このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
ナイト
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- 1 : 2015/03/08(日) 13:11:33 :
- @rayと申します
今回は自分が中学生だった頃に考えたお話を書いていこうと思います
下手な文章、オリキャタが含まれていますのでご注意ください
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- 2 : 2015/03/08(日) 13:11:59 :
真夜中
家族とはぐれてしまった兄妹のお話
そこで見たものとは
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- 3 : 2015/03/08(日) 13:12:46 :
-------------ナイト--------------
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- 4 : 2015/03/08(日) 13:13:12 :
第一章
-ようこそいらっしゃいませ-
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- 5 : 2015/03/08(日) 13:13:24 :
- 暗闇の中に影が二つ山奥を歩いていた
家族で森に遊びに来たら帰り道を失ってしまった子供たち
兄の名はリファ
妹の名前はルナ
二人の親は科学者でリファは勉強熱心だった
そしてルナのことをいつも気にかけている兄だった
「お兄ちゃん…怖いよ」
ルナが口を開く
「大丈夫、きっと見つかるよ」
この兄弟は必至で家族を探していた
しかしあたりがもう暗くなっているため、月明かりにしか頼ることができない状態だった
「お兄ちゃん、お腹すいた…」
「………」
家族から離れてからは何も口にしていない
ひもじいのはリファも同じだった
「ごめんね、僕も何も持っていないんだ」
このまま歩き続ければ何か見つかるだろうか
そう思いながら森の中をさまよい続けていた
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- 6 : 2015/03/08(日) 13:13:38 :
- 「あっ」
「?」
ルナが何かを見つけたように声をあげ指をさす
指さした方向には明かりが見えた
「行ってみようか」
「うん」
二人は安堵しその明るい方向へ向かった
その明りの正体は少し古いが豪華な屋敷から漏れているあかりだった
「しかたない、ここでおせわになろう」
二人の兄弟は屋敷のもんをあけ玄関の前まで来た
そして扉をたたいた
「どなたですかな?」
扉が開き中からは少し細い体の年老いた身なりの良い服装をした男性が出てきた
見た目からして執事だろうか
おそらくこの屋敷には金持ちがすんでいるようだ
「すみません、森の中で道に迷ってしまいまして……」
「おやおや、それは災難でしたね……
中にお入りください」
そういわれ、兄妹は屋敷に招き入れてもらった
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- 7 : 2015/03/08(日) 13:13:49 :
- 広間についた
そこには男性が一人、女性が一人、メイドが一人、リファよりも幼そうな女の子が一人いた
「旦那様、お客様でございます」
「おや」
そして男性がこちらを振り向き丁寧にあいさつをしてきた
「ようこそ、レインブルク家へ
私はアルフレッドといいます
どちら様でしょうかな?」
リファとルナも丁寧にお辞儀をし自己紹介をした
「リファ・レジナンドと申します
こちらは妹のルナです
実は家族とはぐれて迷ってしまいまして…」
そういうと旦那様もといアルフレッドは
「それは大変でしたね
もう暗くて山の中は危ない
ここに来たのも何かの縁でしょう
今夜は泊っていきなさい」
こころよく歓迎をしてくれた
リファ「ありがとうございます」
とりあえず今日の心配はしなくていいようだ
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- 8 : 2015/03/08(日) 13:14:00 :
- 「ところで夕食はとったのかな?」
自分たちは空腹であることを忘れていた
「いえ…」
とルナ
「そうだったかい…
では、食事の準備をさせるとしよう
メアリ、支度をして差し上げなさい」
「かしこまりました旦那様」
とメイドのメアリは食事の支度をし始めた
「この間に私たちの自己紹介でもしておこうかな」
といい家族が自己紹介を始めた
「執事のルーエンでございます」
「妻のクララと申します」
「娘のシャルロです」
「本日はお世話になります」
リファは住人に頭を下げた
「お待たせいたしました」
そうしている間に食事が運ばれてきた
おいしそうなものばかりで心が弾んだ
「お口に合うか心配ですが…」
「いえ、とんでもないです!」
でどれもこれもがおいしくルナは隣で夢中になっていた
リファは皿を珍しそうに見て尋ねた
「銀製の食器ですね」
「おや、わかるのかい?」
「ええ、父が科学者でして」
「おや、奇遇だね
私も科学者なんだよ」
興味を惹かれて続いて質問する
「もしかして実験室とかもあるんでしょうか?」
「うむ、この屋敷にいくつかあるよ」
それは面白そうだ
後で見れるか尋ねてみようと考えた
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- 9 : 2015/03/08(日) 13:14:11 :
- しかしリファは少しの疑問を感じていた
彼らの皿はそ白いガラスの食器だった
そして何よりも気になっていたのがあった
(窓がない…?)
