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スーパーダンガンロンパ2IF ~救われた絶望~

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  1. 1 : : 2015/04/01(水) 19:04:56
    えと、初投稿なので色々と問題があるかもしれませんがご了承下さい。
    設定としては
    ・1のIFエンド後の世界
    ・オリキャラも学園から脱出したうちの一人
    ・当然ネタバレあります。(今更かよ!)
    ・キャラの中に非公式設定あり(そこもIFです)
    ・IFと言いながら、ひょっとするとCP重視になるかもしれません。因みに主なCPはヒナナミです
    後は付け加えや、変更点があればその度に書きたいと思います。それではよろしくお願いします。
  2. 2 : : 2015/04/01(水) 22:05:21
    ごめんなさい。いくつか設定を追加するのを忘れてたので追加します。
    ・世界観はアイランドモードではなく、もし非公式設定のキャラと、オリキャラがいたらコロシアイ修学旅行はこうなっただろうと言うような世界観です。
    ・公式設定と喋り方が異なるキャラ(特に眼蛇夢)がいます。ご了承下さい。
    ・殺人は起こる設定となります。基本的に公式と被害者・加害者は同じでいきます。なので、裁判をチャプター1~4、5の半分をカットします。チャプター5の後半と6は自作します。
    以上、追加の程宜しくお願い致します。
  3. 3 : : 2015/04/01(水) 22:55:53
    ~プロローグ~
    『あれ…?ここは…?』
    気づいたら俺は砂浜で倒れていた。
    顔を上げると見渡す限りの青空が広がっていた。そして、俺を覗きこむ一つの顔があった。
    『ねぇ、大丈夫? まぁ無理も無いよね、いきなりこんな所に連れてこられて、疲れるのもしょうがないよね。』
    俺に話したらしいその声を聞いて疑問に思った。何故なんだ?どうして俺はこんなことに…

    私立 希望ヶ峰学園。その名前を知らない者はいないだろう。その学園を卒業した人達は未来を担う人材となっており、まさにその名の通り 『希望の学園』である。そして、その学園の校門の前に俺は立っていた。

    まずは自己紹介をしようと思う。俺の名前は日向創。俺がこの学園に来た理由は一つ。『希望ヶ峰学園に憧れていた』からだ。幼いころからずっと抱き続けていた想いだった。俺は今まで平凡な人生を送ってきた。だからこそ、この学園に強く憧れていたんだ。そして、それが叶って今俺はここに立っている。何も恐れることは無い。そう思って一歩を踏み出した。…はずだった。
  4. 4 : : 2015/04/03(金) 14:55:55
    あ…れ…?
    …扉だ。
    というのも入学早々、いや、校舎に入る直前で既に、俺の記憶はボヤけ始めたんだからな。
    そして気が付けば目の前には教室の扉が見えていた。
    何故これが教室の扉だとわかるのかって? 
    分かるさ、だって俺は既に入学式を済ませてこの学校の生徒になったんだから。

    ………なったんだよな?
    いや、きっと間違っていない筈だ、
    そうじゃなければこの扉が教室の扉だなんて分かる訳がないんだから。
    俺は急かされる様にその扉に手をかけた。

    見慣れない教室の中には俺と同じ、この学園の新入生だろう、14人の男女が思い思いの様子で存在していた。
    流石は“希望ヶ峰学園”といったところか、
    どいつもこいつも外見からして個性が過ぎるヤツらばかりだ。

    周りを見渡すと机が17脚あった。それなのに、今ここにいるのは俺を含めて15人だ。そう思っていると俺の後を追うように女子と男子が一人ずつ入ってきて俺の両隣の席についた。
    その16人の中で気になったのが最後に入ってきた女子だ。俺の隣に座っている…
    …あれ?なんで、俺はこんなに緊張しているのだろうか…?いや、今はそんなことを気にしている暇は無い。そう思っていると…

    『お前らの中に自分がどうやってこの教室に来たか把握している人間はいるか?』

    教室の中央でふんぞり返っている白豚が突然話しかけてきた。どうやってここまで来たか覚えているか、か。俺もさっきまでそれを考えていたんだけど、頭にモヤがかかったように思い出せないんだよな。だが、それは俺だけじゃなくて、この場の全員がそうらしい… それを把握したと思ったらまた、別の声が上がった。

