苗木「安価で吹奏楽?」モノクマ「そうだよ」
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- 1 : 2015/03/08(日) 19:25:55 :
- 初心者です。
舞台は希望ヶ峰学園で、コロシアイ中です。
なので78期生しか出てきません。
ではスタート。頑張ります。
苗木「なんで吹奏楽なんかしなきゃいけないんだよ……」
モノクマ「だってコロシアイしてくれないんだもん。もう全フロア解禁してるってのに……」
苗木「お前の動機なんて、ボクたちには通じないんだ!」
モノクマ「ねぇ、キミの妹たちのコロシアイを見ても何も思わないの?」
苗木「ふっ……こまるはアンテナなんて生えてないし、制服も違う……あれはこまるじゃない!」
モノクマ(ぐぬぬ……)
モノクマ「とにかく!皆で吹奏楽しないと僕が殺すから!」
苗木「物騒だな…………で?どうすればいいの?」
モノクマ「安価で担当楽器を決めてもらって……なんか吹いてもらう。それだけ。」
苗木「……わかったよ。」
モノクマ「というわけで苗木クンは>>2担当ね!」
トライアングルやティンパニー、マリンバやビブラフォンなどは、「パーカッション」パートでひと括りですのでご了承ください。
-
- 2 : 2015/03/08(日) 19:45:28 :
- 法螺貝
-
- 3 : 2015/03/08(日) 19:58:04 :
- 苗木「法螺貝っ……!?」
苗木「法螺貝なんか吹奏楽にないでしょっ!?」
モノクマ「ありますぅ~法螺って楽器を使う曲ありますぅ~」
苗木「えぇ……」
モノクマ「うぷぷ……でも法螺貝だけじゃかわいそうだから……苗木クンはパーカッションってことにしとこうか」
苗木「えぇ……」
モノクマ「法螺貝専門なんて人いないからね。パーカッション辺りがやるって相場が決まってるんだよ」
苗木「太鼓とか鉄琴木琴でしょ?……誰でもできるんじゃないかな……」
モノクマ「ちょっ、おま」
霧切「それは聞き捨てならないわよ……苗木クン」
苗木「うわぁっ!?」
霧切「音階とピッチ、息の強さや呼吸で曲を表現する管楽器とは違って……」
霧切「一つの音に対する気の持ちようはかなりのものよ。」
霧切「叩いて出るそれはただの雑音。」
霧切「いろいろなことを意識し、曲に溶け込むきちんとした「音」を作れて、初めてパーカッションと言えるのよ」
霧切「それからリズム……」
モノクマ「霧切さんうるさい。」
霧切「……で?苗木クンがパーカッションってなんの話かしら?」
モノクマ「まるまるくまくま」
霧切「カクカクシカジカってわけね。……じゃあ私も何か楽器を担当するのかしら?」
モノクマ「ええ。まぁそうなります」
霧切「じゃあ、私には>>4をさせてもらえるかしら?」
モノクマ「えぇ……」
-
- 4 : 2015/03/08(日) 20:06:43 :
- パーカッション
-
- 5 : 2015/03/08(日) 20:18:28 :
- モノクマ「霧切さんもパーカッションなの?」
霧切「えぇ。15人の少人数バンドとはいえ、パーカッションが一人では話にならないわ」
苗木(絞られる……)
モノクマ「そこまで考えてたの?さすが霧切さんだね!」
霧切「お世辞はいいわ……さぁ苗木クン、モノクマ……次行くわよ」
モノクマ「なんか乗り気だね!」
霧切「私は犠牲者を出したくないだけよ……」
霧切(早く練習を始めて苗木クンと間接キスしなくちゃいけないもの……)
食堂
舞園「……え?吹奏楽ですか?」
不二咲「なんだか楽しそうだねぇ!」
モノクマ「それで、楽器を決めてるんだけど……」
霧切「私が決めるわ。舞園さんは>>6で不二咲クンは>>7よ」
苗木「なんでそんなに焦ってるの!?」
霧切「別にキスなんかしたくないわよ!」
苗木「なんの話!?」
-
- 6 : 2015/03/08(日) 20:21:31 :
- コントラバス
-
- 7 : 2015/03/08(日) 20:21:42 :
- フルートとか
-
- 8 : 2015/03/08(日) 20:38:14 :
- 舞園「なんでですか!?」
不二咲「ボクが……フルート……?」
