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田中「僕の友達の友達は侵略者という運命」

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  1. 1 : : 2015/03/10(火) 22:11:07
    田中「まあ世の中、割とそんな感じではあるが・・・」

    田中「僕は地球を守るHEROとして君を倒さないといけない」

    田中「分かるだろ鈴木」

    鈴木「・・・」

    鈴木「まあなんとなくは」
  2. 2 : : 2015/03/10(火) 22:16:38
    鈴木「しかし田中君よ・・・」

    鈴木「俺も故郷のM79星雲の毛根を救う為に地球を侵略して世界中の毛根を集めないといけない」

    鈴木「分かるだろ?」

    田中「全然」

    鈴木「つまりわかりやすく説明するとだね」

    田中「いやいや意味が分からないというわけじゃないんだ」

    田中「ただ君の目的は地球を侵略して地球人の毛根を集める事だろ」

    田中「正直いってさ毛根集めるくらいならリーブ21の技術を盗んだり人工的に髪の毛を作る技術を盗んだ方がよくないか」

    鈴木「まさか地球にそんな技術があったとは・・・」
  3. 3 : : 2015/03/10(火) 22:20:07
    鈴木「それでも僕は地球人の毛根を引き抜き続ける!!」

    田中「そうか」

    田中「ならしかたいな」ドウゥゥゥ

    田中「とりあえずかめはめ〇あたりを撃って君を撃退するよ」

    鈴木「ふっ!ここは学校内だ!!」

    鈴木「周りの人たちに存在を隠している君が俺にかめはめ〇を撃てるかなぁ?」

    チュドオオオオオオオン
  4. 4 : : 2015/03/10(火) 22:22:38
    モブA「おい田中の奴またかめはめ〇撃ってるぞ」

    モブB「よくやるよなあいつも」

    モブC「田中君、かめはめ〇撃つのはいいけど掃除はひとりでやってね」

    田中「おう」

    鈴木(まさかここまでかめはめ〇が認知されてるとは・・・)

  5. 5 : : 2015/03/11(水) 08:03:11
    鈴木「いいだろう・・・」

    鈴木「君がその気なら僕は魔貫〇殺砲を撃つまでだ!!!」

    鈴木「うけてみろーーっ!!!!!」

    ズォビッ!!!

    ギャルルルルルルル!!

    田中「!!」

    ドオオオオオオオン
  6. 6 : : 2015/03/11(水) 08:09:03
    モブA「おい鈴木の奴、魔貫〇殺砲撃ってるぞ」

    モブB「やっちまったなぁ~あいつもwww」

    モブC「鈴木君、さすがに魔貫〇殺砲はちょっと・・・」

    鈴木「・・・すいません」

    田中「・・・」シュオオオオ

    田中(みんな気づいてないみたいだがら説明しておくがさっきの魔貫〇殺砲のせいで胸に穴があいちまった)

    田中(やっぱり真正面から魔貫〇殺砲なんて受けるんじゃなかった)

    田中(くそ~マジでいてよ~。例えるならタンスの角に小指をぶつけた時の痛みがデフォルトになってる感じの痛みだ~)

    田中(とりあえず保健室に行かないと・・・)
  7. 7 : : 2015/03/11(水) 09:33:28
    ~保健室~

    田中「すいませ~ん」ガラッ

    田中父「呼んだ?」

    バンッ!!

    田中「俺は何も見てないし今のは幻覚だ」

    田中「そうだこんな所に父さんがいるわけ」ガラッ

    田中父「いや~ん///」

    田中「・・・」
  8. 8 : : 2015/03/11(水) 09:38:54
    田中「かめはめ〇!!!」ズドオオオン

    田中父「なんの!霊〇!!!」ズキュウウウン

    ドッカアアアアアン

    田中父「さすがといったところだな息子よ」ニヤリ

    田中「なんのようだ父さん」

    田中父「親が学校に来る理由なんて決まってるだろ」

    田中「まさか」

    田中父「そう、そのまさかだ」
  9. 9 : : 2015/03/11(水) 09:43:32
    田中「だけど参観日は明日のはずじゃ」

    田中父「学校の下見だ!バカ者ォォォォ!!!」

    田中「!!」ガーーン

    田中父「いいかよく聞け!参観日というのは子にとっても親にとっても自らの人生を左右する戦いだ!!」

    田中父「いくもの困難をかいくぐり俺達は参観日という地獄を超えなければいけない!!」

    田中父「おまえはいつもこの戦地に通っていることで安心しきっているようだが本当の恐怖はこれからだ!!!」

    田中父「全てを失いたくないのならお前も下見をしっかりしておくんだな」
  10. 10 : : 2015/03/11(水) 22:06:20
    田中「父さん・・・」

