、カーソルが全く出ないんだよ...」
アスナ「カーソルが出ない?」ジッ
ユイ「???」
アスナ「本当だ。カラーカーソルどころかHPバーすら出ない...一体どうなってるの?」
シノン「まさかとは思うけど、そういう仕様のNPCっていう可能性はないの?ゲーム性を色々無視してるのよ?」
アスナ「それはないと思う。NPCならあの場所からここまで連れてくることは不可能だと思うの」
ユウキ「う~ん、どういうことなんだろうね」
-
- 454 : 2015/11/24(火) 23:37:17 :
- 最近忙しくて見れなかった。
久しぶりに見れて嬉しいです‼︎
そして、期待しています‼︎頑張って下さい‼︎
-
- 455 : 2015/11/25(水) 15:31:25 :
- 期待です!、無理せず頑張って下さい!
-
- 456 : 2015/12/02(水) 20:44:45 :
- ガチャ
キリト「ふぅ...」
ユウキ「あ、キリト!どうだった?」
キリト「ん、ああ。一応アテは見つかったんだが...あれ?」
ユイ「...?」
キリト「あ、目を覚ましたのか。えっと...」
アスナ「この子、ユイちゃんっていうんだけど、自分の名前以外のことを覚えてないみたいなの」
キリト「自分の名前以外...?記憶喪失的な?」
シノン「かもしれないわね。あとはその他にも色々他のプレイヤー達とは違うところがあるみたいで...」
キリト「そういや、さっき森の中でもHPバーとかカーソルが出なかったな。うーん...」
ユウキ「とりあえず、何か分かるまではボク達で面倒見ようよ」
キリト「そうだな。えっと、ユイ。これからしばらくは俺たちを頼ってくれ。俺はキリトだ。言えるか?」
ユイ「んん...き...いと?」
キリト「ちょっと難しいか?まあ呼びやすい呼び方でいいぞ」
ユイ「ううん...パパ?」
「!?」
キリト「パ、パパ!?」
シノン「ふふっ、あんたがパパねぇ...」
アスナ「キリト君がパパだとして、そしたらママは誰になるのかしら...?」
ユウキ「...だ、誰だろうね...?」
シノン「...あんたたちはどうしてすぐそういう思考にいくのかしら...」ハァ
-
- 457 : 2015/12/11(金) 22:15:00 :
- ごめんなさい。最近忙しくて更新する時間があまりありません。
恐らく、冬休みに入るまで更新できないと思います。ですが、時間のある時には書き溜めを作り、更新可能になったら出来るだけ多く更新したいと思っていますので、どうかよろしくお願いします。
-
- 458 : 2015/12/16(水) 20:57:53 :
- 期待してます
-
- 459 : 2015/12/17(木) 16:39:20 :
- 期待です(≧∇≦)
-
- 460 : 2015/12/27(日) 21:26:10 :
- キリト「まあ、そんなことよりもだ。みんな、今から始まりの街に行くぞ」
ユウキ「始まりの街...確かにあそこならたくさん人がいるし、もしかしたらユイちゃんの事を知ってる人がいるかもしれないね!」
キリト「ああ、とにかく探さないことには始まらないからな。それにユイの記憶を取り戻すきっかけがあるかもしれない」
アスナ「それじゃ、早速行きましょ!」
_ 第一層 始まりの街 _
キリト「さて、と。始まりの街に来たわけだが...ユイ、この場所に見覚えはあるか?」チラッ
ユイ「...ううん、分からない」
キリト「そうか...手当たり次第探すしかないな。というか,,,」キョロキョロ
シノン「...?どうしたの、キリト」
キリト「なあシノン。今この始まりの街に、何人くらいのプレイヤーがいるか分かるか?」
シノン「そうね。生き残ってるプレイヤーが約6000人で、聞いた話だと軍を含めて3割くらいのプレイヤーが残ってるらしいから、2000人くらいかしら?」
キリト「2000人...その割には、歩いてるプレイヤーが少なすぎやしないか?この転移門広場でさえこんなに人が少ないなんて、何かおかしいと思うんだが...」
ユウキ「言われてみれば、確かに不自然だね...何でだろ?」
「子供たちを返して!!」
「おお!?乳母さんの登場だぜ!!」
「よっ、待ってました!!」
アスナ「今の声は!?」
キリト「あっちの方から聞こえた!行ってみよう!」タッタッタッ
ユウキ「うん!」タッタッタッ
-
- 461 : 2015/12/27(日) 21:36:21 :
- お久しぶりです。やっと冬休みになりました...!
書き溜めも少しだけできているので、しばらくは定期的に更新できるかと...!
これからもよろしくお願いします!!
-
- 462 : 2015/12/27(日) 23:52:05 :
- まってました!
これから楽しみです。
-
- 463 : 2015/12/29(火) 17:16:11 :
- ???「子供達を返してください!」
軍A「人聞きの悪いことを言わないでほしいな。ちょっと子供たちに社会常識ってものを教えてやっているだけさ。これも軍の仕事でね」
軍B「そうそう!市民には納税の義務があるからな!
「アハハハハハハ!!」
???「くっ...みんな!そこにいるの!?」
子供A「サーシャ先生!助けて!!」
タッタッタッ
ユウキ「...あの人たちは、軍?」
アスナ「ええ。それと奥に子供たちがいるわ。それにこの雰囲気、平和事じゃなさそうね」
キリト「とりあえず子供達を保護した方が良さそうだな。みんな、跳ぶぞ。ユイはしっかり捕まってろよ!」
ユイ「うん!」ワクワク
キリト「よし!じゃあ行くぞ!」
サーシャ「みんな!お金なんていいから全部渡してしまいなさい!!」
軍A「おっと。それだけじゃないぜ?」
軍B「あんたら、随分と税金を滞納してるからな。金だけじゃなくて装備も全部おいて行ってもらうぜ?武器も防具もな!」
-
- 464 : 2015/12/30(水) 00:05:08 :
- いつも楽しみにしてます!
頑張ってください!
-
- 465 : 2015/12/31(木) 16:08:37 :
- ビュゥ!! スタッ
サーシャ「!?」
軍C「!?何だ今の」
子供達「...」ポカーン
ユウキ「君達、もう大丈夫だよ」ニコッ
子供達「あ、ありがとう!」
キリト「あんたら、事情は知らないが大勢の大人で子供を囲むのは感心しないぜ?」
軍B「お、おい!おいおい何なんだお前らは!」
軍C「我々軍の任務を妨害するというのか!?」
軍A「まあまて。あんたら見ない顔だけど、解放軍に盾突く意味が分かってるんだろうな!?」ジャキ
子供達「ひっ!!」
ユウキ「ふーん。そっかそっか。それが君達のやり方だね」
軍A「あん?」
ユウキ「キリト、子供達をお願い」
キリト「ああ」
ユウキ「ねえおじさん。君達に盾突くとどうなるか。ボクよく分からないや。教えてよ?」ニコッ
軍A「ハッ、なんだなんだ?あんま調子に乗るんじゃねえぞクソガキ!」ブンッ
ガキンッ!!
軍A「...なっ」
ユウキ「...僕は、君達のやり方には賛成できないな。弱いものを囲んで苛めて、無理矢理にでも奪うやり方」キュィン
軍A「な、何を...!ぐああ!」ドンッ!!
キュィン ドンッ!!
ユウキ「安心して。圏内じゃいくらソードスキルを使っても、ノックバックが発生するだけでHPは減らないから」
軍A「お...お前ら!何をしている!見てないで早く助けろ!!」
軍達「う...うわああああああああああ!!」タッタッタッ
ユウキ「あらら、お仲間さんは逃げちゃったよ?それでも...」
チャキ
ユウキ「...まだやる?」キッ
軍A「くそっ...!覚えてろ!!」タッタッタッ
ユウキ「はぁ...」
子供達「す、すげえ!!」
ユウキ「...えっ?」
子供達「凄いよお姉ちゃん!俺、あんなの初めて見た!!」
ユウキ「え、えへへ...」
-
- 467 : 2016/01/03(日) 01:31:42 :
- 期待です凄い!(*゚Д゚艸)
-
- 468 : 2016/01/10(日) 09:00:58 :
- シノン「これまた、ユウキも派手にやったわね。それも軍相手に」
アスナ「でも何というか、ユウキらしいね」
サーシャ「あの、助けて下さりありがとうございました!私はサーシャと申します。今はこの始まりの街で子供の世話をしているのですが、何とお礼をしたらいいのか...」
アスナ「いえいえ、お礼なんてとんでもないです!あれは傍から見てもおかしな状況でしたし...」
キリト「それよりも、少し聞きたいことがあるんですがよろしいですか?」
サーシャ「聞きたいこと?私にですか?」
キリト「はい。恐らくこの始まりの街の中では貴方が一番詳しいことについてなんです」
サーシャ「...分かりました。では立ち話もなんですし、私たちの教会までいらしてください。色々とお礼もしたいですし」
キリト「ありがとうございます」
_______________
__________
キリト「サーシャさん。貴方はここ始まりの街で子供の世話をしているんですよね?」
サーシャ「ええ、そうですが...」
キリト「なら、この子に見覚えはありませんか?」
サーシャ「その子は...?」
キリト「この子、名前はユイって言うんですが、22層の森で迷子になってたみたいで記憶をなくしているんです。それでこの子を知ってる人がいないか探しにきたんですが...」
サーシャ「...残念ですが、始まりの街で過ごしていた子ではないと思います。毎日困ってる子がいないか街中を見回っていますが、ユイちゃんのような子は見たことがないですね」
キリト「そうですか...」
-
- 469 : 2016/01/10(日) 21:02:46 :
- 期待です(≧∇≦)
-
- 470 : 2016/01/11(月) 14:12:44 :
- 期待です(`・ω・´)
-
- 471 : 2016/01/20(水) 06:40:26 :
- コンコン
キリト「ん?」
サーシャ「来客のようですね。少し待っててください」
キリト「はい」
ガチャ
キリト「はぁ、ダメだったか...」
ユウキ「まぁまぁ、ゆっくり探そうよ!時間がないわけじゃないんだしさ!」
シノン「そうよ。まだ1層を探し始めたばっかりじゃない。焦らずいきましょ」
キリト「あ、ああそうだな」
アスナ「でも、こういった迷子の子を集めた施設にもいなかったってことは、やっぱりどこかのギルドとかパーティに入っていた子なのかな?」
キリト「だと思うんだが、それだと色々おかしな点が残るんだよ...例えば____」
ガチャ
サーシャ「キリトさん。軍の方が貴方にお話しがあるそうです」
キリト「軍...?」
ユリエール「初めまして、ユリエールと申します」
キリト「キリトです。もしかしてさっきの件で抗議をしにきたんですか?」
ユリエール「いえいえ、とんでもない。むしろよくやってくれたとお礼をいいたいくらいです」
キリト「えっ、お礼?」
-
- 472 : 2016/01/20(水) 19:27:54 :
- 期待です(≧∇≦)
-
- 473 : 2016/01/23(土) 10:34:28 :
- ユリエール「順を追って説明します。昔は、軍もこんなに独善的な組織じゃありませんでした。ですが、かつてのサブリーダーであり、現在の実質的支配者であるキバオウという男が実権を握ってからのことなんです」
キリト「キバオウ...」
ユリエール「はい。そして元々はシンカーという男がリーダーでした。彼はキバオウとは違い、情報や食料などの資源をなるべく多くのプレイヤーで均等に分かちあおうとしていたんです」
シノン「それが、どうして今のような状況に?」
ユリエール「キバオウは、シンカーが放任主義なのをいいことに、同調する幹部プレイヤー達を募って活動を活発化させていき、犯罪者プレイヤーの取り締まりという名目で長時間の狩場独占を行ったり、《徴税》と称した恐喝まがいのことをしたりとどんどん調子にのっていきました」
ユウキ「じゃあさっきの人たちが、そのキバオウ派の人達なんだね」
ユリエール「はい。ですがキバオウ達を批判する声も多くありました。それでもキバオウはそんな声を無視し続け、己の方針のまま行動し続け、だんだん彼らを批判する声も大きくなっていきました。しまいにはキバオウを軍においておくのは良くないんじゃないかという声もあがりはじめ、キバオウを追放しようという案も上がっていたのですが...」
キリト「まさか、キバオウが何か大きな策に出たとか...?」
ユリエール「...はい。キバオウはシンカーを罠にはめました。キバオウは回廊結晶でシンカーをダンジョンの奥深くに放逐したのです。シンカーは、キバオウの「丸腰で話し合おう」という言葉を信じ、武器も転移結晶も持たずキバオウの元に向かったせいでとてもダンジョンを突破できる状態ではなくて...それが3日前のことです」
アスナ「3日前!?それでシンカーさんは!?」
ユリエール「《生命の碑》の彼の名前は無事なので、なんとか安全地帯にはたどり着いたようなのですが、ダンジョン内のためメッセージも送れないしギルド倉庫にもアクセスできないため転移結晶を送ることもできない。このままシンカーが戻らないと、ギルドのすべてをキバオウのいいようにされてしまいます。助けに行きたくても、私のレベルではとても突破できないし、軍のプレイヤーの助力はあてにできません...」
-
- 474 : 2016/01/23(土) 11:16:07 :
- ユリエール「そんなとき、恐ろしく強い少女が現れたと聞き、いてもたってもいられずこうしてお願いに来た次第でございます」
キリト「恐ろしい強い少女、ユウキのことか...」
ユウキ「え!?そんなに噂になってるの!?」
ユリエール「皆さんお願いです。私と一緒にシンカーを救出しにいって下さいませんか?」ペコッ
キリト「...俺達にできることなら、力を貸してさしあげたいです。けど、そのためにはこちらで最低限のことを調べて貴方の話の裏付けをしないと...」
ユリエール「...それは、当然ですよね...無理なお願いだってことは分かっています...。でも、生命の碑のシンカーの名前に、いつ横線が刻まれるのか...。彼が今にでも...私の知らないところで死んでしまうのではないかと思うと...おかしくなりそうで...!」
ユウキ「っ...!」
キリト「...」
アスナ「ユリエールさん...」
「大丈夫だよ、パパ」
キリト「っ!?」
ユイ「その人、嘘ついてないよ」
キリト「ユイ...お前そんなことが分かるのか...!?」
ユイ「うん...上手く言えないけど、分かる」
キリト「そうか...」
ユウキ「キリト、ボクもユリエールさんが言ってること、本当だと思う...」
ユウキ(それに、ユリエールさんの気持ち、良く分かるんだ...)