    『どうしてここに来たかと言うよりもどうしてここから出られないかの方が問題じゃろう…』

    え?どういうことだ? 少し混乱していると、

    ガタガタガタッ!!
    『開かない、開かないよ!』
    『え、なんで!?』
    『オイオイ、どうなってんだよ?』
    『えー、開かないってどうしてー?そんなのおかしいよー!』
    『とにかく、私達がこの教室に閉じ込められたのは間違いないようだ。』

    日向『な、何だよ…それ…』
    さらに俺は混乱する一方だった。いきなりこんな場所に来たかと思えば出られないとか、訳がわからなかった。そんな中、彼らは会話を続けていく。

    『な、なんかさ…もしかして俺達って…ヤバ気なことに巻き込まれてるとか?』
    『というよりもこれは入学試験とは考えられないかな?』
    『ですが、希望ヶ峰学園には入学試験は存在しないと聞きましたよ?』
    『表向きにそう言ってるだけで、実際は”特別な入学試験”が行われてた可能性も…』
    『あ、違いまちゅよ。これは入学試験じゃありまちぇんよー』

    俺が口を挟む間もなくトントン拍子に話は進んで、あれこれ議論を交わす中に明らかに異質な声が1つ。

    『それは、あそこだよ。』
    『教卓の下みたいだね。』

    両隣の二人に言われるがまま、教卓を見ると…
  5. 5 : : 2015/04/03(金) 22:29:06
    『”魔法少女ミラクル☆ウサミ” 略してウサミでちゅ! こう見えてもミナサンの先生なんでちゅ。フェルト地なんでちゅ。よろしくね!』

    突然飛び出してきたソレを何と表現したら良いんだろうか。これまで確認してきた異常事態を遥かに上回る異常さを伴って現れたソレを。
    しかも事もあろうにソレは自分の事を教師だとか言い出しやがった。どこの世界にチワワのヌイグルミを教師に雇う学校があるんだよ。…と思っていると

    『へぇ、あれが教師かぁ。これからは敬語使わないといけないのかなぁ?』
    『何かふわふわしてそうな素材だねぇ。触ってもいいのかなぁ?』

    …と言うような気の抜けた、それでいてアレの言うことをまともに受けた発言が両隣から聞こえてきた。何故アレの言うことをまともに受けることが出来るのだろうかと思っていると、またも白豚が口を開いた。

    『お前は知っているようだな。俺達がどのような状況に置かれているかを…!』

    ウサミ『もちろん知ってまちゅ!あちしはこの”修学旅行”の引率の先生でちゅから!それでは、早速楽しい修学旅行の旅に出発しまちょーう!』

    どうやらコイツは修学旅行の引率も兼ねているらしいが、入学して早々修学旅行に出かける学校なんて聞いた事も無い。
    だがそんな俺達の疑問疑念なんて置いてけぼりで事態はどんどん進行する。勿論、あり得ないくらいおかしな方向へ向かって。
    俺は”それ”が起こった時に一言、『…は?』とそれだけだった。そして、当然皆も驚いている。

    『あれあれあれあれあれぇ!?』
    『ウ、ウソ…だろ?』
    『こ、ここはどこっすかぁ!?』
    『な、何で!?どうなってんの!?』

    皆が驚くのは無理もない。教室が光に包まれたかと思った次の瞬間、風景は一変していた。舞台装置で場面転換するかの如く、本当に一瞬で。
    皆それぞれに動揺している中、空気の読めないアレは一方的に喋り続ける。ここは南海の無人島、つまり脱出は愚か、誰も助けに来ないって事だ。

