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苗木「ザオリク!」

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  1. 1 : : 2015/03/25(水) 13:32:44
    久々の新作です

    どうぞよろしく
  2. 2 : : 2015/03/25(水) 13:45:40
    苗木(ボクの名前は苗木 誠、超高校級の幸運として希望ヶ峰学園に入学したボクだったんだけど…)

    モノクマ「ウププ!オマエラにはこの学園で一生を過ごしてもらいます」

    苗木(突然現れたこの学園の学園長と名乗る白と黒の熊?『モノクマ』によって、ボクを含んだ15人の超高校級の生徒達は学園に閉じ込められた)

    モノクマ「ココで一生を過ごすのがイヤだっていうヒトにはね!ヒトを殺してください!殺し方は問わないよ〜」

    苗木(こうしてなんやかんやで、ボク達のコロシアイ学園生活は始まったんだ)
  3. 3 : : 2015/03/25(水) 13:57:37
    期待です!
  4. 4 : : 2015/03/25(水) 14:08:24
    苗木(そんなある日、モノクマに呼ばれたボク達は視聴覚室であるDVDを見せられた…)

    苗木「な、なんだよ…なんだよコレ…」

    苗木(家が…めちゃくちゃだ…)

    これが最初の動機だったんだ

    桑田「あ、あぁぁ……(青ざめた表情」

    石丸「な、何なんだコレは!?」

    不二咲「う、うそだよね…」

    モノクマ「ウププ!それが真実かどうか確かめたかったら外に出ることだね!でも出るには…コロシアイをしないとね!」

    苗木(なんて卑怯なんだ…モノクマ…!)

    皆がそれぞれ動揺している中で、一際目立ったのは

    舞園「イヤアアアアァァァァアアアア!?!??」

    そう、舞園さんだ

    舞園「う、うそよ…こんなの…」ガタガタ

    苗木「舞園さん落ち着いて!」

    舞園「落ち着けるわけないでしょ!?ここから出して!出してよ!」

    苗木「舞園さん!ボクが必ずここから出してあげる!だから落ち着くんだ!」

    ボクはそう約束した…でも…


    次の日の朝

    苗木(舞園さん…あの後部屋を交換したけど…大丈夫かな…)

    石丸「これで全員か?」

    朝日奈「あれ?舞園ちゃんがいないよ?」

    葉隠「わかった!きっとウンコだべ!俺の占いでそう出たべ!」

    桑田「てめぇ何言ってんだゴラァ!舞園ちゃんはウンコもシッコもしねぇ!全部ピンクの卵が出てくんだよウズラみてぇな!」

    大和田「何気持ち悪りぃこと言ってんだよ!?」
  5. 5 : : 2015/03/25(水) 14:19:02
    >>3 ありがとうございます!

    苗木(なんだか嫌な予感がするな…)

    苗木「ボクちょっと様子を見て来るよ」


    舞園ルーム(苗木ルーム)

    苗木「あれ?ネームプレートが変わってる?まあいいか」

    苗木「舞園さーん、朝だよー!」コンコン

    シーーン

    苗木「いないのかな…あれ?鍵開いてる」ガチャッ

    苗木「舞園さーん?…!?」

    部屋はまるで何者かに荒らされたようにバラバラだった

    苗木「は!舞園さん!」

    ボクはドアが壊されているシャワー室に目がいった。恐る恐るシャワー室のドアを開けた…そこには…

    苗木「うわあああああぁぁぁぁああああ!?!??」

    血だらけになって壁に寄っかかっていた舞園さんがそこにいた
  6. 6 : : 2015/03/25(水) 14:44:10
    モノクマ「ウププ!死体が発見されました!」

    起きてしまった最初の殺人事件

    苗木(ボクは気絶していたらしく、何があったのかを大神さんと朝日奈さんに聞いた。
    そして、舞園さんが本当に死んだことも…そして江ノ島さんもモノクマに暴力を振るい死んだことも…)

    桑田「つーか死体発見場所が苗木の部屋ってこた…」

    腐川「な、苗木が犯人ってことじゃない!!」

    苗木「そ、そんな!ボクじゃないよ!」

    十神「第一発見者で殺害された現場はお前の自室、お前以外に誰が舞園を殺せるというのだ」

    苗木(た、確かに今の現状じゃボクが犯人と疑われても仕方ない…なら証明するしかない!ボクが無実だということ!)


    ボクは舞園さんの死体のある現場に向かった

    霧切「腹部を包丁で一突き…間違いなく死因は腹部からの出血多量ね」

    苗木「く、詳しいね霧切さん」

    霧切「別に大したことじゃないわ、見たままをそのまま言ったまでよ」

    苗木「そ、そうだね…」

    苗木(なんだか凄く落ち着いてるけど…こういうのに慣れてるのかな?)

    霧切「私は別の所を調査するわ。あなたは舞園さんに別れでも言ったらどうかしら?仲が良かったみたいだし」

    苗木「うん…そうするよ」

    霧切さんはそのままシャワー室を出た。

    苗木(舞園さん…ボクが必ずここから出すって言ったのに…約束守れなかった…)

    苗木「ごめんね、舞園さん…」

    苗木(はぁ…こんな時に…魔法でもあれば舞園を生き返らせることも出来るのにな…)

    ボクは何を思ったのか知らないが、舞園さんの身体に手を触れ『ある呪文』を唱えた

    苗木「…ザオリク…!」


    苗木(…ま、そんなことあるわけないよな…何考えてるんだろうボクは…)

    ボクは舞園さんから離れ、部屋を出た


    モノクマ「ウププ!終了です!ではこれから学級裁判を始めたいと思います!」

    苗木(これから始まるんだ…ボク達の…命懸けの学級裁判が…!)