キリト「...ユウキ」
シノン「私たちはキリトに任せるわよ」
キリト「...ユイ、友達探しが一日遅れるけど許してくれな」
ユイ「うん!」
キリト「ユリエールさん。微力ながら、シンカーさんの救出の手助けをさせていただきます」
ユリエール「!!」
キリト「なので、しばらくお世話になります」ペコッ
ユリエール「ありがとう...ありがとうございます...!!」
-
- 475 : 2016/01/23(土) 21:44:52 :
- 期待です!!
-
- 476 : 2016/01/23(土) 23:08:28 :
- 期待です!!
-
- 477 : 2016/01/26(火) 22:29:06 :
- やっばりおもしろ〜い。
頑張って下さい‼︎体調に気をつけて下さい。
-
- 478 : 2016/01/26(火) 23:13:35 :
- 期待です!
頑張ってください。応援してます!!
-
- 479 : 2016/01/27(水) 07:04:52 :
- おぉ...今日読み始めたんですが
正直凄くて笑みを浮かべながらフリーズしました
これからのストーリー
期待してますね
(自分の作品そろそろ続き書けってツッコミが来そう)
-
- 480 : 2016/01/27(水) 15:49:59 :
- 479
ツッコミませんよ僕も放置気味ですし
-
- 481 : 2016/02/02(火) 23:37:31 :
- テストのため、1週間ほど更新ができなくなります...。
そろそろこの物語も、ゲームクリアに向けて進んでいく予定なので、書けない期間を使ってゆっくり物語を構成していこうかと思います...!
-
- 482 : 2016/02/03(水) 07:39:47 :
- 期待ですヾ(〃^∇^)ノ
-
- 483 : 2016/02/05(金) 03:37:03 :
- キリユウ小説大好きです!
無名さんの小説すごく気に入りました!
((なので失踪だけはしないd(殴
頑張ってください!
-
- 484 : 2016/02/11(木) 19:06:27 :
- キリユウ最高です!!
これからも頑張ってください‼
-
- 485 : 2016/02/14(日) 22:32:46 :
- 最近見てなかったら、結構進んでた、期待です
-
- 487 : 2016/02/15(月) 23:09:24 :
- キリト「あ、そういや肝心なことを聞いてなかったな。その問題のダンジョンっていうのは一体どこにあるんだ?」
ユリエール「ここ、です」
ユウキ「...?ここ、って...もしかして第一層ですか?」
ユリエール「はい。それもこの始まりの街の中心に...そこに大きなダンジョンにあって、多分シンカーはそこに...」
キリト「おい、マジかよ。ベータテストの時はそんなのなかったぞ...不覚だ」
ユリエール「恐らく、上層の進み具合によって解放されるダンジョンなのではないかと思います。それに加え、ダンジョンの入り口は黒鉄宮、軍の本拠地の地下にあるため他の人が知る由もなく...」
シノン「でもちょっと待って。いくら無装備とはいえ、1層のダンジョンなら突破できるんじゃないの?」
ユリエール「それが...そのダンジョンのレベルはとても高くて、基本配置モンスターのレベルだけ見ても現在の最前線と同じくらいのレベルがありました」
キリト「現在の最前線...60層レベルか」
ユリエール「はい。なので私ではとても突破は不可能で...失礼ですが皆さんは...」
キリト「...一応ここにいる全員が攻略組で、常に最前線へ挑んでいるプレイヤー達です。だから攻略は可能だと思いますが、ユイをどうするか...この中から誰か一人残してユイの面倒を見ててもらうのが一番いいんだけど...」
シノン「なら私が引き受けるわ。残念だけどこの中じゃ一番レベルが低いのは私だろうし」
キリト「そっか、悪いなシノン」
シノン「いいわよ別に。その代わりしっかり救出してくるのよ」
キリト「ああ、任せとけ」
-
- 488 : 2016/02/15(月) 23:31:28 :
- 期待です!
-
- 489 : 2016/02/20(土) 00:15:03 :
- 一気読みしました。
すごく面白いです!
期待です!
-
- 490 : 2016/02/29(月) 13:33:41 :
- キリト「さて、と。じゃあみんな準備は大丈夫か?」
ユウキ「ボクはいつでもオッケーだよ!」
アスナ「私も...あれ、メッセージが届いてる?ちょっと待ってて、すぐ返信する...えっ?」
キリト「どうしたんだ、アスナ」
アスナ「キリト君、ユウキ、ごめん。ギルドの緊急招集が入って今からギルドに戻らなくちゃいけないみたい...」
キリト「そっか...まぁそれは仕方ないよな。後は俺達に任せてくれ」
ユウキ「ギルドの副団長も大変なんだね~お仕事、頑張ってね?」
アスナ「うん、後は頑張ってね。キリト君、ユウキ...転移、グランザム!!」
シュゥン
キリト「...結局、俺等だけになっちゃったな」
シノン「どうする?やっぱり私も行こうか?ユイちゃんならサーシャさんにお願いして面倒を見てもらってさ」
キリト「いや、ユイも周りに知ってる人がいないと心細いと思うからシノンはユイのそばにいてやってくれ」
ユウキ「ボク達なら大丈夫だよ!それに、危なくなってもキリトがボクを守ってくれると思うし!」
キリト「おいおい...まあいざとなったら助けるけどさ。そんな事態にならないことを祈るよ...」
-
- 491 : 2016/03/02(水) 16:50:06 :
- 期待してます!
-
- 492 : 2016/03/03(木) 22:38:10 :
- 期待
-
- 493 : 2016/03/09(水) 11:03:57 :
- 最近見始めてとても気に入りました。
期待しています!!
-
- 494 : 2016/03/10(木) 16:36:20 :
- _______________
__________
キリト「うおおおおおおおおおおお!!」
ザシュザシュ
キリト「りゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
パリンパリンパリン
ユリエール「...す、凄いですね。最前線と同等レベルのダンジョンだというのにこの勢い...」
ユウキ「この様子だと、ボク達の出番はなさそうですね~」
ユリエール「すみません。何だか任せっぱなしで...」
ユウキ「大丈夫ですよ!ね、キリト」
キリト「ん、ああ。大丈夫ですよ、戦闘は俺たちに任せてください」
ユリエール「...ありがとうございます」
_______________
__________
ユウキ「だいぶ奥まで来たね...」
ユリエール「そろそろシンカーのいる場所が見えてくるはずなんです!」
キリト「そっか。ん、もしかしてあれは...?」
ユウキ「安全地帯だよ!それに奥にグリーンのプレイヤーもいる!!」
ユリエール「...!シンカー!!!」
シンカー「ユリエーーーーール!!!!」
ユリエール「シンカー!!!!」パァァ
シンカー「ユリエール!!来ちゃダメだ!!!その通路には...っ!!」
-
- 495 : 2016/03/11(金) 14:49:12 :
- 期待です!
-
- 496 : 2016/03/12(土) 11:08:34 :
- 最近見始めました。
頑張ってください
-
- 497 : 2016/03/12(土) 11:10:01 :
- でも無理しないでください
-
- 498 : 2016/03/14(月) 02:25:32 :
- ユウキ「えっ?一体どういう...っ!?ねえキリト、あれ!!」
キリト「ああ...!しかもあいつの名前、「The Fatal scythe」...ボスモンスターだ!」
シンカー「ユリエール!!逃げろ!!」
ユリエール「...え?」チラッ
ギロッ シュッ
キリト「間に合えッ!!」ダッ
ガギィィィン!!
ユリエール「...!?」
キリト「...ギリギリ間に合ったな。」
ユウキ「ユリエールさん、早く安全地帯まで逃げて!そしてシンカーさんと二人で脱出してください!ここはボク達が時間を稼ぎます!」チャキ
ユリエール「...!はい...!」タッタッタッ
ユウキ(大丈夫...ボクとキリトなら倒すまでは出来なくても二人が逃げるまで時間を稼いで離脱できる。)
キリト「...ユウキ、今すぐ脱出するんだ。」
ユウキ「...!?何言ってるの、ダメだよ!ボクもキリトと一緒にここを支える!いくらキリトが強くても、一人でボスを抑えるのは危険だよ!!」
キリト「違う、こいつやばい。俺の識別スキルでもデータが見えない...。少なくとも俺達でどうにかできる相手じゃない。だから早く!」
-
- 499 : 2016/03/14(月) 18:43:26 :
- どうなるんだ!!
