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もしも巨人が絶滅したら

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  1. 1 : : 2015/03/02(月) 00:54:14
    二作目になります

    短くなると思いますが、よろしくお願いします
  2. 2 : : 2015/03/02(月) 17:04:43
    おぉー!!巨人が絶滅!!良い話じゃないですか!!
    …ん?
    あぁー!!私の名前巨人さんじゃーん!!絶滅されるぅ…w
    期待!!
  3. 3 : : 2015/03/02(月) 17:48:55
    進撃したい巨人さん、コメントありがとうございます!

    いえいえ、巨人さんならきっとリヴァイ兵長も見逃してくれますよ
    期待ありがとうございます
  4. 4 : : 2015/03/02(月) 17:57:45
    あ、ありがたきお言葉…!!((キラキラ
  5. 5 : : 2015/03/02(月) 18:13:24

    夕食を食べ終えた後

    エレンはぼうっ···と星が瞬く窓の外を眺めていた

    「エレン、何を見ているの」

    ミカサの静かな声に、意識を引き戻される

    「別に何も見てねぇよ」

    「そう···」

    エレンは本当にただボーッとしていただけだった

    だが、何処を見るでもなく黙りこくった姿はミカサの目には

    (エレンは疲れている)

    ように写った



  6. 6 : : 2015/03/02(月) 18:17:58
    期待!
    トリップつけた方がいいですぜ
  7. 7 : : 2015/03/02(月) 18:29:09
    とある参謀長さん期待ありがとうございます

    分かりました!
    次からトリップつけます
  8. 8 : : 2015/03/02(月) 18:32:49
    カップリングってありますか?
    期待だぜ!!
  9. 9 : : 2015/03/02(月) 19:09:46
    ありがとうございます!

    初心者なのでカップリングがよくわからないんですが、
    ピンクのキラキラ~みたいなのはありません···

    一応 ミカサ&エレン
       リヴァイ&ハンジ
    のペアで会話していきます
  10. 10 : : 2015/03/02(月) 19:17:22
    期待ー!頑張ってください!!
  11. 11 : : 2015/03/02(月) 19:35:31
    ひなのん♪さんありがとうございます
    がんばります!



    「今日は星が綺麗」

    エレンから視線を外し、窓越しの夜空を眺めた

    「ん?···ああ、そうだな」

    (エレン···やっぱり星にも気付かないほど疲れている。元気を出してほしい)

    そう思い立ち、再び視線をエレンに戻す

    「少し夜風にあたりたい。···どうだろうか」
  12. 12 : : 2015/03/02(月) 20:55:07
    どこか自信なさげに問いかける

    「そうだな。たまにはゆっくりするのもいいかもな」

    ミカサの言葉の奥底にある気遣い(一方的な勘違いではあるが)には気付かない

    いつもそうだ

    しかしミカサにとってはそれが日常で、エレンがいてくれるという幸福を感じさせるものだった

  13. 13 : : 2015/03/02(月) 20:58:50
    あれ!?
    トリップが一回一回違う!
    ド下手なもんですいません!
  14. 14 : : 2015/03/02(月) 21:20:56
    本当ですね!
    でも大丈夫ですよ!
    本人と分かれば良いと思うので……
    頑張ってください!!!!
  15. 15 : : 2015/03/02(月) 21:22:51
    期待(きたい)
  16. 16 : : 2015/03/02(月) 21:34:02
    ひなのん♪さん、名無しさん、コメントありがとうございます
  17. 17 : : 2015/03/03(火) 00:33:51
    もう秋口だ
    ひんやりとした風が二人の間を抜けていく

    「エレン···」

    「なんだ?」

    話しかけてはみたものの、何を言えばいいのか分からない

    「もし···巨人を絶滅させることができたらあなたは何をしたい?」

    エレンはよく外の世界について嬉しそうに話していた

    答えなんて分かりきっている

    「もしそうなったら、外の世界を探検する」

    そう語るエレンの目は幼い頃と変わらない希望や決意で満ちている

    「なら、」

    エレンがミカサに向き直る

    「お前は何をしたいんだ?」

    「私···?」

    考えたこともなかった

    ミカサにとって一番重要なのは隣にエレンがいること

    場所がどこであってもエレンさえいてくれればそれで十分だと思っていた

    「私はエレンがいればそれでいい···」ボソッ

    「?」

    「いや···三人でいられたらそれでいい」

    「まぁ、一番はそれかもな。アルミンも一緒だな」

    鈍感な笑顔が、少し冷えてきたミカサの体を温めた



  18. 18 : : 2015/03/03(火) 16:16:30
    ―――――――――――――

    「っていう会話をさっきそこで聞いたんだよ」

    「盗み聞きとはいい趣味してるじゃねぇか」

    にこやかに話しかけるハンジとは対照的に、いつも通りのポーカーフェイスのリヴァイ

    「盗み聞きだなんて人聞き悪いな。たまたま通りかかっただけだよ」

    悪びれる様子もない

    「ねぇ、リヴァイはどう思う?」

    「なにがだ」

    「巨人が絶滅したらだよ。何かしたいこととかないの?」


  19. 19 : : 2015/03/03(火) 16:24:11
    期待です!頑張ってください!
  20. 20 : : 2015/03/03(火) 16:33:53
    ありがとうございます
    期待を励みに頑張るので末永くよろしくお願いします!
  21. 21 : : 2015/03/03(火) 17:40:58
    巨人が絶滅したら…
    私だつたら巨大樹の森でピクニック♪
    期待ィィィィィィ!
  22. 22 : : 2015/03/03(火) 21:36:09
    巨大樹の森でピクニックいいですね!
    兵長はきっと紅茶飲んでるんだろうな~···
  23. 23 : : 2015/03/03(火) 21:44:51
    「俺にはそんな先のことは分からねぇ」