舞園「納得いきません!なんで私がコントラバスなんですか……!」
霧切「ベース……これはリズムの求められるパートよ。超高校級のアイドルのあなたにしか任せられないわ」
舞園「……」
霧切「決して花形じゃないかもしれない……けど、いるといないでは大違いなのよ。」
舞園「そう、ですか……」
霧切「貴女はボーカルとして頑張ってきた実績がある……だからこそ、プレッシャーにも負けず、一定のテンポを刻めると考えたのよ」
舞園「わかりました。やってみます。」
不二咲「あの、ボクは?」
霧切「なんとなくよ。」
不二咲「えー……」
モノクマ「なんで霧切さんが吹奏楽に詳しいの……」
霧切「自分の才能を思い出したからよ。私は超高校級のブラスバンド部……すなわち吹奏楽部なのよ」
苗木「そうなの!?」
霧切「そう。きっと私はパーカッションとして頑張ってるところをスカウトされたのよ」
モノクマ「きっとって言っちゃってるけど……」
霧切「さぁ、次はそこで関係ない顔してロイヤルミルクティーを飲んでるセレスさんと……椅子になってる山田クンね」
苗木「椅子っ!?……あ、ほんとだ」
セレス「……まぁ、わたくしですか?そうですわね……西洋の生まれですから……」
山田「ロイヤルミルクティーは日本生まれですけどね……」(ボソッ)
セレス「あぁん?ちょん切るぞ!?」
霧切「めんどくさいわ。セレスさんは>>9、山田クンは>>10でいいわね」
※パート決めるだけで終わりじゃないですよ
-
- 9 : 2015/03/08(日) 20:41:07 :
- ブブゼラ
-
- 10 : 2015/03/08(日) 20:41:54 :
- ティンパニー
-
- 11 : 2015/03/08(日) 20:56:59 :
- セレス「ブブゼラ……ぁあ!?本気ですの!?」
霧切「本気よ。ただしパート的にはパーカッションよ」
山田「あのー……ティンパニーということは」
霧切「えぇ。山田クンもパーカッションよ」
モノクマ「贔屓しすぎじゃないの」
霧切「何言ってるのよ。パーカッションを完成させるには四人くらいいた方がいいのよ」
舞園「……不二咲くん、私たち大丈夫なんでしょうか」
不二咲「わかんない……高音だってボクだけだし……」
苗木(大丈夫かなこれ……)
セレス「大体わたくしに似合うのはブブゼラなんかではなくクラリネットやフルートなどの優雅な楽器ですわ……パーカッションなんて力仕事はごめんですわよ」
霧切「クラリネットもフルートも力使うわよ……サックスと違ってストラップのないクラリネ(ry
モノクマ「霧切さんうるさいよ!」
霧切「……まぁ、いいわ。苗木クン、モノクマ。次行くわよ」
苗木「えっと、なんでボクまで……」
舞園「苗木くんが行くなら私も……」
霧切「貴女たちは音楽室に行ってなさい!」
舞園「……えぇ……」
サウナ
大和田「兄弟……そろそろギブアップしたらどうだ……?」
石丸「ふっ……兄弟。それはこっちのセリフだ……」
霧切「よく飽きないわね」ガチャッ
大和田「!?」
石丸「きっ、霧切クン!今は男子の利用時間だぞ!」
霧切「知らないわよ……モノクマ。今までの経緯を説明してくれるかしら」
苗木「モノクマいないよ」
霧切「……まさか逃げた……?」
苗木「いや、監視カメラないからさ……」
霧切「……そうね。忘れてたわ。」
超高校級のブラスバンド部説明中
霧切「というわけで、大和田クンは>>12、石丸クンは>>13よ。いいわね?」
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- 12 : 2015/03/08(日) 21:01:59 :
- トランペット
-
- 13 : 2015/03/08(日) 21:06:59 :
- ソプラノサックス
-
- 14 : 2015/03/08(日) 21:30:38 :
- 大和田「と、トランペット……?俺がか?」
石丸「ソプラノサックス……僕がソプラノサックスでいいのか!?」
霧切「ええ。二つとも肺活量が特にいる楽器よ。」
霧切(どの楽器も肺活量が必要なことは内緒よ)
霧切「じゃ。音楽室に行ってちょうだい」バタン
大和田「……?」