-
- 500 : 2016/03/15(火) 02:02:10 :
- 期待です‼︎‼︎
-
- 501 : 2016/03/17(木) 01:27:37 :
- 期待
キリユウ小説の中で一番好きです
-
- 502 : 2016/03/17(木) 14:48:13 :
- 面白すぎて一気読みしてしまいました!!期待です!!
-
- 503 : 2016/03/21(月) 11:38:59 :
- ユウキ「...!?そんな...!」
キリト「ここは俺が時間を稼ぐ!だから早く逃げろ!!」
ユウキ「...ごめんキリト。今回ばかりは言う事聞けないや。」
キリト「な、何言って____」
ユウキ「シンカーさん、ユリエールさん!今すぐ脱出してください!」
ユリエール「そ、そんな!いけない!」
ユウキ「早く!!」
ユリエール「...分かりました。どうかご無事で...!転移!」
シュゥン
キリト「ユウキ、どうして残ったんだ!?」
ユウキ「キリト、前くるよ!」
キリト「!...ああ!」チャキ
「......。」ブンッ
ガキィィィン!!
キリト「ぐっ...!?」
ユウキ「っ!?」
ユウキ(そんな...ボク達が二人がかりでも吹き飛ばされるなんて...!!それにHPがもう赤ゲージまで...。)
キリト「終わり...かもな。はは、ダメだ。動けない。...なあユウキ。なんでここに残っちまったんだ?あそこで脱出しておけば助かったのにさ...。」
-
- 504 : 2016/03/21(月) 16:52:25 :
- ユウキ「...大好きな人を犠牲にして生き延びるなんて出来るわけないじゃん。それに、キリトを守りたかったんだ...。このデスゲームが始まってから、ずっとボクを守り続けてくれた。もし君がいなかったら、臆病なボクは戦うこと...始まりの街から出ることすらできなかったかもしれないんだ。だから...。」
キリト「そうか。...ごめん、ユウキ...。約束、守れなかったな...。」
キリト(...俺はまた大切な人を失い、そして死ぬのか...。せめて彼女だけは、守り、元の世界へ還すって心に誓っていたのに...!)
ユウキ「ううん。ボク、後悔はしてないよ。強いていうなら、一度でもキリトの事を守りたかった...かな。」
キリト「何言ってるんだよ...俺はいつもユウキに守られてきたんだぞ...。君という存在が、俺をここまで支えてきてくれたんだ。」
ユウキ「...そうだったんだ。ボクはキリトの事を支えていられたんだね。ならもう何も後悔することはないかな。...ねえキリト、手を繋いでいてくれないかな...。最期の瞬間までキリトを感じていたいんだ。」
キリト「...あぁ。俺もユウキを感じていたい。君が一緒なら、死ぬのも怖くない、かな...。」スッ
ギュウッ
ユウキ「...キリトの手、温かい。...仮想の体なのに本物みたいだよ。」
キリト「...本物だよ。少なくとも俺たちの心はここにある。だから、いつまでも一緒だ。」
「......」チャキ
キリト「...じゃあな。木綿季────」
ブンッ
シュゥン バリンッ
-
- 505 : 2016/03/21(月) 18:50:48 :
- どどうなるんだ
-
- 506 : 2016/03/22(火) 21:58:22 :
これは一気読みしてしまう( ̄ー ̄)
期待です。
-
- 507 : 2016/03/22(火) 22:06:49 :
- どうなってしまうのか期待です!!
-
- 508 : 2016/03/23(水) 21:46:38 :
- やばい、期待
-
- 509 : 2016/03/23(水) 22:44:54 :
- 期待です
-
- 510 : 2016/03/30(水) 12:45:54 :
- 期待してます
-
- 511 : 2016/03/31(木) 19:04:23 :
- すごいすごすぎですすごくて凄いもうすごいしか書けないnmnm。続き待ってまーす!
-
- 512 : 2016/04/01(金) 04:27:47 :
- 文章力がえげつないですね....正直これが正規作品だと言われても普通に信じてしまうレベルです( ̄□ ̄; ユウキssは数が少ないので、とても期待しています。これからも頑張ってください!
-
- 513 : 2016/04/04(月) 02:05:30 :
- この先どうなるんだ!?
続きがとても気になります!
-
- 514 : 2016/04/04(月) 02:55:41 :
- キリト「...。」
キリト「...。」パチッ
キリト「なっ...!?」
ユウキ「え...?」パチッ
ユイ「......」
キリト「ユイ!?どうしてここに!というかそのタグは...!?」
ユウキ「『Immortal Object』...!?どうしてユイちゃんが!!」
ユイ「...全て思い出しました。キリトさん、ユウキさん。」
キリト「思い出したって...。今までの事をか...?」
ユイ「はい。一先ずこのモンスターを片付けてから全てを説明します...。」
キリト「で、でも。片付けるって言ったってどうやって...。」
ユイ「大丈夫ですよ。キリトさん。」チャキ
キリト「...!?その剣は...?一体どういう...」
ユイ「はぁ!!」ブンッ
キリト「くっ...!?」
「」
キュゥン
キリト「...消えた?」
ユウキ「...ねえユイちゃん。これはどういうことなの?それに記憶を取り戻したって。」
ユイ「はい。今から全て説明します。」
キリト「...ああ。頼む。」
-
- 515 : 2016/04/04(月) 19:18:42 :
きたーい!
-
- 516 : 2016/04/05(火) 02:46:36 :
_______________
__________
ユウキ「ユイちゃん...。思い出したの?今までの事...。」
ユイ「はい。まず私は、プレイヤーではありません。」
キリト「やっぱりか。でもそれじゃ一体?」
ユイ「...私の存在を説明する前に、まずこの世界の構造を説明しなくてはいけませんね。」
ユウキ「世界の構造...?」
ユイ「〈ソードアート・オンライン〉という名のこの世界は、ひとつの巨大なシステムによって制御されています。システムの名前は〈カーディナル〉、それがこの世界のバランスを自らの判断に基づいて制御しているのです。」
キリト「そうだったのか...。でもそれとユイとどんな関係が?」
ユイ「この世界は、何もかもがカーディナル指揮下のプログラム群に操作されています。...しかし、一つだけ人間の手に委ねなければならないものがありました。プレイヤーの精神面に由来するトラブル...それだけは同じ人間じゃないと解決できない。そのために数十人規模のGMが用意される...はずでした。」
キリト「GM......つまり君はゲームマスターなのか...?」
ユイ「いいえ。...カーディナルの開発者達は、プレイヤーのケアすらもシステムに委ねようと、あるプログラムを試作したのです。ナーヴギアの特性を利用してプレイヤーの感情を詳細にモニタリングし、問題を抱えたプレイヤーのもとを訪れて話を聞く。」
ユイ「〈メンタルヘルス・カウンセリングプログラム〉、MHCP試作1号、コードネーム〈Yui〉。それが私です。」
ユウキ「プログラム...。じゃあユイちゃんは...。」
ユイ「はい...。私はAI...なんです。」
-
- 517 : 2016/04/05(火) 08:07:33 :
ユイちゃん( ノД`)…
期待です!
-
- 518 : 2016/04/05(火) 23:06:06 :
- 久しぶりに見たんですけど、やっぱりすごいです!
超期待です!
-
- 519 : 2016/04/06(水) 01:50:08 :
- キリト「でも、記憶がなかったのは一体...?AIにもそんなことが起こるのか...?」
ユイ「二年前、ソードアート・オンラインの正式サービスが始まった日。何が起きたのかは私にも詳しくは解らないのですが、カーディナルが予定にない命令を私に下したのです。それは、プレイヤーに対する一切の干渉禁止。...接触が許されない状況で、私はやむなくプレイヤーのメンタル状態のモニタリングだけを続けました。」
ユイ「...状態は最悪と言っていいものでした。ほとんど全てのプレイヤーは恐怖、絶望、怒りといった負の感情に支配され、時には狂気に陥る人すらもいました。私はそんな人達の心をずっと見続けてきました。本来ならば問題を解決しなければいけない。でもプレイヤーに接触することはできない。そんな矛盾した環境の中、私は徐々にエラーを蓄積し崩壊していきました。」
ユウキ「もしかして、ユイちゃん...」
ユイ「ですがある日、いつものようにモニターをしていると、他のプレイヤーとは大きく異なるメンタルパターンを持つ二人のプレイヤーに気づきました。その脳波パターンの中には、喜びや安らぎ、絶対的な信頼感。それに、言葉ではうまく説明できない感情...。とにかくその人達は明らかに他のプレイヤーとは明らかに違った。...それが、キリトさんとユウキさんでした。」
キリト「俺たちが...?」
ユイ「二人の行動や会話に触れるたびに、私の中にはある欲求が生まれてきました。あの二人のそばに行きたい、直接私と話をしてほしい。それから毎日、システムコンソールによって実体化し、二人の暮らすプレイヤーホームの近くを彷徨いました。...その頃にはもう、私は記憶を失ってしまうほどに壊れてしまっていました。」
ユウキ「それがあの森...なんだね。」
ユイ「はい。そして先ほど、私の意識を覚醒させる出来事がありました。キリトさんとユウキさん。貴方達の感情は、死に直面していてもなおあたたかい感情で満たされていました。まるで、二人一緒なら死の恐怖に怯えることなんてないとでもいっているようでした。無意識なメンタルスキャンの中で感じた感情でしたが、それにより記憶を取り戻すことができたのです。」
-
- 520 : 2016/04/06(水) 09:12:06 :
- 期待です(^∇^)
-
- 521 : 2016/04/06(水) 23:30:47 :
- キリト「なるほどな。...でも実際そうだったかもな。少なくとも俺は。」
ユウキ「...ボクも同じだよ。キリトが一緒だと思ったら、死の恐怖なんてこれっぽっちもなかった。」
ユイ「やっぱり。...やっと、会えた。ずっとお会いしたかったです。キリトさん、ユウキさん。...おかしいですよね、そんなこと思えるはずないのに...私はただのプログラムなのに...。」ポロポロ
ユウキ「それは違うよ、ユイちゃん。ただのプログラムなんかじゃない。だって本物の知性を持っているんだもの。その涙だってそうでしょ?」
ユイ「私、解りません...。私がどうなってしまったのか......。」
キリト「ユイはもう、システムに操られるだけのプログラムじゃない。だから自分の望みを口にできるはずだよ。...ユイの望みはなんだい?」
ユイ「私は...私は、もっと、もっとたくさんお話したいです...キリトさん、ユウキさん...。」
キリト「俺たちは大歓迎だよ。な、ユウキ?」
ユウキ「うん、ボク達とたくさんお話ししようよ!ユイちゃんにたくさん面白いお話を聞かせてあげる!」
ユイ「...ありがとう、ございます。」
キリト「さ、とにかくここから出よう。ここじゃ落ち着かないだろう?」
ユイ「......。」
ユウキ「ユイちゃん?...どうしたの。」
ユイ「ごめんなさい。本当はお二人と一緒に行きたいです。...でも、もう遅いんです。」
ユウキ「...えっ?」
-
- 522 : 2016/04/06(水) 23:52:42 :
- 期待
-
- 523 : 2016/04/07(木) 13:16:28 :
- 期待です(^∇^)
-
- 524 : 2016/04/08(金) 22:28:23 :
- このss大好き!!
