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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

フラン「私はなんでもできる...!」

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  1. 1 : : 2015/04/02(木) 08:57:19
    どうもです!
    まいんです。
    なんとなく書きたくなったので、書きます。
    東方紅魔郷、妖々夢、永夜抄、風神録を知らない人はスルー推奨です。
    フランチート&主人公です。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    その日はいつもの日常だった。
    居眠りしてる美鈴を起こしたり、
    パチェと一緒に本を読んだり、
    咲夜に料理を教えてもらったり、
    お姉様とケンカしたり。
    いつもとまったく変わらなかった。
    あいつが壁を壊すまでは。

    フラン「行ってきまーす!」

    咲夜「行ってらっしゃいませ、妹様。」

    美鈴「お気を付けて!」

    フラン「美鈴こそ居眠りしないように気を付けてね?」

    美鈴「ギクッ」

    咲夜「声に出てるわよ。」

    レミリア「賑やかねー。」

    ー本屋ー

    フラン「おじさーん!」トテトテ

    おじさん「おや、フランちゃんじゃないか。どうしたんだい?」

    フラン「壁の外についての本ちょーだい!」

    おじさん「ほれ。」スッ

    フラン「ありがとー!」トテトテ

    おじさん「またきなさい。」

    フラン「うん!」

    ー川原ー

    フラン「へぇー。壁外には「うみ」っていうのがあるんだー。」ペ    ラペラ

    フラン「続きは家で読もっ♪」

    アレ...ナンダ?

    フラン「?」カベヲミル

    フラン「!」

    壁に手がかかってる。
    じきに顔も見えてきた。
    ...?少し悲しそう。
    次の瞬間、壁の出入口が吹き飛んだ。
    壁の破片が至るところに飛ぶ。

    フラン「! そっちは!」ダッ  

    そっちには私の家がある。
    このままじゃみんな下敷きに...!

    フラン「ああ...!」

    私が見た光景。
    それは、下半身が瓦礫の下敷きになっている状態のパチェを、 
    美鈴と咲夜が助けようとしているところだった。

    フラン「パチェ!」

    咲夜「妹様!」

    美鈴「ご無事でしたか!」

    フラン「大丈夫!?」

    パチュリー「なんとか...」

    フラン「よし、助けyドシン!

    巨人「...」ニヤニヤ

    咲美パチェフラ「!」

    巨人だ。
    巨人は瓦礫をひょいと持ち上げて
    遠くに投げた。
    パチェは助けられたけど、
    お姉様は足に柱が刺さって動けなさそうだ。
    このままじゃお姉様が...!

    巨人「...」ヒョイ

    案の定巨人はお姉様を掴み上げた。
    そのまま口に運ぼうとする。

    フラン「お姉様!」

    レミリア「フラン...あなたの全ての力を解放するわ...」

    フラン「おねえ...さ...ま?」

    レミリア「ただし、私を喰う巨人は、決して恨んじゃいけない       よ?」

    レミリア「いつか必ず...外の世界を、見るんだよ?」

    レミリア「さよなら。お姉ちゃん、逝ってくる。」

    フラン「いや!お姉様ぁ!」

    ガブ ブシャアアア

    フラン「お姉様ぁぁぁ!」

    私は悲しみのあまり涙が出なかった。
    お姉様の返り血が目に入る。
    赤くなかった。
    紅かった。

    その直後、私は気を失った。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ここまでです。
    東方×進撃の巨人
    的な感じにしました。
    もう一個のssは、考え中です。
    ではでは♪
  2. 2 : : 2015/04/02(木) 18:21:47

    続きです。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    フラン「ん...」

    美鈴「! 目が覚めましたよ咲夜さん!」

    咲夜「よかっt...」

    フラン「咲夜?」

    美鈴「妹様!左目が!」

    パチュリー「鏡を見て!」スッ

    フラン「」

    私の左目はお姉様の返り血で紅くそまっていた。
    最初は怖かった。
    でも、お姉様の血の色とわかると、かえって安心した。
    視力に影響は無いようだ。

    フラン「ここは?」

    美鈴「避難船の中です。少し外の空気を吸ったらいかがでしょ     う?」

    フラン「そーする。」

    ガチャ

    外はもう夕方になっていた。
    ...?
    あそこで誰か泣いてる。

    エレン「駆逐してやる...!」

    フラン「あの...」

    エレン「あぁ?」クル

    エレン「うわぁ!」ビクゥ

    フラン「え...あの...」

    エレン「なんだよお前の目!?」

    フラン「え...これは...」

    フラン「...お姉様の返り血。」

    エレン「...え?」

    フラン「目の前でお姉様が巨人に食べられた。
        その返り血が目に入って目が紅くそまった。
        それだけの話。」

    エレン「そ、そうか...わりぃ...」

    フラン「いい、ところであなた...」

    エレン「?」

    フラン「どうして「おーい!エレン!」

    エレン「あ、わりぃ、じゃあな。」タッタッタ

    フラン「ぅん...」グラッ

    フラン「!?」

    レミリア?「f...ラン...ワt...シn...チ...kラ...ヲ...ァナ...tニ」

    フラン(お姉様...?)ドサァ

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    なんとか書けた...
    では。 ドロン
  3. 3 : : 2015/04/03(金) 10:42:08
    期待!
  4. 4 : : 2015/04/03(金) 12:51:43
    >>3 ありがとうございます!
  5. 5 : : 2015/04/04(土) 08:36:38
    続きです。
    今回から、アニが登場します。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ちくっとした痛みで意識が戻る。

    フラン「...」パチ

    市民「おお!めがs...ギャアアア!」シリモチ ハナレル

    フラン「...」

    やっぱりこの目、ちょっと不便。
    すぐに怖がられる。
    他の人も離れていく中、
    一人だけ、私の側から逃げなかった。

    フラン「ん...」ムク

    アニ「大丈夫かい?痛いところは?」

    ...無愛想な目。
    心の奥でなにか抱えてる。
    でも...本当はとっても優しいんだ。

    フラン「...腕が痛い。」

    アニ「腕...あれ?」

    フラン「どうかしたの?」

    アニ「注射の跡がある。倒れる前のあんた、
       ちらっと見たけど、注射の跡なんて無かったはずだ。」

    アニ「血が出てる...ガーゼが必要だね。」

    アニ「ちょっと待ってな。すぐ戻る。」トットット...

    フラン「ぅん...」

    シーン...

    バシィ!