    ???「………ぅ…うーん…あれ?ここは…」
  7. 7 : : 2015/03/25(水) 15:06:36
    苗木(学級裁判が始まって、まだボクへの疑いは晴れない…)

    大和田「オメェが犯人なんだろ苗木ぃ!」

    石丸「苗木くん!正直に言いたまえ!」

    腐川「さ、さっさと認めなさいよ!こ、この人殺し!」

    苗木「そ、そんな…ボクじゃないよ…」

    苗木(ダメだ…みんな完全にボクのことを犯人だと思っている…霧切さんも…)

    モノクマ「ウププ!そろそろ決まったかな〜?」

    苗木(まずい…このままじゃみんなが…)

    桑田「は!苗木が犯人で決まりだろ!」

    ???「それは違います!」

    桑田「!?」BREAK

    苗木「え…この声…」

    そんな…だって彼女はさっき…

    そこには

    舞園「苗木くんは犯人じゃありません!」

    死んだはずの舞園さやかがいた

    全員「!?!??」

    モノクマ「え!?ナンデ!?ナンデ舞園さんがそこにいるの!?」

    苗木「ま、舞園…さん…?」

    舞園「ええ、そうですよ。苗木くん(ニコッ」

    桑田「ひぃ!?な、なんで生きてんだよ!?あの時確かに殺したは…あ…やべ…」

    モノクマ「そんなバカな!ボクはちゃんと確認したはずだよ!キミは死んだはずだよ!」

    腐川「ま、まさか…幽霊!?…ぁ…(バタン」

    霧切「私も確かに確認したわ、あの時見たあなたは完全に死んでいたわ」

    大神「我も見たが…息を感じられなかった」

    朝日奈「じゃ、じゃあ本当に幽霊なの!?」

    葉隠「ヒィ!?オ、オカルトは信じたくねぇべ!」

    苗木(そうだ…ボクもあの時確認した…そして死体の彼女に触れたけど、とても冷たかった…それなのに何故…)
  8. 8 : : 2015/03/25(水) 16:34:25
    桑田クン・・・アポすぎるよ・・・
  9. 9 : : 2015/03/25(水) 20:54:15
    >>8 その通りです

    舞園「私も何で生きているのかわかりません…。でも、これだけは言えます。」

    「苗木くんは犯人じゃありません!」

    苗木「舞園さん…」

    十神「では、誰が犯人だというんだ?」

    舞園「…私を殺した犯人は、桑田 怜恩くんです」

    桑田「!?!?」

    苗木「桑田クンが…犯人…」

    石丸「し、しかし何故桑田くんが」

    舞園「それについては私が話します」

    「そう、これが真実です!」

    苗木「あそれボクの見せ場…」
  10. 10 : : 2015/03/25(水) 21:28:10
    苗木(舞園さんは自分が殺害された事件の全貌を話した。彼女は外に出る為にボクと部屋を交換して罪をボクになすりつけようとした。だけど桑田クンに反撃され失敗した。凶器の包丁を奪われた彼女はシャワー室に逃げ込んだがドアを壊されてそのまま桑田クンに包丁で殺された…と)

    舞園「これで私の話は以上です」

    苗木「…本当なの?桑田クン」

    桑田「い、いや…」

    セレス「そういえば先ほど言っておりましたわね、『あの時確かに殺したはず』と」

    桑田「だ、だけど俺がドアを壊しったって証拠は」

    苗木「桑田クンの工具セットを見れば分かるよ」

    十神「もし使ってないなら見せれるはずだが?」

    霧切「『無くした』は通用しないわよ」

    桑田「あ、アポ……」

    モノクマ「あー…じゃあ投票してもいい?」


    ジャララララララ

    桑田 桑田 桑田

    モノクマ「バビョーン!正解〜!舞園 さやかさんを殺したクロは超高校級の野球選手の桑田 怜恩クンでした〜!…まあ舞園さんは死んでないけど」

    大和田「苗木…疑って悪かったな」

    朝日奈「ごめんね苗木…」

    苗木「い、いいよ疑われても仕方なかったからさ」

    モノクマ「さーて!負けちゃった桑田クンにはオシオキを受けてもらおうか」

    苗木「な、何でだよ!舞園さんは死んでない!つまり誰も死んでいないからこの裁判自体無効じゃないか!」

    モノクマ「うるさいな〜。まあ確かに死んだと思ってた舞園さんも何故か生きてるし、裁判もぱっぱと終わっちゃったしさー」

    「でも…それとこれとは話が別なんだよー!」

    「桑田クンが裁判に負けたのは事実!だからオシオキを受けるのは当然なんだよ!」

    桑田「い、イヤだ!ここから出してくれ!お、オシオキを受けんなら舞園もだろ!あいつも俺を殺そうとしたんだぞ!」

    舞園「………」

    モノクマ「それじゃハリキッて行くよ〜!超高校級の野球選手 桑田怜恩クンにピッタリなオシオキを用意しました〜!」

    桑田「イヤだああああぁぁぁぁああああ!!!」
  11. 11 : : 2015/03/26(木) 11:02:41
    桑田!リレミト使え!
  12. 12 : : 2015/03/27(金) 10:53:49
    >>11 しかしうまくいかなかった