期待ーーーーー!!!
-
- 525 : 2016/04/10(日) 19:37:25 :
- キリト「遅いって、どういうことだよ...。」
ユイ「キリトさん...この石が何か分かりますか?」
キリト「え?」
ユイ「...実は、この石はただの装飾的オブジェクトがありません。GMがシステムに緊急アクセスするためのコンソールなんです。」
キリト「なっ!?でも、なんでそんなものがここに...!」
ユイ「おそらくさっきのボスモンスターは、あれを守るために配置されていたのでしょう。ですが私はコンソールにアクセスし、そのボスモンスターを〈オブジェクトイレイサー〉で消去しました。...それは同時に、今まで放置されていた私の存在が再び注目されてしまったことを意味します。それも、ゲームを破壊するエラー。消去するべき存在として...。」
ユウキ「そんな...!そんなのダメだよ!...そうだ、今すぐここから逃げよう!そうしたら...。」
ユイ「ごめんなさい、ユウキさん。もう、時間がない...みたいです。」
キリト「くそ...!こんなのってねえよ...!!」ドンッ
ユイ「キリトさん。ユウキさん。最後に、私の願いを、聞いてくれますか?」
-
- 526 : 2016/04/11(月) 20:55:48 :
- つづきしりたい
-
- 527 : 2016/04/12(火) 00:34:02 :
- 一気に見ました。
とてもおもしろいですね!
これからも頑張ってください!
-
- 528 : 2016/04/14(木) 17:39:58 :
- ユイ「キリトさんとユウキさんのそばにいると、みんなが笑顔になれた。だから、これからもみんなに喜びを...笑顔を与えて...そしていつか必ずこのデスゲームを────」
シュゥン
キリト「ユイ!!」
ユウキ「...こんなの、こんなおかしいよ...。なんでユイちゃんがこんな目に合わなくちゃいけないの...?」
キリト「......きっと、意味なんてないんだ。そして俺達はプレイヤー。こればっかりはどうする事も...!?」
キリト(待てよ。さっきユイはなんて言った?...システムに緊急アクセスするためのコンソール?もしかしたら......!)
ユウキ「キリト...?」
キリト「カーディナル...そういつもいつも思い通りになると思うなよ...!!」ピッ
ユウキ「キリト!?どういうこと...!?」
キリト「これはシステムにアクセスするためのコンソールだ。なら、これを通じてシステムに割り込むことができるかもしれない...!」カタカタ
ユウキ「ということは、ユイちゃんを助けることが出来るの!?」
キリト「出来ることはやらないと、自分の身を犠牲にしてまで俺達を救ってくれたユイに......ぐっ!?」ガキィン
ユウキ「キ、キリト!!大丈夫!?」
-
- 529 : 2016/04/15(金) 00:36:56 :
- いいぞもっとやれw
初めまして、ハザマと申します。
電撃FCIでユウキを使っていて愛着があります。これからも期待していますので頑張ってください!
-
- 530 : 2016/04/15(金) 15:55:02 :
- 俺んち熊本なんだけどこれみて元気でた
-
- 531 : 2016/04/15(金) 15:55:19 :
- 文才うらやま、期待です
-
- 532 : 2016/04/16(土) 00:03:13 :
- >>530
大丈夫ですか!?!?
とにかく、元気を出して頂けたようで何よりです…
これからもまだ余震等があるかと思いますがお気をつけて…!
-
- 533 : 2016/04/16(土) 00:11:43 :
- とても面白いです!これからも頑張ってください!楽しみにしてます!すいませんうえからみたいな発言してしまって
-
- 534 : 2016/04/16(土) 21:42:54 :
- 期待です
>>530大変ですね。本当にお気をつけて
-
- 535 : 2016/04/16(土) 22:14:12 :
- 期待です>>530お大事に
-
- 536 : 2016/04/17(日) 00:06:40 :
- キリト「......成功だ。」
ユウキ「キリト!良かった!...成功って?」
キリト「これだよ。」グイッ
ユウキ「...これは?凄くキラキラ光ってる...。」
キリト「管理者権限が剥奪される前に、ユイのプログラム本体をどうにかシステムから切り離してオブジェクト化したんだ。ユイは、この中に眠っているよ。」
ユウキ「...」ポカーン
キリト「...あれ?ユウキ?」
ユウキ「凄い!凄いよキリト!」ガバッ
キリト「わっ!?で、でも、アイテム化したユイを解放してやる手段は分からないんだ...。」
ユウキ「...そっか。でも、やっぱりキリトは凄いよ。ボクじゃ絶対にできなかった。」
キリト「まさかこんな所で俺の特技が役に立つとはな。でも本当に良かった。...さ、そろそろ帰ろうぜ。多分先に離脱した二人も心配してるだろうし。」
ユウキ「うん、そうだね。」
_______________
__________
ユウキ「...ねえ、キリト。」
キリト「ん、何だ?...って、ユウキ。顔赤いぞ。大丈夫か?」
ユウキ「そ、そう...?えっとね。さっきボクが言った言葉覚えてる...?」モジモジ
キリト「な、何か言ったっけ?ごめん、色々ありすぎて良く覚えてない...。」
キリト(何だ...?ユウキの様子が何だか変だぞ...。)
-
- 537 : 2016/04/17(日) 22:13:50 :
- 期待です(ノ・ω・)ノオオオォォォ-~
-
- 538 : 2016/04/20(水) 11:41:19 :
- すごい面白いです
-
- 539 : 2016/04/20(水) 22:38:01 :
- 楽しみにしてます
がんばってください。
-
- 540 : 2016/04/21(木) 00:04:42 :
- ユウキ「...じゃあ改めて言うね。キリト、ボクは......」
シノン「キリト!ユウキ!!」
キリト「ん?あ、シノンか。どうした?」
ユウキ「っ!?」
シノン「ユイちゃんが!!いきなり消えちゃったの!!」
キリト「...そっか。すっかり言うのを忘れてた。」
シノン「え?」
キリト「ユイは、ここに眠っているんだ。」
シノン「...どういうこと?」
キリト「この話は色々と長くなるから、後でゆっくり話すよ。まあ安心してくれ。死んだわけじゃない。」
シノン「そう...。安心したわ。」
キリト「後でこのことはアスナにも伝えておかないとな...ってユウキ、どうしたんだ?」
ユウキ「...」ジーッ
シノン「ユウキ?」
ユウキ「...シノン。後でちょ~っとお話があるんだ。いいかな?」ニコニコ
キリト(え?雰囲気からしてユウキ滅茶苦茶怒ってるよな...?シノンは一体何をしたんだ?)
シノン「ユ、ユウキ?何だか笑顔が怖いんだけど...」
ユウキ「そんなことないよ~。それじゃ、後でボクの部屋まで来てね~。」スタスタ
シノン「...ねえキリト。私何かしたかしら?」ヒソヒソ
キリト「さ、さあ?」
-
- 541 : 2016/04/22(金) 00:12:06 :
- _ 夜 _
キリト「......。」カキカキ
キリト「...まあ、こんなところか。本当、今日一日で色んなことがあったな。」ドサッ
キリト「森で記憶喪失の女の子...ユイに出会ったり、軍のリーダーを助けるために隠しダンジョンへ潜ったらそこで超強力なボスにやられそうになったり、かと思ったら記憶を取り戻して、管理者権限を取り戻したユイに助けられて、システムによって削除されそうになったユイを、コンソールでシステムから切り離してオブジェクト化...か。」チャラン ピッ
キリト「この石の中にユイは眠っているんだよな。早くどうにかしてユイを戻す方法を見つけてあげたいな...。自らの犠牲にしてまで、俺達を助けてくれたんだ...。」
キリト「さて、と。少し早いけど今日はもう寝ようかな。ユウキは...まだ帰ってきてないようだけど、まあ大丈夫だろう。」
_______________
__________
コンコン
アスナ「はーい。どちら様ですか?」
ユウキ「アスナ。来たよ~。」
アスナ「ユ、ユウキ!?ちょ、ちょっと待ってて!」
ユウキ「う、うん。分かった。」
シャラン シャラン
アスナ「入っていいよー。」
ガチャ
ユウキ「お邪魔しま~す。...わぁ、アスナの部屋に来るのも久しぶりだなぁ。相変わらず凄いね~。」
アスナ「そんなことないよー。私はユウキ達のホームの方が良いと思うなぁ。」
ユウキ「えへへ、そうかなぁ。」
アスナ「うんうん。...それはそうと、今日はいきなりどうしたの?」
ユウキ「あ、そうだった。...えっとね、ユイちゃんのことなんだけどね。」
アスナ「ユイちゃんがどうかしたの?」
-
- 542 : 2016/04/23(土) 00:28:05 :
- 期待!!毎回更新が楽しみで仕方ないです!!
-
- 543 : 2016/04/23(土) 16:14:40 :
- ごめんなさい、体調を崩しました......。
少しの間更新が出来ないかもしれません...。
-
- 544 : 2016/04/24(日) 20:58:00 :
- 大丈夫ですか!?
更新は遅くなってもいいのでゆっくり体調を整えてください
お大事に
-
- 545 : 2016/04/26(火) 00:42:23 :
- お大事に
期待です
-
- 546 : 2016/04/28(木) 18:16:48 :
- 続きが楽しみですが、まずはゆっくり休んでください!
-
- 547 : 2016/04/29(金) 20:48:02 :
- _______________
__________
ユウキ「......ってことがあったの。」
アスナ「そうだったんだ...。でも、ユウキとキリト君が無事でなによりだよ。それに、まだユイちゃんを戻す方法があるかもしれないんでしょう?」
ユウキ「うんうん。それでアスナにお願いがあってさ、一緒にユイちゃんを戻す方法を探して欲しいんだけど...ダメかな?」
アスナ「ううん、私で良かったらもちろん協力するよ!力になれるかは分からないけど...。」
ユウキ「本当!?ありがとう、アスナ!」
アスナ「それに、元はと言えば私の仕事だったわけだし。明日ギルドの人にも色々聞いてみるね。」
ユウキ「うん、よろしくね!」
_ 夜 _
ユウキ「ただいま~。」
「……」
ユウキ「あれ?キリト~。ボクのお帰りだよ~。」
「……」
ユウキ「帰ってくるのが遅かったから、先に寝ちゃったのかな...?」
-
- 548 : 2016/04/30(土) 05:49:10 :
- 期待です‼︎これからも頑張ってください
-
- 549 : 2016/04/30(土) 17:10:28 :
- 頑張ってください
応援してます!!