    フラン「あぅ!?」ドテッ

    市民A「これで痛めつけ放題だ...呪われる前に
        こんな化け物殺しちまえ!」

    市民B「! そ、そうだ!やっちまえ!」

    ゲシッ バキッ ゴンッ

    フラン「うう...」ゼエゼエ

    市民A「へへっとどめだ!」ブン

    パシ

    市民A「!?」

    アニ「こんな小さい子を化け物扱いするとは感心しないね。」

    フラン「あ!さっきの...」

    アニ「すぐに戻るっていったでしょう?」

    市民A「んだとこのガキィ!」ブン

    ガ ゲシッ ブン ドサァ

    市民A「」

    ドヨドヨ

    アニ「大丈夫かい?」スッ

    フラン「ありがとう...」ガシッ ムク

    市民B「だからその化け物には...!」

    アニ「...」ギロッ

    市民B「ひっ...」アトズサリ

    アニ「ほら、ガーゼと絆創膏。」ペタ

    アニ「擦り傷は...濡らしたハンカチでいいか。」バシャバシャ スッ

    フラン「ありがとう...あなたの名前は?」

    アニ「アニ。アニ・レオンハート。...あんたは?」

    フラン「フランドール・スカーレット。
        長いからフランでいいよ。」

    アニ「そうかい...じゃあねフラン。あたしはもういく。」

    フラン「ありがとう、アニ。」

    スタスタ

    アニ...あなたのこと、ずっと覚えているよ。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ふう...書けた。
    では。 ドロン





  6. 6 : : 2015/04/04(土) 19:19:45
    ...最初のネタがない。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    あのあと私達は、壁内の家を買った。
    そして、咲夜からこう告げられた。

    咲夜「妹様。妹様の夢を叶えるには、
       調査兵団に入団するしか道はありません。」

    フラン「調査兵団?」

    咲夜「はい。壁外を調査する兵団です。
       ちなみに、毎回壁外調査から帰ってくる人は、
       とても少ないのです。
       帰ってこなかった人達は、皆巨人に
       喰われたのでしょう。」

    フラン「ひ...」

    咲夜「妹様。怯えていては何も始まりません。」

    フラン「うん...私も、腹をくくるよ。」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  7. 7 : : 2015/04/05(日) 11:08:03
    ...

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    咲夜「その意気です。話を続けます。
       調査兵団というのは、いきなり入団するものでは、
       ありません。」

    フラン「訓練兵団に入団するんだっけ?」

    咲夜「はい。そこで、巨人と戦うスキルと、
       巨人についての知識を頭と体に叩き込みます。」

    フラン「早速志願するの?」

    咲夜「いえ、訓練兵団に志願できるのは、十五歳からです。
       妹様はまだ十歳なので、志願はできません。」

    フラン「じゃあ、この五年間はどうするの?」

    咲夜「今の妹様の状態で志願しても、
       訓練はうまくいかないでしょう。
       なので、私達で妹様を鍛え上げます。」

    フラン「わかった!」

    咲夜「私達も容赦しません。」

    フラン「うん!」

    咲夜「では、割りふりを説明します。
       座学はパチュリー様、
       対人格闘術は美鈴、
       コミュニケーションや、ケガの
       治療についてはこあ、(小悪魔)、
       立体起動装置については私が指導します。」

    フラン「対人格闘術は何の為にあるの?」キョトン

    咲夜「訓練には休暇があります。
       例えば、街で買い物をするとします。
       すると、悪い人に連れ去られそうになります。
       その時、自分の身を守る為に対人格闘術はあります。」

    フラン「なるほど!」ポン

    咲夜「早速明日から始めます。
       今日は体を休めてください。」

    フラン「うん!」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ... ドロン
  8. 8 : : 2015/04/05(日) 11:34:14
    おお…フラン…
    期待です!!!
    あと訓練兵団に入団できるのは12歳からですよ。
  9. 9 : : 2015/04/05(日) 11:59:09
    >>8 ナ、ナンダッテー!
       しょうがないので、このssの中では、
       十五歳ということにしてくださいw
  10. 10 : : 2015/04/05(日) 12:01:44
    1:00位にとーこーします。
  11. 11 : : 2015/04/05(日) 14:19:56
    買い物付き合わされて遅れました。
    ごめんなさい。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    次の日から、私は徹底的に鍛え上げられた。
    しかし、明らかにおかしいことがあった。
    身長体重がずっと同じなのだ。
    あの日から、五年間ずっと。
    原因は分からなかった。

    まあ、そんなことはさておき、
    訓練所まで、咲夜達が、馬車を手配してくれた。
    いよいよ別れの時に、
    咲夜からは月時計、
    美鈴からはリボン、←いつも使ってるやつを片方
    パチェからは外の世界の本、
    こあからはかわいいしおり←本に挟むやつ
    を受け取り、馬車に乗った。

    そして、通過儀礼が行われた。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    これからじゃんじゃん投稿していきます。
    では ドロン
  12. 12 : : 2015/04/05(日) 17:55:48
    今回から、104期生が登場します。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ー通過儀礼ー

    〜略〜(ジャンの後)

    キース「貴様は何者だ!」 (こいつ、本当に十五歳か?)

    フラン「シガンシナ区出身、フランドール・スカーレットです!」

    キース「何しにここに来た!」(それに、この目は…)

    フラン「調査兵団に入って、外の世界を見る為です!」

    訓練兵「!?」

    キース「…」ゴチン!

    フラン「〜〜っっ!」(耐えろ…!)キッ

    キース「ほう…」

    キース「貴様は夕食後、教官室へ来い!」

    訓練兵(ですよね〜)

    フラン「はっ!」

    キース「良い返事だな。」ボソッ

    ー夜、食堂ー

    フラン「…」モグモグ

    誰も近くに座らない。
    寂しいなあ。

    フラン「ごちそうさま…」スタスタ

    ウワッ バケモノガクルゾ キモッ

    時間が余ったな。
    パチェがくれた本読もう。

    フラン「…」ペラペラ

    アニ「…」スタスタ

    アニ「隣、いいかい?」

    フラン「いいよ…あ!」

    アニ「覚えていたのかい?」

    フラン「うん!一日だって忘れたことないよ!」

    アニ「それはありがとう。ところでその本…」

    フラン「あ、これはね…」

    ーエレン視点ー

    エレン「…」ジー

    ミカサ「エレン。どうかしたの。」

    エレン「いや、あれ。」 フランを指差す

    アルミン「あの子がどうかしたの?」

    エレン「あいつ、会ったことがある気がする…」

    アルミン「へえ…」

    ーフラン視点ー

    カンカンカン

    フラン「あ、食事終了だ。私、教官室にいかなきゃ。」

    アニ「そうかい。また女子寮でね。フラン。」

    フラン「うん!またあとでね。アニ。」

    アニッテアイツノコトカ?
    ナンデシッテルンダ?
    マサカ、ココロヲヨムトカ…
    コワイシキモイ

    フラン「…」スタスタ ガチャ バタン

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  13. 13 : : 2015/04/05(日) 19:19:03