    千本ノック

    桑田「うぐぁぁぁぁぁああああああぁぁぁぁああああ」ズドド┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

    モノクマ「ヒャッホーッ!エクストリイイィィィイム!」

    苗木「桑田クン…」

    舞園「………」

    桑田クンは理不尽なオシオキにより死んだ…いや、殺された…

    夜時間 苗木ルーム

    苗木(舞園さんが生きていたのは良かったけど…結局江ノ島さんと桑田クン、2人の命が失われた)

    (情けないな…ボク結局何もしてやれてないや…)

    コンコン

    苗木「ん?誰だろ。はーい」

    舞園「あの、苗木くん…」

    苗木「舞園さん?どうしたの?」

    舞園「その…少しお話しても良いですか?」

    苗木「…うん、どうぞ入って」

    舞園「お邪魔します…」


    苗木「はい、水しかないけど…」

    舞園「あ、ありがとうございます…」

    舞園さんは水を受け取ったけど飲む気はしない。それにさっきからずっと顔を俯いている…やっぱりさっきので…

    苗木・舞園「「あの…」」

    苗木「あ、お先にどうぞ」アセアセ

    舞園「い、いえ、苗木からどうぞ」アセアセ

    苗木「いやいやここは舞園さんから」

    舞園「そ、そうですか?では…」

    「……ごめんなさい!」

    苗木「…え?」

    舞園さんは突然頭を下げ謝罪してきた

    苗木「え?え!?どうしたの急に!?」

    舞園「ごめんなさい!私…苗木くんに酷いことをしました…だから!本当にごめんなさい!」

    舞園さんは今でも涙が溢れそうな顔でボクに必死に謝ってきた。
    まあそうだよな…彼女はボクに罪を被せて、犯人にしようと利用した。罪悪感があるのは当然だと言えるだろう。
  13. 13 : : 2015/03/28(土) 11:56:06
    江ノ島にもザオリクかけてやれよ…w
    クワタは スカラとまちがえて ルカ二をつかった クワタの防御力が 11037さがった
  14. 14 : : 2015/03/28(土) 16:19:19
    >>13 江ノ島さんは既に回収されてザオリクできませんでした。桑田…(ほろろ

    苗木「…顔を上げて、舞園さん」

    舞園「………」

    ゆっくりと舞園さんは顔を上げ、ボクの顔を見た。

    苗木「ボクは大丈夫、気にしてないよ」

    ボクは舞園さんを安心させるように笑った、舞園さんはちょっとポカンとしていた

    苗木「確かに、舞園さんはボクを犯人にしようと利用した…。普通なら怒るのも当然だ」

    舞園「ぅ………」

    苗木「…でも、もしボクが舞園さんと同じ状況だったら…ボクも殺人を計画しちゃうかもね」

    舞園「………」

    苗木「でも舞園さんは、さっきの裁判でボクを庇ってくれた。罪をなすりつけてやろうとした人間に普通はそんなことしないはずだから…」

    舞園「……」

    苗木「だから…(ぎゅむ」

    舞園「!」

    苗木「もう…謝らなくて良いんだ…」

    舞園「う……ぅ…うああぁぁぁぁ…」

    ボクは舞園さんを安心させるように優しく抱きしめた。すると舞園さんは我慢してた涙を、一気に溢れさせ…泣いた
  15. 15 : : 2015/04/03(金) 02:55:35
    数十分後

    舞園「ありがとうございます、苗木くん…なんだが少し楽になりました」

    苗木「あは、なら良かったよ」

    舞園「でも、苗木くんは優しすぎます!いつか変なものに騙されるかもしれません!」

    苗木「あはは、大丈夫だよ。もう騙されたから」

    舞園「||||||(_ _ )||||||」ズーーーン

    苗木「あ、いやごめん!そんなつもりで言ったわけじゃ」アタフタ

    舞園「ふふふ、冗談ですよ」

    苗木「も、もう…舞園さんったら」

    でも、さっきに比べて良い顔をしていた

    苗木「それにしても本当に死んでるのかと思ったよー。一体どこに隠れてたの?」

    舞園「へ?なんのことですか?」

    苗木「え?だって舞園さんの死体を人形か何かで作ってキミはどこかに隠れてたんでしょ?」

    舞園「い、いいえ?私はどこにも隠れてなんかいませんよ?」

    苗木「え……どういうこと?」

    舞園「だから、私は桑田くんにお腹を刺された後に必死でダイイングメッセージを書いた後に意識を失って…気がついたらお腹はケガしてなくて包丁も抜けてました…」

    苗木「そ、そんな馬鹿な…じゃあアレは本当に舞園さんだったの?」

    じゃあ…何で舞園さんは生きてるの?
  16. 16 : : 2015/04/19(日) 21:47:04
    後々みんな復活するとか?
    苗木MP持つかな…
  17. 17 : : 2015/04/20(月) 21:28:05
    >>16大丈夫です、希望的な何かで