-
- 551 : 2016/05/04(水) 21:07:58 :
- _ 翌日 _
ヒースクリフ「君が私に用とは、中々に珍しいね。キリト君。」
キリト「ああ。今回ばかりはあんたにも力を借りたいと思ってな。」
ヒースクリフ「ほう。君が戦闘以外で私を頼るとは。それほど重大なことなんだね?」
キリト「本当なら戦闘でもあんたにはあまり頼りたくないんだがな。…で、本題なんだけど、あんたは以前少し噂になった22層の幽霊の話を知っているか?」
ヒースクリフ「ああ。知っているよ。白いワンピースを着た女の子の霊だと聞いている。それがどうしたというのだね。」
キリト「俺達は昨日その子に接触したんだ。そして色々あって、その子は運営が用意したカウンセリングプログラムだということが分かった。だが、エラーを蓄積して記憶喪失を起こしていた。」
ヒースクリフ「ほう…。」
キリト「何とかしてその子は記憶を取り戻すことが出来た。だけど、危険に晒されていた俺とユウキを助けるためにコンソールにアクセスし、システムにエラープログラムと認識され消去されそうになってしまったんだ。」
ヒースクリフ「…。」
-
- 552 : 2016/05/04(水) 21:09:11 :
- キリト「だが、残された僅かな時間でコンソールにアクセスし、その子にアイテムオブジェクトとしての属性を付加することで消去は免れた。…んで、ここからなんだが。そのアイテムオブジェクト化した彼女を元に戻すことを探してるんだ。何か心当たりはないか?」
ヒースクリフ「…残念だが、そのような方法に心当たりはないな。だが非常に興味深い話だ。ぜひ私にも協力させて貰おう。」
キリト「そうしてもらえると助かる。なんせ全く解決策が見当たらないんだ。よろしく頼む、ヒースクリフ。」
ヒースクリフ「ふっ。せっかくやるんだ。ユイ君の事は私に任せておきたまえ。」
キリト「…?」(なんだ。凄く違和感が…。)
ヒースクリフ「…。それはそうとキリト君。君はもうあの作戦の話を聞いたかね?」
キリト「あの作戦?いや、分からない。何の事だ?」
ヒースクリフ「何でも、近々有力殺人ギルド『ラフィンコフィン』の討伐隊が組まれるという話だよ。現在彼らが潜伏してるダンジョンが見つかったらしくて、この際に無力化するということらしい。」
-
- 553 : 2016/05/04(水) 21:09:48 :
- キリト「らしいって…発案者はお前じゃないのか?」
ヒースクリフ「ああ。だが、アインクラッド最有力ギルドとして殺人ギルドの行動は見過ごせないからね。私も討伐隊に参加するつもりだよ。」
キリト「そんな計画が…。」
ヒースクリフ「そのときは、ぜひキリト君の力を借りたい。いくら攻略組とはいえ、相手は殺人集団。どんな手を使ってくるか分からないからね。その点、君の状況判断能力は素晴らしい。」
キリト「……分かった。だが、一つだけ譲れないことがある。」
ヒースクリフ「何だね?」
キリト「俺が参加する代わりに、ユウキは…絶対に参加させないでほしい…。」
ヒースクリフ「そうか…了解した。」
キリト「じゃあ、詳しいことが決まったらまた知らせてくれ。今日はありがとう、ヒースクリフ。」
ヒースクリフ「君と私の仲だ。いつでもたよってくれたまえ。」
キリト「ああ。また。」
ガチャ
ヒースクリフ「…まさか、こんな事が起こるとは。いくらコンソールを使ったとはいえ、システムの力に逆らう者が現れるなんて考えてもいなかった。これは私を楽しませてくれた礼だ。ユイ君を復活させようじゃないか。」
ピッ
ヒースクリフ(…これでしばらくしたらユイ君は元に戻るはずだ。さあ、もっと君の本当の力を見せてくれたまえ!)
-
- 554 : 2016/05/05(木) 18:37:09 :
- いつの間にかお気に入りが50に...!皆さん、本当にありがとうございます!!
ここまでこれたのは皆さんのコメントや応援があったからです!相変わらずの低更新頻度ではありますが、これからも応援していただければと思います!
-
- 555 : 2016/05/05(木) 19:41:25 :
- 期待です~
-
- 556 : 2016/05/06(金) 01:13:50 :
- 新参者です!
ものすごおぉぉく期待しています!
絶対ユウキを幸せにしてくださいね!!
-
- 557 : 2016/05/06(金) 11:44:15 :
- あれ、ヒースクリフがユイって呼んで((殴
-
- 558 : 2016/05/06(金) 18:39:25 :
- 期待!
-
- 559 : 2016/05/08(日) 23:36:01 :
- キリト「ただいま」
ユウキ「あ、キリトおかえり~。...どうだった?」
キリト「ん、ああ。意外とあっさり受けてくれたぜ。」
ユウキ「あれ、そうなんだ。あの人、どこかの誰かさんみたいに戦うこと以外興味ないのかと思ってたよ。どこかの誰かさんみたいにね。」ニコニコ
キリト「俺も正直ここまですんなりいくとは思ってなかったよ。そして、さりげなく俺を戦闘狂に仕立て上げるな。」ビシッ
ユウキ「あいたっ!」
キリト「俺なんかまだまだだろ。そんなこと言ったらアスナなんかバーサクフェンサーなんていう二つ名がついてもおかしくないくらいには暴れてるぜ。」
ユウキ「あ、今のアスナに言っちゃおーっと!ボクはどうなっても知らないよ!」
キリト「それだけはやめてくれ...。」
ユウキ「えへへ、冗談だよ。キリトがアスナに怒られてるのを見るのもいいけど、多分ボクまで巻き添えになりそうだから今回は見逃してあげる。」
キリト「よし、今のアスナに言っておくからな。」
ユウキ「え!?ダメ!!言っちゃダメだよ!?言ったらボク怒るからね!!」
キリト「はいはい、分かったよ。絶剣ユウキ様。」
ユウキ「むー。キリト、ボクの事バカにしてるでしょ!」ジトッ
キリト「いやしてないしてない。むしろ敬意を払ってるじゃないか。絶剣様って。」
ユウキ「絶対嘘だ!酷いよ、そうやってボクのこといじめるんだね...。」
キリト「ごめんごめん。」ナデナデ
ユウキ「はぅぅ...。もぅ、仕方ないなぁ。今回は許してあげる。」
キリト「そりゃ良かった。それじゃ、明日からの攻略もよろしく頼むぜ。」
ユウキ「うんうん、任せて!」
キリト(本当に良かった。この様子だと、どうやらユウキは討伐隊のことをまだ知らないみたいだな。)
-
- 560 : 2016/05/09(月) 21:45:29 :
- 期待です
-
- 561 : 2016/05/10(火) 16:43:39 :
- 凄い!凄いしユウキ可愛くて一気読みしちゃいました!続き超期待してます!
-
- 562 : 2016/05/10(火) 21:58:12 :
- 凄く期待です。頑張ってください。
-
- 563 : 2016/05/10(火) 23:16:15 :
- ほんっと凄いです!
どうしたらそんなに文章が上手になるんですか?
-
- 564 : 2016/05/11(水) 21:24:20 :
- _ 翌朝 _
ユウキ「...んん。」パチッ
ユウキ「ふぁ~あ。...寒い。でも起きなきゃ。」モソモソ
ユウキ(キリトはもう起きてるかな?)
ガチャ
ユウキ「ん...本当寒いなぁ。お昼にはあったかくなるといいけど。」ブルッ
コンコン
ユウキ「キリトー。起きてる?」
……
ユウキ(寝てるのかな?...そうだ。久しぶりにキリトの寝顔でも拝ませてもらおうかな~。)ニヤニヤ
ガチャ
ユウキ「お邪魔しま~す。」ソソソッ
キリト「zzz」
ユウキ(...やっぱりこうして見ると、あの強くてかっこいいキリトだとは思えないなぁ...。でもそれがまたいいんだけどね。)クスクス
ユウキ「とと、あまり時間もないんだった。キリト、朝だよ~。」
キリト「うぅん...」
ユウキ「キ~リト。起きないと...わぁっ!?」グイッ
キリト「zzz」ギュー
ユウキ(え...え?どういうこと?何でボクがキリトにぎゅーってされてるの?...というか顔が近いよ!)カァァ
キリト「ぐぅ...」
ユウキ(あ、キリトもお布団もあったかいせいか眠気が......)
ユウキ「...zzz」
キリト「zzz」
_______________
__________
キリト「...ふぁ~あ。よく寝た。...今何時だ?」
モゾモゾ
キリト(あれ、体が動かない。...というか、布団の中に何か...いる?)
ユウキ「すぅ...すぅ...」
キリト「...どういうことなんだ。」
-
- 565 : 2016/05/23(月) 00:52:38 :
- 応援してます!
そしてキリト×ユウキは最高です!!
-
- 566 : 2016/05/23(月) 22:37:50 :
- ゆうき、お誕生日おめでとう!!
-
- 567 : 2016/06/09(木) 01:24:35 :
- キリユウ大好き!
こんな感動してドキドキするSS初めてです!
ユウキがカワイイ(*´`)
-
- 568 : 2016/06/14(火) 18:27:45 :
- 最高です!!!!!
一気読みしちゃいました!(。>﹏<。)
これからも頑張って下さい!!!!!(๑•̀ •́)و✧
-
- 569 : 2016/06/20(月) 22:29:06 :
- あ、これ現行ssだったのか・・・。
期待
-
- 570 : 2016/06/21(火) 23:09:08 :
- 期待です(๑و•̀ω•́)و 頑張れ
-
- 571 : 2016/06/22(水) 00:53:31 :
- 一気読みしました
頑張ってください
-
- 572 : 2016/06/23(木) 21:52:25 :
- 皆さんお久しぶりです。リアルの方が忙しく更新ができない状態にありました。現在テスト期間なわけですが、それが終わればやっと更新できる状態になりそうです!
さて、復帰直後であれなんですがアンケートをとらせてください
僕は今まで1レス分書いたらすぐ投稿をしていたのですが、これからは書きだめを作って5レス分を一気に投稿する感じでやっていこうかなと思ってます。それに関しての意見を聞かせていただきたいなぁと思いますので、良ければご協力をよろしくお願いします・。・
-
- 573 : 2016/06/23(木) 23:08:35 :
- 良いと思いますよ!
楽しみに待ってます
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- 574 : 2016/06/23(木) 23:29:51 :
- 作者さんのお好きなように。
お帰りなさい
-
- 575 : 2016/06/24(金) 00:08:30 :
- どちらでも良いんじゃないですか
お好きなように
-
- 576 : 2016/06/24(金) 01:01:09 :
- ↑上かみたいですいません!
-
- 577 : 2016/06/24(金) 11:44:12 :
- いいんじゃないでしょうか。
私も楽しみにしております。
今のうちにサイヤ人を倒してまわっておきます。
-
- 578 : 2016/06/24(金) 22:04:04 :
- お帰りなさい!!
期待しています。一気に投稿、いいんじゃないでしょうか?何はともあれ楽しみにしています。
-
- 579 : 2016/06/29(水) 23:12:10 :
- 皆さん、ご協力ありがとうございます!
現在テスト期間真っ只中ですので、終わり次第書き溜め作りにとりかかろうと思いますのでもうしばらくお待ちを!
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- 580 : 2016/06/30(木) 00:39:54 :
- 気長に待ってます!
-
- 581 : 2016/07/02(土) 16:12:28 :
- いつまででも待ちます!!Σd(≧∀≦*)
頑張って下さい!!!!!(๑•̀ •́)و✧
-
- 582 : 2016/07/05(火) 23:56:23 :
- キリト(......でも、こうして見てると...やっぱり俺はユウキの事が)
ユウキ「んぅ......」パチッ
キリト「あっ」
ユウキ「...キリトぉ?」
キリト「おはよう、ユウキ」
ユウキ「ん、おはよ~...」ゴシゴシ
キリト「なあユウキ。少し聞きたいんだけど、なんでユウキが俺のベッドの中にいるんだ?」
ユウキ「ふぇ?......!?///」
キリト「ユ、ユウキさん?」
ユウキ「こ、こ、これはその!えっと...!!」
ユウキ(ボ、ボク、あの後そのまま寝ちゃったんだ...!どうしよう...)