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ーエレン視点ー ↑の直後

    エレン「あぁ!」

    アルミン「どっどうしたの!?」

    エレン「さっきのやつだよ!思い出した!」

    ミカサ「なにかひどいことでもされたの!?」

    エレン「いや、ちょっと話しただけだ。」

    ミカサ「良かった…」ホッ

    アルミン「なにを話したの?」

    エレン「目についてだ。たしか、生まれつきではなかったな。」

    ミカサ「そう…」

    ーフラン視点 (教官室前)ー


    コンコン

    キース「入れ。」

    ガチャ

    フラン「スカーレット、入ります!」

    キース「うむ、まあ座れ。」

    フラン「はい…」ポスッ

    キース「貴様には二つ聞きたい事がある。私語も許可しよう。」

    フラン「ありがとうございます。」

    フラン「聞きたい事とはなんですか?」

    キース「うむ。まずは一つ目だ。」

    キース「貴様は本当に十五歳か?」

    フラン「はい。これは事実です。」

    キース「では、なぜ貴様は十歳前後の体をしているんだ?」

    フラン「分かりません…」

    キース「そうか。では次の質問をしよう。」

    キース「貴様の目はなんなのだ?」

    フラン「…単刀直入に言えば、お姉様の血です。」

    キース「な…」

    フラン「気分を損ねてしまったでしょうか…?」

    キース「いや。大丈夫だ。詳しく聞かせてくれ。」

    カクカク シカジカ

    キース「そうか…大変だったな。」

    フラン「いえ…」

    キース「もう用件は済んだ。寮に戻れ。」

    フラン「あの、一つ質問しても良いでしょうか?」

    キース「なんだ?」

    フラン「『親』とはなんですか?」

    キース「…」

    フラン「教官?」

    キース「私には教えられない。」

    フラン「そうですか…」

    キース「まあいずれ分かるだろう。」

    フラン「そうですか…」

    キース「…寮に戻れ。」

    フラン「あ、はい。」

    ガチャ バタン

    キース「…」(なんだ?この罪悪感は…)






  14. 14 : : 2015/04/05(日) 20:44:43
    期待!
    ストーリーに違和感がないからこれからも頑張ってください!
  15. 15 : : 2015/04/05(日) 20:57:18

    ガチャ

    ユミル「でなーw ん?あ…クリスタ。寝るぞ。」

    クリスタ「う、うん…」

    ミカサ「サシャ、寝よう。」

    サシャ「え、なn

    ミカサ「寝よう…?」ゴゴゴゴゴ

    サシャ「は、はい!」ビクッ

    ハンナ「ミーナ、もう寝よう。」

    ミーナ「…うん。」

    ネヨウ
    ウン

    アニ「…」

    フラン「…」ポロポロ

    アニ「フラン、泣いてるの?」

    フラン「な、泣いてないよ!」ゴシゴシ

    アニ「強がらなくても良いよ。」ギュッ ナデナデ

    フラン「お姉ちゃん…うう…」ポロポロ

    フラン「うわぁぁぁぁぁん!」


  16. 16 : : 2015/04/05(日) 20:58:52
    ちょっとお風呂に入ります。

    >>14 ありがとうございます!がんばります!
  17. 17 : : 2015/04/05(日) 21:50:47

    さっぱりしたー!
    バナナを片手に続きです。

    ユミル「うるせーな!静かにしろよ!この『化け物』!」

    フラン「うぁぁ…」ポロポロ

    ユミル「チッ!シカトかよ!あんまりさわぐんじゃねーぞ!」

    アニ「フラン…」

    フラン「お姉様…この目だとお姉様が見えちゃうよ…
        おかしいね、血が流れているだけなのに…」

    ユミル「はぁ?どういうことだよ…」
  18. 18 : : 2015/04/06(月) 12:34:40

    アニ「フラン、どうして目が紅くなったの?」

    フラン「そっか。アニには言ってなかったね。」←泣き止んだ

    ユミル「なあ、なんでお前こいつの名前知ってるんだ?」

    フラン「避難船で会ったから。」

    ユミル「ふーん。 で、なんでそんな化け物の目になったんだ?」

    カクカク シカジカ

    フラン「それで、目が紅くなった。これは、お姉様が生きた証しで    もある。」

    ユミル「ハッ! そんな現実味の無い話信じるかよ!」

    アニ「確かに…証人もいないね。」

    フラン「証人なら…いる。」

    ユミル「はぁ?じゃあ誰だよ?」

    フラン「黒髪の男の子。避難船で会った。」

    アニ「他に特徴は?」

    フラン「確か『駆逐してやる』って言ってた。」

    アニユミ「エレンだね(な)。」

    ユミル「じゃあ、明日聞くってことで。さっきは怒鳴って悪かった    よ。お休み〜。」 布団に入る

    アニ「あたしも寝るよ。お休み、フラン。」

    フラン「お休み、アニ。」

    ミカサ「…」(寝たふりをして聞いていたけど…今のは本当だろう       か?)
  19. 19 : : 2015/04/06(月) 16:19:08

    ーエレン視点ー (フランが大声で泣いた頃)

    ウワァァァァァン…

    ライナー「な、なんだ!?」

    ベルトルト「聞いたことない声だったね。」

    エレン「なんか、聞いたことあるような…」

    アルミン「考えても仕方ないよ。そろそろ寝よう?」

    エレン「あ、ああ!そうだよな!」

    でも、確かに聞いたことがある気がする。
    五年前位…
    今日は嫌な夢を見そうだ…

    ーエレンの夢の中ー

    金髪の少女「いや!お姉様ぁ!」(そんな…やだよ!唯一血の繋が                った家族なのに…)

    …なんだこれ。
    まるで五年前の…
    しかも、心が文字みたいに読める。

    青髪の少女「…」ニコ ス 微笑み、目を閉じる (ごめんね…)

    …なんなんだよ!
    こんなもの見せて…
    夢なら覚めろ!いや、覚めてくれ…!

    謎の少女「覚めさせなんかしない…」 ←黒く原型のない状態

    !?
    クソ…!

    ガブ ブシャァァァ

    金髪の少女「お姉様ぁぁぁ!」(やだ…やだぁ!お姉様…
                   お姉様ぁ!)

    うわ…
    血しぶきが母さんの時よりすごい…
    あ…血があいつ(金髪少女)の左目に…

    金髪の少女「あ…あ…お…ねぇ…さ…m」ドサァ()


    うわ!?
    目の前が真っ暗に!?

    あ、明るくなった。
    ここは…避難船じゃねえか…

    あ…俺じゃねえか…

    子エレン「駆逐してやる…!」

    左目が紅い少女「あ、あの…」(なんで泣いてるんだろう?)

    子エレン「あぁ?」(なんだよ…こんな時に…!)

    子エレン「うわぁ!」(なんだこいつ!?)

    あーいたいた。そんな奴。

    ー略ー (フランの事情を知った後)

    子エレン「そ、そうか…わりぃ…」(な、なんかとんでもない事聞
                     いちまった気がする…)

    おわっ!?
    またか…今度はなんだ?

    …通過儀礼か。

    左目が紅い少女「シガンシナ区出身、」

    フラン「フランドール・スカーレットです!」

    ! そういうことか!

    なっ!?
    あたりが真っ白に…

    謎の少女「理解してくれた?」

    エレン「ああ…お前、フランドールの姉さんだろ?」

    レミリア「ご名答。レミリア・スカーレットよ。」

    エレン「なんで俺にこんな夢を?」

    レミリア「あなたは、私が作った『運命の人』だからよ。」

    エレン「『運命の人』ってなんだ?」

    レミリア「それは後々分かるわ。」

    エレン「ふーん。そっか!」

    レミリア「もうじき朝になるわ。」ブウン… 穴があく

    レミリア「この穴に飛び込めば目が覚める。あと、このことは誰に     も言わないで。理由は…分かるわね?」

    エレン「ああ。お前がいるから大丈夫って思わせたくないんだ      ろ?」

    レミリア「そういうこと。フランのこと、頼んだわよ。」

    エレン「おう!任せとけ!」

    レミリア「また夢にお邪魔するわ。」

    エレン「ああ!何時でも来い!」ダッ

    エレンは穴に飛び込み、目を覚ました。
    窓の外は、明るくなっていた。
  20. 20 : : 2015/04/06(月) 20:01:02
    歯が抜けたー!
    すっきりしたから続きかく!
    あと、今更だけど、季節は春です!あと、エレフラです!
    もう一つ、エレンハーレムです!