    舞園「あ、そういえば……」

    苗木「どうしたの?」

    舞園「実は、私が眠ってる間に…苗木くんの声が聞こえたんです」

    苗木「ボクの声…」

    ボクの声が聞こえた?あの時確かボクは…死体の舞園さんに触って謝ったぐらいで…


    あれ?そういえばあの時、ボクは別の言葉を言ったような気がするけど……何だっけ…

    舞園「あの…苗木くん?」

    苗木「あ、いや…ボクの声って何を言ってたの?」

    舞園「それが…とても短い言葉なのは憶えているのですが、何て言ったかまでは分からないんです」

    苗木「そ、そうなんだ……」
  18. 18 : : 2015/05/02(土) 11:52:43
    苗木(結局、舞園さんが何故生き返ったのかわからないまま次の朝を迎えた)



    (最初の学級裁判が終わって、閉ざされていた二階へのシャッターが開かれた。コレでコロシアイの幅が広がるってモノクマは言っていたが…)



    (舞園さんは昨日ボクと話して、少し元気なったみたいだ。その後もみんなに謝っていたけど、誰も彼女を責めなかった)



    (………桑田クン…江ノ島さん)



    (…桑田クンと江ノ島さんの死体は既に回収されて見ることが出来なかった…)

  19. 19 : : 2015/06/14(日) 20:11:52
    更新待ってます
  20. 20 : : 2015/06/16(火) 00:12:11
    頑張ってください。
  21. 21 : : 2015/09/04(金) 08:51:20
    >>19 お待たせしました

    >>20 ありがとうございます


    苗木「新しく開かれた二階、色々あるね」

    朝日奈「え!プールがあるの!?やったぁ!」

    十神(図書室か……行ってみる価値はあるか)


    苗木「さて、これからどうしよ」

    朝日奈「ねぇみんな!プール行こプール!」

    舞園「良いですね!」

    大神「朝日奈が行くなら我も同行しよう」

    朝日奈「ほかのみんなは?」

    セレス「わたくしは遠慮させていただきますわ」

    腐川「な、なんで私があんた達なんかと行かないといけないのよ!絶対嫌よ!」

    霧切(行きたい…でも私のキャラ的に誘われない限り行かない感じだし…)

    朝日奈「えー…じゃあ不二咲ちゃんは?」

    不二咲「ふぇ!?わ、私も今回は遠慮しようかなー…」

    朝日奈「そっかー…じゃあ3人だけだね」

    霧切(え!?私はスルーなの!?)ガーン

    舞園「………霧切さんはどうですか?一緒に」

    霧切「そうね……まあたまにはいいかしら」

    (グッジョブ舞園さん!あなた天使なの……)

    舞園(わかりやすいなーこの人……)

    苗木「果てしない 空の果てまでも〜♪(鼻歌」

    舞園「あ、苗木くん!」

    苗木「ん?舞園さん、どうしたの?」

    舞園「これから朝日奈さん達とプールに行こうってことになったんですけど。苗木くんも一緒にどうですか?」

    苗木「え!?ボ、ボク男だよ!?」

    舞園「それがどうしたんですか?」

    苗木「どうしたって…女子の中に男子1人ってのはちょっと恥ずかしいというか…」

    舞園「問題ないですよね、みなさん」

    朝日奈「苗木だったら私は別にいいよー」

    大神「我も構わんぞ。苗木ならそんな気は起こさんと思うからな」

    霧切「……私も構わないわ」

    (え!?苗木くんも一緒に!?どうしよ……ドキドキが止まらない)

    舞園「ほら、問題ないですよ」

    苗木「えぇ……」

    (ボクって男として見られていないのかな…)

    不二咲「………」


    プール

    苗木(みんなはまだみたいだな…。しかし本当に良いのかな?ボクだって男なんだけどな……はぁ……)

    舞園「お待たせしました、苗木くん」

    苗木「……」

    (そこには天使がいた)

    (さすが人気アイドルと言っても過言ではない。雑誌でも水着姿は見たことあるが、生はとてつもない破壊力だ)

    (その辺のグラビアアイドルなんて目じゃない。これはもう国宝級だよ……)

    舞園「国宝級だなんて言い過ぎですよ苗木くん……///」

    苗木「え!?ボク口に出してた!?」

    舞園「エスパーですから」

    苗木「何ソレコワーイ…」
  22. 22 : : 2015/09/29(火) 12:14:08
    朝日奈「おまたせー!二人とも早いね!」

    苗木(やっぱり朝日奈さんはスクール水着か。超高校級のスイマーだからそっちの方が慣れているのかな。……しかし)

    朝日奈「さくらちゃん達まだかなー?(ぽよんぷるん」

    苗木(やっぱりすごいおっぱいだ!水着からこぼれ落ちそうなほどの質量、それによる圧迫感、なにを取っても最高だ……さすがは超高校級のおっぱいだな)

    朝日奈「ん?苗木さっきからこっち見てどうしたの?」

    苗木「な、なんでもないよ」

    舞園「………(ジーッ」

    苗木(…………舞園さんのおっぱいも最高だと思うよ!)

    舞園(そういう問題じゃないですよ!?)

    朝日奈「あ、霧切ちゃん来たよ!霧切ちゃーん!」

    霧切「……待たせてごめんなさい」

    苗木(こ、これは……!?黒!黒のビキニだ!スレンダー体型で脚が綺麗な霧切さんにピッタリじゃないか!)

    (黒は女性の色気を引き立つ。それに霧切さんの透き通るように白い肌。黒と白、隠と陽の正反対が合わさることで最強になる!)