キリト「う、うん」
ユウキ「...そ、そう!元はと言えばキリトがボクをベッドの中に連れ込んだんじゃん!」
キリト「...え?」
ユウキ「...だ、だから!キリトがボクをベッドに連れ込んだんだよ!?本当だからね!」
キリト「なんでそんなに焦ってるのかは置いといて、その言い方は誤解を生むからやめてくれ...」
ユウキ「...へ?何で?」
キリト「...何でもねえよ」スッ
ユウキ「ん...キリト?何でボクの頭撫でてるの?」
キリト「いや、ユウキは純粋だなぁって思ってさ」
ユウキ「???」
-
- 583 : 2016/07/24(日) 11:11:51 :
- 気長にお待ちしております。
どうぞごゆっくりなさってください。今のうちに地球は掃除しておきましょう。
-
- 584 : 2016/07/24(日) 23:00:56 :
- そ、掃除!?
-
- 585 : 2016/07/27(水) 14:29:13 :
- やっぱりユウキかわいいな〜。期待です!!
-
- 586 : 2016/08/01(月) 14:26:58 :
- キリト「にしても、こんな時間か。今日は攻略に行こうと思ってたんだけど時間的に厳しいかな」
ユウキ「そうだねぇ。どうしようか?」
キリト「うーん...よし、せっかくだし今日は息抜きと行こうぜ!ほら、最近色々ありすぎて大変だったしさ」
ユウキ「...!」パァァ
キリト「どこか、行きたいところあるか?」(ユウキの目が一瞬でキラキラしだした...)
ユウキ「え、ボクが決めていいの?それじゃあね...うん、あそこにしよっと!」
キリト「決まったか?」
ユウキ「うん、ボクについてきて!」
_ 61層 セルムブルグ _
キリト「ここは...セルムブルグか。ここに何があるんだ?」
ユウキ「それはついてからのおたのしみ!いこっ!」グイッ
キリト「ちょ、引っ張るなって!」
_______________
__________
キリト「へぇ、水族館かぁ。そういやこの層って全面湖というか海って感じだもんな」
ユウキ「現実にはいない綺麗なおさかなが見れるって、凄くわくわくするね!キリト!」キラキラ
キリト「そうだな~俺も水族館に来るのは小さいとき以来だから楽しみだ。早速中に入ってみようぜ」
-
- 587 : 2016/08/01(月) 14:29:04 :
- 書くのが久しぶりすぎて、どんな感じで書いていたかをいまいち思い出せないでいます...夏休みだからって遊びすぎた...(;'∀')
-
- 588 : 2016/08/02(火) 17:59:40 :
- 頑張って下さいー
-
- 589 : 2016/08/08(月) 12:29:15 :
- 頑張ってください 応援してます
-
- 590 : 2016/08/16(火) 15:32:01 :
- 期待です
-
- 591 : 2016/08/18(木) 04:19:01 :
- 頑張って下さい
-
- 592 : 2016/08/23(火) 15:42:42 :
- 追いついた期待
-
- 593 : 2016/08/23(火) 22:15:55 :
- 期待〜頑張ってくださいね!
-
- 594 : 2016/08/27(土) 17:18:16 :
- 期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待
-
- 595 : 2016/08/27(土) 17:18:36 :
- 荒ぶってしまいましたすいません
-
- 596 : 2016/08/28(日) 14:38:09 :
- 作者さんの投稿するのを楽しみにしています~
-
- 597 : 2016/09/09(金) 16:03:58 :
- 期待!!(^^)!
-
- 598 : 2016/09/10(土) 08:29:40 :
- _______________
__________
ユウキ「キリト、見て見て!凄く綺麗だよ!!」キラキラ
キリト「ああ、そうだな!でも、あんまりはしゃぎすぎるなよ?」
キリト(ユウキの凄く楽しそうな顔が見れたし、一緒にきた甲斐があったな...!)
ユウキ「む、キリト。今ボクの事子供扱いしたでしょ」ジトッ
キリト「し、してないしてない!そんなことよりほら、あそことか凄い綺麗な魚がいるぞ?」
ユウキ「本当!?いこ!!」
キリト(子供というか純粋というか...それがいいところなんだけどな)
ユウキ「それにしても、本当に綺麗だね~」
キリト「そうだな、仮想世界ならではの良さって感じか?VRでは水の扱いが難しいっていうけど、ここに関しては若干不自然なところがむしろ幻想的な感じを醸し出してるのかも」
ユウキ「...」
キリト(すっかり見入ってるな。...というか、デスゲームのはずのSAOにこういった場所を用意するなんて、茅場の意図は相変わらず分からない...)
_______________
ユウキ「んー、楽しかったぁ!」
キリト「ああ、今度はリアルの方でも一緒に行こうぜ」
ユウキ「うん、そうだね!...もうこんな時間、早いなぁ...」
キリト「...あ、そうだ。次は俺のお気に入りの場所に行かないか?」
ユウキ「あ、行きたい!」
キリト「よし、それじゃあ少し遠いけどついてきてくれ」
-
- 599 : 2016/09/17(土) 18:29:22 :
- 期待です
-
- 600 : 2016/09/20(火) 18:32:47 :
- 期待っす
-
- 601 : 2016/09/23(金) 17:34:53 :
- 1日で読み終えました!続きをのんびり待ってますね
-
- 602 : 2016/09/23(金) 17:53:34 :
- 期待しています
-
- 603 : 2016/09/24(土) 21:49:03 :
- 期待ィ
-
- 604 : 2016/09/25(日) 00:36:20 :
- 期待しています
がんばってください! (*^∀^*)
-
- 605 : 2016/09/28(水) 07:01:35 :
- 凄く面白いです
頑張って下さい(^^)/
-
- 606 : 2016/09/29(木) 23:12:56 :
- すごく読みやすいです。頑張ってください!!
-
- 607 : 2016/09/30(金) 16:08:01 :
- 面白すぎて1日で一気に読んでしまった・・・
期待!!
-
- 608 : 2016/10/01(土) 13:17:47 :
- 面白すぎる!(*゚Д゚艸)
期待です!!
-
- 609 : 2016/10/02(日) 10:00:21 :
- キリト・・・いいなあ
ユウキ可愛い
(初恋の人がユウキの人)
-
- 610 : 2016/10/04(火) 21:42:01 :
- 超絶期待!!ヽ(*´∀`)ノ
-
- 611 : 2016/10/10(月) 23:51:56 :
- とてもいいです(。´・ω・)
-
- 612 : 2016/10/12(水) 21:41:09 :
- すごく読みやすくてとても良いですね〜‼︎
続き期待して待ってま〜す( ´ ▽ ` )ノ
-
- 613 : 2016/10/17(月) 20:51:51 :
- ほんとにおもしろい
-
- 614 : 2016/10/18(火) 23:16:27 :
- oh.....まさかこんな面白いのを作るとは....
期待です。あと、身体の体調を崩さずにしてください
ゆっくりでいいので、期待です
-
- 615 : 2016/10/22(土) 04:08:59 :
- 気長に待ってます!
この先に期待です!!!
-
- 616 : 2016/10/31(月) 12:31:59 :
- _______________
__________
_ 第1層 フィールド _
ユウキ「結局、今日は1日遊んで終わっちゃったねー」
キリト「まあ、たまにはこんな日があってもいいんじゃないか。特にここ最近は真面目に攻略してたわけだし」
ユウキ「そうだね。にしても本当に今日は時間が過ぎるのが速かったよーもう夕方だね」
キリト「ああ、本当に楽しかった。…と、ここら辺でいいかな。どうだ、いい眺めじゃないか?」
ユウキ「えっ?…わ、本当だ。凄く綺麗…!」
キリト「だろ?いかにもファンタジーって感じの風景に夕日も加わって綺麗で、凄く気に入ってる場所なんだ」
ユウキ「うん…ボクも一目惚れしちゃったかも…」
キリト「はは、気に入ってくれたようで何よりだよ」
ユウキ「…やっぱり、もったいないよ」
キリト「もったいない?何が?」
ユウキ「いや、SAOがただのVRMMOのままだったら、みんな心の底からこの世界を楽しめたのになぁって思ってね…」
キリト「…それは俺も思うな。それに、攻略を進めていくたびに思うんだ。…茅場は何を求めてこの世界を創ったんだろうって」
-
- 617 : 2016/10/31(月) 23:19:21 :
- 初見です
面白くて一気に読んでしまいました。
続きも頑張ってください。
-
- 618 : 2016/11/05(土) 11:13:19 :
- 頼む…続きをくれ
-
- 619 : 2016/11/05(土) 13:43:11 :
- 早く......早く続きをぉ...(禁断症状)
-
- 620 : 2016/11/06(日) 17:31:52 :
- かなり期待
-
- 621 : 2016/11/14(月) 00:30:54 :
- 時間を忘れて一気読みしてしまった。執筆は大変だと思いますが、頑張ってください。期待してます。
-
- 622 : 2016/11/21(月) 00:59:32 :
- ふぁ...ストーリー作る才能ありますねw あ!お世辞じゃないですよ!いやぁ、木綿季ハアハアロリコン達にはたまらんssですね!これからも見るので、頑張ってください! てかさっさと書けy(((ゲフンゲフン 体調に気をつけて頑張ってください!
-
- 623 : 2016/11/21(月) 01:01:29 :
- さりげなく620越えてて草しか生えませぬ え?草に草はやせだって?
-
- 624 : 2016/11/24(木) 17:22:00 :
- 最高ですね!
続きが早く読みたいです!
期待
-
- 625 : 2016/12/12(月) 23:03:33 :
- 期待です
-
- 626 : 2016/12/14(水) 00:09:53 :
- 早く続きを…
-
- 627 : 2016/12/15(木) 16:44:43 :
- 最高
-
- 628 : 2016/12/15(木) 16:45:35 :
- まだかなー、たのしみすぎる
-
- 629 : 2016/12/22(木) 23:29:19 :
- まだかな?
-
- 630 : 2016/12/27(火) 15:43:09 :
- おーい 死んだの?
-
- 631 : 2016/12/29(木) 23:28:36 :
- キリト「...と、まあ暗い話はここら辺にしておいて、せっかくの夕日を楽しもうぜ」
ユウキ「ふふ、そうだね。今日は一日楽しむことにしたんだもんね。明日からまた頑張るためのエネルギーを蓄えなきゃ!」
キリト「俺としては、ユウキが元気なのを見るとそれだけでこっちまで元気になれるけどな」
ユウキ「え、そうなの?じゃあ常に元気でいないと!」
キリト「普段通りが一番だよ。というか普段から元気いっぱいか...」
ユウキ「ふふん、元気なのがボクの取り柄だからね!」
キリト「ああ。そんなユウキが俺は好きだぞ」
ユウキ「...へ!?キ、キリト、突然何言ってるの!?」
キリト「ん、何かおかしなこと言ったか?」
ユウキ「......すぐそう言うこと言うんだから」(ボソッ
キリト「...???」
ユウキ「ううん、何でもなーい」
キリト「そ、そうか...ならいいけど」
ユウキ「さ、そろそろ帰ろ!あんまり遅くなってもあれだし」
キリト「そうだな。よし、行こう」
ユウキ「あ、キリト。せっかくだから手、繋ご?」
キリト「手?いいけど...突然だな」スッ
ユウキ「えへへ、なんだか突然繋ぎたくなったんだぁ」
キリト「そっか、じゃあ帰るまで繋いでおくか」
ユウキ「うん!」
-
- 632 : 2016/12/29(木) 23:30:22 :
- 2カ月ぶりの更新です...申し訳ない!!リアルでもネットでもやりたいこととかやることが多すぎて気づいたら2カ月経ってまし(殴
久しぶりの投稿なので文がおかしくないかとかキャラ崩壊してないかとかが心配ですね...w
-
- 633 : 2016/12/31(土) 01:39:13 :
- 最近読み始めました!