    ウサミ『安心してくだちゃい。ただ修学旅行が始まっただけのことでちゅから。』
    『て言うか、何でいきなり修学旅行!?色々とすっ飛ばしすぎでしょ!』
    『おい…お前は何者なんだ?何を企んでいる?』
    ウサミ『え、えっと…あちしはただ、ミナサンが大きな”希望”を胸に成長する事を心から祈ってるだけなんでちゅ!』
    『だったら、お前の言う修学旅行とは何だ!?』
    ウサミ『ミナサンはこの島で平穏に暮らしながら絆を深めていってくだちゃい!それがこの修学旅行のルールなんでちゅ!それがミナサンに与えられた課題でちゅ!』

    ここまで聞いた時点で、俺の思考は停止した。
  6. 6 : : 2015/04/15(水) 18:58:34
    『ねぇ、大丈夫?』
    そして、今に至っているわけだ。ようやくだが、思い出すことが出来たようだ。その後、俺はゆっくりと体を起こした。だが、ここからの記憶は無いようだからあの後に倒れてしまったのだろう。と、言うことは目の前の彼は倒れてからずっとここにいたのだろうか?気になったので聞いてみることにした。

    日向『お前はずっとここにいたのか?』

    『ずっとっていう訳ではないけど大分前からいたのかな? あぁ、僕なんかのことは気にしなくて平気だからね。ただ、僕がここにいたかっただけなんだから。』

    日向『それでも、ありがとな。』

    『いやいや、そんな大したことじゃないからさ。あ、そうだ自己紹介がまだだったね。僕の名前は狛枝凪斗って言うんだ。この学園に入学できた理由は大した物じゃないんだよね。超高校級の幸運だってさ。』

    日向『へぇ、幸運も才能なんだな。俺は日向創だ。よろしくな、狛枝。』

    狛枝『こちらこそ、よろしくね。それで、君はどんな才能を持っているの?』

    日向『えぇっと…悪い。思い出せない。』

    狛枝『あぁ、色々あったから疲れたのかもね?その内、思い出せると思うよ。』

    日向『おぅ、ありがとうな。』

    狛枝『ねぇねぇ、もう皆は自己紹介が終わって島の探索に行ってるみたいなんだけど、日向くんはまだ終わってないよね?だから、今から島を回るついでに皆に自己紹介してくると良いと思うよ!』

    日向『そうだな。じゃあ行ってくるよ。』
  7. 7 : : 2015/06/20(土) 21:03:33
    そんなわけで、俺は島を回りながら自己紹介をしていった。一つ分かったことはこの島にはいろんな奴らがいるらしい。そして、最後に残り二人と話すためにホテルのロビーへとやってきた。
  8. 8 : : 2015/06/20(土) 21:37:30
    『ねぇねぇ、何を話したらいいのかな?』

    『そりゃあ、相手は初対面だと思ってるんだから名前とか趣味とかじゃないかな。』

    『そっかぁ。日向君と初対面ってことになるのかなぁ。なんか新鮮だね。』

    『それもそうだな。色々あったから、"あいつ"に会うのは大分久し振りだもんな。新たな気持ちで会ったらいいかもな。』

    『うん、わかった!ありがとう。』

    『どうやら、話してる内に来たみたいだぞ。』

    『えっ?えっ?ちょっとまだ心の準備が出来てないんだけど… って、こっち来ちゃったよ。 どうしようかな…』

    ロビーにいたその二人は確か…最初に教室にいた時に俺の両隣にいた二人だったはずだ。

    日向『えっと… まだお前らと自己紹介はしてないよな?』

    『うん。じゃあ俺から自己紹介するぞ。俺の名前は風崎健だ。超高校級の観察家なんだ。よろしくな。』

    日向『観察家ってどんなことするんだ?』

    風崎『そんな大したことじゃないよ。観察家って言っても、人ばかり観察してきたからね。言わば、人間観察家なのかな。そんなところだよ。』

    日向『すごい才能なんだな。あぁ、そうだ。俺の名前は日向創だ。才能は…まだ思い出せてないんだ。』

    風崎『まぁ、そんなこともあるよね。きっと思い出せるようになるから、心配しなくても大丈夫だと思うよ。』

    日向『そう言って貰えると嬉しい。ありがとうな。』

    風崎『いやいや、俺は何も。それよりも、ほら。ちゃんと自己紹介してよ。』

    風崎は隣に座っている少女にそう言った。俺の見る限りだと顔が少し赤いような… 気のせいなのだろうか。

    『え、えっと… は、初めまして。超高校級のゲーマーなので、趣味はゲームです。あ、名前は… な、七海千秋…です。』

  9. 9 : : 2015/08/10(月) 15:58:46
    俺はその名前を聞いた時、ドクンと胸が高鳴ったような気がした。どこかで聞いたことでもあるのだろうか。だが、考えても考えても分からなかった。どうしてこんなに鼓動がうるさいのだろうか。日向はそう思っていると七海は続けて言った。