    霧切「苗木くん、あまり女性をジロジロ見るものじゃないわよ」

    苗木「あ……ごめん(´・ω・`)」

    霧切「それに……ジッと見られるも恥ずかしいわ…(少し顔が赤くなる」

    苗木「え?」

    霧切「なんでもないわ」

    舞園(なんでしょう……このラブコメ感は。すごくイライラしますね)
  23. 23 : : 2015/12/09(水) 13:24:49
    苗木(しかし本当に美人ばっかりだなー…。そんな中に男一人のボクってかなり贅沢なんじゃないかな?このまま死んでも悔いはないとか思えちゃうよ)

    「ま、待たせたな」

    朝日奈「あ!さくらちゃん遅いよー」

    大神「すまぬ、我に合うサイズがなかなか見つからなくてな…」

    苗木(どうしよう、大神さんのスク水姿は完全に女子プロのユニフォームにしか見えない…)

    朝日奈「さくらちゃんとっても似合っててカワイイよ!」

    大神「よ、よさんか朝日奈よ……恥ずかしいではないか」

    苗木(あ、でもさくらちゃん天使だ)


    その後ボク達はプールで遊んだ。ボールがあったのでバレーをしたり、みんなで競争したり。途中色々なハプニングがあったけどね。

    朝日奈「さくらちゃん!(トス」

    大神「ぬんっ!(パァン!」

    苗木「ボールが破裂した…」

    舞園「あれは多分人だったら即死ですね…」

    霧切「これでここのメンバーは彼女に殺害を起こそうとは思わないわね」

    苗木「多分もう最初から全員そう思ってるよ」

    ボールがかなりの数亡くなったこと。


    舞園「行きますよー!」

    苗木「うん、よーし!(構える」

    舞園「そーれっ!(サーブ」シュルン

    苗木「これなら取れ「舞園ちゃん!?隠して!」

    苗木「へ?」舞園「え?」

    朝日奈「水着!水着!」

    朝日奈が水着と言っている、何だろうと思い苗木は舞園の水着を見るとそこには





    水着のブラ紐がとれて舞園の乳房が露わになっていた。

    苗木「……ぶはぁっ!?」

    舞園「ひっ…きゃあああああぁぁぁぁああああぁぁぁぁ!?!??(顔真っ赤で胸を隠しプールに深く浸かる」

    苗木(み、見てしまった。……超人気アイドルでファンがグラビアを見た時に想像していたであろう……理想郷を……)

    朝日奈「苗木は見ちゃダメっ!?(苗木を目隠しするが指の間がスカスカ」

    霧切「舞園さん早く結ぶわよ!(舞園の後ろに回り結んでいる」

    舞園「ううぅ……もうお嫁に行けません……」

    苗木(どうしよう…凄く良く見える…。いけない、このままじゃボクの苗木クンが大木クンになってしまう。この小説が性描写ありになっちゃうよ)


    ラッキースケベもあった。


    そんな感じでボク達はプールで楽しんだ。舞園さんはあの後すぐ部屋に戻っちゃったけど、ボクはボクで大神さんや霧切さんに問い詰められたけど『見てない』と言ってなんとか誤魔化した。


    苗木ルーム

    苗木「……どうしよう、忘れられないからムラムラする……」

    そんな悶々の中で眠りについた
  24. 24 : : 2015/12/10(木) 04:36:43
    そんな夜中



    とある部屋にて



    ???「うう〜〜ん……ああもう分からん!!!」

    「しっかし何でだろうな〜。舞園ちゃんは確かに死んでたよな……」

    「体温も脈拍も全部止まっていた、モノクマモニターの生体反応も無かった……センサーが壊れているわけでもない……つまり舞園さやかは完全に死んでいた」

    「なのに裁判の最中にいきなり現れた。これはどう考えてもおかしい…」

    「この学園で隠れられる場所は少ない、もしあそこから移動して隠れたとしてもカメラに映って記録される…」

    「死んだふり?いやいくら演技が出来ても脈は止められないし…」

    「……1度死んだはずなのに…生き返った?」

    「……アホらし、ゲームじゃあるまいし。さーてもう寝るかぁ…」



    モノクマ『おはようございます。朝です。起床時間です。サッサと起きないと遅刻するわよ!』

    苗木「うう〜ん……あと5分……」

    モノクマ『あと5分で何が出来るかって?朝勃ちの処理だね』

    苗木「よーしそろそろ起きちゃおっかなー!!!」


    その日何故か男子だけが早く朝食会に来ていた

    石丸「おはよう苗木君!」

    苗木「おはよう石丸クン。みんないつもより早いね?」

    大和田「……誤解されんのはごめんだからな」

    葉隠「ほんとだべ」

    不二咲「ま、まあ生理現象だから仕方ないよ。朝はどうしてもそうなっちゃうから」

    山田「おや、不二咲 千尋殿詳しいでありますな?」

    不二咲「え?……あ!?い、いいいやほらネットでそういうのがあったからたまたまだよ!たまたま!」

    山田「すみませぬ今の部分もう一度同じことを言ってくれませぬか?」

    十神「朝から騒々しいぞ!落ち着いて本もよめん!」

    苗木「あれ、珍しいね十神クンも早いなんて」

    十神「ふん、今日は早く目が覚めただけだ」

    石丸「ボクの次に大慌てで入ってきていたな」

    十神「な、貴様それを言うな!?」

    苗木(十神クンも誤解されたくなかったんだ……)


    しばらくして全員が揃った。

    苗木(舞園さん大丈夫かな?昨日はすぐに部屋に戻っちゃったけど……まぁ、あんなことがあれば……やばいまた思い出してしまった……)

    舞園「あ……(苗木と目が合う」

    苗木「あ……」

    舞園「……(顔を真っ赤にして視線をそらす」

    苗木(……可愛い……)


    朝食が終わり、またしばらく探索することになった。

    苗木「さて、どうするか……」

    すみません次にどうするかを安価したいと思います。>>25に誰とどうするかをお願いします。
  25. 25 : : 2015/12/12(土) 19:20:12
    不二咲で,
    人が生き返る伝説や、噂等を聞く。
  26. 26 : : 2015/12/12(土) 21:47:38
    >>25 ありがとうございます!!!