めっちゃ最高です笑
続き楽しみにしてますヾ(≧∀≦*)ノ
-
- 634 : 2017/01/04(水) 02:57:29 :
- やっと追いつきました!
-
- 635 : 2017/01/08(日) 18:46:34 :
- 期待の一言に限ります
-
- 636 : 2017/01/09(月) 15:44:46 :
- 失踪しないでください
-
- 637 : 2017/01/19(木) 09:45:30 :
- 失踪しないでください
最後までやり切ってください
-
- 638 : 2017/01/21(土) 20:05:26 :
- 失踪するくらいなら最初からやらなければいいのに
-
- 639 : 2017/01/21(土) 22:36:26 :
- >>638読ませてもらってる立場なんだからそういうこと言わない方がいいですよー
-
- 640 : 2017/01/21(土) 22:36:41 :
- あと期待
-
- 641 : 2017/01/25(水) 17:27:05 :
- ああ~早く続きが見たいです
-
- 642 : 2017/01/25(水) 22:29:19 :
- _ 某日、血盟騎士団本部 会議室_
ザワザワザワ...
キリト「...とうとう、このときが来てしまったのか」
クライン「ああ、だが今回の戦いはこの世界で生きていく上で避けられねー事態だからな...」
エギル「それに、これ以上被害を出すわけにもいかない。覚悟を決めないとな」
スタスタ
アスナ「3人とも、今回は来てくれてありがとう...お互い、無事に帰ってきましょうね」
キリト「...そうだな」
ヒースクリフ「......さて、ではそろそろ始めさせてもらおう。今回諸君に集まってもらったのは他でもない──ラフコフ討伐作戦についてだ」
ザワザワ
ヒースクリフ「その前に、これから話すことは極秘機密だ。くれぐれも口外しないよう。では、まず各役割分担だが──」
_______________
__________
ユウキ「ねね、シノン。今日は何する?」
シノン「そうね...適当にアクセサリーショップでも見て回ってみる?」
ユウキ「あ、いいね!いこいこ!!にしても、シノンからパーティ誘ってくれるなんて珍しいね~」
シノン「そ、それは、今日は一緒にパーティ組む人がいなくて...アスナも忙しいみたいだし」
ユウキ「そっか~でも丁度良かったよ。ボクも、今日はキリトが忙しいみたいで暇だったんだぁ」
シノン「そうなんだ。じゃあせっかくだし二人で思いっきり楽しみましょうか」
ユウキ「うん!」
シノン(みんな、こっちは順調よ。...無事で帰ってきてよね)
-
- 643 : 2017/01/26(木) 17:40:14 :
- おお~久しぶりに続きが! 待ち望んでました! これからも頑張ってください!
-
- 644 : 2017/01/30(月) 17:21:27 :
- ついにラフィンコフィン討伐ですか ...!
一体どうなってしまうのでしょうか...!
期待してます!!
-
- 645 : 2017/02/04(土) 21:53:46 :
- スーパー期待
-
- 646 : 2017/02/05(日) 23:13:31 :
- 最近読み直しました。ラフコフ、圏内事件は描きにくいランキング上位らしいですからね。まぁ作者さんの能力なら問題はないと思いますが(^^)vリアルも忙しいとは思いますが、早めに投稿してくれると嬉しいです。(上から目線なら注意求む!!)コメントを見ればわかるように、皆期待しているので、頑張ってください。
-
- 647 : 2017/02/07(火) 01:37:09 :
- 超!絶!期!待!
-
- 648 : 2017/02/08(水) 18:42:17 :
- やっぱりこのssは皆に期待されているので是非続きを書いてください。
-
- 649 : 2017/02/14(火) 22:41:11 :
- 期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待
-
- 650 : 2017/02/22(水) 20:04:04 :
- 期待
-
- 651 : 2017/02/22(水) 20:22:00 :
- ユウキ好きなんでこれからも
体調に気をつけて頑張ってください!
期待してます
-
- 652 : 2017/02/24(金) 18:13:06 :
- きーーたーーーいーー いひひひ
-
- 653 : 2017/02/28(火) 17:23:40 :
- ヒースクリフ「──さあ、以上で作戦の内容は一通り話したつもりだが、何か質問のある者はいるかな?」
キリト「一つだけ、やけに敵の情報がはっきりしてるがこれは一体どこから手に入れた情報なんだ?」
ヒースクリフ「それが、匿名のプレイヤーからの密告なのだよ。だから、情報がはっきりしてるとは言ったものの正しいとは限らない」
キリト「...確証はないってわけだな。分かった、ありがとう」
ヒースクリフ「さて、他には何かあるかな?」
......。
ヒースクリフ「ないようだね。では最後に、作戦の開始は明後日の午前3時。1時間前には血盟騎士団ギルド本部に集合しておくよう、よろしく頼むよ。...それでは、各自準備に移ってくれたまえ」
ザワザワザワザワ
キリト「明後日...全然時間がないんだな」
クライン「仕方ねえよ、変に時間かけたせいで感づかれちまったら元も子もねえからな」
エギル「さ、俺達も準備しねえとな。とにかく、厳しい戦いになるのは間違いねえだろうよ」
キリト「...なあクライン、エギル、ちょっといいか?」
-
- 654 : 2017/02/28(火) 21:56:23 :
- 期待
-
- 655 : 2017/03/01(水) 01:27:15 :
- –––期待
-
- 659 : 2017/03/03(金) 13:02:54 :
- 続き楽しみにしてます!
-
- 661 : 2017/03/04(土) 17:07:29 :
- お久に読んだ。
やっぱキリユウだわ
これからも期待してまーす
-
- 665 : 2017/03/05(日) 14:15:25 :
- 一気に読み切って追いつきました!これからの展開も期待です!!
-
- 666 : 2017/03/08(水) 20:09:05 :
- 超絶期待してます!
-
- 667 : 2017/03/10(金) 23:30:14 :
- 期待してます!
-
- 668 : 2017/03/12(日) 00:38:23 :
- 超絶期待
さっき読みはじめて追い付いてしまった
-
- 669 : 2017/03/13(月) 17:45:19 :
- 凄いですね……投稿数1でフォロワーが50人以上……神っすねw
あ、面白いですよ!
期待して待ってます!
-
- 670 : 2017/03/14(火) 22:35:27 :
- やべえ 約2年ぶりに見に来たけどまだ続いていたとは、、
応援してます。 自分のペースで頑張って下さいね。
-
- 671 : 2017/03/15(水) 17:30:48 :
- ヤベえ 久しぶりに読んだら続ききてる!! これからも頑張って下さい!
-
- 672 : 2017/03/15(水) 20:41:01 :
- 期待!
-
- 673 : 2017/03/19(日) 21:01:29 :
- このssすごすぎ WWWWWWW
期待してます!!!!!!
-
- 674 : 2017/03/24(金) 15:45:07 :
- ユウキかわいい
超期待
-
- 675 : 2017/03/25(土) 06:50:56 :
- 正直自分は、手も足も出ない位の良い作品ですね(汗
自分のペースで頑張ってください!
続き期待してます!
-
- 676 : 2017/03/27(月) 00:30:13 :
- 超面白いです!✨一昨日から見始めてやっと追い付きました!
超期待です!マイペースでこれからも頑張ってください!!
応援してます!✨
-
- 677 : 2017/04/02(日) 18:17:32 :
- _______________
__________
エギル「おいおい、こんなところに呼び出して何があるっていうんだ?」
キリト「ちょっとな…と、いたいた」
アルゴ「遅かったじゃないカ、待ちくたびれたヨ」
キリト「話し合いが長引いたんだよ。というか、クラインとエギルを連れてきたぞ。一体何のようなんだ?」
クライン「おいおいキリト、お前も呼び出された側だったのかよ?」
キリト「ああ、何でも腕の立つプレイヤーの力が借りたいとのことでな」
アルゴ「そういうことだナ」
エギル「で、俺たちに何をしろっていうんだ?」
アルゴ「単刀直入に言うと、クエストを受けてほしいんダ」
キリト「クエスト?高難易度のクエストってことか?それなら他の攻略組でもいいんじゃないか?」
アルゴ「今は例の件でかなり慌ただしくなってるダロ?それに、あまり時間もないんダ」
キリト「…なるほどな、詳しく聞かせてくれ」
-
- 678 : 2017/04/03(月) 09:07:30 :
- 期待してます!
-
- 679 : 2017/04/03(月) 21:17:06 :
- 続きとても楽しみにしておりました!早く続き見た((殴 気長に待っておりますので、これからも期待しております。
-
- 680 : 2017/04/08(土) 01:16:09 :
- うっわーーーーーーーーーーーやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいすげぇぇぇぇえぇぇぇぇえええぇぇぇぇぇえ!!!!!!!!!!
こういうのすんごい好きです!!!!!!超期待!!!無理しないでくださいね!!
-
- 681 : 2017/04/08(土) 16:24:41 :
- 期待!
-
- 683 : 2017/04/11(火) 19:07:43 :
- す、すいません荒ぶりました(´;ω;`)
-
- 684 : 2017/04/11(火) 19:26:56 :
- 私は軽率な発言をしてしまいました本当にごめんなさい(´·ω·`)
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- 685 : 2017/04/14(金) 23:23:49 :
- この世界での木綿季と和人は二人共同い歳(14歳)で合ってますか?
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- 686 : 2017/04/16(日) 18:20:25 :
- うわぁすごいです……!!
面白いので一気に読んでしまいました(笑)
これからも期待&応援してます!!
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- 687 : 2017/05/03(水) 15:13:47 :
- 続きが気になるぞい!
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- 688 : 2017/05/05(金) 00:43:00 :
- 期待してます!
時間が掛かっても帰ってきて下さい!
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- 689 : 2017/05/05(金) 22:15:43 :
- すごく面白くて最初から一気に読んじゃいました!
無理しない程度に頑張ってください!
期待してます!
