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日向×Re birthday
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- 1 : 2015/03/02(月) 21:16:58 :
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日向創でRe birthday
目覚めた時、俺は一人で黒く塗り潰された部屋の中にいた
何も見えず、何も聞こえず、一人震える闇の中。
天井には大きな穴、よく見れば巨大なぜんまいが制止したままだ。
そこから突如不気味に響く聞き覚えのある声
江ノ島「罪を犯し少年よ。お前はこの先永遠に、ここからは出られぬ」
と言った。
瞬間思い出した絶望の数々
「ツマラナイ・・・何もかも、ツマラナイ」
「コロシアイ?ツマラナイ、つきあいきれませんよ」
「ああ、ツマラナイ。絶望も希望も何もかも・・・」
「俺は」「僕は」
「「いらない存在だったのだろうか?」」
あの罪の数々がこの結果に結び付いたと気づくのに時間はかからなかった。
もう、あの頃には戻れないのだと。
いつのまにか両腕には赤い手錠。
「君は、どんな味がするのかな!!?」
「坊っちゃんにあだなす者は成敗してくれる!!」
「許して許してぇ!!!」
「俺様の邪魔する者は地獄の業火に焼かれて死ぬがよい!!」
「さぁ、君の希望を見せてよ!!」
それはきっと誰かが流した血の色。
いつのまにか両足には青い足枷。
「貴様らを絶望に導いてやる。十神の名にかけて・・・」
「その絶望に満ちた顔、撮らせてよ」
「キャッハー!!唯吹の曲を聞いて絶望するッスよー!!」
「キャハハハ!!絶望した奴等をプチプチ潰すのはたのしーね!!」
「絶望が足らーーーーーーん!!!やり直しじゃああああああああああ!!!!」
それは誰かが流した涙の色。
「るりらるりら・・・」
この聞こえる歌は、誰が歌う子守唄だろうか・・・。
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- 2 : 2015/03/02(月) 21:30:47 :
どれほどの時が過ぎただろうか?
俺はぜんまいに尋ねた。どこからともなく聞こえる歌声だけが俺を癒す。
ある日俺は気付いたんだ。その歌の真実の意味を。
そして俺はその子守唄に新しい言葉を付け足した。
ぜんまいの隙間から落ちてきた小さな希望
それはきっと ― 君がくれたメッセージ ―
動き出すぜんまいは静かに語る
江ノ島「罪が決して許されることはない」
だけど希望という言葉
未来という言葉
俺らはそれらを唄へと変えよう。
赤い手錠外れ、俺に語りかける。
霧切「これからあなたは生まれ変わるのよ」と
青い足枷外れ、俺に話しかける
苗木「今日が君の新しいBirthday」
すべてが廻り、そして希望に染まる。
もうすぐ君に会いに行くよ。
七海「日向くん、行こう。皆が待っているよ」
日向「・・・ああ」
日向創は躊躇いもなく七海の手をとった。そして、絶望の奥深くにあったカムクライズルの手も握った。
カムクラ「・・・何故、僕を」
日向「決まってるだろ、お前も俺だからだ!!」
カムクラ「・・・ありきたりですね、ツマラナイ。けど」
カムクラは日向の手を優しく握り返した。
カムクラ「それも、悪くはありません」
日向「さぁ、戻ろう。俺達のいるべき世界へ」
end
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- 3 : 2015/03/02(月) 21:34:10 :
何を書きたかったのかわからん出来になりました。
もう後半替え歌だし!!(ギリィ!!)
日向とカムクラが互いに手をとったhappyendをイメージしました。
実はオチはあるカップリングを想定してました。(ヒントは作者の名前。ここまで言えばわかるわね?)
しかし、自重した。
こんな駄作にお付き合いいただき、ありがとうございました!!
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- 4 : 2015/03/04(水) 22:31:19 :
- 日向好きにはたまらない!素敵なssです!
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- 5 : 2015/03/05(木) 00:35:24 :
- >>4
ありがとうございます!!
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