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苗木「ウミガメのスープ?」
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- 1 : 2015/04/11(土) 14:13:54 :
- はいやってしまいました。
ウミガメのスープというゲームを見つけたが吉日。
空っぽの頭を振り絞って考えた問題を出します。
一応読者参加系です。
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- 2 : 2015/04/11(土) 14:25:47 :
- 霧切「知らないかしら」
苗木「まぁ一応…でもボク食べたことないよ」
霧切「違うわよ…そういう推理ゲームがあるのよ」
苗木「推理ゲーム?」
霧切「そうよ、水平思考パズルとも訳されるわ」
苗木「へぇ」
霧切「例えとして一番有名な話を言うわね」
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- 3 : 2015/04/11(土) 14:30:55 :
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ある男が、とある海の見えるレストランでウミガメのスープを注文した。
しかし、男はそのウミガメのスープを一口飲んだところでシェフを呼んだ。
男「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
シェフ「さようでございます」
男はそれ以上スープを飲むことなく、勘定をすませた。
その日、男は自殺した。
一体なぜ?
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- 4 : 2015/04/11(土) 14:32:38 :
- 苗木「一体なぜ?って言われても…」
霧切「そうよね、わからないわよね」
苗木「うん」
霧切「そこがこのゲームの面白いところなのよ」
苗木「え?」
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- 7 : 2015/04/11(土) 16:35:47 :
- 霧切「まずこのゲームの基本ルールを説明するわ」
霧切「最初に出題者が問題を出す」
霧切「問題の参加者はその問題に対して質問をする、『男の自殺はスープを飲んだことと関係していますか?』って具合にね」
霧切「出題者はその質問にYESかNOで答える、さっきの質問だと『YES、とても重要です』みたいにね」
霧切「こんな感じで質問を繰り返して真実を推理していくのよ」
苗木「ふぅん、結構面白そうだね」
霧切「えぇ面白いわよ、やってみる?」
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- 8 : 2015/04/11(土) 16:45:43 :
- 苗木「えぇ…さっきのを?」
霧切「いえ、さっきのはかなり難しいし、苦手な人もいるからね」
霧切「だから作者が自力で考えた問題を解いてもらうわ」
苗木「え!?あのバカで有名(?)な作者の考えた問題!?」
霧切「まったく…どうしてこんなのやろうと思ったのかしらね」
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- 9 : 2015/04/11(土) 18:59:32 :
- 霧切「じゃあ問題よ」
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あるところに殺人鬼がいた。
その殺人鬼は殺しに2つのルールを設けていた。
一つ目は女性しか殺さないこと。
二つ目は殺し方は絞殺のみということ。
完璧主義の殺人鬼はそのルールを一度も破ったことがなかった。
ある日殺人鬼は街で見かけた少女を殺すことにした。
その後殺人鬼は少女の死体をバラバラにし燃やした。
一体なぜ?
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苗木「霧切さん、質問は何回まで?」
霧切「基本的に10回までなのだけど…今回は5回にするわ」
霧切「でもわからない時にはまだ質問したいって言うのよ」
霧切「途中で答えがわかれば言ってちょうだい」
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- 10 : 2015/04/11(土) 19:02:46 :
- では読者の皆さん出番です。
質問は五回まででそれでもわからなければ質問を続けてください。
質問の途中で答えがわかればそこで問題はお終いです。
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- 11 : 2015/04/11(土) 19:06:05 :
- 殺された少女になにか関係がある?
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- 12 : 2015/04/11(土) 19:11:25 :
- 1つ目の殺人ルールは年齢制限ってあるの?
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- 13 : 2015/04/11(土) 19:31:02 :
- 苗木「殺された少女になにか関係がある?」
霧切「YES、とても関係あるわ」
苗木「一つ目の殺人ルールに年齢制限ってあるの?」
霧切「NO、女性であれば年齢は関係ないわ」
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- 14 : 2015/04/11(土) 20:07:03 :
- 少女とは外見をさしますか?
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- 15 : 2015/04/11(土) 20:12:34 :
- 死体を燃やしたということは、少女の殺害は男にとって黒歴史だったということ?
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- 16 : 2015/04/11(土) 20:24:07 :
- 苗木「少女とは外見をさす?」
霧切「YES、あくまで見かけただけだから」
苗木「死体を燃やしたということは少女の殺害は男にとって黒歴史だったこいうこと?」
霧切「YES、少女の殺害は男にとって忌まわしい出来事となったわ」
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- 17 : 2015/04/11(土) 20:27:37 :
- 殺人鬼はルールを破った?
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- 18 : 2015/04/11(土) 20:39:56 :
- 苗木「殺人鬼はルールを破った?」
霧切「YES、それこそが黒歴史よ」
霧切「さて苗木君、答えはわかったかしら」
苗木「えぇと…」
答えがわかった場合は答えを書いてください。
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- 19 : 2015/04/11(土) 20:40:40 :
- 殺したのが、男性だった?