石丸「よし!兄弟よ!次は楽器で勝負だ!」
大和田「その前に……音、出るのか……?」
石丸「やればなんとかなるというやつだ!ハッハッハ!」
大和田「お、おう」
娯楽室
霧切「さて、江ノ島さんは>>15で、葉隠クンは>>16をやってもらおうかしら」
江ノ島「ちょっと!アタシらの扱いひどくない!?」
葉隠「そうだべ!」
霧切「知らないわよ。」
モノクマ(霧切さんに何があったんだろうな……)
-
- 15 : 2015/03/08(日) 21:38:32 :
- 指揮者
-
- 16 : 2015/03/08(日) 21:43:52 :
- バグパイプ
-
- 17 : 2015/03/08(日) 22:24:20 :
- 江ノ島「はぁ?アタシが指揮者?」
霧切「そう。学指揮と言ったところよ。」
江ノ島「なんでアタシが……」
葉隠「それよりも!バグパイプってなんだべ!」
霧切「リード楽器の一種よ。でも吹奏楽の楽器ではないわ」
苗木(霧切さん詳しいなぁ……)
葉隠「じゃ、じゃあどうするんだべ!」
霧切「あなたに楽器を吹かせるわけにはいかないのよ!」
葉隠「なんでだべ!」
霧切「楽器を売ったらいくらになるかとか考えてるんでしょ?」
葉隠「ぎ、ぎくっ……」
霧切「あなたは……楽譜印刷係よ。」
葉隠「は、はぁっ!?」
葉隠(……でも、楽できるからいいべ。)
霧切「楽できる……なんて思ったかしら?それは大違いよ。この学園にコピー機はないわ」
葉隠「」
霧切「手書きね。」
江ノ島(うーわ)
霧切「ずるしてもダメよ。音が足りなかったり音がぶつかったらすぐわかるんだから」
葉隠「」
苗木「葉隠クン……頑張ってね」
図書室
十神「……吹奏楽だと?ハッ、馬鹿げてるな。」
霧切「オーケストラと比べているのかしら?馬鹿げてるのはあなたの考えよ」
腐川「なっ、な……なんて事言うの!?白夜様に向かって……この、ぺちゃパイ女!」
霧切「79cmに言われたくないわ」
腐川「っ!?」
霧切「十神クン、吹奏楽とオーケストラを同じ土俵で見ること自体間違いよ……それこそ特撮をアニメというようなものね」
十神「貴様……俺を否定するのか?」
霧切「あら。超高校級の完璧ならこのくらいでイライラしないと思うのだけれど。」
十神「どういう理屈だ」
霧切「まぁくだらない雑談はここまでにして……十神クンは>>18、腐川さんは>>19をしてもらうわ」
苗木(ボクたち空気だなぁ……)
モノクマ(空気だねぇ……)
-
- 18 : 2015/03/08(日) 22:26:17 :
- 口笛
-
- 19 : 2015/03/08(日) 22:28:31 :
- クラリネット
-
- 20 : 2015/03/08(日) 22:40:19 :
- >>18口笛ってwww
-
- 21 : 2015/03/08(日) 22:50:15 :
- 十神「口笛だと……!?おいどういうことだ!」
霧切「あら、不満かしら」
十神「当たり前だ……この俺が……口笛……」
霧切「まぁ、あなたの態度によっては考えてあげなくもないわ」
腐川「あ、あああんたなんかに白夜様に偉そうにする権利はないわよ!」
霧切「吹奏楽は私の専門よ。」
十神「ほう?才能を思い出したのか?」
霧切「えぇ。そう。私は超高校級のブラスバンド部なのよ」
モノクマ(違うはずなんだけどなぁ)
腐川「……だ、だとしてもあたしがクラリネットなら白夜様はもっと素晴らしい楽器じゃないと……」
霧切「あら、クラリネットは不満かしら」
腐川「そうじゃなくて……白夜様が……」
十神「……話によれば、吹奏楽をしなければ殺されるのだろう?ならば俺にも何かさせろ。」
モノクマ「そうだよ霧切さん。十神クン殺しちゃうよ僕。」
霧切「……仕方ないわね」
十神「いいか?吹奏楽の楽器で頼むぞ!」
霧切「はいはい。わかってるわよ。>>22でいいかしら。」
-
- 22 : 2015/03/08(日) 22:54:57 :
- じゃあフエラムネ。
ダメならリコーダー。
-
- 23 : 2015/03/08(日) 22:55:00 :
- 草笛
-
- 24 : 2015/03/08(日) 22:55:13 :
- 遅かったか...