    考える素振りも見せず、端的にそう答えた

    「リヴァイには夢とかないの?」

    半分予想通り、半分呆れ気味といったふうに肩をすくめる

    「私としては研究対象がいなくなるのは残念だけど···」

    神妙な面持ちで腕を組む 
    ···が、すぐさま顔を輝かせ、

    「外の世界には見たこともない生き物がたくさんいるからね!
     その子達を研究したいな!」

    嬉々として語るその姿は純粋な子供のようだった

  24. 24 : : 2015/03/03(火) 23:40:24
    >>22
    たしかにwwwww飲んでそうwwwww
    期待!!!!
  25. 25 : : 2015/03/04(水) 18:24:09
    進撃したい巨人さん、いつもコメントありがとうございます!




    ところ変わってエレン達

    あれからしばらくエレンは黙っていた
    ミカサも何も言わず、綺麗な星空を見上げる

    「いつか」

    それは唐突に、何の予兆もなく発せられた

    「俺達はいつか絶対に壁の外に出る。その時は、当然お前も一緒だからな」

    「······!」

    ミカサをまっすぐに見つめるエレンの瞳は、空に輝くどの一等星よりも強く温かい光を秘めていた

    マフラーに顔を埋め、うつむきながら

    「その時は···一緒に行こう」

    心からそう思った
  26. 26 : : 2015/03/04(水) 18:54:56
    私も連れてって…☆
    期待!!!
  27. 27 : : 2015/03/04(水) 19:15:08
    リヴァイ紅茶ww面白いww
    期待です^^
  28. 28 : : 2015/03/04(水) 19:35:46
    26;皆で壁外行っちゃいましょう!
    27;俺の中では兵長はいつも紅茶飲んでます!
      (兵長飲みやってみたけど···ハハハ)

    期待ありがとうございます!


  29. 29 : : 2015/03/04(水) 19:44:26
    兵長のカップの飲み方って小さいころにカップの取っ手持って飲もうとしたら取っ手の部分が取れたからあの持ち方になったらしいよ☆(どううでもいいし知ってる人多いと思う)
    期待!!!
  30. 30 : : 2015/03/04(水) 19:50:06
    ___________________________________
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    期待!
  31. 31 : : 2015/03/04(水) 20:48:07
    29;もちろん知ってました!
      可愛い理由ですよね

    進撃ファンさんスゲェ!!!
    めっちゃハッキリ兵長です!
    そしてその回りの画数の多い漢字の数々···
  32. 32 : : 2015/03/05(木) 13:33:12
    またまたところ変わってハンジ達

    エレン達の静けさとは無縁、外の世界の生き物について語るハンジの声が響いていた

    「この間の壁外調査で珍しい鳥を見たんだよ!大きさはこれくらいでね、綺麗な色をしてたんだぁ~!」

    腕でサイズを表したり、鳴き声や仕草を一つ一つ細かく話したりしているが、リヴァイはというと

    「··············」ペラペラ

    机の上に積まれた資料に目を通していた

    「ねぇ、聞いてる?」

    「さぁな」

    明らかに聞いていない

    「まったく、君はつれないね」

    最初から聞いてもらえる等ということは思っていなかったのだろう
    特に気にする風もなくやれやれと手を振る
  33. 33 : : 2015/03/05(木) 19:36:17
    ハンジは更に話を続けようと口を開きかけたが

    「俺は」

    と聞こえた声に口を閉ざす

    「俺は悔いが残らないようにやるだけだ」

    資料からは顔を上げず、相も変わらぬ無表情だが、その言葉は確かにリヴァイの本心だった

    「リヴァイ···」ジーン

    「これで分かっただろ。お前もこんなところで無駄口叩いてねぇで悔いねぇようにさっさと仕事を終わらせろ」

    「···リヴァイ?私はさっきの言葉、感動したんだよ?」

    「知るか」

    とんだぬか喜びだ···等と嘆きつつも、部屋を出ていくハンジ

    その背中を見つめながら

    「巨人が絶滅したら、俺は···」

      ~END~

  34. 34 : : 2015/03/05(木) 19:39:49
    二作品目も無事(?)終了しました!

    コメントを下さった方はもちろん、見てくださった方もありがとうございました


    次はグロいのを書こうと思ってます
    高確率でオリキャラが出ます

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著者情報
Nyuuyokuzai

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@Nyuuyokuzai

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