    エレン(結構早いな…自主練でもするか。)

    エレン(皆起こしたら悪いな…そっといこう。)

    カチャ パタン

    ーフラン視点ー

    フラン「ん…」ムク

    早く目が覚めたな。
    まだ皆寝てる。
    散歩でもいこうかな。

    フラン(起こさないように…)ソロソロ

    カチャ パタン

    ー外ー

    フラン「…」テクテク

    朝はやっぱり冷えるな。あ…

    ピンクの花の木…
    なんだろう。昔、ずっとずっと昔、

    フラン「見た事ある気がする…」ツー ←泣いてるの気づいてない

    エレン「よお!」

    フラン「?」クル

    エレン「?お前、なんで泣いてるんだ?」

    フラン「え…?」ポロポロ

    この後、二人がどんな会話をしたのかは、作者も知らない…

    ー数十分後

    フラン「あ、そろそろご飯の時間だよ。」月時計を見る

    エレン「?なんだそれ。」

    フラン「これは、私の宝物。月時計って言うんだ。」

    エレン「普通の時計とどう違うんだ?」

    フラン「さあ…ただちがうのは、
        時計は壁の外で作られたって事ぐらい。」

    エレン「十分すげえじゃねえか!」

    フラン「まあね。あ、そろそろ行こ?」エレンの手をにぎる

    エレン「なっ!?///」カアアア

    フラン「あ、ごめん。いやだった?」パッ

    エレン「いや、その…なんというか…だ、大丈夫だ!」

    フラン「?ま、いいや。はぐれるといけないから、こーしよ?」

    フランはまたエレンのてをきゅっとにぎる。

    エレン「お、おう///早く行くぞ!」ダッ

    フラン「ちょ、ちょっと!そんなに急がなくても
        ご飯は逃げないよ!?」

    ー食堂ー

    ガチャ

    アルミン「あ!エレンおは…よう?」

    ミカサ「!エレ…ン…?」

    エレンサマガバケモノトテヲツナイデル…

    マサカセンノウサレタンジャ!?

    エレンサマー!メヲサマシテー!

    バケモノメー!エレンサマカラハナレロー!

    フラン「あ…じゃ、じゃあね!」パッ

    エレン「あ、ああ!」

    ドンッ

    フラン「わっ!?」ドテ

    ミカサ「イカセナイ…ソグ!」ブレードジャキン
  21. 21 : : 2015/04/08(水) 14:52:25

    フラン「ブレード!?どうして持ってるの!?」

    ミカサ「どうして知っているの?
        まだ立体起動の訓練はしていない。」

    フラン「ミカサこそなんで持ってるの!?」

    ミカサ「質問に答えて。でなければ削ぐ。」

    ミカサは私の首にブレードを近づけた。本気なんだ。

    ミカサ「もう一度聞く。何故ブレードを知っている?」

    フラン「…本で見た。」

    ミカサ「何故本で見る必要があった?」

    フラン「どうしてそこまで聞く必要があるの?」

    ミカサ「答えて。」

    フラン「…」

    ミカサ「そう。答える気がないのなら削ぐ。」

    ミカサはブレードを振り上げた。無表情で。

    フラン「…っ!?」

    手になにか感じる。
    その時、確かに聞こえた

    ????「壊せ…」

    壊す?なにで?何を?
    答えは簡単だった。
    私の手でブレードを壊せばいいのだ。
    私は自分の右手を見る。

    フラン「これで…壊す。」

    私はミカサが振り上げたブレードに右手をかざす。
    遠近法っていうやつで。

    ミカサ「死んで。」ブン

    ミカサがブレードを振り下ろした瞬間、
    右手をきゅっと握り、後ろにグイっと引き寄せた。

    バリィン!

    大きな音をたてて、ブレードが割れる。
    持つところあたりは割れなかったけど。
    ブレードの破片が私に降り掛かる。
    ブレードが本当に壊れたのに驚き、
    きょとんとしていた私をかばったのは、
    あの人だった。
  22. 22 : : 2015/04/11(土) 00:15:54
    りヴァイ「お前ら、(フランを化物扱いした奴ら)躾がなってねぇ」シャキン
    ブレード&拷問器具
  23. 23 : : 2015/04/13(月) 21:36:51
    いっけーーーーーエレェェェェン
  24. 24 : : 2015/04/17(金) 15:46:47
    続きでぇす。遅くなりました。

    ミカサ「あ...エ、エレン?」震え声

    エレン「ぐ...フ...ラン...」ズル ドサァ うつ伏せに倒れる

    フラン「エレン!」傷を見る

    フラン「!まずい!直ぐに救護室に...」みんなを見る

    フラン「...」

    みんな、エレンを心配しているのかと思ってた。
    でも、違った。
    みんな、蔑んだ目で私を見ていた。
    どうしよう...
    あ。あそこにちょうどいい人達がいる!
    ダメ元できいてみよう。
    ↑この間約2秒

    フラン「そこ!黒髪の背高い人(ベルトルト)と金髪のガタイ良い人(ライナー)!エレン運ぶの手伝って!」

    ベルライ「!」

    ベルトルト「ど、どうする?」ヒソヒソ

    ライナー「怪しまれたら困る。運ぼう。」ヒソヒソ

    ベルトルト「そうだね...」ヒソヒソ

    ライナー「ああ!今行く!」ダッ

    ベルトルト「僕も手伝うよ!」ダッ

    アニ「...」

    ーーーーーー

    アニ
    ベルトルト         エレン
                  フラン
    ライナー

    ーーーーーー

    ベルトルト「お父さん、大事だもんね。」ボソッ ニヤ

    アニ「ひ...」ビクビク
  25. 25 : : 2015/04/17(金) 23:15:10
    最初のネタかくのがめんどくなってきた...

    ライナー「エレン!大丈夫か!?」

    ベルry「う...これは...」(名前略すなよまいん...)

    フラン「!来てくれたんだ!」パア

    ライナー「ああ!運ぶぞ!」ヨッコイセ

    ベル「仲間だからね!」(どうせ後々殺すけど)ヨイショット

    フラン「ありがとう...!」ニコ

    ライベル「!?///」ドキッ (か、かわいい...)

    フラン「よし、傷を開かないように...」アレ、カルクナイカナ?

    ライナー「い、急ぐぞ!//」ダッ

    フラン「わっと...う、うん!」ダッ

    食堂の奴ら「...」(終始空気だったんだけど)

    キース「では、説明してもらおうか」

    全員「教官!?」バッ(いたのかよ!?)