-
- 25 : 2015/03/08(日) 22:56:37 :
- 笛ラムネも草笛も吹奏楽だったのか…(めそらし)
-
- 26 : 2015/03/08(日) 22:59:14 :
- 十神の扱いひどくないかwww
-
- 27 : 2015/03/08(日) 23:23:23 :
- 霧切「リコーダーでいいかしら」
十神「バカか霧切響子……リコーダーは吹奏楽の楽器じゃないだろう」
霧切「そうね。元はオーケストラの楽器よ。音の小ささが原因で現在は使われていないけれど。」
十神「詳しいじゃないか。……そういうことだ。言いたいことはわかるな?」
霧切「あら、不満かしら?ならフエラムネ……もしくは草笛でどうかしら?」
十神「いい加減にしろ……!」
腐川「あ、あああんたねぇ!いい加減にしなさいよ!白夜様はあたしと一緒にクラリネット!それでいいわよね!?」
十神「なっ……くぅ……」
霧切「ええ。それでいいわ。どうする?十神クン」
十神「……くっ!」
十神(どうするべきだ……)
ロジカルダイブ開始!
腐川と同じ楽器でいいのか?
それしかない
十神(選択肢がない……!)
十神「……推理は繋がった!」ビシッ
十神「……おい。霧切とモノクマと腐川はどこだ」
苗木「あ、腐川さんは音楽室に行かされて、霧切さんとモノクマは次に行ったよ……」
十神「どういうことだ説明しろ苗木!」
苗木「したじゃん……」
朝日奈の部屋
朝日奈「楽器?」
大神「……何が目的だ?」
モノクマ「コロシアイしないからさぁ……」
モノクマ(ま、本当の目的を明かすほど僕は馬鹿じゃないよ)
霧切「とにかく、アナタ達もしないといけないのよ。朝日奈さんは>>28、大神さんは>>29でいいかしら。」
-
- 28 : 2015/03/08(日) 23:25:26 :
- サックス
-
- 29 : 2015/03/08(日) 23:26:38 :
- ハープ
-
- 30 : 2015/03/08(日) 23:26:53 :
- ユーフォニウム
-
- 31 : 2015/03/08(日) 23:27:20 :
- またタッチの差かよ...
-
- 32 : 2015/03/08(日) 23:38:40 :
- 朝日奈「サックス?それってどんな楽器なの?」
霧切「こんなやつよ」
朝日奈「えへへ、わかんないや」
大神「ハープだと……」
霧切「ええ。見た目は優雅だけれど力が……純粋に力が必要なのよ。見た目以上にね。」
モノクマ「でもなぁ……ハープってこの学校にないんだよね……」
霧切「なんですって?」
モノクマ「仕方ないよ……ハープの知識はないんだから」
霧切「メタ的な話はどうでもいいわ。……仕方ないわね。じゃあ朝日奈さんはテナーサックス、大神さんはユーフォニウムでいいかしら」
朝日奈「テナー……?」
霧切「中音域の楽器よ」
大神「ユーフォニウムか……朝日奈よ。我の楽器と朝日奈の楽器は音が合うことが多いのだ」
朝日奈「本当!?さくらちゃん!……よし!私やるよ!」
霧切「じゃあ、音楽室に行ってちょうだい」
※ハープはわからないです。なかったもので。
※ごめんなさい。
桑田の部屋
桑田「よぉ霧切……何の用だ?」
霧切「今までの経緯」
桑田「マジで!?バンド!?ボーカルやるしかないっしょ!」
霧切「聞いて。ブラスバンドとあなたの言うバンドは違うわよ」
桑田「違うのか?」
霧切「ええ。吹奏楽よ」
桑田「吹奏楽とか……うわだっさ……応援で聞いたことはあるけどよ……あんなの……」
桑田「……!?」
霧切「……」ゴゴゴゴ
霧切「ダサい……?あんなの……?」
モノクマ「あかんやつや」
霧切「……桑田クン?あなた……いい度胸してるわね……?」
桑田「え……えーと……?」
霧切「あなたは>>33をやるといいわ……」ゴゴゴゴ
-
- 33 : 2015/03/08(日) 23:39:10 :
- アルトサックス
-
- 34 : 2015/03/08(日) 23:51:23 :