    七海『な、何か聞きたいこととか、ある…かな?』

    日向『え、えっと… その… ゲーマーってどのジャンルでもいけたりする…のか?』

    七海『んー… 基本的には大丈夫かな。あ、でもシミュレーションゲームは苦手…だったよ。』

    風崎『"だった"ってことは今は出来るってことか?』

    七海『た、多分大丈夫…と思う。』

    風崎『そ、そうなのか…(自信は持てないのか…)』

    日向『ということはやっぱり、ゲーマーにも得意、不得意があるわけなんだな』

    七海『そう…なるね』

    日向『なるほど。まぁ、そんなわけで二人ともよろしくな。』

    風崎『うん。こちらこそよろしく。』

    七海『よ、よろしく…。』
  10. 10 : : 2015/11/28(土) 23:17:13
    何故だか七海の方はぎこちなさそうに会話していたのが少し気になったが、その後も会話は続いた。そして、話が盛り上がってきたところでその音は流れた。

    ぴんぽんぱんぽーん

    ウサミ『みなちゃん、最初の希望のカケラを集めたみたいでちゅね!でちたら、みなちゃん今から砂浜に…集まって…くだ…』

    そこでアナウンスは切れてしまった。

    日向『え?どうしたんだ?』

    七海『何か、途中で切れちゃったね…』

    風崎『な~んか、嫌な予感がするな…』

    風崎がそう言った直後、さっきのモニターからウサミではない、それはこの場に合わない実に能天気で奇妙な声が聞こえてきた。

    『あー、あー、マイクテスッ!マイクテスッ!大丈夫?聞こえてるよね?えー、では皆さん、真打ちの登場ですので、ジャバウォック公園にお集まりくださーい!』

    風崎『ジャバウォック公園…か…』

    七海『確か中央の島にあった…と思うよ?』

    日向『それなら、早めに行こう!』

    風崎『…やっぱりか…(小声)』

    日向『ん?風崎、何か言ったか?』

    風崎『あ、別に何も?』

    日向『…そうか。じゃあ良いか。』

    そう言って三人も駆け出して行った。
  11. 11 : : 2015/12/09(水) 22:13:21
    ジャバウォック公園に着いたときには皆揃っていた。そしてウサミもここに来ている。…と思うのだが、さっき会った時と様子が変わっている。何とも言い表せない格好だが、はっきりしていることは持っていたステッキが折れているのと、何故かオムツを履いていることだ。

    日向『ウサミ…?どうしたんだ?』

    モノミ『うぅぅ…そこのモノクマにやられてちまいまちた…。というか、いつの間にか表記もモノミになってまちゅ!』

    そう言われて奇妙な像の方を見ると突然白黒のクマなんだか、ヌイグルミなんだかが出てきた。

    『じゃじゃじゃーーん!お待たせしました!ボクが真打ちでこの学園の学園長のモノクマだよ!よろしくね!』

    日向『学園長…?そもそも真打ちってどういう意味で言ってるんだよ!』

    だが、そいつは無視して話を進め出した。

    モノクマ『何だよ!この修学旅行は!ぬるい、ぬるすぎるよ!何時間か放置しちゃってたお風呂よりも温いよ!そんなわけでね、皆さんにはコロシアイ修学旅行をしてもらいます!ルールはとても簡単だよ!ここから出たいなら誰にも見つからずに誰かを殺すことだよ。殺し方は問いません!それで、もう1つルールなんだけど…』