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- 690 : 2017/07/07(金) 23:08:57 :
- 作者さん 頑張って下さい。期待してます。
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- 691 : 2017/07/26(水) 22:02:24 :
- とても面白いです!最高すぎるぅぅぅぅ!!!!期待×一億
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- 692 : 2017/08/17(木) 04:22:03 :
- とても面白く、読んでて飽きないです。リアルが忙しいのは投稿ペースで分かります。なので、ベルセルクの原作者のように年単位の遅さにならないように気を付けてください。
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- 693 : 2017/08/19(土) 16:23:05 :
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クライン「期間限定クエストだぁ?」
アルゴ「そうダ。ついでに言うと時間もあまり残されていない」
キリト「ちなみに、残された時間はどのくらいなんだ?」
アルゴ「あと2日。明後日までだナ」
エギル「明後日までだと!?でも明後日には──」
アルゴ「討伐戦、ダロ?無理を言ってるのは分かってるサ。でも、オレっちはこのクエストには何かあるって睨んでる。なんせ、クエスト名も難易度も不明なんダ。何かあるに決まってル」
キリト「既に計画の時間も知ってるんだな。それでも頼んでくるってことは、何かあるって確信してるんだろ?」
アルゴ「ああ、絶対何かあるネ」
キリト「...ああ、分かった。引き受けるよ。お前ら、手伝ってくれるか?」
クライン「...たく、仕方ねえな!おめー一人じゃ不安だしこのクライン様に任せな!」
エギル「正直あまり気のりはしないが、ここであんたらに死なれちゃ困る。俺も連れていきな」
キリト「ありがとう。この礼はいつか、精神的にな」
アルゴ「もちろんオレっちも同行するヨ」
キリト「明日の昼に開始すればおそらく作戦までに間に合うはずだ、頑張ろう。俺は協力してくれそうな人達に声をかけてみる」
アルゴ「ああ、よろしく頼むヨ」
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- 694 : 2017/08/19(土) 16:32:46 :
- キリト「(よし、シノンもクエストを手伝ってくれる、と。これで5人だな)」
ユウキ「ねえキリト。さっきから誰とお話してるの?」
キリト「ん、ちょっとシノンとな。...なあユウキ」
ユウキ「んー、なあに?」
キリト「明日さ、暇?」
ユウキ「暇だよ。それがどうしたの?」
キリト「アルゴ達とクエストに行くことになったんだけど一緒に行かないか?」
ユウキ「うん、行く行く!アルゴの他に誰が来るの?」
キリト「俺、クライン、エギルといまシノンを誘った。んでアルゴとユウキで6人だな」
ユウキ「あれ、アスナは来ないんだ」
キリト「あ、ああ。最近色々と忙しいみたいでな。誘ったんだけど来れないって」
ユウキ「...そっか、でもアルゴと会うの久しぶりだし楽しみだなぁ」
キリト「頑張ろうな、ユウキ」
ユウキ「うん、頑張ろー!あ、そうだ。リズたちも誘ってみようか?」
キリト「うーん、呼べるならお願いしようかな」
ユウキ「分かった!」
_______________
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キリト「よし、みんな揃ったな」
シノン「ちょっと待ってよ。私、呼ばれたのはいいけどクエストの内容とか全然知らされてないんだけど」
ユウキ「あ、そういえばボクもだ」
キリト「あーそれがな、今回クエストの前情報が全くないんだ。分かるのは、このクエストの期限が明日までっていうことだけ」
シノン「なにそれ、怪しすぎ...」
キリト「まあ確かにそうだな、でもまあこのクエストには何かあるってそこにいらっしゃるアルゴ様が保障してくれてるから」
アルゴ「何かあってもキー坊が守ってくれるサ。出発しようカ」
キリト「おいおい...まあ、みんな頑張ろうぜ」
「「「おー!!」」」
-
- 695 : 2017/08/19(土) 16:39:29 :
- かなり間が空いてしまいましたね...お久しぶりです。というかまだ読んでくれてる方はいるのかな?
受験生になってリアルの方が忙しくなってしまい、saoからも離れてしまい、結果的にめちゃくちゃ更新が遅くなってしまいました!ごめんなさい!
正直、saoの細かい部分の内容とかssの書き方もほとんど忘れてしまっていて、少しずつ思い出しながら書いてます...
失踪はしないようにしたいですが、更新が遅くなることに関してはできるだけ期間を空けないようにしたいと思っているので、気長にまってもらえればと思います;;
-
- 696 : 2017/08/21(月) 07:45:41 :
- ちゃんと読んでるよ~
自分のペースで頑張ってください
期待してます。
-
- 697 : 2017/08/21(月) 10:47:02 :
- ちゃんと見てます!
僕も受験生なので気持ちは分かります(´;ω;`)
リアルの方も頑張ってください!
-
- 698 : 2017/09/02(土) 16:02:24 :
- 一気読みしました!(テスト期間なのに···w)
めっちゃ面白いです!
頑張ってください!!!
-
- 699 : 2017/09/11(月) 21:02:41 :
- めっちゃ面白いです!受験頑張って下さい~!
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- 700 : 2017/09/26(火) 21:06:32 :
- 一体何ヵ月振りに見たんだ...
続きが楽しみ過ぎる!!!
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- 701 : 2017/09/27(水) 18:42:08 :
- 頑張って
-
- 702 : 2017/10/02(月) 17:17:29 :
- 体調管理に気をつけて下さい~!
-
- 703 : 2017/10/02(月) 18:04:04 :
- 早くー
-
- 704 : 2017/10/11(水) 16:52:05 :
- ラフコフ編は期待!!!
あと体調管理気をつけて下さい!
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- 705 : 2017/10/11(水) 16:55:10 :
- ラフコフ編は期待!!!
あと体調管理気をつけて下さい!
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- 706 : 2017/10/23(月) 20:05:58 :
- 期待更新早く続き続き‼︎‼︎
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- 707 : 2017/10/24(火) 00:41:49 :
- こんなとこまできて諦めるのか!?そうじゃないだろう!今まで頑張って来た努力は全部無駄か!?違うだろう!男だったらキリトのように責任を果たせええええええええええええ
って弟が、いってた
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- 708 : 2017/10/29(日) 00:23:26 :
- すっごいおもしろいですよ!
まだ見てます。受験頑張って!……と言いたいところだけど続きを書いてください……のほうがでかい!
失踪だけは勘弁してね!
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- 709 : 2017/11/13(月) 16:30:12 :
- とっても面白いです!なので、受験勉強、更新を頑張ってください!(上から目線ですみません。
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- 710 : 2018/01/07(日) 11:03:01 :
- あけおめ!受験頑張って!
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- 711 : 2018/02/09(金) 00:59:13 :
- 一気に読みました!何この才能過ごすギィン
受験勉強ほったからかして全部読んじゃいましたそして、この純粋なユウキもエッチなことをしてしまうのか///
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- 712 : 2018/02/15(木) 10:35:21 :
- 期待です!
頑張って下さい!
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- 713 : 2018/02/20(火) 21:57:44 :
- もしかして失踪?
このシリーズは面白いので、せめてSAOだけは完結させてほしいです。
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- 714 : 2018/02/25(日) 20:31:42 :
- 期待です。
↑の人ちょっとかわいいと思ったけど
やめい
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- 715 : 2018/03/25(日) 13:37:12 :
- 気長にまっておりますので自分のペースでがんばってください。
更新お疲れ様です
-
- 716 : 2018/06/28(木) 16:22:36 :
- 10か月
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- 717 : 2018/07/01(日) 04:32:06 :
- 頑張ってください
期待してます
-
- 718 : 2018/07/04(水) 02:00:01 :
- 出来るだけ早くお願いします
-
- 719 : 2018/07/14(土) 08:08:07 :
- 11ヶ月
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- 720 : 2018/07/16(月) 12:33:35 :
- 期待ですー!
-
- 721 : 2018/08/02(木) 10:49:17 :
- あとちょっとで一年かー
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- 722 : 2018/08/02(木) 17:36:35 :
- 自分のペースで頑張ってください
-
- 723 : 2018/08/05(日) 14:23:30 :
- 頑張れ〜
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- 724 : 2018/08/06(月) 04:22:53 :
- っw
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- 725 : 2018/08/14(火) 13:14:29 :
- 360日
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- 726 : 2018/08/15(水) 02:39:29 :
- 続き期待です
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- 727 : 2018/08/15(水) 21:55:10 :
- 放置してませんよね?
-
- 728 : 2018/08/17(金) 19:04:46 :
- 失踪な、なんて言わないよよよ、ねねね
1番好きなssだからかいてくれぇぇぇ
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- 729 : 2018/08/23(木) 22:45:53 :
- いつの間にか~
一年がたっていたー
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- 730 : 2018/08/28(火) 22:33:00 :
- 期待してます!
-
- 731 : 2018/09/11(火) 00:00:37 :
- 期待っす
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- 732 : 2018/09/22(土) 19:20:46 :
- 期待してまっせ
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- 733 : 2018/09/24(月) 20:12:36 :
- まだですか?
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- 734 : 2018/09/30(日) 18:54:42 :
- ごめんなさい、大学生になってリアルが忙しくなったことで全く手が付けられない状態でした。とりあえず生存確認だけですが落ち着き次第更新再開したいと思います。
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- 735 : 2018/10/08(月) 15:05:38 :
- 頑張ってぇ!
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- 736 : 2018/10/12(金) 14:02:55 :
- お願いします!
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- 737 : 2018/10/24(水) 22:20:55 :
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ユウキ「リズやシリカに会うのも久しぶりだね~」
シリカ「そうですか?定期的に武器のメンテナンスで会ってる気がするんですが...」
ユウキ「あれ、そうかな?最近忙しかったからボクが勘違いしてるだけ?」
リズベット「それはそうと、私たち呼ばれたのはいいけど役に立つかは分からないよ?みたところみんな最前線で戦ってるプレイヤーみたいだけど、あたしたちは中層クラスのプレイヤーだから」
アルゴ「このクエストを受注したのが、丁度二人が拠点にしてる層あたりだから大丈夫だと思うけどナ。まあ無理そうだったら遠慮なく言ってくれて構わないゼ」
リズベット「まあ、やれるだけやってみるわよ。それにしても例の二刀流がみられると思うと楽しみね~」
キリト「特別面白いものでもないと思うけどなぁ...」
エギル「まあ、普段からお目にかかれるものじゃねえからな。興味がわくのも仕方ないんじゃないか?」
クライン「全くだぜ!そろそろ俺にもユニークスキルが使えるようになってもいい気がするんだけどなぁ」
シノン「少なくともそう言ってる間は無理なんじゃないの?」
クライン「ちぇ、いいよなぁキリの字は。ユニークスキルといい可愛い女の子といい...」
キリト「俺だって願って手に入れたわけじゃないからな。まああって困るものでもないけど。それにユウキはただの友達だからな」
ユウキ「えっ!?」
アルゴ「へぇ、やっぱり可愛い女の子って真っ先にユウちゃんを連想するんだナ」
キリト「ちょ、ちが!別にそういうわけじゃ!だって俺といつも一緒にいるっていったらユウキくらいだろ!?」
リズベット「青春してるわね~ユウキもよかったじゃん!」
ユウキ「ねえリズ!からかわないでよ~!」
クライン「はぁ、本当に羨ましいぜ...」
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- 738 : 2018/10/27(土) 22:43:16 :
- 続きがでてる!!
1年前と同じでテスト期間に見てしまった···w
これからも頑張って下さい!
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- 739 : 2019/01/07(月) 17:07:47 :
- あけおめです
受験勉強の息抜きにみています~
昨年も1月7日にコメしてたのに気付きました(偶然)
気長に待ってま~す
-
- 740 : 2019/01/22(火) 04:32:14 :
- 期待してます
気長に待ってます
-
- 741 : 2019/04/25(木) 22:45:52 :
- 続き期待してます
お身体に気をつけてください
-
- 742 : 2019/10/08(火) 11:06:36 :
- これってもう終わった?
-
- 743 : 2019/11/07(木) 07:51:43 :
- 夢中なって読んでたわ
続きまってやす
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- 746 : 2020/07/09(木) 15:45:35 :
- 私は待ってる。
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- 747 : 2021/01/15(金) 01:04:54 :
- 2019、2020ともに投稿なかったけど今年こそは続きに期待
- 著者情報
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