自分が通ってきた廊下には窓がなくこの大広間にも窓がなかった
自分たちが見つけたのは玄関のランプの明かりと街灯だった
「では、部屋に案内しよう」
そういい、執事のルーエンを部屋に連れていくよう指示した
「こちらのお部屋でございます」
「わぁ…!」
案内された場所はとても広く豪華そうなベッドが二つ並んでいた
ほかにも、大きなタンスや机や鏡何一つ不便なことがなさそうに思えるほどだった
「では、ご自由にどうぞ」
「…!」
部屋を出ていこうとしたときにリファは見逃さなかった
そのルーエンという人物が通った時に
鏡に映っていなかったことを
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- 10 : 2015/03/08(日) 13:41:24 :
第二章
-鬼ごっこのはじまり-
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- 11 : 2015/03/08(日) 13:41:43 :
(鏡に映らなかった…)
これは科学者なくても分かる
鏡に映らないなんておのがこの世に存在するはずがない
(この世に存在していないものだろうか
いや、実際に僕たちと会話していたはず)
「お兄ちゃん?どうしたの?」
(まずどうしようか?
様子を見るべきだろうか?
いや、ルナを危険な身に合わせるわけにもいかないな)
思考がよぎりとりあえずその中から案を出す
(覗きに行くか)
ルナを置いていけるはずもなくルナもひっぱりだし広間へ戻る
広間につくと住人達は何かを嬉しそうに話し合っていた
『これはまた良いお客が来たこと』
『ふむ、言葉遣いもきれいだったしいいところで育ったみたいだねえ…』
『そうでございますね』
『お兄ちゃんのほうかしこそうだったよねー!』
『そうでございますね、お嬢様』
『いやあ、久しぶりだねえ……』
『あんなにもおいしそうなごちそうが来たのは…!』
「……!」
『寝静まった時に殺して血を吸いに行こうか
しばらくは好きにさせておこう』
『かしこまりました』
兄妹たちは震えあがった
招き入れられたのはいいお屋敷なんかじゃなかった
リファの中では住人たちの正体の答えが出ていた
銀…鏡…窓…そして、血
昔本で読んだことがある
正体は
吸血鬼(ヴァンパイア)だ
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- 12 : 2015/03/08(日) 13:42:43 :
- 「お兄ちゃん…」
「…っ!急いで外に出よう」
二人はもとの来た道を急いで戻り玄関の扉を開けようとした
しかし
「!?」
扉は固く閉ざされたまま開かなかった
自分たちが逃げないようにだろうか
「くそっ!開け!開け!」
「どうされましたか?」
背筋が凍った
振り向くと執事のルーエンが後ろに立っていた
「もう、夜遅くて外に出られるのは危険ですよ
部屋にお戻りください」
「…!」
「さあ…」
「いやもういいだろう」
「!」
廊下をアルフレッドさんがこちらに向かって歩いてきた
「どうせ、聞いたんだろう
だったらもうおしまいにしようじゃないか」
「…かしこまりました、旦那様」
このままでは殺される
そうおもいリファはルナの手をつかみ走り出した
「逃げるぞっ!」
「…うっうん!」
「おや」
取り残された二人は呆然と立ち尽くしていた
しかしアルフレッドはニヤリと笑うと
「…ルーエン」
「…はい」
「10分だ、10分までに捕まえろ」
「…かしこまりました、旦那様……」
こうして二人の逃げまとう兄妹を探し出す
屋敷の中でのゲーム(鬼ごっこ)が始まった
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- 13 : 2015/03/08(日) 22:34:16 :
- 期待!
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- 14 : 2015/03/21(土) 01:51:34 :
- 期待じゃ!
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- 15 : 2015/03/27(金) 02:39:50 :
- 期待するなら?
今しかないでしょ!
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- 16 : 2020/10/03(土) 09:08:52 :
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