    ここまで言ったとき、何人かの生徒がモノクマの前まで走っていった。
  12. 12 : : 2015/12/10(木) 22:39:27
    辺古山『誰が殺し合いなどするものか。』

    終里『訳分かんねえこと言ってるとぶっ飛ばすぞ!』

    弐大『ここは1つ、騒いでやろうか。』

    澪田『変なこと言ってるとこの体育会系軍団が許さないっすよ!』

    モノクマ『あーぁ…やっぱりこうなっちゃうんだよねー。出でよ!モノケモノ!』

    モノクマがそう叫ぶと後ろの奇妙な像の後ろから騒々しい音が聴こえ始め、そして巨大な物体というか、機械みたいなものが五体現れた。

    花村『あぶあぶあぶ…。』

    罪木『ひゃぁぁぁぁっ!』

    小泉『何よ、これ!どうなってるの!?』

    風崎『お前ら、一旦落ち着けって。』

    左右田『こんな状況で落ち着けるわけねーだろ!』

    七海『だからっていって、焦ってても仕方ない…よね?』

    日向『俺も七海の言う通りだと思うぞ。』

    そう言うと、皆はようやく静かになった。
    そして、あの白黒のヤツが話し出す。
  13. 13 : : 2015/12/12(土) 21:50:48
    モノクマ『えー、これから学級裁判についての説明を…。』

    モノクマが細々とコロシアイ修学旅行についての説明をしているが、全く耳に入ってこない。さっき、周りに落ち着けとは言ったものの、動揺が隠せないのが現状である。だってあのバケモノみたいなやつは恐ろしくて、馬鹿でかくて、そんなやつが五体もいて、それこそ「あり得ない」光景なのだ。モノクマの話を聞いているのであろう周りの奴等も俺と同じように感じているのだろうか。そう考えていると突然、アイツが別のことを話し出した。

    モノクマ『やっぱりねー、こういうような展開にしたくは無いんだよねー。武力抵抗とかされても面倒だしなー。よし、決めた!最初の見せしめはお前だー!』

    モノミ『えっ、ちょ、何するんでちゅかー!』

    モノクマ『ええい、黙れー!』

    モノクマがそう言うと後ろのモノケモノのうちの一体が浮かび上がったかと思った次の瞬間、モノミに向かって銃を乱射したのだ。そしてそれが終わったあと、モノミは跡形も無くなっていた。

    一同『……。』

    モノクマ『うぷぷぷぷ。皆、絶望的な顔をしてるねー。これから楽しくなりそうだよ!じゃあまた明日ねー!』

    モノクマはそう言って去っていった。
    皆はしばらくその場から動けずにいた。どれくらいの時間がたったのかは分からないが、風崎が、『今日はもう寝た方が良いだろう。』と言ったので皆、自分のコテージに向かったのである。だが、コテージのベッドに入っても寝る気にはならず、寝返りを打つばかりだった。結局は、睡魔に抗えずに寝てしまった。こうして、不安な幕開けの一日は過ぎていったのだ。

  14. 14 : : 2015/12/17(木) 00:04:03
    ~七海のコテージ前~
    風崎『七海、大丈夫か?』

    七海『んー…。多分、大丈夫…と思うよ?』

    風崎『大丈夫なら良いんだけど…無理するなよ?』

    七海『うん。さっきのは何というか、びっくりしちゃったんだよね。聞いてた以上にスケールが大きいからさ。』

    風崎『正直、あんなまでするとは思ってなかったってのは俺もだな。』

    七海『ちょっと怖くなったけど、大丈夫…なんだよね?』

    風崎『あぁ。大丈夫だ。信じて待つしか無いけどな。それで、明日は俺が起こしに行くから今日はゲームするなよ?』

    七海『え…?ゲームしちゃダメなの?』

    風崎『いや、別に日向と一緒に行けないだけだからそれでも良いなら…。』

    七海『むぅ…。分かったよ。ふわあぁ。ちょうど眠くなってきたしね。』

    風崎『おう。じゃあな。また明日。』

    七海『うん。また明日。』

    こうして彼らの夜も過ぎていった。
  15. 15 : : 2015/12/17(木) 00:05:03
    プロローグ END

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