- 桑田「ア○○○ックス?なんだそりゃ?」
霧切「ぶっ殺す」
桑田「アポオオオオ!!!」
………………………………
……………………
…………
……
桑田(……てなことになりそうだから素直に聞いとくか)
桑田「アルトサックス……ってなんだ?」
霧切「サックスの……一番ポピュラーな奴よ」
モノクマ「僕はテナーが好きだけどな」
霧切「もちろん好き……だけで言えばソプラノとバリトンもよ」
霧切「……さぁ!これで全員のパートが決まったわ!」
パーカッション
霧切
苗木
セレス
山田
フルート
不二咲
サックス
ソプラノ
石丸
アルト
桑田
テナー
朝日奈
クラリネット
腐川
十神
トランペット
大和田
ユーフォニウム
大神
コントラバス
舞園
学指揮
戦……江ノ島
楽譜印刷係(仮)
葉隠
霧切「さぁ、練習開始よ!」
霧切「……とはいえ、皆初心者だから……まず、誰から指導しようかしら」
モノクマ(霧切さんも経験者ではないはずなんだけどなぁ……)
霧切「まず、>>35(人の名前)とその周辺から指導するわ」
とある超高校級の幸運のひとこと
「タイトルがボクなのに主役は霧切さんなのは
なんで?」
-
- 35 : 2015/03/09(月) 00:02:24 :
- 江ノ島
-
- 36 : 2015/03/09(月) 00:24:42 :
- 音楽室
霧切「いい?皆……楽器は持ったわね?」
十神「……おい。まず組み立て方がわからないと言ってる奴がいるぞ」
朝日奈「うーん……」
石丸「うーむ……」
桑田「ん……」
霧切「……十神クン。あなたはわかるわね?私は指揮者を指導するわ。他の人は任せたわよ」
十神「お、おい霧切っ!」
とりあえず楽器の扱い方がわかるとこまでいかないとお話進められないですからね
江ノ島「……で?指揮って何すんのー?」
霧切「まず、テンポを刻むとこから始めるわ。縦に振るだけでも構わないわよ」
江ノ島「……?」
霧切「あなた指揮棒も持ってないの?」
江ノ島「だってわかんねーし?」
霧切「ギャルだからってそれくらい知らないと恥ずかしいわよ」
江ノ島「あー……うん。悪い……」
霧切(江ノ島さんと少し仲良くなれたみたいね……)
モノクマ(え、自由行動だったのこれ?)
江ノ島「……」ブンッブンッ
カッ……チッ……カッ……チッ……カッ……チッ……
江ノ島「……」ブンッブンッ
カッ……チッ……カッ……チッ……カッ……チッ……
江ノ島「アハッ……ラクショーなんだけど」
霧切「それができたら、次はテンポを上げたり……3拍ずつ、4拍ずつ……」
江ノ島「ごめんわかんないわ……教えてくんない?」
霧切「わかったわ。」
苗木「……」
山田「……」
セレス「……わたくしたちは何をすればいいんですの?」
苗木「とりあえず、曲決めない?」
ぷぇ〜
\おい腐川!力任せに吹いてはいけないと言っただろうが!/
\白夜様ごめんなさいぃ……!/
ぷすぅ〜
石丸「音が出ないぞ!」
朝日奈「私も……」
桑田「オレもだ……」
モノクマ「リード付けろよ……」
朝日奈「リードって何!?」
モノクマ「あぁもう……」
葉隠「……とりあえず楽譜書き写したいから早く曲決めるべ」
葉隠「>>37でも皆にやってもらうべ!」
-
- 37 : 2015/03/09(月) 00:31:59 :
- 腐川
-
- 38 : 2015/03/09(月) 00:37:25 :
- ベートーベン交響曲第七番
-
- 39 : 2015/03/09(月) 01:02:42 :
- 腐川……は曲名じゃないので第七を採用します。
葉隠「霧切っち!ベートーベン第七やるべ!」
霧切「……本気?あの長さよ?」
葉隠「……長いんか?」
霧切「少人数用スコアとかもM8あたりから出てると思うけど……」
葉隠「え、M8?」
霧切「……ミュージックエイトよ。ググりなさい」
葉隠「いや、インターネット使えたら苦労しねえって……」