    キース「アッカーマン訓練兵。貴様は何を持っている?」

    ミカサ「こ、これは...ぇと...」オロオロ

    キース「...質問を変えよう。何故貴様はブレードを持っている?」

    ミカサ「それは...!」(そうだ!)

    ミカサ「スカーレット訓練兵がブレードで突然私を刺そうとしまし    た。」

    全員「!?」(教官に嘘をつく気か!?)

    ミカサ「ので、ブレードを奪い、反抗し、その時ブレードが折れ     たのです。」

    キース「それは考え難いな...」

    ミカサ「!?何故ですか?」

    キース「スカーレット訓練兵の過去を聞く限り、人を突然刺そうと    考える奴ではあるまい...」

    アニ「フランの過去...」ボソ (あたしのせいだ...)

    ミカサ「教官...?」

    キース「なんだ?」

    ミカサ「スカーレット訓練兵の過去を聞かせて頂けませんか?」

    キース「...いいだろう。」
  26. 26 : : 2015/04/17(金) 23:18:45
    >>22ブレードw
    >>23あ、ありがとうございます?
  27. 27 : : 2015/04/18(土) 08:48:03
    書き忘れましたが、キースはエレンをライナー達が運ぶ辺りからいました。ので、ミカサがフランを殺そうとしたこと、エレンがケガをしたことを知りません。長文失礼しました。
  28. 28 : : 2015/04/18(土) 23:17:52
    エレン九尾「さて、お前ら(フランをry)氏刑か、拷問した後氏ぬどっちがいい?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴギロポキポキ
  29. 29 : : 2015/04/25(土) 22:01:00

    キース「あいつには血の繋がったたった一人の姉がいた。」

    キース「他にも家族はいたが血は繋がっていなかったそうだ。」

    ミカサ「家族...?」

    キース「しかし、壁が破られた時に瓦礫の下敷きになって逃げられ    なかったそうだ。」

    ミカサ「え...?」

    キース「目の前で血の繋がった家族が喰われ、偶然その血が目に     入ったそうだ。」

    マジカヨ デモバケモノノイウコトハシンヨウデキナイナ...

    ミカサ(そうだ。化け物の言うことなんか信用できない。エレンが殺される前に私がやらなければ...!)グッ
  30. 30 : : 2015/04/25(土) 23:09:32
    良しお前ら……氏……ね
    ザシュダンダンバキゴキグシャポチョムキンガキグシャ
  31. 31 : : 2015/04/25(土) 23:19:53
    ジャンマルココニー「「「ミカサ殺す」」」
    ミカサ「首席に勝てるかー!!」
    ジャンマルココニー「遺ってらっしゃい!!!!」シャキンズバグサー
    ミカサ「」バカナドサ
  32. 32 : : 2015/05/02(土) 13:15:03
    言い忘れ
    眼鏡教官は訓練兵の手当て担当設定でおなしゃーす。

    ー救護室ー

    ドタドタ オイフランドール!エレンハダイジョウブナノカ? フランドールッテヨバナイデ!

    眼鏡教官(以下眼鏡)「ん?なんか外が騒がsバキィッ!

    ドア「解せぬ」←蹴られて真っ二つ

    ライナー「おいフランドール!やりすぎだ!」

    フラン「しょーがないじゃん!一刻を争うんだから!あとフラン     ドールって呼ばないでってたった今いったよね!?」

    ベル「ほら早く!」

    眼鏡「おい君達!訓練兵の手当ては私の担当だ!出ていきなさ     い!」

    フラン「私が手当てします!」エレンヲベットニノセ

    眼鏡「駄目だ!」

    フラン「もう!」アンテイノハラパン

    眼鏡「ぐっ...」キゼツ

    フラン「二人共ありがとう!戻って!」

    ベルライ「おう(うん)!」

    フラン「よし...用意するものは...」

    フラン「消毒、ガーゼ、絆創膏、包帯、ピンセット!治療開始!」
  33. 33 : : 2015/05/03(日) 11:22:49
    治療後

    ーエレンsideー

    エレン「ん...?」パチ

    あれ...?痛くない。
    確かフランをかばってなんか刺さって...
    ああ、倒れたのか。
    ?右手が暖かい。

    フラン「スースー」←エレンの手を握って寝てる

    エレン「なっ...///」カアアア

    フラン「ん...寝てた...」パチ

    エレン「あ...」

    フラン「あ!エレン起きたんだ!良かった~♪」キャッキャ

    ミカサ「エレン!良かった...」ホッ

    キース「なんとかなったか...」

    エレン「教官!」

    フラン「あ、エレン!動いちゃダメ。三日間は訓練しないで安静にしてて!」

    エレン「おう...それはいいんだけどよ。利き手が動かねえんだ。飯はどうすりゃいい?」

    ミカサ「!」(エレンにあーんをできる!)

    ミカサ「エレン。私g「スカーレット訓練兵。貴様がイェーガー訓練兵の世話をしろ。」

    フラン「はっ!」

    ミカサ「」

    アルミン(ミカサ...可哀想に...それより...)チラ

    エレン(やった!フランにあーんしてもらえるぞ!ナイス教官!)

    アルミン(これは胃痛の予感が...)フラグ
  34. 34 : : 2015/05/03(日) 12:09:27
    記者「アルミンさん、最近手放せないものってなんですか?」

    アルミン「胃薬かな」
  35. 35 : : 2015/05/03(日) 12:09:41
    期待です!!!
  36. 36 : : 2015/05/06(水) 17:23:36
    >>35ありがとーござーます!
  37. 37 : : 2015/05/06(水) 17:24:13
    だー!ミスったー!
  38. 38 : : 2015/05/06(水) 18:42:17
    ま、いいや。
    続きです。

    ー食堂ー

    ガチャ

    みんな「!」

    エレン「んしょ、んしょ...」ヨロヨロ

    ミカサ「エレン、大丈夫?」

    エレン「ん...一人歩くのはきついな...」

    ミカサ「フラン、わざと歩けないようにしたんじゃ...」ギロ

    フラン「いつになったら信じてくれるの?最善は尽くしたんだか     ら!」

    ミカサ「あなたの言うことは信用できない。」

    アルミン「まあまあ、ほら、座るよ。」ガタ

    エレン「よっ...サンキュー、アルミン」

    アルミン「うん。」

    ミカサ「邪魔」ドン

    フラン「わっ」ヨロッ

    エレン「おいミカサ!なにしてんだよ!」

    ミカサ「エレンの隣は私。ので、フランは正面に座って欲しい。」

    フラン「...わかった。」ガタ

    クスクス ビビッテヤンノ

    フラン「...先に食べるからパン食べて待っててくれる?」

    エレン「...おう」

    献立

    パン
    スープ
    以上



    エ ミ
    つくえ
    フ ア

    以上

    フラン「...邪魔、か」ボソ

    数分後

    フラン「ご馳走様...」

    エレン「...」←スープにトライ中

    フラン「エレンは、がんばり屋さんだね。」ニコ

    みんな(あ、女神2号だ。)確信

    フラン「ほら、スプーン貸して。」

    エレン「ああ。」ス

    フラン「ちょっとお行儀悪くなっちゃうけど...」ガタ
        ↑前のめりに膝ちょっとまげて立ってる状態

    フラン「ほら、あーん。」ス(もうちょっと身長あればなぁ...)

