このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
男「君が勇者だってまっさかー」勇者「・・・・・・」
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- 1 : 2015/03/19(木) 22:30:50 :
- 光の刺さぬ闇黒の時代――
木々は枯れ、大地は痩せ、日に日に減っていく生物
人々は希望となる勇者をまた1人と死なせていく
勇者は人々にとって光ですらなくなっていく
かれこれこうなって30年だろうか
よく考えたら人類もよく生きていたものだ
そんなことを思いながらも勇者は重い瞼を落とした
身体などとうに動かぬ
死は彼の身体を侵食し
ついには息の根を
止めた
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- 2 : 2015/03/19(木) 22:40:21 :
- 男「・・・・・・ここは」
勇者「目が覚めたかい?」
目を覚ました時、少女が目に飛び込んできた。
騎士「目を覚ましたか」
どうやら助けてくれたようだ。
男「助けてくれたのか」
獣人「情をかけただけ、嬉しいと思って」
騎士「次は勝手に死んでもらうぞ、こちらも命は惜しいのでな」
少しむっとしたがすぐに二人言うことの方が正しいと気づいた。
勇者「ちょっと二人とも!ごめんね?」
男「いや、その通りだよ、情をかけられただけでもましだ、礼を言うよ」
勇者「そんなこと気にしないで、焚き火は見てるし休んでよ」
男「ありがとう」
言葉に甘え寝ることにした。体中が痛い。
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- 3 : 2015/03/20(金) 10:41:28 :
- 男「うっ・・・・・・」
男「・・・・・・」
目が覚めた。どうやらあの人たちはまだ寝ているようだ。
男「・・・・・・」
火は消えていなかったがずいぶん弱くなっている。
俺はとりあえず薪を足すと、最後に見張っていたのか、1人だけ離れて寝ている獣の特徴をもつ少女に毛布をかけた。
男「出るか」
これ以上の迷惑は許されないと思い、とりあえず一人でここをたつことにした。
男「・・・・・・」
獣人「待って」
腕をしっかりとつかまれている。
毛布をかけただけなのだが起こしてしまったのだろうか。
しかし、なぜかこうなるのは必然だという気もしていた。
獣人「倒れてた人がこの濃い闇の中を進んでいくの?」
男「これ以上、迷惑はかけられないからな」
獣人「僕は君にも誰にも死んでほしいなんて思ってないから」
思いがけない発言に少々驚いた。
男「なんか昨日、ひどいこと言われた気がするんだが」
獣人「騎士でしょ、死ねとかいったのは」
そうだっただろうか・・・・・・。
男「ま、いいやとりあえず戻るから手を離してくれ」
獣人「・・・・・・」
結局、引きずられて移動することになった。
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- 4 : 2020/09/29(火) 13:03:18 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
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