ずっと傍にいて。【リヴァイ・ペトラ】
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- 1 : 2015/04/01(水) 10:20:43 :
- 最初から、知っていた。
兵長が、沢山の想いと責任を背負っている事も。
私を信用してくれていた事も。
私が、一生懸命になりすぎた事も。
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- 2 : 2015/04/01(水) 10:39:07 :
- 「兵長。紅茶淹れますか?」
チラッと私を見やり、また前を見る兵長。
「あぁ。頼む。」
きっと兵長は私の気持ちに気付いてる。
でもあえて気付いてない振りをしてるのだろう。
その優しさに、惹かれたんです。
その強さ、美しさ、全てが。
私に生きる勇気と希望を与えてくれたんです。
「兵長。」
今、この気持ちを伝えたら。
責任を負わせてしまうかな?
私に気遣わせてしまうかな?
「やっぱり」
今言わないでおこう。
貴方にもう何にも背負わせたくないから。
「何でもないです。」
「そうか」
いつか、貴方が私を見つめてくれる日が来るのかな?
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