    エレン「ん...///」パク(鼓動が、やばい...)

    ミカサ「っ...!」ギリッ

    リア充爆ぜろ派の人敵にまわしそうだからcat

    エレン「ご馳走様。」

    フラン「食べずらく無かった?」

    エレン「大丈夫だ///」カアアア(なんで俺顔赤くして...)

    フラン「エレン顔赤い...ちょっとごめんね。」デコピタ

    女子「!?」

    フラン「んー熱は無いかな。寝てれば大丈夫。」

    エレン「そ、そうか。ありがとな。」ドキドキ

    ガチャ

    キース「全員いるな?」

    みんな「はい!」

    キース「今日から三日間は訓練中止だ!街への外出も許可する!」

    みんな「はっ!」

    キース「報告は以上だ。」スタスタ

    ギィ バタン

    フラン「やった...!」(アニと一緒にお出かけできる...!)

    ミカサ「何が嬉しいの?まさか、エレンを殺す為に...」

    ー唐突にアニsideー

    アニ「...」スタスタ

    クリスタ「ちょ、ちょっとアニ!」ガシ

    アニ「なに。あとはなして。ていうかユミルは?」

    クリスタ「ユミルはトイレ。それよりもそっちは...」

    アニ「あっちが何?まさか、」

    アニ「フランが怖いなんてくだらないことじゃないよね?」

    クリスタ「!」

    アニ「図星って顔だね。」

    クリスタ「だ、だって!」

    アニ「だって?」

    クリスタ「アニが殺されちゃうかしれなパチン

    クリスタ「!?痛...」

    アニ「痛いだろうね。痛くしたんだから。」

    クリスタ「...ひどい、ひどいよ!」

    アニ「それはあんたらさ。」

    クリスタ「え...」

    ユミル「おいてめえ...私がいない間にクリスタに何やんてんだよ!」

    アニ「別に。あたしはただフランが受けてる“痛み”を教えてやっただけさ。」

    クリスタ「!」

    アニ「何も悪いことをした覚えがないのにああやって化け物扱いされる。何を言っても信じてくれない。理解してもらえない。」

    アニ「そんな“痛み”。」

    クリスタ「...」

    アニ「じゃ。」スタスタ

    ユミル「あいつ...ただじゃおかねぇ...」

    クリスタ「ねえユミル。お願いがあるの。」

    ユミル「...ん?」

    クロスタ「あのね...」ニヤ
  39. 39 : : 2015/05/06(水) 19:52:35
    久々に見たら更新されてた!
    期待です!GOODつけました!
  40. 40 : : 2015/05/12(火) 19:24:47
    >>39ありがとうございます!>>14の方ですね!
  41. 41 : : 2015/06/02(火) 05:08:12
    フランて飛べるの
  42. 42 : : 2015/06/02(火) 22:17:44
    あ、クリスタがクロスタに…
  43. 43 : : 2015/06/07(日) 13:02:57
    >>41ネタバレになりますが、霊夢の能力をパクって飛ばすつもりです。
  44. 44 : : 2015/06/09(火) 17:02:36
    突然ですが、今回からクリスタの過去編を書きます。
    (原作とは大きく異なります。)

    私の名前はクリスタ・レンズ
    本当の名前は、ヒストリア・レイス。
    私は貴族の家に生まれた。
    でも、本当は王家なの。
    だから...壁内の秘密も全部知ってる。
    お父様は次期壁内王陛下になる。
    私は生まれた時から可愛いから、お父様にも、お母様にも、お兄様にもお姉様にも甘やかされていた。

    やば、五時だ。
    宿題しないとゲームがクラッシュするので続きはまた明日!
  45. 45 : : 2015/06/09(火) 18:42:16
    期待です!!!
  46. 46 : : 2015/06/14(日) 00:10:36
    はい!続きはまた明日とか言っといて土曜日までサボった最低最悪のまいんです♪
    続き書いていきます♪

    そんないつものお昼時。
    ふとこんな会話が聞こえた。

    「どうしましょう、あなた...行かせられるのはヒストリアしかおりません!」オロオロ

    「仕方ない。あの子を送り込もう。」グッ

    「うう、ヒストリア...」グスッ

    「あの子にも良い教育になるだろう。それにいつまでも甘やかす訳にもいかん。」ギリ

    「...そうですね。今日の晩餐で直接話しましょう。」ナミダヌグイ

    「すまないな、××...」ウツムキ

    「ああ、どうかそんな悲しい顔をしないでください...」

    「いつかきっと、あの子に会えますよ...」

    私が、行かなければならない?
    どうして、私が?
    そもそもどこに?
    そんな疑問が私の頭から離れなかった。

    はい!続き<多分>明日!
    お休みなさい。
  47. 47 : : 2015/06/14(日) 00:45:12
    お休みなさいです。 期待でーす!!
  48. 48 : : 2015/06/14(日) 17:21:43
    続きどす。

    ー晩餐ー

    「ヒストリア...少し話がある。」

    ヒストリア「な、なんですか?お父様」

    私はお昼の話の事を思いだし、急に不安になった。

    「お前はもうこの家にはいられない。」

    ヒストリア「え...?」

    「お前はクリスタ・レンズとなって訓練所に行かなければならない。」

    ヒストリア「訓練所?」

    「そうだ。訓練所に行けるのは、年齢の問題でお前しかいない。」

    ヒストリア「...」

    「訓練所に行った後の事は××が教える。」

    ヒストリア「...わかりました。」

    その後、私はお母様に訓練兵の同期とどう接したら良いかを教えてもらった。

    1、とにかく優しく振る舞う。例え誰であっても。
    2、相手がどんなに失礼なことを言っても笑って反らす。
    3、悪い事をしている人には優しく注意する。

    この三つを念入りに教えられた。
    そして、出発の時。

    「元気でな、ヒストリア。」

    「これからはクリスタ・レンズとして頑張って生きていくんですよ。」

    「うん。また、いつか会おうね!お父様...じゃない、お父さん、お母さん!」ニコッ

    「ふふ、その笑顔で、頑張りなさい。」

    「きっと、いつか会おうな!」

    馬車は、訓練所へ出発した。

    はい!以上、クリスタの過去(生い立ち)編でした。
    今後のストーリーに関係するので、さっさと書いておきました。
    次回から本編の続きとなります。
    今日寝れなかったら深夜に書きます。
    さっさと寝れたら明日投稿します。
    ではでは♪












  49. 49 : : 2015/06/15(月) 16:31:05
    10時以内に寝れたのは3年ぶりのまいんです。
    続き...の前にあてんしょん。

    フランが壊れる(一時的)

    以上

    フラン「...」(もう、いいや。)

    ミカサ「どうしたの?ああ、図星だっt「もう、いいよね」

    ミカサ「?」

    フラン狂気モード発動!