霧切「そもそも、この学園にそんな楽譜……いや待って。M8には第七はないというか……まずホルンがいないわ。」
葉隠「ほ、ホルンってなんだべ?」
霧切「……とにかく!一言で言うなら、私たちが吹くのは無理ね」
葉隠「む、無理!?」
霧切「大体……オーケストラの曲を吹奏楽でやろうなんて初心者のセリフじゃないわ!」
葉隠「だ、だって……」
霧切「一応、のだめが流行ったおかげでカンタービレ・コレクションって楽譜はウィンズスコアから出てるけど……それも少人数用スコアではないわ。」
葉隠「霧切っち。わかんないべ」
霧切「というわけで、次の案を。」
葉隠「……あーっ!じゃあ>>40でいいべ?」
-
- 40 : 2015/03/09(月) 01:11:14 :
- 4分33秒
-
- 41 : 2015/03/09(月) 01:11:55 :
- あ、「4分33秒」で曲のタイトルです。
-
- 42 : 2015/03/09(月) 01:25:10 :
- 霧切「よく知ってるわね。バイオリンソロだろうが木管アンサンブルだろうが、吹いたり弾いたりできる曲ね。」
葉隠「だべ?」
霧切「……あなた、本当に馬鹿なの?」
葉隠「ひでーべ!」
霧切「私は音楽がやりたいの……いい?」
葉隠「モノクマの命令じゃないんか!?」
霧切「苗木クンと間接キスするまではやめられないわよ!」
葉隠「は、はぁ……」
霧切「……もっとこう、簡単に吹ける音楽にして頂戴」
葉隠「……じゃあ>>43でいいべ?」
-
- 43 : 2015/03/09(月) 01:30:56 :
- しゃーない、真面目に考えるか。
じゃあ展覧会の絵第一プロムナードで
-
- 44 : 2015/03/09(月) 17:31:09 :
- 霧切「あら。まともな答えね……はぁ」
葉隠「何を期待してたんだべ……」
霧切「確かに2分くらいだしM8からも楽譜が出てるわ。問題はこの学園にあるかどうかだけど……」
モノクマ「……ぅあるゆぉ?」
霧切「だそうよ。葉隠クン、コピー(手書き)してきて頂戴」
葉隠「あ……あぁ……」
モノクマ「……で?どうするの?」
霧切「何がよ」
モノクマ「皆が楽器の練習してるほのぼのが書きたかったけど初心者だから練習どころじゃないわけじゃん」
霧切「そうね」
モノクマ「どうする?時間軸飛ばす?」
霧切「発言の意図がわからないわ」
モノクマ「だからさぁ、>>45」
1 ある程度吹ける、叩けるまで飛ばす
2 このまま上手くなる過程を描く
霧切「……何よ。ここにきてメタ的会話をするわけ?」
モノクマ「僕の専売特許みたいなものでしょ?」
霧切「それには賛成ね。」
-
- 45 : 2015/03/10(火) 00:49:56 :
- 1番
-
- 46 : 2015/03/11(水) 00:26:07 :
- 霧切「……さて、飛ぶわよ」
モノクマ「何が飛ぶの?」
霧切「時間がよ。」
モノクマ「結局飛ぶのね」
霧切「ほら、行くわよ」
モノクマ「行くって何が」
霧切「ジャンプよ。せーのっ」
モノクマ「ほいっ」
霧切「……さて、着いたわね」
モノクマ「着いたね」
霧切「……さて、どこの練習風景を見に行こうかしら」
>>47
パーカス
金管+コンバス
木管
-
- 47 : 2015/03/11(水) 08:43:54 :
- 金管+コンバス
-
- 48 : 2015/03/11(水) 22:06:40 :
- 霧切「よし。金管を覗くわよ」
武道場
大和田「……」
パァー
大神「……」
プォー
舞園「……」
ギィアー
大和田「……なぁ、トランペットってここじゃなくてクラとかフルートと同じとこでやるべきじゃないのか……?」
大神「……確かにそうだな。」
舞園「でもそしたらこの部屋で練習する人二人だけになっちゃいますよ!?」
大和田「そもそも低音が舞園だけってのがおかしいんだよな」
舞園「……それもそうですけど」
大和田「合奏の時聞こえないんだよな……コンバスって」
舞園「……」
大和田「音も小せぇし……」