    苗木「……そういえば結局、舞園さんが生きていた理由がまだわからないままだな。」

    「舞園さんは嘘をついているようでもない……まさか、本当に生き返ったのかな?」

    「信じられないけど、それが本当なら死んだ桑田クンと江ノ島さんも生き返るかもしれない!」

    「何かそういうのに詳しそうな人は……不二咲さんならネットで調べているかもしれない。不二咲さんに会おう」


    図書室

    苗木「あ、いた。不二咲さん」

    不二咲「あれ、どうしたの苗木くん?」

    苗木「実はちょっと気になることがあってね」

    不二咲「気になること?何かなぁ?」

    苗木「(あ、でもいきなり舞園さんは生き返ったのかもしれないって話をしたら混乱するかもしれないな…)」

    不二咲「???」

    苗木「(とりあえず舞園さんのことは言わないように…)」

    「不二咲さんってプログラマーだから、ゲームとか得意?」

    不二咲「え、うん。自分で作ったり、するのも得意だけど…気になることってそれ?」

    苗木「あいや、気になるのはここからなんだけど。よくRPGで仲間を生き返らせたりする魔法とかアイテムが出てくるよね」

    不二咲「うんうん、RPGの重要なとこだよね」

    苗木「……それって現実にもあったりするのかな?」

    不二咲「……え?」

    苗木「…………」

    不二咲「…………」

    苗木「…………」

    不二咲「…苗木くん…疲れてるの?」

    苗木「…うん…ちょっと疲れてるかもしれない」

    不二咲「色々あったのはわかるけど、無理しちゃダメだよ?」

    苗木「(どうしよう、不二咲さんから可哀想なものを見るような視線が…やめて、そんな目で見ないで…なんかもう…死にたい)」

    不二咲「……さっきの質問だけどね、現実にもあるかもしれないんだ」

    苗木「……え?本当に?」

    不二咲「ネットだけの噂かもしれないから、信ぴょう性は薄いかもだけど…人が生き返るって話はあるんだ」

    「イエス・キリストは知ってるよね?」

    苗木「う、うん。神様だよねキリスト教の」

    不二咲「彼は自分をユダヤ人の王、神の子って自称した罪で裁判にかけられて磷刑に処されてしまったんだ」

    「その後十字架からおろされてイエスは埋葬された…でもその3日後、彼は復活したんだ。復活した理由にも色々あってね、替え玉で実は生きていたとか…神の力とか」

    苗木「で、でもそれは神話とかの話だよね?」

    不二咲「でもキリストは紀元前に生きていた。それに日本でも人が生き返った話はあるんだよ」

    苗木「え!?」

    不二咲「棺桶に入ってて、土葬される最中に物凄い雷が起こったんだ。その衝撃で生き返ったお婆さんがいたって話があるんだ。本当かどうかはわからないけどね」

    苗木「そんなことがあるんだ…」

    不二咲「私の知っているかぎりではこれぐらいかな」

    苗木「ありがとう不二咲さん。参考になったよ」

    不二咲「役に立てたならよかったよ。じゃあ僕は部屋に戻るね。またね、苗木くん」

    不二咲さんは図書室をあとにした

    苗木「……ボクも部屋に戻るか」



    十神「………」

    「……“僕”だと?……」
  27. 27 : : 2015/12/19(土) 04:50:02
    苗木ルーム


    苗木「……やっぱり人が生き返るってのは本当かもしれない。不二咲さんの話はかなり信ぴょう性が高かった…」


    「でも、それは不思議な力で生き返ったのかどうかは微妙だな…。雷の衝撃は多分老衰で死んでた話だろうから、舞園さんは違うな」


    「彼女はお腹を刺されて死んだから、衝撃では生き返らないな。それに実際ボクはこの手で彼女に触れたんだ…とても冷たかった…」


    「…………そういえば舞園さんは、ボクの声が聞こえたって言ったよな…とても短い言葉で、なんて言ったかはわからなかったって言ってたけど…」


    「……もしかして、それが生き返ったことに関係するんじゃないか!」


    「そうだ、それがきっと何かの呪文だったんだ!
    思い出せ…あの時ボクは、舞園さんの遺体を見に交換した部屋に行って……霧切さんの検死して部屋を出た後、ボクは舞園さんの遺体に近づいて そして……そして……」


    「…………ダメだ、まったく思い出せない。おかしいな…言葉が出てこない…。
    あの時ボクは、舞園さんとの約束を守れなかったことで後悔してて…死んだを受け入れられなくて…もうわけがわからなくなって…」


    「魔法が使えればと思って…………。
    ……やっぱり思い出せない。その言葉だけがぽっかり抜けてるみたいだ。
    うーん……どうしてだろう?」


    「……少し疲れたな…ちょっと寝るか」


    「……いったい……なんだった…ん…だ……」


    苗木は静かに眠った。


















    _____ねぇ_____



    ____ねぇったら____


    (……だれ?)