    田中(下見はいいけどせめてパンツくらいは履こうよ)

    田中(それじゃあ戦地へ赴く前にブタばこ行きだ)

    そんな田中の想いもむなしく田中父は刑務所内で息子の参観日を迎える事となった
  11. 11 : : 2015/03/11(水) 22:13:00
    ~深夜~

    鈴木「ついに・・・遂に完成したぞ!!」

    鈴木「地球人たちの毛根を採取するために造り上げた究極の兵器!THE・HAGE!!」

    鈴木「あとはこのリー〇21をここにはめ込めば」カチッ

    キュピーーーーン

    鈴木「さあ地球の毛根たちよ!我が手に集結せよ!!」ガコン

    チュドドドドドドドドドン
  12. 12 : : 2015/03/11(水) 22:16:45
    田中「なんだこの言い知れない悪寒は・・・」

    田中「んっ?なんだあれは!!」

    ドドドドドドドド

    田中「あれは毛根!!」

    ヒュポポポポポポポポポ

    田中「ぐわああああ!!毛根が引き寄せらるううう!!!」

    田中「いったい何が起こってるというんだ!!」
  13. 13 : : 2015/03/12(木) 21:29:53
    田中「っていう夢を見た」

    佐藤「ふ~ん」

    田中「どう思いますか!!」バンッ

    佐藤「どう思うっていわれてもなぁ・・・」

    佐藤「まあ、潜在意識の中で髪が薄くなる事を気にしてたんじゃないの?」

    田中「フッ!それはないな」ドヤッ

    田中「なぜなら僕はすでにハゲだからだ!!」バァァァァン

    田中「ちなみに今つけているのもカツラさ!!!」

  14. 14 : : 2015/03/12(木) 21:33:05
    佐藤「言われなくてもわかってるよそんな事」

    田中「えっ?」

    佐藤「えっ?」

    田中・佐藤「・・・」

    佐藤「ごめん。もしかしておまえ」

    佐藤「ヅラだってことみんなに隠してた?」

    田中「いや隠してたっていうかみんな俺がヅラだってこと知らないと思ってた」

    田中・佐藤「・・・」

    佐藤「・・・なんていうか・・・」

    佐藤「まああれだ。ワカメとかいいらしいよ髪に」

    田中「へ~」

    田中・佐藤「・・・」
  15. 15 : : 2015/03/12(木) 21:36:08
    鈴木「なん・・・だと」ドサッ

    鈴木「地球のHEROがまさかハゲだったなんて」

    鈴木「衝撃すぎる事実じゃないか」ガッ

    鈴木「この地球のあらゆる毛根がハゲによって守られてたなんて」ガクガク

    鈴木(地球人!侮れない奴らだ!!)バァァァァン
  16. 16 : : 2015/03/12(木) 21:46:14
    ~数日後~

    佐藤(あれいらい田中の奴、学校に来なくなったな・・・)

    佐藤(それにメアドも変えられて連絡もとれなくなったし)

    佐藤「やっぱりハゲのことは隠すべきだったかなぁ」ガシガシ

    佐藤「まあ過去のことを悔やんでも仕方ないか」ガラッ

    佐藤「ただいま~」

    ズドオオオオオオン!!!
  17. 17 : : 2015/03/12(木) 22:04:23
    佐藤「・・・はっ?」

    シュオオオオオオオ

    「お待ちしておりました輝彦殿」

    佐藤「えっと・・・」

    昆布「私は昆布大佐」

    昆布「あなたをハゲラー達から守るために発毛軍よりはけんされました」

    佐藤「・・・えっ?」

    空からミサイルと共に突然やってきた謎の幼女
    そしてこの幼女との出会いが波乱に満ちた運命へと導くのであった

    to be continued

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著者情報
toudaibu

闇墜ちしました

@toudaibu

この作品はシリーズ作品です

田中「僕の友達の友達は侵略者という運命」 シリーズ

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