舞園「……」
大和田「大体……」
大神「大和田。」
大和田「なんだよ」
大神「……」ユビサシ
舞園「私だって……一生懸命……やってるんです……」グスッ
舞園「音は小さいかもしれないですけど……それでもピッチや音色を……」グスン
舞園「……うぅ……っ」ポロポロ
霧切「あー泣かしたー」
大和田「違う!誤解だ!……その、別に悪口言ったわけじゃ……」
舞園「ぐすっ…………くすん」
モノクマ「うぷぷ。どう?殺意湧いた?」
霧切「なるほどね。こうやってコロシアイをさせようとしたのね」
モノクマ「そうそう」
霧切「甘いわよ。この程度で心が折れるようなやわな子達じゃないわよ。吹奏楽部ってのは。」
モノクマ「吹奏楽部じゃないよね!?」
霧切「どうかしら。……さて、次はどこを見ようかしら。>>49」
1 木管
2 パーカス
3 指揮者+葉隠
モノクマ「えっ金管終わり?」
霧切「そうよ。練習の邪魔だし修羅場だし。」
舞園「……すみません。頑張ります。」
大和田「お、おう……悪いな……一緒に頑張ろうぜ」
大神「ではそろそろ曲の合わせを……」
大和田「そうだな……」
霧切「頑張ってね。」
モノクマ(このssなんなんだ……)
-
- 49 : 2015/03/11(水) 22:10:18 :
- 木管
-
- 50 : 2015/03/12(木) 21:03:19 :
- 霧切「よし、木管を観察するわ」
モノクマ「コロシアイ起きないかなぁ」
霧切「無理よ」
モノクマ「ぐぬぬぅ」
体育館
十神「いいか?ロングトーンをしっかりしろ。話はそれからだ」
朝日奈「なんで?曲の練習のほうが大事じゃん……」
腐川「白夜様に口答えだなんて那由多年早いのよ!」
十神「そういう腐川も、ロングトーンをしてるとは言えないんじゃないか?」
腐川「あっ、あたしは、その……」
不二咲「十神……くん、皆でロングトーンしようよ……」
十神「いいだろう。」
モノクマ(あの十神クンが言う事を聞いた……?)
霧切(当たり前よ。ロングトーンの大事さは明らかだもの。)
石丸「それでは!B♭から上のB♭までだ!」
桑田「メンドクセー……」
石丸「むっ!?桑田クン!基礎をおろそかにしてはいけないのだぞ!」
桑田「いや……練習とかかっこわりーじゃん……」
十神「練習もせずにかっこつけられるわけ無いだろうが」
桑田「なっ……んだと!?」
十神「野球と違ってチームプレーなんだぞ?」
桑田「野球だってなぁ!」
十神「……ほう?野球に何か思うことがあるのか?野球なんてカッコ悪いからやめたんじゃなかったのか?」
桑田「なっ……くっ……」
朝日奈「どうでもいいから早くしようよ」
モノクマ(コロシアイ起きそうもねえ……)
霧切(……さて、次はどこを見ようかしら)
>>51
1 指揮者+葉隠
2 パーカス
モノクマ(ていうか僕たちはどこにいるの)
霧切(知らないわよ)
-
- 51 : 2015/03/12(木) 21:29:50 :
- パーカス
-
- 52 : 2015/03/15(日) 23:30:43 :
- 霧切「パーカスを覗くわ」
モノクマ「練習しないの?」
霧切「私は超高校級のブラスバンド部よ?」
モノクマ「いやいや……」
音楽室
苗木「……」トントントントン
セレス「……」ドンドンドンドン……
山田「……」カッカッカッカッカッカッカッカッ
霧切「リズム打ちしてる光景ってなかなかシュールよね」
苗木「霧切さん!」
霧切「……随分うまくなったわね。」
苗木「霧切さんが教えてくれたからだよ」
霧切(タイムリープしたから記憶がないわ)
霧切「当然よ……さぁ、次は5/8よ」
セレス「無理ですわ」
山田「あー……もしかしてアルメニアンダンス対策ですかな?」
霧切「そうよ。」
山田「やるのは展覧会の絵では……」
霧切「知らないわよ」
モノクマ「えー……」
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