    ___あ、やっと話せたね___

    (キミは誰?ボクに何かよう?)

    __まだ名乗れないかな。うーん、ようって言えばようだけど__

    (ここはどこ?ボクは自分の部屋にいたはずだけど…)

    __君は質問が多いね…。まあ簡単に言えば夢の世界ってとこかな__

    (夢の世界?じゃあボクは今寝てるんだ)

    __まあそうだね。おっと、あまり時間がないんだった__

    __とりあえず今はあまり話せないから手短に言うけど、苗木君に頼みがあるの__

    (ボクに頼み?)

    __君には特別な力があるの、その力を使ってみんなを助けて欲しいの!__

    (特別な力?ボクには一応幸運って才能があるみたいだけど、今のところあまり役に立ってないと思うけど…)

    __うーん、でももう既に役に立ってるんだけどな…その幸運も力も__

    (え?どういうこと?)

    __その力のおかげで、舞園ちゃんも生き返ったんだよ。まさに希望の力だね__

    (な、それって本当なの!?ボクのその力で舞園さんが生き返ったの!?)

    __だからそう言ってるじゃん。発動したのは偶然だったけど__

    (やっぱり舞園さんは嘘をついていなかったんだ!良かったぁ…)

    __安心するのはまだだよ。するのはみんなを助けてから__

    (あ、そうだね…。でも、ボクはその力をどうやって使うのかわからないんだ。どうやったらその力が使えるの?)

    __それはね、うん?あー…そろそろ終わりだね__

    (え、どうして)

    __寝ている君を起こそうとしてる人が来たんだよ。また話すのにはしばらくかかるかもね__

    (そんな!まだどうやって使うのか聞けてないのに!教えてよ!)

    __大丈夫、君ならすぐに答えを導き出せるから。じゃあまたね〜__

    (あ!ちょっと!)

    __あ、そうそう。最後に一言言わせて__












    __霧切ちゃんのこと、守ってあげてね__












    ???「苗木くん、起きてちょうだい」

    苗木「……う、うぅん……あれ?ボクは……」

    ???「もう夕食の時間よ。早く起きて準備して」

    苗木「……あれ?さっきの人は?」

    ???「寝ぼけているの?まったく随分とお気楽なのね、あなたは」

    苗木「…夢だったのかな…でも妙に鮮明に覚えているような」

    ???「よっぽど疲れていたのね。先に行って待ってるわね」

    苗木「あ、ごめん。すぐに行くから待っててね。












    霧切ちゃん」

    霧切「!?」

    苗木「ん?どうしたの?」

    霧切「い、いいい今なんて…」

    苗木「え?……あ」

    霧切「(顔真っ赤)」

    苗木「あ、いやごめん!霧切さん!なんか急に変なこと言っちゃって!」

    霧切「そ、壮大に寝ぼけているのね。それじゃ……早く来てちょうだい(苗木の部屋を出る」

    苗木「……怒らせちゃったかな……はぁ……」



    廊下の隅



    霧切「霧切ちゃんって言われた霧切ちゃんって言われた霧切ちゃんって言われた霧切ちゃんって言われた霧切ちゃんって言われた(顔真っ赤で目がぐるぐるして煙出てる)」

    霧切「……もう、幸せすぎて死にそう……」
  28. 28 : : 2016/04/27(水) 05:38:15
    夕食会


    苗木(何だったんだろう、さっきの夢。なんていうか…不思議な夢だったな)

    (真っ暗の中に、光輝く…人の形をした何か)

    (あの声、初めて聞いた声だったな。女の人の声だったけど…ここの皆とは全く違う声だった)

    (それに…ボクに何か大切なことを伝えようとしてくれてた)



    __君には特別な力があるの、その力を使ってみんなを助けてほしいの!__

    __まさに希望の力だね__




    (ボクにある…“希望の力”)

    (その力で、舞園さんは生き返ることができた)

    ボクは舞園さんに視線を向けた。

    舞園「さてと、ラー油ラー油…」

    苗木(信じられないけど、現に舞園さんはこうして生き返っている)

    (紛れもない真実。ボクの力で、舞園さんを救った)

    舞園「むぐむぐ……っ!うぐっ!?(苗木と目が合ったことに驚き、喉に詰まらせる」

    朝日奈「ちょっ!?舞園ちゃん大丈夫!?」

    大神「早く水を飲むのだ」

    舞園「んっ(水を飲み、なんとか飲み込んだ)
    はぁ…もう、大丈夫です。すみません驚かせて」

    舞園(苗木くん、私を真剣な目で見ていた。どうしよう…昨日のこともあったから、ますます苗木くんを意識しちゃう)

    舞園は頬を赤らめ顔を隠すように覆う

    苗木(大丈夫かな舞園さん…。顔赤いし、風邪ひいちゃったのかな?)

    (あ、そういえば……)



    _霧切ちゃんのこと、守ってあげてね_



    苗木(あの声は、霧切さんのことを知っているようだった。ということは…霧切さんの知り合い?)

    (霧切さんに聞いてみようかな?)