    フラン?「うふふ、あはは、あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」リョウメマッカ

    アニ以外「な...」

    フラン?「ふふ、ミカサの機嫌悪くしちゃだめだな~♪あ、でも化け物扱いってことは何してもブレードで殺されるかも?あっはは!殺せるわけないのに!お父さんもお母さんもおんなじ目に遭ってるのにそんなこと出来ないよね!あーあ、本音出ちゃった!いっそのこと全部ぶちまけちゃおう♪」

    クリスタ「ちょ、ちょっとフラン落ちt「はいはい静かにしよーねー腹黒さん♪」

    クリスタ「っ...」

    フラン?「なんでみんな私を化け物扱いするかなあ?理解してくれたにはアニとエレンだけ。みんななーんにも知らないのにすーぐ化け物だのきもいだの怖いだの騒ぐとゆーか喚くんだもん。家族がいない悲しみとか分かんないかなあ?ミカサとか一番よくわかってると思うんだけどなー。」

    ミカサ「!?」(何故...)

    フラン?「あ、そろそろ体返そ。じゃーね皆♪」

    フラン「」バタッ

    アニ「!フラン!」ダッ
  50. 50 : : 2015/06/15(月) 18:35:08
    期待ですっ!
  51. 51 : : 2015/06/18(木) 22:12:42

    ん...?
    ドア?
    何か書いてある。

    ーーーーーーーーーーー
       妹様の部屋
    勝手に扉を開けない事!
    ーーーーーーーーーーー

    え、なにこれ?

    勝手に入るの禁止って...
    ...入って見よう
  52. 52 : : 2015/06/21(日) 17:54:10
    43>>了解期待期待ykyk
  53. 53 : : 2015/07/01(水) 20:19:16
    期待なのぜ‼︎頑張るのぜ‼︎
  54. 54 : : 2015/07/14(火) 00:06:09
    アニ、エレン、フラン以外の104期の皆殺ッテクル
    (# ゜Д゜)
  55. 55 : : 2015/07/14(火) 00:06:33
    期待です!
  56. 56 : : 2015/07/17(金) 14:10:18
    まだぁぁぁぁぁぁぁぁ
    早く投稿してぇぇぇぇぇ
    妖夢大好き君さんはフラン好きですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
  57. 57 : : 2015/07/18(土) 11:03:51
    ...まいんです。登録しくじったぁぁぁ!?
    訳も分からずテキトーに入力したらこうなりました。/(´д`)\アアアアア
    あと、続き非常に遅くなってすいません!夏休み入ったんでこれからじゃんじゃん投稿していきます(´ω`)キラクー
  58. 58 : : 2015/07/18(土) 11:35:07
    ギィィィ バタン

    その部屋は真っ紅だった。
    首がもげて綿が吹き出しているテディベア。
    壁に叩きつけられて羽が散乱しているクッション。
    全身にナイフが刺さってボロボロになっているお人形。
    そしてー

    ???「...だれ?」クル

    フラン「えっ」

    そこには私がいた。
    他でもない私。

    ???「!?」

    あの子も戸惑っている。

    フラン「...あなた、名前は?」

    ???「...フランドール・スカーレット。」

    幻フラン「...あなたは?」

    フラン「私の名前は...」

    「フランドール・スカーレット。」
  59. 59 : : 2015/07/18(土) 19:51:33
    やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
    やっと会えたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
  60. 60 : : 2015/07/19(日) 20:27:27
    まいんです。パソコンでやってるんで偽者ではないですw
    トリップみたらわかるけど…

    ー幻フランsideー

    幻フラン「え…!?」

    たまたま似てるだけだと思ってた。
    目の色違うし。
    …!
    お姉様が来る!
    侵入者を入れたってばれたら二度と出してもらえない…
    壊すのはやめとこう。聞きたいことあるし。
    隠そう。ちょうどお人形が入ったタンスがある。
    引っ張り出して私が壊したことにしておこう。

    幻フラン「ん…!」グイ

    取れた…おっきなテディベア…これなら壊せる!
    あとは…

    フラン「…っわ!?」

    幻フラン「この中に入って!」

    フラン「え!?」

    幻フラン「はやく!でないとあなたが殺されかねない!」

    フラン「っ!?わ、わかった…」

    幻フラン「私があとで開けるからそれまで絶対に動かないで!」

    フラン「わかった!」バタン

    幻フラン「ん…!」バフッ

    テディベア「解せぬが解せる」

    ガチャ キイイイ

    幻フラン「!」タッタッタ

    レミリア「…」スッ手を上げる

    幻フラン「…。」立ち止まる

    レミリア「…」キイイイバタン

    幻フラン「…」スタスタカチャ

    フラン「…!」ササッ

    幻フラン「…ぅぅ…!」ポロポロ

    フラン「ど、どうしたの!?」

    幻フラン「なん、でもグスッない…!」ポロポロ

    フラン「大丈夫、ゆっくり話して…」

    幻フラン「フランちゃん…」

    「たすけて…」
  61. 61 : : 2015/07/20(月) 06:40:45
    私は幼い頃から何かとお姉様と比べられていた。
    周囲の人間は私達を双子と勘違いしていた。
    でも本当は5歳年が離れた姉妹。
    だから当然私はお姉様より劣っていた。
    当時私達を取り巻いていた環境、それは―
    ある海賊船の雑用。
    お姉様に与えられた仕事はどれも楽なものばかりだった。
    大変な仕事は全て私にやらせた。
    私は過労で集中力が低下し、仕事で些細なミスを起こすようになり、とうとう楽な仕事さえも出来なくなった。
    お姉様が風邪をひき、お姉様の仕事をやっていた時に浴びせられた言葉。
    「何故姉に出来てお前に出来ないんだ!」

    辛かった。苦しかった。
    何を言っても信じてもらえなかった。
    私達は5歳年が離れた姉妹だということを訴えても、

    「そんなくだらない言い訳をする暇があるんなら仕事をしろ!」
       
    と、ナイフのような言葉が私の胸を貫き、抉る。
    絶望した。
    私の目から塩辛い水が溢れてきた。
    ボロボロの服が濡れていく。
    私の周りに悲しい水溜まりが出来る。

    レミリア「...フラン。」

    気がつくとそばにお姉様がいた。

    フラン「お姉ちゃん...!」

    レミリア「フラン...」ギュッ

    私を抱きしめてくれたお姉様はとても暖かかった。
    次の瞬間、お姉様は当時の私には衝撃的なことを言った。

    「ここから、逃げましょう...!」
  62. 62 : : 2015/07/27(月) 19:00:00
    うーんなんかバトル入れて
  63. 63 : : 2015/07/29(水) 15:58:04
    >>62これからバトル入れます

    あ、凄い今さらですがレミリアはフラン思いの優しいお姉ちゃんです。

    フラン「え...!?お、お姉ちゃん、何を言って...」

    レミリア「あなたが辛い思いをしているのを見ていて私も辛かった...でも何も言えなかった...!」

    レミリア「自分が罵られるのが怖くて...フランは、ずっと耐え続けてたのに...!」

    フラン「お姉ちゃん...うぁぁ...」ポロポロ

    レミリア「...フラン。これを飲んで...」つ薬品(?)

    フラン「ぅん...」ゴクッ

    フラン「うっ!?」ドクン...

