ハンジ「甘いなぁ」
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- 1 : 2015/05/09(土) 12:57:08 :
- ハンジ「あーーー!!!!もう嫌だ!!」
私は書類の山が積まれた机に倒れ込んでやった
ざまーみろ紙の癖に!私に潰されるがいい
ハンジ「大体なんだよこの量は!私は事務職の人間じゃないぞ!調査兵団だぞ!」
そういって立ち上がり窓を開ける
夜風が心地よく頬を撫で、鬱陶しい気持ちと眠気を少し和らげてくれた気がする。
最近書類仕事が増えた気がする...それは私の階級が上がったからとかではない...あの....あの...
ハンジ「馬鹿リヴァイのせいだー!!!!!!」
窓から大声で叫ぶ
うん、気持ちいい
そうだあのリヴァイって奴は...私に自分の分の書類を押し付けてくる
そのせいで私は最近調査兵団としての壁外調査に出る機会も減り
書類を片付けたと思ったらリヴァイが壁外調査の結果報告書類なんかを押し付けてくる
勿論書類関連の仕事が嫌いとかではない
でも私だって巨人を自分の目で見たい
こうして部屋に籠もる生活は柄にあわないんだよ私には
コンコン
げっ
この音は.....
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- 2 : 2015/05/09(土) 23:05:59 :
- 続き期待!頑張ってください!
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- 3 : 2015/05/10(日) 03:14:09 :
- 私は咄嗟に居留守を使う決意をした黙っていれば私はいない事になるに違いな....
「夜風に紛れて俺の悪口が聞こえてきたようだが?」
ならなかった
ガチャ
ハンジ「や、やぁ!リヴァイ無事に帰ってこれて良かったよ!」
何事も無かった様にドアを開け、書類押し付け魔の帰還を喜んでやる
勿論帰ってきた彼に言った言葉は心の底から思ってることだ
いつ命が失われてもおかしくない
送り出す言葉をかけて
迎えの言葉を言えなかった仲間たちが数え切れない
リヴァイは強い
でも人類最強なんて言われても結局は人類だ
巨人は未知数な事が多すぎてリヴァイですら帰ってくる確証なんて何処にもないんだから
リヴァイ「無事に帰って来て最初にいわれるのが」
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- 4 : 2015/05/10(日) 03:22:10 :
- 途中であげちゃいました(; 'ω')
リヴァイ「無事に帰って来て最初に言われるのが馬鹿とは予想していなかったがな?」
顔色1つ変えずに君は相変わらずの嫌味を...
!!ま、まってその...
ハンジ「と、ところでさ!その手に持ってる紙....」
リヴァイは私がそういうと手に持った紙を自分の顔の前に掲げ
リヴァイ「俺からのプレゼントだ
俺はこれから上に報告してくる」
そういって私の机に向かい紙を置くと
踵を返して部屋を出ていった
私はリヴァイの動きを目で追うことしか出来なかった.....
何してたとか
体調とか
私の事心配してくれてもいいだろ!バカ!
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- 5 : 2015/05/10(日) 09:22:04 :
- こうしてまた私の机に向かう時間が増えていくわけだ
でもちょっと眠い....
はっ!!?えっ!
今何時?!
やっちゃった....完全に寝ちゃってた
わたしは壁の時計に目をやった
深夜じゃないか...
これはまたリヴァイにドヤされる....ん...?
部屋が甘い...匂い
匂いを辿るとベッドの横の机に甘い匂いの源があった
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- 6 : 2015/05/10(日) 09:24:54 :
- これは....
「クレープ...と紅茶?」
の隣に置き手紙。
この字はリヴァイかな?
【クソメガネ】
あ、リヴァイだ
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- 7 : 2015/06/14(日) 16:14:42 :
- よくリヴァイの文字わかるな
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