    ボクは次に、霧切さんに視線を向けた。

    霧切「……っ!(苗木と目が合い顔を少し赤くして目をそむける」

    霧切(苗木くんがこっちを見た。どうしよう…顔がうまく見れない)

    苗木(霧切さんも顔が赤い。風邪流行ってるのかな?ボクも注意しよっと)


    十神「おい、なんだこれは?この俺に残飯を食わせるつもりか?」

    朝日奈「ちょっと何よ!残飯って!」

    苗木「あれ?十神クンがいるなんて珍しいね」

    十神「ふんっ!偶には愚民と戯れるのも悪くないと思っただけだ」

    大和田「とか言って、ただの寂しがり屋な坊ちゃんなだけだろ」

    十神「なんだと?俺に向かってなんと言った…プランクトン」

    大和田「あぁ?寂しがり屋の陰気くせぇおぼっちゃまって言ったんだよ」

    十神「貴様…ごみの分際でこの俺に侮辱するとは、身分の違いをわかっていないようだな?トウモロコシ頭が」

    大和田「あ"ん?上等だテメェ!今ここでぶっ潰してやるっ!(ガチャンッ!」

    石丸「やめるんだ!今は争っている時ではないだろう!」

    苗木「そうだよ二人共!こんな時にいがみ合っていたら、モノクマの思う壺だよ!」

    十神「……チッ(そのまま部屋を出る」

    大和田「待ちやがれっ!」

    不二咲「やめて大和田くん!(大和田の前に立ちはだかる」

    苗木「不二咲さんっ!?

    大和田「どけ不二咲!どかねぇとオメェもぶっとばすぞっ!」

    不二咲「それで気がすむなら、私だけを好きなだけ殴って!」

    大和田「ぬぐっ!?」

    苗木「不二咲さん…」

    不二咲「さあ!……さあっ!!」

    大和田「ぬぐぐぐ…ちくしょうっ!」

    大和田は大きく腕を振り上げ、不二咲に拳を振り下ろそうとする

    不二咲「っ!(目を閉じ歯をくいしばる」



    危ないっ!



    ドガッ!!



    不二咲「………っ?」

    何の痛みもなく、自分には何も起こってない。うっすらと目を開けると




    苗木が大和田の拳を受け、殴り飛ばされていた。


    ドサッ

    不二咲「苗木くんっ!?」

    大和田「っ!?な、苗木?」

    苗木「ぅ……良かった……」

    苗木はそのまま意識を失い気絶した

    舞園「苗木くんっ!(必死に駆け寄る」

    霧切「早く彼を部屋に運んでっ!」
  29. 29 : : 2017/06/23(金) 18:19:14
    苗木自室

    苗木「……んっ…また気絶してたのか」

    (最近目が覚めると同じ天井ばっかりだな…)

    ???「あっ!苗木くん、目が覚めたんだね」

    ???「苗木!」

    苗木「…不二咲さんに…大和田クン?」

    不二咲「良かったぁ…なかなか目が覚めなかったから心配したよ」

    大和田「大丈夫か?どっか痛むとこあるか?」

    苗木「…少しほっぺが痛いかな。でもほかは特に何ともないよ(起き上がろうと体を起こそうとする」

    不二咲「あっ無理しないで。まだ安静にしないと」

    大和田「そうだぜ、不二咲の言う通りだ」

    苗木「う、うん…」
  30. 30 : : 2017/12/22(金) 23:42:25
    大和田「すまねぇ苗木…またお前を殴っちまった。俺って奴は進歩しねぇな…」

    苗木「気にしないでよ大和田クン。それより不二咲さんは大丈夫?」

    不二咲「あ、うん。私は大丈夫…かな。苗木くんが守ってくれたから」

    苗木「良かった…。でも凄いね、不二咲さん」

    不二咲「え?」

    大和田「ああ、たしかにな。あの時、お前が俺の前に立ってきたのは驚いたぜ」

    苗木「誰よりも早く2人の間に入って止めようとするなんて…凄いよ」

    不二咲「そ、そんなことないよ…!あの時は自分でもよく分からなくなって…気がついたら大和田くんの前にいて…それで…」

    苗木「それこそが凄いんだよ。あの大和田クンの前に立つこと自体、普通じゃできないよ。不二咲さんは凄く勇気がある人なんだって思えたからね」

    不二咲「………」

    大和田「お前だってそうだろうが。この生活の初日の時に真っ先に止めに入ったのは苗木、お前だろ」

    苗木「あはは…あの時はボクも無我夢中だったから…」

    大和田「……本当、お前ら凄えよな…。俺なんかよりも強ぇ…」

    苗木「大和田クン?」

    不二咲「そんなことないっ!」

    不二咲は思い切り立ち上がり大声をあげる

    苗木「不二咲…さん?」

    大和田「不二咲…?」

    不二咲「っ!?…ご、ごめん。わ、私先に部屋に戻るね!ほっとしたら眠くなっちゃったから…じゃあまた明日!」

    不二咲は慌てて逃げるかのように苗木の部屋を出た。

    苗木「どうしたんだろ、急に」

    大和田「さぁな…俺もそろそろ寝るか。じゃあな、苗木。明日霧切や舞園に礼言えよ?あいつら心配してたからよ」

    苗木「うん、ありがとう大和田クン。また明日」

    大和田「……ああ」

    大和田は苗木を見てそのまま部屋を出た。

    苗木「……はぁ…もう一回寝るか。夢のあの人に…もっと聞きたいことがあるから…」

    苗木は前に夢であった何者かに、今度こそ自分あるという力について聞き出そうと決心し、そのまま眠りについた

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