    フラン「ぐ...ぅ...」ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン

    フラン「っ!はぁ...はぁ...」フラッ

    レミリア「...ドクンって来たでしょ?」ササエ

    フラン「う、うん」

    レミリア「何回ドクンって来た?」

    フラン「ぇっと...10回だったと思う...」

    レミリア「10回は...」

    ーあらゆる物を破壊する程度の能力ー

    レミリア「...フラン。落ち着いて聞いてね?」

    フラン「...」コクッ

    レミリア「今のあなたは何でも壊すことが出来るの」

    フラン「え...!?」

    レミリア「うーん、そうね...じゃあこの瓶を壊したいって念じてみて?」

    フラン「...!」(あの瓶を...壊す!)グッ

    瓶「解せn バリィン!

    フラン「本当に壊れた...」

    レミリア「あなたの能力は「あらゆる物を破壊する程度の能力」。私の能力は「運命を操る程度の能力」なの。」

    レミリア「この能力を駆使すれば...きっと...いいえ、絶対にここから逃げ出せる!」

    フラン「...!」

    私は確信した。
    これで、ここから逃げられる。
    あイつらノどす黒イ笑みヲコワせル。
    ゼンブ...ゼンブコワスッ!

    フラン「...」スクッ

    私はふらっと立ち上がる。
    お姉ちゃんが近づいてそっと私の耳元で囁く。

    「いっそのこと...全て壊してしまいなさい。」

    私は「わかってるよ」とそっと言う。
    お姉ちゃんも微笑んで頷く。

    ガチャ

    部屋を出て仕事に戻る。
    お姉ちゃんはもう一度頷いて何かの準備に取りかかった。
    私も仕事に集中する。
    ...あ
    また間違えた。

    海賊1「この野郎またミスりやがって!」

    海賊2「ちっ!やっぱり使えねぇな!あぁ!?」

    海賊1「へへっまた「お仕置き」をしねえとなあ?」ニヤッ

    海賊2「おー。良いじゃねえか」ニヤニヤ

    フラン「...」

    よし。まずはこの「ゴミ」を片付けなきゃ。

    海賊1「オラオラさっさと来い!」

    フラン「...お仕置きされるのはあなたの方だよ?」ボソッ

    海賊1「はあ?何いっt グチャア!

    わあ。どこかで見た「ひき肉」になっちゃった。

    海賊2「ん?...あ...うぁぁ...」シリモチ

    フラン「...♪」ニコッ

    海賊2「あ...あ...く、狂ってやがる...!」

    フラン「あなた達程狂って無いよ。あなた達は幼い子どもを楽しそーに虐めて、挙げ句の果てにどん底に叩き落としたんだから。」

    「それなりの覚悟は出来てるよね?」ニコッ

    海賊2「ひぃぃぃ!せ、船ty グチャア!

    フラン「...」チラ

    海賊3、4、5「!」ビクッ

    フラン「コワシテアゲル♪」

    グチャア! メチチ...メチャア! ゴリ...ゴキキ...バキイッ!グチョオ!

    フラン「ふふっ♪」

    ??「...おい、そこのクソガキィ...」

    フラン「?」クル

    フラン「!?」 
  64. 64 : : 2015/07/29(水) 20:38:41
    あ"っ忘れてた
    この作品はシリーズにしようと思います。
    ので、エレフラも二人が付き合う事になるのは最後になります。
    あらかじめご了承くだしあ
  65. 65 : : 2015/07/30(木) 17:01:46
    フラン「お、お姉ちゃん!」

    レミリア「ご、ごめんなさい...」

    ー現在の状況ー

    何者かが左手でレミリアの体を掴み、右手でレミリアのこめかみに銃を突きつけていた。

    ??「おい...他の船員達はどうした?」

    フラン「...お仕置き部屋のあたりにいます」

    フラン「...船長様」

    船長「...フン」ズカズカ

    ガチャ

    船長「」

    そこに何があったかは察してくだしあ

    船長「...テメエがやったのか?」ギロ

    フラン「...私にそんな力はありません。...お仕置き部屋の掃除をしろと言われたのでここに来たら...うぅ...」(演技は...こんなものかな?)

    船長「...」

    船長「嘘をつくのだけは上手くなったな」

    レミリア「ぐぅ!?」

    フラン「お姉ty「こいつが殺されたくなかったら動くんじゃねぇ!」

    フラン「...!」(そんな!...あ)

    そっか。
    壊せばいいんだ。

    フラン「...!」ギロ

    銃「仕方のないことだ」バキャァ!

    船長「なっ...!?」

    フラン「...♪」ニコッ

    船長「ぬぐぅ...クソッ!」ケムリダマヲユカニタタキツケル

    レミリア「う!」ドサッ

    フラン「お姉ちゃん!大丈夫!?」

    レミリア「フラン!ごめんなさい...しくじった...!」

    フラン「そんなのいいよ!...船長は...逃げた...か」

    レミリア「急いでここから逃g「動くな!」

    レミフラ「!?」クル

    ??「誰だお前達は!?」

    レミリア「か、海兵の人ですか?」

    ??「...?...ああ、そうだ」

    レミリア「た、助けてください!」

    ??「...分かった。こっちへ来い」

    レミリア「はい...フラン。行くよ」

    フラン「うん...」

    私が海兵さんの近くに来た時だったと思う。
    突然の後頭部への衝撃。
    真っ黒になった視界。
    僅かに聞こえた私を呼ぶお姉ちゃんの声。
    頑張って粘ったけど私の意識は数秒後にプツリと途切れた。




















    ーラン!フラン!フラン!

    目を覚ますと、そこは地下牢だった。
    何度も監禁されたから分かる。

    レミリア「フラン!フラン!しっかりしてぇ!」ポロポロ

    お姉ちゃんは闇雲に私の体を揺さぶってる。

    フラン「お、お姉ちゃん...」

    レミリア「フラン!良かった...良かったぁ...」ポロポロ

    フラン「...」ギュッ

    ??「おい...さっさと出てこい」グイ

    レミフラ「ぅぐ...」ズルズル

    ー???ー

    うわ...真っ紅な部屋。
    それを真っ先に思った。
    ここが今の私の部屋。

    フラン「お姉ちゃん...あの人誰?」ヒソヒソ

    レミリア「貴族の人だって」

    貴族「おい...姉の方。来い」

    フラン「お姉ちゃん...!」

    レミリア「大丈夫だよ。きっと直ぐ戻ってくるから」

    貴族「ゴチャゴチャ言ってねぇでさっさと来い...!」

    バタン

    フラン「...」

    ーしばらくしてー

    ガチャ

    フラン「!」

    レミリア「...」

    フラン「お姉ty「その呼び方を止めなさい」

    フラン「え...?」

    レミリア「これから私のことはお姉様と呼びなさい」

    フラン「お姉ty バシイ! いっ!?」

    レミリア「私達に逆らう度に鞭打ち一回。分かったわね?」

    フラン「...はぃ」

    レミリア「あとここから出るのも禁止ね」

    フラン「え!?」

    レミリア「当たり前よ。あんたみたいな奴が外に出たらどうなるか...それぐらい想像しなさい」

    フラン「...」

    レミリア「そういうことだから」

    ガチャ バタン

    フラン「...」

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著者情報
huran-remiria

まいん

@huran-remiria

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