男「妙な幽霊に取り付かれた…」
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- 1 : 2015/03/30(月) 19:23:10 :
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母「男ーおつかいいってきてくんない?」
男「はぁ?めんどいからパス」
母「でもあんた休日だからってゲーム三昧じゃないの」
男「うっせーなぁだるいんだよぉ」ゴロゴロ
母「ほら商店街の福引券あげるから、いいじゃないの~」
男「いやそのネタ古いし…わぁったよバーロー」
男「―――と――――で全部だな?行ってくんぜ」
母「行ってらっしゃーい」
あろうことか母はリビングでソファーに寝転んでせんべいをかじりながらそう告げた。…いやほんとうざい。
男「こいつで終わりか…スーパー遠いからぐうたら生活極めてる俺にはつらいぜ」
男「最後に福引して帰るかな」
カラ…カラ…コロッ
男(……黄色ッ!もしかして1等か??)
「おめでとー!おめでとーございます!!」
「えっなに?1等??」
「おい、なんかあっち騒がしいぜ!」
「三等の果物詰め合わせでございます!!!おめでとー!」
カラァン!カラァ~ン!!
男(たかが三等かよ!こいつ声が異常に大きくて人集まってきたし…)
男(なにこれ公開処刑…?マジ死にたい…)
「商品は後日発送させていただきますので!!」
男(いやここで渡せよ…)
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- 2 : 2015/03/30(月) 19:54:32 :
母「男ー、生物って書いてあるダンボールが届いたけど~」
男「あ~ぁい」
母「でもこれ包装紙だけでなにもないじゃない」
男「は?んなわけ……」
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………あほな。
男「母ちゃん、なにこれ??」
母「何が??」
ダンボールの中には人が詰められていた。
男「ぎゃふんっ」
「待ちなさい」
男「アッ…」
「視えるの??」
男「へ??まぁ一応なわけでもないわけで…ゴニョゴニョ」
「命令よ、今すぐ一人になれる場所に行きなさい」
男「お…」
男「母ちゃん…俺気分わりぃから寝てるわ…」
母「うん…それは見ればわかるけど」
トン……トン……
母「………」
母「ぎゃふんって言ったはあの子…(笑)」
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