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- 21 : 2015/04/11(土) 20:44:48 :
- 苗木「もしかして…殺したのが、男性だった?」
霧切「……」
苗木「どうかな…?」
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- 22 : 2015/04/11(土) 20:48:09 :
- 霧切「正解よ」
苗木「うん…」
霧切「まぁバカな作者の考えた問題だから簡単だったでしょうけど」
霧切「じゃあ詳しい説明をしていくわ」
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- 23 : 2015/04/11(土) 20:57:00 :
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少女を殺した後、殺人鬼はあることに気がついた。
殺人鬼「コイツは男じゃないか!」
そう、その少女は少女ではなく少年。
彼は家族から女装を強要された哀れな少年。
しかしそんなことはこの殺人鬼は知らない。
殺人鬼は完璧主義であるが故にルールを破ったことが我慢ならない。
そこで少年の死体を燃やすことで今回の殺人をなかったことにした。
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- 24 : 2015/04/11(土) 21:06:30 :
- 霧切「これが真実よ」
苗木「また…身勝手な話だね」
霧切「仕方ないわ、殺人なんて大概身勝手だもの」
霧切「それじゃ、次が最後よ」
苗木「え!?早くない!?」
霧切「バカの作者の頭じゃ2つが限界よ」
苗木「あぁ…」
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- 25 : 2015/04/12(日) 08:15:32 :
- 霧切「それじゃ、最終問題よ」
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ある男が美しい石を拾った。
男はそれを家に飾った。
すると健康だった男の体調はどんどん悪くなり
やがて男は死んでしまった。
一体なぜ?
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- 26 : 2015/04/12(日) 09:07:39 :
- その石は、本当にただの石だったの?
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- 27 : 2015/04/12(日) 09:11:58 :
- 苗木「その石は、本当にただの石だったの?」
霧切「NO、確かに石ではあったけどただの石ではないわ」
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- 28 : 2015/04/12(日) 09:39:51 :
- その石は輝いていた?
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- 29 : 2015/04/12(日) 09:40:06 :
- 訂正
光っていましたか?
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- 30 : 2015/04/12(日) 09:44:17 :
- 苗木「その石は光っていた?」
霧切「YES、少なからず光っていたわ」
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- 31 : 2015/04/12(日) 10:23:34 :
- そもそも、その石を持ち帰った事でその男の人が死亡した事と関係がある?
あった場合、その謎の石は何らかの細工が施されていた?
(連投は禁止ですかね?)
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- 32 : 2015/04/12(日) 10:43:28 :
- 苗木「その石を持ち帰った事でその男が死亡した事と関係ある?」
霧切「YES、大いに関係あるわ」
苗木「じゃあその謎の石には何らかの細工が施されていた?」
霧切「NO、第三者の介入はないわ」
連投の禁止はありません。
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- 33 : 2015/04/12(日) 11:45:04 :
- その石は何かを出していた?
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- 34 : 2015/04/12(日) 11:48:33 :
- 苗木「その石は何かを出していた?」
霧切「YES、男の死に関わるものを発生していたわ」
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- 35 : 2015/04/12(日) 12:13:28 :
- その石から発生していたのは気体?
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- 36 : 2015/04/12(日) 14:02:46 :
- 苗木「その石から発生していたのは気体?」
霧切「NO、だけど目には見えないものよ」
霧切「さて、わかったかしら」
霧切「答えがわかったら言ってちょうだい、わからなければ質問を続けて」
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- 37 : 2015/04/12(日) 14:14:55 :
- その石が放射性物質だったとか?
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- 38 : 2015/04/12(日) 14:23:39 :
- 光っていたのはチェレンコフ光かな?
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- 39 : 2015/04/12(日) 14:26:43 :
- 苗木「えっと、その石が放射性物質だったとか?」
霧切「……」
苗木「ねぇ…」
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- 40 : 2015/04/12(日) 14:29:45 :
- 霧切「…正解よ」
苗木「うん…」
霧切「早かったわね、作者は放射線が気体かどうかでかなり悩んでたわ」
苗木「チェレンコフ光もわからなかったしね…」
霧切「じゃあ詳しい説明をするわ」
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- 41 : 2015/04/12(日) 14:48:05 :
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男が拾った石はただの石ではなかった。
実はその石は隕石で、偶然にも強い放射線を持っていた。
そんなことは知らない男は日常的に強い放射線を受け
やがて死んだ。
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- 42 : 2015/04/12(日) 14:56:48 :
- 霧切「これが真実よ」
苗木「人死にすぎじゃない?」
霧切「確かに」
モノクマ「おーい!もう晩ご飯だよ!」
苗木「え、もう?」
モノクマ「石丸クンがみんなで『いただきます』するってうるさくてさぁ…」
霧切「じゃあ行きましょうか」
苗木「今日はなに?」
モノクマ「今日は生姜焼きとサラダとウミガメのスープだよ」
苗木「あれ」
モノクマ「二人がウミガメのスープとか言ってたからさ」
霧切「あらラッキーね、私も食べたことないのよ」
苗木「どんな味なんだろうね」
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- 43 : 2015/04/12(日) 15:01:15 :
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モノクマ「ほとんどがウミガメのスープ初めて食べるので良かったよ」
モノクマ「初めて食べるものって味が本来のものと違っててもわかんないもんね」
???「うぷぷぷぷぷぷぷぷぷ……」
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終わり
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- 44 : 2015/04/12(日) 15:03:46 :
- お終いです。
こんなゲームに付き合ってくれた皆様、スターを押してくださった皆様。
本当にありがとうございます!
では、失敬。
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- 46 : 2015/04/19(日) 21:26:43 :
- 面白かったけど少し短かったですね
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- 47 : 2015/04/22(水) 19:15:05 :
- わかりやすくて楽しかった!
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- 48 : 2019/08/27(火) 23:48:43 :
- 面白い笑笑
作者さん頑張ってもっと考えて欲しい!
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ウミガメレシピ シリーズ
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